アドリアナ・ルクヴル-ル*アンナ・ネトレブコ★バスティユ~♪ [パリ.fr]

『あの~♪ 素晴らしい声をもう一度[るんるん]』神々しい歌唱のAnna Netrbko
アンナ ネトレブコ で幕を開けた2024年 奇しくも一ト月前 2023年を
締め括った素晴らしい歌唱で新年を迎えられるとは 想定外の幸運 [黒ハート][黒ハート]
年末年始 隣国伊仏オペラ座のコンビネーションに感謝感激\(^o^)/

両劇場が故意に組まれた日程では無いだろう事は 周知では有るが偶々の
ご縁が直ぐ目の前に現れ 逃す術なく双方満喫させて頂けた恩恵 [黒ハート]
個人的には危機一髪の綱渡りで有ったが 望めば叶う事を常に確信(苦笑)

静に幻想的に緩やかに滑らかに天を突く素晴らしい高音域 誰もが美麗な
音色を一音さえも聴き逃すまいと聴き耳立てて居るかのような緊張感漂う
静寂に包まれた[るんるん] アドリアナの冒頭アリア[Io son l'umile ancella私は
謙虚な侍女です]終ると共に嵐の様な拍手に包まれ期待感増長[指でOK][手(チョキ)][指でOK]
 
演技伴う壮麗な物腰 豪華な衣装を優雅に着熟す身の熟し 舞台狭しと動き
回る華麗な姿はひと際 歌姫を際立たせた。 洗練された容姿に伴い長年
磨き抜かれた美しい音の結晶は宝石の輝きを散りばめる如く 珠玉の輝き
放った[指輪]まるで アドリアナの化身が佇むかの様な幻想を感じさせた

・・・[桜]・・・〓・・ADRIANA LECOUVREUR・・〓・・・[桜]・・・

2024年1月25日 バスティユ ≪アドリアナ ルクヴルー≫
指揮:Jader Bignamini / 照明:Adam Silverman
演出:David McVicar / 振付:Andrew George
舞台装置:Charles Edwards / 衣装:Brigitte Reiffenstuel
コンサートマスター:Alessandro Di Stefano
Orchestre et Ch?urs de l’Opera national de Paris
Adriana Lecouvreur:Anna Netrebko
Maurizio, Conte di Sassonia:Yusif Eyvazov
La Princesse de Bouillon:Clementine Margaine
Michonnet:Ambrogio Maestri
Le Prince de Bouillon:Sava Vemic / Quinault:Christophe Gay
L' Abbe de Chazeuil:Rodolphe Briand / Poisson:Julien Dran

指揮者:Jader Bignamini ジャデ- ビニャミニ 流石 イタリア@
ピアツェンツァ出身 イタリアン音質に長けて居り 物語を尊重した
舞台演出に即した繊細で演劇的な演奏をご披露頂いた。 愉しい
オペラコミックの高速テンポとしっとり聴かせるアリア其々の
シチュエーションをドラマティックに構成 初耳では有ったが 素晴らしい
指揮者だった[指でOK]

David McVicarダヴィッド マク ヴィカー率いる演出家群団は安泰
既に2015年6/7月頃Angela Gheorghiu, Svetla Vassileva のダブル
キャストの折 双方共に聴かせた頂いた。 物語を尊重したクラシックの
こうした良い演出は何時迄も残して欲しいと願う

ミショネ:Ambrogio Maestri アンブロジョ マエストリ 久々の来仏
では有るが 本当に多種多様な演目で聴かせて頂いた[耳] 人間性の慈悲
慈愛 内面の優しさを表現出来る役者 体系からしても頼れる保護的面を
感じさせ微妙に複雑な状況を控え目にエスコートする 深みのあるバス

サソニア伯爵 マウリツィオ:Yusif Eyvazov ユシフ エィヴァゾフ
歌唱力抜群の素晴らしいテナー 高音域も力強く勇敢な軍人をご披露
然し個人的には声質が好みのタイプでは無い為 独唱ではそれ程問題
無いが美麗なネトレブコとの二重唱は残念ながら感動には至らない[涙]

ブイヨン王女:Sava Vemi? サヴァ ヴェミック 彼女も初耳だったが
力の入る高音は少し聴きずらい要素もあった。 ダブルキャストで
22日迄はEkaterina Semenchuk エカテリナ セメンチュクだったが
残念ながら一公演前に終了 アドリアナに対峙する 放漫な恋の
ライヴァル @ ブイヨン王女は 歌い込んで演技力抜群 貫禄ある
セメンチュクで聴けなかった事は残念[涙]

然しこの度は個人的事情に因る物で まぁ二兎はゲット出来ないながら
素晴らしい公演を 新年早々から堪能出来た事は 有難き幸せ[黒ハート]
本来この日も危機一髪の状況で有った。 勿論これ程のキャスト&演出
となれば 通常年間予約で完売[チケット] 然しそんな中好きな席をゲット出来
何時もオペラの神様に見守られて居る気がする

24日日本からの帰国。時差抱えて潜り込めるか? 非常に不安だった
が『まぁ為せば成る?』と掴んだ好みの席[いす][いす] そんな中 時差との
戦いは解消出来たが 問題は乾燥に因る風邪症状で咳払いに悩まされ
機内では頭痛がして寛げないと言う 初めての経験( ゚Д゚)

幸い素晴らしい歌手陣のアリア毎に 嵐の様な拍手が延々と続きマスクで
カモフラージュ@内緒で咳払いしても お隣近所:周りの方にご迷惑に
ならず楽な気持ちで最後迄堪能できた(ホッ!!) 色々対処方を生み出す
事もボケ防止かな???(苦笑)

今年も又色々アヴァンチュールに立向いながら良い公演だけに絞り込み
挑戦して行きたいと願っている[るんるん]

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トーランドット* 巴里 ★ バスティユ~♪ [パリ.fr]

そう云えば 最後の観劇が何時だったか? 忘却の彼方へ消え失せ?
まるで想い出せない程に記憶が蘇らない(苦笑) 強いて言えばあれが
最後だったか? と思えるのは2010年 @ MET:NYの 豪華絢爛
フランコ ゼフィレリ演出で トーランドット:Maria Gureguina
マリア グレギナ & カラフ:Salvatore Licitora サルヴァトレ
リチトラ [るんるん]

この後の トーランドットもカラフも想い付かないと言う事はこの
公演を最後に≪トーランドット≫ 観劇して無かった気がする[王冠] 
リチトラは是が最期で 2011年@シシリア島で休暇中 スクーター
事故で他界 残念な最期で美声に浸る事は出来なくなってしまった[涙] 
43歳の若さだった(合掌)

メトの同演出では ルチアノ パヴァロッティでも聴いた事が有る。
パヴァロッティのキャリア下降に差し掛かる頃で それでも素晴らしい
カリスマ カラフに感激した想い出が蘇る[るんるん] と云う訳でこのお二人
以外 近年では思い浮ばないと言う事は 今日迄ご無沙汰だったと言う
事だろう[曇り][曇り]

今回 歌舞伎/能と云った日本の伝統芸術からのインスピレーションを
受けた演出家 @ Robert Wilson ロベル ウィルソン作品。 モダンな
色彩感覚 影絵を浮かび上がらせる様な繊細な美しい照明 静動の強調
された演技/振付 静かな動きは 日本の伝統芸能を強く感じさせる。
略動きの無い直立不動 ドラマティックな歌唱には程遠く コンサート
形式の様な演出である

近年不可解でグロテスクな演出を見せられ 気分害する個人的には
遥かに美しく音楽に集中を深め 美麗な視界を愉しむ効果的な公演に
久々真面なオペラに巡り会えた様な(微笑)

・・・( ^ω^)・・・TURANDOT・・・( ^ω^)・・・

2023年11月13日 バスティユ ≪トーランドット≫
指揮:Marco Armiliato
演出:Robert Wilson et Nicola Panzer
脚本:Jose Enrique Macian / 衣装:Jacques Reynaud
舞台装置:Robert Wilson et Stephanie Engeln
照明:Robert Wilson et John Torres / ヴィデオ:Tomek Jeziorski
Orchestre & Choeurs:Opera National de Paris
コーラスマスター:Ching-Lien Wu
Turandot:Irene Theorin / Altoum:Carlo Bosi
Timur:Mika Kares / Liu:Ermonela Jaho
Calaf:Brian Jagde / Ping:Florent Mbia / Pong:Nicholas Jones
Pang:Maciej Kwasnkowsli / Un Mandarino:Guilhem Woems

イタリアンの巨匠:Marco Armiliato マルコ アルミリアト指揮 
此方も久々の巴里公演 ≪セヴィリャの理髪師≫ 以来の来仏か? 
伊作品の指揮は半端ない年季入り 特にコンサート形式風なこの
演出には 演奏リードが舞台を盛上げた[るんるん]

※2012年の訪米 NY:メトで毎日日替り演目で ご活躍 2月1日
≪アンナ・ボレナ≫ 翌日2日≪エルナニ≫ 指揮者って本当にタフ
毎晩 日替りメニューを振っていらっしゃる指揮者が多く昔から
体力を疑問視して居たが???

