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再仮面舞踏会*ロベルト・デ・ビアジォ★テアトロ・リリコ~♪ [カリアリ.it]

今宵も天下逸品~ 希少価値の声に陶酔~[キスマーク] 繊細な美声でパティシエが素材を
自在に扱う如く~ 音を巧みに操り深みのある役を愉しませて頂ける歌手は近年
滅多に、お[目]に掛れない[耳][目][耳] 素晴らしい歌唱との遭遇は宝籤に当った 〓
様な奇跡~[るんるん]

同じ歌手でも日に因って好/不調の差が出るのは当然:何時も同じとは限らない
それがライブのリスク~?? 想像出来ない醍醐味も~〇▽◆〇 華麗で壮大な
≪ 仮面舞踏会 ≫ 聴き応えあるタイトルロール:リッカルドを絶好調で~ご披露
頂き感極まり [ 私の為に~ ] 風な勘違いに見舞われ感動に心ときめく [黒ハート] (微笑)

ロベルトの魅力は声だけでは無い:カリスマ~ 上品な立居振舞~ 整った容姿
舞台映えするエレガントな物腰~ 演技では出ない自然に身に付いている聡明で
謙虚な人柄に因るものだろう~[目][キスマーク][耳] 貴重な逸材に巡り逢えた幸せ~[るんるん]

8日は、一般向け公演では無かった様な~ ?? 年間プログラムには当初:記載
されておらず7日を予約済であった~▼◇ 然し危機一髪の幸運に救われたのは
5月初訪の折:特別追加の8日 [ 声人 ] が歌う事を確認 急遽:日程交換を
現地窓口で差替え交渉 遥々 [ パリッジ ] からの訪問者 @ リピート客??
アボネ客の様な扱か~?? 快く応じて頂け~ホッ( 笑 ) 物好きな客と思われた
かどうか~? 知る由も無く~[曇り]^.^[曇り] 無事、観劇出来て目出度し\(^o^)/

~~~~~~~~ UN BALLO IN MASCHERA ~~~~~~~~

2017年7月8日 カリアリ≪仮面舞踏会≫
指揮:Gerard Korsten / 照明:Christian Pinaud
演出:Lorenzo Mariani, / 振付:Elisabetta Marini
舞台装置:Maurizio Balo / 衣装:Maurizio Millenotti
maestro del coroコーラスマスター:Gaetano Mastroiaco
Orchestra e Coro del Teatro:Lirico di Cagliari
allestimento del Teatro Regio di Torinoトリノ王立歌劇場演出微調整
Riccardo:Roberto De Biasio / Un Giudice:Mauro Secci
Renato:Roberto de Candia / Silvano:Francesco Verna
Amelia:Tiziana Caruso / Un Servo d'Amelia:Marco Puggioni
Ulrica:Carolyn Sproule / Oscar:Eva Mei
Samuel:Federico Benetti / Tom:Stefano Rinaldi Miliani

☆単独弦の静かな爪弾きで厳かに開幕~ ソリストの演奏をきめ細かに情感
豊かに惹き出す指揮者~[るんるん] ジェラル・コルスタン氏:廊下ですれ違った折
『 日本は大好き:礼儀正しい音楽好きな観客が多く嬉しい 』と語られたが
日本での公演経験も、されているのだろう~(^^♪

☆我が [ 声人 [黒ハート] ] ロベルト・デ・ビアジォ は最高潮~ 繊細極まる美麗な
音質は胸深く潜り込み感動~[耳][キスマーク][目] 背筋に電光が走る~[雷][雷] きっと誰も
『私の為』風に思ったに違いない万雷の拍手で称賛~[手(チョキ)][るんるん][手(チョキ)]

☆リッカルドの最期 @ 華やかな舞踏会から一転:悲しみに暮れる人々~
総監の雄大さを讃える別離の合唱は、まるで讃美歌の様な柔和で清楚な響きを
醸し美しい調べは心を痛めた~ ΘДΘ

☆オスカー:エマ・メイ:活発な明るい美声 & コミカルな演技で軽快に
チャーミングな小姓を演じた~◇*◇

☆暗殺を企てるサムエル & トム:バス:バリトンも陰謀者(殺し屋)風貌で
歌唱 & 演技共に重要なサポートを演じ、アメリアの引いた [ 暗殺実行役 ]
の名 [ レナート ] を読み上げるサムエル:悲しみの表情伴う姿が印象的
だった。

~~~*~~~~~~~~~~~~*~~~~~~~~~~*~~~

この日は『 平土間だけ高齢者:関係者客の為に追加した特別公演 』だった??
そうな~ 公演後に判明:関係者談で知った。 個人的には『 こんなに空席で
お気の毒に~[涙] 公演回数もほゞ連日、午後5時の暑い最中[晴れ]出掛ける客も極少
なのだろう 』 と勝手に解釈:然し粋な計らいする余裕の劇場だった~☆彡

※通常は、21時開演~23時半終演、然し特別追加公演:高齢者向けの為か~??
8日:土曜を選んで17時開演~19時半終演で未だ日の有る内に帰宅できる配慮も!!

