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ナブッコ*P.ドミンゴ★ソフィア王妃歌劇場~♪ [ヴァレンシア.es]

2019年12月2日≪ナブッコ≫ 初日
ブラボー:グラシアス・マエストロ:拍手〓の嵐 〓 総立の聴衆~[手(パー)][手(チョキ)][指でOK]

“ NABUCCO. VALENCIA. DICIENBRE 2019
GRACIES DEL PUBLIC, GRACIAS DEL PUBLICO,
MAESTRO PLACIDO DOMINGO
     *** [映画] 顔写真 [映画] ***

El esplendor del arte. El amor por la musica
L'esplendor de l'art. L'amor per musica “(スペイン語 & カタルニァ語)

   >>> マエストロ:プラシド・ドミンゴ
   音楽への愛:芸術の素晴らしさ 国民は感謝しています <<<
   とカーテンコールで顔写真の付いた紙吹雪が止め処なく舞った ◆□■◇  
 
同郷:西班牙人が大多数の初日公演:ドミンゴ氏の膨大な功績を讃え尊重する
観客 & 劇場の粋な計らい~ 感動に支配された場内 [目][涙] 前代未聞の感動的
状景に遭遇 [目] 素晴らしかった[涙]\(^o^)/[涙]
惜しみない拍手は20分余り続き誰も立ち去ろうとはしなかった [手(チョキ)][指でOK][手(チョキ)] 

公演自体:クラシックでコミカルな演出:巨匠 ジゥゼッペを尊重:時代:
物語の詐称も無く忠実に再現され演じられた~!! 劇中劇風な設定も非常に
愉しく場面変換も上手く計算され一々降幕せず:歴史美術館で絵画を嗜む
如く変わる舞台アイディア豊富:シックでお洒落な演出[家]

ベルリン:ぺルガモン博物館を訪れた様な:古代ギリシャが思い浮かぶ舞台
装置:衣装もツタンカーメン:ファラオを彷彿させる古代エジプト風鮮やかな
色彩の民族衣装 @ ナブッコ:バビロニア王&軍隊 対する白装束のヘブライ:
歴史美術館に誘導された様な錯覚に陥る[曇り][目][曇り]

甘美でクリーミーな音色伴う衰え知らず艶のある迫力の美声 若い頃と変わらぬ
マエストロの声質素晴らしかった~[耳][るんるん] バリテナーと新語が生まれる昨今
バリトンからテナー迄の音域備え自在に操り情感醸す声で演じる為、実在
人物に遭遇する様な錯覚を起こす程に[目][耳]

   ***[王冠]*** NABUCCO ***[王冠]***

2019年12月2日  ヴァレンシア:ソフィア王妃劇場 ≪ ナブッコ ≫
指揮:Jordi Bernacer / 照明:Mark McCullough
演出&舞台装置:Thaddeus Strassberger / 衣装:Mattie Ullrich
Orchestra de la Comunitat Valenciana
Cor de la Generalitat Valenciana :
コーラスマスター:Francesc Perales
Nabucco:Placido Domingo
Abigaille:Anna Pirozzi / Ismaele:Arturo Chacon-Cruz,
Zaccaria:Riccardo Zanellato / Anna:Sofia Esparza
Fenena:Alisa Kolosova / Il Gran Sacerdote:Dongho Kim
Coproduccio ・ Coproduccion::Washinton National Opera /
The Minnesota Opera / Opera Philadelphia:共同プロダクション

ヴァレンシア:ソフィア王妃劇場 @ 指揮者Jordi Bernacer : ジョルディ
ベルナセー初め奏者 & コーラス団に若手が多く指導に携るドミンゴ氏の
若手育成が功を奏している[るんるん]

アビガイル:Anna Pirozzi アンナ ピロッツィ 迫力の歌唱力で熱唱、然し
音質にデリカシーが乏しくニュアンス欠如:魅力のない歌唱は残念[涙]

※スカラ座 ≪ 二人のフォスカリ ≫ で聴いた際も演技力乏しく声だけ
張上げて:傷心抱えるヤコポの妻:ルクレツィア・コンタリニと云う役に
程遠かった・

同じくイズマエレ:Arturo Chacon-Cruz アルトロ チャコン-クルツの
声質は潤いが無く美しいと思えない音質で個人的には好みと程遠い[曇り]

ザッカリア:Riccardo Zanellato リカルド ザネラト 深い響きのバスで
声質も滑らかで美麗だった。 ヘブライの祭司として落ち着いた演技が
存在感を醸した。

前奏曲と共に士官のエスコートで現れる墺太利の貴婦人:軽く社交ダンス
ご披露の後、両脇に設けられたボックス席へ着席:そして幕が開く
占領下時代のスカラ座をイメージしたのだろうか??

【Va pensiero sull’ali dorate】想いよ金の翼に乗って行け:大きな
円形の燭台が上空から降下:合唱と共に順次 ローソクの小瓶に
ゆっくり火がともされ合唱終了と共に再度引き上げられて行く
想いを火に託し静かに舞上がる情景は 感動的で美しかった[ひらめき][ひらめき]

全体的には ドミンゴ氏の独り舞台の様でも有ったが独りのカリスマ
存在感が全てを担う:一点豪華主義とは違う光を放ち[ひらめき] 周囲を
明るく輝かせる[晴れ][晴れ][晴れ] こんな光明を放つ稀な逸材:末永く存在して
観客を愉しませて欲しい[手(チョキ)][指でOK][手(チョキ)]

今年は怪我の功名[黒ハート] ドミンゴ氏、ご自身も不可解な件で劇場関係者:
ファンがどれ程、氏を尊重し感謝して居るかを強く感じ確認できた事
だろうと思い及ぶ。。[雨] 雨降って地固まる [雨]。。まだまだ自信もって
愉しみ乍ら心行くまで元気に人生謳歌して欲しい[るんるん]

デモ & スト回避で帰国して10日程~ 師走ならぬ私走で野暮用に暮れた
10日間 [雪] 寒気と時差&不便に立向いながら何とか田園生活を愉しみ
つゝCDで懐かしの[クリスマス]ソングに耳を傾けオペラとは違う曲で美声堪能[るんるん][プレゼント]

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ドン・カルロ Vs ロドリゴ ★ ヴァレンシア王妃劇場~♪ [ヴァレンシア.es]

≪ ドン・カルロ ≫ で開け ≪ ドン・カルロ ≫ で閉じた @ 2017年~ 三大劇場??
1月 @ ミラノ・スカラ座に始まり:10月 @ 巴里・バスティーユ:そして年の瀬~
12月 @ ヴァレンシア・ソフィア王妃歌劇場~ で其々の力作を観賞~[耳][目][キスマーク]

ウィーンに続いて初挑戦 @ ロドリゴ:ポーザ侯爵を演じた:プラシド・ドミンゴ氏
拝聴に馳せ参じた~[走る人] ウィーンは演出が好みで無い上、ドン・カルロ:ラモン・
ヴァルガス~ で余り期待できず端折った。 ロドリゴ @ ドン・カルロの友人と云う
役柄では有るが、ヴァレンシアで若手テナーと組んでどんな風に演ずるか~?? 恐る
恐る赴いたが~ 保護者風な様相 (苦笑) で若手歌手陣に囲まれ老いを感じさせぬ迫力。

