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スペインの夜*ドミンゴ★オランジュ・アンティック劇場~♪ [オランジュ.fr]

巨匠誕生のルーツを語るが如き叙情詩的[本]歌詞 生誕の地:スペインをこよなく
愛し青春時代に育んだサウスエラを紐解きつゝ展開される舞台に感動もひとしお[曇り] 
矢の如く過ぎた時の流れドミンゴ氏60年余の歴史物語 [本][メモ] の様な感慨深い歌唱に
聴き入った[耳] 感激の宵 [三日月][三日月]

猛暑の続くフランス各地~ふぅぅっ[あせあせ(飛び散る汗)] と云いながらもスルー出来ない誘惑 [黒ハート]
澄んだ夜空に繊細な三日月[三日月] 冴える南仏オランジュ・アンティック劇場に優雅で
美麗な響き プラシド・ドミンゴ氏奏でるサウスエラ & 故 アントニオ・ガデス
舞踊団フラメンコの饗宴〓〓 

世界遺産の遺跡を背景に歴史的アーティストのジョイント公演 @ 七夕☆彡イブ
天国と地上を結ぶ舞台 [曇り][曇り] 天国からフラメンコ舞踊団を見守る 故ガデス &
ドミンゴ 芸術で結ばれる織姫と彦星の逢瀬 [黒ハート] タイムスリップした遺跡に
溶け込む [目]

死ぬ程の深い愛情と情熱の絆 @ 灼熱の地:西班牙気質:舞台下方サブタイトルを
[目]で追いつゝロマンティックな愛の描写で綴られている一句一句を噛締める様な
歌唱に耳を傾け [黒ハート][☆][黒ハート] 

コレジ ド オランジュ:アンティック劇場 @ 抜群の音響を堪能しながら繰広げ
られる色鮮やかでリズミカルな〓フラメンコ @ 暮れ時のプロヴァンス爽やかな
ミストラルが頬を撫でる 感傷を湛える心情が伺える表情に目を奪われつゝ
ドミンゴ氏と共にルーツを辿った [走る人][車(RV)][走る人] 

高く聳える壮大な遺跡に投影されるCGアンダルシアの風景:闘牛場:酒場:諸々
情緒豊かな映像と哀愁帯びる色彩~ 造作の無いピュアーな舞台に浮かび上がる
情景に其々の想い馳せ心に描かれる~[アート] 声:舞踊:演奏:素朴で超シンプルな
公演:存在感抜群の巨匠と若手役者陣が紡ぐドラマ[本] 溢れる感激 大満足:類稀な
宵に遭遇 [指輪]☆彡[三日月]

唯一無二 この瞬間 アレーナを埋め尽くしたメロマン:愛好家が分ち合う感動の
一夜:素晴らしい感激を口々にオペラとは異なる価値の貴重な体験を得た隣席同士
既に友人の如く弾む会話~[るんるん] 仏各地からこの一晩の為に態々足を運んだ老若男女
ほゞ完売の客席 @ 高い階段をゆっくり降りながら~ 余韻に浸る[バー][ビール][バー]   

  *** LA NUIT ESPANOLE ***

2019年7月6日  オランジュ・アンティック劇場 ≪ スペインの宵 ≫
指揮:Oliver Diaz
ソプラノ:Ana Maria Martinez, soprano
テナー:Ismael Jordi, tenor
バリトン:Placido Domingo, baryton
Orchestre Philharmonique de Monte-Carlo
モンテーカルロ交響楽団
Les ballets d'Antonio Gades:アントニオ・ガデス舞踊団
舞台演出: Stefano Trespidiヴィジュアルデザイナー: Ezio Antonelli
Computer Graphic Supervisor CG : Roberto Santoro
ヴィジュアルデザイナーアシスタント: Federica Caraboni

**** プログラムの企画趣旨に因ると****

創立150周年を迎えたChoregies d’Orange は巨匠プラシド・ドミンゴ氏に
スペインの夜の企画を委ねました。Antonio Gadesフラメンコ舞踊団の
ダンサーや歌手陣と共に魅惑のZarzuelaをご披露されるでしょう。星空の下
灼熱の特別な宵をお愉しみに~☆彡☆[るんるん]★☆彡

https://www.facebook.com/PlacidoDomingo/videos/pcb.466773424809830/286762043385421/?type=3&theater

