椿姫 *レベッカ & メリ★ スカラ座~♪ [ミラノ.it]

長年待ち続けた:リリアナ・カヴァニ女史:演出 ≪ 椿姫 ≫ @ ミラノ・スカラ座 
[ラ・トラヴィアータ] 優雅で眩い社交界を知り尽くし繊細に描かれた演出は巨匠
ルキノ・ヴィスコンティのアシスタント経験が如実に表れた作品~☆彡

演じる歌手陣も選りすぐり、大好きな:マリナ・レベッカ=ヴィオレッタを筆頭に
フランチェスコ・メリ=アルフレッド、その父ジェルモン=レオ・ヌッチと云う
豪華キャストに加え、指揮はリカルド・シャィ音楽監督留守中を担う?スカラ座
観客のアイドル=ミュン・フン・チュン~と勢揃いで新春に相応しい公演をご披露
頂いた~[るんるん]

益々貫録のヴィオレッタ @ マリナ・レベッカ:ROHロンドンで初めての出会い
から、ヴァレンシア:巴里:ミラノ~と、素晴らしい演出に回り逢えて満足の至り
ではあるが、劇場の雰囲気:演出:キャスト全てが完璧と云う豪華版に巡り合えた
今公演 @ ジゼッペのお里 [家] スカラ座は別格~[黒ハート] 

フランチェスコ・メリ @ アルフレッドも巴里:オランジュ:ミラノと聴かせて
頂いたが聴く度に美麗な音質が磨かれ [耳] 演技も自然体で熟し、プロヴァンスの
若者が巴里の社交界の雰囲気に戸惑いながら、何か一人違和感を感じている風な
表情:ヴィオレッタにもさり気なくあしらわれ、周りに躊躇しながら繕う細やかな
表現力で好演~[\(^o^)/][指でOK]

柔和なヴェルディアンの声質~ 情緒豊かなニュアンス伴う繊細な響きの音色は
逸品~[るんるん] イタリアン & ミラネーゼ のアイドル!スター的派手さは無いが
堅実に実力保持で『またメリで聴きたい[耳]』と思わせる純粋な歌唱~[バー][バー]

パパジェルモン:レオ・ヌッチ『大丈夫かな~?? 頑張って~』風な出だしに
不安を感じさせ声質も昔より大分下降ではあるが、存在感抜群のパパを演じ:
長年の伊ファンを魅了 [演劇] ブラボーの嵐を浴びた~Brabissimo [ビール][モータースポーツ]

リリアナ・ガヴァニの演出は80年代、ガルニエで何回もお目に掛ったが
何時も華やかさの無い演目が多く[エジォ・フリジェリオ]の舞台装置で
≪ メデ ≫≪トリドのイフェジェニ≫等、センス良いイタリアン:テイスト
モダンでエレガントな演出に惹かれた~[目]

70年代、ガルニエ座を一流オペラ座に蘇らせた支配人:ロルフ・リーベルマン
浪費の批判を浴び去った後、80年代は予算縮小を強いられたか? 豪華演出が
薄れた様な~? リーベルマン時代の:ガルニエ座:履歴写真集を眺めながら
氏の頃に、オペラファンにならなかった運命を返す返す悔やまれる[涙] 

※まぁ当時:お針子と云う分在では、オペラ観劇の余裕は程遠かった。 年4回
[オートクチュール & プレタ]の新作発表準備の業務で100時間を軽く超える
半端ない残業時間:ショーの準備 & 終了後の業務:前後合わせ年間 約10カ月
残業で拘束された 一年の歯車が停止するのは、8月 @ ひと月ヴァカンス
だけだった [カバン] 稼ぐ残業代を使う暇も無かった~ ふぅぅ~[あせあせ(飛び散る汗)] 然し残業は
苦にならず、むしろ意欲的に創作作品に挑戦~新作が具現化される歓喜に浸る[晴れ]

この時代の華やかな裏方修行:ショーで手にした最高級素材:デザイン:カット
縫製等で得た経験が、オペラの追っかけに拍車を掛けた要因も否めない~? 
舞台を観る度に目を見張る豪華衣装:色彩:デザインは、歌唱:演技:演奏と
共に興味を惹かれた~[目][目] そしてまた、劇場に着て行く服装のデザインも
愉しみの一つ〓 [チケット]予約の日から衣装制作に取掛かるほどに~(苦笑)

そんな個人趣味からも:スカラ座:メトの舞台演出:衣装に尽きぬ興味が湧き
オペラを総合芸術と云いながら別離不可能状態に陥り、今日迄 @ 40年間を共に
活きた多くの公演が走馬灯の様に想い浮ぶ~ ガルニエ座を後にバスに乗車[バス]

    ・*・*・*・LA TRAVIATA・*・*・*・

2019年1月27日 ミラノ・スカラ座≪椿姫≫
指揮:Myung-Whun Chung / 衣装: Gabriella Pescucci
演出:Liliana Cavani / 舞台装置: Dante Ferretti
振付:Micha Van Hoecke / 照明:Marco Filibeck
Violetta:Marina Rebeka / Annina:Caterina Piva
Alfredo Germont:Francesco Meli / Giorgio Germont:Leo Nucci
Gastone:Riccardo Della Sciucca / Dr. Grenvil:Alessandro Spina
Barone Douphol:Costantino Finucci / Giuseppe:Sergei Ababkin
Flora:Chiara Isotton / Marchese d'Obigny:Antonio Di Matteo

☆豪華な演出で原作を尊重した舞台装置:一幕ごとに休憩時間も長く公演時間と
変らない所要時間:総合で3時間半~ 幕間は豪華なシャンデリア輝くサロンで
タイムスリップ~ 寛ぎながら優雅な時間を舞台に馳せる~ 贅沢に浸りながら
まるで社交界に招かれた様な心持[黒ハート] オペラの神様ありがとう~Grazie Mille [るんるん]

