トスカ ★ 巴里 @ バスティーユ~♪♪ [パリ.fr]

そう云えば~風に新演出 ≪トスカ ≫ 最終日に急遽~ 潜り込んで
≪ 参り ≫ ました~▼◆η▼■ もぅ~爆声競争の様相を呈し~ 情緒
皆無 @ 総勢で雄叫び ≪トスカ ≫ に終始~!! 出来る限りの声を~
お互い競って絞り出し~ 耳をつんざく様な激しさに見舞われ= 只々
プッチーニ ≪トスカ≫ を又~ 聴いたと云う記録更新~か@¿@?@

実は最終日まで興味無かった~ 理由は歌手陣~!! 昨シーズンの
ゴールデン ≪ アイーダ ≫ タイトル・ロール:オクサナ・ディカ &
≪ 西部の娘 ≫ ディック・ジョンソンのマルコ・ベルティ @ カヴァラ
ドッシ~ 想定内の爆音~Ψψ¶ 赴いた方が悪いと云うか~ 35€ に
甘んじた欲~の結果か~(苦笑)

然し此のセットメニューで、来年4月ドミンゴ指揮 @ メト≪ アイーダ ≫
エンタメ公演としては観客を大いに沸かせる事だろう~■◇◆□
特に絢爛豪華なエンタメショー的な舞台~ 延々と続く勝利の行進~
余り感情とかドラマとか無くても問題ない演目 ≪ アイーダ ≫
サッカー球場で聴かせる勢いで観客を魅了~ オペラ初めて聴く人も
『 アッ~ 是、知ってる~』 風な傾向に 突入しつゝある演目:
声量さえあればOK~☆※★

本来 @ 前半のスターティング:メンバーで聴きたい頃は、ミラノ:ミュンヘン
と心:此処に非ず~ !! やはり一度に二兎も三兎も追ってはいけない
と云う戒めか~¿? と受止め反省~☆ そう云えば、スカラ座の≪トスカ≫
アラニャが降りるとか~何とか騒ぎ立てても~ 劇場は全然困らない~¿?
是又、声量に掛けては第一線~ ゆったり美声のファビオ・サルトリに
白羽の矢で~ 一件楽着 ( 落着 )~!★!

好き嫌いは別にしても~ 何たって声は出る~!!! 低音テナーやテクニック:
爆音に頼らずとも~ ゆったり声が出れば本場イタリアでは人気者~!!
先日の ≪ シモン・ボッカネグラ ≫悠々と奏でる @ ガブリエル~ 別に
感情籠らなくても声で勝負出来る~◎●◎ ヨハン・ボッタ & ファビオ・
サルトリの声量は何たってずば抜けて~ 現代テナーでは突出で有ろう~!!

************* TOSCA *************
2014年11月28日 巴里*バスティーユ ≪ トスカ ≫
★指揮:Evelino Pidò / 演出:Pierre Audi / 照明:Jean Kalman
舞台装置&衣装:Christof Hetzer / 脚本:Klaus Bertisch
コーラスマスター:José Luis Basso :コーラス&演奏:国立管弦楽団
Choeur d'enfants de l'Opéra national de Paris:オペラ座:子供合唱隊
Floria Tosca :Oksana Dyka / Scarpia :Sergey Murzaev
Mario Cavaradossi:Marco Berti / Sagrestano:Francis Dudziak
Angelotti:Carlo Cigni / Spoletta:Eric Huchet

☆新演出は可も不可も無く~ 只、3幕の刑場が野営地の様な
野原にテントを張り~ 見張りの兵士が彼方此方に立ち~ 白地に赤&
グリーンの装飾を施した~ 兵隊の制服が印象に残ったくらい~▼Ж◇

