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訃報ミレッラ・フレニ & ラ ボエム★ゼンパーオパー♪ [ドレスデン.de]

丁度 ≪ラ ボエム≫ 観劇を回想している所で [ Mirella Freni ミレッラ・フレニ ]
永眠の訃報が舞込んだ。 享年84歳。90年 メトのシーズン オープニングナイトで
ドミンゴとの共演 ≪ ラ ボエム ≫ が鮮明に蘇る[目]

メトでは他に≪ファルスタッフ≫ 88年≪カルメン≫ 90年≪マノン≫:スカラ座93年
≪フェドーラ≫ ミュンヘン89年 ≪アドリアナ ルクヴル-ル≫ 双方共ドミンゴと
共演:他に ≪ トーランドット≫ ≪フェドーラ≫ @ ウィーン 此方はルイス・リマと
共演、他にも身近に色々聴かせて頂いた。。。[るんるん] 

   Grazie Milla a Sig. Mirella [手(パー)][手(パー)]
  
追記:そう云えばオペラ三昧に突入したきっかけは 1978年10月 ガルニエで初て
観劇した C.アバド指揮 ≪シモン ボッカネグラ≫ 演出:E.ファジョリ/ M.フレニ
P.カプチリ/N.ギァロフ と云う超豪華版[晴れ] 然し当時はそんな価値のある物とは
露知らず物語も知らず~ 来仏の友人に同行:余りの素晴らしさに即オペラへの
興味が目覚めた[目][耳][るんるん]

   ・・・・・・・・・・・・・・
数日前2月6日には指揮者:ネロ・サンティ巨匠の永眠:享年89歳

  【心より皆様のご冥福をお祈りいたします】
  ・・・・・・・・・・・・・・・

昨年12月25日に84歳で永眠されたペーター・シュライヤー氏 ドレスデン
ザクセン州マイセン生まれのテナー & 指揮者として世界各国でのご活躍を
称え 1月31日 ≪ラ ボエム≫ 開幕前に広報から追悼のご挨拶が有った。
※ (訂正:2月2日 マイスター開幕前でした)
  
【 謹んでご冥福をお祈りいたします 】

オペラ業界を築き上げて来られたベテラン諸氏の旅発ち:華やかな時代の
終焉を感じさせられ郷愁に浸る[涙]

         >>>>>>>>>><<<<<<<<

≪マイスター≫の合間を縫って久々:ロドルフォ/Joseph Callejaヨセフ・カレヤ
拝聴に潜り込んだ≪ラ ボエム≫(笑) 巴里の屋根裏:芸術家の卵が自由奔放に
青春謳歌この作品はお針子時代の吾身と重ね当時を回想しながら郷愁に浸る[いい気分(温泉)][曇り]

70年代、20代の青春真っただ中:屋根裏部屋暮らしのお針子時代が懐かしい
騒ぎ立てる隣人『もやしの食べ方教えて下さい』『玉ねぎ少し有りませんか?』と
ドアを叩く若いカップル:深夜辞書片手に語り合った若い仏女性等々僅か2年
足らずでは有ったが青春の貴重な日々が蘇る[映画][目][映画]

屋根裏部屋から眺める風景は快適だった。傾斜の屋根&茶色の植木鉢を逆さに
した様な煙突が並び青空に浮かぶ雲には手が届きそうな [ノンちゃん雲に乗る]
気分[曇り] 陽が落ちると車のライトが美しい夜景[ひらめき][車(セダン)][演劇]

1900年代建築:エレベーター無の高層住宅:螺旋階段を上降:日常生活で
自然に鍛えられた巴里の高齢者の足腰は半端ない[足][くつ] 7階の屋根裏部屋
迄の螺旋階段を上り下りオートクチュール・コレクション準備の多忙極まる
一喜一憂の日々[晴れ][曇り] 毎日アトリエに通った[バス][地下鉄] 健脚はそんな経験の
賜物と云うべきか(笑)

懐かしい想い出から横道へ逸れたが我が青春時代とダブル ≪ ラ ボエム ≫
心は登場人物の仲間入り演奏が始まると体が踊る程に浮き々〓[走る人]〓 
今回は帰国日程が長かったせいか時差に苛まされ睡魔との格闘は半端なく
歯が溶けそうに飴玉のお世話になりながら 夢現にJ.カレヤ の美声に聴き
惚れた[耳][るんるん][耳]

ロドルフォのアリアを美麗な音質で優雅に奏でるパバロッティ並み余裕の
歌唱[るんるん] 残念ながら昨今 彼以外に聴いた事が無い[耳]  あのゆとりある音色
独逸人好みだろう@ 独逸圏での公演が多く近年来仏コンサートは皆無[涙]
15年 @ ロンドンROH で、ネトレプコとの共演の頃は未だ演技がぎこち
無かったが、今回はロドルフォになり切って居た[手(チョキ)]\(^o^)/[手(チョキ)]
 
    〓…[アート][本]…LA BOHEME…[本]・‥[アート]…〓

2020年1月31日 
指揮:Pietro Rizzo / 舞台装置& 衣装 : Peter Heilein
演出:Christine Mielitz / 照明:Friedewalt Degen
コーラスマスター:Jan Hoffmann / 脚本: Matthias Rank
子供コーラス: Claudia Sebastian-Bertsch
Mimi : Hrachuhi Bassenz / Musetta : Julia Muzychenko
Rodolfo : Joseph Calleja / Marcello: Sebastian Wartig
Schaunard : Lawson Anderson / Colline : Tilmann Ronnebeck
Benoit : Hans-Joachim Ketelsen / Parpignol : Frank Blumel
Alcindoro : Bernd Zettisch /
Sergeant der Zollwache : Matthias Beutlich

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マイスタージンガー*C.ティレマン★ゼンパーオパー~♪  [ドレスデン.de]