※自然な生声が聴けるスカラ座の音響は抜群:バスティーユの様な大劇場の音響
装置で聴く不自然な響きと違い自然な音質が耳に届く~[耳] スカラ座:ウィーン
ROH@ロンドン:巴里 @ ガルニエ座:等、デフォルメされない声が届く劇場の
大きさが個人好み~[耳][目](^^♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
余談
帰仏早々綱渡りが続く~ふぅぅ[あせあせ(飛び散る汗)] この公演のチケットは、スカラフィル
コンサート予約済の後に発売された為、日取りを選べなかった。。
[ 絶対この席で~ ]と云う願望座席優先で選んだ為、日程的に躊躇したが~
スカラフィル・コンサート(25日)の翌朝:出立と云う強行軍となった。。。

当初 @ 20日のウィーンは想定外だった為、『日程が立込んでも まぁ良いか 』 
風に行動計画は安易だった~ が、降って沸いた幸運を探り当てた為 (笑)
2週末 連続出張観劇と云う忙しない行動を強いられた~[バス][飛行機][カバン]

遠路遥々巴里フィルからの帰宅はいつも午前様。 更に今評判 [黄色チョッキ]
軍団のデモ予定が毎週土曜日vs フライト予約時には想定外の問題も噴出~[涙] 
バス運行の心配も考慮『まさか早朝はデモ隊も就寝中』だろうと早出決行。
高速も渋滞無く2時間半も早く空港着 [飛行機] ゆっくり朝食に舌包で寛いだ[喫茶店][パン]

翌日のマティネ公演に備えて着後はのんびり休養:ミラノは現役時代の出張で
飽きる程、訪れている為、この齢で買物も無くブランド品も興味なし歌手陣に
キャンセルの無い事を切に祈りつゝ大好きな定宿に引籠った~[家][喫茶店][いい気分(温泉)]

※そう云えば宿にどっぷり引籠らず~ 暮時:5時頃散歩がてらスカラ座の前を
通り掛かると[Montserrat Caballe]のポスターが目に入り劇場に訊ねると
[ Conference ]と言う事で中に入れて頂いた。 既に開始して居り3人の音楽
評論家の様な方が、モンセラ・カバリェの偉業を映像で辿りつゝ功績を讃えた。 
映像から流れる優美な歌唱:驚き新たに聴き惚れた~[耳][るんるん] (追記)

『毎週、こんな綱渡りの冒険をしていて良いのか~??』と我ながら呆れるが (笑)
公演後は空港へ直行~ 夜のフライトで夜間飛行 @ 23時:静寂の巴里着。
夜景の美しいガルニエ座を見上げながら[三日月] スカラ座から一足飛び⇒ガルニエへ
素晴らしい公演を回想しながら~ 一日の行動が嘘の様に巡る~[家][飛行機][本]

35年余り昔、この広場で初めて徹夜した宵が脳裏を霞めた [目] オペラ初歩の頃
パバロッテイ≪仮面舞踏会≫[チケット]入手の為、深夜集合したオペラファンの会話に
割込み:色々な話を聞かせて頂いた~[耳] 懐かしい想い出が蘇る[本]

まさか梯子する程、オペラにのめり込むとは想定外だった。 興味のきっかけは
ガルニエ座 @ 79年に観た ≪ シモン・ボッカネグラ ≫ アバド指揮:スカラ座
演出、舞台装置:フリジェリオ、歌手:フレーニ、カプティリ、ギァロフ[耳]

古き良き時代を経験させて頂た。 現代の様な物語詐称:近代版に興味半減
この先、孫紛いに冒頭する日も遠からず~か? オペラと疎遠になる日が訪れる
のだろうか~[るんるん] 

追記:雑談
オペラとは関係ないが、ミラノのタクシー[車(セダン)]が非常にモダンでお洒落なデザインに
なって白で統一されていた。 昔、夏の出張時『窓の空いている車[車(RV)]は避けようね』
と冷房が付いて居るか窓の開閉で判断~[あせあせ(飛び散る汗)] 

※照付ける[晴れ]で熱せられたタクシーの座席:窓を開けて走りだすと熱風に晒された
夏のミラノ出張~ふぅぅ[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)] 盆地の様なフィレンツェも同様だった。。。

そんな記憶から『ねぇ?タクシー凄く綺麗でモダンになったわね~』と運転手さんに
話し掛けると『そう今は、80%がTOYOTA車でプリウスが多いんだ~車内の仕様も
全て配備されているからね [車(RV)]』ついつい『冷房も完備しているしね〓』(笑)

外車は中の小物はオープション。 リクエストに因る後付けだったりする。 初めから
全て揃って高性能:価格もリーズナブルな日本車が人気なのは理解できる~[黒ハート]

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

トロイの人々 ★ 巴里バスティユ~♪ [パリ.fr]

立込んだ予定を掻い潜って何とか辿り着いた ≪ トロイの人々 ≫ ではあったが
些か拍子抜けの結果と化した~[涙] 仏では長らくのご無沙汰 ≪ トロワイヨン ≫
仏作曲家:エクトー・ベルリオズの作品であるが:個人的には、どちらかと云うと
[ 別に~ ] 率先して駆け付ける程の演目ではないが~[走る人]  

まぁ機会があれば『 試しに出掛けてみよう~』風に赴く。 バスティーユ開幕当時
& ザルツブルク音楽祭と、二回ほど観劇したが物語の理解力と音楽に惹き付けられる
魅力は希薄で観劇後:多少なりとも疲労感を感ずる事もあった~ふぅぅ**

今回は指揮者:フィリップ・ジョルダン & Didon:エリナ・ガランチャと言う名に
惹かれ予約。 然し公演:ひと月前に、ガランチャ降板:何故? のお断りもなく
急に名前が:エカテリナ・セメンチュクに差し変った。。

その数日後~ ファンからの問合せが有ったのか ? 降板のお知らせメール着信[mail to] 
誰も興味持たなければ、ダムラウ[ユグノス]降板の様に何のお断りも無く[スルー]
したのだろうか~?

