リカルド・シャイ&スカラフィル★巴里フィルハーモニ~♪ [パリ:フィル.fr]
2020年開幕 @ 個人的:ニューイヤーコンサート 巨匠:リカルド・シャイ
スカラ座 就任以来恒例となった Filarmonica della Scala : スカラフィル
引っ越し公演 はスルー出来ない貴重なコンサート★★
生誕250周年 [ Beethoven ] イヤーの今年は二夜連続公演 @ 帰仏10日足らずで
些かハード ? と多大な時差懸念は有ったが心配に及ばず無事クリアーで安堵
特に2日目はも心も冴えわたり一瞬たりとも聴き逃せない圧巻の演奏
壮大なホールで荘厳な響き半端ない感動に浸った~
二日目の28日【展覧会の絵】[モデスト・ムソルグスキー / モーリス・ラヴェル]
ダイナミックに雄大な音質:はしゃぎ回り駆け巡る如く愛らしい軽快さ:突如
湧上るバイタリティー溢れる雄大さ且つ繊細な響き:教会の鐘の様に穏やかで
可憐に爪弾くハープの調べ:将又弦の奏でる重量感:コントラストを利かせ降り
注ぐ音響のシャワーを浴びる如く激しく強烈な音の構築:年季入りパレット
使い込んだ滑らかな筆のタッチ:一枚毎に現れる信じ難い音色を醸す表現力に
脱帽♪ ♪
聴きながら瞬時に思い浮かぶ印象を脳裏に走書き バリエーションに富んだ
画期的な輝かしい演奏に酔いしれた
Grazie mille Maestro !!! & Musicisti 〓 Bravissimo
♪…♪…FILARMONICA DELLA SCALA RICCARDO CHAILLY…♪…♪
2020年1月28日 巴里フィル ≪ ベートヴェン*コンサート≫
指揮:Riccardo Chailly
Filarmonica della Scala - Milan / ミラノ スカラ フィル
Beethoven, Concerto pour violon et orchestra en re majeur op.61
Ludwig van Beethoven Concerto pour violon
ベートヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン:Renaud Capucon / violon
ENTRACTE:休憩
Modeste Moussorgski / Maurice Ravel
モデスト・ムソルグスキー / モーリス・ラヴェル
[ Tableaux d'une exposition = 展覧会の絵 ]
Orchestra : Filarmonica della Scala - Milan
指揮:Riccardo Chailly
一部のヴァイオリン奏者:Renaud Capucon:ロノ-・カプソン
華麗で凄まじい超絶技巧に観客は驚嘆 終了と共に溜息が漏れた~
※Renaud Capucon 仏ヴァイオリニスト:弟はチェロのGautier Capucon
兄弟共に著名な演奏家として大活躍
この日も平土間1列目の脇席:真正面に大好きなハープ奏でる二人の美女
演奏も繊細で一音一音が胸に響き見とれていたその後ろ 『エッ??』
ハープの弦でストライプの隙間から覗く男性??『若しや日本の方???』
演奏終了後に出演者名簿を確認 セレスタ [ Takahiro Yoshikawa ] と
チェンバロ奏者は日本の方だった。 スカラフィルでご活躍 (^^♪
近年海外で活躍される若い日本人演奏者が増えて居る事は喜ばしい
今後も頑張って欲しいと祈りつゝ。。。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
2020年1月27日 巴里フィル ≪ベートヴェン*コンサート≫
指揮:Riccardo Chailly / direction
Orchestra Filarmonica della Scala Milan:ミラノ・スカラフィル
AdLudwig van Beethoven
Ouverture d'Egmont:エグモント序曲 / 84番
Symphonie n° 8 en fa majeur op.93 : 交響曲8番
Entracte 休憩
Ludwig van Beethoven
Symphonie n° 5 en ut mineur op.67
交響曲第5番
初日は多少なりとも時差の影響が感じられ時折頭が[ガクン]と警告を発する
如くハッと我に返り…を繰返し幸い難を逃れたが~安堵▲ 席が一列目:
脇寄とは言え指揮者と遠からず緊張して居たにも拘らず意に反し自然災害に
遭遇したような結果をもたらせた (苦笑)
一部は多少インパクトに欠け 二部 [ 運命 ] も冒頭だけ揺り動かされるが
全般的に強烈な印象は希薄で時差に負けた感も否めなかった~トホホ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
80年代初頭:シャトレ劇場で拝聴した時の感動から既に40年 老舗を感じさせる
味のある職人技に益々惹き込まれる:14歳でオケ指揮の神童 初演 ≪ウエルテル≫
@ 19歳とか:シャトレ劇場で聴いた頃は30代前後だったのだろう。
そう云えば ドミンゴの≪ウエルテル≫ 指揮は R.シャイだった。 カセットの為
既に処分済で資料は何処へ 仏語のテキストは良く読んだ記憶もあるが此方も
忘却の彼方~
近年、D.リュスティオニ @ 29歳でスカラ座 ≪ラ ボエム≫ 指揮を聴いた時
『随分若い』と感心したがイタリアでは普通の事かも : A.バティストニも
DVD ≪アッティラ≫ 指揮は19歳だった。 その後、ヴェローナで拝聴の頃は
体型に数段変化が見られ驚きも Σ(・□・)
余り年齢は興味無いが、それにしても多くの経験を積まなければ大変な職業と
思われる指揮者:歌手が自分のパートだけを覚えるのと違って膨大な楽器:
音を構成するのは並大抵では無いと素人には思い及ばぬ事で感心させられる
2020年:新年を迎え一月遅れですが『本年もどうぞ宜しくお願い致します』
スカラ座 就任以来恒例となった Filarmonica della Scala : スカラフィル
引っ越し公演 はスルー出来ない貴重なコンサート★★
