マイスタージンガー*C.ティレマン★ゼンパーオパー~♪  [ドレスデン.de]

豪華版≪Die Meistersinger von Nurnbergマイスタージンガー≫二日宵に浸った[るんるん]  
バイロイト外で聴ける[耳]素晴らしい公演と馳せ参じたドレスデン:ゼンパーオパー
クリスティアン・ティレマンの本拠地 @ 半端ない奏者&歌手陣に加え抜群の音響
欧州逸品歌劇場で聴くワグナー[耳] 2020年華麗に開幕:遠出した甲斐有った\(^o^)/

マイスターの伝統は理解するが古い仕来りは現代にそろそろ埃っぽくは無いか?
風な意義申立てヴァルター?? そんな雰囲気を感じさせことごとく反発:古風な
慣習無視で元気溌溂:自己主張する現代っ子:ヴァルター @ 額入マイスターの
顔写真を破壊:破り捨て古い殻から抜出し新たな挑戦を試みる[雷]

親の七光りで君臨の二代目?? スマートなスーツ姿の若いマイスター連が中身を
精査する訳でも無く単に古臭い規則に捉われ段階踏んで親方になる制度に拘る??
自由奔放新たな挑戦に挑み古臭い規制破壊に挑む若者ヴァルターが痛快[本]

パワー全開 熱の籠る:ティーレマンの指揮に呼応する奏者陣:平土間一列目
占領で拡張されたオケピットから湧上る迫力の音響は振動が背筋を駆抜ける[走る人]

音楽をこよなく愛する現地観客の礼儀作法はピカ一 終了の瞬間にブラボーと
叫び[手(パー)]拍手に興ずる無作法な観客皆無 ◎ まるで指揮棒が静かに定位置に戻る
のを見届けるかの如く 一瞬静寂が漂い余韻に浸る余裕を感じさせる[曇り][いす][曇り]

そのあと歌手陣:コーラス:指揮者 & 諸々を讃える拍手とブラボーの嵐 [手(チョキ)][指でOK]
総立の観客:いつ迄も続くカーテンコール:隣席同士も目を合せ微笑み喜びを
分かつ気持ちの良い終演を迎える[手(チョキ)][手(パー)] 至極の時を満喫[黒ハート]素晴らしい二日宵[三日月]

[くつ][パン]…DIE MEISTERSINGER VON NURNBERG…[指輪][Tシャツ(ボーダー)]

2020年1月30日& 2月2日 ゼンパーオパー≪マイスタージンガー≫
指揮: Christian Thielemann / 衣装:Sibylle Gadeke
演出:Jens-Daniel Herzog / 舞台装置:Mathis Neidhardt
照明:Fabio Antoci / コーラス:Jan Hoffmann
振付:Ramses Sigl / 脚本:Johann Casimir Eule, Hans-Peter Frings
Hans Sachs:Georg Zeppenfeld / Hans Foltz:Roman Astakhov
Walther von Stolzing:Klaus Florian Vogt
Eva:Camilla Nylund / Kunz Vogelsang:Iurie Ciobanu
David:Sebastian Kohlhepp/ Konrad Nachtigall:Gunter Haumer
Magdalene:Christa Mayer/ Augustin Moser:Beomjin Kim
Veit Pogner:Vitalij Kowaljow / Ulrich Eislinger:Patrick Vogel

所狭しと演奏家軍団のひしめく平土間一列目まで拡張されたオケピット
開幕直前の静けさと緊張は魅惑の一振りで全開[桜]もう止まらない情熱的
迫力の前奏に心浮立ち調子取る如く自然と弾む姿態 (苦笑) [るんるん] 

※2列目と表示されたチケットで席を捜査中に判明 @ オケ拡張と云う
想定外に遭遇:一列目被り付きの恩恵に授かった\(^o^)/ 独逸圏は
男女共に発育の良い方が多く小人に取って前方視界不良の悪夢も想定[涙]
二日共に 一列目は願っても無い幸運だった[目][目]