声は[ ドミンゴ ] ブランドで、テナー&バリトンと音域広く、ドラマティックな歌唱
演技は感動もの~!! 余りのカリスマ:存在感で [ ドン・カルロ ] と云う因り
[ ポーザ侯爵 ] 風な雰囲気は否め無かった~!! ベルリン:ドッチェオパーの演出で
非常にシンプルな舞台装置:グレーのブロック塀で囲まれた様なグレーの濃淡:モノ
トーンのグラデーションの中に、生える衣装 & 照明の色彩が美しく、人の動き:振付
等で感性高いモダン感覚の充実した舞台~\(^o^)/

只、タイトルロール [ ドン・カルロ ] アドレア・カレ の存在感は薄く、歌唱力は
有るが余り美声では無い声質、爆音で無い事が救いだった~ホッ!! 巴里に続き残念
ながら≪ドン・カルロ≫ の感動は湧かなかった~[涙]

※3公演で抜群の声質 & 歌唱力は只、一人:フランチェスコ・メリがヴェルディ
音質で素晴らしく聴き応えある [ ドン・カルロ ] スカラ座が印象的だった~(^^♪

繊細極める音域広いドラマティック歌唱 & 演技のフィリッポII:アレクサンダー・
ヴィノグラドフ が素晴らしかった。 只、ちょっとスリムな体型が存在感を希薄に
したが、逆に哀れな薄倖のフィリッポIIに哀愁を感じさせた~[涙]

※年季の入った渋い:フェルッチョ・フルラネットの域に達するまでには、未だ先が
長いが、同じ露出身のイルダー・アブドラザコフ因り情感籠り良かった。

エリザベッタ:マリア・カツァラヴァ:想定通りで素晴らしかった[るんるん]
一年前の12月 @ パレルモの≪カルメン≫でミカエラを聴かせて頂き、2月には
ベルリン ≪ スティフェリオ ≫ コンサートでゆとりある歌唱力:高音も無理なく
奏でる美声を堪能させて頂いた。。 ダブルキャストのマリア・ジョゼ・ジリ因り
耳障りの無い高音で、無理な叫びが無く聴き心地が良い音質だった~[耳]

エボリ公女:ヴィオレッタ・ウルマナ:金切り声の叫びが苦手で避けていたが、
独りだけ避ける訳に行かず~ 想定内のかなきり声は些か耳障り~ 以前より酷く
なった気もした~若し、共演者で無ければ聴く機会は無かっただろう。

~~~[波]~~~[波]~DON CARLO~[波]~~~[波]~~

2017年12月12日 ヴァレンシア:王妃ソフィア歌劇場≪ドン・カルロ≫
指揮:Ramon Tebar / 衣装:Dagmar Niefind
演出,舞台装置&照明:Marco Arturo Marelli
Production:Deutsche Oper Berlinベルリン・ドッチェオパー演出
Cor de la Generalitatコーラスマスター:Francesc Perales
Orquestra de la Comunitat Valenciana
Rodrigo:Placido Domingo
Elisabetta di Valois:Maria Katzarava
Don Carlo:Andrea Care
Philippo II:Alexander Vinogradov
Eboli:Violeta Urmana
Il Grande Inquisitore:Marco Spotti
Un frate:Ruben Amoretti
Tebaldo:Karen Gardeazabal
Voce dal cielo:Olga Zharikova

☆指揮者 & 演奏家の若手軍団~ 丁寧な構成の繊細な音質~ 澄み渡る青空~
ヴァレンシアの空の様な清々しい演奏は素晴らしかったが、個人的には僅か
ながらスパイス欠如~?? 寂不足~?? の感も否めなかった~Ю

☆常に新たな役に挑戦し続ける巨匠:プラシド・ドミンゴ氏の超人的パワー
驚かされる記憶力 [目] 喜寿 @ 77歳と云えば凡人には物忘れが頻繁になる
年齢?? 個人的に古希を迎えてからの記憶の衰えは、常に更新中~ 新たな
挑戦など想い及ばず~▼[涙]

年齢を感じさせず新たな歌詞 & 曲を覚え:ドラマティックに演じ公演を
完璧に熟し~ 見事に成功させる~[晴れ] スーパースター☆彡 驚異的存在である[ひらめき]
昔60の手習いと言ったが~ 既に17年余り創造に挑戦~と云う頭脳に感心させ
られる~脱帽~[演劇][バー][演劇]

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椿姫 *マリナ・レベッカ ★ ソフィア王妃歌劇場~(^^♪ [ヴァレンシア.es]

溜息出るほどの贅沢三昧~ 輝かしい崇高な美声:ヴィオレッタ・ヴァレリ~
[ ソン・イオ * 私です ] マリナ・レベッカ~[桜] ロンドンROHで聴いて以来
待ち続けた最高のヴィオレッタ~[桜][黒ハート][桜] 鳥肌立ち[ひよこ] 背筋ゾクゾク[雷]
胸ドキドキ~ 稀代のヴィオレッタ拝聴~[耳][黒ハート][目]

モード界の巨匠:ヴァレンティノ・ガヴァラニ [Tシャツ(ボーダー)] 衣装デザインと云う豪華な
夜会服をエレガントに着こなす容姿 & 身の熟し~ ヴィオレッタが存在する
様な錯覚に陥る巧妙な舞台に感無量~☆彡♪ 類まれな歌唱力~ 音域広く
高低自在に無理なく繊細なニュアンスを伴う美声:逸材の声質~ 自然体の
演技も格別~ 前代未聞の若手ソプラノ: マリナ・レベッカ~ 更なる存在感に
驚嘆~〇[桜][桜]

ジョルジュ・ジェルモン:プラシド・ドミンゴに惹かれての旅~ は勿論だが
本命は [黒ハート] ヴィオレッタ:マリナ・レベッカ~ [桜] (微笑) やっと叶った:
パパ・ジェルモン:ドミンゴとの共演:紆余曲折を経て三度目[目] の正直~
壮麗なデュエットを拝聴させて頂けた~[耳][ビール][耳]

ウィーンで衝撃的なアリア:ドンナ・アンナに遭遇から 2015年のロンドン
ROH:ヴィオレッタで再度目覚め~[目][耳] この時は、残念ながら共演予定の
ドミンゴ氏、家族のご不幸でキャンセル~▼ 昨年のウィーンは演出が気に
入らずチケット再販~▼ 今回迄:待った甲斐有る最高の演出:装置 & 衣装
揃い踏みの素晴らしさは言及する由も無く~[Tシャツ(ボーダー)] 想定内を遥に超える感動の
公演に歓喜~[手(チョキ)][演劇][バー][演劇][ビール][手(チョキ)]

~~~[桜]~~~~LA TRAVIATA~~~~[桜]~~~

2017年2月21 & 23日 ヴァレンシア*ソフィア王妃劇場 ≪ 椿姫 ≫
☆指揮:Ramon Tebar / 照明:Vinicio Cheli
演出:Sofia Coppola / 舞台装置:Nathan Crowley
衣装:Valentino Garavani: Maria Grazia Chiuri & Pierpaolo Piccioli
Video:Lorenzo Bruno : Igor Renzetti / 振付:Stephane Phavorin
Cor de la Generalitat Valenciana :コーラスマスターFrancesc Perales
Orquestra de la Comunitat Valenciana :ヴァレンシア共同管弦楽団
Nueva produccion creada por Valentino Garavani Giancarlo Giammetti
Teatro dell’Opera di Roma イタリア:ローマ劇場:新演出
ヴァレンティノ・ガラヴァニ & ジアンカルロ・ジアメッティ衣装デザイン
Violetta Valery:Marina Rebeka / Annina:Olga Zharikova
Alfredo Germont:Arturo Chacon Cruz
Giorgio Germont:Placido Domingo
Flora Bervoix:Anna Bychkova / Dottore Grenvil:Alejandro Lopez
Marchese d’Obigny:Andrea Pellegrini
Gastone de Letorieres:Moises Marin
Barone Douphol:Jorge Alvarez / Giuseppe:Antonio Gomez