タイトルロール @ トーランドット:イレネ テオリンは 独逸圏の
作品が多く特にワグナーを多く聴かせて頂いて居る。 バイロイト、
ウィーン等 ≪リング≫ブリュンヒルデ、巴里では ≪エレクトラ≫
と独逸圏作品には馴染んて居たが イタリア作品では如何な物かと
未知数では有ったが フィンランド出身のソプラノ 音質に膨らみ
円み 暖かみが不測かな? と個人的には感じた。 まぁコンサート
形式風な舞台で余り気にせず 美声拝聴[耳]

カラフ:Brian Jagde ブライアン ヤッド 美声ご披露頂き難なく
歌い上げた 流石2012年 @ オペラリア受賞者

ティムール:Mika Kares ミカ カレス @フィンランド出身バス
独伊作品を熟し 昔のマッティ サルミネンの様な存在になるかも
威厳の有る美声で演技する程の演出では無い為 演技力は伺い
知れず 然しこの度の演出には違和感無し。 歌唱で演技する
程の ドラマティック技量は無く普通に美声をご披露頂いた[るんるん]

リュ:Ermonela Jaho エルモネラ ヤホ 演技無くとも非常に情感籠る
歌唱で リュを表現 圧巻の歌唱だった。バスティユ出演は多く
2015年 ≪椿姫≫ デビューから既に8年、2016年にはウィルソン
演出≪蝶々さん≫ 2018年には 初公演 マイヤベール ≪ユグノ-≫
ドラマティックな演技と共に叙情的歌唱が素晴らしいソプラノ[黒ハート]

アルトム皇帝:Carlo Bosi カルロ ボッシ お気の毒に中刷りで一幕は
空中ブランコ(笑) 二幕は天井から降下しつゝ歌唱と云う状況にも
拘らずしっかり歌い上げ天晴[演劇] カルロ ボッシもバスティユ出演は
多く 2011年頃から定期的に出演して居る。 イタリアンの演技伴う
歌唱が素晴らしく イタリア各地でも脇役でご活躍[指でOK][指でOK]

ピン、ポン、パン は学ラン着用で モダンダンス風振付の動き
静寂の舞台に唯一 飛び跳ね動きを表現 目覚まし的役割果たした??
[Nessun dorma : 誰も寝てはいない](笑)[三日月][三日月]☆彡

・・・・・・・・・・・・
※当初のキャストでは トーランドット:Sondra Radvanovsky ソンドラ
ラドヴァノフスキィとTamara Wilson タマラ ウィルソンのWキャスト
の予定だったが ソンドラの降板で選手交代 3人の歌手が担う事で タマラ
以外の日程は日替りキャストになった。ソンドラがキャンセルは珍しい事

演出を観ながら勝手な想像であるが 以前からウィルソンの演出は
ドラマティック歌手陣には歌い難いとの苦言を歌手ご本人から伺った
事が有った。 ドミンゴのキャンセル等も想い出し『若しや?』
非常にドラマティックな演技派 ソンドラには向いて居なかったのか??

その上 一幕目では相当の高所から突き出した空中の板の上での歌唱
観客の目から『エェッ? 良くあの状況で歌えるなぁ』と感心したが
個人的にも高所恐怖症の観点から 歌手の心中に思い及んだ[本]


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ローエングリン*KFフォクト★バスティユ [パリ.fr]

嘘みたい? 目を疑った[目] チケットをプリントアウトして 一応キャスト
確認[メモ] 宝籤当選の様な驚き( ゚Д゚) ロエングリン [Klaus Florian Vogt]
本来[Piotre Bechzra]の筈が但書き(11日を除く)となって居た。 最近は
サッカー優先で プログラムに興味薄の巴里オペラ座 メール着信の折 序に
チェック程度。。

そして当日の朝 確認メール着信\(^o^)/ 体調不良による主役交代
ピォトール ベチェゼラも悪くないが個人的好みから[ローエングリン]は
クラウス フロリアン フォクトのイメージで完成されて居る[耳][目]
心浮立ち早めに出掛けたがバス[バス]は?? の状態で宛てにならず タクシーも
乗車の赤ランプ点灯車両が渋滞気味の道路に溢れ?

『デモは明日の予定なのに?』『エッ?』緑点灯の空車が目の前に瞬間手を
挙げた止めるつもりなく頭の中は検討中の筈だったが止った為 乗込んだ[車(セダン)]
幸運だった[指でOK] 渋滞は延々バスティユ少し手前迄続き バス運行の気配無し
20分前の到着に安堵(ホッ)然し料金見た時に25euroと思わぬ請求額に
驚いた( ゚Д゚) ここ10年程パリ市内ではタクシーの乗車無く価格の見当は
つかなかったが値上がりは半端ない[ドル袋]

※空港行は ウーバータクシーとの競争で公共タクシー不利との結論に
因り 65euro前後で定額設定の為 渋滞でも料金変らず。 渋滞で高額に
なる上 バス&タクシー優先道を走れずと言う事で ウーバーから
ビジネスマンを引き戻したそうな(余談)

さてこの日のチケット 発売当時から販売状況悪く劇場は早めに値引き
プロモを掛けた為 値引きで予約?『あぁそう云えば安かったんだ』と
印刷の際に想い出し喜んだ差額は交通費に回った[車(セダン)]トホホ[涙]
[金は天下の回り物](苦笑)時間に余裕で到着 感謝観劇\(^o^)/

そんなこんな心浮立つ肝心の[ローエングリン]は戦争中だった[涙] 
ベルリン在のロシア人 演出家とは言えそんな関係でも無いだろうが
精神病院や傷病兵治療の病院 美しい前奏曲に浸る目の前にCG映像で
詐称物語の説明を必要とする代物?? 荒れた戦地が広がる悲惨な映像 
観る気無しで目を閉じて美しい調べに浸る[耳][目][耳] つもりだったが[るんるん]

演出が戦争背景と云う事も有ってか静かに進む白鳥 消え入りそうな
さざ波の美麗なハーモニーよ何処へ? そう白鳥とは関係なくバック
パーカー 迷彩服着用でご登場のローエングリン 戦場からご帰還?
風な演出では音楽的に個人好みの美麗な前奏曲 @ 白鳥のイメージは
存在せず 幻想的なロマンと程遠く期待は外れた[涙]

演出に同調して戦場をイメージ 既に闘いの熱狂が感じ取れる様な
力強く少々過激な指揮で開幕 若い英国人 指揮者Alexander Soddy
アレクサンダー ソディ『まぁ是で良いのだ? 』風に気を入れず
ワグナー[ローエングリン]の演奏を聴いた[耳] 

舞台は壁で仕切られた細切れの空間 其処へ風呂上り用室内着を
羽織ったエルザと その化身が如何わしい動きで 慌ただしく走り回り
音楽に陶酔するすべもなく 演出意図は探索せず排除[NG] 何れにしても
台詞とは程遠い舞台に理解するすべもなく[涙]

精神障害を患った エルザを取巻く亡霊の様な化身が時に裸体で出現
何の意味が有るのだろう過度の振付( ゚Д゚) 良くまぁ是程の小道具を
駆使して難解極まる複雑なドラマに仕立てたものだ? と腹立たしく
眼鏡外して演奏に徹した[るんるん] 新演出の酷さは想定内とはいえ詐称物語
[ローエングリン]は 原作&台詞と相違 演出家の自己満劇場[演劇][演劇]

本来 ワグネリアンと呼ばれるワグナーオタクの多い仏蘭西では 売出
同時にSOLD OUT 完売で入手 困難状況に陥る為 誰も年間予約で
[チケット]抑える。 然し近年 バイロイトに横並び 魅悪想定内の演出[NG]  
観客は詐称劇に対する不買運動を起こして居るかの様にさえ思える程
空席が目立った[いす][いす][いす]

愚痴大会で失礼[m(_ _)m]   唯一のチャンス KFフォクトの出演と云う
素晴らしい夕べに遭遇の感謝観劇[黒ハート]

・・・[ひよこ]・・・LOHENGRIN・・・[ひよこ]・・・

2023年10月11日 バスティユ≪ロ-エングリン≫
指揮:Alexander Soddy
演出,装置,衣装:Kirill Serebrennikov
装置:Olga Pavluk / 衣装:Tatiana Dolmatovskaya
照明:Franck Evin / コーラスマスター:Ching-Lien Wu
Heinrich Der Volger:Kwangchul Youn
Lohengrin:Klaus Florian Vogt
Elsa von Brabant:Sinead Campbell Wallace
Friedrich von Telramund:Wolfgang Koch / Ortrud:Nina Stemme

英国出身の若手指揮者@Alexander Soddy アレキサンダー ソディ
活気に満ちた指揮『マッ好いか[手(チョキ)]』と演出に合わせた演奏と認識?
何しろ精神障害を来したエルザと傷病兵の館@テルラムンドは義足で
杖を突く状態(苦笑) もう何でもありの舞台に『別に~』特別な
期待せずでは有ったが???

