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リゴレット ★ トリノ @ 王立歌劇場~♪♪ [トリノ.it]

トリノ追記~? ≪ シモン・B ≫ 2公演の中日:夜鷹としては引籠らず ≪ リゴレット ≫
序で~と云っては失礼だが~ 新たな声の探索も兼ねて観劇~!!!  超ヴィンテージ
演出 & 衣装の ≪ シモン ≫ 程、古くは無い~?? が面白みは無く普通のクラシック
だった~**

開幕前:場内放送にて [ ジルダ ] の変更を告げられた~!! が ≪ リゴレット≫ に
関しては、お目当て歌手は居ない為、驚きも問題も無し。 強いて云えば最近意外と
見掛ける名前~ テナー: ピエロ・プレッティ を聴いて観たかった。 ≪ オペラリア ≫
出身者か~?? と思わせる程の素晴らしい迫力 & 声量を披露~** 万雷の拍手と
ブラボーを獲得~??!!!

若手~ 未だ一本調子で演技は別物~?? 感性を伴わない為、面白みに欠けるが~
役柄 @ マントヴァ公:取り立てて演技しなくても~ 問題は少いのだろうか~??!!!
あれだけ伸び伸び張り上げる大声を聴くと 此方も 『 すっきり~』 気分はスカッ~
とする。昔、取引先仏人に 『 オペラに興味無い我々だって~ あの声量を聴いて
居るだけで気持ちが良い~ 頻繁に聴いて居るマダム?? に、ストレス有る訳無い~』
と云われたのを想い出した★

キャスト変更のジルダは素晴らしかった。 アンナ・マリア・マルティネスの様な
情感籠ったニュアンスを伴う歌唱~ ドラマティックに奏でる美性が可憐さを強調~
健気なジルダを演じて居た~★♪☆♪ タイトルロール @ リゴレット~ 最初は
『 エッ~?? 』 風に 『 大丈夫かな~??』 で始まったが~ 大丈夫だった~@@
物語と共に何とか収まり~中日の息抜きとして~ 気軽な公演を楽しんだ~(ホッ)***

最近の ≪ リゴレット ≫ タイトルロール存在感は、まぁまぁとしてもマントヴァ公が
余りに軽過ぎで寂しい。。  迫力の声量で美声は奏でるが~ 存在感まるで希薄。。
駆出しの若造から抜け出さない [ マントヴァ公 ] が多い~!!! 歌うだけでなく 多少は
領主を意識して貫禄ある演技をして欲しい~ と感じるマントヴァ公ばかり~ ** 
残念ながら、この一年間で聴いた歌手 @ 全員同レベル~▽◆▲◇ パヴァロッティの
貫禄までは無理だが~ 少しは役を意識して演技する努力位して欲しいと願うのは
無理な要求だろうか~??
 
    **************************************************

2013年10月22日 トリノ王立歌劇場 ≪ リゴレット ≫
★指揮:Donato Renzetti / 演出:Fabio Banfo / 舞台:Luca Ghirardosi
衣装:Valentina Caspani
Rigoletto:Devid Cecconi / Il conte di Ceprano:Davide Motta Fre
Gilda:Barbara Bargnesi /Giovanna:Maria Di Mauro
Il duca di Mantova:Piero Pretti / Il conte di Monterone:Fabrizio Beggi
Sparafucile:Aleksandr Vinogradov / Maddalena:Silvia Beltrami

☆バス & バリトン 各氏~ 深い響きの高レベル~ 美声を奏で無難に纏めた~*:*:*
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

現代的な設計のトリノ王立歌劇場~ 貝が口を開けた様なデザイン~ 真紅の座席 &
アイボリーの天井~ 棒状シャンデリアは豪華では有るがモダンな雰囲気を醸して
居た~!!  内層も広々とした座席に映画館の様なべロア素材~ クッションの良い
肘掛椅子 @ 自宅のサロンで寛ぎながら楽しむ風な~ ゆったりした背もたれ~
興味薄??~ の公演だったら眠り扱けそうな心地良さ~★♪★

舞台は横幅があり観易く~ 広く深いオケピット @ 響きも良く~ 偶に指揮者の唸り
声も挿入される~!☆! 劇場関係者の対応は丁寧で~ 案内の女性も巴里と違い親切で
気分良い~ 洗練されたお洒落な劇場~@@ 聴きたい歌手 & 公演が有れば気軽に
飛んで行きたい~!!!! 只、話し声~ チリチリ飴の紙~ その他、昔の習慣が其の侭の
ご年配も多い~が独逸と違い一々 『 シィ-!! 』 と云われる気を使う事は無い~
とは言え~まぁ煩い事は否めない~** 特に好みの歌手が歌って居る時は~
腹立たしい~(苦笑)~¶ΩΨ¶