☆恐れ多きファッション界の大御所:ヴァレンティノ・ガラヴァニ氏:衣装
創作:是だけでも [目] 観る価値ある~と心は弾んだ~[Tシャツ(ボーダー)][バー][Tシャツ(ボーダー)] 19世紀末の
社交界を背景に繰広げられる悲恋の物語~ チュールやオーガンジー:透ける
素材を豊富に使ったドレープたっぷりのドレスは、上品な色彩のナチュラル
カラー[曇り] 動く度に揺らぎ~ 蝉やトンボの翅の様に繊細に舞い優雅さを醸す[Tシャツ(ボーダー)]
エレガントな豪華さは本物を熟知した巨匠の逸品 ДΘΘΘД

☆ソフィア・コポラ演出:まるで映画の一場面を観て居る様な豪奢な館を想像
させる~ 錆を含む ? くすんだロイヤルブルーで包まれたサロン~ 暗い空気
漂う中~ 繊細で愛らしい~ 美麗なクリスタルのシャンデリアは、宝石の様な
精巧な輝きの光を放った [指輪][ひらめき][指輪]

☆ストレートな前身頃 & 腰から大きく膨らませたバルーン:バック~ 衣装美術館
から抜出た様な斬新的なデザイン:ドレス~Θ[サッカー]Θ 深紅のタフタにベージュの
チュール:淡いスパンコールの輝きを放つロング・ケープの組み合わせ~ 深紅に
霞を掛た様な 洒落たコントラストは息を呑む華麗さ~[スペード][スペード] レベッカの情感籠る
歌唱を伴う着こなしはお見事だった~☆彡

☆抒情的美声:声質:軽やかに天を舞う音色[曇り][ひよこ][曇り] 夢現の世界に浸る[晴れ]
高度歌唱力に加え容姿端麗、表情豊かに抜群の演技をご披露頂き感動[黒ハート]
並外れた ≪ La Traviata = ヴィオレッタ・ヴァレリ ≫ にお目[目]に掛れ
[ 古希 ] 祝いに最高の[プレゼント] [プレゼント] 感謝感激~ [バー][ビール] Gracias~[手(チョキ)][手(チョキ)]

☆御大:パパ・ジェルモン:プラシド・ドミンゴ氏、艶やかな美声は健在
76歳と云う年齢を感じさせない深みのある声質:例え完全なバリトン音域
で無くとも、素晴らしい音質を奏でる~☆(^^♪ 巴里郊外:ヴィオレッタ
別邸での、ソロ & 二重唱は想像を絶する素晴らしさだった~(^^♪

☆アルフレッド:アルトロ・チャコン・クリュツ:ドミンゴ氏のお気に入り?
頻繁に共演していらっしゃるが~ 美声とは程遠く:声質の粗さは聴き難く
個人的には些か耳障り[耳][涙] 昨暮:パレルモ・マッシモ劇場 ≪カルメン≫
ドン・ジョゼでの予備知識で想定内ながら~ アルフレッドはより酷かった▼
残念ながら演技も未熟で歩き方も品が無く~ と云いたい放題で失礼 ▼◇▼

☆マッシモ劇場の時は『 崇高なロベルトDBの美声と比べては気の毒 』と
幾分控えたが、乾いた声質? と云う表現を使うのだろうか~?? 磨かれてない
粗さの侭で滑らかさ伴わず何とも残念。 歌唱に繊細さ欠如の為か? 演技も
情感籠らず~ その割に各国各地で相当の経歴は積んでいらっしゃる様である
~が、持合せない素質は経験を積んでも改良は無理なのだろうか?

☆特に今回の様な演技派 & 超美麗なソプラノとのデュエットは音質あわず
美しいハーモニーを拝聴出来無かった事が、返す返す残念~▼
............................................................

追記
※その昔1980年代 @ 巴里・ガルニエ:チェチリア・ガスディアに始まり
ウィーン:エディタ・グルヴェロヴァ/ 巴里バスティーユ:ナタリ・デッセイ
ロンドンROH:アンジェラ・ゲオルギュ / ソニア・ヨンチェヴァ
NY.MET&巴里B:ディアナ・ダムラウ / 巴里B&オランジュ:エルモネラ・ヤホ
巴里B: マリア・アグレスタ / ミュンヘン & ストラスブルグ:パトリツィア・
チオフィ:その他~ 記憶を辿ると現代歌手陣は、ほゞ一通り聴いて来たが
個人的に特に心に残る:ヴィオレッタ・ヴァレリは皆無だった。。

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マクベス★ヴァレンシア@ソフィア王妃歌劇場~♪ [ヴァレンシア.es]

ダイナミックで壮大な ≪ マクベス ≫ 圧倒された初日 @ ヴァレンシア
ソフィア王妃劇場~[王冠] 鍛錬された声量:偉大な存在感漂う*マエストロ
プラシド・ドミンゴ氏 & 親子程の年齢の若手歌手陣~ 時代:年齢を超越
バランス取れた調和の美~♪

極シンプルな舞台装置に係わらず繰広げられる、崇高な人間ドラマ~☆彡
主要歌手陣のみならず、激しい振付を伴い動き回りつゝ~ 目一杯の迫力 &
声量を奏でるコーラス隊、蒼々たる脇役の活躍で:切なく:激しく:優しく
感性豊かに重厚に描かれた [ シェークスピア作品 ]~(^^♪

力強く情緒豊かな輝かしい指揮 & 演奏で観客を魅了~Ю♪Д♪ 通常の1.5倍
程? 拡張のオケピット『ヴェルディは雄大なコンチェルタートが素晴らしい
この劇場は演目に因って広さを変えるんだよ』と隣席【コーラス・マスター】
から情報入手~(微笑)

7列目購入 @ 案内された席は3列目?? 実質2列目『 エッ?何故~?』通常の
舞台被り付き観客席が撤去され、オケピットが拡大されていた。 偶々疑問を
呈したお喋りから『 良く来るの? 今日のコーラスは如何~?』と言う事で
『 実は私が~ 』と、カーテンコールは舞台中央で挨拶して居らした。。
ブラボー☆彡 今後は気を付けないとうっかりお喋りも出来ない~トホホ

