運命の力★オペラ・バスティユ~♪ [パリ.fr]

ブログ開始した2012年の初演から遥々~ 7年ぶりの再演≪運命の力≫ 勿論
お目当ては:レオノーラ @ Anja Harteros=アニャ・ハルテロス:まるで女神
降臨の様な神々しさを伴う清楚で壮麗な感動の歌唱をご披露頂いた~[黒ハート]

兄ドン・カルロに刺され倒れ込む姿『エェェッ??』ドミンゴの[シモンB]
最期のシーンを彷彿させた[涙] あの光景が浮かぶ倒れ方は師匠譲りか?~V
益々磨きのかかる演技 & 歌唱力に深く惹き込まれうっとり聴き惚れる~[耳][るんるん]

2009年 @ ベルリンSOB でバリトン・デビューした:ドミンゴ・シモンの娘
アメリアを演じて以来ほゞ10年:アニャ・ハルテロス~[王冠] のファンである[黒ハート]
追っ掛けする声人も多く & 好みで無い共演者とのセットメニューと云う事情で
単独の追っ掛けは無かったが、旅先で公演日程を合わせ観劇:感激に及んだ[るんるん]

※W.マイヤー:K.F.フォクト三者揃い踏み公演 @ DOBドッチェオパーでの
≪ローエングリン≫ は素晴らしかった~☆彡 常に共演者が霞む輝きすぎの
W.マイヤー:オルトルトに対峙する音質:美貌:演技:存在感全てを備えた
[エルザ]を拝聴出来たのは、ハルテロスが初めてだった [晴れ][指輪]

巴里では≪薔薇の騎士≫等、意外とキャンセルも多く、今シーズンの様に2演目
連続での公演を果たして頂けたのは奇跡に近い~[バー][演劇][るんるん] 如才ない舞台挨拶
控えめで恥じらいのある 何時までも少女の様な雰囲気を醸す姿も愛おしい~[黒ハート]
大好きな声人~アニャ[るんるん] ワルトラウト.Mの舞台が激減する中:貴重な声人[キスマーク]

 ・・・〓・・・・ LA FORCE DU DESTIN・・・・〓・・・

2019年6月18日 オペラ・バスティユ ≪ 運命の力 ≫
指揮:Nicola Luisotti / 舞台装置:Alain Chambon
演出:Jean-Claude Auvray / 衣装:Maria Chiara Donato
振付:Terry John Bates / 振付協力者:Paolo Ferri
照明:Laurent Castaingt /コーラスマスター:Jose Luis Basso
Il Marchese di Calatrava:Carlo Cigni
Donna Leonora:Anja Harteros
Don Carlo di Vargas:Zeljko Lucic
Don Alvaro:Brian Jagde / Preziosilla:Varduhi Abrahamyan
Padre Guardiano:Rafal SiwekFra Melitone:Gabriele Viviani
Curra:Majdouline Zerari / Mastro Trabuco :Rodolphe Briand

Nicola Luisotti:二コラ・ルイゾッティ指揮:情緒豊かにメリハリ効かせ
ドラマを紡いだ~(^^♪ 近年:イタリアンオペラ業界のご健闘が顕著の
様で煌き放つ逸材が増えている[耳][演劇][耳] 物語:言葉:イタリアン気質を
熟知して音質構成に取組んで居られるのだろう[本](^^♪

この演出は有名な前奏から始まらず:カラトラヴァ伯爵邸の晩餐で開幕
アルヴァロとの逢引きを待ち焦がれるレオノーラ:現れたアルヴァロに
深夜の駆落ちを持掛けられ躊躇しながらも従う決意~~現れた父伯爵
誤射で伯爵を殺害するアルヴァロと逃避の運命を背負うレオノーラ~[涙]

舞台変換の為、降幕:意表を突いてあの厳かな前奏をご披露頂く [るんるん]
粋な演出 @ 12年前には衝撃だったが今回は勿論 想定内~\(^o^)/
物語詐称ばかりがクリエーションでは無い、詐称せずに伝統を尊重して
斬新な演出をする創造性を好む~[黒ハート]

※ファッション界も斬新さを追求する事を優先に取組んで着られない
デザイン:オンパレードのショーも多かった。 伝統を壊す事が創造
クリエーションと勘違いしている様にも思えたが伝統を壊さず新たな
息を吹き込む事も大切だろう。

ドン・アルヴァロ:Brian Jagde = ブライアン・ジャッド(ヤッド?)
若く迫力の美声:ではあるが時折力任せの爆音に閉口。。オペラリア
入賞者でコンクール仕立ての爆声の感は否めない。。オケ前方列では
音響装置もマイナーで叫ぶと声がメタリックに響く違和感が有り声質
にも因るが[耳]にキィーンと不快を感ずる~[涙]

※数年前≪リゴレット≫ のミカエル・ファビアノも同じ現象を受けた

レオノーラ兄 カルロ・ヴァルガス:Zeljiko Lucic= ゼリコ・ルチッチ?
≪トスカ≫スカルピアに続きアニャとの共演が続いたが、まぁどの役も
同じ[のんきな父さん]良い人風で貫録無い。歌唱力:声質は悪く無い
通常レベル『あれぇ~また出てる』風にご登場[目] 何でも歌えるが残念
ながら個人的には存在感がやや希薄の感も否めない~●◎▼ 

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コメント 2

nana

こんにちは。
実は何を隠そう、私もハルテロスのファンでして、遠征する時には必ず彼女の舞台を入れています、まあ、これまではカウフマンと共演が多かったのですが。今回はチューリヒで「運命の力」を観ました。彼女の低音の安定感、高音のまろやかさ、堪能しました。
いつまでも可愛らしい女性です。
かぶりつきで、じっと観ておりました。
他の歌手は、割とよかったです。
ヨンクン・リーの爆声だけは気になりましたが。
ホモキの演出、素朴ですが、なかなか洒落ていました。
by nana (2019-07-04 11:40) 

aimelopera


おはようございます。  
そうですか A.ハルテロス 良いですよね!!演技其のままに台詞を奏でる様な自然体で~~♪ 兄:ドン・カルロに刺され死ぬ場面の天にも上る様な美しいピアニシモ感動でした。。

ミュンヘンのデズデモナも可憐に演じて居るでしょう。 オテロは
封印なので、もう余程の機会が無ければ聴く事は有りません。
特に現代の詐称演出では絶対に見る気になりませんし。

次シーズン幕開けはウィーンですね。 ネット販売は発売日から
完売だった様ですね。 素晴らしい感激が得られます事を祈ります
by aimelopera (2019-07-08 06:29) 

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