休憩時間:空いてる劇場内の構造見学も兼ね、二階の踊場で写真撮りながら[映画]
うろうろして居ると係員が近づき『 アッ 失礼』 撮影禁止かと恐縮すると[カメラ]
『否、今日は二階以上は閉めてあるので~』と親切なご説明を頂いた~(安堵)

そんな事情も露知らずの一幕目、上階閉鎖に気付かず『 平土間も空席多数で
上階の拍手も少ない~?? 』 当然:少ない筈と云う因り誰も居なかった ( 笑 )
観客が少数に限らず、通常と変わらぬ~ それ以上の迫力で公演する指揮者 &
奏者:歌手陣に尊敬と感謝の念を抱いた~\\*^0^*// Grazie mille~[手(チョキ)][演劇][手(チョキ)]

と云う訳で [ 私の為 ] 風に勝手な喜びも一入~[バー][黒ハート][バー] 何しろ平土間一列目
通路脇席に独り陣取~ 両手広げても余裕ある空席:中央側も指揮者位置から
向う半分のみの観客:ファンとしては嬉しい限りの状態~ 自宅サロンで
悠々寛ぐ気分に浸り至福の時を夢現に過ごした \(^o^)/ [ 有難き幸せ ]
神様の贈物[プレゼント]に感謝~[黒ハート]

久々の [ 仮面舞踏会 ] 最期が何時だったか思い浮ばない程に、歌手:演出
共に印象薄く~[曇り] 特に感銘を受けた素晴らしい公演に遭遇のあとでは~
想い出す気力も消失~[曇り][曇り]

………………………………….

ヴァカンスに友人宅を訪れる様な雰囲気の宿~ 広い庭でキィーを叩く傍ら
伊語:英語:仏語 etc etc と夕涼み客が三々五々にアペレティフ(食前酒)を
嗜みながらの語らい~[バー] [ビール][バー] 何時の間にか日は沈み~ 庭の街灯が燈り
始める頃、3時間もお付合い頂いた、我がPCも充電消耗のサイン点灯~[ひらめき]

暑い日差し[晴れ]を浴びつゝ山坂越え~ 訪れた名所旧跡:歴史建造物の感想に
花咲かせ~?? ホット一息~ 明日は何処へ~?? と訪れる計画でも練っている
のだろうか~?? 朝食で顔合わせる中年ご夫妻~¶ΘД 賑やかに談笑する
イタリアン:ご婦人方~ [バー][喫茶店][ビール][バー] 国際色に溢れる夕暮れのテラス~★[三日月]

https://paridayori.exblog.jp/26885941/

老体に鞭打ち元気に回った旧市街:カステッロ地区の美しい教会〓 高所
恐怖症との戦いに躊躇しながらも 『折角此処まで来て [涙]』 と挑戦に挑む
~ 見学すべく対象物は尽きぬ~?? ~[家][リゾート][晴れ][三日月][波]

同じ南イタリアとは言え処変れば @ シシリア島:パレルモより個人的には
開放感が有って好きな街:カリアリ~ 自然と歴史の中ルンルン気分で自由に
過ごせる街:5月の小型公共バスでの下見も功を奏した~\\*^0^*//

此処を走るの~??と思う程の奥深い細道で車の渋滞 [車(RV)] (苦笑) 歩いて見る
と相当:傾斜のある地形。 この厳しい自然環境の中で暮らす人々の生活を
垣間見ながら~ 8日には杖を突きながらも達者にお独りで、オペラ観劇に
訪れた多くのお年寄りに感心させられた。 生活環境が精神力と丈夫な肉体を
構成するのだろうか~ΨΘΨ

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仮面舞踏会 ★ テアトロ・リリコ~(^^♪ [カリアリ.it]