生誕250周年 [ Beethoven ] イヤーの今年は二夜連続公演 @ 帰仏10日足らずで
些かハード ? と多大な時差懸念は有ったが心配に及ばず無事クリアーで安堵
特に2日目はも心も冴えわたり一瞬たりとも聴き逃せない圧巻の演奏
壮大なホールで荘厳な響き半端ない感動に浸った~
二日目の28日【展覧会の絵】[モデスト・ムソルグスキー / モーリス・ラヴェル]
ダイナミックに雄大な音質:はしゃぎ回り駆け巡る如く愛らしい軽快さ:突如
湧上るバイタリティー溢れる雄大さ且つ繊細な響き:教会の鐘の様に穏やかで
可憐に爪弾くハープの調べ:将又弦の奏でる重量感:コントラストを利かせ降り
注ぐ音響のシャワーを浴びる如く激しく強烈な音の構築:年季入りパレット
使い込んだ滑らかな筆のタッチ:一枚毎に現れる信じ難い音色を醸す表現力に
脱帽♪ ♪
聴きながら瞬時に思い浮かぶ印象を脳裏に走書き バリエーションに富んだ
画期的な輝かしい演奏に酔いしれた
Grazie mille Maestro !!! & Musicisti 〓 Bravissimo
♪…♪…FILARMONICA DELLA SCALA RICCARDO CHAILLY…♪…♪
2020年1月28日 巴里フィル ≪ ベートヴェン*コンサート≫
指揮:Riccardo Chailly
Filarmonica della Scala - Milan / ミラノ スカラ フィル
Beethoven, Concerto pour violon et orchestra en re majeur op.61
Ludwig van Beethoven Concerto pour violon
ベートヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリン:Renaud Capucon / violon
ENTRACTE:休憩
Modeste Moussorgski / Maurice Ravel
モデスト・ムソルグスキー / モーリス・ラヴェル
[ Tableaux d'une exposition = 展覧会の絵 ]
Orchestra : Filarmonica della Scala - Milan
指揮:Riccardo Chailly
一部のヴァイオリン奏者:Renaud Capucon:ロノ-・カプソン
華麗で凄まじい超絶技巧に観客は驚嘆 終了と共に溜息が漏れた~
※Renaud Capucon 仏ヴァイオリニスト:弟はチェロのGautier Capucon
兄弟共に著名な演奏家として大活躍
この日も平土間1列目の脇席:真正面に大好きなハープ奏でる二人の美女
演奏も繊細で一音一音が胸に響き見とれていたその後ろ 『エッ??』
ハープの弦でストライプの隙間から覗く男性??『若しや日本の方???』
演奏終了後に出演者名簿を確認 セレスタ [ Takahiro Yoshikawa ] と
チェンバロ奏者は日本の方だった。 スカラフィルでご活躍 (^^♪
近年海外で活躍される若い日本人演奏者が増えて居る事は喜ばしい
今後も頑張って欲しいと祈りつゝ。。。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
2020年1月27日 巴里フィル ≪ベートヴェン*コンサート≫
指揮:Riccardo Chailly / direction
Orchestra Filarmonica della Scala Milan:ミラノ・スカラフィル
AdLudwig van Beethoven
Ouverture d'Egmont:エグモント序曲 / 84番
Symphonie n° 8 en fa majeur op.93 : 交響曲8番
Entracte 休憩
Ludwig van Beethoven
Symphonie n° 5 en ut mineur op.67
交響曲第5番
初日は多少なりとも時差の影響が感じられ時折頭が[ガクン]と警告を発する
如くハッと我に返り…を繰返し幸い難を逃れたが~安堵▲ 席が一列目:
脇寄とは言え指揮者と遠からず緊張して居たにも拘らず意に反し自然災害に
遭遇したような結果をもたらせた (苦笑)
一部は多少インパクトに欠け 二部 [ 運命 ] も冒頭だけ揺り動かされるが
全般的に強烈な印象は希薄で時差に負けた感も否めなかった~トホホ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
80年代初頭:シャトレ劇場で拝聴した時の感動から既に40年 老舗を感じさせる
味のある職人技に益々惹き込まれる:14歳でオケ指揮の神童 初演 ≪ウエルテル≫
@ 19歳とか:シャトレ劇場で聴いた頃は30代前後だったのだろう。
そう云えば ドミンゴの≪ウエルテル≫ 指揮は R.シャイだった。 カセットの為
既に処分済で資料は何処へ 仏語のテキストは良く読んだ記憶もあるが此方も
忘却の彼方~
近年、D.リュスティオニ @ 29歳でスカラ座 ≪ラ ボエム≫ 指揮を聴いた時
『随分若い』と感心したがイタリアでは普通の事かも : A.バティストニも
DVD ≪アッティラ≫ 指揮は19歳だった。 その後、ヴェローナで拝聴の頃は
体型に数段変化が見られ驚きも Σ(・□・)
余り年齢は興味無いが、それにしても多くの経験を積まなければ大変な職業と
思われる指揮者:歌手が自分のパートだけを覚えるのと違って膨大な楽器:
音を構成するのは並大抵では無いと素人には思い及ばぬ事で感心させられる
2020年:新年を迎え一月遅れですが『本年もどうぞ宜しくお願い致します』
マイスタージンガー*C.ティレマン★ゼンパーオパー~♪ [ドレスデン.de]
豪華版≪Die Meistersinger von Nurnbergマイスタージンガー≫二日宵に浸った
バイロイト外で聴ける素晴らしい公演と馳せ参じたドレスデン:ゼンパーオパー
クリスティアン・ティレマンの本拠地 @ 半端ない奏者&歌手陣に加え抜群の音響
欧州逸品歌劇場で聴くワグナー 2020年華麗に開幕:遠出した甲斐有った\(^o^)/
マイスターの伝統は理解するが古い仕来りは現代にそろそろ埃っぽくは無いか?