****[三日月]********★********[三日月]********☆彡

モンテカルロ管弦楽団率いる指揮者:Oliver Diaz = オリヴァー・ディアツは
スペイン音楽の温かみと官能的な音色を熟知:スペインの香りを漂わせつゝ
歌手陣の紡ぐドラマをサポート:ダイナミックに色分けした素晴らしい指揮を
ご披露頂いた[指でOK][手(チョキ)]

※モンテカルロ交響楽団の常任:芸術 & 音楽監督は Kazuki Yamada =
山田和樹氏。 帰省の折、入手の地元コンサート情報で山田和樹氏が
秦野出身と云う事を知った。。。

情感籠るドラマティック歌唱 Ana Maria Martinez=アナ・マリア・マルティネズ
音域広く特に高音が素晴らしい好きな歌手[黒ハート] サウスエラ部門でオペラリア入賞
の経歴:ドミンゴ氏と阿吽の呼吸で頻繁に相手役を担っている~[るんるん]

オペラで聴くより声質が曲に合って居る様な Ismael Jordi=イズマエル・ヨルディ
立派な闘牛士衣装も似合い容姿抜群だった~?[演劇]

Antonio Dages=アントニオ・ガデス舞踊団:フラメンコの生公演を拝見したのは
初めて[ブティック] カスタネット操る優美な手先:つま先 & かかとで床を踏み鳴らし
リズムカルに巧妙な足裁き:ギター & ハープの爪弾き素晴らしいハーモニーを
奏でフラメンコの迫力に魅了された [目]

※姉が元気な頃、アランブラ:セビリア:アンダルシア地方を一緒に旅したが
夜のフラメンコショーはアルコールと人息とか~狭い場所が苦手でスルー
姉は好きで友人と一緒に良く出掛けていた〓〓 

観光地:ヴェローナの華やかなショウ―とは掛離れた雰囲気の情緒豊かな感性を
肌で感じられる オランジュ [るんるん] マイク使用のヴェローナと違い生を堪能出来る
魅力:プロヴァンスの風に吹かれ夕涼みがてら愉しめる:そんな雰囲気が大好[黒ハート]

同じ宿で朝昼夕食でお目に掛る仏ご夫妻:奥様が親しげに『明日のコンサート
いらっしゃる? 実は丁度、夫の誕生日なので私のプレゼントなの でも予約が
遅かった為、正面だけど遠目[目]なの』と少女の様にハニカミながら嬉しそうに[プレゼント]

開放感のある広い庭の木陰で食事しているといつしか客同士顔見知り~いつの間
にか親しい友人の様な会話が生まれ構えずリラックス気分に浸る~[波] ご夫妻は
コルマール @ アルザス地方から遥々のご出張~[車(RV)][新幹線]

まるで知人宅で過ごす様な大好きな定宿:今年で3回目だが来る度、家主が替り
三代目 (苦笑) 毎回気さくに迎えて呉れる南仏気質の若い経営者に安堵~[ホテル]
今回はとても美味しいお料理に舌包『若いシェフが頑張ってるの[バー]』と嬉しい
情報入手[メモ][指でOK][手(チョキ)]

https://paridayori.exblog.jp/29621413/

会場も勝手知ったる定席 ? 舞台 & オケ(五分五分) 舞台真下サブタイトルを
[目]で追いながら表情の良く見える席[いす] 気楽に愉しめる席が好みで隣席:高齢
ご夫妻とも直ぐ仲良く:トイレタイムに座布団持って立ったら『帰るの?大丈夫
見ててあげるよ[目]』とサンパティックな仏人の多い雰囲気も好きな一因かも?
ご婦人は鼻歌交じりに聴いていらした程、毎年訪れて居られるとか[新幹線][車(RV)][カバン]

帰りのTGVで同じ車両待ちの仏ご夫妻も『一夜の為に昨日来たの:来月は
ドン・ジョヴァンニを観て アヴィニョンへ行くの』 と巴里=オランジュを
往復と云う同年輩のご夫妻もΣ(・□・;)冗談交じりに会話が弾む~
旅は道連れ世は情け~? 来シーズンのプログラムが待ちどうしい~[本][メモ]

追記
巴里へ戻り翌 8日.早速:参議院選投票へ赴いた。 海外から見ると独立国家として
余りに不甲斐ない日本。 此の侭;現政権の悪夢が続いたらお先真っ暗 [バッド(下向き矢印)][涙][バッド(下向き矢印)] 
枝のんへ救いを求め[指でOK][カラオケ][指でOK] 頑張って何とかまともな国に戻して欲しい。
 
仏国だから、未だ嫁入り前でも:嫁に行けとか:子供産めとか言われず自由奔放に
悠長な人生を送れている~ \(^o^)/  Merci beaucoup [モータースポーツ][手(チョキ)][モータースポーツ]