[演劇] ボン ジョルノ・カリアリ [波] また来てしまった~\(^o^)/ 30℃を越す
炎天下~ 真っ青に澄み渡る空に恵まれた清々しい島に再上陸:サルディニア島
@ カリアリ~フゥゥッ!! 外気に劣らぬ~?? 強烈な熱気に包まれた 最高傑作
≪ 仮面舞踏会 ≫ 冷房の効いた劇場内にも拘らず~[るんるん][キスマーク][るんるん][目][るんるん][耳]

カリアリの澄んだ青空の様に~ 天高く響き渡る凛々しく精悍な音色 & ソフトな
甘い囁き~ 円やかな美声:類まれな歌唱力~ 観客の[黒ハート]を掴んだ リッカルド:
ロベルト・デ・ビアシォ~[バー][るんるん][バー] 自然体の演技とドラマティック歌唱伴う
音域広い美麗な音質 & カリスマ~ 全て揃ったロベルト・デ・ビアジォ~[手(チョキ)][キスマーク][手(チョキ)]
若かりし頃の P.ドミンゴ以来の感激に浸った [黒ハート]

遥彼方:声人再聴 [耳] 目指し [リゾート] 再訪 [目] @ テアトロ・リリコ:カリアリ~
輝かしい宵を満喫させて頂き大満足~[手(チョキ)][演劇][手(チョキ)] 感謝感激~[バー][黒ハート][バー]