風な意義申立てヴァルター?? そんな雰囲気を感じさせことごとく反発:古風な
慣習無視で元気溌溂:自己主張する現代っ子:ヴァルター @ 額入マイスターの
顔写真を破壊:破り捨て古い殻から抜出し新たな挑戦を試みる
親の七光りで君臨の二代目?? スマートなスーツ姿の若いマイスター連が中身を
精査する訳でも無く単に古臭い規則に捉われ段階踏んで親方になる制度に拘る??
自由奔放新たな挑戦に挑み古臭い規制破壊に挑む若者ヴァルターが痛快
パワー全開 熱の籠る:ティーレマンの指揮に呼応する奏者陣:平土間一列目
占領で拡張されたオケピットから湧上る迫力の音響は振動が背筋を駆抜ける
音楽をこよなく愛する現地観客の礼儀作法はピカ一 終了の瞬間にブラボーと
叫び拍手に興ずる無作法な観客皆無 ◎ まるで指揮棒が静かに定位置に戻る
のを見届けるかの如く 一瞬静寂が漂い余韻に浸る余裕を感じさせる
そのあと歌手陣:コーラス:指揮者 & 諸々を讃える拍手とブラボーの嵐
総立の観客:いつ迄も続くカーテンコール:隣席同士も目を合せ微笑み喜びを
分かつ気持ちの良い終演を迎える 至極の時を満喫素晴らしい二日宵
………DIE MEISTERSINGER VON NURNBERG………
2020年1月30日& 2月2日 ゼンパーオパー≪マイスタージンガー≫
指揮: Christian Thielemann / 衣装:Sibylle Gadeke
演出:Jens-Daniel Herzog / 舞台装置:Mathis Neidhardt
照明:Fabio Antoci / コーラス:Jan Hoffmann
振付:Ramses Sigl / 脚本:Johann Casimir Eule, Hans-Peter Frings
Hans Sachs:Georg Zeppenfeld / Hans Foltz:Roman Astakhov
Walther von Stolzing:Klaus Florian Vogt
Eva:Camilla Nylund / Kunz Vogelsang:Iurie Ciobanu
David:Sebastian Kohlhepp/ Konrad Nachtigall:Gunter Haumer
Magdalene:Christa Mayer/ Augustin Moser:Beomjin Kim
Veit Pogner:Vitalij Kowaljow / Ulrich Eislinger:Patrick Vogel
所狭しと演奏家軍団のひしめく平土間一列目まで拡張されたオケピット
開幕直前の静けさと緊張は魅惑の一振りで全開もう止まらない情熱的
迫力の前奏に心浮立ち調子取る如く自然と弾む姿態 (苦笑)
※2列目と表示されたチケットで席を捜査中に判明 @ オケ拡張と云う
想定外に遭遇:一列目被り付きの恩恵に授かった\(^o^)/ 独逸圏は
男女共に発育の良い方が多く小人に取って前方視界不良の悪夢も想定
二日共に 一列目は願っても無い幸運だった☆
壮麗極まる歌劇場で厳かに聴く≪マイスタージンガー≫ 歌合戦会場へ
惹き込まれる如く華やかな最終場面が脳裏を過り哀れなベックメッサーを
想い浮かべつゝ口元も綻ぶ 時折:チーレマン指揮を横目に
至福に浸った
初回はGeorg Zeppenfeld/ ゲオルグ ゼッペンフェルドのザックスが貫録
不足の印象で少し気落ちしたが演出を考慮すると『そうか~』と納得!
今迄の様な老舗の親方では無く事務所を構える現代の[ミスターミニュット]
並み中小企業の社長さん?? と解釈すれば上手く演じられていた様な。
滑らかな響きの穏やかな声質で横柄な [世襲マイスター連] を柔和に説得
頼りない程に見える物腰:ヴァルターに対する柔軟な理解等 功を奏した。
只、風貌&声共に華が無くカリスマ希薄で存在感を発揮出来ない感もあるが
それが現代風;自然体と云う表現になるのか??