静かで美しい自然に囲まれたトリノの街 『 ミニ巴里 』 と現地住民は呼んで居るが~
きっと語り継がれる仏:サヴォワ家支配の頃:仏の影響を受けたと云う事だろう~??
町並みは ☂ を凌ぐアーケードが多く~ 巴里のリボリ通りを感じさせる雰囲気もある。
碁盤の目の様な通りは京都の様に解り易く~ 歩き易い~!!!
王立歌劇場の脇道@ ViaVerdi ( ヴェルディ通 ) & 裏道 @ Via Rossini ( ロッシーニ通 )
が交差~ 自ずと顔がほころぶ~♪☆@♪

美しい自然に恵まれた近郊風景~ 街から空港までのルート~ 既に薄っすら冠雪の
連山の眺めは~ 田舎の実家からの景色を彷彿させた~*.*.*.*.*.

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ロベルト・デ・ビアジョ @ ガブリエル・アドルノ ★ トリノ王立歌劇場~♪♪ [トリノ.it]

【ロロピアナ】の最高級カシミヤの感触~ 弾むようなチェロの調べ~ フルートの
如く何処までも伸びる崇高な音色~ エレガントで細やかな物腰の演技~ 巡り逢える
事の稀な逸材 @ 希少価値テナー★♪★♪ 奏でるベルカントの絶妙な高音に胸躍る~
躍動的且つ力強い歌唱に惹き込まれ陶酔~@♪☆@♪☆@ 本当に声質自体の美しさに
感心させられ惚れ惚れ~Ψ☆Σ

体から抜けきらないメロディー & 耳に残る美声 【 ソナンブラ:夢遊病の娘 】
状態で散歩に~Ω こんな経験は30年振り~ ドミンゴ ≪ オテロ ≫ を聴いた翌日
以来~♪★@ トリノ @ 月曜休館と云う観光地~~ 落葉舞う静寂の公園で紅葉を
眺めながら忘れ難い美声を奏でる【 声人 】との遭遇に 新たな喜びを感ずる~*♪*♪*

◎●♪●◎・・♪★♪・・◎●♪●◎・・♪★♪・・◎●♪●◎

~と21日にPCに打込み~ 今は24日深夜~ 夜が明ければ巴里へ~~**ΩД¶Й
本来 @ 最期まで検討中だったトリノ再訪~ チケットは発売早々に入手済~!!!
聴ける時に聴きたいと~ 二往復 @ 4日分予約~@@ 12日=2日目の公演 @ 開幕
直前場内放送で~ デ・ビアジョ:キャンセル通告~×× 『マンマミィァ~!!』
離席する訳にいかず ショックと傷心を抱え~ 然し気丈にも『白雪姫 @ 継母の鏡』
の如く代役チェック~(苦笑)?? 情報収集の為 [ 転んでもただ起きない]??!!
常日頃のポジティブ志向は健在だった~¶¶¶

案の定 ⇒ 迫力 & 声量抜群:ファビオ・サルトリ並み歌唱:ジャンルカ・テラヌォヴァ
音程は現代の低めテナー & 一本調子*頑張って居た~!! 繊細とか感性と云う
観点で評価すべきでない~美声で歌い観客を喜ばせる事に意義がある~!! 演技や
ドラマ性等、勿論望む客は極少 『まぁ~ 良いじゃん~??!! 』 風にオペラ鑑賞
終了~(安堵)▲◇▼◆

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この悪夢の後、20 & 23日のチケットを握り締めながら日々劇場サイト @ チェック
2度のキャンセル:諦めの境地が漂う中~ トリノ再訪 or 中止~ 苦悩??~ で注意
散漫状態に陥った~(苦笑)■▲▼ がいつもの【 ダメ元 & 運試し で再訪決行~!★!
これ程の素晴らしい結果に巡り逢うとは~ 有難き幸せ~感謝感激~^:^^:^^:^

然しそそっかしい余興も~ 実は出発の際 @ 空港でパスポート不所持が発覚~!×!
40年間で初めて~ 窮地に巡り併せた~?? タクシーで自宅往復も検討~ 然し
そんな時間の余裕有る分ない上、学校の休暇 @ 週末フライト空席皆無~!!!
絶対絶命~ウッフ~*$%&#*$%&#