豪華版≪Die Meistersinger von Nurnbergマイスタージンガー≫二日宵に浸った[るんるん]  
バイロイト外で聴ける[耳]素晴らしい公演と馳せ参じたドレスデン:ゼンパーオパー
クリスティアン・ティレマンの本拠地 @ 半端ない奏者&歌手陣に加え抜群の音響
欧州逸品歌劇場で聴くワグナー[耳] 2020年華麗に開幕:遠出した甲斐有った\(^o^)/

マイスターの伝統は理解するが古い仕来りは現代にそろそろ埃っぽくは無いか?
風な意義申立てヴァルター?? そんな雰囲気を感じさせことごとく反発:古風な
慣習無視で元気溌溂:自己主張する現代っ子:ヴァルター @ 額入マイスターの
顔写真を破壊:破り捨て古い殻から抜出し新たな挑戦を試みる[雷]

親の七光りで君臨の二代目?? スマートなスーツ姿の若いマイスター連が中身を
精査する訳でも無く単に古臭い規則に捉われ段階踏んで親方になる制度に拘る??
自由奔放新たな挑戦に挑み古臭い規制破壊に挑む若者ヴァルターが痛快[本]

パワー全開 熱の籠る:ティーレマンの指揮に呼応する奏者陣:平土間一列目
占領で拡張されたオケピットから湧上る迫力の音響は振動が背筋を駆抜ける[走る人]

音楽をこよなく愛する現地観客の礼儀作法はピカ一 終了の瞬間にブラボーと
叫び[手(パー)]拍手に興ずる無作法な観客皆無 ◎ まるで指揮棒が静かに定位置に戻る
のを見届けるかの如く 一瞬静寂が漂い余韻に浸る余裕を感じさせる[曇り][いす][曇り]

そのあと歌手陣:コーラス:指揮者 & 諸々を讃える拍手とブラボーの嵐 [手(チョキ)][指でOK]
総立の観客:いつ迄も続くカーテンコール:隣席同士も目を合せ微笑み喜びを
分かつ気持ちの良い終演を迎える[手(チョキ)][手(パー)] 至極の時を満喫[黒ハート]素晴らしい二日宵[三日月]

[くつ][パン]…DIE MEISTERSINGER VON NURNBERG…[指輪][Tシャツ(ボーダー)]

2020年1月30日& 2月2日 ゼンパーオパー≪マイスタージンガー≫
指揮: Christian Thielemann / 衣装:Sibylle Gadeke
演出:Jens-Daniel Herzog / 舞台装置:Mathis Neidhardt
照明:Fabio Antoci / コーラス:Jan Hoffmann
振付:Ramses Sigl / 脚本:Johann Casimir Eule, Hans-Peter Frings
Hans Sachs:Georg Zeppenfeld / Hans Foltz:Roman Astakhov
Walther von Stolzing:Klaus Florian Vogt
Eva:Camilla Nylund / Kunz Vogelsang:Iurie Ciobanu
David:Sebastian Kohlhepp/ Konrad Nachtigall:Gunter Haumer
Magdalene:Christa Mayer/ Augustin Moser:Beomjin Kim
Veit Pogner:Vitalij Kowaljow / Ulrich Eislinger:Patrick Vogel

所狭しと演奏家軍団のひしめく平土間一列目まで拡張されたオケピット
開幕直前の静けさと緊張は魅惑の一振りで全開[桜]もう止まらない情熱的
迫力の前奏に心浮立ち調子取る如く自然と弾む姿態 (苦笑) [るんるん] 

※2列目と表示されたチケットで席を捜査中に判明 @ オケ拡張と云う
想定外に遭遇:一列目被り付きの恩恵に授かった\(^o^)/ 独逸圏は
男女共に発育の良い方が多く小人に取って前方視界不良の悪夢も想定[涙]
二日共に 一列目は願っても無い幸運だった[目][目]

壮麗極まる歌劇場で厳かに聴く≪マイスタージンガー≫ 歌合戦会場へ
惹き込まれる如く華やかな最終場面が脳裏を過り哀れなベックメッサーを
想い浮かべつゝ口元も綻ぶ[キスマーク] 時折:チーレマン指揮を横目に[目][目]
至福に浸った[黒ハート]

初回はGeorg Zeppenfeld/ ゲオルグ ゼッペンフェルドのザックスが貫録
不足の印象で少し気落ちしたが演出を考慮すると『そうか~』と納得!
今迄の様な老舗の親方では無く事務所を構える現代の[ミスターミニュット]
並み中小企業の社長さん?? と解釈すれば上手く演じられていた様な。

滑らかな響きの穏やかな声質で横柄な [世襲マイスター連] を柔和に説得
頼りない程に見える物腰:ヴァルターに対する柔軟な理解等 功を奏した。
只、風貌&声共に華が無くカリスマ希薄で存在感を発揮出来ない感もあるが
それが現代風;自然体と云う表現になるのか?? 

お目当てヴァルター:Klaus Florian Vogt / クラウス フロリアン フォクト
自然体と云うかプライベート其の侭の姿が思い浮かぶ容姿&動作はペーター
フォフマンを彷彿させる。 70年代レトロ風:裾広がりのパンタロンに金髪
180㎝を超すと思える体形:スポーツマンタイプの動き:摘まみ食いの手を
カーテンで拭く茶目っ気等、随所にイメージのダブル雰囲気が感じられた[目]

声は云う迄もない逸品[るんるん] 息張らず発声される音質のびのび舞上がる
ボーイソプラノの様なピュアーで軽やかな高音域の美声に陶酔~[曇り]

エファ:Camilla Nylund / カミラ ニィルンド 声も演技もちょっと大味で
個人好みの繊細さに欠ける感があり悪くないが無難の印象で特筆は無い。

ポグナー:Vitalij Kowaljow /ヴィタリ コワリョウ(??発音不明)余りに
≪ナブッコ≫ザッカリアで聴き慣れているせいか個人的にワグナーの
イメージが湧かず[曇り]であった。 ポグナー役としてがっちりした体格で
威厳もあり『良いお父さん』風でこの演出に合っていた。。