お目当てヴァルター:Klaus Florian Vogt / クラウス フロリアン フォクト
自然体と云うかプライベート其の侭の姿が思い浮かぶ容姿&動作はペーター
フォフマンを彷彿させる。 70年代レトロ風:裾広がりのパンタロンに金髪
180㎝を超すと思える体形:スポーツマンタイプの動き:摘まみ食いの手を
カーテンで拭く茶目っ気等、随所にイメージのダブル雰囲気が感じられた
声は云う迄もない逸品 息張らず発声される音質のびのび舞上がる
ボーイソプラノの様なピュアーで軽やかな高音域の美声に陶酔~
エファ:Camilla Nylund / カミラ ニィルンド 声も演技もちょっと大味で
個人好みの繊細さに欠ける感があり悪くないが無難の印象で特筆は無い。
ポグナー:Vitalij Kowaljow /ヴィタリ コワリョウ(??発音不明)余りに
≪ナブッコ≫ザッカリアで聴き慣れているせいか個人的にワグナーの
イメージが湧かずであった。 ポグナー役としてがっちりした体格で
威厳もあり『良いお父さん』風でこの演出に合っていた。。
ベックメッサー:Adrian Erod / アドリアン エロッド ひょうきんな
演技&歌唱力で ベックメッサーに興じた。
ダヴィッド:Sebastian Kohlhepp / セバスティアン コルヘッペ 美麗な
響きの声質若手テナー 演出の時代設定にマッチして自然体で演じられる
利点もあるのだろう。
マッダレーナ:Christa Mayer クリスタ メイエー:ワグナー演目で聴き
慣れた堅実派。 体形がC.ニィルンドとそっくりな為、エファと衣装を
交換した時は此方も戸惑う程に似ていた(苦笑)
一番回数聴いたと記憶する≪マイスタージンガー≫ コメディタッチに
笑いが絶えず愉しい大好きな演目 其々アイディア豊富な過去の演出
全て嫌味の無い好演出に恵まれた\(^o^)/
※1984年巴里 @ ガルニエ初体験で半分睡魔に襲われた経験から長らく
ご無沙汰。。90年代 @ バイロイトで超クラシックのワグナー氏演出
でも食指が伸びず遠慮気味:飛びつく程好きになったきっかけは1997年
ベルリンで H.クプファー演出 & F.シュトルックマンで病み付きに…
その後、ロンドン:ウィーン:巴里 & ベルリン新演出と各地で画期的
公演を愉しませて頂いた。。。〓
多勢を要する歌手陣:歌唱&演技:舞台装置等、総合的に大変な公演に
感謝観劇
“Dankeschon” Maestro Richard Wagner & Christian Thielemann
バイロイト外で聴ける素晴らしい公演と馳せ参じたドレスデン:ゼンパーオパー
クリスティアン・ティレマンの本拠地 @ 半端ない奏者&歌手陣に加え抜群の音響
欧州逸品歌劇場で聴くワグナー 2020年華麗に開幕:遠出した甲斐有った\(^o^)/
マイスターの伝統は理解するが古い仕来りは現代にそろそろ埃っぽくは無いか?
風な意義申立てヴァルター?? そんな雰囲気を感じさせことごとく反発:古風な
慣習無視で元気溌溂:自己主張する現代っ子:ヴァルター @ 額入マイスターの
顔写真を破壊:破り捨て古い殻から抜出し新たな挑戦を試みる
親の七光りで君臨の二代目?? スマートなスーツ姿の若いマイスター連が中身を
精査する訳でも無く単に古臭い規則に捉われ段階踏んで親方になる制度に拘る??
自由奔放新たな挑戦に挑み古臭い規制破壊に挑む若者ヴァルターが痛快
パワー全開 熱の籠る:ティーレマンの指揮に呼応する奏者陣:平土間一列目
占領で拡張されたオケピットから湧上る迫力の音響は振動が背筋を駆抜ける
音楽をこよなく愛する現地観客の礼儀作法はピカ一 終了の瞬間にブラボーと
叫び拍手に興ずる無作法な観客皆無 ◎ まるで指揮棒が静かに定位置に戻る
のを見届けるかの如く 一瞬静寂が漂い余韻に浸る余裕を感じさせる
そのあと歌手陣:コーラス:指揮者 & 諸々を讃える拍手とブラボーの嵐
総立の観客:いつ迄も続くカーテンコール:隣席同士も目を合せ微笑み喜びを
分かつ気持ちの良い終演を迎える 至極の時を満喫素晴らしい二日宵
………DIE MEISTERSINGER VON NURNBERG………
2020年1月30日& 2月2日 ゼンパーオパー≪マイスタージンガー≫
指揮: Christian Thielemann / 衣装:Sibylle Gadeke
演出:Jens-Daniel Herzog / 舞台装置:Mathis Neidhardt
照明:Fabio Antoci / コーラス:Jan Hoffmann
振付:Ramses Sigl / 脚本:Johann Casimir Eule, Hans-Peter Frings
Hans Sachs:Georg Zeppenfeld / Hans Foltz:Roman Astakhov
Walther von Stolzing:Klaus Florian Vogt
Eva:Camilla Nylund / Kunz Vogelsang:Iurie Ciobanu
David:Sebastian Kohlhepp/ Konrad Nachtigall:Gunter Haumer
Magdalene:Christa Mayer/ Augustin Moser:Beomjin Kim
Veit Pogner:Vitalij Kowaljow / Ulrich Eislinger:Patrick Vogel
所狭しと演奏家軍団のひしめく平土間一列目まで拡張されたオケピット
開幕直前の静けさと緊張は魅惑の一振りで全開もう止まらない情熱的
迫力の前奏に心浮立ち調子取る如く自然と弾む姿態 (苦笑)
※2列目と表示されたチケットで席を捜査中に判明 @ オケ拡張と云う
想定外に遭遇:一列目被り付きの恩恵に授かった\(^o^)/ 独逸圏は
男女共に発育の良い方が多く小人に取って前方視界不良の悪夢も想定
二日共に 一列目は願っても無い幸運だった☆
壮麗極まる歌劇場で厳かに聴く≪マイスタージンガー≫ 歌合戦会場へ
惹き込まれる如く華やかな最終場面が脳裏を過り哀れなベックメッサーを
想い浮かべつゝ口元も綻ぶ 時折:チーレマン指揮を横目に
至福に浸った
初回はGeorg Zeppenfeld/ ゲオルグ ゼッペンフェルドのザックスが貫録
不足の印象で少し気落ちしたが演出を考慮すると『そうか~』と納得!
