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バレー*椿姫 ☆ ミュンヘン @ バイエルン歌劇場~☆彡 [ミュンヘン.de]

破産の為の家財売却~?? オークションの準備が整う薄暗いマノン・レスコーの
サロン~ 客席と一体となってスタンバイ~@^@ 脇に置かれたグランド:ピアノ
静かに奏でるソロ演奏:忙しなく行き来する競売人~$£¥€  
長椅子に置かれたマノンの肖像画に涙する侍女ナニナ~ 重い空気が流れる中
突然現れる男爵~ つかつかとピアノの脇に立ち荒々しく強弾~ 目を覚ました
舞台が動き出す~☆彡

オケ演奏と共に天井から豪華なシャンデリアが降下~ 回想される華やかな宴
興ずる*マノン・レスコー〈ヴェルディ@ ヴィオレッタ〉~ 友人に案内され登場の
デ・グリュ ( V @ アルフレッド ) を紹介されるが取合わないマノン・L~ (^^♪
フランコ・ゼフィレリ監督の映画 ≪トラヴィアータ≫ を ダブらせつゝ~
歌唱の無い~ 台詞の無い~ 精細な踊りに惹かれて行った~☆彡

モネの描いた @ ドゥヴィルの海辺を想像させる白い衣装の男女の戯れ随所に
アレクサンドル・デュマ 時代 : 印象派作品のインスピレーションが読み取れる
構図 & 微妙な色彩感覚~◎*●*◎ 胸の病を抱えるマノン・L は咳き込み~
気丈に振舞うが徐々に衰え壊れそうな姿が胸を打つ~◎▽●  そこへ現れる
男爵に連れ戻され~ デ・グリュとの別離~▽*◇*▲*■

大きな帽子 & 枯葉色のシフォンドレスに身を包み~ 愛人を失った悲しみ
病に蝕まれる身~ ひとり静かにベンチに腰掛ける華奢なシルエットの貴婦人
組んだ爪先の微かな動きで、哀愁が感じ取れる繊細でドラマティックな振付
JP.カシニョール & マリ・ロ-ランサン描く女性を彷彿させた~ЮΨД

終盤 @ 夢 & 現の世界~ 病の床に就く マノン~ デ・グリュに逢えた歓喜の
デュエット~ 尽きるまで踊り抱擁~☆彡  力尽きベットに横たわるマノン:
想いを明かすかのような真紅のドレス~ 力を振絞り~ 情熱的愛を表現
@ 最期を遂げる~ДΨД

そして舞台は元のオークション会場 @ マノン・レスコーのサロンを後に
人々が去り往く~【】 物語構成が、ゼフィレリ監督の映画≪トラヴィアータ≫
の様な回想仕立て~ 表現力豊かで優美なダンサー @ ロマンティックで
上品なテクニックを駆使した振付~ 心打つ作品に魅了された~☆彡☆彡

* * ☆彡 * * * ☆彡 * * * ☆彡 * *

清々しい気分で夜空を見上げると~ 高いクレーンに施された
電光装飾が大空にくっきり輪郭を浮立たせていた~☆
吹きガラスの泡で覆われた様な街燈~ 眩い光が其処此処に
煌めく~☆*☆ 胸一杯の感動を今夜もありがとう~。゚?゚。

舞台の余韻に浸りながら足取り軽く~ 前日の【ナブッコ】
とは遥に違う感動に身も心も占領されていた~§☆Ψ★仝☆ 
久々のバレー観劇~ 流石のジョン・ヌメイエ:非常に
クラシックな振付(1978年版) は美しく優雅で~ 抒情的な詩の如く
静かに厳かに~ 物語を紡いだ~☆彡☆
フレデリック・ショパンのピアノ・コンチェルト & ピアノ:
ソロ演奏に載って描かれた世紀末の巴里~◎^●^◎