ベックメッサー:Adrian Erod / アドリアン エロッド ひょうきんな
演技&歌唱力で ベックメッサーに興じた。 

ダヴィッド:Sebastian Kohlhepp / セバスティアン コルヘッペ 美麗な
響きの声質若手テナー 演出の時代設定にマッチして自然体で演じられる
利点もあるのだろう。

マッダレーナ:Christa Mayer クリスタ メイエー:ワグナー演目で聴き
慣れた堅実派。 体形がC.ニィルンドとそっくりな為、エファと衣装を
交換した時は此方も戸惑う程に似ていた(苦笑)

一番回数聴いたと記憶する≪マイスタージンガー≫ コメディタッチに
笑いが絶えず愉しい大好きな演目[るんるん] 其々アイディア豊富な過去の演出
全て嫌味の無い好演出に恵まれた\(^o^)/

※1984年巴里 @ ガルニエ初体験で半分睡魔に襲われた経験から長らく
ご無沙汰。。90年代 @ バイロイトで超クラシックのワグナー氏演出
でも食指が伸びず遠慮気味:飛びつく程好きになったきっかけは1997年
ベルリンで H.クプファー演出 & F.シュトルックマンで病み付きに…
その後、ロンドン:ウィーン:巴里 & ベルリン新演出と各地で画期的
公演を愉しませて頂いた。。。[くつ][ブティック]

多勢を要する歌手陣:歌唱&演技:舞台装置等、総合的に大変な公演に
感謝観劇 [バー][黒ハート][バー] 

“Dankeschon” Maestro Richard Wagner & Christian Thielemann [手(チョキ)][手(パー)][指でOK]

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カルメン★ゼンパーオパー&訃報 F.ゼフィレリ監督~●★ [ドレスデン.de]

今、先週8日に聴いたドレスデン≪カルメン≫を回想しつゝ演出の酷さを
嘆きながらキィーを叩いて居る所で飛び込んだ驚きと悲しみの報道~[涙]

          【訃報】
世紀の巨匠:フランコ・ゼフィレリ監督の逝去 
1923年2月12日フィレンツェで幕開け(産声を上げ)
2019年6月15日96歳 ローマで幕を下ろされた[涙][涙]

    [桜][涙] 心からご冥福をお祈りいたします [涙][桜]

1983年12月 スカラ座 ≪トーランドット≫ で衝撃的な感動を受けて以来
NY メトロポリタン他:輝かしい豪華な演出:多くの魅惑の舞台が脳裏に
蘇る~ 素晴らしい作品を堪能させて頂き至福の時に浸った~[黒ハート]

オペラ好きに拍車の掛かる存在だった。 プラシド・ドミンゴ氏公演の
多くの演出は ゼフィレリ監督に因る物で~ 繊細で美麗な色彩感覚
本物の贅沢を知り尽した巨匠の作品に陶酔の日々~メト通いを謳歌
した~[飛行機]   感謝観劇 [バー] 有難うございました。。。

【追憶】
★1983年12月 スカラ座:トーランドットは初演で、この後NY:
メトで豪華絢爛へ修正が施されたが個人的には初演一度だけ観劇した
スカラ座を好む~[王冠] この時は、ドミンゴ氏に振られ フランコ・
ボニゾリだった~[涙] が、素晴らしい演出に感動で救われた [演劇]

★1986年ガルニエ座で観たTraviata=椿姫:C.Gasdia & G.Aragall
P.Domingo & T.Stratas の映画を彷彿とさせる公演だった。。。
歌手陣も当時、デビュー早々期待されたガスディア & 巴里で
頻繁に歌っていたアラガル 素晴らしい夕べが脳裏を過る。

★1990年9月24日 メト・オープニングナイトの La Boheme
ミレッラ・フレニ & プラシド・ドミンゴ @ テナーの頃
容姿端麗:迫力の美声:その魅力は半端なかった~[るんるん]
今尚健在のスカラ座 & メトのゼフィレリ演出[家] この後、双方共
様々な歌手で聴かせて頂いた~[本][アート] 

★1997年9月25日 NY:メト新演出 ≪ カルメン ≫ ドニス・グラヴス
ドミンゴ & ジノ・キリコ の エスカミヨは何しろ格好良く大好きだった
色褪せないクラシック:品の良さを持合せ夢現に惹き込まれる[曇り]

★スカラ座絢爛豪華 @アイーダも同様。 他演目と日を併せ時々
聴く機会を得たが歌手が手抜きの様な(失礼)名前の知らないキャスト
配役名は忘却の彼方~と云うか最初から覚えて居なかった様な。。。

ゼフィレリ監督の演出:現代のモダンと云われる詐称演出に比べれば
超トラディッショナルであるが、歌舞伎を見る如く伝統重視の演出に
好感が持て感動を覚えた日々~[黒ハート]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
時代は和洋折衷ならぬ今昔折衷の演出が増える昨今、物語詐称よりは多少
真面?(オリジナル尊重) であるが奇抜な創造:アイディアが多々出現:演出
無視で聴く内:思い寄らぬコミカルな発想に苦笑する場面で気分転換して
愉しめる事もある~\(^o^)/ 

ゼンパーオパーの ≪カルメン≫ 時折:声を殺して笑う程:面白かった。。
≪カルメン≫ の物語:背景は音楽もリズミカルで時代詐称しても深刻な
演出にならず構成出来る利点があるのかも知れない[喫煙][桜] 

早朝 @ 6時起床から遠路遥々到着迄の道程[あせあせ(飛び散る汗)] & 観劇迄:余り休養取れず
少なからず疲労も感ずると想定:事前に予約組まず窓口で調達『 眠り薬に
なるかも知れませんが一番安い聴くだけ席有りますか~?』と伺いオケ被り
付きの大好きな脇席 22euro 天井桟敷だったが既にパレルモでも経験済の
この位置 どんな状況か想定内:周りに気兼ねなく聴ける事は最高~[指でOK]