幸いお目当て★ Klaus Florian Vogtクラウス フロリアン フォクト
[ローエングリン]だけが飛びぬけて素晴らしかった(個人好み)[るんるん]
何が好きって登場のアリア 澄んだボーイソプラノの様な甘い高音
叙情的な想い込める優しいニュアンス フォクトの美麗な歌唱に
救われた\(^o^)/ 最期の身分を名乗るアリアは荘厳な雰囲気を
醸し且エネルギッシュな歌唱 激しいコーラスを超して天空を舞う

一幕と三幕のアリア この二曲を堪能出来ればもう感謝感動 [黒ハート] 
本来は ピオトルのつもりだったが ワグナーは初耳『試しに聴こう』
程度に予約した まぁ残念ながらの休演 個人的には『禍転じて福』
この酷い演出で フォクト不在で有れば 間違いなく 三幕目端折って
帰宅した だろう[家][バス]

三幕目端折って帰宅された観客も少なくなかった様な 休憩時間後
着席すると廻りに空席が増えていた( ゚Д゚) 二幕の傷病兵の病院が
酷かった。 ベッドで治療受ける患者の他 黒い大きな袋が数多
運び込まれ 中から出てきたのは全裸の男性 袋を出て後ろ向きに
一人ずつ楽屋方向へ姿を消した( ゚Д゚)

この時 少なからず周りからざわめきが上がった。 慣れっこの
仏人客にもショックだった様な? 後ろの女性は顔を隠しオロオロ
この方々勿論 三幕目は姿が消えていた。 この馬鹿々々しい演出に
フォクト居なければ二幕で帰宅は当然だった。

是を芸術と呼ぶので有ろうか? 又は観客を無視して居るのだろうか?
既に原作無視の詐称。 台詞と無関係の代物を芸術と主張するのか??
まぁ個人的にオペラは芸術と云うよりエンタメとして娯楽を愉しんで
居るが余りに酷い演出家の原作詐称は許し難い[NG] 

現在のオペラ座支配人はカナダ人の ヌーフ 20年前?のモルティエ時代 
ONPで モルティエのアシスタントだったそうな。支配人に決定した頃 
嫌な予感はして居たが勘は当たった。 シーズン開始から足を運ぶ気に
なる作品は無い。 曲だけでもと云う事で[ローエングリン]値引き誘惑
チケット[チケット]ゲットの他 来年の[アドリアナ・ルクルブール]歌手で決定
アンナ・ネトレプコの予定?で[チケット]予約済 @ 再演の為 修正なければ
演出の心配は無し(安堵)

と横道にそれたが ローエングリン歌手陣は略及第 ハインリッヒ王:
Kwangchul Younクワングシュル ユンのバスの響きは素晴らしい[手(チョキ)]
1993年第一回目のオペラリア入賞者で今年30周年 ベルリンSOBで
ワグナーを歌い込みバイロイトでも長年のご活躍。 深みのある響きは
威厳伴う素晴らしい歌唱力[るんるん]

同年の入賞者 オルトルート:Nina Stemme ニナシュテム も貫録の歌唱
然し高音になると少し響きが崩れる事もあり そろそろ年齢を感じさせる

テルラムンド:Wolfgang Koch ウォルフガング コッホ ワグナー作品で
ロンドン、バイロイト等色々聴かせて頂いて居るが 別に特筆は無い

※特に個人的事情から忘れ難い オルトルート:ワルトラウトメイエー
テルラムンド:ファルク シュトルックマンと云う絶品コンビを聴いて
以来 バリトンは誰が歌っても[別に]風 興味薄で失礼[m(_ _)m]

準主役エルザ:Sinead Campbell Wallace シネァド カンベル ワラスは
残念ながら声質:音質共に美声とは言い難く 個人的 好みからは遥か
霞が掛かっていた[ひよこ] 多分演出のせいも影響したか? 安定的な声が
出せなかった要因も在るかも知れない? 精神病患者にされベットに
括り付けられたり お気の毒な演出[涙]

何れにしても迫力の演奏&コーラス フォクトの美声に救われた
[ローエングリン]だった[るんるん]


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運命の力*アンナ ネトレプコ★バスティユ~♪ [パリ.fr]

眩い崇高な美声に釘付け ブログ開始した2012年の初演から遥々 10年ぶり
再演≪運命の力≫ レオノラ 神々しい魅惑の高音 壮麗な感動の歌唱に陶酔
Anna Netrebkoアンナ ネトレプコの豊かな高音域伴う演技は逸品 情感伴う
歌唱は実存するかの様な錯覚を覚える プラチナの輝き[指輪]

上流階級の従順な子女 愛する父との最期の晩餐 心の痛みを感じさせる
悲運を背負った運命に翻弄される心情がありありと描かれる状況に応じた
美麗な音質 目の前で繰広げられるドラマに 観客は息を殺して成行きを
見守るかの様な静寂が漂った[曇り]

抜群のキャリア & 歌唱誇る男声諸氏 兄ドン・カルロ:Ludovic Tezier
ルドヴィック テジエ & 司祭バス:Ferruccio Furlanetto フェルチィォ
フルラネット 双方最高のキャストに恵まれた公演 想像絶する テジエの
音質 拝聴する度に感動が深まる 流麗な音域の広さを駆使したいぶし銀の
声質に深く惹き込まれる[るんるん]

存在感抜群の大御所 巨匠フルラネットの神々しい威厳ある大祭司 渋い
アンティックゴールドの偉大な存在が ネトレプコを一段と惹き立てた[黒ハート]

将来有望な若手イタリアン指揮者:Jader Bignamini ジャデ ビニャミニ
初耳では有ったが 楽器其々が奏でる繊細な音質を情緒豊かに構成 特に弦
ハープの調べは 哀愁帯びたレオノラの心情に寄添い目頭を押さえた[涙]

素晴らしい演奏に魅了され 演出との一体感で明暗のコントラストが因り
鮮明に描き出された 将来が愉しみな イタリアン指揮者に遭遇[指でOK][手(チョキ)][指でOK]
[クリスマス]ノエルを控えた 日曜の昼下がり贅沢な[プレゼント]贈物を頂いた様な22年の大[ひよこ]

 ・・・・ LA FORCE DU DESTIN・・・・

2022年12月12、18日 バスティユ≪運命の力≫
指揮:Jader Bignamini/ 舞台装置:Alain Chambon
演出:Jean-Claude Auvray / 衣装:Maria Chiara Donato
振付:Terry John Bates / 振付協力者:Paolo Ferri
照明:Laurent Castaingt /コーラスマスター:Ching-Lien Wuose
Il Marchese di Calatrava :James Creswell
Donna Leonora :Anna Netrebko/ Anna Pirozzi(12日)
Don Carlo di Vargas :Ludovic Tezier
Don Alvaro :Russell Thomas
Preziosilla :Elena Maximova
Padre Guardiano :Ferruccio Furlanetto
Fra Melitone :Nicola Alaimo

追記:
このJean-Claude Auvray ジャン-クロゥド オォヴレィ 演出 初演2011年
Philippe Jordan フィリップ ジョルダンの提案で一幕 カラトラヴァ侯爵邸
穏やかな晩餐を覆す 悲劇が生まれた経緯の後に序曲が演奏される構成。
初演の際『エッ』意表を突かれたが想定外の素晴らしい舞台に魅了された

J-C.オォヴレ演出は原作を尊重 深刻な明暗の対象表現が因り悲壮感極まる
ドラマを展開 特にレオノラの僧院を認められる儀式では神に救われる
安堵感を漂わせ[黒ハート] 金糸の豪華な内掛け衣装を纏った ネトレプコはまるで
お雛様の様だった[晴れ]

今回のキャストで レオノラの恋人ドン・アルヴァロを演じた:Russell
Thomas ルセル トマス 初耳米国人テナー NYメト初め米国中心に
ご活躍の様な‥ 只 個人的には声質が今一 低めで バリテナーでは無いが
艶やかな高音の伸びが欠如 経験豊富な歌手陣の中で存在感が薄かった[耳]

レオノラは:A.ネトレプコ & Anna Pirozzi アンナ ピロッツィ の
ダブルキャスト 流石 ネトレプコの公演日は年間予約時からほゞ 完売
状態の為 早々に手配 7月には既に12月21日をゲット したが年末の
帰国計画前だった為 ヴァカンス後に予定変更『12日の初日』を再予約。

然し公演日7日前 『アッ』と驚くバスティユからの驚嘆メール『嘘ォ』
健康上の都合により歌手交代?? 無情にも ネトレプコ:キャンセル
情報着信[涙] 完売[チケット]に望みなし 然し諦めず即 サイト検索で辛うじて
1席 @ 18日 大好きな通路脇席を素早くゲットで危機一髪 難を逃れ
感謝感劇\(^o^)/

12日のアンナ・ピロッツィは ドミンゴ氏との共演で 数回拝聴して
居るが 彼女の声も個人的好みの枠を超えていた[耳] R.ムッティに
見出された 声量の有る美声を奏でる優秀な人材で ドミンゴ氏も
頻繁に共演者に登用 

然し個人的には残念ながら18日とは運電の差 共演キャストにも多大
な影響を及ぼすのだろうか? ネトレプコの日の共演者 テジエは因り
深みのある豊かな音質を奏で フルラネットも老体に鞭打?渋い従来の
歌唱をご披露頂き 12日とは違う演目を観たかのような錯覚を覚えた

さて至福の時を過ごした18日は 残念ながらべつの問題浮上[サッカー]
フランスVsアルゼンチンの決勝戦[サッカー] 日曜日の マティネ公演は帰宅
時間に都合が良いと喜びも束の間 開演時間14時終演予定18時 [サッカー]
サッカーの試合開始16時 試合終了予定18時で是また帰宅時間の
トラブルを危惧 W杯ならぬW問題を抱え観劇[目][耳]

オペラは時間通り終演 本来 是程劇的な素晴らしい公演のマティネで
有れば延々と続くカーテンコール 嵐の様な拍手は止まず 然しこの晩は
一度で降幕の何故? そう観客及び関係者各位 帰宅を急いだ 勝利に因る
過激な交通マヒを案じて 誰もが足早に劇場を後にした[走る人][走る人]

然し劇場を出ると街中は静まり 人影もなく『エッ若しや延長?』の
予想は的中〓 バスの運行は当てにならず 背後を振返りつゝ歩を進める
時折 観衆の大声が響き渡る カフェやレストランに集まったサッカー
ファンの PK成功の喜びと落胆の叫びだった(笑)

小雨の中『家へ着く迄 決着しません様に』と祈りつゝ延長時間と
PK戦の時間を計算して歩を早めた。 幸い自宅に到着時に決着。 
アルゼンチン優勝で交通混乱に巻き込まれずで安堵。 仏敗戦で
此の晩はとても静かだった[眠い(睡眠)][眠い(睡眠)]