テナーも ブライアン・ヒメルから、ブランドン・ジョヴァノヴィッチ に交代
こちらは体調不良を理由に降板のお知らせが早々届いた。ヒメルは ≪ユグノス≫
でも既に降板で『またか~』と余り話題にもならず ブランドンの追っ掛け友人
から喜びのsms着信~[走る人][走る人]

そんなこんな公演の中身以外に色々物議を醸す話題にも事欠かなかった。 が~
悪夢は演出~[涙] 悪評沸騰 ▼▼ 個人的な憶測では『 ガランチャにあの演出は
彼女のイメージを著しく汚すだろう』と、ガランチャ降板を納得~! 代役
セメンチュクは、馬鹿々々しいと思える演出でも体当りで演技して熟すタイプの
役者魂\\*◎^●^◎*// 演技伴う歌唱は絶品~天晴~[るんるん]

様々勝手な想像を巡らすが、時代詐称で現代社会に転換?の現代劇? 既に
解り難い原作に輪を掛けて何を表現したいのか理解に苦しむΘΨΦ 曲は美しい
されどインパクトに欠け、だらだらと4時間を費やした~ 時には演出無視
で音楽に没頭で凌げる事もあるが? 残念ながらこの度の演出は舞台装置が派手な
トロピカル~ 嫌でも目に付いて最悪 [リゾート][波][リゾート] 

それでも一幕目は取敢えず受け入れ可能。 舞台は殺風景なビル街に一般市民が
繰出し気勢を上げている光景。 ビルの中に住を構えるロイヤルファミリーと二元
中継? ほゞ台詞なしのロイヤルファミリー:家族の肖像は、字幕スーパーで家族
構成を紹介? 新たな挑戦 ? 台詞無でメッセージは小刻みに全て字幕スーパー
:テロップが流れた。。。

二幕目 @ 戦後のリハビリセンター:体操クラブの様な 白いトレーナー上下に
赤いチョッキのユニフォームを着せられ、全員リハビリ体操を強いられた? 
そこへ少々生気欠乏の様なディドンが黄色の衣装で現れ歌唱~[るんるん] ジムの面々
から喝采が起き紙テープが飛ぶ:投げキスで答えるディドン~[キスマーク] 

※昨暮:帰国の折:[クリスマス] & 年末:3歳の姪の誕生日会の姿を想い出して笑が込み
上げた~[キスマーク] [ミニちゃんのロックショー] とか言うDVDで覚えた投げキスを
[みんなありがとう]と云いながら繰り返す姪の姿~[わーい(嬉しい顔)] セメンチュクの演技に
重ね思わず爆笑。。

1時間20分もこんな馬鹿々々しい演出で演じる歌手陣も気の毒であるが、観客も
相当堪えて居た様で、3幕目:開演直後、指揮者への拍手が終り演奏開始直前
上階の観客から不満の声が響き~ 彼方此方から意見が飛交う中:ジョルダンが
指揮棒にハンカチ掲げて仲介に入った。。。[モータースポーツ]

フィリップ・ジョルダンの優美な指揮 & ハープ4台が美しい調べを奏でた [るんるん]
歌手陣は声量のある美声保持者が揃い、演出を無視すれば及第点の公演だった[かわいい]

唯々前日のスカラ座 ≪ 椿姫 ≫ 贅沢三昧 & 巨匠の舞台構想との落差は大き過ぎ
こんな梯子は二度としたく無いと肝に銘ずるべき経験として記憶~[涙][メモ][メモ]
  
....*.....*.....*.....LES TROYENS....*.....*.....*....

2019年1月28日   オペラバスティーユ ≪ トロイの人々 ≫
指揮:Philippe Jordan / 衣装:Elena Zaytseva
演出:Dmitri Tcherniakov / 舞台装置:Dmitri Tcherniakov
照明:Gleb Filshtinsky / ビデオ:Tieni Burkhalter
コーラスマスター:Jose Luis Basso
一部キャスト:
Cassandre :Stephanie d'Oustrac / Ascagne :Michele Losier
Hecube :Veronique Gens / Panthee :Christian Helmer
Enee :Brandon Jovanovich / Chorebe :Stephane Degout
Le Fantome d'Hector :Thomas Dear
二部キャスト :
Un Capitaine Grec :Jean-Luc Ballestra
Hellenus :Jean-Francois Marras / Polyxene :Sophie Claisse
Les Troyens a Carthage
Didon :Ekaterina Semenchuk / Anna :Aude Extremo
Ascagne :Michele Losier / Narbal :Christian Van Horn
Enee :Brandon Jovanovich / Iopas :Cyrille Dubois
Hylas :Bror Magnus Todenes / Mercure :Bernard Arrieta
Deux Capitaines troyens :Jean-Luc Ballestra/Tomislav Lavoie

演出家の経歴情報を観て唖然~ 17年:あの可愛らしい≪雪娘≫ の演出家だった[雪]
そう云えば(口癖) 舞台装置のカラフルさが同じだった~[目] 非常に明るい性格?
なのか、コミック仕立てにしたかったのか~? ロシア出身の誕生70年 @ 49歳?
五十路を迎えるキャラクターとしては~? 

ベルリンSOB ≪パルシファル≫ も手掛けた様だが [ 磯野浪平か大宮伝助 ] 風体
シュトルックマン [ クリングゾール ] の写真を見て、タイトなスケジュールを
調整せず謹んで辞退した (苦笑) 昨春:4月公演。 この風体:髪型 & 眼鏡で演ずる
シュトルックマンのクリングゾール:非常にユニークなになるとは思ったが。。。
まぁ無理せず端折って帰国。

まさか、同じ演出家とは存じ上げなかったが、所変わればと云うか、曲が変われば
まぁ色々変るのは当然ではあるが、良いか悪いかは結果次第~▼◇● きっと根は
明るい性格なのだろう~ 深刻なトロワイヨンを聴くより面白かったかも~[目][耳][目]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

***********LES TROYENS***********

2000年8月4日  ザルツブルク音楽祭≪トロイの人々≫
指揮:Sylvain Cambreling
演出 & 舞台装置&衣装:Herbert Wernicke
脚本:Xavier Zuber / 振付:Donald Palumbo
Cassandre & Didon : Deborah Polaski
Ascagne : Gaele Le Roi / Hecube :Natela Nicoli
Panthee & Mercure: Tirgran Marirossian / Andromasque:Dorte Lyssewski
Enee : Jon Villars / Chorebe : Russell Braun
Le Fantome d'Hector:Detlef Roth / Anna:Yvonne Naef
Narbal:Robert Lloyd / Iopas:Llya Levinsky
Hylas &Hellenus:Toby Spence / Priam:Gudjon Oskarsson