******************************************
     ………DIE…. KAMELIENDAME………  
2012年11月22日 ミュンヘン*歌劇場 ≪ マダム・カメリア ≫
音楽:Frederic Chopin
★指揮:Michael Schmidtsdorff / ピアニスト:Simon Murray
振付: John Neumeier / 舞台 & 衣装:Jurgen Rose
Marguerite Gautier:Polina Semionova /Armand Duval:Marlon Dino
Monsieur Duval:Cyril Pierre / Prudence Duvernoy:Zuzana Zahradnikova
Manon Lescaut:Severine Ferrolier / Olympia:Ivy Amista
Des Grieux:Tigran Mikayelyan / Gaston Rieux:Javier Amo
Nanina:Elaine Underwood / Der Herzog:Peter Jolesch
Graf N:Ilia Sarkisov
Solisten und Ensemble des Bayerischen Staatsballette
バイエルン シュタッツオパー所属ダンサー
Bayerisches Staatsorchester:バイエルン シュタッツオパー交響楽団

~~~@~~~~~~~~@~~~~~~~~@~~~~~~~~@~~~

先週末、本来【 ナブッコ 】リピートするか~?? ボルドーへ町田君を
応援に行くか思案中だった~ が目に飛び込んだ【椿姫】タイトル &
振付:ジョン・ヌメイエ @ 思わず飛びついてしまった~¶Ю§
思い通りの結果に感謝感激~仝ΨД

題は【椿姫】であるが~ ヴェルディのヴィオレッタ & アルフレッド
悲恋の主人公を今ミュンヘンオペラを占領している @ マノン・レスコー
& デ・グリュに置き換え流行に便乗~??した訳では無いだろうが~(苦笑)
勿論冗談 @ この作品は1978年創作~ ◎Ψ●Ψ◎ 色褪せない伝統の
クラシック・バレー @ 華奢で品格の良さを改めて魅せられた振付~
夢心地で感謝感激の宵を過ごした~☆彡☆彡

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リゴレット*ミュンヘン @ 中日:暇潰し~(^^♪ [ミュンヘン.de]

14日 ≪ リゴレット ≫ 観劇予定~と云うか、まぁ暇だし折角だから
ヨセフ・カレジャでも聴こう風~ 贅沢な思い付きでチケット購入~
何たって【序】の中日~ ホテルに引籠りも残念~と云う事で、、、

然し思いがけず @ Wアクシデントに見舞われた(苦笑) 冷めやらぬ前夜の
感激の余韻で始動は遅く~ 昼頃だらだらとボックス:オフィスへ??
チケットを頂き外へ出て驚嘆『エェェッ~』カレジャ不在の貼紙~仝ΨД 

『ウソォォ~』と横に視線を感じ~ 見ると中期高齢者?ご夫妻が此方を
見て『実はそうなんだョ~』風に目が語って居らした。
声も出して無いのに阿吽の空気が漂い~ ご婦人が『私達、カレジャを
聴きに態々ウィーンから来たの』とオーストリア人:ご夫妻だった~!!
『そうですか~ 残念ですネ~』と慰めて~ 犬のお土産探しに奔走◎

此処から災難の始まり~?? 気が浮かない時なんて~ こんなもの~??
昼過ぎ目的は果たしたが気落ちの侭 @ 宿へ~*  ≪リゴレット≫を
聴く為、旅に出た訳では無いが一応、目的はカレジャの声を聴く為に
取ったチケット~ 聴けないと知ると急にがっかりする身勝手さ~▽◆ 
あの演出は初演を観て好きじゃない~とか云いたい放題だったのに▲ 

こんな気抜け状態 & 不注意 @と云う間に包丁で指を切り込み~
ちょっとやそっとで留まらない赤い液体の噴出~ フゥッ~携帯
薬箱に緊急処置の準備は有ったが~ 何せ留まらない【ルージュ】
血に弱い性格から貧血気味に陥り~ 急ぎ薬局へ駆け込み @
アドヴァイスを頂き & 応急処置の材料購入で一段落~ ホッ

そんなこんなで~ 指とキャンセルWの痛みを伴い~ 出来れば再販と
思ったチケット~ 然し開演直前は何時も値切られる~* 折角なので
気丈に痛みを耐えつゝ(大袈裟) 代役の情報収集も兼ね~ 潜り込んだ
先は、ほゞオケしか見えない舞台取っ付き @ 3階席だった~** 

オケピットを眼下に掌握~?? 然し遠距離~ 声と演奏を堪能しながら
心地良い眠りに誘われ風呂上り気分に浸った~!! キャスト全員:迫力の
コンサート形式並に~ しっかり歌い上げて居たのを確認後、退散~
二幕目は帰路を目指した。