今迄の様な老舗の親方では無く事務所を構える現代の[ミスターミニュット]
並み中小企業の社長さん?? と解釈すれば上手く演じられていた様な。
滑らかな響きの穏やかな声質で横柄な [世襲マイスター連] を柔和に説得
頼りない程に見える物腰:ヴァルターに対する柔軟な理解等 功を奏した。
只、風貌&声共に華が無くカリスマ希薄で存在感を発揮出来ない感もあるが
それが現代風;自然体と云う表現になるのか??
お目当てヴァルター:Klaus Florian Vogt / クラウス フロリアン フォクト
自然体と云うかプライベート其の侭の姿が思い浮かぶ容姿&動作はペーター
フォフマンを彷彿させる。 70年代レトロ風:裾広がりのパンタロンに金髪
180㎝を超すと思える体形:スポーツマンタイプの動き:摘まみ食いの手を
カーテンで拭く茶目っ気等、随所にイメージのダブル雰囲気が感じられた
声は云う迄もない逸品 息張らず発声される音質のびのび舞上がる
ボーイソプラノの様なピュアーで軽やかな高音域の美声に陶酔~
エファ:Camilla Nylund / カミラ ニィルンド 声も演技もちょっと大味で
個人好みの繊細さに欠ける感があり悪くないが無難の印象で特筆は無い。
ポグナー:Vitalij Kowaljow /ヴィタリ コワリョウ(??発音不明)余りに
≪ナブッコ≫ザッカリアで聴き慣れているせいか個人的にワグナーの
イメージが湧かずであった。 ポグナー役としてがっちりした体格で
威厳もあり『良いお父さん』風でこの演出に合っていた。。
ベックメッサー:Adrian Erod / アドリアン エロッド ひょうきんな
演技&歌唱力で ベックメッサーに興じた。
ダヴィッド:Sebastian Kohlhepp / セバスティアン コルヘッペ 美麗な
響きの声質若手テナー 演出の時代設定にマッチして自然体で演じられる
利点もあるのだろう。
マッダレーナ:Christa Mayer クリスタ メイエー:ワグナー演目で聴き
慣れた堅実派。 体形がC.ニィルンドとそっくりな為、エファと衣装を
交換した時は此方も戸惑う程に似ていた(苦笑)
一番回数聴いたと記憶する≪マイスタージンガー≫ コメディタッチに
笑いが絶えず愉しい大好きな演目 其々アイディア豊富な過去の演出
全て嫌味の無い好演出に恵まれた\(^o^)/
※1984年巴里 @ ガルニエ初体験で半分睡魔に襲われた経験から長らく
ご無沙汰。。90年代 @ バイロイトで超クラシックのワグナー氏演出
でも食指が伸びず遠慮気味:飛びつく程好きになったきっかけは1997年
ベルリンで H.クプファー演出 & F.シュトルックマンで病み付きに…
その後、ロンドン:ウィーン:巴里 & ベルリン新演出と各地で画期的
公演を愉しませて頂いた。。。〓
多勢を要する歌手陣:歌唱&演技:舞台装置等、総合的に大変な公演に
感謝観劇
“Dankeschon” Maestro Richard Wagner & Christian Thielemann
訃報ミレッラ・フレニ & ラ ボエム★ゼンパーオパー♪ [ドレスデン.de]
丁度 ≪ラ ボエム≫ 観劇を回想している所で [ Mirella Freni ミレッラ・フレニ ]
永眠の訃報が舞込んだ。 享年84歳。90年 メトのシーズン オープニングナイトで
ドミンゴとの共演 ≪ ラ ボエム ≫ が鮮明に蘇る
メトでは他に≪ファルスタッフ≫ 88年≪カルメン≫ 90年≪マノン≫:スカラ座93年
≪フェドーラ≫ ミュンヘン89年 ≪アドリアナ ルクヴル-ル≫ 双方共ドミンゴと
共演:他に ≪ トーランドット≫ ≪フェドーラ≫ @ ウィーン 此方はルイス・リマと
共演、他にも身近に色々聴かせて頂いた。。。
Grazie Milla a Sig. Mirella
追記:そう云えばオペラ三昧に突入したきっかけは 1978年10月 ガルニエで初て
観劇した C.アバド指揮 ≪シモン ボッカネグラ≫ 演出:E.ファジョリ/ M.フレニ
P.カプチリ/N.ギァロフ と云う超豪華版 然し当時はそんな価値のある物とは
露知らず物語も知らず~ 来仏の友人に同行:余りの素晴らしさに即オペラへの
興味が目覚めた
・・・・・・・・・・・・・・
数日前2月6日には指揮者:ネロ・サンティ巨匠の永眠:享年89歳
【心より皆様のご冥福をお祈りいたします】
・・・・・・・・・・・・・・・
昨年12月25日に84歳で永眠されたペーター・シュライヤー氏 ドレスデン
ザクセン州マイセン生まれのテナー & 指揮者として世界各国でのご活躍を
称え 1月31日 ≪ラ ボエム≫ 開幕前に広報から追悼のご挨拶が有った。
※ (訂正:2月2日 マイスター開幕前でした)
【 謹んでご冥福をお祈りいたします 】
オペラ業界を築き上げて来られたベテラン諸氏の旅発ち:華やかな時代の
終焉を感じさせられ郷愁に浸る
>>>>>>>>>><<<<<<<<