幸い物好きは居ない様で左右がら空き~ 椅子をずらせて2席占領:隣席が
留守の為、ホテルの部屋で寛ぐリラックス気分で生演奏に聴き惚れた[るんるん]
何しろ此のオケは半端ない素晴らしさ~[指でOK][指でOK]  劇場の音響も格別 (^^♪

美声奏でる若手の歌唱力 & 体当たり演技も半端ない[キスマーク][走る人][耳] 極めつけは
最近省略されている闘牛士の行進場面 [目] ラメに輝くカラフルな闘牛士衣装の
イケメン風 ??(遠目で確認不可) 軍団:容姿端麗の闘牛士がモダンな動きで
会場を賑わせつゝ行進:久々伝統の ≪ カルメン ≫ を味わった~〓[バー][ビール]

   ・・・[ブタ]・・・CARMEN・・・[ブタ]・・・

2019年6月8日  ゼンパーオパー≪カルメン≫
指揮:Antonino Fogliani/ 照明:Fabio Antoci
演出:Axel Kohler / 舞台装置:Arne Walther
衣装:Henrike Bromber / 振付:Katrin Wolfram
コーラス:Cornelius Volke / 脚本:Anne Gerber, Nora Schmid
Don Jose:Daniel Johansson / Zuniga:Martin-Jan Nijhof
Carmen:Maria Kataeva / Frasquita:Tania Lorenzo
Micaela:Iulia Maria Dan / Mercedes:Stepanka Pucalkova
Escamillo:Jochen Kupfer / Dancairo:Tom Martinsen
Morales:Bernhard Hansky / Remendado:Aaron Pegram
Lillas Pastia:Michael Auenmuller

時折オケを覗き込み指揮者 :Antonio Fogliani=アントニオ・フォリアニを
監視 [目] ( 笑 ) 半端ない情熱的な指揮スタイル:奏者も掻き立てられる様に
活気を帯びる [雷] 圧巻の演奏を聴かせて頂いた \(^o^)/ 寝てる暇なく
[目][耳] が冴え渡った [るんるん]

艶のある若手歌手陣の美声は素晴らしかったが、何故か歌詞が聴き取り難く 
クリアーに響かない? 通常 [ カルメン ] の歌詞は非常に聴き取り易く[耳]
馴染んで居るが、今公演では、カルメン以外:何か籠った様な印象を受け
多少耳障りも有った(^ω^)

特に:ドン・ジョゼは繊細で情緒ある美声:デ・ビアジョの音質が[耳]から
離れず[耳] 頑張って歌っている歌手陣に因る威勢の良いエンタメ・カルメン
という感じで愉しませて頂いた☆彡 何となく味気無さも残った~[涙] 

~~[目]~~~[耳]~~~[本]~~~[自転車]~~~[リゾート]~~

https://paridayori.exblog.jp/27585488/

6月初旬:五月晴れの晴天~ 中世の街:煤けた歴史建造物が立ち並ぶ [家]
見通しの利かない路地の細道~ ホテルを出ると観光客の溢れる街中[ホテル]
スルーして エルベ川対岸の自然に囲まれた好みの定宿[ホテル]に落着く 〓[もみじ] 

劇場から少し離れては居るが徒歩圏 @ リゾート感覚を併せ持つ広々した
庭園に囲まれる長閑なホテル[ホテル] 感動の余韻に浸りながら耳[耳]に残る
メロディーを口ずさみながら美しく水面に映る夜景に目を奪われつゝ
慌ただしくも無事に終えた一日の幸せに感謝 [黒ハート]

翌朝、エルベ川沿いの庭園を散策:小高い丘からの眺めは一味違う[曇り][晴れ]
川沿いは家族:恋人:親子:友人~其々列を為して通過する自転車隊[自転車]
川ではボートレースの練習か??と勝手な憶測のボート族[リゾート]

延々歩き時折ベンチに腰を下ろし[いす] 心地よい爽やかなそよ風に吹かれ
ながら対岸の景色を眺め [目] のんびり過ごす贅沢な街で最高級の音楽を
嗜む~[るんるん] 

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ナブッコ*ドミンゴ ★ ゼンパーオパー~♪ [ドレスデン.de]

平土間一列目は足元が広めで通路としても十分行き来可能 [くつ][くつ]  其処へお邪魔様
とばかり静かな佇まい [カラオケ] マイク片手でご登場の関係者 『 エッ また~? 』
場内は一瞬固唾をのんだ~[カラオケ]

『プラシド・ドミンゴ氏 新演出のリハーサル時間が十分取れず:多少演技に支障を
来すかも知れませんが、ご了承賜り度く~?』風な(独逸語不明で勝手な解釈)~
広報関係者の通達に取敢えず安堵~ホッ!![手(チョキ)]

然しジープに乗ってご登場 ≪ ナブッコ ≫ マフィアの親分? 将又:戦地の大将の
貫録でベージュのシャツスタイル:サファリールック 姿は堂に入り~流石舞台に
華を咲かせる存在感~[桜] 『何故? 予防線張ったのだろう?』と疑問抱かせる程に
好調[るんるん] 若い歌手陣の中に輝くカリスマ[指輪][ひらめき] 

化粧して最後に紅を入れると引締まるメイク~ 味を10倍も惹き立てる経験豊富な
シェフの特別なスパイス~ 一点豪華主義とは違う見事に変身する神々しい巨匠の
威力 [演劇][バー][本][黒ハート] リハなど不要と思える~? 一歩舞台に出れば自然体で立ち位置を
把握:演目:物語:曲を知り尽した巨匠だけが為せる業~¶ΨΦΞ\(^o^)/ 

ドレスデン:ゼンパーオパーの観客を唸らせる @ 78歳の衝撃的パワー & 衰えぬ
美麗な音質 & 歌唱力~ 超人:プラシド・ドミンゴ巨匠のゼンパーオパー@
初舞台は大成功を収めた~[ビール][るんるん][ビール]