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野外コンサート ★ オランジュ @ アンティック劇場~♪ [オランジュ.fr]

南仏特有の強風:嵐の様なミストラルの中で行われた野外コンサート~Θξ♪
ソプラノ:ソニヤ・ヨンチェヴァ & テナー:サイミル・ピルグ @ 旬の二人の
繊細な美声~ 演奏が風と共に去ること無く~ 大満足の公演を堪能~\(^o^)/

豪華メニューのオランジュに軽々腰を上げた ≪ 椿姫 ≫ 前夜のプログラム~
@ サイミル・ピルグ & ソニヤ・ヨンチェヴァ @ 思い掛けない新鮮な前菜に
即:飛付いた~〓[りんご]〓 『 う~ん [キスマーク] 誠に結構なお味~??』素晴らしかった~[演劇]

またしても想定外:更新の状況に遭遇~フゥゥッ!! 自然界との戦い @ ライヴ
リスク~? 屋外公演の経験は極少では有るが~?? と云うか通常は?[雨][雷]夕立を
案じ極力避ける事が多い [雨][雷] 然し避けたくない公演は[ 楽観的に運命を信じ ]
と言う訳で:キャンセルになる[雨]は避けられたが~ まさかの強風 @ 風速10m
近い風の中で決行とは~ 新参者には些か驚き~(*0*)

背後は高さ36mの壁に守られ~ 舞台横幅103m:抜群の音響を誇るローマ遺跡
アンティック劇場、演奏 & 声が吹飛ぶ心配も無く~ 半円型の谷から涌き上がる
美麗な響き~ 然し時折:荒波が押寄せる如く[波]ザザザァ~ッ[波]
『何 ?~是 ??』[曇り]~強風に揺れる木々の騒めき=壊れたスピーカーの様な~??
奇妙な伴奏を伴いつゝ~♯♪♭~夜空を舞う音の饗宴~♪[三日月]♪ 戸外の開放感に
浸りつゝ~ 魅了される贅沢なコンサート ♪★♪

只、容赦なく吹き荒れる強風は勝手に譜をめくり~ 洗濯バサミでは間に合わず
飛ばされそうな楽譜を慌てて押さえながらの奏者~ お疲れ様でしたm(--)m
常設劇場内と異なる厳しい条件を携えた:コンサート~ 予期せぬ巡り会い~
南仏のミストラル~ 感動に浸りつゝ新たな経験を積んだ~♪[黒ハート]

オランジュ @ 歌手:指揮者:奏者 & 観客にとって:ミストラルは想定内
【別に~】風 ??『 こんなの普通だョ~!! 』と平然と聴入る隣席の仏人夫妻
ご主人は、テナーとして唄って居らした事もあるとか~☆^♪^♪

『オランジュの観客は常連が多い~!♪! ソニァが聴きたくて来たんだョ』と
態々訪れたそうな~◎●◎ フェスティヴァル開催地でヴァカンスを過ごす
仏各地からのクラシックファン~♪★[三日月]☆♪ この晩は翌日の ≪ 椿姫 ≫
観客数には遥に及ばなかったが~ 絶大な拍手は鳴り止まなかった~▼●◆

※思えば ≪ 椿姫 ≫ が特別だったとも云える程の観客動員数~!! 8~9000人
と云われる会場は満席~!!! 丘の頂上に近い場外無料席迄、満員~ΨΘΘΨ
オランジュは、ヴェローナと違い直接石段に腰かける為、座布団必携~□!■
まぁ~余程、好きでなければ此処まで訪れる観光客は少ないだろう~▼▽▼

※4年前は座布団の貸出が目立ったが、今回は余り気付かなかった~???
劇場周辺の土産物店で10€の軽い座布団が夕刻:店頭に並んで居た~[本][本]
丁度、急な[雨]に傘を販売する様に~(笑) ミストラルで冷え込みの予想された
此の晩、ヒートテック素材の軽量毛布もコンパクトに丸めて販売~\(^o^)/

