愛の妙薬*ヴィットリオ・グリゴロ★巴里バスティユ~♪ [パリ.fr]

おぉぉぉ~最高のネモリノに遭遇~\(^o^)/ 物語を地で行く若手カップル~
ネモリノ:ヴィットリオ・グリゴロ & アディナ:リゼッテ・オロペザ 完璧な演技
& 歌唱に観客は舞台に釘付け~ 笑い転げる程に愉しい演技に惹きこまれた~[黒ハート]
登場人物の一員:気分で参加させて頂いた様な~ 芸達者な二人のコメディアンは
意気投合 [黒ハート] デュエットは美麗なハーモニーを醸し & 掛合いは絶妙だった\(^o^)/

天真爛漫ネモリノ:ルチアノ・パバロッティ 以来の適役~ 現代っ子 @ ネモリノが
存在するかの様な錯覚に陥るパーフェクトな芝居:ヴィットリオ @ ネモリノ***
パバロッテイが毎回ビスを率先した18番の アリア [ 人知れぬ涙 ] (苦笑)
グリゴロは、ニュアンスたっぷりに情感込めドラマティックに歌い上げた [キスマーク][るんるん]
ブラボー[演劇][演劇]

※ルチアノ・パヴァロッティ の当り役:ネモリノが好きで他に聴いた歌手の記憶が
薄れているが、ネトレプコとの共演:チャールス・カストロノボ は声質が幾分低音で
演技もコミカルな表現に欠けた。。。 今回と同じ演出。。。

アディナ:リゼット・オロペザも魅惑の歌唱 [るんるん] ≪レ ユグノ≫ 驚嘆のコロラトゥラ
ご披露頂いた、翌週にはもう≪ 愛の妙薬 ≫ 初日を迎えていた様な~ 観劇の4日は
4公演目、既に舞台慣れ?で溌溂と演じ、明るいリズミカルな美声に魅了された [キスマーク][耳][目]

※グリゴロとの共演は音質だけでなく演技の感性も相性が良いのだろう、ツーカーの
コンビを感じさせる。 ≪リゴレット≫ @ [ジルダ ]の代役でご披露頂いた公演で既に
共演[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)] あの公演でも感激したが、共演者が同レベルの感性を持ち合わせていると
3倍も4倍も効果が発揮される[ひらめき]

ベルコーレ:エティエヌ・デュピュィ / ストラスブルグ≪椿姫≫でパパ・ジェルモン
巴里 ≪ペレアス & メリサンド≫ のペレアス等々、今迄拝聴した役柄からは想像を
絶するユニークな演技に驚き~Σ(・□・) ダンディな軍曹を演じた~☆彡

偽薬売りデュルカマラ:ガヴリエル・ヴィヴィアニ 脇役で拝聴しているバリトン
15年 ≪ 蝶々夫人 ≫ では、シャプレスを演じ記憶は希薄であるが、今回は存在感
抜群だった~[バー][バー]

指揮者:ジアコモ・サグリパンティ お見事 〓 素晴らしかった~[演劇][ビール][演劇]
時に、ロッシーニの様なテンポを醸し~ 忙しない演目ではあるが厳かに美麗な
イタリアン~[るんるん] 近年、情緒豊かに上品で好感度な音質奏でる若手の伊指揮者が
増え続けているが、また一人~ 経験豊かでエレガントな、素晴らしい指揮者に
遭遇 @ 感謝感激~[黒ハート]

※音の塊の様な溌溂と活気ある:ダニエル・リュスティオニ、と一味違う落ち
着いた音質を創造 & ご披露頂いたマエストロ:ジアコモ~[るんるん] 双方共に個性ある
繊細な指揮感覚でイタリアン風味の表現力が益々気になる~ 料理の様に微妙に
異なる味付けセンスを色々試してみたい~[バースデー][喫茶店]

経験豊富な若手中堅音楽家が勢揃いで繰広げた [喜劇ラブロマン]  座長格(微笑)
グリゴロ @ カーテンコールでは、エンタメボーイの本領発揮で観客を喜ばせた[手(チョキ)][手(チョキ)]

ロラン・ペリィの演出は、底抜けに明るい現代感覚満載の愉しい演出~ 自転車
バイク:トラック:4X4 [車(RV)]等々~ 田園風景の中を走り回る若者 & [犬]犬、自転車も
数量が増えたか? [自転車][車(RV)][自転車] 09年は少な目だった気がするが?不確かな記憶[涙]