※一部:二部共に、歌手がW又は二役:歌ったが、今回は全てダブらず
舞台挨拶の人数は半端なかった~Σ(・□・;)

nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

グスタフ マーラーVs フィリップ ジョルダン ★ 巴里バスティユ~♪ [パリ.fr]

オペラバスティユ年明けに相応しい輝かしいコンサート[かわいい] ブラボー[バー]マエストロ
フィリップ・ジョルダン 荘厳な感動をありがとう [黒ハート] ≪グスタヴ・マーラー≫
交響曲3番~[るんるん] 息つく暇なく展開される自然の情景にどっぷり浸った[耳][目][るんるん]

小鳥のさえずり[ひよこ] 木々の騒めき[もみじ] 闊達な行進~ まるで マエストロの描く
イメージを音色のパレット[アート]から跳びだした音符が描く様に~ 飛交う音が全て
情景に変り 目の前に広がる~[もみじ][ひよこ][曇り]

2日前 @ 28日の公演 ≪ トロワイヨン ≫ で少なからず意気消沈の胸中を一掃して
呉れた様な~ 艶やかに活気あふれる素晴らしい演奏を奏でるマエストロ~
まるで別人の様に活き活きと見事なハーモニーを創出~[晴れ][三日月]

・・・CONCERT * GUSTAV MAHLER*・・・

2019年1月30日 オペラバスティユ≪コンサート*マーラー:交響曲3番≫
指揮:Philippe Jordan
Mezzo-Soprano:メゾ-ソプラノ:Michaela Schuster
Chef des Choeursコーラスマスター:Jose Luis Basso
コーラスマスター・パリオペラ座子供合唱団:Gael Darchen
演目:
Gustav Mahler:クスタフ マーラー作曲
Symphonie n° 3 en re mineur:交響曲第3番
1.Kraftig.Entschieden(Avwc dorce et decision)
2.Tempo di Menouetto. Sehr massing. Nicht eilen
(Tres mesure.Ne pas presser)
3.Comodo.Scherzando. Ohne Hast.(Sans hate)
4.Sehr Langsam. Misterioso. Durchaus ppp.
(Tres lent,Mysterieux. Toujours ppp)
5.Lustig im tempo und keck im Ausdruck
(Dans un tempo joyeux et avec une expression impertinente)
6.Langsam.Ruhevoll. Empfunden.
(Lent.Calm.Profondement senti)

マエストロ:フィリップ・ジョルダンのコンサートは、今シーズン2回目
初回は昨年10月 @ 遠路遥々:巴里フィルへ赴きコンサートに陶酔~[目][耳]

・・・・・[耳]・・・・・・・・・・[耳]・・・・・

コンサート*フィリップ・ジョルダン★巴里フィル~♪
広大な巴里フィルを埋め尽くした観客 @ 壮絶なコンサートに[耳]耳を傾け
壮麗な演奏に集中~ 感慨深く聴き入った~[耳]

2018年10月19日  巴里フィル≪アントン・グルックナー交響曲8番≫
指揮:Philippe Jordan
演奏:国立巴里交響楽団 Orchestre de l'Opera national de Paris
演目:Anton Bruckner / アントン・ブルックナー作曲
Symphonie n°8 en re mineur / 交響曲第8番

この日は、年間予約が多少遅れた為、めぼしい席は既に完売~[涙] 仕方なく
残席から選んだ舞台後方~[いす]  サル・プレイエルで慣れ親しんだ舞台後方席に
躊躇なく、初体験を愉しみに赴いたが~ 高所恐怖症の気がある為、急傾斜の
階段に足がすくんだ~[くつ][くつ] 手摺も無く、、、トホホ。。 

と言う状況で地に足着いた平土間と違い、何となく落着かず演奏前はどうなる
事やら不安を抱えた心境でコンサートに臨んだ~が、圧巻の演奏に不安は彼方へ [曇り]
全てを忘れ意気揚々と階段を上り帰途へ [バス][走る人]
 
[目] 下方に背を向け 振り返らなければ 怖くない!!! [指でOK]

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

ルサルカ Vsヴァレンタイン・イヴ ★ オペラバスティユ~♪  [パリ.fr]

ルサルカ:カミラ & 王子:フォクト~ 美し過ぎる見事なハーモニー醸す声質の
二重唱~ アンティックゴールドの紗幕に透ける柔らかいベージュトーンの寝室
エレガントにリードする フォグトの物腰:愛するが故に全てを捨てる純真可憐な
カミラ:相互の哀愁帯びる歌唱~ 胸に熱く迫る感動~[黒ハート]

湖底を一緒に彷徨う如き神秘性を感じさせる水の音:大好きなハープ奏でる
美麗な音色~ おとぎの世界:水の精霊の存在を愛おしく感じさせる心に響く
演奏に陶酔~[曇り][三日月]☆ ヴァレンタイン:イヴに相応しいロマンの極みに遭遇~[黒ハート] 
素晴らしい夢の世界への誘い~[るんるん] 

ロマンティックで優美な曲 ≪ ルサルカ ≫ @ フィンランド出身の3女性が
ドラマを紡いだ~[モータースポーツ] 女性の活躍目立つ北欧 : フィンランド出身者が3名揃う
と云うのも偶然か?