大好きなヴァレンシア @ ソフィア王妃劇場 [欧州のメト]と云う存在感を
醸す~ 豪華さ & シャンデリア等の派手な装飾は無いが、歴代:偉大な巨匠
芸術家が名を連ねるお国柄:アートを駆使したモダン設計、お洒落な現代感覚
西班牙人のセンスが光る~**

~~~~~~ MACBETH ~~~~~~
2015年12月5日 ヴァレンシア*ソフィア王妃劇場 ≪ マクベス ≫
★指揮:Henrik Nanasi / 舞台装置:Peter Stein
マクベス:Placido Domingo
マクベス夫人:Ekaterina Semenchuk
マクドフ:Giorgio Berrugi・
バンコォ:Alexander Vinogradov
演出:Teatro dell’Opera di Roma / ローマ劇場のプロダクション
(based upon the original production by Salzburg Festspiele)

☆ザルツブルグ音楽祭のオリジナルプロダクションをベースにしたローマ・
オペラ劇場の演出と言う事で有るが~ 随所に繊細な感性が投入された~??
感も否めない。 オリジナルを観劇して居ない為、比較は出来ないが。。。

☆第三幕:歴代王の亡霊に正気を失いつゝある~ マクベスの前にバンコォの
亡霊が現れ気絶した:マクベスを取囲む様に~白い衣装のエンジェルを想像
させる子供達12~3人が現れ~ お花畑を散歩する様なメルヘン調動きから~
三々五々に腰を下ろし~[黒ハート] そして再び一人~ 二人~と次々に手に手を取り
一列に結ばれて行く~@@

このロマンティックな幻想的場面挿入は、マクベスの夢現か~?子供達は
丸くなり、マクベスを囲み~ 覗き込んで消えて行く~[曇り] 不気味な魔女軍団
から、清楚で華奢な子供達の情景への変化は意表を突かれ~ 柔和で美しい
ロマンに魅了され感動~ヽ(^。^)ノ

☆マクベス夫人:見事な歌唱~!!おどろおどろしい深みのある威厳を伴う
声質:表現豊かな音色:迫力の声量でドラマティックに演じた~ メゾ・
ソプラノ ( Ekaterina Semenchuk )  素晴らしかった~ ブラボー(^^♪

☆バンコォ:バス ( Alexander Vinogradov ) 役相応の音質:渋みの効いた
歌唱~ 此方も素晴らしかった~☆彡 マクドフ:声量抜群の若手テナー
( Giorgio Berrugi) も迫力の美声をご披露頂いたが特筆は無い~◎●◎

☆老練の巨匠:ドミンゴ師匠を中心に若手歌手を纏め、鍛え抜かれた
ご自身の体力に更に鞭打ち~ ? 戦場では剣を振り交戦:勇敢に剣を交え
息切れもせず戦っていらした~天晴[晴れ] 超越した精神力 & 声量:想定内とは
云え度肝を抜かれた~◎^●^◎
【 素晴らしい 】の一言に尽きる世紀の巨匠~(^^♪★(^^♪

~~~^^^~~~~~~~~~~^^^~~~~~~~~~~^^^~~~
2015年2月末 @ ベルリンSOB (シラー劇場) へ駈込み ≪マクベス≫
最終公演日に滑り込み幕開け~!! 是を皮切りに、3月末 @ NYメト
≪ エルナニ ≫ 喜びも束の間~ 数多のチケットが懐でスタンバイ中、
突然のご不幸▼ 5,6,7月は全滅~ 辛うじて小コンサート @
マドリッド & 想定外の日本でコンサートに遭遇~フゥゥッ*

2015年 ≪ マクベス ≫ に始まり ≪ マクベス ≫ で幕~ホッ(^^♪
新たな役を拝聴させて頂けた事は貴重だった~☆彡 振られる事も
多かった年では有るが~ 何はともあれ充実した ≪ マクベス ≫に巡り
会え感謝:観劇~◎^●^◎ 来年も無事に歌って頂ける事を祈りつゝ~@

~~~~^^~~~~~~~~~~~~~^^~~~~~~~~~~^^~~~~

追記:今回の公演はベルリンSOBより、個人的には数倍良かった*
物語に忠実 & 伝統的クラシック演出と云うだけでなく、総体的に~
指揮:演奏:歌手陣:コーラス~etc etc

特に初めての若手指揮者だったが、力任せに勢い良く振り常に急かされる
感のあるバレンボイム氏より、遥にイタリアン:ベルディの情緒が感じられ
しみじみ聴けた~(^^♪   曲 & 役を深く理解:熟知し情感豊かに演じる
ドミンゴ氏の指導も多大かと~ 勝手な想像では有るが~ΨД¶

若手の育成を担い影響力を発揮しつゝ~ 何時までも舞台で観客を
魅了して欲しい~☆彡
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シモン・ボッカネグラ ☆ ソフィア王妃劇場 ~♪♪ [ヴァレンシア.es]

神々しい程の迫力の美声 & 声量 @ シモン・ボッカネグラ~ 更新止まぬ感動に浸る
舞台~★♪☆♪★ マエストロ*プラシド・ドミンゴ氏~ 輝かしい公演に感涙~♪
何度聴いても新たな感激~ 想像を絶する~ 世紀の巨匠に感謝~♪@♪♯♪♭?

氏の声で描く人物像~ バリトン Vs テナーと声域の比較レベルは超越~ 双方を自在に
操り織成す超リッチな音域の広大さに感服~ 現代若手テナーの域を遥に越える自然
発声の高音 Vs ハイバリトンとは根本的に異なるヴェルディの力強い低音域を駆使して
紡がれるドラマ~☆◎♪◆☆♪◎ ヴァレンシアの広い海原の如く美しく~ 澄んだ
声質は台詞が聞き取り易く~ 自然体のシモンに心奪われる~◎♪●♪◎♪●♪◎ 
音を立て倒れる最期~ 誰もが神妙な驚きの表情で舞台を見守った~★☆彡☆彡

極シンプルな舞台装置~ 太陽に煌めく眩い波~ 静かで穏やかな海原~ ヴァレンシアの
海を想像しながら~ 物語を追う~☆彡 ホテルのテラス越しに見る~ 打寄せる白い波
しぶき~ 昨夜の舞台とダブらせ想いに耽る~@@@ 夢うつゝにシーンを回想~ 
美麗の自然環境を伴うヴァレンシア公演~ どうぞ来年も又~来られます様に~§Д§Д

….Simon ..Boccanegra ……. @ …..Palau ..de.. les ..Arts.. Reina.. Sofia …

2014年3月27 & 30日Palau de les Arts Reina Sofia ≪ シモン ボッカネグラ ≫
★指揮:Evelino Pido/ 演出:Lluis Pasqual / 舞台装置:Ezio Frigerio
舞台衣装:Franca Squarciapino / 照明:Albert Faura
シモン・ボッカネグラ:Placido Domingo / ヤコポ・フィエスコ:Vitali Kovaliov
アメリア・グリマルディ:Guanqun Yu / ピエトロ:Serguei Artamonov
ガブリエル・アドルノ:Ivan Magri / パブロ・アルビァニ:Gevorg Hakobyan

☆エヴリノ・ピドの精力的な指揮 & 若手演奏家の多いヴァレンシアオーケストラ~* 
コーラス隊も力量発揮~ 広い劇場の隅々まで響き渡る迫力の音量~◎●◎ 

☆昨年 の≪二人のフォスカリ≫ コンビ @ グワンカン・ユー:ソプラノ & イヴァン・
マグリ:テナー * 二人の若手~ 声量 & 演技共~ 力一杯無難に役を熟した。 
未だ評価云々する程の経験保持者では無く~ 徐々にマエストロの傍で育って
行く事だろう~#$%&

★追記: 初日より因り迫力ある声量と演技~ 若いカップルは昨年より存在感を
確立して居た。高低音域が変動しても~ 安定して美声を奏でた~♪☆♪ 
先週: NY @ メト ≪夢遊病の娘≫ コンビとは比較にならない程~ 素晴らしい
歌唱力だった~ホッ(安堵)ΘΩΘΩ

※ 観客の拍手は少なく細切れを回避~ 美しいメロディーが止まらずうっとり
物語を楽しめる~スペイン観客の対応に感心~※★※ 幕が下りると総立ちの
拍手は止まず~!◎!◎! 然し背の高いスペイン人の中に埋もれない様~
バルコー二脇 or 平土間 一列目が良い~ 視界を遮る大きな背を心配せず
拍手に興ぜられる~!★!☆! @ 背が縮み始めた初期高齢者~※☆※

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

それにしても NY最終公演から一週間~ 公演翌日 @ 21日はメトショップでの
サイン会を開催(フライト事情で個人的には赴かず)~ NY~ヴァレンシア移動
翌日 @ 既にリハーサル参加~ & ゲネプロ~ フゥッ~ 伺うだけで此方が~
疲労しそうな行程~ 追従されるマルタ夫人のパワーにも脱帽~ ☆彡☆彡

   ~~~▲~~~~~△~~~~~▲~~~~~△~~~