※≪星も光ぬ≫ 情感籠るドミンゴ:カヴァラドッシ~ 感極まり頬を
拭った~ 歌唱終了と共に 拍手:ブラボー & ビスの嵐~♪~が止まず
@ ウィーン & 巴里で~ ビスを聴かせて頂いた貴重な経験が蘇る~
素晴らしかった~!☆!  あの場面 @ 星は光らずとも歌唱が光り誰もが
感涙するほどの衝撃を受けた~**

☆ 現代若手 @ マルコの ≪ ★ も光りぬ ≫ は本当に何も光らず~
不要に何時迄も延ばし過ぎ~ お隣と顔見合せ笑いを堪えた~フゥッ▼◆
爆音で力一杯歌う事に集中 『 僕の声はこれ程 息が続くんだ 』 風な
計算が働いて居るかの様に感じられ~ 白け鳥が飛んで拍手もまばら~
残念賞~ηΩξ

☆ 張切り ≪ トスカ ≫ も現代っ子~¿? 牢獄の恋人に会いに来る心の
痛みは全く感じられず~ ドライ極まりない~ 本当に射殺された恋人の
傍で悲しむでも無く ( まぁ~追っ手が迫る中~悲しんでる暇は無いか~¿?)
@@ 『 スカルピア~ あの世で復讐してやるヮ~』 風な過激さで~!!
現代版 ≪トスカ ≫ と云われれば 『 ハイ=其れまでョ 』 ▽◆●

☆舞台装置は赤い壁~ 今回は衣装が黄金 @ ローマ法王の袈裟掛け
の様な金糸素材のドレス~!! 赤い壁にゴールドの コントラストは悪く
無かったが~ 新しい事を産出す演出家の ご苦労も察して~☆★

☆演奏を聴きながら~ドミンゴのカヴァラドッシで聴いた時代
スカルピアをシュトルックマンで聴いた場面:等々~ 昔日を想い起し
古き良き時代の郷愁に浸りつゝ~ 爆音に負けず時が流れた~◎●◎

☆こんな愚痴大会では有るが~ 今回の席:平土間 @ 13列目が
非常に見易く聴き易い事が判明~ 貴重な経験となった~!!
犬も歩けば~ 引籠らず時々は出掛けないと~☆♪☆
.....................................................

ご参考までに @ スカラ座:トスカ配役
2015年6月22, 24,27,30日~7月3,6,9日
指揮:Carlo Rizzi / 演出:Luc Bondy / 舞台装置:Richard Peduzzi
衣装: Milena Canonero / 照明:Michael Bauer
Tosca:Béatrice Uria Monzon / Cavaradossi:Fabio Sartori
Scarpia:Željko Lučić / Sagrestano:Matteo Peirone

☆今年の7月 @ ミュンヘンで観劇した同演出~ クラシックで色彩も
美しく良かった~!!  
..............................................................................

1991年6月27日 ウィーン:シュタツオパー≪トスカ≫
★指揮:Fabio Luisi / 演出:Margarethe Wallman
舞台&衣装:Nicola Benois
トスカ:Hirdegard Behrens / アンジェロッティ:Gottfried Hornik
カヴァラドッシ:Placido Domingo / スカルピア:Shirrll Milnes

1993年10月2 & 6日 NY:メトロポリタン≪トスカ≫
★指揮:Julius Rudel / 演出& 舞台:Franco Zeffirelli
衣装:Peter J.Hall / 照明:Gil Wechsler
トスカ:Maria Guleghina / アンジェロッティ:Herbert Perry
カヴァラドッシ:Placido Domingo / スカルピア:Sherrilll Milnes

1994 年5月30日 巴里:バスティーユ ≪トスカ≫
★指揮:Spiros Argiris / 演出: Werner Schroeter /照明:André Diot
舞台&衣装:Alberte Barsacq
Floria Tosca:Carol Vaness / Barone Scarpia:Jean-Philippe Lafont
Mario Cavaradossi:Placido Domingo / Sagrestano:Michel Trempont
Cesare Angelotti:Philippe Fourcade / Spoletta:Ivan Matiakh