メリハリ利かせパワフルで活力溢れ~ バイタリティに富んだ素晴らしい指揮を
ご披露頂いた女性指揮者:Susanna Malkki=スザンナ・マルッキ女史を筆頭に[かわいい]
タイトルロール・ルサルカ:Camilla Nylunf=カミラ・ニィルンド、明るく鮮明な
音質~ 美麗な響き奏でる歌唱~[るんるん]

※抒情的なルサルカの大好きなアリア【月に寄せる歌】 繊細で優美な声質で
ご披露頂き感激:~[黒ハート]

ライバル=他国の王女:Karita Mattila=カリタ・マッティラ、声質の衰えは
否めないが長年の経験から存在感発揮~Ψ

魔女JEZIBABA:ジェズィババ=Michelle De Youngミッシェル・ドゥ・ユング
フィンランド出身女性では無いが、音質:演技共にドラマティックな魔女を好演

輝かしい女性陣に対抗~? エレガントな金髪のプリンス:Klaus Florian Vogt=
クラウス・フロリアン・フォグト 奏でる巧妙な高音~ 最高に美しい純粋な響きに
陶酔~[三日月][雷]

湖のエスプリ:精霊の父 @ Thomas Johannes Mayer トマス・ヨハヌメイェ
精霊の長としては、朗々と奏でる歌唱 & 演技風体共に多少貫録に欠ける感も
否めなかった。

Robert Carsen=ロベール・カルセン演出:時代詐称の現代版:クラシックな衣装
アイディア豊富な、お洒落でモダンな舞台装置:紗幕の掛る舞台に静かなさざ波を
醸す照明~ ハープ奏でる水の滴り~ 湖の底を彷徨う様な夢現に陥るなかで、、、
人魚姫の物語を重ねる~ 水の精霊 ルサルカ:不幸を顧みず人間に恋し我が身を
投じる儚い宿命[黒ハート]
愛しい王子と共に湖深く沈み幸せを分かつ ルサルカ~ 目出度しの終焉 [黒ハート] 
泡と消える不幸な人魚姫:リトルマーメードの運命に涙[涙][魚]