クラクション鳴らして走行する車は無く 若し鳴らしたらきっと袋叩きに
有ったかも(苦笑) 個人的にはまぁどちらが優勝しても関係なく
静かに終了した事が重要[m(_ _)m] 然し日曜の夕暮メイン通りから
人影が略消える程の侮れないサッカー人気[サッカー] 

個人的には仏代表監督 @ ディディエ デシャンに興味皆無。 因って
仏代表も『べつに~』と云う訳で 応援リストから除外。 期待は次期
監督就任を騒がれていた Z.ジダン。 この度 D.D契約更新と云う事で
益々興味遠のく仏代表 Tant pis タンピー しょうがない[涙]

愉しみは仏リーグ:S.ランスの伊東純也選手の今後の活躍\(^o^)/
期待して応援[モータースポーツ] 年齢云々云われるが 次期W杯は モドリッチ選手の
様な存在で出場して欲しい[モータースポーツ]

今回のW杯活躍後 欧州で活躍する日本選手の移籍市場の人気&噂も
目にするが 先ずは常時出場出来る状況確保がベスト。
【鶏口となるも牛後となるなかれ】強豪ブランドより出場機会重視[サッカー]

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パルシファル vs エレクトラ★バスティユ~♪ [パリ.fr]

声人の一人 Falk Struckmann ファルク シュトルックマン 再来仏で
愉しみに待った Klingsor クリングゾール拝聴に馳せ参じた。 此方も
バリトンからバス・パートへ挑戦を遂げて 流石のベテラン 存在感発揮

然しながら演出が好みで無い為 気乗りせず その上 歌手陣も心浮立つ
キャストに恵まれず 二回の観劇を予定したが 一度で端折った。
フィレンツェで遭遇した友人と二回目に会う約束をしたが どうも腰
上らず好きな曲 ≪パルシファル≫ でこんな事は珍しかった[?]

終了時間の遅い公演 日曜日のマチネを二回目に選んだが 翌.月曜日
抜歯二本の予定が気乗りしない頭痛の種[考えてる顔] 妹に『たかが抜歯で??』と
呆れられたが当事者にとっては『されど抜歯』と言う訳で初めて二本
一緒の抜歯と云う経験に相当ビビった(苦笑)

※非常に慣れた専門外科医で15分足らずで終了に救われた(安堵)

シュトルックマン以外の時間を持て余すには 余りに長時間?と云う事で
引籠りを選択。 通常 @ ウキウキ♪ランラン気分で出掛けるが この度は
失礼[m(_ _)m] 想像すると遠慮したくなくなると言う逆効果[涙]

何故か? 先ず余り好みでない演出に加え 既に2018年に観劇&感激。
当時の豪華キャストに比べると余りに差が有り過ぎた初日に落胆。
18年は 指揮:Philippe Jordan / Parsifal:Andreas Schager
Kundry:Anja Kampe /Gurnemanz:Gunther Groissbock
Amfortas:Peter Mattei 演出は脇役で気にせず音楽に没頭[曇り][曇り]

今回は先ず アムフォルタス:Brian Mulliganブライアン・ムリガンの
演技が個人的に最悪だった。 昔 パルシファル:プラシド・ドミンゴ氏
以外は アムフォルタス:ファルク・シュトルックマン 目当てで観劇に
馳せ参じた為 アムフォルタスが酷いと それだけで気が滅入る。

ムリガンの演技[生死を彷徨うアムフォルタスよ何処へ]風なイメージで
余りに元気良く走り回り引き摺られる時も半端無い抵抗力。 コメディ
感覚に『こんな筈では?』と初回観劇時 既にマスクの下で笑いを堪えた。

パルシファル:Simon O'Neill シモン・オニル /グルネマンツ: Kwangchul 
Younクワングシュル・ユン/クンドリィ: Marina Prudenskaya マリナ・
プルデンスカヤ等 歌手陣は粒ぞろいでドラマを紡いだ(安堵)[指でOK]
只 気乗りしない時に長編ワグナーと云うのは のめり込めずでパス

 ***~**~**~**~*PARSIFAL*~**~**~**~***

2022年5月24日 バスティユ≪パルシファル≫
指揮 : Simone Young
演出 : Richard Jones / 舞台装置&衣装 : ULTZ
照明 : Mimi Jordan Sherin / 振付: Lucy Burge
Chef des Choeurs コーラスマスター : Ching-Lien Wu
Amfortas : Brian Mulligan / Titurel : Reinhard Hagen
Parsifal :Simon O'Neill / Gurnemanz :Kwangchul Youn
Klingsor :Falk Struckmann / Kundry : Marina Prudenskaya

指揮:Simone Young シモンヌ・ヤング女史 ワグナー演目で数少ない
女性指揮者として独逸圏中心に豊富な経験を積んで居られる一人者 [るんるん]
情感籠る柔和な音質から強烈に盛上げるコントラストが素晴らしかった[指でOK]

唯々 目的 クリングゾールの出番が少な過ぎで半端な時間を費やす
には背景の壁に掛けられた前支配人:シュテファン・リスナー似の
大型肖像画が邪魔になり 名曲に浸る雰囲気では無かった[涙]
総体的に普通の ≪パルシファル≫ に終り魅力は希薄。 

※全公演のチケットが半端なく残って居た。 今思うと個人的好みでは
無く 誰もがキャストに期待しなかったのだろうか? 18年はチケット
完売だった。 当時のフィリップ・ジョルダンのワグナー人気も半端
無かったのだろう。 本当に素晴らしかった[るんるん]

※シュトルックマン・ファンとしては ≪エレクトラ≫ のオレスト並み
聴きたい声質鑑賞目的には非常に出番少なく残念至極[涙] 
≪ヴォゼック≫の[ドクター]然り。

…‥[晴れ]……‥[晴れ]…‥…‥[晴れ]…‥‥[晴れ]…‥

さて意気消沈の別件 ≪エレクトラ≫ 此方も[寄る年波]??で 早々に
キャンセル通達着信[涙] ワルトラウト・マイヤー[エレクトラの母]を
聴く為 年間予約したが残念ながらの降板となった。 今公演で最後
だろうと想像したが公演前の降板に[涙][涙] 

久々のAngela Denoke アンゲラ・デノケが代役を務めたが マイヤーの
美麗な歌唱伴う妖艶な演技に比べ貫禄不足は否めなかった。 大スターの
引退 容赦なく吹く隙間風 残念ながら続く次世代に味のある歌手が見当
たらない[涙]

幸い大成功に導いた巨匠 Semyon Bychkov セミョン・ビシュコフに
感謝観劇 流石の大御所 徹頭徹尾半端ない演奏でドラマを紡いだ[るんるん]

Robert Carsenロベール・カルセンの演出は既に何回も観劇させて
頂いて前回の マイヤーの素晴らしさをもう一度と云う希望叶わず
だったが 終了時には感激に満ちていた[るんるん]

^:^^:^^:^^ ELEKTRA^^:^^:^^:^

2022年5月22日 バスティユ≪エレクトラ≫
指揮者: Semyon Bychkov
演出 : Robert Carsen / 振付 : Philippe Giraudeau
舞台装置: Michael Levine / 衣装 : Vazul Matusz
照明 : Robert Carsen & Peter Van Praet
コーラスマスター:Alessandro Di Stefano
Orchestre et Choeurs de l’Opera national de Paris
Elektra : Christine Goerke
Chrysothemis : Elza van den Heever
Klytamnestra : Angela Denoke
Orest : Tomas Tomasson /Aegisth : Gerhard Siegel

振返れば既に一月前の観劇[光陰矢の如し] 4月帰仏以来色々
多種多様の身体検査に因り気分停滞。 その上医療関係者の如何
わしいトラブル等も気の抜けない仏の現況。 残念ながら 若い
高学歴者に因る詐欺紛い横行は何処の国も変わらない様な。 
我々仏に於いて外見:解り易い外人の高齢者はカモにされ易い?
呉々も要注意と云う事か?(苦笑)

昔からの医師は同年齢で引退の危機[涙] 是から必要になる我々世代に
取って困った世代交代。 人を騙す事に罪悪感を感ぜず稼ぐ事に精出す
最近の若者。 3Dとか何やら解らないIT用語で錯乱 知らず知らずに
搾取され要注意で防ぐ知恵比べ?? ボケてはいけない〓高齢者

・・・・・・・・・・・・・・・

先週は38/40℃と云う猛暑に見舞われたフランス。 家の中は32℃でも
『別に』と暮らせる状況では有るが 頭上半分は 熱気が漂って居る様な[?]
夕食の準備で台所に立って居る時 急にガス漏れ探知機が鳴り始めピー
半端無い強烈な音に消し方 解らず 一瞬狼狽え[何事か?]と物知り管理人
[電話]で問い合わせるも『マダム誰か呼びなさい』と云う事でとっさに
GDF仏ガス会社へ[電話]

緊急事態で直ぐに対応:10分足らずで技術者到着と云う速さ( ゚Д゚)
流石:ガスは一番要。 技術者点検後 何でも無かった事が判明。
然し彼らの義務で消防署へ連絡『エッ?』家の前で迎えに出て( ゚Д゚)
家から徒歩5分の距離に関らず サイレン鳴らし消防車到着:大好きな
立派な制服姿の若い消防士:4人現れ[驚き桃の木山椒の木]探知機
持って家中検査。
 
手分けしてガス漏れ検査に当たって居たが それにしても4人も??
唯 若し何かあった時の為の通常規定なのだろう( ゚Д゚) 傍で
観ながらお洒落で 格好良い仏消防士の制服に 胸はドキドキ
是が好きで毎年 消防署のカレンダーを購入=市民に対する献身的
サーヴィスへの助成金として納められる。 今年の年末は少し奮発
しようと今から感謝を胸に[黒ハート]

いつの世も良い人と悪い人が存在するが 近年の悪い人は通常
想像し難い方々の犯行に腹立たしさと情けなさを感じさせられる
詐欺紛い。 お金持ちが未だそんなにお金が欲しいかな[ドル袋][ドル袋] 
今月は 開いた財布の口が 塞がらない (苦笑)

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ヴォツェック★バスティユ~♪ [パリ.fr]

この時期に何故?? と思われる様な目を覆う情景の舞台装置に心痛め真面に
見られず眼鏡無して音に集中[耳][るんるん][耳] 舞台はほゞCGを駆使した簡素な物
だったが 投影される映像は戦後の荒廃した中に民衆が暮らす設定の様な
毎日 報道されるウクライナ爆撃シーンとダブル設定は如何な物か[涙]

演出の紹介に ヴォツェックの人格を描き出した様なコメントが有った
原作Alban Bergアルバン・ベルクの趣旨を尊重とか:ヴォツェックは欧州
戦争の犠牲者と云う設定??  戦争の残骸の中 精神を病んだ兵隊を診断する
戦争医学ドクターのモルモット??  第一次世界大戦の処刑犠牲者と同じ位 
拷問された様に 精神を病んだ ヴォツェックとか?