空港責任者に談判『 仏国発行の身分証明書で問題ない 』と出国許可は下りた~ホッ!!
『 でも帰りは知らない~』 と突放され~ まぁ【行きは良い良い帰りは~??】状態で
明朝離陸~ 出来るだろうか~ フゥッ~*!!*

ロベルト・デ・ビアジョ @ 超魅惑の美声を聴き~ 貴重な感動の舞台を観劇~
感激のあとは野となれ山~!!!  もう如何でも良い気分~ こんな危険?? を伴う人生
この歳で送って居て良いのだろうか~?? と呆れつゝも 【 虎穴に入らずんば】 ☆★  
あの時、若し帰りを躊躇して諦め~ 取に戻りフライトに乗れなかったら~ ??
一生後悔しただろう~〈大袈裟〉ф¶ф¶ф 是程のリスクを負っても聴くべき美声
幸せに替えて呉れた @ 親切な配慮とフランスのサーヴィスに感謝~ !!!
メルシーボク~★♪★ 有難うございます。

:::::♪:::::::::♪:::::::::♪:::::::::♪:::::::::♪::::::::::♪:::::

そんなこんなで失敗を重ねつゝも30年余り~ 知名度のある無し関わらず~ 多勢の
歌手を生で聴く機会に恵まれて居る~◎▲◇ 昔、テナーは希少価値だった~ が
夏の夜空 ☆ 満天の星の如く存在する現代テナー ☆¶☆ 然し 眩い輝きを放つ星は
極僅~ 繊細なニュアンスを伴う魅惑的な @ ベルカントと呼ぶに相応しい高音を
奏るテナー§☆Й 個人的好みの貴重な声に遭遇出来た事はこの上ない幸せ~*♪♪*
是からも心に響く@ ハートを捉える声質 & 音色~ 最高質の歌手を楽しみながら
探索を続けたい~!!@!!

現代はオペラ歌手もスポンサー & メディアに因るスター誕生★!!!☆ お金の世の中
違和感は無い。 ブランド名:優先で商品価値の決まる歌手が増えて居る事も
周知~@??@ 只、残念なのは長年聴き続けて来たメロディーをイメージして
聴くと~ 音程の低さにがっかり興醒めする事も多く 『 エェッ~』 と失望する
事も多々ある~!!!

初めて聴く観光客は判断 or 比較対象基準を持た無い為、観光地の劇場は強烈な
声量であれば問題無い~!?!♪!?!  声量はまるで 【オペラリア@歌合戦 】並勢い
美声は奏でるが誰を聴いても団栗の背比べ、時に高音域回避の歌唱も否めない
が会場は割れんばかりの拍手に沸く~!!!

****************************************

2013年10月20 & 23日 トリノ王立劇場 ≪シモン・ボッカネグラ≫
★指揮:Gianandrea Noseda / 演出:Vittorio Borrelli:オリジナル
演出&舞台衣装:Sylvano Bussotti / コーラスマスター:Claudio Fenoglio
☆Simon Boccanegra:Ambrogio Maestri / Maria Boccanegra :Maria José Siri
Jacopo Fiesco:Michele Pertusi / Giacomo Prestia(23日)
Gabriele Adorno:RobertoDe Biasio (9,20,23日) / Gianluca Terranova(12日)
Paolo Albian :Alberto Mastromarino

☆4回 も観劇すると色々見えて来るのは自然の成行き ≪ シモン≫ やっぱり最終
場面は ≪ファルスタッフ≫ に回帰かなぁ~ (苦笑) $%& ドミンゴやブルゾンが
演ずると~ 徐々に毒が回り苦しげに喘ぎ死に絶える~ 悲壮なニュアンスがひし
と感じられ感動的に終わる~◎●◎

然しアンブロジョは残念ながら~ 体型からも苦しさは感じられず~ ちょっとや
そっと死にそうもない雰囲気~(失礼)▼■ ドラマティックに死ぬ雰囲気は
なかった~■◇◆ 総統の衣装姿は立派だが~ 最期はファルスタッフが静かに
横たわった様な~▼△▽▲  迫力の歌唱~ 経験を積めば良い演技も期待出来る
だろう~★

アメリア:ソプラノは現代風 『 叫び~』 初日に既に感じたが 巴里の≪ アイーダ ≫
同様:演技は別物~!! ガブリエル @ デ・ビアジョ のドラマティックな歌唱と
嚙合わない~ 少々耳障りの声質だった~!×! もう少しニュアンスの有る歌唱力の
ソプラノだったら~ より素晴らしい公演になっただろう~ 残念無念 §?Д?¶