≪マイスター≫の合間を縫って久々:ロドルフォ/Joseph Callejaヨセフ・カレヤ
拝聴に潜り込んだ≪ラ ボエム≫(笑) 巴里の屋根裏:芸術家の卵が自由奔放に
青春謳歌この作品はお針子時代の吾身と重ね当時を回想しながら郷愁に浸る
70年代、20代の青春真っただ中:屋根裏部屋暮らしのお針子時代が懐かしい
騒ぎ立てる隣人『もやしの食べ方教えて下さい』『玉ねぎ少し有りませんか?』と
ドアを叩く若いカップル:深夜辞書片手に語り合った若い仏女性等々僅か2年
足らずでは有ったが青春の貴重な日々が蘇る
屋根裏部屋から眺める風景は快適だった。傾斜の屋根&茶色の植木鉢を逆さに
した様な煙突が並び青空に浮かぶ雲には手が届きそうな [ノンちゃん雲に乗る]
気分 陽が落ちると車のライトが美しい夜景
1900年代建築:エレベーター無の高層住宅:螺旋階段を上降:日常生活で
自然に鍛えられた巴里の高齢者の足腰は半端ない 7階の屋根裏部屋
迄の螺旋階段を上り下りオートクチュール・コレクション準備の多忙極まる
一喜一憂の日々☂ 毎日アトリエに通った 健脚はそんな経験の
賜物と云うべきか(笑)
懐かしい想い出から横道へ逸れたが我が青春時代とダブル ≪ ラ ボエム ≫
心は登場人物の仲間入り演奏が始まると体が踊る程に浮き々〓〓
今回は帰国日程が長かったせいか時差に苛まされ睡魔との格闘は半端なく
歯が溶けそうに飴玉のお世話になりながら 夢現にJ.カレヤ の美声に聴き
惚れた
ロドルフォのアリアを美麗な音質で優雅に奏でるパバロッティ並み余裕の
歌唱 残念ながら昨今 彼以外に聴いた事が無い あのゆとりある音色
独逸人好みだろう@ 独逸圏での公演が多く近年来仏コンサートは皆無
15年 @ ロンドンROH で、ネトレプコとの共演の頃は未だ演技がぎこち
無かったが、今回はロドルフォになり切って居た\(^o^)/
〓………LA BOHEME…・‥…〓
2020年1月31日
指揮:Pietro Rizzo / 舞台装置& 衣装 : Peter Heilein
演出:Christine Mielitz / 照明:Friedewalt Degen
コーラスマスター:Jan Hoffmann / 脚本: Matthias Rank
子供コーラス: Claudia Sebastian-Bertsch
Mimi : Hrachuhi Bassenz / Musetta : Julia Muzychenko
Rodolfo : Joseph Calleja / Marcello: Sebastian Wartig
Schaunard : Lawson Anderson / Colline : Tilmann Ronnebeck
Benoit : Hans-Joachim Ketelsen / Parpignol : Frank Blumel
Alcindoro : Bernd Zettisch /
Sergeant der Zollwache : Matthias Beutlich
永眠の訃報が舞込んだ。 享年84歳。90年 メトのシーズン オープニングナイトで
ドミンゴとの共演 ≪ ラ ボエム ≫ が鮮明に蘇る
メトでは他に≪ファルスタッフ≫ 88年≪カルメン≫ 90年≪マノン≫:スカラ座93年
≪フェドーラ≫ ミュンヘン89年 ≪アドリアナ ルクヴル-ル≫ 双方共ドミンゴと
共演:他に ≪ トーランドット≫ ≪フェドーラ≫ @ ウィーン 此方はルイス・リマと
共演、他にも身近に色々聴かせて頂いた。。。
Grazie Milla a Sig. Mirella
追記:そう云えばオペラ三昧に突入したきっかけは 1978年10月 ガルニエで初て
観劇した C.アバド指揮 ≪シモン ボッカネグラ≫ 演出:E.ファジョリ/ M.フレニ
P.カプチリ/N.ギァロフ と云う超豪華版 然し当時はそんな価値のある物とは
露知らず物語も知らず~ 来仏の友人に同行:余りの素晴らしさに即オペラへの
興味が目覚めた
・・・・・・・・・・・・・・
数日前2月6日には指揮者:ネロ・サンティ巨匠の永眠:享年89歳
【心より皆様のご冥福をお祈りいたします】
・・・・・・・・・・・・・・・
昨年12月25日に84歳で永眠されたペーター・シュライヤー氏 ドレスデン
ザクセン州マイセン生まれのテナー & 指揮者として世界各国でのご活躍を
称え 1月31日 ≪ラ ボエム≫ 開幕前に広報から追悼のご挨拶が有った。
※ (訂正:2月2日 マイスター開幕前でした)
【 謹んでご冥福をお祈りいたします 】
オペラ業界を築き上げて来られたベテラン諸氏の旅発ち:華やかな時代の
終焉を感じさせられ郷愁に浸る
>>>>>>>>>><<<<<<<<
≪マイスター≫の合間を縫って久々:ロドルフォ/Joseph Callejaヨセフ・カレヤ
拝聴に潜り込んだ≪ラ ボエム≫(笑) 巴里の屋根裏:芸術家の卵が自由奔放に