感激冷めやらぬ初日に続き~ 驚嘆の美声に再陶酔~☆彡 丁寧に歌い上げる
フレーズの厳かな響き~ 衰え知らずの翁に敬服~◎♪彡◎♪  大好きな~ 
シモンとアメリアのデュエット~ 孤児として育った生立ち~ 切なさ~ 生き別れ
から再会へ~ 喜び愛情を確信 & 抱擁する父娘~☆彡 この美しいメロディーに
伴う~ 繊細なニュアンス @ドミンゴの歌唱~ 愛娘への父の情が切実に胸に迫り
つい涙腺が緩む~♪仝♪ 鉛雲に覆われた重苦しい暗黒の空~ 毒が回り息絶え
ながら力を振り絞り~ ガブリエルに後継を譲り~ マリアの亡霊を追いつゝ
息絶える~ シモンの最期~♪Д♪Д♪☆彡

春一番~?? 春の嵐~?? 終日 @ 荒狂った地中海~** 密閉された室内に
関わらず怒涛の波の音は止めどなく~ 押し寄せる高波 & 泡発つ白い水しぶきに
目を奪われた~Ω 穏やかな紺碧の海は一瞬にして~ 荒波へ変貌を遂げ~
白砂の砂塵は其処此処に吹溜りとなり~ 灰色の空と濁る海面が一体化して~
押し寄せる様な~?? 想いも因らぬ壮大な豹変を遂げる自然界~ 海の監視に徹し
引籠った昨日では有ったが(苦笑)~ そんな情景を思い起こさせた今宵の舞台に
感慨も一入~#$%& 

叫びを上げる波の音を聴いて居ると 海底 @ 自然の中に独り放り出された様な
神秘的な世界を感じる~☆彡☆彡 何もせず海鳴りを聴き~ 荒狂う海を眺めつゝ
最高の音楽に酔いしれた回想に浸り~ 優雅な時を過ごす贅沢~ 恵まれた人生に
感謝の一日を終えた~\\*^♪^*//☆彡♪☆彡

来シーズンも又、新たな演目へ挑戦~ 並外れた巨匠を堪能する事が出来るだけ
でも~ 光栄~☆彡★♪☆彡 ヴァレンシア・オペラ座に若手育成教室??開設??の
ドミンゴ氏~ スペインにとっても経済効果をもたらす素晴らしい存在 来シーズン
の公演を楽しみに~ アディオス~& ムチョ・グラシアス ~☆彡♪☆彡♪☆彡(^^♪
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二人のフォスカリ★プラシド・ドミンゴ@ヴァレンシア~♪♪♪ [ヴァレンシア.es]

またまた興奮冷めやらぬままにキィーを叩いている~!! 想像を絶する感動の公演
≪二人のフォスカリ≫ 何時も同じ言葉しか思い浮かばないが~ 正直すべてが
『 素晴らしかった~!!★!! 』 感激の一夜を更新~!@!!@!  フォスカリ父・
フランチェスコ:プラシド・ドミンゴ、息子ヤコポ:イヴァン・マグリ、
妻ルクレツィア:グアンカン・ユーと、主役歌手陣が大熱演~ 其々抜群の存在感を
発揮して悲劇のドラマを紡いだ~!!! 

上演が少く聴く機会の無かった演目~ 無実の罪に陥れられたヤコポ・フォスカリ:
息子 最愛の息子を裁くヴェネツィア総督の父:フランチェスコ・フォスカリ~
親子を中心に、極限の悲劇を展開~ 暗く重苦しい悲壮な空気が漂う~ 救いの無い
物語~? @@!!

フォスカリJr = ヤコポ は無実を主張し哀れな境遇を嘆き~ 幽閉された暗い牢獄で
過去の死刑者の亡霊を見て死の恐怖に怯え気を失う~ 多大なエネルギーを要する
壮絶なパートで綴られた台詞を迫力のある美声&歌唱力を駆使して~ 悲痛な役柄を
全身全霊でドラマティックに演じ~ 公演の要を担った若手テナー:イヴァン・
マグリは素晴らしい実力と好印象を与えた~!♪!♪! 独特の美しい声質は特筆~!★!

無実を訴え父:フランチェスコに恩赦を求める愛息子:ヤコポ~ 例え親子とは言え
総督として裁きの結果を覆すことは出来ず~ 息子の願いを聞き入れられない悲しみに
一人耐え~ 苦悩する総督~** 老齢を口実に退位を迫られ総督を辞任~ ヤコポを
失った苦痛と悲しみ屈辱に耐え切れず崩れる様に倒れ息絶える父フォスカリの終焉~!!!
衰え知らぬ迫力の美声~ 貫禄抜群の見事な演技~ 不死鳥マエストロ:ドミンゴ~!!@!!

幕が下り一人挨拶に現れる氏に 総立ちの観客~ ブラボーの叫びは絶大な拍手に掻き
消された~!@!!@! 1月21日 72歳の誕生日を迎え益々拍車の掛るご活躍~ 新たな
演目に挑み続け大成功を収めるドミンゴの偉大さに驚嘆~♪!♪!♪

最愛の夫の解放を求める献身的な妻・ルクレツィアを演じた、中国人ソプラノ:
グアンカン・ユーも男性陣に劣らぬ迫力の美声&声量を披露~!!! 夫の無実を唱え~
幼い子供を伴い夫と共に、流刑地行きを懇願する気丈な妻を好演、素晴らしかった◎

常に最後は救われないドラマの終焉を迎える:ジゼッペ・ヴェルディでは有るが
此処まで不幸のどん底:全員が死に絶えフォスカリ家の滅亡~!!  情け容赦のない
救われぬ暗く重い題材に目を背けたくなるシーン~ 母ルクレッツィアに連れられ
父に会いに来る、幼いヤコポの子供の姿があどけなく~ 涙を誘う~***

三幕・一場*サン・マルコ広場の競艇シーンは、陽気に演出され~ 終始陰湿な
中で、唯一明るく~ ホッと気持ちを和らげて呉れる場面だった~!!! 

ヴェルディが妻子を失い失意に沈む状況で作った頃の作品~ΩД¶ では無かった
様だが、失意に打ちひしがれた頃の自身の心の嘆き~ やるせない心境をヤコポ・
フォスカリの台詞に織り込んだ~ 救いを求める非情な叫びだったのだろうか~?!?
と想像に及んだ~!!