※キャリア未完成?? 78歳:プラシド・ドミンゴは30歳の時の様に歌い演ずる
彼はキャリアを永遠に続ける~ それはお金や栄光の為では無い~[本]
[ザクセン誌:報道より抜粋]

[カラオケ]開幕前のお断りは初回:6日の後半で舞台を途中降板するという
ハプニングが在ったそうな。。。

[雷]・・・ [王冠]・NABUCCO・[王冠]・・・[雷]

2019年6月9日 ゼンパーオーパー≪ナブッコ≫
指揮:Jordi Bernacer / 衣装:Meentje Nielsen
演出:David Bosch / 舞台装置:Patrick Bannwart
照明:Fabio Antoci / 脚本 : Kai Wesler
コーラスマスター:Jorn Hinnerk Andresen
Nabuccoナブッコ:Placido Domingo
Ismaeleイズマエル:Massimo Giordano
Zaccariaザッカリア:Vitalij Kowaljow
Abigailleアビガイル:Saioa Hernandez
Fenenaフェネナ : Christina Bock
Annaアンナ:Iulia Maria Dan

スターティング:メンバーに名を連ねたOmer Meir Wellberから指揮者交代? 
プログラム印刷の指揮者と名前が違って居たが体調不良だったのか理由は不明
代役:Jordi Bernacer=ジョルディ ベルナセル指揮は、リズミカルな構成で
ヴェルディ:ナブッコを力強く導いた~[るんるん]

活気に満ちたコンチェルタートの多い ≪ ナブッコ ≫ コーラス団の迫力は
ひと際:感動的な存在感を発揮~(^^♪(^^♪

※只、大好きな[ 想いよ金の翼に乗って行け ]希望を込め力強く且つ哀愁
帯びた情緒ある響きを想い浮かべたが~ 聴けなかった[涙]
バルセロナで聴いたこの曲は、ビスが出る程に素晴らしかった[指でOK]
通常ビスは無いがバルセロナでは毎回:聴かせて頂いた。。。[指でOK][手(チョキ)]

アビガィレ:Saioa Hernandez=サイオア ヘルナデツ 初耳だったが美麗な
音質の豊かな歌唱力:演技力抜群で貫録のアビガィルを演じた~[手(チョキ)][指でOK]

※昨暮 スカラ座開幕 ≪アッティラ≫ @ オダベラを演じ好評だったそうな
来シーズンのスカラ座 @ 出ずっぱりの様に多演目に名を連ねている~[目][耳]

ザッカリア:Vitalij Kowaljow=ヴィタリ コワリォゥ?と発音か? 常に
安定したザッカリアを演じ近年各地で聴いた ≪ ナブッコ ≫ はほゞ氏だった

イズマエレ:Massimo Giordano=マッシモ ジョルダノ 舞台で聴くのは
久々~ 近年はTCE @ コンサート形式で聴かせて頂く事が多く好きな
音質のイタリアンテナー[目][耳]

フェネナ : Christina Bock=クリスティナ ボック 繊細な容姿 & 美声で 
イズマエレ:マッシモと情感籠る美しいハーモニーを聴かせて頂いた[桜]

※この日のみ Christa Mayer のWキャストでご登場:名前を観た時は
初耳のボックよりCマイヤーを聴きたいと思ったがこの役は個人的には
ボックで正解だった

アンナ:Iulia Maria Dan 非常に美人で美声の若手歌手:前日≪カルメン≫
ミカエラをご披露頂き:二夜連続の登板に驚きだったが~ 双方共に可憐な
役を自然体で熟し素晴らしい音質を奏でた。

※本来、ザッカリアの姉であるが、妹の様な雰囲気で清楚な落着いた演技に
好感~[目] ルーマニア出身の様で隣席のオペファンは同郷とかで自慢顔:
前日の[ミカエラ]の話題から会話が弾み情報入手[メモ]

知名度に拘らない豪華キャストに恵まれ~遠路遥々の旅に大満足[カバン][飛行機][バス][車(RV)]

只、巴里からは乗継となる為、前回の経験からアムス経由を回避して
ミュンヘン経由を選択~[飛行機] 巴里~ミュンヘン~ドレスデンの順路は
パーフェクト『こんなに便利なら腰も軽くなる~』と安堵~ホッ[黒ハート] 

問題は帰路:同じルートを折返しただけであるが道のりは厳しかった[涙]
着陸後:シャトルバスで移動~ 大型ミュンヘン空港:復路の搭乗口迄は
往路の三倍だった~ふぅぅ[あせあせ(飛び散る汗)] その上、乗継の待ち時間の短い便を選択
した為、着地点から搭乗口までの所要時間は健足でもギリギリだった[あせあせ(飛び散る汗)]

猪も歩けば:色々な状況に突き当たる~? でもまた行きたい劇場 [家]
長閑な中世の街並み~〓 エルベ川畔の散策~ 再訪も遠からず[ホテル]

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後宮からの誘拐 ★ ゼンパーオパー(^^♪ [ドレスデン.de]

続 @ ドレスデン出張観劇の合間~ 本当は、ベルリン・フィルで コンサート
ジェームス・レヴァイン指揮 [ マーラ― ] を聴く筈だった @ 10月31日~(^^♪
残念ながら前々日、29日 強風で線路に倒木事故発生 @ ベルリン⇔ドレスデン
間のDB(独鉄道?) 不通の事態に~[新幹線][電車]

コンサートのチケットは早々予約済 [チケット] であったが、31日に出掛け蜻蛉帰り
1日に若しもの事態発生になったら~?? 今回の最大目的 ≪神々~≫ は絶対
聴き逃がせないと判断:この際 ≪ 神々~ ≫ を優先、大事を取って泣く泣く
キャンセル~[涙][涙] 幸い J.レヴァイン好き:ベルリン在の米人に献上 [プレゼント]
大喜びで素晴らしかったと感激メール着信で安堵~ホッ[バー][携帯電話][バー]