最終公演日 @ 13日はヴァレンタイン:イヴ [黒ハート] 2月公演と云うのも粋な計らい〓

1,7,13日と3回 聴いた中で、最終公演日は、甘いロマンの空気が漂う雰囲気
観客席には若いカップルが目立った~[黒ハート] 何故か盲導犬に導かれた方も多く
初めてお見受けした~[犬]?? 車椅子の方は普通にお見受けするが~~[いす] 

 ~~~~~~~RUSALKA~~~~~~

2019年2月1, 7 & 13日 オペラバスティーユ ≪ ルサルカ ≫
指揮:Susanna Malkki / 振付:Philippe Giraudeau
演出 & 照明:Robert Carsen / Peter Van Praet
舞台装置 & 衣装:Michael Levine
コーラスマスター:Alessandro Di Stefano
Le Prince:Klaus Florian Vogt / La Princesse etrangere:Karita Mattila
Rusalka :Camilla Nylund / L'Esprit du lac :Thomas Johannes Mayer
Je?ibaba :Michelle DeYoung / Le Garde forestier :Tomasz Kumiega
La Voix d'un chasseur :Danylo Matviienko
Le Garcon de cuisine :Jeanne Ireland
Premiere nymphe :Andreea Soare : Troisieme nymphe :Elodie Mechain
Deuxieme nymphe :Emanuela Pascu

指揮者:歌手陣:特に演出~全て曲 & 物語に合致した完璧な公演に感動[目][耳][るんるん]

期待外れのデフォルメ現代劇 ≪トロイの人々≫ を綺麗に水に流した様な~
水の精霊 ≪ ルサルカ ≫ に感謝観劇~!!

追記:
クラウス・フロリアン・フォクト さり気なくゆったりとした自然体で奏でる
壮麗な高音に感服~ 素晴らしいとしか言えない~[るんるん]  [ローエングリン]
[パルシファル] [ヴァルター @マイスター] [エリック @ オランダ人]等々拝聴
させて頂いたが、個人的:最高のワグナーテナー[指輪][王冠][指輪] 

[フロレスタン@フィデリオ]の哀愁帯びた世を儚んだ歌唱 [王子 @ ルサルカ]
も曲相応の上品な音質で役を全う。。。 

※『22年頃には[トリスタン]を歌えるように~』と、インタビューで語って
居られたが『それまで元気で頑張らなければ~』とパワーを頂いた様な~(笑)

カミラ・ニルンド & フォクト、偶然にもベルリンSOBクップファ演出の
[フィデリオ] を拝聴~[耳][目]  シラー劇場で:レオノーラ=カミラ &
アンドレアス・シャゲー、 昨年暮のSOBで:フロレスタン=フォクトを拝聴
同じ演出の為、何となく二人共演だった様なイメージが湧く~[曇り][目]
気丈な男勝りの レオノーラ Vs 純真無垢な愛らしい ルサルカ 余りの違いに
同じ歌手と思えない好演に敬服~[目][耳][るんるん]

年季のカリタ・マッティラ、80年代 @ TCE ≪コシ・ファン・トッテ≫ 初耳
& ≪ぺリコル≫、90年代:シャトレ劇場 ≪アラベラ≫、バスティーユ
≪ローエングリン≫≪サロメ≫≪アリアドネ ナクソス≫、ガルニエで
≪陽気な未亡人≫ パリでの活躍が多く頻繁に拝聴させて頂いた~[目][耳][キスマーク]

メトでは迷彩服に身を包み、独房をよじ登りフロレスタンを探すレオノーラ
≪フィデリオ≫ で達者な演技に驚いたが、クラシック・バレーの嗜みのある方
と伺った。 シャトレ劇場 :ホセ・クラ≪オテロ≫ の妻 [デズデモナ]をラジオ
中継で聴いた時は、イメージでは無かった。。。

..............................................................
余談:
演目として知名度が薄い為か、意外と初耳の観客も多く長年のオペ友も初めて
が多かった。。そんな事情で[チケット]チケット残も半端なく、2月1日は平土間
一列目:中央を渡され 『えぇぇ指揮者の真後ろかしら~?』と嘆いたが
時遅かりし『そう~ でも、もう交換出来ないわ』となだめられ[ 窓口嬢も
特等席を~と態々お気遣い頂いたのだろう]と、ご好意に感謝しつゝ会場へ。

危機一髪:二席ずれて指揮者の真後ろ回避で救われた~ホッ!! 然し
平土間一列目中央が、どれ程素晴らしいか納得~ 個人好みの席では無いが
この演出と歌手陣、願ってもない良い経験をさせて頂いた~[目][黒ハート][目]

7日@自分好みの席をネット予約。 舞台から少し離れた13列目~ 字幕も
観易く音響も抜群、サロンで寛ぐ気分で鑑賞~[喫茶店][ショートケーキ] 

13日@一列目の端:通路脇、孟母三遷では無いが同じ演目で色々試す機会を
得られ良い経験が出来た (笑)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

訃報*カール・ラガーフェルド☆ファッション界の巨匠他界 [その他]

個人的に大きな悲報 [ カール・ラガーフェルド:Karl Lagerfeld ]
シャネルデザイナー 85歳:2019年2月19日:すい臓癌で死去と云う衝撃的な
ニュースに唖然とした。 昔、まじかで仕事をする機会に恵まれ生涯忘れる事の
出来ない経験をさせて頂いた[涙]

6年働いた:テッド・ラピドス では、パターン:カット:縫製:全てを学んだが、
氏の傍で仕事をしたことは無い。 アトリエのチーフだけが直接仮縫いした為、
我々スタッフは作業に専念。。。

カール氏とは、目と鼻の先で会話を経験、氏のデザイン画:ラフスケッチに
於けるディテール説明を直接伺い、巧妙なデザイナーのエスプリを肌で感じた
特に自分のパターンで出来たサンプルチェックでアドヴァイス & 指導拝受、
貴重な体験に今更ながら感謝~[黒ハート]

自作のコート:ジャケット等の原型パターンは、其の頃の型紙がベース。
80年代はオーバーサイズのデザイン流行で、カール氏の特徴:ラグラン袖
& ドルマンスリーヴ等が主流、普通の袖付けから大きな変化に伴う新しい
カットの挑戦は愉しかった。

当時:カールの商品チェックで評価されたパターンを全部保有。 目まぐるしく
変るファッション界:タイトなデザイン or オーバーサイズ~と自在に熟せる
幅広い技術経験は生涯の宝 [指輪] ドレスからコートまでの創作技術を学んだのも
パターン訓練の賜物:素材を観て創りたい服、着たいデザインの挑戦は永久に[雷]

・・・・・・・・・・・・・・・・・

朝[カール・ラガーフェルド氏:死去]報道~ 一日中:毎時間毎のニュース
報道 & 氏の過去の出演番組を特番で再放送~〓 懐かしいラガーフェルドの
記憶が脳裏を霞めた[曇り] 日本企業現地法人を任された、80年代初から5年程
[カール・ラガーフェルド]とのライセンス業務に携わり一緒に仕事をした経験が
鮮明に蘇る~ カール氏が未だ ≪ Cloe:クロエ≫ のデザイナ―だった時代。

[ カール・ラガーフェルド ] ブランドのコレクションを日本で展開する為、
日本企業数社とライセンス契約を結び、氏から提供されるデザイン画の製品を
日本で生産、ブランドネームを付けて日本で販売。 

直筆デザイン画のファースト:サンプルは全て承認を受ける事を義務付けられた。
試着には、カール自身が立会いサンプル・チェック及び修正されて居た。
日本から届く試作品に関し、カール自身に因るチェックを受ける。
氏は太い黒のマジック 片手に修正箇所をサンプルに直接書き入れて行く~ 
指摘された修正部分の説明を日本へ通達~!! 

修正部分を黒マジックで書き込まれた試作品に、日本の現場責任者はショックを
隠せなかった。 そしてファースト:サンプルのパターンを巴里で制作して欲しい
との要請を受け、オリジナル・パターン作成を担当。 立体裁断後[型紙]を日本へ
送付 & 自社工場で制作。

自分のパターンで出来上がった製品を持って、カールのチェックを受ける緊張感は
半端ない:まるで面接試験を受ける様な~今、思い出しても想像を絶する。
幸い試作品承認チェックは毎回、全て パーフェクトの評価を頂き、此の頃から
少しずつ個人的に自信が付き始めた。 

テッド・ラピドスを退職後、私服にしか生かせなかった立体裁断のカッティング
技術経験~ ラピドスと全く違うタイプのデザイナー:カールの描くデザイン
イメージを理解し & カッティングに全てOKが出た事は嬉しかった。
直接仕事が出来た事は生涯:価値ある貴重な経験となった。

※元々デザイナー希望は皆無、唯、自分の技術を専門家に評価された喜びは別☆彡
[ 自分の着たい服をオートクチュールの技術で作る為]と云うシンプルな渡仏目的[カバン]
帰国したら直ぐ嫁に行くと云う約束で、両親から2年間の滞仏許可が下りた訳で
これ程長居する予定は毛頭なかった[m(_ _)m]

[ 泉の様にアイディアが湧く] と自称する カール・ラガーフェルド氏:発言通り
幾らでもアイデアの湧く頭の回転の速い方。 頂いたラフスケッチのデザインに
於ける細かいテクニックの説明を求める質問でも驚く対応。 仏語と英語で質問する
両者の間に座るカール:右左二人異なる質問に英仏使い分け即答~お見事だった!!!   

本物:価値ある物が失われつつある現代の世の中、中々遭遇出来ない人物や作品
との出会いは貴重な経験 & 体験。 記念撮影とかは余り興味無く一緒に写真撮影
サインを頂く日本からのスタッフを横目に[ 何時でも出来る]とサインも頂かず
それ以上の魅力は評価された技術を身に付けた喜び~ 数倍貴重な宝~!!! 

或る日【カール:シャネルと契約!!】のニュースが舞い込んだ後、ご多忙な
日程に残念ながらライセンス業務は、アシスタント対応に移行する日が多くなり
勿論、サインや写真撮影は叶わなくなった~トホホ[カメラ][メモ]

当時、現在の倍近い体格で毎回、打合せの度、サントノーレ通りの有名菓子店の
[プレゼント]包みを持参 & 皆に振舞って呉た。 本格的にシャネルとの取組みが始り~
ダイエットに挑戦~?!! 減量可能か、色々噂が飛び交ったが、成功してスリムな
体型を保持され何時迄も現役で活躍を続けられた。 ファッションに限らず写真
建築:アート:クラシック音楽等々様々な方面に挑戦~ 邁進された~!!!

※クラシック音楽では、マリア・カラス:ファン [ トスカ、ノルマ、椿姫 ]等
好きで何回も観劇されたそうな~[るんるん] ラジオ・クラシック:インタビューより[カラオケ]

本国、独語は勿論、英語、仏語をパーフェクト、伊語もマスターの超インテリ。
服飾に興味の無い仏友人がTVのインタビューを観て博識に驚嘆。
経験を積んだ本物を知る数少ないデザイナー 60年余り世界の服飾界に影響を
与え続けて来られた巨匠~!! [黒ハート]*心からご冥福をお祈りいたします*[涙]

。。。。。。。。。。。。。。。。。。

@余談@1971年 ココ・シャネル没後~ カール・ラガーフェルドがシャネルと契約前
シャ(Chat=猫)ネル(寝る) 仏語+日本語⇒造語 《 猫寝る 》~と在仏日本業界人は
退屈なコレクションを冗談交じりに揶揄して居た。当時、オートクチュールやプレタの
招待状は『 行く~?? 』と頼まずして届いたが~ カール担当に因り大飛躍を遂げ~
今や シャネルの コレクション招待状は 争奪戦~[mail to]!!![mail to]
【Chat(シャ)寝る】時代が懐かしい

個人的には芯を入れず独特の最高級素材を活かした仕立て~ クラシックな美しい
コレクションが好きだった。 本店で、コレクション鑑賞:堪能した貴重な経験~ 
著明な仏女性政治家の隣席~ 緊張したが優雅な時を過ごせた懐かしい想い出~!!!  
           
~~~~~@~~~~~~~~~@~~~~~~~~~@~~~~~~~~~@~~~~~~~~~~@~~~~~