希少価値の美声が消えつつ有る中、ドラマティックなニュアンスを伴う魅力的な
テナー @ 聴けるだけ聴いて置きたい~!*! リスクを冒しても二度の往復を試みた
二年越し是からも大事にしたい 【 声人 】~☆♪!!☆!!♪☆♪!!
今夜の千秋楽は抜群の素晴らしさに恵まれ“ハッピーエンド”~ホッ♪`♪`♪`
今宵は眠れそうにないほどの余韻に浸りつゝ~@&!!!!

   ** $%&@♯♭ *o*o* !//!\\!//!\\!??~@ **~!!! \@!!**

追記 @ 10月29日
≪ファルスタッフ≫で 蘇った記憶~ 貴重な ≪ ファルスタッフ ≫ を観劇して居た。
うろ覚えのイメージは雑誌の写真で観た様な~¿? 気がして居たが~ まさか~¿?
忘却の彼方に追いやられて居た観劇記憶が~ 浮かび上がりプログラム発見~¿?!!!

ルッジェロ・ライモンディ @ 個人的 ≪ファルスタッフ≫ のイメージから余りに
遠かった~@@ ジョナサン・ミラー演出 & ベルリンSOBで好評だった公演~
にも拘らず~¶ΩΨ¶ ≪ファルスタッフ≫ ⇒ 太ったおじさん~イメージが先立ち
ライモンディの演じたのは覚えて居たが、 個人的に実際見て居たとは~(苦笑)¿?!!
既に記載済みであるがそれ程 ≪ ファルスタッフ ≫ に執心無い事が証明された様な 
其の上 @ 平土間一列目の席だった何て:どう考えても嘘みたいな話~トホホ~#$&

   ***♯♪♭********♯♪♭*********♯♪♭*******♯♪♭********♯♪♭***

2001年4月28日 ベルリン・シュタァツオパー ≪ファルスタッフ≫
★指揮:Philippe Jordan / 演出:Jonathan Miller / 舞台装置:Herbert Kapplmuller
  照明:Max Keller / 舞台衣装:Clare Michell
☆ファルスタッフ:Ruggero Raimondi / フォード:Roman Trekel
フェントン:Gunnar Gudbjornsson / 医師カユス:Peter-Jurgen Schmidt
アリス・フォード夫人:Adrianne Pieczonka / バルドルフォ:Reter Menzel
 ナネッタ:Daniela Bruera / キックリィ夫人Ewa Podles
 メグ・パージュ夫人:Katharina Kammerloher

☆懐かしい~ 指揮者 @ フィリップ・ジョルダン デビューの頃、ベルリンでは
父上アルミン・ジョルダンの指揮も聴かせて頂いた経験が有る~ が、プログラムは
何処へ何時か記憶が蘇った時に見付るだろう~***

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シモン・ボッカネグラ ★ トリノ王立歌劇場 @ トリノ~♪♪ [トリノ.it]

新しい【 声人 】の美声を聴きに 遥々トリノまで訪れた甲斐が有った~素晴らしい
公演に今宵は眠れそうもない //♪♪// シーズン開幕公演 ≪シモン・ボッカネグラ≫ ☆♪☆♪
想像を遥かに超える~ 開幕に相応しい舞台に遭遇 @大満足~♪★♪

想い通り輝かしい【声人】だった~☆@★@☆ 美声に惹かれる侭に~ 初めて訪れた
トリノ & 古い歴史を持つ 王立歌劇場 ★^^☆ お目当ては勿論 : ガブリエル・アドルノ
@ ロベルト・デ・ビアジョ~*♪@♪* 待ちに待った久々のライヴ~ 眩い美声に
うっとり~*☆♪ 忘れ難い想い出の一頁増加~!! @!!