・・・★・・CONCERT LYRIQUE・・★・・・

2016年8月5日 アンティック劇場≪リリカル・コンサート≫
★指揮:Paul Daniel
ソプラノ:Sonya Yoncheva / soprano
テナー:Saimir Pirgu / tenor
プログラム:一部
BERLIOZ :Le Corsaire / Ouverture:前奏曲
GOUNOD:Romeo et Juliette/Air de Romeo "Ah! leve-toi soleil"
MASSENET:Herodiade/Air de Salome : "Il est doux, il est bon"
Werther:Prelude/Air de Werther : "Pourquoi me reveiller ?"
Le Cid:Air de Chimene : "Pleurez mes yeux"
Manon:Air de des Grieux : "Je suis seul ah fuyez, douce image"
Duo Manon-des Grieux : "Toi, vous... oui c'est moi"
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Seconde partie:二部
VERDI:La Forza del destino / Ouverture:前奏曲
Macbeth:Air de Macduff : "O figli...ah, la paterna mano"
PUCCINI:La Rondine:Air de Magda : "Ch'il bel sogno di Doretta"
CILEA:L'Arlesiana:Air de Federico : "E'la solita storia del pastore"
PUCCINI:Suor Angelica/Intermezzo
Tosca:Vessi d’arte
La Boheme:Air de Rodolfo : "Che gelida manina"
Air de Mimi : "Si, mi chiamano Mimi" (extrait a l'ecoute)
Duo Mimi-Rodolfo : "O soave fanciulla"
Orchestre National Bordeaux-Aquitaine

☆『やはり声が飛ばされているか?』と心持気になった一幕目 @ ピルグ
然し二幕目:イタリア物は抒情的な音色を醸し~ 水を得た魚の様に
素晴らしかった~(^^♪

☆テクニック駆使の壮麗な歌唱をご披露頂いたヨンチェヴァ~(^^♪
スリムな体型から叫ぶ事無く~ 優雅な音質を奏でた~ξ♪Ψ

☆広い舞台 & 広大な客席を前に、二人の歌唱は自然体で穏やかに~
品格ある魅惑的な美声を奏で聴衆を魅了した~♪[黒ハート]

☆指揮者:ポール・ダニエルの采配も功を奏した?? 嵐に負けず勢力的に
頑張って頂いた:ボルドー-アキテンヌ国立交響楽団~!◎!

☆晴天の日は焼付く太陽で熱せられる石段席:火傷回避の為:座布団携帯
然し今回の様にミストラル吹き荒れる時は、温度差が激しく深夜は冷え込む
との情報を事前に入手(微笑) 『コート着用+毛布掛け~』と伺って万全な
寒さ対策で臨んだ~[カバン][カバン]