そんな事情で観る予定無かった ≪ 後宮からの誘拐 ≫ 然しながら素晴らしい
音響のゼンパーオパー @ 折角なので12Eの聴くだけ席(しか残って無かった)へ
底抜けに愉しい演出:お伽の国の様な~ カラフルな舞台装置 & 衣装:独露
出身歌手陣で独語達者~ 演技もユーモアたっぷりに好演:歌唱も素晴らしく
笑い転げる程の愉快なモーツアルトを鑑賞 \(^o*)/

聴くだけ席の筈が舞台装置 & 奥まった裏方さんの動き迄、見渡せるオケピット
頭上:舞台取っ付きで手に取る様に拝見出来た~[手(チョキ)] 凄まじい運動量の振付~
関係者の皆様、お疲れ様でした~ふぅぅっ[ビール][演劇][ビール]

指揮者:クリストフェ-・ムルド氏 [ 青い山脈 ] の藤山一郎氏を彷彿させる
背筋の伸びた直立不動スタイル、手先のジェスチャーと [目] 目配せで指揮~[るんるん]
最近の指揮者に多い体全体で表現するダンサータイプの激しい指揮スタイルと
異なりエレガントでシックな容姿 [ 藤山一郎 ] の軽快で柔らかな甘い美声が
漂う懐かしさが込上げ~ オケピットも [目] 眼が離せず魅了された~[自転車][自転車]

?==[もみじ]==Die Entfuhrung aus dem Serail==[もみじ]==?

2017年10月31日 ゼンパーオパー≪後宮からの誘拐≫
指揮:Christopher Moulds / 衣装:Claudia Damm & Jula Reindell
演出&舞台装置 / MichielDijkema / 照明:Fabio Antoci
脚本:Stefan Ulrich / Chorコーラスマスタ:Cornelius Volke
Sachsischer Staatsopernchor Dresden:ドレスデン・シュタツカペル合唱団
Sachsische Staatskapelle Dresden:ドレスデン・シュタツカペル奏者
セリム・バシャ:Jaron Lowenberg / オスミン:Michael Eder
コンスタンツェ:Elena Gorshunova / ブロンデ:Sibylla Duffe
ベルモンテ:Norman Reinhardt / ペドリロ:Aaron Pegram

☆モーツアルト作品で子供の頃からオペラに親近感を身に着ける~?? そんな趣旨
取組もあるのだろう~と察せられる:カラフルで剽軽:愉しさ満載の演出 *◎^●^◎*
途中で子供が舞台に叫ぶ声も聴こえ、客席に笑いが起こった~\\*ω*//

子供に舞台を見せ:聴かせ乍ら:教えながら:躾:作法も植付けて行く~ 独人の
クラシック音楽との触れ合いは、子供の頃から常識と共に育まれている姿を目の
当りにする~ モーツアルトの作品には意外と教訓的要素も多く、親しみ易い
メロディーと共に成長して行くのであろう~♪〓♪ クラシック音楽への興味:
馴染み方も併せ垣間見た様な~[目][目]

試練に打勝つ恋人同士の絆 ≪ 魔笛 ≫ 寛容な王様 ≪ティトの慈悲≫:太守
≪ 後宮からの誘拐 ≫ 等々~ [演劇][黒ハート][演劇] 音質:舞台装置:共に色彩豊かな愉しい
宵:ルンルン気分で大橋を渡り~ 程よい寒風に吹かれつゝ幸せに酔った (^^♪

*******************

通常、出張観劇先からの出張は腰が重く極力控えがちで有るが、今回は好きな
[ ジェームス・レヴァイン ] 訪欧 @ ベルリンフィルでのコンサート:楽団は
SOBシュタツカペルだったが、あの会場で聴く醍醐味:貴重な音質奏でる瞬間
に浸りたかった~ 何しろ80年代のNY通いから好きになった指揮者~[黒ハート]

行かなきゃ風に襟を正し、一念発起でドレスデン ⇔ ベルリン往復を画策:
チケット[チケット]もオケ頭上で全てが見渡せ~ 音が其の侭[耳]に飛込む席を予約。。。
幸い窓口受取にした為、問題無く代理人が聴く事が出来た~ホッ[耳][るんるん][耳]

色々想定外の事態も起こるが、経験として次回に生かしたい~◎ 自己年齢も
しっかり念頭に旅行計画を立てないと~ 頭の想定と体力には隔たりがある~??
子供の頃のTV CM『 飛べると思った~』筈のサラリーマンが、水たまりに
着水 [ ポチャ ] 映像が鮮明に記憶に残り:何時も念頭に転ばぬ先の杖~?!!?

そう云えば昔:セヴィリア滞在中に:セビリヤ ⇔ マラガ往復の旅先出張経験を
した事が有ったが~ 只、あの時は姉と云う連れが居て現地語が達者と云う
恩恵に預かった~感謝!! 今思えば、もっと一緒に旅して置けば良かった~[涙]
車椅子生活で昔を思い出す事もあるだろうか~?? 西班牙の記憶は忘却の彼方へ
霞みつゝの様だが~[曇り][波][曇り]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

其れにしても、巴里⇔ドレスデンが何故7~8時間も掛るのか~?? 直行便
不在、アムステルダムorミュンヘン経由で、1:30 & 1:30 フライト3時間の
所要時間 + 乗継2時間:往復の道路事情と待ち時間=7~8時間ミニマム~
ふぅぅぅっ~!!