2017年8月のザルツブルグ音楽祭で公演された演出家:William Kentridge
ウィリアム・ケントリッジの作品。 然し5年後の現代社会に於いて非常に
刺激的で荒廃した舞台装置は戦争の不穏な影を投げかけ 日々情報機関の
報道写真に観る悲惨な現在の戦争映像とダブル 眼を覆う残酷シーンも
頻繁に投影された[目]

マリア:Eva Maria Westbroekエヴァ-マリア・ウェストブルックは定期的に
巴里バスティユ でご活躍。 大柄の彼女 元気な歌唱は余り情緒伴わず現代
娘のドライさで鼓笛隊長と派手に浮気[黒ハート] 美声では有るが役柄としての演技
伴う雰囲気では無く歌唱にドラマ性を感じられなかった。

※その昔 Patrice Chereauパトリス・シェロー演出で超豪華キャストの
絶品 ≪ ヴォツェック ≫ マリア:Waltraud Meier ワルトラウト・
メイエー/ヴォツェック:Falk Struckmannファルク・シュトルックマン
指揮:Daniel Barenboimダニエル・バレンボイムに因る衝撃的な舞台を
巴里シャトレ劇場 & ベルリンSOB で何回もリピート 以来 封印したが
今思うと本当に素晴らしい最高傑作 封印は正解だった[手(チョキ)] 

※今回は F.シュトルックマンが ドクターに変身:変声(バス)と云う事で
スルー出来ず馳せ参じた[走る人][走る人][走る人]
ドラマティックな広音域は相変わらずで美麗な高音域までご披露頂いた[耳]

薄暗い舞台の中央に突然宇宙船が登場かと思わせる 宙に浮いた様な
ボックスから モダンな宇宙服紛い エナメル質の白衣のドクター@
ファルク・シュトックマン 神々しく ご登場\(^o^)/ ヴォツェックを
生体実験 @ 検査材料に使う如何わしいドクター(笑) 独特のカリスマ
創作的演技力& 衰えぬ美麗の歌唱に魅了されたほんのひと時[耳][目]

 ?~~~?~~~?~~ WOZZECK ~~~?~~~?~~~?

2022年3月10日 巴里バスティユ ≪ ヴォツェック ≫
指揮:Susanna Malkki 
演出監督:William Kentridge 
共同監督:Co-mise en scene :Luc De Wit
Video :Catherine Meyburgh
舞台装置:Sabine Theunissen
衣装:Greta Goiris
照明:Urs Schonebaum
ヴィデオオペレター:Kim Gunning
コーラスマスター:Ching-Lien Wu
ヴォツェック: Johan Reuter/鼓笛隊長: John Daszak
マリ-: Eva Maria Westbroek
ドクター : Falk Struckmann
マルグレット: Marie-Andree Bouchard-Lesieur
大尉 : Gerhard Siegel / アンドレス: Tansel Akzeybek
白痴 : Heinz Gohrig / 兵士 : Vincent Morell

指揮者:Susanna Malkki スザンナ・マルッキはリズミカルに柔軟に
包み且つ ダイナミックでメリハリの効いた素晴らしいドラマを構築

※バスティユ ≪ルサルカ≫ 巴里フィル若手精鋭音楽家軍団に因る
コンサート等 巴里で聴く機会に恵まれている感性抜群の女性指揮者

タイトルロール @ ヴォツェック:Johan Reuterヨハン・ルゥターは
暗い音色の落ち着いた声質で 戦争の犠牲者 狂った兵士を描いた。
他人からの虐待 荒廃した社会 マリアの裏切 恋愛への失望 : 嫉妬
様々な精神障害に抑圧された残酷な臆病者を構成 幻覚の中で呆然と
マリアを刺殺する。

※ヴォツェックとマリアの子供は 最近多用される日本の浄瑠璃の
傾向を酌んだ 木製の人形マリオネットで表現されたが NYメト
≪ 蝶々さん ≫ の演出でも採用されていた 木製操り人形の子供は
哀愁帯びて 胸熱くなる[涙][涙]

最悪な戦争と荒廃の世界を描いた演出 舞台に投影されるCD画像の
不穏で圧力的な恐ろしい映像 ヴォツェックの拷問された精神を写し出し
て居ると言う事だが残酷の極み 個人的にはとても普通に直視できる
代物では無かった[涙]

只 タイトルロール2人の周り 脇役は存在感のあるしっかりとした
キャストで 固められ 歌唱に因るドラマを成功させた[るんるん][耳]

久々のF.シュトルックマン 後数回拝聴したかったが この数日後
帰国が迫って慌ただしかった為 涙をのんだ[涙]

…♪……♪…‥♪…‥♪…‥♪…‥♪…

3月初め入国隔離解除の報道を受け 早々に帰国を決定。 今年は
6歳児二人の 卒園 & 入学と云うイベントに合わせての帰国を画策
然しながらフライトの故障:オイル漏れで 機内待機から降ろされ
自宅待機へ[涙] 一日遅れの出発 [飛行機] 着陸

さて成田空港無事着では有ったが またもや予期せぬハプニング?? 
誰もが『エッ何で??』と疑問を持った到着時の抗原検査。 今聞くと
ちょっと古い感じの ワクチンパス & 72時間前のPCR陰性証明
必携で着陸にも拘わらず? 

検査結果待ち入国誓約書等 二時間余りを経て税関を出て解放された。 
今回は地の果て成田空港 荷物を宅配便にお願いすると都内でも翌日
『エッ間に合わない』と云う事で翌朝の卒園式はトホホ状態[涙] 

当初 父兄出席は二名と云う事で当てにせず『まぁ良いか』然し当日
『入場出来ますから是非』と云われれば断るすべもなく 巴里からの
着た切り雀の侭 黒のコートでボロ隠しで出席(苦笑) 幸いマスク
着用で顔も作らず間に合った 安堵(笑)

色々なハプニングもネガティブばかりでは無く 成田空港で待機中
同年輩の仏女性との会話が弾んだが この女性 仏人ピアニストの
Anne Quefferec アンヌ・ケフェレック女史 リサイタルの為の来日
情報伺った為 後日 6歳児同行で 義妹と3人 コンサートへ [電車]

まぁ素晴らしいピアノコンサートに遭遇 圧巻の演奏に6歳児も驚き
最後迄静かに聴き惚れた[耳][るんるん][目]

拍手無しを希望されて一気に進んだ為 時々小声で質問する位は当然
然し斜前の男性客 その度に振返りむっとした表情。 
『これだから日本の子供音楽教育が滞ってしまうのだなぁ』と欧州で
有れば普通の事。 近年多くの観客が子供同伴で オペラ初めライブ
コンサートを愉しんでいる[るんるん]  

係の方に説明して後半は席を替り のびのび気持ち良くコンサートを
愉しんだ\(^o^)/ 終演後 ご挨拶に伺って巴里での再会を約束[目][目]
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今夜の大統領選の結果は 仏国の民主主義に拘る重要な選挙
エマニュエル・マクロンは大統領再選を絶対に無し遂げなけ
ればならない。 極右と極左の選挙向け握手は最悪、、、
頑張れマクロン[モータースポーツ][モータースポーツ][モータースポーツ]絶対マクロン[モータースポーツ][モータースポーツ][モータースポーツ] [手(チョキ)][手(チョキ)][手(チョキ)]
祈必勝 神様どうぞ仏国をお守り下さいアーメン

追記:4月24日 [バー]\(^o^)/[バー] [バー]\(^o^)/[バー] [バー]\(^o^)/[バー]

エマニュエル・マクロン大統領 再選[手(チョキ)][手(チョキ)] に安堵 [黒ハート] 此の先5年間は安泰 !
17年からの5年間は コロナ禍に翻弄され大変な時期に遭遇[目] 他にも
新たな決まりを作る度に ジレ・ジョンヌ=黄色いベストの反発やら
この国は一筋縄では行かない方々が多い。 忍耐強く欧州&世界平和の為
尽力する 謙虚で柔軟な素晴らしい大統領  71年から7人の大統領を経験
したが ジャック・シラク大統領以来 安心感の持てる大統領に感謝 

[↓][↓][↓] 政治が日常生活と結びついている国民 選挙に政治に関心の
高い社会に暮らして居ると 見ているだけで元気を頂く嬉しい未来[手(チョキ)][手(チョキ)]
政権担当閣僚も若く 優秀な方々が多い。 

https://www.youtube.com/watch?v=2f-44hyGwlE&t=67s
再当選の挨拶 シャンドマルスから Yutube
まるで アイドルのコンサートの様な雰囲気を醸している 老若男女