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ファッション

久石譲 & 3DO*コンサート★巴里フィルハーモニー~♪ [パリ:フィル.fr]

巨匠:久石譲氏の ピアノ弾き振りで超絶技巧の指先までご披露頂き素晴らしい
コンサートに遭遇~ 想定内を遥か彼方まで超す勢いで、身も心も弾む情熱的
演奏に巴里フィル*広大な会場 @ 天高く舞い上がった~〓[目][耳][黒ハート] 

アニメで聴き慣れた軽やかなテンポの曲:音符が自由に舞台を飛交う~ 千尋と
一緒に紛れ込んだ世界[いい気分(温泉)] 気持ち良いふくよかなトトロの背中に乗ってる気分 [曇り]
ジブリの世界に招かれ~ 瞼に浮かぶ全ての情景~[目][目][目]  
ありがとう マエストロ & 3Dオーケストラ[るんるん] Merci Beaucoup[かわいい]

『絶対に一度は聴きたい』と願い叶った 巨匠のコンサート\(^o^)/ 輝かしい
超絶技巧の ピアノ演奏 @ ご自身作曲の情感籠るメロディー & 情緒豊かに
ドラマティックに表現される弾き振りテクニック~ 活力溢れる仏国立音楽院の
若手エリート楽団 @ 3Dオケを巧みに操り繊細極める音色を創出~[アート][るんるん]
壮絶な響きに感動~ 熱いものが頬を伝う~[黒ハート][涙]

演奏終了と共に総立ちの聴衆~ 広大な巴里フィルを埋め尽くした満席の観客
全てが一瞬に立ち上がる圧巻~ 40年のライヴ観劇経験で初めての光景~ 驚き
感動が胸に込上げる~[手(チョキ)][ビール][演劇][ビール][手(チョキ)] 周りを見渡すと[目] 大半がジブリ作品と
成長した世代の様な若者 & 我々中高齢者世代:親子で一緒に愉しんだファン~?
老若男女問わず多くの観客を惹き付けた素晴らしい公演だった~[晴れ][三日月][かわいい]

※日仏国交160周年 & 日仏芸術交流150周年 @ 日本文化芸術紹介公演の
一環で開催されたコンサート。 週末日本 [ WEEK-END JAPON ]と題して紹介
された能、狂言、和太鼓~等々、午前中から各ホールで公演が開催された。。。

映画 〓 Summer/キッズ・リターン:ハナビ等、観たこと無い映像:聴いた事
ない曲~ 生演奏の映画音楽に受ける衝撃 & 作曲家自らの指揮で演奏される
類稀な好機に遭遇~[目][耳] 大好きな [ ジブリ:アニメ曲 ] を壮大なコンサート
ホールで聴けた幸運[指輪]  唯々素晴らしいの一言~ 危機一髪:入手出来た
チケット[チケット]に感謝 & 安堵~[バー][演劇][バー] 

*******WEEK-END JAPON * JOE HISAISHI********

2019年2月10日 巴里フィルハーモニ≪久石譲‐コンサート≫
指揮 & ピアノ:久石 譲
演奏:3D Orchestra / 3D管弦楽団
[曲目]
The East Land Symphony:久石譲
ソプラノ:市川愛
休憩
Joe Hisaishi:mladi pour piano et cordes / 久石譲:ピアノ演奏&指揮
演目:Summer / HANA-BI / Kids Return~
Spirited Away Suite:交響組曲「千と千尋の神隠し」

[ 千と千尋~ ] 両親と車[車(RV)]で訪れる風景を観た時、子供の頃 @ 6~70
年代に暮らした武蔵野を想い出させた~[曇り] 一面畑だった武蔵小金井:
学生時代の府中:遠足で訪れた多磨霊園:仙川~等々:何故か身近な
郷愁を漂わせる雰囲気も好きな要素だろうか~[曇り][家]

果てさて:3D Orchestraとは~?と興味深くプログラム拝読 @ 2012年来
パリ音楽院は映画音楽作曲の為の訓練 & 奏者育成を開始。近年、益々重要な
分野として発展する [ シンフォニック:サウンド ] 需要拡大により音楽院は
コンクール受賞団員を結集した:最優秀オーケストラ(OLC)3D管弦楽団を
編成。。。と云う若手エリート管弦楽団の様な。。。 

指導には巨匠:故 Pierre Boulez 初め、Esa-Pekka Salonen、David Zinman
Susanna Malkki、Marius Stieghorst、Alain Altinoglu 等:経験豊富な巨匠担当