座布団敷いて & 大判ショールに包り自然と闘いつゝ観劇~フゥゥッ!!
雨さえ降らなければ決行と云う厳しい条件に立向う舞台関係者 & 観客
相互の強い意志はミストラルをものともせず ?? 愉しい宵に耽り感激 &
安堵~ホッ☆彡

~~~~~>>>>>~~~~~<<<<<~~~~~

そう云えば~ 吹き飛ばされそうな南仏の強風 @ ミストラルの威力~!!
10数年余り前の夏 @ マルセイユ出張の折、既に経験済だった~ξΩδ
午前中:高台から眺める:澄んだ青空 & 清々しい紺碧の海に惚れ惚れ
美しい景観に目を奪われた~Ю¶

午後:吹き荒れるミストラルに真っ白く泡立ち荒れ狂う~[波][波]
変り果てた凄まじい港~ 白の紗を掛けた様な印象派:モネの風景画を
目にする様な初体験 @ 衝撃を受けた光景が鮮明に蘇る~(*o*)

あの旅は [ ル・コルビジェ ] 建築:マルセイユ集合住宅を宿として
提供された部屋【 ユニテ・ダビタシオン 】に宿泊~[家]
ル・コルビジェ:匠な技巧を駆使したデザイン・ディテールに囲まれ、
50年代に思いを馳せた~[家][家] 個人的:誕生と同年に産声を上げ( 着手 )
⇒ 5年後に完成と云う偶然も感慨深かった~[ビール][ビール]

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椿姫 @ プラシド・ドミンゴ★ アンティック劇場 ★~(^^♪ [オランジュ.fr]

崇高な世界文化遺産を背景に~ 繰広げられた哀愁の浪漫 ≪ 椿姫 ≫ [桜]
野外フェスティヴァル @ ローマ遺跡~ 感動の夕べに今宵も最高~♪^ [ビール] ^♪
エレガントな舞台構成~ シーズン・ファイナルに相応しい豪華キャスト
壮麗な総合芸術に陶酔~☆[三日月][曇り]

プロヴァンス地方:オランジュで ≪ 椿姫 ≫ 公演のプログラムに『ワーォ!』
『 聴きに行かなきゃ~』と心弾んだ~♪^^♪ 『 心に残るプロヴァンスの地~
海~を誰が消せるか~』 懐かしい故郷の想い出を語りつゝ息子を説得する
[ プロヴァンス ] ご出身?? ジェルモン~ 穏やかな気候のこの地で大好きな歌詞
このアリアを聴けるなんて~[家][晴れ]

父ジェルモン:プラシド・ドミンゴ~ 愛する家族への切実な想いとは裏腹に
愛し合う恋人に別離を強いる~ 不憫なヴィオレッタへの苦悩~ ロマンスグレー
の紳士~ プロヴァンスにしては 些かお洒落過ぎ~?? 優しいパパ:ドミンゴの
ドラマティックな歌唱に昔日の家族の情景が鮮明に浮かび胸打つ~ 故郷を
離れた息子を想う親の心情~ 吾身を重ね目が潤む~[涙][涙]

歴史遺跡と岩山の木々に囲まれた自然を背景に~ 野外でのびのび堪能する
贅沢~!! 極シンプルな装置 & 衣装~ 歌唱力抜群の歌手陣~ バランス取れた
音質の美しいハーモニーが醸す感傷的な悲哀ドラマ~♪[涙]

歌手陣を誘導する如く~ 絶妙な演奏で物語を紡ぐ:若干32歳の若手指揮者:
ダニエル・リュスティオニ @ ほゞ自己陶酔状態で情熱的:指揮スタイル~♯
口元は歌手と一緒に歌って居た~(^^♪

繊細な技巧を凝らす感性~ まるでロック歌手並エキサイティングな振付~??
派手なパーフォーマンスに顔も綻ぶ~ \\*^ 笑 ^*// 夜会 @ フローラのサロン
軽やかなテンポ ~♯♪ 華やかなメロディー~♪♭ この場面のアクションは
コーラス隊より迫力満点:のりのりのダニエルに釘漬け ?? 流石に [目] [目]
離せなかった(爆笑)

終盤 『 巴里を離れて~ 』 ヴィオレッタ & アルフレッド 再会の喜び二重唱は
淡い希望の薄日が差し込む様な円やかな音質~ 微妙な透明感を感じさせる
アルフレッド:フランチェスコ・メリの爽やかで美麗な歌唱に驚嘆~Vv
ヴィオレッタ:ヤホの音色と融合~ 情感籠り二人の未来にほのかな希望を託す
素晴らしいデュエットを奏でた~☆彡(^^♪

※そう云えば:巴里 ≪ 蝶々夫人 ≫ ヤホ & ピンカートン:プレティ:二人の
柔和な二重唱が記憶に蘇る~ あの時の指揮も:リュスティオニ だった ♪★♪

病床のヴィオレッタ @ 息絶え絶えに薄倖の運命を嘆く音質:エルモネラ の
歌唱は壮絶だった~♪*π*♪ 舞台中央のソファに独り横たえ~ ジェルモン父子
ドクター:アンニァ~ に背後から静かに見守られ永遠の旅立ち~
感動の終焉を迎えた~ΩЮΨ 

******* LA TRAVIATA *****

2016年8月6日 アンティック劇場*オランジュ ≪ 椿姫 ≫
★指揮:Daniele Rustioni /衣装:Diego Mendez Casariego
演出:舞台装置:Louis Desire / 照明:Patrick Meeus
Orange, Theatre Antique:オランジュ・アンティック劇場
Choregies d'Orange / Orchestre National Bordeaux-Aquitaine
ボルドー-アキテヌ国立管弦楽団
Violetta Valery:Ermonela Jaho / Grenvil:Nicolas Teste
Al fredo Germont:Francesco Meli
Giorgio Germont:Placido Domingo
Flora:Ahlima Mhamdi / Bervoix Gastone:Christophe Berry
Barone Douphol:Laurent Alvaro/Giuseppe:Remy Mathieu
Marchese d'Obigny:Pierre Doyen
Annina:Anne-Marguerite Werster

~~~[桜]~~~~〓~~~~[桜]~~~

雨さえ降らなければ決行と云う状況~ 南仏特有の強風ミストラルにあおられ
時折:砂埃舞う中~ 何事も無い様に歌い演ずる~ 平常心を保つ役者魂とは
大したものとつくづく感心させられた~天晴~\(~o~)/

【赤と黒】スタンダールのタイトルでは無いが~ この二色を基調にした舞台
衣装:極少の装置~ 中央にひびの入った金縁の大きな鏡~ 巴里の代表建築の
内装 @ 暖炉の上に取付けられて居る~ 極オーソドックスなデザインの鏡の
額縁~Д 天井からはCG投影の豪華なシャンデリアで華やかな幕開け~[指輪][ひらめき][指輪]

ひび割れした鏡がドラマの全てを物語る~ ![雷]! 是だけの装置で展開される舞台
~ 合理的なフランス・タイプの演出 & 舞台装置ヴィオレッタのドレスは洗練
されたカットの上品なデザイン~!!!