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新演出*フィガロの結婚☆ガルニエ~♪ [パリ.fr]

続訃報:2月2日 舞台美術芸術家:Ezio Frigerioエツィオ・フリジェリオ氏
逝去 享年91歳 先月 ニノ・チェルティ氏 90歳に続き イタリアの巨匠他界
【心よりご冥福をお祈り致します】

著名な演出家とのコラボで デザイナー兼舞台美術を担当され 世界の偉大な
劇場で活躍され500以上の作品を手掛けられた。

個人的には1986年 スカラ座 ≪カルメン≫ 新演出で強烈な印象を受けた。
当時 オペラ観劇初心者とは言え指揮:クラウディオ・アバド / 演出装置:
エツィオ フリジェリオ / カルメン:アニエス・バルツァ /ドン・ジョゼ:
ホセ・カレラス/ エスカミヨ:ルッジェロ・ライモンディと豪華キャストに
驚嘆(・[目]・)[耳]

80年代のミラノ出張は フリーデザイナーとの打合せで単独だった為 
仕事の後 食事の時間を観劇に充てスカラ座へ潜り込むと言う恵まれた
環境だった\(^o^)/ 有難き幸せに空腹は美麗な曲で萬福:満腹[るんるん]

バレーの舞台装置:衣装デザインも多く 昨年観賞した美しい舞台が
蘇る エレガントな色彩感覚:抜群のセンスの良さ 偉大な演出家[涙]

2021年6月28日 & 7月5日 バスティユ≪ロメオとジュリエット≫
指揮:Vello Pahn 振付/演出 :Rudolf Noureev / 照明 : Vinicio Cheli
舞台装置 :Ezio Frigerio / 衣装 :Ezio Frigerio & Mauro Pagano

~~~・~~~・~~~・~~~・~~~

さてご健在の方々も寄る年波に逆らえず?? 79歳のDaniel Barenboim
ダニエル・バレンボイム氏が 6日 手術の為 現在組まれている全ての
公演キャンセルを発表。 手術の内容と今後に付いては状況次第の様な。 

・・・・( ^ω^)・・・・( ^ω^)・・・・

果てさてオミクロンに因る半端ないキャンセルを乗越え遂にライヴに
辿り着いた 2022年 初観劇 ≪フィガロの結婚≫ @ 2月3 & 7日 
完売[チケット]と云う状況の中での入手は貴重と云う事で視界不良:聴くだけ席
の様な状況でも取敢えずライヴを堪能(安堵) 

本来 2月3日は バスティユ≪コヴァンシチナ≫予約済みだったが突然
オミクロン感染者に因るキャンセル[mail to]着信 『エェッ?』午前中とは
云え心は既に久々夜のお出掛けを愉しみして居た[涙]

そんな中探り当てた ≪フィガロの結婚≫ 完売の筈が『何故?』風に
数多リターン[チケット]の中で一番安い好きな席に遭遇[目] 既に予約済7日
視界不良席だった為 迷わずゲット[チケット]『二回聴いても良いかな??』[耳]

でも何故リターン・チケット・オンパレード? 此方もオミクロン
感染で著名歌手キャンセルの為だった様な『Covid感染者が出てますが 
指揮者:グスタヴォ・デュダメル氏の決断で公演します』 開幕前 
関係者からのお報せ[カラオケ][カラオケ]

……………… LES NOCES DE FIGARO ……………

2022年2月3,7日 ガルニエ ≪ フィガロの結婚 ≫
指揮:Gustavo Dudamel
演出/舞台装置/衣装/ヴィデオ:Netia Jones
照明:Lucy Carter / 振付:Sophie Laplane
演出コラボレーション:Glen Sheppard / 脚本:Solene Souriau
ヴィデオコラボレーション:Ian Winters & Lightmap
コーラスマスター:Alessandro Di Stefano
アルマヴィヴァ伯爵 : Peter Mattei (7日)/Christopher Maltman(3日) 
アルマヴィヴァ伯爵夫人:Maria Bengtsson
スザンナ:Ying Fang /ケルビーノ:Lea Desandre
フィガロ:Luca Pisaroni / マルチェリナ:Dorothea Roschmann 
バルトロ:James Creswell /ドン・バジリオ:Gregory Bonfatti
ドン・クルツィオ:Christophe Mortagne /
バルバリナ:Kseniia Proshina / アントニオ:Matthieu Lecroart

新演出と云う事で演出に期待せず 視界半分席で充分とオケピットを
眺めながら観劇[目] 英出身女性演出家:Netia Jones ネティア・
ジョンズに因るテーマ Me too、セクハラ問題に置換えた現代版
[ Non violence sexsuelle halasment 性的暴力セクハラは許さない]
と云う 舞台に映写される文字が半端ない(笑)

王政時代には存在しない問題だったが 現代に置換えれば『まぁそうかも?』
舞台は劇場の裏方:衣装担当のお針子:スザンナと かつら担当のフィガロ
恋人同士職場でいちゃついたり[黒ハート] 伯爵は劇場支配人と云った所か? 
若いバレーダンサー:バルバリナへのセクハラ / 侯爵夫人と ケルビーノの
不倫関係等々 様々現代社会に通ずる身近な問題が繰広げられる[メモ]

≪フィガロの結婚≫は喜劇であるが デュダメルの非常にテンポ良い指揮で
展開された娯楽コメディ 面白い公演で愉しかった。 特筆は無いが
オミクロン感染にも屈せず 皆様 頑張って頂いた事に感謝[黒ハート]

3日はアルマヴィヴァ伯爵:Peter Mattei ペーター・マッティ感染で
キャンセルの為Christopher Maltmanクリストファ・マルトマンが代役。
声:演技共無難に熟した。 只 スタイル的には 長身スリムのマッティ
とは大分雰囲気が違ったが幸い初回観劇だった為 違いを感ずる事無く通過。

フィガロのマードレ:母マルチェリナ:Dorothea Roschmannドロテア・
ロッシュマンは マスク姿で現れ 歌う度にマスクを上げ下げ 何となく
不要な気もしたが濃厚接触者??(苦笑)  空気感染の中で 一人だけマスク
上げ下げしても大声で歌っている時は飛沫も飛んで居る訳で 略関係ない
様に思えた。

他には フィガロのパードレ:父バルトロ:James Creswell ジェムス
クレスウェル:音楽教師ドン・バジリオ:Gregory Bonfattiグレゴリィ
ボンファティも同様にマスク着用で上げ下げ歌唱[キスマーク]

スザンナ:Ying Fang イング・ファング & フィガロ:Luca Pisaroni
ルカ・ピザロニ カップルは演技も歌唱も流石主役を請負っていた。
ルカ・ピザロニは既に何回か拝聴して居るが 演技&歌唱で存在感発揮
愉しませて頂けた。 

初耳スザンナ:イング・ファングも 美声奏で白衣のお針子姿で
如才なく役を熟した。

アルマヴィヴァ伯爵夫人:Maria Bengtsson マリア・ベングテッソン
(と発音か?) スエーデン出身の若いソプラノ 非常に繊細な歌唱で
美麗な音質に惹かれ 個人的には二幕のアリアが最高だった[手(チョキ)][指でOK] 

アルマヴィヴァ伯爵:Peter Mattei ペーター・マッティ 響きの良い
音質で セクハラ劇場支配人を ポーカーフェイスでさり気無く演じた。

Gustavo Dudamel グスタヴォ・デュダメル指揮は経験が少なく
今回は二度目で有る。 12年 @ スカラ座 ≪リゴレット≫を
聴いて以来既に10年と云う事で印象は薄い。。。

※指揮者の印象は薄かったが エツィオ・フリジェリオ氏の舞台装置は
しっかり記憶に焼付いて居る。
@ 2012年11月6日 ミラノ:スカラ座 ≪リゴレット≫
指揮:Gustavo Dudamel / 演出:Gilbert Deflo
舞台装置:Ezio Frigerio・・・マントヴァ公:Vittorio Grigolo

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年は 年末年始の帰国で 帰仏早々強度の時差に見舞われ 中々夜鷹に
なれなかった[涙] そんな訳で ライヴ開始を2月3日に定めた。

本来の予約は ≪コヴァンシチナ:Khovanshchina≫ @ バスティユ
だったが約3時間+休憩時間を考えると 最後迄聴き終えられる自信は
無かった[考えてる顔]のが本音。 当日 朝緊急[mail to]とSMS着信 想定外の通知で
安堵した(笑)

[非常に気を付けて居りますがが残念ながら~云々]キャンセル事情を
ご丁寧な説明文でお詫び。 残念ながらコロナ感染に因るキャンセルは
日常茶飯事[NG] 特にこの演出:ソリストの他 コーラス:ダンサー等
予告ヴィデオを観るだけで感染しそうな多勢(苦笑) 

曲だけでも聴きに行きたいと 日々公演日をチェックして居るが 例え
予約しても又払戻かしらと不穏な空気漂う[涙]

~~~~~^^^^~~~~~^^^^^~~~~~^^^^^~~~~~

さて不穏な空気と云えば きな臭い空気漂うロシアXウクライナ
アングロサクソン英米のロシア挑発が恐ろしい。 戦争好き愚かな老人
バイデン氏はブッシュ氏と共に戦争政権(イラク:アフガン)の経験者。
支持率急降下に[ 世界の警察 ]を演出か? 外禁中に毎週 パーティ
開いて飲んで居た ジョンソンも不信任の憂目に晒されている同じ
穴の狢[バー][ビール]

長年の経験から忘れもしない疑惑で固めたイラク戦争 フセイン殺害で
証拠隠滅?? 検証された化学兵器疑惑は白だった 。9.11 テロ後の報道等で
[情報入手済で予想出来た状態だった為 ユダヤ人は出勤してなかった??]
其の上アフガンも持て余し適当に引き揚げた為 タリバンが政権奪回
悲惨な アフガン国民を置き去りに[涙][涙]

米英アングロサクソンは[北風と太陽]の北風 力ずくで抑え込み作戦
の為 一切信用して居ない。 残念ながら独逸の メルケル前首相が居れば
マクロン大統領と共同で平和交渉に臨んで解決の糸口を見出し説得出来た
であろう。 特にプーチン大統領にとっては頭の上がらないお母さん風な
雰囲気も漂っていた(苦笑) 

我々欧州在住者に取っては絶対に戦争反対。 開戦となればロシア
上空飛行禁止になりコロナ禍とダブルで 日本経済に大打撃を及ぼす
だろう。 政府は英米のロシア開戦情報にそそのかされ ウクライナの
邦人撤退を呼び掛けて居るが ロシア上空許可が下りなければ 再び
アンカレッジ経由になるのだろうか? 