>>>>>>>L’ELIXIR D’AMOUR<<<<<<<

2018年11月4日 バスティユ ≪ 愛の妙薬 ≫
指揮:Giacomo Sagripanti
演出 & 衣装:Laurent Pelly
舞台装置:Chantal Thomas
照明:Joel Adam / 脚本:Agathe Melinand
Chef des Choeursコーラスマスター :Alessandro Di Stefano
Adina :Lisette Oropesa 
Nemorino :Vittorio Grigolo.
Belcore :Etienne Dupuis
Il Dottor Dulcamara :Gabriele Viviani
Giannetta :Adriana Gonzalez

・・・・・・・・・・・・・・

2009年10月15日
指揮:Paolo Arrivabeni
演出 & 衣装:Laurent Pelly
舞台装置:Chantal Thomas
照明:Joel Adam / 脚本:Agathe Melinand
Adina:Anna Netrebko / Giannetta:Jael Azzaretti
Nemorino:Charles Castronovo
Belcore:George Petean / Dulcamara:Paolo Gavanelli

★この時の印象は、残念ながら:アンナ・ネトレプコしか記憶にない[曇り]
・・・・・・・・・・・・・・・・
追記:
不確かな記憶が歴然とした ≪愛の妙薬≫ 観劇記録:13年3月のブログ@
1985年初観劇の記録を観ながら [ そう云えば~] 古の想い出が蘇る~[目][耳]

特に、フランチェスコ・アライザ & ジノ・キリコのコンビは絶妙だった。何しろ
この演目に限らず :ダンディなG.キリコの演技力は半端なかった~\(^o^)/ 

※偶然にも、今回のバリトン:エティエンヌ・デュピュィも同郷:カナダ出身者。 

オットー・シェンクのクラシック版:演出で、田舎の若者を自然体で朴訥に
演じた F.アライザや S.コステロも、想い起せば愉しかった~[るんるん] 
偉大な パヴァロッティの歌唱力、誰もオーラ放つ巨匠に叶わない ?? [晴れ]
そんな崇高な存在に:他の記憶は霞の彼方 [曇り] 忘却の彼方へ [曇り]
 
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ナブッコ*ダニエル・リュスティオニ★シャンゼリゼ劇場~♪ [パリ:TCE.fr]

衝撃的演奏に興奮冷めやらぬまま帰宅~ふぅぅ[黒ハート] 半端ないオーケストラ:今宵も
最高☆彡 コンサート形式 ≪ナブッコ≫ ダイナミックでパワフルなマエストロ:
ダニエル・リュスティオニ指揮:崇高な音質の演奏に歌手陣の影が霞んだ [曇り][るんるん](苦笑)

『あの規模のオケが奏でる凄い演奏~』と誰もが驚嘆 Σ(・□・)地方都市@リヨン
交響楽団の引っ越し公演で圧巻のヴェルディを聴かせた事に観客は想定外だった??[目]

個人的には勿論想定内~[るんるん] リュスティオニ指揮が目的で赴いた訳である~[耳][黒ハート][耳]
が、本来、大半の観客は、レオ・ヌッチの[ナブッコ]を聴く為に予約した筈。
残念ながら巨匠:ヌッチは数日前にキャンセル。 ほゞ完売の前売で満席の
筈だったが、多少の空席は、ヌッチファンだったのだろうと勝手な憶測~??

然しながら休憩時間には既に、ヌッチ不在は問題外 ЮΨ 若きリュスティオニ指揮
する演奏で話題は盛上って居た(*_*) 通常、オペラの指揮は オケピット内で姿観えぬ
雲雀の如く輝かしい音を響かせるが、コンサート形式は舞台の上で指揮スタイルを
ご披露頂く@ ソリストのパートを鮮明に惹きだし繊細なニュアンス醸す職人技~
頭の中では音譜が跳ね創造が具現化され美麗な響きを放つのだろう~[るんるん] 魅惑の感性
満杯でコンサートは大成功~\(^o^)/

ヌッチ:キャンセルで大抜擢の若手モンゴル人:バリトン⇒ Amartuyshin Enkhbat
(発音音痴で読めない)が、貫録の歌唱を披露~大喝采を浴び事無きを得た~ホッ(安堵)
ヨハン・ボッタ並体型で、発する音質はゆとりある重厚な響きを奏でた~(^^♪ 
未だ一本調子の感は拭えない~δΩδ