この作品、いずれにしてもプラシド・ドミンゴが歌わなければ聴く機会は無かった
だろうと興味薄の作品だった~!!! 今回、声量:歌唱&演技力を伴う素晴らしい
歌手陣:勢揃いの甲斐有って~ 感動的な公演に遭遇出来た事は幸運~♪★♪ 
初日は今一と感じた曲も~ 二公演目では既に[ 流石ヴェルディ ] と納得の充実感&
深みを感じた~**

同キャストで再演が有れば又、是非聴きに出かけたい作品~ 中々巡り逢う事の
少ないどちらかと云うと個人的には、マイナーイメージだった演目、是程の感動を
覚える公演は希少~‘@‘@

**********************************************

2013年1月24,27日 ヴァレンシア:レイナ・ソフィア劇場 ≪二人のフォスカリ≫
★指揮:Omer Meir Wellber / 演出:Thaddeus Strassberger
舞台:Kevin Knight / 衣装:Mattie Ullrich
フランチェスコ・フォスカリ: Placido Domingo
ヤコポ・フォスカリ:Ivan Magri / ルクレッツィア・コンスタリニ:Guanqun Yu
ヤコポ・ロレダノ:Gianluca Buratto

☆カタ二ア出身のイワン・マグリ~ミラノヴェルディ音楽学校で学び
≪Riccardo Zandonai≫ コンクールで受賞。 2006年デビュー:ボローニャ、
ベルガモ、ジェノヴァ、ローマ等~イタリア各地で活躍~!!  イタリア物中心に
イタリア各地での成功に因り今回の抜擢~?? 宙吊りの鉄格子の箱の中~ 美声&
演技を伴い痛々しい姿を満身でドラマティックに表現~*

☆上海出身のソプラノ:グアンカン・ユー @ 2012年:オペラリア・コンクール
受賞。 メトロポリタンNYでデビューを果し、パルマ:ヴェルディ・フェスティ
ヴァル等で活躍~** 声量の有る素晴らしい高音を披露~!! 

☆巨匠プラシド・ドミンゴとの共演は、若手歌手に取って大きなチャンスを得る
一方、計り知れない緊張感を有するだろうと思い及ぶ~** 然しながら巨匠の
オーデションに合格:共演のチャンスを掴んだ事は、将来への素質を持合せて
居るのだろう~** 現に舞台では全力を尽くし存在感をアピール~ 師匠
ドミンゴから直接多くを学び掴み取る繊細な感性を持合せて居る~ 将来が
楽しみな若手登場~!!

*****Σ*******§*******¶*******Ψ*******Ω*****

青い海と空~ 燦々と輝く太陽~ 何処までも続く白い砂浜~ 遠く浮かぶヨットの
白い帆~ 2006年にはヨットレース:アメリカンズ・カップも行われ~ 整備された
美しいヨットハーバー!! 美味しそうな鈴なりのオレンジの街路樹がメルヘン調に
街並みを楽しくして居る~!!! 

広々とした道路、F1やモーターバイク競技の開催~等々 ヴァレンシアの魅力は
多大~*初めて訪れた2006年は地理感覚の情報も乏しく、先ずは無難に旧市街の
中心:市庁舎の建つ広場に面した見晴らしの良い宿に滞在~!!! 二度目の12年は
オペラ座前に宿泊~毎朝オペラ座周辺を散策~ 科学未来都市*テクノロジーを
駆使した超モダン建築に未来空間を感じつゝ~!!

孟母三遷~ では無いが3度目の今回は浜辺に~(苦笑)!! 海辺の部屋からは毎朝
水平線から上る太陽を観察~?!! 夕べには西方の水平線から上る十五夜を満喫~!!  
厳寒の巴里を暫し離れ束の間の春を謳歌~!! 冬の海、人影まばらな海辺:
日の出と共に目覚め~ 眼下に広がるホテルの庭園と青い海原~ 静かに寄せる波
自然にどっぷり浸り、昼は伝統的炭火焼のパイリャに舌包み~ 満腹後はホテルへ
一直線:浜辺を散歩~!! 

夜はオペラに陶酔~!! ドミンゴさんには ≪毎冬≫ 来て欲しい街 ⇒ヴァレンシア~!! 
繊細&大胆なモダン~ 共存する新旧建造物の美しさに魅了される~!! スペインの
芸術的感性が彼方此方に散りばめられているセンスの良さ~ オシャレな街 ⇒
ヴァレンシア~!!★!!

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プラシド・ドミンゴ★シラノ・ド・べルジュラック~♪♪ [ヴァレンシア.es]

ヴァレンシアから戻って一週間 ≪タイス≫ とヴァレンシアの余韻が残る日々~
スペイン @ ヴァレンシア~ 初めて訪れたのは 2007年:プラシド・ドミンゴ
≪シラノ・ド・べルジュラック≫ を聴く為だった~~♪☆♪

ドミンゴの ≪シラノ・d・B≫ 2006年にロンドンで初めて聴いた~と云うか
≪シラノ・d・B≫ 自体も初めての経験~CD:DVDを聴く気も観る気も無く~ 今回の
≪タイス≫ の様に先入観:予備知識~ 皆無で出掛けた。 ドミンゴの仏語は何時も聞き
易く~ 台詞が多い為、感情移入の心情表現が心に響く感動的なドラマだった~~!!★!!

『見てご覧~此の鼻を~』と~奇形の鼻を持つシラノ~ 愛する人へ心の内を打ち明け
られない切ない気持ち~ ひしひしと伝わって心揺さぶられる台詞が散乱して居る~
涙無しに聴く事が出来ない演目~♪☆ ロンドンでの ≪シラノ~≫ 公演最終日だった事も
重なり~ 非常に感慨深かった~♪**♪ 

体調が優れずキャンセルが続いた時期~ 何時舞台を引くかと心配だった頃~** 
あの感激をもう一度 ≪ドミンゴのシラノ~≫ を如何しても聴きたくて~チケット入手
困難のヴァレンシアへ ★ 聴くだけでも良い~と電話で交渉して抑えた15€ 4階席の脇の
一列目:何とか聴けただけでも不幸中の幸い~ 再度:感動の舞台に遭遇出来て~
ホッ~♯♭♯♭

あの頃の不安を他所に今は【 不死鳥 】の如く素晴らしい飛躍を続け~ 衰えぬ美声が聴け
ファンとしては嬉しい限りである~♪ ≪シラノ・ド・べルジュラック≫ 物語は知って
いるが~ オペラとしては初めて聴く題名~ 曲も知らずに出掛けた ロンドン:
コヴェント・ガーデン ≪シラノ~≫ 長年ドミンゴを聴いて~観て来たファンとして~
若い頃のオテロの感動と同様~涙無しに聴けない役だった~**
その ≪シラノ・d・B≫ を追ってヴァレンシアへ♪♪ 個人的心情としては
≪シラノ≫誕生の故郷~ フランスで聴きたかった~~♪♪

そして2009年:待ちに待った シラノ誕生の地≫ フランス:巴里での上演~!!*!!
演出は80年代パリ:ガルニエ ≪悪魔のロベール≫ 等、活躍していたペトリカ・
イオネスコ~** 1996年:バスティーユ ≪オテロ≫で既にドミンゴとコンビを組んだ
≪シラノ・ド・べルジュラック≫で久々に名前を見て 『エッ~あの~イオネスコ~?!』
とインタヴューを聴きながら期待した通り、時代と物語を忠実に再現した
≪シラノ・ド・べルジュラック≫ 演出&舞台に感激~★♪☆

願い叶った巴里の演出:イオネスコ&ドミンゴ:最強コンビは大成功を収め~ 最終
公演日:舞台へ登場したお孫さんを腕に抱き~鳴り止まぬ総立ちの観客の拍手に目が
潤んだ ドミンゴの表情が忘れられない~ 仏文学者をも劇場へ惹き寄せた
≪シラノ・ド・べルジュラック≫ だった~♪**♪