実力派の歌手陣を脇役 & コーラス隊が惹き立てる見事な相互調和~ 無駄を
省いた極限のミニマリスト~ 素晴らしい感動の舞台に遭遇~ 贅沢過ぎる幸せ
【 感謝観劇】を更新~Ψ[ビール]Ψ[演劇]Ψ

https://paridayori.exblog.jp/26222410/

※スターティングメンバー:ディアナ・ダムラウ体調不振で降板~▼◇
ヴィオレッタ:エルモネラ・ヤホ :代役と云うハプニング~ ★(^^♪
2014年 巴里で既に聴いたコンビ @ ヴィオレッタ:エルモネラ・ヤホ
アルフレッド:フランチェスコ・メリ:当時と比較にならない飛躍~☆彡

聴く度に演技:歌唱力向上~ ヴェルディ・テナーの存在感を確立しつゝ
あるフランチェスコ・メリ:地道な努力が成果を上げて居る~ ブラボー!!!

https://www.youtube.com/watch?v=gHfmfP29-yQ&list=PL6I8fCE9f49zMqb-B_WbZIKWGG4vKReM9&index=7
公演宣伝動画[↑]

https://www.youtube.com/watch?v=MVMKwEBxLI0
リハーサル風景 & 最終リハーサル [↑]

・・・Λ・・・・・V・・・・・Λ・・・

追記:
[ 危機一髪 ]『 フゥゥッ!! 助かった~!! 』今、思い出しても『 ゾッ!! 』と
する事態に遭遇~[雷]Ψ[雷]  本当に危なかった~!! 瞬間は難を逃れ【幸運】を
喜んだが~\(^o^)/

今思い出しても身震いする~×▽× カフェ[湯のみ] レストラン[レストラン] 土産物店[モータースポーツ]
並ぶ @ アンティック劇場前広場での出来事 @ 絵葉書を買ったり:店主と
ミストラル対策の雑談したり~ 情報収集して店を後にした。。。。
カフェテラスの前を通り過ぎるその時、畳んであった?パラソルが強風に
煽られ倒れ際、背中をかすった『ハッ~?!! 』

対面から目撃した観光客カップル~ カフェで寛ぐ客『 アッ~!! 』 と其処
此処から驚嘆が聞こえた。 若し0.1秒~ 1cm 違ったら~ 方向がずれて
居たら等々~ 直撃の災難に遭遇して居ただろう~ 幸運に安堵 !!!

店の責任者は日本の様に慌てず:大丈夫~??と気遣う訳でも無く~ 何気に
[ 風の仕業 ]と云う感じで良く有る事:直撃を避けられ『ラッキ-!!』風に
親指を立て『 今日はロト買うと当たるヨ~〓 』と楽観的冗談も~◎●◎

この状況を目撃してひやっとした観光客の方が気遣い『 大丈夫???』と胸を
撫で下ろし目配せして呉れた~( ご心配有難う )☆彡 ふと辺りを見回すと、
路面には既に幾つもの畳んだパラソルが、強風になぎ倒され横たわって居た
是ぞ、ミストラルの脅威~か?!!

そんなこんな~ 危機一髪~** 災難をかい潜りつゝ~ 命の危険も顧みず?
とはオーバーであるが [ 果てしない~ 終着駅のないライヴの旅 ] は続く (^^♪

気の遠くなりそうな高い石段を、杖を突き~ 足を引き摺りながら 一歩一歩
登る 80:90代、仏:欧州:ご高齢者に脱帽~ 引籠っては居られない~♪(^^♪

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ラ・ボエーム★アンティック劇場@オランジュ~♪♪♪ [オランジュ.fr]

≪真夏の夜の夢~≫ を見た様な宵~ 素晴らしい公演に感激~♪★ 印象派の画家が
描いた1900年代:巴里を想い起させる雰囲気&衣装~ 巴里5区の学生街カルチェ・
ラタンを彷彿させるノスタルジックな演出~ 若い貧乏芸術家~ 清々しい爽やかな
青春を謳歌する耳慣れた曲満載 ≪ラ・ボエーム≫ 『素晴らしい~』と云う純粋で
シンプルなこの一言に尽きる感動の舞台~♪★♪ 