オケピットには、繊細な音質を奏でる指揮者:ジェラルド・コルステンが構え
素晴らしい演奏をご披露頂いた~ (^^♪ 舞台はエレガントで洒落たモダン演出
場面毎のテーマを色彩で打出した照明に浮び上る舞台 & 終幕は華やかな豪華
衣装に包まれ~ まるで舞踏会に招待された様な雰囲気の中:繰広げられるドラマ
ティックな最期 @ 気品あるボストン総監 :リッカルド~ 想い寄せるアメリアの
純真潔白を語り:忠臣レナートへの配慮を通達~ 高貴な立場を汚す事なく崇高に
息絶え~ 皆に讃えられた[涙]

~~~~~~ UN BALLO IN MASCHERA ~~~ ~~~

2017年7月5日 テアトロ・リリコ ≪ 仮面舞踏会 ≫
指揮:Gerard Korsten / 照明:Christian Pinaud
演出:Lorenzo Mariani, / 振付:Elisabetta Marini
舞台装置:Maurizio Balo / 衣装:Maurizio Millenotti
maestro del coroコーラスマスター:Gaetano Mastroiaco
Orchestra e Coro del Teatro:Lirico di Cagliari
allestimento del Teatro Regio di Torinoトリノ王立歌劇場演出微調整
Riccardo:Roberto De Biasio / Un Giudice:Mauro Secci
Renato:Roberto de Candia / Silvano:Francesco Verna
Amelia:Tiziana Caruso / Un Servo d'Amelia:Marco Puggioni
Ulrica:Carolyn Sproule / Oscar:Eva Mei
Samuel:Federico Benetti / Tom:Stefano Rinaldi Miliani

☆深く聴き惚れ陶酔~ 一瞬:ボンと凄まじい衝撃音に『アッ』とつい日頃の
音に敏感過ぎる癖が出てしまって~ 隣席と苦笑_(._.)_ 感性豊かな指揮者:
ジェラール:コルステン:ソロ奏者の演奏を繊細に惹き立てて居た~[るんるん]

☆音を完璧に重視した発声:通常、面白く無い歌唱になる歌手が多いが~
演技力抜群 & ドラマティックな歌唱で役を演ずる:ロベルト・デ・ビアジォ
タイトルロールで素晴らしい存在感発揮:魅惑的で華やかな公演を披露~[バー]

☆三幕一場:リッカルドの忠臣:レナートのアリア:大好きなハープ奏でる
美しいメロディを伴奏に、イタリアンバリトン:ロベルト・デ・カンディア~
美声に演技伴い息の疎通完璧な伊コンビで、相性良く物語を紡いだ~(^^♪

☆アメリア:ティティアナ・カルソ~ 美声では有るが個人的に高音の叫びが
多少~?? 苦手~▼◇△ 他のキャスト同様:表現豊かな演技でリッカルドの
求愛に立場をわきまえつゝも押さえきれぬ愛情~ 二重唱は情熱的だった~◎[黒ハート]

☆占い師ユルリカ:カロリン・スプルル~ 妖艶な凄みを効かせた深みのある
迫力の声質と演技:薄暗い赤の照明の中で幻想的な占い師の世界を牛耳った~!!!

小都市の地方劇場とは云えない~ 流石イタリアを感じさせる:最高レベルの
貴重な公演~☆彡★ 巴里:バスティーユの様な音響装置に頼る大衆劇場との
質が歴然と違う価値ある公演に巡り逢えた~☆彡

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再ルチア*ロベルト・デ・ビアジォ ★ テアトロ・リリコ~♪ [カリアリ.it]

圧巻~!!! 魅惑の美声 & 感動の歌唱 [ エドガルド ] を聴かせて頂いた個人好みの
崇高なテナー @ ロベルト・デ・ビアジォ~ [耳][黒ハート][目] 12日は、10日を遥に凌ぐ
素晴らしさ~[黒ハート] 多彩な音が溢れる[アート]パレットから微妙な色彩を創出:宙を舞う
伸びのある一音♪一音♪~流石のイタリアン~ @ アリア毎:強烈な拍手は鳴り
止まなかった~[手(チョキ)][手(チョキ)]

聴き慣れた曲、つい調子を取ってしまいそうに軽快なリズムに関わらず、哀調
帯び物寂しさ漂う残酷物語~[涙] 不幸を背う [ エドガルド ] 不憫な [ ルチア ]
取巻く過酷な環境~ 二人が永遠の愛を誓い指輪交換、暫しの別れを惜しむ [黒ハート]
唯一救いの場~ 幸せを祈りつゝ拝聴~[黒ハート]

然し、後に訪れる険しい二人の運命を物語るかのような演出、デュエットの盛上り
と共に背後の重苦しい紺碧の波 [波][波] が徐々に上昇~ 霧が立ち込める様に降下する
紗幕~ 舞台は 第二部:エンリコの居間へ変貌~〓[家] 装置変換は お見事~[演劇]

[ ルチア ] を説得する家庭教師:ライモンドと二人 薄暗い部屋:ベージュの壁に
焦茶の照明が醸す影の効果が素晴しかった~δξЮ   結婚式城に突然姿を現す
[ エドガルド ] 意表を衝く背景は鮮やかなグリーンの照明、其々激しい怒りを
訴える六重唱に、強烈なインパクトを与えた~[雷][雷][雷]

結婚誓約書を手に、ルチアに署名を問い質す エドガルド、憤りの心中に拘らず
印象的な最期の一言『 Rispondi~リスポンディ=答えて』と喘ぐ様に~ 否定を
祈る如き哀愁帯びる優しい問い掛~ 期待裏切る『Si』に心痛む [涙]

※因みに、ここの表現は歌手其々に因って違うが、ドミンゴのCDでは最後まで
強い表現で問い質し、優しい気遣いが感じ取れなかった (苦笑)

ダークグレーに白い十字架の立ち並ぶ墓地 ルチアの兄:エンリコ・アシュトンを
待つ エドガルド 、ルチアとの別離に死を覚悟、生気を失った苦悩の心情読み取れる
最期のアリア:想像し難い繊細な音質が広がる~ 技巧凝らす驚嘆の響き~[演劇][バー][演劇]

3回聴けるよう企画すれば良かったと~ 返す返す後悔至極 [涙][黒ハート][涙] 何れ又どこかで
再聴出来るチャンスに遭遇する日を祈りつゝ~アーメン[耳]?[目]?[耳]

~~~~~ LUCIA DI LAMMERMOOR ~~~~~

2017年5月12日 カリアリ*リリコ劇場《ランメルムールのルチア》
指揮:Salvatore PercaccioloコーラスマスターGaetano Mastroiaco
舞台装置 / 照明 & 衣装:Denis Krief
Orchestra e Coro del Teatro Lirico di Cagliari:
オーケストラ& コーラス:カリアリ・リリコ劇場
allestimento del Teatro Lirico di Cagliari
Miss Lucia:Gilda Fiume / Lord Enrico Ashton:Davide Luciano
Sir Edgardo di Ravenswood:Roberto De Biasio
Lord Arturo Bucklaw:Manuel Pierattelli / Alisa Lara Rotili
Raimondo Bidebent:Gabriele Sagona / Normanno Mauro Secci