ドミンゴの挑戦する新たな演目に惹かれ未だ尚、感激を更新しつつある事は幸せ~♪♪ 
年齢を重ねる事は~若い時と比べるのでは無く~ 其れ迄に積んだ経験の集大成を
どれだけ発揮出来るかが重要だろう~♪★ フィジカル的に声質:声量:容姿等、
勿論、全てが変って行くのは自然の成行き~★♪☆ 

然し其処に見出せる素晴らしい魅力~ 努力を続け~輝きを発揮し続けるプラシド・
ドミンゴ~ 歴史に残る業績に挑戦し続ける姿は、大きな刺激を与えられる~♪☆♪ 
ファンとして舞台に立つ限り応援したい~♪♪★♪♪~
時々は若手に浮気もするけれど~~*** 

   *****♪**********♪**********♪**********♪**********♪**********♪*****

来月5月マドリで再演が有る~ 残念ながら今回はパス~** 演出:配役はパリ:
シャトレ劇場と殆ど変らず~ 指揮者&ロクサンヌ~が変更~♪ 

     ・・・@・・・・・・@・・・・・・・@・・・・・・・@・・・
2006年5月27日 ロンドン:コヴェント・ガーデン ≪シラノ・ド・べルジュラック≫
★指揮:Maek Elder / 演出:Francesca Zambello
シラノ:Placido Domingo / ラゲノー:Carmelo Corrado Caruso
ロクサンヌ:Sandra Randvanovsky / クリスチアン:Raymond Very

☆フランチェスカ・ザンべロは大好きな女性演出家~ 90年代から欧米で活躍。
ロンドン ≪スペードの女王≫ 一幕目雪景色の背景~広げた傘の行列が印象に残る。
巴里・バスティーユ ≪ウイリアムテル≫ 木型を繰り抜いた森が爽やかに曲にマッチ~!!
オペラに限らず~ ウィーンではミュージカル ≪ レベッカ ≫ が最高だった~!★!
再演される事が有れば又~ 観に行きたい~!!★!! 他にも多くの演出を観た~ 何時も
洗練された繊細な感性のモダン:レトロ~?! ~ ロマンティックで色彩も美しい~☆★☆

2007年2月15&18日 ヴァレンシア≪シラノ・ド・べルジュラック≫
★指揮:Patrick Fournillier / 演出:Michal Znaniecki
 シラノ:Placido Domingo / クリスチャン:Arturo Chacon-Cruz
ロクサンヌ:Sandra Radvanosky / ラゲノォ:Carmelo Corrado Caruso

☆恋文を代筆したシラノが代読する場面~ ヴァレンシアのシンボル~ 青い空に映える
爽やかなオレンジの木の下~♪☆♪ メルヘン調~ カラフルな衣装~とは裏腹に、
ロクサンヌと親友クリスチアンの恋の成就を願いながらも~切ないシラノの恋心が
潜む~ 花びらの舞う庭で、ロクサンヌに見守られながら静かに生涯を閉じて行くシラノ
~ 印象的な素晴らしい演出だった~♪★*★♪

2009年5月19,22,25,28&31日 パリ:シャトレ≪シラノ・ド・べルジュラック≫
★指揮:Patrick Fourillier / 演出:Petrika Ionesco
シラノ:Placido Domingo / ラゲノー:Laurent Alvaro
ロクサンヌ:Nathalie Manfino / クリスチアン:Samir Pirgu

☆フランス人指揮者:パトリック・フゥ二リエ は今回のヴァレンシア ≪タイス≫も
指揮~ 繊細で感動的な音質を奏~ 心に響く情緒ある演奏を惹き出す~~♪★♪ 

☆此の演出 ⇒ ロス&マドリ~と活躍中~ 時間が有れば聴きに行きたかった~
残念無念~!!! 現在、スペインの社会事情は労組のスト&デモに脅かされ、マドリの
公演もスト対象危機に晒されて居る~との情報も有るが~** 何とかスト回避して
欲しいと祈る~*** 丁度、ヴァレンシア離陸日にスペインのゲネスト:全フライト
欠航~ 最終便のみ運行で深夜~辛うじて仏に着陸~フゥッ~!!

・・・・・*・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・*・・・・・
2008年7月2,5,8&11日 パリ:シャトレ劇場≪THE FLY≫
★指揮:Placido Domingo / 演出:David Cronenberg
Seth Brundle:Daniel Okulitch / Veronica Quaife:Ruxandra Donose
Stathis Borans:David Curry / Tawny:Lina Tetruashvill
Marky:Jay Hunter Morris ≪≪ 今シーズンのメト≪リング≫で活躍中~!!