海外在住者は帰国出来ず 出張者は渡航出来ず 海外芸術家の入国は
水際対策で切断された侭 鎖国状態で日本経済は終焉を迎える予想
恐ろしい想像が過るが政府は具体的対策を考えて居るのだろうか?

人権尊重の国フランスに居ると 武器持って人を殺す政策を正当化する
米英アングロサクソンは 受け入れられない。 常に嘘で固めた
プロパガンダの戦争 犠牲者となった悲惨な各国民は難民となって
彷徨い受入れは欧州に押し付ける無責任:人権尊重しない怖ろしさ。

欧州が平和交渉を成功させようとする為 交渉成立前に 開戦を企て
焦りまくっている米国?? ロシアが攻撃を予定していると言う情報
入手とかのデマを急増させ緊迫感を演出。 

ウクライナ首相 & プーチン大統領は あく迄も戦争好まずと最初から
お互いの要求譲歩を探っているにも関わらず。。。と個人的分析は
騙されてはいけない米英:バイデンの戦争。 鎖国日本村はこの侭
孤立か? 20時間以上掛けてのフライト覚悟すべきか?[飛行機] 
取り越し苦労である事を祈りつゝ ☆彡 AF便は問題なき事を期待[黒ハート]
然し軍機が飛んでる上空を飛行するのは恐ろしい[雷][涙][雷]

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巴里上陸50周年記念 vs 再幽霊船★バスティユ~♪ [パリ.fr]

早いもので巴里上陸以来今日 2021年11月7日 @ 50周年記念日
巴里年齢50歳。。。家族との交信が日本との距離を感じさせず生活
出来た事に改めて感謝[黒ハート]

1971年11月7日 日曜日 50年後も同じ日曜日と云うのは奇遇?
羽田東京空港から20㎏のサムソナイトを携え アエロフロート:ソ連機に
搭乗 24歳 自分の干支の間に実現を計画。 以来50年 日本で暮らした
経験より二倍余り長い在仏生活。 とは言えあの頃と何ら変わらぬ気分で
暮らせる性格『貴女には巴里の水が合うんだね』と云う母の言葉は正解[手(チョキ)] 

※余りに変わらない為 帰国の度に母は『本当にフランスに居るのかい?』
と呆れていた(笑)

まさかの50周年 振り返ると『あっという間に過ぎ去った』と云う印象
この先10年20年も『アッ』と云う間に過ぎて行くのだろと云うか行先は
天国の可能性も(笑) 息張らず 肩張らず 自然の流れに身を置き 気楽に
歳を重ね成行きに任せて生きて来た。 神様の決めた運命だから風に
幸運も不運も 成功も失敗も『是が決められた人生』

当初の二年在仏目的が狂って 50年の長居になった原因は[オペラ]との
遭遇。 1979年のガルニエ座≪シモン・ボッカネグラ≫ 皮切りに来仏の
妹弟の友人関係にクラシック・ファンが多く 同行する度に興味が深まった。

そんなある日1983年@ロンドンROH≪オテロ≫でプラシド・ドミンゴ
との出逢い。 是も11月18日と11月は運命の糸に絡む月なのか?? 
この日を境にオペラの追っ掛けを本格的に開始 オペラ歴40年\(^o^)/ 
バイロイト観劇デビュ30周年等々[猪突猛進]歩んだ人生[光陰矢の如し]

お陰様で[この世の春]を謳歌しながら老後の人生を邁進中[走る人][走る人] 
体力が衰える迄 続くだろう[オペラ感激]是が体力維持の秘訣(笑)
コロナ禍でじっと我慢もラジオ&[CD] で苦にならず 子供服&お菓子造で
耐え凌ぎ[涙] まぁ何とか自力で愉しさ探し勝手に生きる幸せな人生[黒ハート]
  
と言う訳で昨晩 3度目の≪ 幽霊船 @ 彷徨えるオランダ人 ≫を一列目
中央指揮者の背を観ながら(心持脇) 感激に浸った[るんるん] 素晴らしい[プレゼント][プレゼント]
先週の今頃 2回目を聴いて諦めきれず シニア席に便乗 最高席[いす]に感謝

[船][船][波]…LE VAISSEAU FANTOME…[船][船][波]

2021年10月31日 & 11月6日 バスティユ ≪ 幽霊船≫
指揮:Hannu Lintu
演出:Willy Decker / 舞台装置&衣装:Wolfgang Gussmann
照明:Hans Toelstede / コーラスマスター:Ching-Lien Wu
Daland :Gunther Groissbock / Mary :Agnes Zwierko
Senta : Ricarda Merbeth / Der Steuermann : Thomas Atkins
Der Hollander : Tomasz Konieczny Erik : Michael Weinius /

荒れ狂う激しい波に巻き込まれ 喘ぐ様に両手大きく広げ波間から助けを
求める如く指揮者の動きが半端ない。 聴き惚れる此方も大波に負けじと
必死で波を掻い潜る船長と一心同体?? 感動的な一夜を更新\(*ζ*)/
[波][船][波]≪幽霊船≫最終日 大成功に幕[手(チョキ)][手(パー)][手(チョキ)][手(チョキ)]

キャスト変わらずで3回目ともなると聴き慣れ 個人的感想も少々辛口
オランダ人:トマス・コニツニィ 千秋楽とあって頑張り過ぎ?? 音響
装置の関係か?  力強く爆音になると声が濁音的に鮮明さを失った。

ゼンタは力み過ぎ 昨暮の ≪リング≫ ブリュンヒルデを想い出させ
個人的には 少々繊細なニュアンスに欠けたゼンタだった。 是は
エリックに責任が有ったのかも知れない(苦笑) 当初から攻撃的で
ゼンタに対する優しさが欠けていた為 お互いの主張が強固に現れた?

と勝手な言い分 粗探しでは無いが 3回目ともなると色々個人的
好みに因る分析で感想もシビア(苦笑) 然しながら現在の恵まれた
状況 @ ふと思い立ってオペラ座へ と云う環境は 本当に恵まれて
居ると思う 神様:仏様:キリスト様 有難う([黒ハート]>0<[黒ハート]) 

何時この地を離れるか? オペラ観劇の条件とか 日本で何するか?
まぁ何れにしても そろそろ終活:断捨離を開始する事が先決[涙]
何しろ半端なく増えた荷物は 20Kgのサムソナイトから 2台の大型
コンテナ[バス]トラック @ 20年前の引っ越しを想い出す。 今から断捨離
開始しても方付くだろうか? 他界する前に(苦笑)

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幽霊船 Vs 彷徨えるオランダ人★ バスティユ~♪ [パリ.fr]

仏題 ≪ Le Vaisseau Fantom 幽霊船≫ Vs 邦題 ≪彷徨えるオランダ人≫
呼び名は違っても 幽霊船で彷徨うオランダ人で有る事に変りない(笑)
2000年初演の記憶が鮮明に刻み込まれた大好きな演出に陶酔[るんるん]

歌手陣もオランダ人としては 個人的に唯一無二のFalk Struckmann
ファルク・シュトルックマン 半端ないあのデビュは仏 ワグネリアンに
衝撃を与えた(*[目]*)当時 仏紙20社余りに絶賛された@ 画期的な
≪オランダ人≫ F.シュトルックマンは大成功を収めた。 仏にこれ程の
新聞が存在するのか??[メモ] と驚嘆[目]。。。あれから20年余り経て[船]

荒れ狂う荒波の激しさを表現する如く紺碧の濃淡:陰影でシンプルな舞台
錨を降ろす ロープ引く荒々しい船乗りの力強いコーラス 甲斐甲斐しく
指揮を執るダンディな ダラント船長: Gunther Groissbockグンター・
グロワスボック ご登場 まるでドラマに吸込まれる様な情景[目]

背後の紗幕に浮かび上がる不気味な幽霊船 時に荒波に浮かぶ船が
描かれた絵画に変わる背景 勇敢に現れた船長ダラント 存在感抜群[手(チョキ)] 
発せられる洗練された優美な声質:秘めたニュアンスの音色背筋に[雷]
電光が走る[雷] エレガントな容姿 渋いバスの響き 船長の衣装が
紺碧の舞台に溶け込んで居た[波][波] 

20年振り同じWilly Deckerウィリィ・デッケェ 演出 ≪オランダ人≫
Tomasz Konieczny トマツ・コニツェニィ 迫力の歌唱で威厳ある
オランダ人をご披露頂いた。 強敏な声質でワグナーには問題無いが
少なからず欠如するニュアンス? 音色に表情が無いと云う訳で 是また
個人嗜好から オランダ人が僅かながら霞む単調さも否めなかった。 

