蝶々夫人*和洋折衷 ★ バスティユ~♪ [パリ.fr]

[CioCio-San]Ana Maria Martinez アナ マリア・マルティネズ 甘美な
ピアニシモがどこまでも伸びる繊細で情緒豊かな音質[るんるん] 演技するのが
難しい構築的で静動振付であるが日舞の様なしなやかで美麗な動きを
随所に魅せた[黒ハート]

※この演出で聴いた歌手陣は皆、ドラマティック歌唱の演技派で日舞の
動きを理解し叙情的に演じ素晴らしかった @ 14年 Svetla Vassileva
スヴェトラ ヴァシレヴァ /  @ 16年 Ermonera Jaho エルモネラ・ヤホ
@19年Ana Maria Martinez アナ・マリア・マルティネズ [手(チョキ)][指でOK][手(パー)][目]

※今回の主演:アナ・マリア・マルティネズ はドミンゴ氏と長年の舞台
& コンサート共演者:阿吽の呼吸が漂う:オペラリア・サウスエラ部門
[Pepita Embil賞](氏の母名冠) 受賞:1995年。

※2013年≪蝶々夫人≫ @ ウィーン公演は ドミンゴ指揮で蝶々さんを演じ
息の合ったドラマティックな忘れ難い感動に浸った[涙] 今回リハーサル
振付練習等の情報交換されただろうか? (是また勝手な憶測)

※2016年 同じ和洋折衷でもメトの≪蝶々さん≫は自然体で演じられる
和風演出 若し忌まわしい故意に因る事件が起きなければ来春メトで
ピンカートンを歌う筈だった[涙]

10月30日は ピンカートンのキャスト変更 Dmytro Popov ドミィトロ・
ポポフ(と発音か?) 端正な容姿で白の衣装が似合い伸びのある豊かな
音質のテナー:エレガントなピンカートンを演じた[手(チョキ)][指でOK] 
※彼も[オペラリア]受賞者 

11月13日 ピンカートン:Giorgio Berrugi ジォルジォ ベルギ (と発音?) 
本来スターティング・メンバーだったが公演最終日ともなると疲労困憊?? 
既に10月30日は体調不良で ポポフに譲られた。。。残念ながら声&容姿
演技に存在感の薄い貫録無いピンカートンだった[涙]失礼

指揮者:Giacomo Sagripanti ジアコモ サグリパンティ 特筆は無いが
イタリアン音質で情緒豊かなドラマを展開させた[るんるん] 

全体的に10月30日の方が個人的には魅力あった感がある~ΦΨΦ
座席やキャストetc 色々状況変化も影響するのだろう 生は何時も
同じとは限らないΣ 

    ~~~*~~*~~MADAME BUTTERFLY~~*~~*~~~

2019年10月30日 & 11月30日 バスティユ ≪ 蝶々夫人 ≫
指揮:Giacomo Sagripanti
演出:舞台装置:衣装:Robert Wilson
照明:Heinrich Brunke / Frida Parmeggiani
振付:Suzushi Hanayagi / 脚本:Holm Keller
コーラスマスター:Alessandro Di Stefano
Cio-Cio-San:Ana Maria Martinez / Suzuki:Marie-Nicole Lemieux
B.F. Pinkerton:Dmytro Popov(10.30) / Giorgio Berrugi (11.13)
Kate Pinkerton:Jeanne Ireland
Sharpless:Laurent Naouri / Le Bonze:Robert Pomakov
Goro:Rodolphe Briand / Il Principe Yamadori:Tomasz Kumiega

・・・・・・・・・・・・・・・・
余談
もう決定済ではあるが @ ドミンゴ氏、五輪イヴェント辞退の深層。。
勝手な憶測ではあるが、、、ご辞退の理由はバスティユで公演中だった
≪蝶々さん≫の演出も影響したのかな??と個人的に想定内だった
勘が当たった様な~[曇り][雷]

同じフライトで巴里入りされた折、ご覧になったかどうかは存じ上げ
ないが検討中の参考にされた可能性も無きにしに非ず?? と過去の経験を
基に辞退メッセージを考えた ↓↓   

“After thoughtful consideration I have made the decision not to
participate in the kabuki-opera event due to the complexity of
the project.”