オランジュ常連の人気指揮者:ミュン・フン・チュン指揮に因るラジオ・フランス
交響楽団の演奏~ 演出家&高レベル歌手陣と全てが素晴らしかった公演に盛大な
拍手~!!! 9000人を集客出来ると云う広いアレーナ 何処までも伸びるまろやかな
美声~♪*♪ ミミと偶然の出逢いで恋に落ち~病身を労わる優しい心遣い~ ロマンと
哀愁を伴うロドルフォの切ない心情表現が観客の感性を揺さぶる~ ヴィットリオ・
グリゴロの美声と迫真の演技は抜群だった~♪!★!♪ 

南仏の熱気&会場の雰囲気に益々高揚:熱を帯びたグリゴロの演技~ 過剰と思われ
がちな一面も否めない様だった(メディア評) ~が情熱的な演技は強い感情移入の
表れだろう~?!! 一際輝く天性 ★のオーラ発揮~♪★♪ 愛嬌&サーヴィス精神旺盛の
明るいイタリアン気性~ 将来が楽しみな待望の歌手~★♪★  今公演~ 若し
ヴィットリオ 不在だったら~?!! 高レベル揃いの歌手陣とは云え団栗の背比べ~?!!
メリハリ欠如の平凡な舞台~ 印象の薄い従来の【地味物語~】に終わっただろう~♪ 

ドミンゴ&ミレラ・フレーニで聴いた ≪ラ・ボエーム≫ NY :メト公演が印象に残る
~が今回のヴィットリオ:ロドルフォ&インヴァ・ムラ:ミミは、原作の年齢に近く
若々しい 甘美の柔らかいハーモニーを醸す哀愁を帯びた音色が、ドラマティックな
悲哀ロマンの原作により近いイメージを感じさせた~♪♪  

病的で存在感:稀薄のミミ:インヴァ・ムラ~ 今迄聴いた中で一番適役だった気が
する~!! 彼女自身のレパートリーでも~ 良い声で演技も悪くないが何時も印象が
薄く華が無いのが惜しい~♪*♪ 2010年:ガルニエ ≪売られた花嫁 ≫ も少々期待
外れ~ 記憶には残っているが平凡だった~♪ 演目とパートナーにも因るのだろう
~か?! 

ドラマティックな演技派が一人居るだけで~ 周りを盛立て共演者に影響を与える~?!! 
若しロドルフォが他の歌手だったら~ 同じ舞台&ドラマ展開を楽しめただろうか~?!! 
贔屓目かも知れない ~が舞台を引っ張る座長としての存在感~ 子供の様な無邪気さを
持つ青年から大人へ成長しつゝ有る グリゴロ~ 静かに見守って行きたい~!!★!! 

    ^^。^^。^^。^^。^^。^^。^^。^^。^^。^^。

ラヴェンダの香る広々とした庭園~ 蝉の声~ 降り注ぐ太陽を凌ぐパラソルの下で
キィーを叩く~プールからは子供のはじゃぐ声~ 大勢の家族が揃い食前酒を嗜む~
南仏訛の賑やかな会話~ レストラン経営を兼ねた民宿風で贅沢な気分を味わう~
仏人好みの休暇~ こんな【時】に巡り逢える何て思いがけない幸せなオランジュ
:デビュー!!★!! 

巴里から3時間半~ TGV:超特急~ 途中駅から主要駅停車のローカル走行に
切替ったが、降り立ったオランジュ~ 澄み渡った青空と太陽が迎えて呉た 7月7日
織姫と彦星も逢う瀬を果たせた事だろう~!!! 日没:辺りが暗くなるのを待って~??
21時45分の開演とは云え昼の灼熱残る屋外~ 座布団片手に石段を上る古代ローマ
劇場~**

座席は石段に直接座る為、座布団が必要と云う事前情報を入手~ バイロイトで既に
購入済の羽根座布団 (バーゲンで安い軽量&嵩張らない物を選んだ結果) 持参で~!!! 
さもないと石焼用の石の上に座る様なもの~ ステーキになってしまう危険性が
あると追加情報も~(苦笑) !! 現地で座布団の賃貸をしているが、大きさや重さは
色々~ やはり自前がベストだった~!!!