     ***************RIGOLETTO*****************
2014年11月14日   ミュンヘン・バイエルン歌劇場≪リゴレット≫
★指揮:Daniele Callegari / 演出:Arpad Schilling
舞台装置&衣装:Marton Agh / 照明:Christian Kass /
脚本:Miron Hakenbeck / コーラスM:Stellario Fagone
Il Duca di Mantova:Yosep Kang / Rigoletto:Franco Vassallo
Gilda:Ekaterina Siurina / Sparafucile & Monterone:Rafal Siwek
Maddalena & Giovanna:Nadia Krasteva / Marullo:Tim Kuypers
La Contessa di Ceprano:Maria Celeng / Borsa Matteo:Dean Power
Il Conte di Ceprano:Christian Rieger

☆此の演出は演技とかドラマを期待せず~であるが~ 演奏&コーラス~
総体的に高レベル~ 迫力のコンサートを聴かせて頂いた~◎●◎

☆代役テナー:ヨセフ.K も若々しい伸びる美声を披露。。。

☆エカテリナ・シウリナは巴里 @ バスティーユより遥に良かった~
劇場の大きさで無理せず発声出来るのだろうか~?? ヴェルディの方が
声質に合うのか~??

☆バスティーユの音響は当初から色々問題が有り~ 手直しを繰返して
居る様で有るが~ 構造上の問題も否め無いのだろうか~?? 演出に因って
問題が出る事も有る様な~~▲

☆バスティーユのオケ前方で聞くと~ 爆声は非常に聴き難い
メタリックを帯びる感が有る~ 音響装置の関係だろうか~¶ЮΨ
**********************************

帰りがけ劇場脇に既に貼出された、15日初日 @ 波乱の幕開け曰く付
≪ マノン・レスコー≫ の写真を眺めながら~@@ 旅の計画当初から
このチケットに高額払う気は無く~ 格安の聴くだけ席でと思い~
リクエストの金額を安い順に設定したら『 残念ながら 』の通知が
届いた~ 

独逸人演出家の新演出は個人的に要注意~ 余程聴きたい歌手でも
居れば目を瞑って必死に取るが~ その気が無いと神様も助けては呉れ
ない~?? そんなこんなで案の定~ 物議を醸した公演~ 聴きたかった
歌手:アンナは去り~リターンに並ぶ気も無く~ こうして暇に飽かせ
キィを叩いている~◎^●^◎ ~◆Ψ◆~\\◎^●^◎//
.................................................................

雑談:
≪マノン・L≫ 初日: 15日を観劇した関係者の話『歌手は総体的にOK
アンナ・N代役も声は悪くなかった。只、演出はブーイングの嵐を浴びて
居た』とか~▽ チケットの争奪戦も半端では無い数だった様な~@
昨晩16日 ≪ナブッコ≫さえも、チケット無く~ 外に集まった観客は
200人余り居たそうな~??▽ ≪マノン・L≫はさぞかし大変だった事だろう~??

追 @ 23日 ミュンヘン⇉ 巴里便で隣席:ミュンヘン在の仏女性に伺った話
新聞の報道で読んだ限り[ ネトレプコが太り過ぎ~?? と言う事が~ 原因で
演出家と喧嘩別れになった~様な内容だったヮ~] と余りに失礼な話~**
同女性曰く『どんなに太って居ても男性はお咎めなく~ 女性にはクレーム
付ける~ 』と憤慨、、、昔はモンセラ・カバリエ:ジェシー・ノーマン
と云った体格の歌手も少なくなく~ 現代も メト @ デヴュー:アンゲラ・
ミアデも例外では無い~

然し、体格問題でROHで契約破棄された @ デボラ・ボイトは、バイパス
手術を成功させスリムな体型を獲得~ 欧州では体型云々にクレーム出す話をよ良く
聞くが、メトでは余り聞かない様な~?? 現代オペラの様に~ 声はテクニックで
張上げ体型はスリムを維持~ オリジナル性の無い同じような声が増え~ 美人が
肌蹴てセックスアピール風~?? グロテスク演出が増えるオペラ界~▽◆

エンタメとして観客を増やすには、何でも良いから~ メディアに書立てられ
宣伝になる公演が不可欠なオペラ界になったのだろうか~?? 彼女曰く
『残念ながら何処も誰も同じ~ 商売 @ 優先時代~ 』なのだろうか~??
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ナブッコ Vs イズマエレ*R.デ ビアジョ ★バイエルン歌劇場~♪♪ [ミュンヘン.de]

声人に惹かれ ≪ ナブッコ ≫ を聴き度くて~ 遥々ミュンヘンへ~