と溜息付ながらも『 喉元過ぎれば~』是非また訪れたい @ ゼンパーオパー
来シーズンの好演目:好キャストを期待しつゝ~ [モータースポーツ] 老婆の旅は果てしなく
続く~ [カバン][飛行機][車(RV)] 元気な内に頑張らなくっちゃ~[電車][バス][飛行機][船][走る人]

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ラ ボエム ★ ゼンパーオパー~(^^♪ [ドレスデン.de]

≪ 神々~≫ の間を縫って予定した ≪ ラ ボエム ≫ チケットは出掛け前に
ネット確認で大分残って居た為、現地調達で赴いた~ が、窓口でまさかの完売
『 エェッ~??』 『今朝行列が出来て完売になりました』それでも何とか夕刻
リターンチケット:ゲット~ホッ[チケット]

然し幸運の筈のチケット~ 前のお二人さん迷惑千万:公演前から顔が離れず~
危険を感じ取り~ クロークで子供用クッションを借受け、底上げして頭越しに
観劇で事無きを得た~ホッ! 丁度、30 & 31日ドイツの祝日云々で観光客が
溢れた様な~~ 他国の祝日迄、知る由も無く~ 知って居たらもっと真剣に席を
選んで予約を入れたが~[涙]

久々の ≪ ラ ボエム ≫ 余り好みで無い演出家:クリスティヌ・ミェリッツ
然し今回は真面だった~!! お目当ては:ロドルフォ:シュテファン・コステロ
先月 @ バスティーユ ≪ 陽気な未亡人 ≫ で、調子確認済:想定内で満足[演劇]

総体的に初耳:歌手陣揃いだったが、歌唱 & 声質は中間レベルで安堵~◎
若手歌手陣、無理に演技しなくとも自然体で演じられる青春物語、愉しみ乍ら
演じて居た様な~\(^o^)/ コステロ以外、ほゞラテン系歌手:皆無の中、
伊指揮者:ジァムパォロ ビザンティ:体の動きが半端でない程:のりのりで
活躍 (笑) 愉しかった~[るんるん]

序と云うか、ワグナー作品の合間:暇潰し的に家でTV観る如き気軽さ & 寛ぎ
気分で出掛ける為、バイロイト [ 日替ワグナー ] の緊張感とはまるで違う(笑)
その上、周りにオペラ初めて風な観光客『 此処に何しに来たのかなぁ~?? 』
と疑問を呈する他人迷惑なカップルも~●×◇▼