☆2008年 ≪フライ≫ を指揮:映画監督に因る演出も興味深かった~!! 50年代の
アメリカをイメージした舞台装置&衣装:歌手陣もアメリカン・ムービー調~!♪! 
右左に置かれた新型機械:発明者自身が中に入りハエとなる~ 勿論映画は観た事
ないし興味も無かった~♪♪ 面白い公演だった~** 只、曲がその場限りで去り
行く綺麗だったが掴みどころの無いメロディーが記憶に残らなかったのは残念~♪♪

~~~~~*~~~~~~~~~~~*~~~~~~~~~~~*~~~~~~~~~~~*~~~~~

新作は2011年に聴いた ≪イル ポスティーノ≫ 素晴らしかった~ 来シーズン
マドリッド再演は是非~又聴きに行きたい。 是も映画は観て居ない~が、
公演前に行われた演目の紹介に出席して色々詳細を伺った~★ 本来、作曲家
自身が出席して紹介の予定だったがこの数ヶ月前に急死された~*★*

☆≪イル・ポステーノ≫ ロンドン ≪トラヴィアータ≫ 代役:チャ-ルス・カストロノヴォ
~で記載済*来シーズン:マドリ:ドミンゴ&カストロノヴォ共演~☆

ドミンゴが居なければ腰を上げないだろう是等の作品~ 其々個人的評価基準は
様々だろう~ 名声に因る盲目的な評価はしない~ 然しファンの贔屓目無しに
全て素晴らしかった~♪  今回の ≪タイス≫ 然り~♪**♪ 本来~年齢と共に忘れる
方が早いと云うか新しい事を覚える能力低下⇒ 突入者には想像を絶する~★*♪♯  

初めて聴く≪タイス≫ しっかりサブタトルを観ながら筋を追ったが~ 仏語の台詞
其の侭表示された電光表示:一言一句:間違え無かった~♪☆ プロとして
当り前の事かも知れないが~ 『 休むと錆てしまう… 』 をモットーに邁進する
ドミンゴに宿る~ 役者魂を尊敬する~~♪♪♪♪♪



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タイス * プラシド・ ドミンゴ★ヴァレンシア♪♪ [ヴァレンシア.es]

≪瞑想≫ に耽った至福の宵を過ごした~ 感慨深い素晴らしい公演だった~!!! 
指揮&オケ:演出:歌手陣~ オペラ座&立地域~★♪☆♪ 感激は限りなく~
厳かに悟りを開いて行く静かな時の流れ~ 弦の奏でる瞑想~!!*!!*!! 
美しい音色に浸る観客の心を覚ますことなく~ ゆっくり移り変る抒情詩の
様な舞台~夢か誠か~幻か~ 漂う~瞑想に耽った~♪♪ 

2幕目中半 ≪瞑想≫ 単独演奏はヴァイオリンとハープが奏でる幻想的な~
《 瞑想曲 》~!! その儚い甘美を伴う旋律~ 繊細な美しさを醸す夢の
ハーモニ~ 隣席のスペイン女性と思わず目と目を合わせ~言葉なしに溜息を
付いた。 美麗な哀愁を帯びた音色は国境を越え聴く者の心をひとつに~♪**♪

個人的には親しみの薄い~?? フレデリック・ジュル・マスネ ≪タイス≫ 単独で
聴く機会の多い【瞑想曲】の他は知らず、全曲通して初めて聴く:観るオペラ 
先入観無しに挑戦~ 耳に届く音~ 目にする舞台~ 自己の感ずる想いの侭に創造
出来るドラマを堪能 物語全体を通して聴く≪瞑想≫ は衝撃的だった~♪★♪ 

プラシド・ドミンゴ初挑戦の【アタナエル】をご披露頂いた。 数年前から各国の
インタヴューで、歌う意思を表明していらした。 念願叶っての初公演:初日~
指揮棒の下りるのを忍耐強く待った¿総立ちの観客:ブラボーの嵐~ 惜しみない
絶大な拍手~ 大成功を収めた~♪♪ 驚くべく声質&声量は今尚:若手に劣らず~
衰えぬ輝かしい存在感を放った~ 感慨深い公演に思わず涙腺が緩んだ~♪!!♪ 
邁進~ 挑戦を続け全て成功させ~ 世紀に何人も出現しない超人~♪☆♪♯♭★

若手&女性の多い演奏家で構成されている様に見受けられた:ヴァアレンシア
共同体オケ非常に素晴らしく~ ヴァイオリンソロ&ハープはこの曲のメイン~!! 
そして全体的に頑張り過ぎる事も無く~ 余裕のパトリック・フゥニリエ指揮で
演奏されたマスネ~ 抒情詩的な美しい音色を醸し出していた~!!♪*♪!! 
歌唱はドミンゴを中心に 美男&美女:美声&演技力の揃った若手で構成され~
超豊富な経験を持つ指導者~ ドミンゴの導く舞台は方向性を誤らず一体化され 
観客に感動を与え~ 覚めぬ興奮を胸に帰宅出来るのが嬉しい~最大の幸せ*!!*!!

巴里のオペラ・ガルニエをモチーフに舞台が繰り広げられ【タイス】を良く理解し
表現した、非常にロマンティックで上品な演出は流石~ロベール・カルセンの
第一アシスタント経験者と云う女性演出家:ニコラ・ラアブ~!☆! 
根底に影響が感じられる舞台進行~ 色彩センスも良く~巧みに組み込まれた
オシャレなモダン感覚~ 洗練されたコンパクトな装置や衣装は抜群~♪★*♪

二幕目:幕が上がると、タイスがアタナエルを待ちながら~ 享楽的な人生に
虚しさを感じ、衰え行く容貌:美貌:保てない若さ、将来に対する不安を曝け
出すアリア~ 真っ暗な舞台にコンパクトに組込まれたタイスの自室~ 歴史的
仏大女優:サラ・べルナールの豪奢なサロンを彷彿させた~♪*★*♪  
心情を語るタイス~豪華な部屋との対比が因り虚しさを強調~★

一幕目: 紗の垂れ幕に写し出されるCG操作~ 人物や影の動きが意表を突いた
CG映写:紗幕が取り除かれるとシンプルな螺旋階段だけが現れ~見事な映像
演出~@@@ 長いテーブル一つで最後の晩餐を思わせる様な~ シンプル且つ
厳かな修道僧の集合場面~ シルクハットに黒の衣装:深いボルドーを注し色の
衣装がシック~で威厳を醸し出して居た~** 

ガルニエ座の客席で繰り広げられる歌姫~?!!~インドかタイか~?!~はた又
中国・京劇を彷彿させる金銀原色の光物満載~ ≪不思議の島≫も顔負け~?!!
渋いガルニエオペラの背景と対照的な中で繰り広げられる、眩い派手な踊り子の
衣装楽しかった~♪ ★ 然し翌朝~ 街で会った素晴らしい衣装の女性の話では
『ヴァレンシアの伝統衣装』とか~ そんな要素も組み込まれた豪華絢爛衣装
だったのか~と再び舞台を思い起こした~*★*

~~~@~~~~~~~@~~~~~~~@~~~~~~~@~~~~~~~@~~~

2012年3月25&28日 ヴァレンシア:ソフィア王妃芸術劇場≪タイス≫
★指揮:Patrick Founillier / オーケストラ:Valemciana Comunitat Orquestra
 演出:Nicola Raab / 舞台&衣装:JohanEngels / 照明:Linus Fellbon
  アタナエル:Placido Domingo / ニシアス:Paolo Fanalc
  タイス:Malin Bystrom / パレモン:Gianluca Buratto

☆全体が薄いベージュのモノトーンのデグラデーションを背景に弦が奏でる
 タイスの瞑想~つま弾くハープのジョイントに色付けされ~ 甘い香りを
 漂わせながら~瞑想に耽る~* 三幕目:終盤は瞑想に浸り~陶酔感が迫る中 
 タイ―スとアタナエルのデユエットは素晴らしかった~~♪☆

☆自然に~胸に:目に:耳に~ 焼き付いて行く感激の舞台~ またしても深く
 記憶に刻まれる貴重な~素晴らしい公演だった~♪♪ 是だから又追っかけて
 しまう~あの魅惑の美声~ 感動の陶酔を求めて~~♪ 

~~~@~~~~~~~~@~~~~~~~~@~~~~~~~~@~~~~~~~~@~~~

ソフィア王妃・アートパレ《ソフィア王妃芸術の殿堂》ヴァレンシア・オペラ座は
超モダンアートの科学芸術都市~ テクノを駆使した建築物がひしめく開発地域に
存在する~* 1998年:建築家Santago Calatearaを中心に~ Felix Candelaとの
共同建築で、古いTuria川の川床を科学芸術地域として誕生~ 伝統とアヴァン-
ギャルドが共存する、素晴らしい例だろう~★☆

巨大な白クジラの頭~か?? ~と思われる外見~ 正面から眺めるとガラス張りの
部分が 半開きにした歯の様にも見える~ 水を張った周りの堀に写し出される影は
逆さ富士の様に見事な幻想風景を醸し出す~*☆* 2007年に初めて訪れた際 
余りの美しさにシャッターを押し続けた写真は~ 素晴らしいオペラと共に蘇る
貴重なファイル~★♪♯♭♪★ 

季節も違い新たな発見を求め~ デジカメと仲良く散歩~大好きな街~!!★!! 
緑の葉の間に顔を除かせるオレンジの街路樹はさわやか、前回は旧市街地に滞在 
今回はオペラ座徒歩二分の科学芸術都市へ引越~!!  目の前に広がる科学未来都市
オペラ座を正面に朝の散歩が清々しく圧巻~!!*!! 流石~ダリ、ピカソ、ガウディ
~偉大なるモダンアートの巨匠が誕生した国~★ ダリやガウディーを尊重した
影響~? ダリの象徴:卵やタイルを割ったモザイクはバルセロナのガウディ作品を
彷彿させる ~@*@

ヴァレンシアはセンスの良い気持良い街~ 若者育成に力を注ぎ~ 文化芸術に伝統
&モダンアートが共存~ 人々に受け入れられる:アヴァンギャルドは魅力的~!!@!!
経験を積んだ先輩を尊重しながら育つ若手、若手の素質を見抜き育てるリベラルな
思想の経験者~ 強い相互関係が存在するのだろう~ヴァレンシアには~~★ 
未来志向:思想の街が是ほど美しく~ 違和感なく市民生活の中に存在する都市は
中々無いだろう~♪

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