アビガイル:アンナ・ピロッツィ 気丈に君臨するアビガイルに適した声質 & 表情
高音域も難なく熟した~[手(チョキ)][手(チョキ)] スカラ座の [二人のフォスカリ] でドミンゴ &
F.メリとの共演を拝聴したが、アビガイルの方がしっくり聴かせて頂けた~[耳]

※フォスカリJrの妻:ルクレッティア:個人的には、もう少し情緒のある方が好み
の為、あの演目では役柄に、満足感は得られ無かった。。。

ザッカリア:リカルド・ザネラート 深く渋い音質のバス、説得力あるザッカリアを
ご披露頂いた~☆彡

イズマエル:マッシモ・ジョルディアノ 前回の引越し公演 [ アッティラ] オレスト
以来、イタリアン音質の美声を奏でる穏やかなテナー (^^♪

フェネナ:Enleleida Shkoza (発音不可能) 美声を聴かせて頂いた~[耳]

何はともあれ輝かしい音響奏でる充実した大満足のコンサートに感謝感激~[黒ハート]
今後に益々期待の掛るリュスティオニ:イタリア・オペラを自在に操る如く
慣れ親しんだ歌唱??を、合唱団と一緒に歌ってる~[キスマーク][るんるん][耳] 天晴マエストロ!!!

   ・・・・・・・NUBUCCO・・・・・・

2018年11月9日  TEC≪ナブッコ≫ コンサート形式
指揮: Daniele Rustioni
Nabucco:Amartuvshin Enkhbat / Anna:Erika Baikoff
Abigaille:Anna Pirozzi / Le Grand Pretre de Belos:Martin Hassler
Ismael:Massimo Giordiano / Fenena:Enkelejda Shkoza
Zaccaria:Riccardo Zanellato / Abdallo:Gregoire Mour
Orchestre de l’Opera national de Lyon:国立リヨンオペラ交響楽団&合唱団
Ch?urs de l’Opera national de LyonChristoph Heilコンサートマスター

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アンナ・ボレナ*マリナ・レベッカ ★ ボルドー国立オペラ~♪ [ボルドー]

感涙がほとばしる程に圧倒させられた美麗な歌唱 [涙] 想定内を遥に超える優美な
公演に感動[黒ハート] TGVでボルドーまで走った甲斐が有った\(^o^)/ 二月以来
久々のマリナ・レベッカ:アンナ・ボレナ @ 一点豪華主義感は否めない~[るんるん] 

特筆は只独り:タイトルロール:アンナ・ボレナのマリナ・レベッカ~[るんるん]
洗練された崇高なニュアンス、深く惹かれる美声:ドニゼッティ音質の輝かしい
コロラトレをご披露頂いた~[晴れ][三日月]★ 

王の寵愛を受けるジョヴァンナ・セィムール:エカテリナ・セメンチュクは、
マリナに対して相応の演技力 & 声質で力量発揮!! 然し結果はレベッカの
独り舞台~ 音質もドニゼッティよりヴェルディ風に感じられた~[るんるん]

※ウィーンのアンナ・ボレナ:ネトレプコとの共演でも、印象が薄かった:
音質のせいも有ったのだろうか? あの時も、ネトレプコが壮麗だった~!!

ペルシィ卿:ぺネ・パティ:体型 & 声質:歌唱共にパヴァロッティを彷彿と
させる圧巻のテナー。 然しながらドニゼッテイの音質に程遠くベルカントの
繊細さ欠如、まるでヴェルディを聴いて居る様な~ 演技も山男:アンナの愛した
元カレ:夫とは云い難い風貌~▼[演劇]◆ 

力ずくで元恋人と撚りを戻そうと頑張る姿~ 余りに堂々と元妻を公言する表情
王の反感を煽り逆にアンナを死に追いやったのは [貴方のせい]と恨み節も[涙]
演出も然る事ながら、演出家は表情や動作に演技指導しないのだろうか?

近年、コンクール突破で質の高い若手:声量たっぷりの有名無名に限らぬ実力
ある歌手が増えているが、やたら力任せに自己アピール風な歌唱で興醒めΛξΛ
役を理解して演じて居るのか~?と疑問は尽きぬ~?

物語に陶酔しながら聴いている良い気分を覆される様な『そうじゃないでしょ』
風に突っ込みを入れたくなる、苛立ちさえ覚える(苦笑) 素晴らしい公演を
[自己陶酔歌唱]で破壊:共演者 & 役柄に対するデリカシィを持ち合わせない為
情感籠らず演技も木偶棒~ 残念至極~と云いたい放題[m(_ _)m] 

エンリコ8世:ディミトリ・イヴァシェンコ~ バスの声質も:威厳ある演技も
悪く無かったが存在感希薄~[涙] と言うか、テナーがアクション・オーバーで
霞んだと、言うべきだろうか?