そんなこんな~ 愚痴も出るが、何しろ素晴らしく綺麗な劇場内:休憩時間は
お隣さんとお喋りに花が咲く~ 幸い:ミュンヘンから≪神々~≫ を追っかけ
訪れた独青年とワグナー & バイロイト談義に救われた、是も独逸ならでは~??
『 勿論、二度聴いて帰りますよ~!! 』と思惑は何処も同じ~[バー][手(チョキ)][バー]

~~~*~~~LA BOHEM~~~*~~~

2017年10月30日 ゼンパーオパー≪ ラ ボエム ≫
指揮:Giampaolo Bisanti / 舞台装置&衣装:Peter Heilein
演出:Christine Mielitz / 脚本:Matthias Rank
照明:Friedewalt Degen / コーラスマスター:Cornelius Volke
ミミ:Hrachuhi Bassenz / ムゼッタ:Emily Dorn
ロドルフォ:Stephen Costello / マルチェロ:Christoph Pohl
ショナー:Evan Hughes / コリヌ:Martin-Jan Nijhof
ブノワ:Hans-Joachim Ketelsen / パルピニョル:Frank Blumel
アルシンドロ:Bernd Zettisch

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神々の黄昏 ★ ゼンパーオパー~(^^♪ [ドレスデン.de]

至宝の古都 @ ドレスデン~ 宝石箱の様なゼンパーオパー:奏でる輝かしい音の
宝庫~[指輪] ≪ 神々の黄昏 ≫ マエストロ:クリスティァン・ティレマン指揮
魅惑の公演に夢心地~[曇り] [曇り] 今夏 @ バイロイトの忌まわしい魅悪を拭い去った
様な~ 清々しい気分:爽快~[バー][るんるん][バー]

キャスト確認の瞬間 『 エェッ~[雷][雷] 絶対聴かなきゃ~』 なる衝動に駆られ
赴いたが、想像を天高く超える公演に大感激~[涙][黒ハート][るんるん] 遥々7時間の旅も何の其
稀代の豪華キャスト~[手(チョキ)][手(チョキ)] モダンでお洒落な演出に気もそぞろ\\◎^●^◎//

『アァァ~ 』嘆息交じりに見上げる天井には、上品なエルメスのスカーフを広げた
かの様な繊細なモチーフが幾重にも広がる~ シックな色合い:くすんだパステル
グリーンのお洒落な内装に感極まる~[黒ハート][涙] その昔、社交界の紳士淑女が華やかに
集う雰囲気が目に浮かび~ 息を呑む~[バー][曇り][バー]

この優雅な劇場で天下逸品:マエストロ:ティレマン指揮のワグナー:研ぎ
澄まされた華麗な音質~ ソリスト奏でる響は素晴らしく~ 特に大好きな
ハープの音色 @ゴールドのハープ:4台の演奏に酔いしれた~♪[黒ハート]

歌手陣は個人好み超ベテラン:歌唱力:声質 & 演技:現代のトップ:勢揃い[キスマーク][耳]
原作に沿った演出~ 近年珍しいと云うべきか~?? 現代版に置換えの創造性は
抜群:ハーゲンの企みで登場人物を操る風~?? ハーゲンに因る物語進行~?? (笑)
『 そう云えば、まぁそうネ~』風に納得の行く解釈で、今迄と違う角度から
新鮮味を感じさせるコミカルな ≪ 神々の黄昏 ≫ を拝聴~[耳][目][耳]

ブリュンヒルデ:ニナ・シュテムは崇高~ 素晴らしかった [キスマーク]♪ 響きの良い
音質の歌唱 & 演技共に存在感抜群~ 近年、女性ワグナー歌手が乏しい中~
最高のブリュンヒルデ登場~\(*[キスマーク]*)/

ジーグフリード:アンドレアス・シャゲー:彼もワグナー軍団に入団~??
存在感も定着しつゝある実力派:ワグナーテナー[るんるん] 歌唱力:演技力:容姿
ソフトの K.フロリアン・フォグト & 力強いシャゲー:ワグナー双肩を担う
素晴らしいテナーご登場で益々、ワグナー観劇に拍車が掛りそう~[曇り][雷][晴れ][三日月]

ハーゲン:ファルク・シュトルックマン、まるで舞台役者が台詞を発する如く
表情豊かに音域広い歌唱、思惑を皆に指図する演出家の様に、登場人物を操り
思いの侭に進行を図るが、唯一の誤算は [ 鉄の女 ] ブリュンヒルデ:愛する夫に
執心する強さ最後の勝利者は彼女だった \(^o*)/

グンター & グルトルーネは元より、巻き込まれた:ジーグフリド然り~
超演技派:シュトルックマンは、ハーゲンの新たな人物像を創出か~??
ベルリン @ ハリー・クップファのワグナーシリーズ時代を彷彿させる~[ビール][演劇]

ハーゲンに従順な:グンター:イアィン・パテルソン:繊細なニュアンス伴う
美声、ドラマティックな歌唱 & 演技派、シックでダンディな紳士を演じ、
妹グルトルーネ:エディス・ハレーも相応の美声でエレガントな上流階級
夫人で応じた愛しい兄妹~[黒ハート] 二人は、ジーグフリード & ブリュンヒルデに
対して『別に~』風な良家の子息:特に結婚を望んで居ない風にも感じたが (笑)

ワルトラウト:クリスタ・マイヤーも素晴らしかった~◎★◎ バイロイトで
パテルソン:クルヴェナル & ブランゲーネのコンビが素晴らしかったが~
双方共に再聴出来て安堵~ホッ〓

要シーン:ハーゲン・パパ:アルべリッヒ= アルベルト・ドーメン & 息子・
ハーゲン=シュトルックマン:先輩 & 後輩:二人のヴォータン共演:こちらも
聴き逃がせない[耳]見逃せない[目]主要目的だった[耳][目][キスマーク]
何もない空間:只っ広い部屋で、親子たった二人:演技と歌唱だけで惹き付ける
力量:ファルク &ドーメン:ドラマを創出~ 流石、天晴れ~[モータースポーツ] [モータースポーツ]

※ジョン・トムリンソン & ファルク・シュトルックマンの共演も貴重な経験:深く
胸に残る映画界のベテラン凄みの効いた:ジャン・ギャバン & リノ・バンチェラ
の様な~◎

古い歴史的:建造物の立ち並ぶ:ドレスデン @ 一世紀前にタイムスリップ
した様な雰囲気を醸す街:ザクセン~ 細い路地に馬車が観光客を案内~[ウマ][車(RV)] [バス]

優雅に流れるエルベ川~ セーヌ川幅の倍を感じさせる~[船][波][船] 感動 醒めぬ
余韻に浸りながら川面に映る色彩豊かな夜景を眺めつゝ夜道も快適~[三日月][曇り][波]

[曇り][三日月][曇り]…GOTTERDAMMERUNG…[曇り][三日月][曇り]

2017年10月29日 & 11 月1日
指揮:Christian Thielemann / 舞台装置:Wolfgang Gussmann
演出:Willy Decker / 衣装:Wolfgang Gussmann, Frauke Schernau
コーラスマスター:Jorn Hinnerk Andresen
Staatsopernchor / Sachsische Staatskapelle Dresden
シュタッツカペル:ドレスデン:演奏 & 合唱団
Gunther:Iain Paterson / Alberich:Albert Dohmen
Hagen:Falk Struckmann / Siegfried:Andreas Schager
Brunnhilde:Nina Stemme / 1. Norn:Okka von der Damerau
Gutrune:Edith Haller / 2. Norn:Simone Schroder
Waltraute:Christa Mayer / 3. Norn:Christiane Kohl
Woglinde:Christiane Kohl / Wellgunde:Sabrina Kogel

大成功を収めた演出家:ベテラン歌手陣、其々の歌唱力と演技力を最大限に惹き
出しドラマを構成した功績、創造力は完璧~★☆★ 超シンプルな舞台装置:
大きな窓枠:額縁の様な枠を上下に作動させ、枠には紗幕が掛り~窓越しの風景等
背景が映し出される。。。

殺風景ながら~ モダンで広々としたブルジョワ宅のサロンに置かれた、革製の
アンティック:ソファー @ 左右に二脚のみ、コーナーテーブルには、忘薬 &
惚薬と云った脇役がお酒に雑じって控えていた~[バー][喫茶店][バー]

勿論主役は最大限に惹き出される演技力:歌唱力~ 歌手陣のキャパであるが~!!!
一見、脇役のコーナーテーブルに載った薬瓶が重要なミステリーポイントとして
ドラマ展開に大きな役割を果たす~ 洗練され洒落たミニマリスト[バー][手(チョキ)][バー]

衣装もセンス良く:パールグレーのサテン地で仕立てたタキシード姿のグンター
同色の上品なロングドレスのグルトルーネ、双方共シルバーの髪型で、シックな
仏風BCBG ブルジョワ家の子息子女を優雅に演じた~[本][いす][バー]

腹違いの異端児:ハーゲン:企みを腹に抱えた風貌~ 黒のオーバーサイズスーツ
Vカラーのカーディガン:一見のん気な父さん風リラックス姿、然し父:ハーゲンに
諭された指輪奪回の執念 & 執着~??? 音色豊かな表現伴う壮絶な演技は完璧~@@

オケピットの奏者もタキシードに白の蝶ネクタイ姿で演奏~ 背筋を伸ばして
聴こう~ 風な緊張感と共に集中力が高まる~ 崇高な館:ゼンパーオパー [るんるん][耳]
素晴らしい公演に巡り逢えた感動:2日目は歌手陣もリラックスして、安定感
伴う良く伸びる美声を奏でた~[演劇][手(チョキ)][演劇]

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