ゼンタ:Ricarda Merbeth リカルダ・メルべス 声量の有る美声を
奏でたが オランダ人 同様 魅力に欠けた感も否めない。 幸い
三者強烈な歌唱力 久々最高のワグナー公演を愉しませて頂いた[るんるん]

指揮者:Hannu Lintu ハンヌ・リントゥ 北欧 フィンランド 出身
オケピットから 激しいうねりの荒波を起こし 彷徨う幽霊船を操り
停泊させ オランダ人と ゼンタの恋の成就を期待(¶◎>[目]<◎¶)
買収された ダラントの計らいを見守る風な 強烈な荒波と対照的に
穏やかな情景も浮かび上がらせた[ドル袋][ドル袋]

エリック:Michael Weinius ミカエル・ヴェィニゥス 恋人ゼンタに
対し優しさに欠け 最初から最後迄 嫉妬に駆られた様な激しい口調
漂う歌唱 (笑 @ 個人的感想) 何か一人ドラマから抜けていた様な
感も否めなかった。 特に当初から独逸の軍服:ヒットラー風な衣装
イメージに賛否醸したが 演技も上から目線風で ゼンタに迫り
可愛げ無し(笑)

※K.F.フォクトのエリックは朗々とボーイソプラノの様な甘い美声を
奏で優し過ぎて 当時は少々物足りなさを感じた。トマス・モザーの
エリックは ゼンタに オランダ人への思慕を絶つよう懇願する如き
情感が籠って良かった[黒ハート](●>ε<●)[黒ハート]

※2000年の≪オランダ人≫ ゼンタは貫録の デボラ・ボイト &
オランダ人:ファルク・シュトルックマン/エリック:トマス・モザ-
少々影の薄い ダラントでは有ったが 迫力の画期的 ≪オランダ人≫
公演の成功は当然だった[手(チョキ)][指でOK][手(チョキ)]

[船][船][波]…LE VAISSEAU FANTOME…[船][船][波]

2021年10月12日 バスティユ ≪ 幽霊船≫
指揮:Hannu Lintu
演出:Willy Decker / 舞台装置&衣装:Wolfgang Gussmann
照明:Hans Toelstede / コーラスマスター:Ching-Lien Wu
Daland :Gunther Groissbock
Senta : Ricarda Merbeth / Mary :Agnes Zwierko
Der Hollander : Tomasz Konieczny
Erik : Michael Weinius / Der Steuermann : Thomas Atkins

余談になるが 今夏 ≪ オランダ人 ≫ 指揮でバイロイトデビュ果たした
初の女性指揮者 43歳のウクライナ出身:Oksana Lyniv オクサナ・
リニフは イタリア @ ボローニャ:テアトロ・コムナレ劇場の就任が
決まった。 叙情的なイタリア交響楽団の舵を取る最初の女性指揮者
[手(チョキ)] 天晴[モータースポーツ][手(パー)]

今年はバイロイト & 巴里で久々≪オランダ人≫ を続けて聴けて嬉しい
特に原作を尊重した 巴里の演出は 何回見ても大満足。 バイロイトの
お口直しと云うか お[目]直し こうして比べると個人的には相当酷く耐え
難かったバイロイト R.ワグナーに失礼では無いかと苦言を呈す(苦笑)

素晴らしい音楽 ビジュアル的にも心に響く演出 歌手陣全て揃って
初めて満足感が得られる。 観客無視の自己満足演出が増える現代
オペラ界 そろそろ支配人も集客出来る公演:演出を重視すべきだろう。

2000年代 モルティエがオペラ改革風な 風潮を創り出し原作を無視した
作品に 顧客は離れ 国の助成金も減り 苦難の繰返しに遭遇の各国 国立
劇場。ストに因る収益減も引き起し 知名度に頼る支配人が選ぶ演出家に
因る魅悪演出の悪循環。 巴里のアレクサンダー・ヌーフ 新オペラ座
支配人は しっかり見極めて観客の入る演出家を選ぶ事を祈る。

・・[波]・・・・・・・・・・[船]

≪ LE VAISSEAU FANTOME ≫ @ 巴里 バスティユ
2000年6月
指揮:James Conlon / 演出:Willy Decker 
Der Hollander :Falk Struckmann / Erik:Thomas Moser
Senta:Deborah Voigt / Daland:Jan-Hendrik Rootering

2010年9月
指揮:Peter Schneider / 演出:Willy Decker 
Daland:Matti Salminen / Senta:Adrianne Pieczonka
Der Hollander:James Morris / Erik:Klaus Florian Vogt

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追記:続訃報 Δ 愛の妙薬 ★ 巴里バスティユ~♪ [パリ.fr]

続訃報:
2021年10月21日 マエストロ Bernard Haitink ベルナ--ル・ハイティンク氏
92歳がロンドンの ご自宅で永眠されたそうです[涙] 
偉大な指揮者がまた一人この世を去られました[涙] 
昔は良くコベントガーデン @ ロイヤル:オペラハウスで色々聴かせて頂きました。
1997年7月,2000年5月 マイスタージンガー:2007年12月 パルシファル 
記憶に残るワグナー

【心よりご冥福をお祈り申し上げます】 合掌

何時も穏やかな雰囲気の方でした。。。取急ぎ [走る人][走る人] お知らせ迄 [メモ]

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドニゼッティ:ベルカントを存分に堪能させて頂き大満足[手(チョキ)][るんるん][手(チョキ)]
もぅぅぅ 笑い絶えない ネモリノ が舞台を端から端まで占領 見逃せない
自然体の細かい演技とは思えない動き& 仕草 アディナだけで無く 観客
総勢が巻き込まれ 笑いの渦を起こす素晴らしい≪愛の妙薬≫に遭遇[目][目] 

Matthew Polenzaniマチュ・ポレンツァニ のネモリノは最高を更新\(^o^)/ 
何しろ2006年新作Laurent Pelly ロラン・ペリィ の演出は大傑作[演劇][手(チョキ)][演劇]
登場する歌手陣の技量で爆笑を起し更に様々な脇役:スクーター:自転車[自転車]
駆抜ける[犬][犬]:いかさま薬売りドルカマラの大型改造トラック等々笑いの
起爆剤に事欠かない(笑)

※マチュ・ポレンツァニのネモリノは メトの中継を映画館で観賞した事が
有る。 A.ネトレプコ:マゥリッォ・キゥィシエン:マチュ 三者共演だった
が ロラン・ペリィの演出程の魅力無く 印象は薄かった。 そんな訳で
ライヴ確認に赴いたが 演技伴う圧巻の歌唱に惹き込まれた\(α0α)/

※メトの素晴らしい演出 ≪ロベルト・デヴルゥ≫ タイトルロールをライブで
聴いたが 女性二人 サンドラ・ラドヴァノフスキィ&エリナ・ガランチャ の
存在感に 心持霞んだ[涙] M.ポレンツァニのベルカントは逸品だった[手(チョキ)]

・・・[キスマーク]・・・L’ELIXIR D’AMOUR ・・・[キスマーク]・・・

2021年10月13日 バスティーユ≪愛の妙薬≫
指揮 : Giampaolo Bisanti
演出&衣装 : Laurent Pelly
舞台装置 : Chantal Thomas / 照明 : Joel Adam
脚本: Agathe Melinand
コーラスマスター :Alessandro Di Stefano
Adina : Sydney Mancasola
Nemorino : Matthew Polenzani
Belcore : Simone Del Savio
Il Dottor Dulcamara : Ambrogio Maestri
Giannetta : Lucrezia Drei

好演の筆頭は巨匠Giampaolo Bisanti ジァムパオロ・ビザンティ指揮
半端ない ノリノリ:ウキウキ 舞台に仲間入りしている イタリアン指揮者に
多い体中音の塊の様な(笑) 細かいニュアンス:叙情的感性抜群 愉しさが
一気に弾け音の[アート]から飛交う音符 [るんるん] 時折ロッシーニも呼込んで(笑)
『エッ! チェネレントラの あの場面に似てる~♪』風に繊細な音質が豊富に
湧き出る巨匠♪^^♪^^♪

※既に17年ドレスデン≪ラ ボエム≫ 19年ウィーン≪マクベス≫で聴かせて
頂いて居るが 特異なテクニックのイタリアンから[目]&[耳]が離せない 
Grazie Mille マエストロ Bisanti [手(チョキ)][指でOK]

ドゥルカマラの筆頭格:Ambrogio Maestri アムブロジォ・マエストリ 
物語のイメージその物 表情豊かにネモリーノを誑かす(笑)
この二人の掛合が最高 [バー][演劇][バー] 

※マエストリの当たり役は[ドルカマラ]&[ファルスタッフ] 体系
のみならず演技も上手く堂に入っている。 [シモンボッカネグラ]
[ナブッコ] は個人的にイメージが希薄。。。

アディナ:Sydney Mancasola シドネイ・マンカゾラ 華奢な容姿から
優雅な高音域奏でるチャーミングなアディナ 身軽な演技もネモリノと
相性抜群[手(チョキ)] 素晴らしい美声を聴かせて頂いた[キスマーク]

今宵[三日月] 21日再聴を画策して居たが昨夜 キャスト確認したら16日以降 全降板
本来 ネモリノ:ポレンツァニが 今日迄だった為 最期にもう一度と思って
居たが アディナ代役で意気消沈。 初回の役者が最高だったので イメージ
壊さず引籠りを決込んだ[涙] チャオ マチュ[手(パー)] Grazie mille また何処かで[演劇]

追記:実はこの13日のチケット 行く予定で日程考え中 巴里オペラ座から
[mail to]着信 年間[チケット]予約客に[感謝][プレゼント]と云う事で無料ご招待\(^o^)/
コロナで大変な時期[ドル袋] 優しいお心遣いに感謝 Merci Beaucoup [黒ハート]

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