※巴里フィルは [ ピエール ブレーズ ]氏の発案:当時のドラノエ:パリ
市長と共同構想で建設。 メイン会場は [ ピエール・ブレーズ:ホール ] と
名付けられている。

※Susanna Malkkiスザンナ・マルッキ [ RUSALKA ] で素晴らしい手腕を
ご披露頂いた女性指揮者『~多方面でご活躍されている方~』と改めて納得。

この日も選択の余地無い残席から一列目選択、舞台被付きの足元:演奏者を
良く観察 & 未来を担う精鋭演奏家団員の意気込みを身近に感じた!
成長著しい体形~ 大きなコントラバスが小さく見える程の女性然り [かわいい]

頼もしい若者楽団 @ 譲氏の曲は和洋折衷の様な~ コンテンポラリーな~
繊細な演奏テクニックを要求されるだろう~ 素晴らしい演奏に天晴~[モータースポーツ][モータースポーツ]
今後も目[目]:耳[耳]が離せない~ 活躍に期待しつゝ好機に恵まれたら是非
また聴きたい3D管弦楽団:演奏のコンサート~[耳][るんるん]

……………………………

余談:
一年前 @ 巴里フィル:今シーズンの年間予約時 @ 日本へ里帰り中だった為
『まぁ帰仏してからゆっくり検討して計画立てよう』風に悠長に構えていた。。
ところが或る日『えぇぇ~嘘~[涙]』サイト[開けてびっくり( ゚Д゚)]欲しい
演目が全てほゞ完売と云う憂き目に遭った~トホホ[涙][涙]

勿論、このコンサートも今年1月末まで完売~ 失意の中 ? 巴里フィルから
届いた緊急メール[mail to] [ 追加公演のお知らせ ] と云う吉報着信。その上、追加日
2月10日(日)で毎週土曜の、お騒がせ [ 黄色いチョッキ ] 団デモ回避で安堵[指でOK]
デモの懸念皆無だった:昨年の希望は9日だったが [災い転じて福] \(^o^)/

然し察するに劇場側も想定外の追加公演~? ウィークデーに運行する帰宅向け
シャトルバス:サーヴィスは不通『えぇぇ~[涙]』 往は良い良い/帰りは [地下鉄]
メトロ & タクシー嫌いの為、公共バス乗車 @ 終点:ルーヴル美術館裏手へ
23時45分:無事着~ホッ[バス][バス]

過去にも経験済 @ 問題ないルートで安心の筈のだった、が人気なく静まり返る
[ポン・デ・ザ-ル=アート橋] 雨模様[雨]の真冬[雪] 安全な道で人気なくても別に
怖くは無いが高所恐怖症 & 閉所恐怖症と信頼し難い安全保障面に不安を携える
臆病者[雷]

昔から丸木橋 & 吊り橋:回避~ そんな事情から誰もいないアート橋の不安は
半端ない[涙][涙] 既に相当老朽化でギシギシ:ガタガタの橋板から透けて見える
下を流れるセーヌ川 [雨]のせいか? 流れは速い~ふぅぅ 観なければ良いが
足元が心配で目が離せない[目][目]

早く渡りきってしまいたいとの思いも『勢い良く闊歩して板が壊れると~』と
余計な心配が脳裏を霞める。 12時着を目指す [サンドリヨン] の如く足早に
然し出来るだけそっと渡った~?[黒ハート]?
『若し此処で落ちて流されても誰にも知られず[涙]』と過る不安を抱えつゝ
『冷たそう~[波]』水底に沈む [ ルサルカ ] に想い馳せた~[涙]

想定外の危険を冒しながらも~ 素晴らしいコンサートに遭遇の喜びは半端ない
[アート橋] 渡れば安心怖くない~\(^o^)/ 無事通過で [ 鬼に金棒 ] 
『あるこう♪ あるこう♪ わたしは元気♪ 歩くの大好き! どんどん行こう [るんるん]
心の中で大声で歌いながら~ 弾むように辿り着いた自宅 @ 00時~ホッ!

※然し、このあとに続く歌詞 [ いっぽん橋に 凸凹~~(^^♪ ] 残念ながら
一生 “ いっぽん橋 ” を渡れる事はないだろう(苦笑)

※年末年始:里帰りの3歳児と一緒に丹沢を眺めながらの散歩道:一緒に歌って
覚えた歌詞 [メモ] まさか直ぐに役立つとは想定外:70の手習(人生100歳の時代)?
声出さずの歌唱 vs 深夜大声で歌ったら [ ベックメッサー] 状態になったかも [涙]

・・・・・[曇り]・・・・・[曇り]・・・・・[曇り]・・・・・
回想:
宮崎駿氏のアニメとの出会いは余り古くない。 2004年、パティシエ留学で
来仏した姪の為:仏語勉強の一環として購入 [CD]DVD [ 千と千尋の神隠し ] &
[ もののけ姫 ] FNACの値引きコーナーで見つけた木箱入[家] PCで一緒に
観たのが初めてだった[目] 以来、個人蔵[CD]は増加:帰国の折にTV大画面で
迫力を感じつゝ鑑賞~[目]

同時に音楽:メロディーが[耳]耳について子供達と一緒に鼻歌へ[るんるん] 愉しい曲に
心揺さぶられながら~ 美しい画面に没頭 [ 魔女の宅急便 ] 映画製作中の[本]
巧妙なデッサン等:克明に描かれた本を眺めつゝ繊細な作業の忍耐に敬服[晴れ]

日本で開催されるコンサートに遭遇すれば、孫達連れて聴きに行きたい[耳][目][モータースポーツ]

[CD]出会いの頃、丁度 [ 宮崎駿展 ]が近所の [ パリ国立造幣局:モネ・ド・パリ ]
美術館で開催中だった為、早速訪れた [走る人][走る人] デッサン:画像:模型等、目を見張る
興味深い素晴らしい作品の数々に衝撃を受けた Σ(・□・;)

この [ 巴里国立造幣局]はルーヴル側から [ ポン・デ・ザー:芸術橋 ] 嫌いな
木造橋を渡ったほゞ対面で2009年から改装工事が行われ、2016年頃
[ モネ・ド・パリ美術館 ] として新装再開。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