☆只々残念だった [ ミス ] ルチア [幅を利かせ過ぎ~?[パン]?] 健康優良児(失礼)
個人的 [ ルチア ] のイメージは、1984年7月 @ スカラ座で聴いた [ ルチア ]
ルチア・アリベルティ:亡霊の様に悲愴 & 薄倖無垢な令嬢を感じさせる容姿
柔らかな白のニットドレスに身を包み、茫然とした姿は細身を因り華奢に
見せた~ 柔和な品の良さ~◎ あのドラマティックな美声と姿の初回感激が
焼付いて、最高の印象を打ち消す再来歌手に未だ巡り会えない~[涙]

※ 1984年7月12日 ミラノ@スカラ ≪ルチア・ディ・ランメルムール≫
★指揮:Giuseppe Patane / 演出:Pier Luigi Pizzi /
舞台装置 & 衣装:Pier Luigi Pizzi & Rosita :Ottavio Missoni
ルチア:Lucia Aliberti / エドガルド:Alberto Cupido
エンリコ・アシュトン:Leo Nucci
☆忘れ難い:ルチア・アリベルティ @ ルチア~♪**♪ 

※エディタ・グルべロヴァ:声は良いが雰囲気が [ ルチア ] と程遠かった▽
姿:声:演技~ 雰囲気的には、パトリチア・チオフィが良かったが、悪趣味
@ バスティーユ演出で感激は半減~トホホ[涙]

さて寄道してしまったが~ カリアリ @ リリコ劇場に戻ると~
12日は、観客層が10日と心持違う様にも感じたが、カリアリも[桜]金~か??
『 大都市と違って小さな劇場だけど、価値ある歌手が多いんだ』と隣席
〈アボネ:年間予約〉伊人談~ΘДΘ 3~40代の若いカップルだったが幼少の
頃から生の舞台を年間何回も聴き慣れ~ 勿論、言葉は自国語で理解しながら
ドラマを愉しんで居る様子~ 流石、耳は肥えて居る [耳][目][耳]

曲を深く理解する顧客 ( 観客 )レベルは非常に高く、劇場側も観客向けに
事前講演を行う程、充実した劇場~◎●◎ 場内の若い関係者もオペラに
興味深く親切に対応して呉れる方が多かった~☆彡

愚痴は禁物で有るが、舞台装置変換等で小休止が入ると一斉に飴の紙を
広げる〔チリチリチリ〕と云う音、一斉に鳴き出す虫の声の様な~(笑)
一斉に咳払い始める滑稽なフランス人より、静かで慎ましいかも~?!!?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記:
思えば昨年の今頃、NY:メトのプログラム片手に今年、5月の連休3~7日で
甥夫婦を伴い [ NYの旅 ] を勝手に企画中だった~( 苦笑 ) ~が、幸運の
コウノトリに新たな命を授けて頂いて:ストップ~?? 2月に孫紛い誕生~!!!

そんなこんなで、キャンセル決めて大成功~◎●◎ プログラム発表の遅い
伊歌劇場〔 宝の山 〕発掘で心浮き浮き~[黒ハート] 昨暮のパレルモで 経験済の
フライト乗継も苦にならず~ と言う訳で年間計画は欧州シフトに変換~![飛行機]!

予期せぬ [クラブ]トランプ[クラブ] 政権誕生:米国は暫くパスかな !?! 通常でさえ苦痛な
税関の入国面接 @ 長蛇の列が又々長くなるのでは~?? と足は遠のく~▼◇
幸い今の所、軽く腰の上る聴きたい歌手 & 演目にも恵まれず~安堵!!!

素晴らしい彼の地 @ カリアリ:80年代に高級リゾート開発で名を馳せたが
只、余りの山坂に『ちょっと散策~』風な雰囲気では無い~フゥゥッ!!
徒歩 & 階段に苦痛皆無の健足保持だが~ 急斜な山坂は謹んで遠慮したい [涙]

そんな物臭も手伝って名所旧跡観光は 『序だし~まぁ良いか?!』風に
スルーして @ 公共バスを乗継ぎ勝手に市内視察~\(^o^)/ 此方も
パレルモ経験から、小型周遊バスで狭い路地裏まで見学~ 個人的には
観光地巡りも良いが市民生活 & 地域社会が興味深い~(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

追記:帰宅してCD聴きながらテキストに目を通すと、2006年録音当時より
艶が増し円やかで甘美なニュアンスを醸す美声が[耳]に蘇る~★[三日月][晴れ]
貴重な生はスルー出来ない~ 無事歌って頂けるだけで感謝観劇~[バー][バー]
Grazie mille Roberto~[手(チョキ)][演劇][手(チョキ)]