繊細なニュアンスを駆使した歌唱は絶品~声質の美しさ~ 広音域ドラマティックな
音色~ 自然体の演技と共に惹きつけられる~ DVDでリピート観劇済で有るが~!:!:!
ライブで聴く感動は超格別~ ついつい溜息が出る程に~*♪*♪*
隣席の伊老紳士と思わず目と目で頷いた~★@☆

30年余り年間同じ席を予約とか~!!! 『 初日にこんな良い席取れて幸運ですネ~!! 』
と云われて見れば周りに外国人は居なかった~!!! 周りの観客殆が顔見知りで~
彼方此方、ご挨拶に勤しむ老紳士~ 曰く 『 初日は社交会の様なもの~ オペラ
ファンばかりとは限らないんです~ まぁスカラ座の様な政治:経済界のお祭り
とも違う~ 』 いずれにしても地方都市の財界の社交場~?!!? 年中行事である事に
変りない雰囲気~ 平土間= 特に前方は、派手に着飾ったご婦人同半のご夫妻が
目立った~*☆*

今回 ≪シモン・ボッカネグラ≫ タイトルロールは、ザルツの ≪ ファルスタッフ≫
体格的に ≪ ファルスタッフor ドルカマラ ≫ イメージが拭えず~ 吹き出しそうで
心配だったが、立派な声量のバリトン:上手く仮面を被り≪シモン・B≫ に化けて
大成功を遂げた~◎● 総統の正装をした姿は遠目に~ ドミンゴと見紛うほどの
カリスマだった~(苦笑) 勿論声量は D氏に失礼だが、遥に上回る迫力でドラマ
ティックな歌唱を聴かせて頂いた~!♪!♪! 貫禄然り ≪シモン・B ≫ の役柄が定着
するだろう~!!!

隣に並ぶガブリエル・アドルノ*ロベルト・デ・ビアジョ~ 長身&細身 @
マエストリの半分のスマートさで娘婿と云う役相応で親子の雰囲気だった~!!♪♪!!
ヤコポ・フィエスコ:ミッシェル・ペルチュジィ:2月のウィーンで既にロベルト
デ・ビアジョと共演の仏人バス~@^^@ 衣装が良く似合い 渋い落着いた雰囲気の
フィエスコを演じ声も威厳を伴う深みのあるバスを披露~ 男性陣:三役は非常に
良かった~#$%&\ ニュージェネレーションで新鮮な役創りを楽しめ大満足~фЙ§Д¶#

アメリア:マリア・ジョゼ・シリ は、声 & 歌唱も演技も今一だったが、次回は
どうなるか~??  初日は皆、ナーバスになる事が多い~!▲!■!▼!

♪@★・・・♪@★・・・♪@★・・・♪@★・・・♪@★・・・♪@★

2013年10月9日  トリノ王立劇場 ≪ シモン・ボッカネグラ ≫
★指揮:Gianandrea Noseda / 演出 : 舞台 & 衣装:Sylvano Bussotti
照明:Andrea Anfossi / コーラス・マスター:Claudio Fenoglio
シモン・ボッカネグラ:Ambrogio Maestri / アメリア:Mria Jose Siri
ガブリエル・アドルノ:Roberto De Biasio / ヤコポ・フィエスコ:Michele Pertusi
パオロ・アルビアニ:Alberto Mastromarino / ピエトロ:Fabrizio Beggi

☆ イタリア人@ジァナンドレア・ノセダ*トリノ常任指揮者~ ゆったり流れる様に
利かせる演奏が素晴らしかった~♪♪ オケピットは深くゆったりしたスペース。。。

☆歴史に則った演出~ 舞台装置に変わるCGを駆使したクラシックな背景は、色彩 &
構図共にヴェネツィアを彷彿させる~ 小刻みに揺れる波が印象的~@ 衣装の色調も
美しかった~* 『美しいよネ~!!』舞台挨拶に並んだコーラスを観て~ 思わず隣席の
老紳士が呟いた~ 俗悪モダン嫌いとか~ 声質とか好みが共通して話が弾んだ~◎●◎
只、衣装デザインは少々古過ぎの感は否めなかったが~ ヴィンテージの再登場~!★!

☆当初、難を云えば [ ファルスタッフ ] がタイトルロール @ シモンと云うのも如何な
ものか と云いつゝ出掛けたが不安は消え失せ~ 正真正銘 ≪シモン≫ に出逢い~ ??@!!
8月 @ ザルツでお目に掛った~?? 強烈な ≪ファルスタッフ≫ のイメージは物の見事に
吹っ飛んだ~!! 外見の印象が消え去るほどに ~▼!◆!▼

☆結果的に~ 色々聴きました観ました若手テナー* やっと想い焦がれる~好みの
【 声人 】が聴けて~ 今宵は幸せ絶頂~^.^.^//☆&★!!!☆&!!@@◎●◎&%$#

     *****♪********◆********♪********▲********♪*****

追記◆お悔み◆
幸せの絶頂から一夜明けて~ 演出家:パトリス・シェロー監督の訃報が舞込み非情に
ショックを受けている。 バイロイトの≪ リング ≫ で ファンになり~ 1992年6月5日:
シャトレ劇場 ≪ヴォゼック≫ 演出 @ 初公演初日~ 曲と演出に衝撃を受け大ファンに!!!
挨拶に登場したシェロー氏~ 黒のスーツに白のY-シャツ姿 & はにかむ表情が今も
くっきり瞼に浮かぶ~!!