思慮深い検討の末、プロジェクトの複雑さから【歌舞伎:オペラ】
イベントに参加しないことを決定しました。
・・・・・・・・・・・・

ドミンゴ氏:五輪イヴェント辞退声明の【プロジェクトの複雑さから】
と云う事で既に日本の演出:プロジェクトをご存知だったのだろうか?

※いずれにしても歪曲された悪意ある問題とは一切関係ない理由でご決断 

Robert Wilsonロベール・ウィルソン 演出は歌手自身に取って如何に
演ずるか? と具体的にイメージすると非常に複雑で準備が大変と思うだろう
と察する。

海老蔵さん企画の【歌舞伎とオペラのコラボ】がどの様な演出なのか?
既に具体的内容がドミンゴ氏に渡されていて、氏は理解されていたのか? 
事情は存じ上げ無いが通常単に【歌舞伎&オペラ】コラボと云われても
想像するのは難しいであろう[曇り]

彼是 20年近く前、ロベール・ウィルソン 演出≪リング≫ をシャトレ
劇場で上演。 その際 ≪ワルキューレ≫でジーグムンドを歌われる予定
だった ドミンゴ氏 公演まじかに『個人的事情で残念ながらキャンセル』
と丁寧な挨拶状コピーを劇場から着信[mail to][mail to][揺れるハート]

此の記憶から個人的に【辞退】はある程度想定内だったが来仏数日後の
発表で[五輪出演辞退]報道『なるほど勘が当たってしまった[涙]』風な
結果となった。

因みに巴里公演 ≪蝶々夫人≫ R.ウイルソン演出は非常に特殊で振付:
花柳すずし 〓〓 欧米人に[歌舞伎&オペラ]のコラボを想像させる
美麗な演出である。然し演ずる身で観劇すると複雑だろうと察する[曇り]

広い空間にストレートカットの着物風衣装を纏い神秘的な照明:振付で
表現される。 我々日本人から見ると歌舞伎の動きと云うより日舞の
動きを極度に強調した様な制約のあるぎこちない動きでどちらかと云うと
能に近い風な??

一緒に観劇した仏女性達も『ドミンゴさんには絶対無理だと思う』
との意見で合意。

ウィルソンの演出は美しく日本的であるが自然体で感情を声に出し
演技するドラマティック歌唱の歌手には制約された動きが敬遠され
苦痛で歌いずらいと演じた歌手に直接伺った事もある。

氏のキャンセルした ≪ワルキューレ≫ でブリュンヒルデを演じた
リンダ・ワトソン『非常に歌い難かった』と友人に漏らした。 

メト≪ローエングリン≫ でクリュベナル演じた シュトルックマンは
思う様に動けない苦痛を語り『好きじゃない』と云う事で不評。
 
個人的に五輪イヴェント【歌舞伎とオペラ】コラボと云う噂だけで
企画内容を存じ上げ無いが、ドミンゴ氏も想像に難く此の舞台を参考に
イメージされ辞退を表明されたのでは無いか?? と思い及ぶ。

日本の海老蔵さん企画[歌舞伎 & オペラ]コラボを如何に表現するか?? 
若し此の≪蝶々さん≫を参考に判断されご辞退されたので有れば非常に残念[涙] 

追記:
やっぱり勝手な憶測だった様な??_(._.)_ 今夜(12.02) 伺いましたら
『リハーサルがたった二日で衣装合せ:化粧:云々は無理でお断りした』
との事でした。 二日間でリハーサル:衣装合わせその他、誰が考えても
絶対無理ですね。 色々あぁこう憶測して失礼致しました、悪しからず。 

ロンドン五輪の際は【オペラリア受賞者:戦いを勝抜いた選手】と
ダブらせ受賞者とドミンゴ氏 コラボ・コンサートをROH企画で
開催され[王冠]感動の記憶が蘇る[るんるん][王冠][るんるん] 2012年7月 @ ロンドン

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