壮麗極まる歌劇場で厳かに聴く≪マイスタージンガー≫ 歌合戦会場へ
惹き込まれる如く華やかな最終場面が脳裏を過り哀れなベックメッサーを
想い浮かべつゝ口元も綻ぶ[キスマーク] 時折:チーレマン指揮を横目に[目][目]
至福に浸った[黒ハート]

初回はGeorg Zeppenfeld/ ゲオルグ ゼッペンフェルドのザックスが貫録
不足の印象で少し気落ちしたが演出を考慮すると『そうか~』と納得!
今迄の様な老舗の親方では無く事務所を構える現代の[ミスターミニュット]
並み中小企業の社長さん?? と解釈すれば上手く演じられていた様な。

滑らかな響きの穏やかな声質で横柄な [世襲マイスター連] を柔和に説得
頼りない程に見える物腰:ヴァルターに対する柔軟な理解等 功を奏した。
只、風貌&声共に華が無くカリスマ希薄で存在感を発揮出来ない感もあるが
それが現代風;自然体と云う表現になるのか?? 

お目当てヴァルター:Klaus Florian Vogt / クラウス フロリアン フォクト
自然体と云うかプライベート其の侭の姿が思い浮かぶ容姿&動作はペーター
フォフマンを彷彿させる。 70年代レトロ風:裾広がりのパンタロンに金髪
180㎝を超すと思える体形:スポーツマンタイプの動き:摘まみ食いの手を
カーテンで拭く茶目っ気等、随所にイメージのダブル雰囲気が感じられた[目]

声は云う迄もない逸品[るんるん] 息張らず発声される音質のびのび舞上がる
ボーイソプラノの様なピュアーで軽やかな高音域の美声に陶酔~[曇り]

エファ:Camilla Nylund / カミラ ニィルンド 声も演技もちょっと大味で
個人好みの繊細さに欠ける感があり悪くないが無難の印象で特筆は無い。

ポグナー:Vitalij Kowaljow /ヴィタリ コワリョウ(??発音不明)余りに
≪ナブッコ≫ザッカリアで聴き慣れているせいか個人的にワグナーの
イメージが湧かず[曇り]であった。 ポグナー役としてがっちりした体格で
威厳もあり『良いお父さん』風でこの演出に合っていた。。

ベックメッサー:Adrian Erod / アドリアン エロッド ひょうきんな
演技&歌唱力で ベックメッサーに興じた。 

ダヴィッド:Sebastian Kohlhepp / セバスティアン コルヘッペ 美麗な
響きの声質若手テナー 演出の時代設定にマッチして自然体で演じられる
利点もあるのだろう。

マッダレーナ:Christa Mayer クリスタ メイエー:ワグナー演目で聴き
慣れた堅実派。 体形がC.ニィルンドとそっくりな為、エファと衣装を
交換した時は此方も戸惑う程に似ていた(苦笑)

一番回数聴いたと記憶する≪マイスタージンガー≫ コメディタッチに
笑いが絶えず愉しい大好きな演目[るんるん] 其々アイディア豊富な過去の演出
全て嫌味の無い好演出に恵まれた\(^o^)/

※1984年巴里 @ ガルニエ初体験で半分睡魔に襲われた経験から長らく
ご無沙汰。。90年代 @ バイロイトで超クラシックのワグナー氏演出
でも食指が伸びず遠慮気味:飛びつく程好きになったきっかけは1997年
ベルリンで H.クプファー演出 & F.シュトルックマンで病み付きに…
その後、ロンドン:ウィーン:巴里 & ベルリン新演出と各地で画期的
公演を愉しませて頂いた。。。[くつ][ブティック]

多勢を要する歌手陣:歌唱&演技:舞台装置等、総合的に大変な公演に
感謝観劇 [バー][黒ハート][バー] 

“Dankeschon” Maestro Richard Wagner & Christian Thielemann [手(チョキ)][手(パー)][指でOK]

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