ポール・ダニエル指揮も特筆無し~(^^♪ 強いて言えば歌手と一緒に力一杯
振ってる~と云う感じで情緒なく騒々しいだけに終わった~[涙] 
指揮者にもう少し感性があれば、歌手陣の歌唱コントロールやアドヴァイスが
出来ただろうと思われるが~? 勝手な想像~[曇り][曇り]

11日は、マリナ・レベッカに陶酔して居た為、気が紛れたが、14日はsmsで
キャンセルの通知、そのうえ確認漏れを察知したのが舞台の姿、セメンチュク
Wキャストで欠席『エッ嘘~』と気づいたのは時遅かりし~ と云うお粗末 〓

がっかりの追打ちは平土間一列目:粗探しでは無いが、悪い点が全て気になり
巨体から目一杯振り絞る爆声:テナーの表情を目の前で目撃 :それに対抗する
かの様な指揮者~¶ オケはボンボン:ガンガン容赦なく @ 美しいと思えない
雑音が[耳]耳に飛び込んで 参りました~[涙] 

二幕目端折って宿へ[家] 『戻りませんので一列目へどうぞ』と後の方に[いす]譲って
喜んで頂けただけでルンルン気分、滅入った気が晴々~ふぅぅ\(^o^)/

想えば、レベッカのキャンセルも無理ないと同情:あれ程、無神経な爆音歌唱に
対抗すべく、きっと頑張ったのだろう~と思い及ぶ:お疲れさまでした~[黒ハート]

18/19シーズンプログラム発表時 ≪アンナ・ボレナ≫ マリナ・レベッカ &
エカテリナ・セメンチュクの文字に[目]が点で飛びついた~[メモ] その他の歌手
指揮者を含め全て初耳:次回は共演者をしっかり吟味して馳せ参ずるべきか
然し聴きたい美声は逃せないし~[新幹線][電車][バス] 

マリナ・レベッカ 不在だとこの演目は何なのだろう~? と思わせる公演も
あるという“ 転んでもただ起きぬ~”貴重な経験をさせて頂いた~☆彡 
愚痴大会で失礼~[m(_ _)m]

・・・・・ ANNA BOLENA ・・・・・

2018年11月11 & 14日   ボルドー国立劇場≪アンナ・ボレナ≫
指揮:Paul Daniel / 衣装:Kaspar Glarner
演出:Marie-Louise Bischofberger / 照明:Bertrand Couderc
舞台装置空間演出:Erich Wonder
Orchestre National Bordeaux Aquitaine:ボルドー国立交響楽団
Ch?ur de l'Opera National de Bordeaux:Salvatore Caputo コーラスマスター
Anna Bolena:Marina Rebeka / Serena Farnocchia(14日)
Giovanna Seymour:Ekaterina Semenchuk(11日)/ Michele Losier(14日)
Enrico VIII:Dimitry Ivashchenko / Sir Hervey:Kevin Amiel
Lord Percy:Pene Pati / Smeaton :Marion Lebegue
Lord Rochefort:Guilhem Worms

~~~~~~~~~~~~~~[王冠]~~~~~~~~~~~~~~

キャスト & 演出 総体的に感動の ≪ アンナ・ボレナ ≫ は初めて観劇したNYメト!!!
特に、ペルシィ卿:シュテファン・コステロの美麗でエレガントな美声 &慎ましい
演技が今も目に浮かぶ。。。アンナ・ネトレプコと素晴らしいコンビを組んだ ◎◎

本来、いくら元彼:夫で、好きな感情を抑えきれずとも、王妃の立場を考えれば
それなりの所作は重要。。。 マク・ヴィカーの演出は、人の動きもシンプルで
細やかな動きで感情表現 & 洗練されたキャストによるドラマティック 歌唱
素晴らしい公演だった~[バー][るんるん][バー]

2012年2月1日 NY:メトロポリタン ≪アンナ・ボレナ≫
指揮:Marco Armiliato / 演出:David McVicar
Anna Bolena:Anna Netrebko / Giovanna Seymour:Ekaterina Gubanova
Enrico VIII:Ildar Abdrazakov / Riccardo Percy:Stephen Costello

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