コンパクトに構成された積木の様な角材を移動するだけ~ 極シンプルでカラフルな
色彩と共に大好きな演出だった~** フランツ・グルンデベール & ワルトラウト・
マイヤーで~ 初めて聴いた≪ヴォゼック≫ に圧倒され~ 以後、何回聴いた事か~??

2001年2月某日、ベルリン⇒ 巴里のフライトに同乗~ ベルリン映画祭授賞式の翌朝
『 金熊賞受賞はこの人だよ~』 冗談風に語る脇で微笑む気さくな方。。。。。
或る日、昼食に訪れた≪ ビストロ ≫ の入り口で、 ヘルメットを抱えて入って来た氏と
偶然~鉢合わせ 『 何処かでお目に掛った方~? 』 風に何時も逢って居る様な雰囲気を
持つ~ 気取らないお人柄が懐かしい~◎●◎

今夏、EXフェスティヴァル ≪エレクトラ≫ の演出で大成功を収められた。まさか癌で
闘病されて居たとは噂にも出なかった~$%&# 余りの若さ~ 思いも及ばない創造を
生む貴重な演出家を失い残念で堪らない [涙] 観光気分に成れず~ ショックで引き籠り。

>> 心よりご冥福をお祈り致します. 天国でペーター・ホフマンと再会 を祈りつゝ<<

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

追記 @ 10月29日
1997年6月15&17日 ベルリン・シュタァツオパー≪ヴォゼック≫
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Patrice Chereau/ 舞台装置:Richerd Peduzzi
衣装:Moidel Bickel / 照明:Dominique Bruguiere
☆ヴォゼック:Falk Struckmann / ナロ:Peter Manzel
マリー:Waltraud Meier/ ドクター:Gunter Von Kannen
ホットマン:Graham Clark / 太鼓楽隊長:Mark Baker
同僚1:Siegfried Vogel / 同僚2:Roman Trekel

1998年5月9&11日 巴里 @ シャトレ劇場 ≪ Wozzeck ≫
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Patrice Chereau/ 舞台装置:Richerd Peduzzi
衣装:Moidel Bickel / 照明:Dominique Bruguiere
☆ヴォゼック:Falk Struckmann / ナロ:Peter Manzel
マリー:Waltraud Meier/ ドクター:Gunter Von Kannen
ホットマン:Graham Clark / 太鼓楽隊長:Reiner Goldberg
同僚1:Kwangchul Youn / 同僚2:Roman Trekel

ベルリンSOB :引越公演 @ 巴里:シャトレ劇場 ≪ヴォゼック≫
【独仏共同プロダクション】マイヤー & シュトルックマンの共演で聴いた。
丁度、この来仏公演10日程前に≪オルトルート & テルラムンド≫ @ ウィーン
[ローエングリン] を聴いた直後だった。大好きな迫力の公演 ≪ヴォゼック≫ と共に
生涯忘れられないだろう~★☆♯♭♪☆♯♭★☆

1999年9月2日 ベルリン・シュタァツオパー≪ヴォゼック≫
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Patrice Chereau/ 舞台装置:Richerd Peduzzi
衣装:Moidel Bickel / 照明:Dominique Bruguiere
☆ヴォゼック:Falk Struckmann / ナロ:Peter Manzel
マリー:Waltraud Meier/ ドクター:Gunter Von Kannen
ホットマン:Graham Clark / 太鼓楽隊長:Reiner Goldberg
同僚1:Roman Trekel / 同僚2:Siegfried Vogel

☆此の頃、SOBは殆ど平土間一列目が多かった~!! ヴォゼック & マリー 二人が
舞台の淵に腰掛け放心状態の様な瞳で~ 遠く彼方を見つめる神秘的な~ 演技とは
想像し難い二人の表情に惹き込まれ~ 強烈な印象が胸に焼き付いている~♪☆♯♭
両人の共演は声 & 役になり切る自然体の演技 @ 力量 & 存在感共に最高のコンビ
だった~‘@‘@‘@‘

       ★☆☆& ♪☆♯♭@ @ ★☆♯♭♪☆♯♭★☆

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