青春謳歌この作品はお針子時代の吾身と重ね当時を回想しながら郷愁に浸る
70年代、20代の青春真っただ中:屋根裏部屋暮らしのお針子時代が懐かしい
騒ぎ立てる隣人『もやしの食べ方教えて下さい』『玉ねぎ少し有りませんか?』と
ドアを叩く若いカップル:深夜辞書片手に語り合った若い仏女性等々僅か2年
足らずでは有ったが青春の貴重な日々が蘇る
屋根裏部屋から眺める風景は快適だった。傾斜の屋根&茶色の植木鉢を逆さに
した様な煙突が並び青空に浮かぶ雲には手が届きそうな [ノンちゃん雲に乗る]
気分 陽が落ちると車のライトが美しい夜景
1900年代建築:エレベーター無の高層住宅:螺旋階段を上降:日常生活で
自然に鍛えられた巴里の高齢者の足腰は半端ない 7階の屋根裏部屋
迄の螺旋階段を上り下りオートクチュール・コレクション準備の多忙極まる
一喜一憂の日々☂ 毎日アトリエに通った 健脚はそんな経験の
賜物と云うべきか(笑)
懐かしい想い出から横道へ逸れたが我が青春時代とダブル ≪ ラ ボエム ≫
心は登場人物の仲間入り演奏が始まると体が踊る程に浮き々〓〓
今回は帰国日程が長かったせいか時差に苛まされ睡魔との格闘は半端なく
歯が溶けそうに飴玉のお世話になりながら 夢現にJ.カレヤ の美声に聴き
惚れた
ロドルフォのアリアを美麗な音質で優雅に奏でるパバロッティ並み余裕の
歌唱 残念ながら昨今 彼以外に聴いた事が無い あのゆとりある音色
独逸人好みだろう@ 独逸圏での公演が多く近年来仏コンサートは皆無
15年 @ ロンドンROH で、ネトレプコとの共演の頃は未だ演技がぎこち
無かったが、今回はロドルフォになり切って居た\(^o^)/
〓………LA BOHEME…・‥…〓
2020年1月31日
指揮:Pietro Rizzo / 舞台装置& 衣装 : Peter Heilein
演出:Christine Mielitz / 照明:Friedewalt Degen
コーラスマスター:Jan Hoffmann / 脚本: Matthias Rank
子供コーラス: Claudia Sebastian-Bertsch
Mimi : Hrachuhi Bassenz / Musetta : Julia Muzychenko
Rodolfo : Joseph Calleja / Marcello: Sebastian Wartig
Schaunard : Lawson Anderson / Colline : Tilmann Ronnebeck
Benoit : Hans-Joachim Ketelsen / Parpignol : Frank Blumel
Alcindoro : Bernd Zettisch /
Sergeant der Zollwache : Matthias Beutlich
セビリァの理髪師★バスティユ~♪ [パリ.fr]
ストにも負けず若手歌手陣が大奮闘:素晴らしかった★★★ 想定内を遥かに
超す驚異のロジナ:Lisette Orpesa リゼット・オルペザ 歌唱 & 演技 ひと声
発するともう止まらない 世界各地のマラソン大会で鍛えた半端ない肺活量
& 柔和な姿態で右往左往駆け巡る抜群の演技 雲雀の如く天高くさえずり続ける
圧巻の美声
観客だけでなくこの美声にぞっこんの 恋するアルマヴィヴァ伯爵 然り
Xabier Anduaga:ザビエ アンデュアガ 優雅で美麗な響き醸す西班牙人テナー
オペラリア入賞者の歌合戦かと想える程の美声を奏でロジナに恋焦れ思いの丈を
詠う 息付かせない両者 @ 圧巻の歌唱&演技に 釘付けの観客(・□・)
※オペラリア入賞者二人の存在感は半端ない 何時も感服させられる\(^o^)/
ドミンゴ氏の【オペラリア賞】入賞者の活躍は目覚ましくオペラ界に新風を
吹込み創造 & 活性化を促進させた功績は素晴らしい
本来主役のフィガロ:Ilya Kutyukhi イリヤ・クチュキン 二人の歌唱に
僅かながら霞んだがプレイボーイ風優男をさり気無く演じ 美女に
ちょっかい出しながらエレガントな振舞いで絶妙に二人をサポート!
スリムでハンサム:フィガロ & アルマヴィヴァ 身長もほゞ同等の二人
巧妙な掛合が新鮮で現代的演出にピッタリ愉しさ倍増
ビヤ樽風情で貫禄の伊人歌手で繰広げられる≪セビリヤの理髪師≫ を長年
観賞して来たが今公演:スマートながら驚きの歌唱力 & 鍛えられた体形で
軽快に走り回り大騒ぎ:些か騒々しかったが 計12公演の内6公演(半分)
ストでキャンセルを余儀なくされた歌手陣:のびのび羽伸ばしストレス
解消か大いに楽しんで演じて居た様な活気に溢れていた
※12月5日の大型スト開始以来:オペラ座もスト決行足並み揃え全70公演
余りストに追込まれたそうな~ と言う事で予算も大番狂わせ ?? 来シーズン
新作3公演の取止めを発表。 変な新作見るより取り止めが正解の場合も??