1995年11月16 & 18日 巴里:バスティーユ ≪トスカ≫
★指揮:Seiji Ozawa / 演出: Werner Schroeter
舞台&衣装:Alberte Barsacq / 照明:André Diot
Floria Tosca:Galina Gorchakova / Spoletta:Georges Gautier
Mario Cavaradossi:Placido Domingo / Sciarrone:Till Fechner
Barone Scarpia:Franz Grundheber / Angelotti:Romuald Tesarowicz

1998年2月5 & 8日 ベルリン:シュタツオパー ≪トスカ≫
★指揮:Niksa Bareza /演出:Carl Risch / 舞台 & 衣装:Walfgang Bellach
トスカ:Anna Tomowa-Sintow / カヴァラドッシ:Frencisco Araiza
スカルピア:Falk Struckmann / アンジェロッティ:Hanno Muller-Brachmann

2000年11月25日 ベルリン:シュタツオパー≪トスカ≫
★指揮:Dietfried Bernet /演出:Carl Risch / 舞台 & 衣装:Walfgang Bellach
トスカ:Norma Fantini / カヴァラドッシ:Johan Both
スカルピア:Falk Struckmann / アンジェロッティ:Hanno Muller-Brachmann

2002年12月15日 ベルリン:シュタツオパー≪トスカ≫
★指揮:Simon Young /演出:Carl Risch / 舞台 & 衣装:Walfgang Bellach
トスカ:Norma Fantini / アンジェロッティ:Alexander Vinogradov
スカルピア:Falk Struckmann / カヴァラドッシ:Johan Both

2003年9月8,11,13,16日 巴里:バスティーユ ≪トスカ≫
★指揮:Marcello Viotti / 演出:Werner Schroeter
舞台衣装装置:Alberte Barsacq / 照明:André Diot
オーケストラ&コーラス:Opéra National de Paris
Floria Tosca:Fiorenza Cedolins / Angelotti:Michael Druiett
Mario Cavaradossi:Marcello Giordani / Sagrestano:Michel Trempont
Barone Scarpia:Falk Struckmann / Spoletta:Christian Jean

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keyaki

スカラ座のトスカ、サルトリになっちゃったんですか。アラーニャが、やっぱりスカラ座は観客が怖いから出るのやぁめた、って公表した後、なかなか決まらなかったので、すっかり忘れていました。
情報ありがとうございます。
ところで、12月15、18、21とバスティーユのボエームにグリゴーロの名前が突然出てきてるんですが、ロンドンで13日までネモリーノなんですけど、しかも16、18日のカナダのモントリオールのクリスマスコンサートを11月19日に唐突にキャンセル、謝罪メッセージが出たので、日程がつまり過ぎてるせいかとおもっていたんですが、どうなってるんでしょう。ミミがBキャストで、魅力的な共演者とも言えないし。どういう事情でこんなことになったんでしょう。何かご存知ですか?
by keyaki (2014-12-01 10:53) 

aimelopera

早いですね∻❣‼ 気が付きませんでした。又、得意の憶測ですが~ Khachatur Bardalyanの降板で、急遽初日11月30日 @Piotor Bにお願いしたのかしらネ~¿?

この日、知らずに出かけた方はラッキーですね∻❣‼ ピオトルは此の演出で春に公演しているので~~**二つ返事~‼‼とか~勝手に想像。

Khachatur Bardalyan の降板理由は余りと云うか、全然興味ない歌手なので、解りませんが∻¿? でも30日~12月13日迄の予定を、WキャストのDimitri Pittasが、全日程カバー出来ないので、
急遽:ヴィットリオにお願いしたのでしょうか~¿? 

嬉しい情報有難うございます。 最近は頻繁に差し替えが多く~
付いて行けません~トホホ▽◆ 今後ともヨロシクお願いします。

内部事情〈噂話〉入手出来ましたら、お知らせしますね。。。



by aimelopera (2014-12-01 19:03) 

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