開演早々~ ロドルフォのアリアが始まると美声に酔った??~家路を急ぐ野鳥の群れ
が一斉にさえずり開始~ 少々賑やかな予期せぬ伴奏付は自然の成り行き~(苦笑)~?!! 
然し何故?真夏に ≪ラ・ボエーム≫ 選曲か~ ? 厚手のロングコート: それでも寒い??
ロドルフォは、ご丁寧にも大きなショールで肩を覆い~フゥッ~!! 

只でさえエネルギー全開で汗だくの歌手陣にとって~ この衣装で身を包んだ公演は
暑さとの戦いだっただろう~!!!  カフェの場面は空腹で取組んだのか~??~飲食に
余念のない ヴィットリオ~ ナプキンで口を拭いながら序に額の汗も~!! 出演者に
お気の毒な盛夏の【冬の物語】~!! 終わると2~3㎏は減量か~?!! 

人影のまばらになった大通り~ パパのエスコートで車に乗る為~?? ひょっこり意表を
突いて裏口からご登場のヴィットリオ: フィットした紺のTシャツ姿~ スリムな筋肉質
体型を想像させた~!!! 不意を突かれ驚く帰りがけの観客~ 嬉しそうな満面の笑みで
応じ最後は例の如く両手を挙げて挨拶して~ パパの車に乗り込む一幕も演じた~!@!@!

爽快な少年の様な若者~ 盛大な拍手とブラボーの嵐の中~ 飛び跳ねる様に走って
舞台挨拶~ オーバーアクションで観客を魅了~!!! 全員で挨拶の時は足を踏鳴らすと
床が響き太鼓の様な音になり~ 拍手と足踏み交互に調子を取り観客を沸かせた~!!! 
機敏なスポーツマン:車椅子で現れた女性演出家を小走りで迎え、舞台を去る時には
車椅子を押して疾走~!!!

女性演出家:ナディヌ・デュフォの演出は見事だった~!!! 原作に忠実~ 舞台の上に
線を引いただけのお家ごっこ~?? 床に引いた線は壁~ ドアは額縁の様な木枠を立て
道には通り名を書綴り 【Rue Mouffetard】~とか 現存する巴里5区:学生街 『エッ!!
あの辺の住人だったの~』と、より身近なイメージを湧かせた~!!! 

一面雪に覆われた舞台~ CG映像とは云え寒々しく夜も更け夜風がひんやりする中、
観客もドラマの一員になりつゝ寒さを感じた~!!! 眠る様に息を引取るミミの傍で
嘆き悲しむシーンに慣れた観客には想像を絶するミミの最期~!!! 三人の若者と
ムゼッタが、其々部屋を出て行く~ 灯りが消え暗がりの中~ミミも静かに消えて
行く~** 

一人立ち尽くす ロドルフォのシルエットが闇に残る~!!! 指揮棒を降ろしても余韻に
浸る一瞬の静寂~ 直ぐに拍手は起きず~ 悲しみを ロルドルフォと共有した観客。。
ドラマティックに幕を閉じた感動的な公演だった~!!★!!

来年又~この素朴な町:オランジュを訪れたい~ 例えヴィットリオ不在でも~!@!@!
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2012年7月7日 プロヴァンス:オランジュ ≪ラ・ボエーム≫
★指揮:Myung Whun Chung / 演出:Nadine Duffaut / 衣装:Karita Duflot
ロドルフォ:Vittorio Grigolo / ミミ:Inva Mula
マルチェロ:Ludovic Tezier / ムゼッタ:Nicola Beller-Carbone

☆ルドヴィック・テズィエは仏では人気のバリトンだが華が無い~ 存在感に欠ける
のが残念。 1998年: オペラリア・コンクール入賞者でネトレプコの旦那:シュロット
ディ・ドナト が同期入賞 インヴァ・ムラ・チャッコ もオペラリア・コンクール:
1993年の第一回目入賞者~欧州で活躍中
 
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太陽がいっぱいの避暑地:オランジュ~ 静かで古い城壁が彼方此方に残る素朴な町~!! 
9000人近い観客何て~収容出来るほどの宿泊キャパは無い。 その上、訪れた客は
来年の予約を押さえて行くとか~ 今回、決めた時期が遅過ぎ~ 周りからは絶対無理と
断言される状況 & 絶望的な中~ 巡り逢えた素晴らしいホテル~!*!*!

友人の実家にでも泊りに行った気分にさせて呉れる宿のご夫妻~ サンパティックな
スタッフに出逢い旅がより充実~ 感謝感激の滞在~!!!  引籠らずライヴ求めて~
X千里~?!! 幸せは歩いて来ない~新たな発見と素晴らしい人との出会いを求め
旅は続く~♪♪ 

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