…‥〓 LE BARBIER DE SEVILLE 〓‥…
2020年2月7,9日 バスティユ ≪セヴィリァの理髪師≫
指揮:Carlo Montanaro / 舞台装置:Paolo Fantin
演出:Damiano Michieletto / 衣装:Silvia Aymonino
照明:Fabio Barettin / コーラスマスターAlessandro Di Stefano
Il Conte d'Almaviva : Xabier Anduaga
Rosina : Lisette Oropesa / Bartolo : Carlo Lepore
Figaro : Ilya Kutyukhin / Basilio : Krzysztof B?czyk
Fiorello : Tommaso Barea / Berta : Marion Lebegue
典型的:オペラ・ブッファ 序曲が始まると共に全てのシーンが眼に浮び
脳裏を駆け巡り自ずと笑いが込上げ息も付かせず最後まで笑いの渦に巻き
込まれ最高に愉しい大好きな曲
Damiano Michieletto:ダミアノ・ミキエレット の演出は初演から数年毎に
リピートされて居るが スルー出来ず事情の許す限り毎回赴く
特にPaolo Fantin:パオロ・ファンタン の舞台装置はカラフルで曲のテンポに
マッチして巧みに構成された設計 まるで街の一角で騒ぎが起こって居るかの
如く錯覚を覚える程に この演出家群団は常に奇抜でユニークな
創造力発揮
Carlo Montanaro:カルロ・モンタナロ指揮も軽やかにイタリアン:テースト
愉しく聴かせて頂いた
今公演は前売り予約せずとも残るだろうと高括って居たが然に非ず 2月公演
日程ほゞ完売:運良く7日のオケ一列目をゲット\(^o^)/ そして7日だけで
満足出来ず『オルペザの声をもう一度』サイト開けると9日の関係者席が2枚
[お待ちして居りました]と言う訳で即ゲット お隣は西班牙女性だった
然し何故全て完売と疑問視すべくも無く6公演ストに因る日程交換の為だった
様な
慌ただしい幕開けのバスティユ この先も色々なハプニングが待受けそうな
気配の年初め:コロナは如何なものか?? 引籠りに徹しているが
欧州より日本は?どうなる事やら
超す驚異のロジナ:Lisette Orpesa リゼット・オルペザ 歌唱 & 演技 ひと声
発するともう止まらない 世界各地のマラソン大会で鍛えた半端ない肺活量
& 柔和な姿態で右往左往駆け巡る抜群の演技 雲雀の如く天高くさえずり続ける
圧巻の美声
観客だけでなくこの美声にぞっこんの 恋するアルマヴィヴァ伯爵 然り
Xabier Anduaga:ザビエ アンデュアガ 優雅で美麗な響き醸す西班牙人テナー
オペラリア入賞者の歌合戦かと想える程の美声を奏でロジナに恋焦れ思いの丈を
詠う 息付かせない両者 @ 圧巻の歌唱&演技に 釘付けの観客(・□・)
※オペラリア入賞者二人の存在感は半端ない 何時も感服させられる\(^o^)/
ドミンゴ氏の【オペラリア賞】入賞者の活躍は目覚ましくオペラ界に新風を
吹込み創造 & 活性化を促進させた功績は素晴らしい
本来主役のフィガロ:Ilya Kutyukhi イリヤ・クチュキン 二人の歌唱に
僅かながら霞んだがプレイボーイ風優男をさり気無く演じ 美女に
ちょっかい出しながらエレガントな振舞いで絶妙に二人をサポート!
スリムでハンサム:フィガロ & アルマヴィヴァ 身長もほゞ同等の二人
巧妙な掛合が新鮮で現代的演出にピッタリ愉しさ倍増
ビヤ樽風情で貫禄の伊人歌手で繰広げられる≪セビリヤの理髪師≫ を長年
観賞して来たが今公演:スマートながら驚きの歌唱力 & 鍛えられた体形で
軽快に走り回り大騒ぎ:些か騒々しかったが 計12公演の内6公演(半分)
ストでキャンセルを余儀なくされた歌手陣:のびのび羽伸ばしストレス
解消か大いに楽しんで演じて居た様な活気に溢れていた
※12月5日の大型スト開始以来:オペラ座もスト決行足並み揃え全70公演
余りストに追込まれたそうな~ と言う事で予算も大番狂わせ ?? 来シーズン
新作3公演の取止めを発表。 変な新作見るより取り止めが正解の場合も??
…‥〓 LE BARBIER DE SEVILLE 〓‥…
2020年2月7,9日 バスティユ ≪セヴィリァの理髪師≫
指揮:Carlo Montanaro / 舞台装置:Paolo Fantin
演出:Damiano Michieletto / 衣装:Silvia Aymonino
照明:Fabio Barettin / コーラスマスターAlessandro Di Stefano
Il Conte d'Almaviva : Xabier Anduaga
Rosina : Lisette Oropesa / Bartolo : Carlo Lepore
Figaro : Ilya Kutyukhin / Basilio : Krzysztof B?czyk
Fiorello : Tommaso Barea / Berta : Marion Lebegue
典型的:オペラ・ブッファ 序曲が始まると共に全てのシーンが眼に浮び
脳裏を駆け巡り自ずと笑いが込上げ息も付かせず最後まで笑いの渦に巻き
込まれ最高に愉しい大好きな曲
Damiano Michieletto:ダミアノ・ミキエレット の演出は初演から数年毎に
リピートされて居るが スルー出来ず事情の許す限り毎回赴く
特にPaolo Fantin:パオロ・ファンタン の舞台装置はカラフルで曲のテンポに
マッチして巧みに構成された設計 まるで街の一角で騒ぎが起こって居るかの
如く錯覚を覚える程に この演出家群団は常に奇抜でユニークな
創造力発揮
Carlo Montanaro:カルロ・モンタナロ指揮も軽やかにイタリアン:テースト
愉しく聴かせて頂いた
今公演は前売り予約せずとも残るだろうと高括って居たが然に非ず 2月公演
日程ほゞ完売:運良く7日のオケ一列目をゲット\(^o^)/ そして7日だけで
満足出来ず『オルペザの声をもう一度』サイト開けると9日の関係者席が2枚
[お待ちして居りました]と言う訳で即ゲット お隣は西班牙女性だった
然し何故全て完売と疑問視すべくも無く6公演ストに因る日程交換の為だった
様な
慌ただしい幕開けのバスティユ この先も色々なハプニングが待受けそうな
気配の年初め:コロナは如何なものか?? 引籠りに徹しているが
欧州より日本は?どうなる事やら