◎●◎ ~[黒ハート] [クラブ][クラブ]~!?! @~▼◇~[涙] @\(^o^)/

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ランメルムールのルチア ★ テアトロ・リリコ~♪ [カリアリ.it]

長らくのお待たせ~?? 5カ月振りに声人の崇高な美声再聴に至り久々歓喜に酔い
知れた~\(^o^)/ 極上のシルクシフォン~ ベロアの光沢の様な~ 甘く柔和で
洗練された深みのあるデリケートな音質~(^^♪ 喉越しに極小真珠が転がる如き
傑出の響きを醸す [ エドガルド ] ロベルト・デ・ビアジォ~ 美麗なニュアンス
伴う繊細な歌唱~ 聴く度にエスカレートする感動~!♪[黒ハート]♪!

品格のある優雅な動きで自然体の演技~ 言葉の端々迄丁寧な歌唱を追いつゝ
魅惑のドラマに深く惹き込まれ~ 霞の彼方タイトルロール [ ルチア ] は個人的
には [ エドガルド ] に替って居た~(微笑) 単なるファン心理では無く漂う感性
立っているだけで絵になる存在感~ 演技では表現出来ない生まれ付、身に付いた
漂うカリスマ~@

テクニックで奏でる美声 [ ルチア ] 非常に良い [ ルチア ] ではあったがもう
少し繊細な声質で演技力が伴えば壮大なドラマを創出:出来ただろう~残念 [涙]

然し [ 地の果て 海の果て~] とは些かオーバーで有るが慌ただしい世間から
離れた:サルディニア島 @ カリアリ迄、歩を進めた甲斐ある貴重な感動~
忘れ難い宵に遭遇出来た幸せ~[三日月][黒ハート][波][曇り][飛行機][バス][車(RV)] 休暇地で寛ぎながら
リラックスして聴く響きは格別~[演劇]

*****LUCIA DI LAMMERMOOR*****

2017年5月10日 カリアリ*リリコ劇場《ランメルムールのルチア》
指揮:Salvatore PercaccioloコーラスマスターGaetano Mastroiaco
舞台装置 / 照明 & 衣装:Denis Krief
Orchestra e Coro del Teatro Lirico di Cagliari:
オーケストラ& コーラス:カリアリ・リリコ劇場
allestimento del Teatro Lirico di Cagliari
ルチア:Gilda Fiume / エンリコ・アシュトン:Davide Luciano
エドガルド・ラヴェンスゥッド:Roberto De Biasio
アルトロ・ブックロゥ:Manuel Pierattelli / アリサ: Lara Rotili
ライモンド・ビデベント:Gabriele Sagona / ノルマンノ: Mauro Secci

☆感心するイタリアの劇場 @ 音響の素晴らしさ~(^^♪ 流石、オペラに
音に関しては徹底して居るのだろう~と思わせる:歌劇場~[家] ここ数年
訪れて居る @ トリノ:ジェノヴァ:パレルモ:そしてこのカリアリ~
地方劇場等と軽々しく云えない天下逸品の音響を奏でる~☆彡 深く広い
オケピットは、NY:巴里:ベルリン等の大都市劇場の様な鮨詰の狭さでは
無く、奏者間に広々とゆとりあるスペース~(^^♪

☆歌劇場の建物だけで無く近年:優秀な若手伊人指揮者も多く、今回の
サルヴァトレ・ペルカチオロも曲を熟知:感性籠る非常に素晴らしい指揮を
ご披露頂いた~[手(チョキ)][バー][手(チョキ)]

☆物語に沿ったシンプルを極める演出も非常に良かった~[手(チョキ)][ビール][手(チョキ)] 演出:装置
衣装:照明:全てを担当された、演出家:ドニス・クリエフの色褪せた暗い哀愁
帯びる色彩感覚:感傷的恋人を浮き彫りにする、たっぷりのドレープで仕切った
紗のカーテン、透けた前 & 後方の動きが一体化する装置:人の気配を背後に
感じさせたり~ 小道具の移動等、様々な効用で合理的ミニマムな演出。。。

☆歌手陣も爆音で声を張上げる必要も無く、無理せず自然な美声が心地良い
ハーモニーを奏でる最高条件~(^^♪ 大きな会場でエンタメオペラも良いが
歌舞伎を愉しむかのような地元の客層は、子供の頃から長年聴き慣れて来たと
思われる中高齢者が多く~ よそ者 [ ジァポネーゼ ] が一人ぽつんと~??
[ estrano = エストラノ = 不思議 ] に思われて居るだろう~(笑)

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