素晴らしいとしか言い様の無い~ 想い通りの[イズマエレ]
繊細且つドラマティックな力強さ @ 美しい音質の響き~ ヴェルディ歌い
最高のテナー @ ロベルト デ ビアジョ~ 改めて美声に惚れ惚れ~ΣΨβ
オケの演奏家でさえも感心して~ 聴き入っているという歌手を余り
見かけない~ またも一列目脇 @ オケを一望に把握出来る席~
時々監視も怠らず~〈苦笑〉

演奏は逸品~ 流石のバイエルン音が違う~(^^♪ 歴史が違う~☆彡
隣席の独男性が 『 ブラボー マエストロ 』 と出入りの度に声掛けると
マエストロ:カリニャニも笑顔で答えていた~ 非常に雰囲気の良いオケ
音楽好きが集まり~ 演奏家の身だしなみも~ こちらは正装:巴里は
普段着~?? 緊張の差が演奏の差に表れるのか~?? 

モダンで癖の無い:ヤニス・コッコス演出は安心して観聴き出来る
声 & 音楽に陶酔出来た ≪ナブッコ≫ 照明の色彩感覚が見事 
美しい舞台を見ながら~ 逸材の美声を聴ける感動を得られること
かてて加えて生え抜き演奏家の奏でる音質~ この三拍子揃う事が
オペラ鑑賞の醍醐味であろう~(^^♪ 個人的:満足最低条件~☆彡

カーテンコールの時、隣席の若い独女学生〈ピアノ演奏家志願〉
『 テナーの声が一番好きだったけど~ 貴方は~??』と、情報収集
『私もテナーの声が一番好き~ 初めて聴いたけど素晴らしかった~』と
感激していた。。。

......................NABUCCO.................

2014年11月13,16 & 21日 ミュンヘン*バイエルンオペラ ≪ ナブッコ ≫
指揮:Paolo Carignani / 演出 & 舞台装置:衣装:Yannis Kokkos
照明:Michael Bauer / 脚本:Anne Blancard-Kokkos
コーラスM:Soren Eckhoff
Nabucco:Dalibor Jenis / Anna:Golda Schultz
Ismaele:Roberto De Biasio / Abdallo:Ulrich Res
Zaccaria:Vitalij Kowaljow / Abigaille:Paoletta Marrocu
Fenena:Anna Malavasi / Il Gran Sacerdote:Goran Juri?
演奏:バイエルン・オペラ交響楽団
コーラス:バイエルン・オペラ合唱団

☆ ≪ ナブッコ ≫ はコーラスの聴かせどころが多く~ 特に
大好きな 【 想いよ黄金の翼に乗って行け 】演奏 & 歌唱共に
圧巻だった~ あの曲が聴けた事だけでも大満足~☆◎☆

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追記 @ 16日
迫力のコーラスの中に上品な一輪の白いカラーが活けられた様に~
清楚ながら優雅で繊細なニュアンスを醸し @ 一際美しい音色を奏る
夢心地に惹き込まれる感動を再び~☆彡 演ずる心の侭が表現される
品格を伴う動きと共に発せられる響き~ フェネナに対する心遣いから
自然に出た行動が~ ヘブライ仲間の反感を買い詫びるイズマエレ
~ 演劇の役者が歌っているが如くに舞台が活きる~◎●◎ 

豊富な音の揃ったパレットを開けた様に~ 多彩な音色 & 微妙な声質は
様々なニュアンスで舞台を塗潰すかの様に~ 丁度キャンパスに広がる
ピサロの点描画の様な巧みな情景を描き出す~(^^♪

個人的好み & 色々聴いた経験の中で~ 今迄聴いた誰よりも繊細な音質
希少価値の美声に巡り逢えた~ この幸せに感謝~☆(^^♪☆彡(^^♪☆

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冬のオペラ界 @ミュンヘンもご多分に漏ず~ 体調不良に因るキャンセル??
噴出~ ジョセフ・カレジャに続き~主役 @ ナブッコ:Ambrogio Maestri
が当初13日のキャンセルだけの予定が~ 全てDalibor Jenisに代った。。

☆声は申し分ないがカリスマ欠乏~と云うか、、 立派な衣装の時はまぁ
何とか様になるが~ よれよれのコートにぼさぼさの頭髪~ エェーッと
誰だったけ~ 風に一見ナブッコを見失った。。。 幾ら頭上に雷を受けた
後とは言え~ ナブッコの威厳を保つカリスマは欲しかった。。

=衣装がホームレスっぽい上、若手でスマートな体型~ ホームレス
そのものになって居たのは残念~§Д¶Ψ
    ..............................................
追記 @ 23日 雑談
再訪前:何となく巴里オペラ座の資料を観て居て~ ハッと気付いた名前~
Dalibor Jenis 『エッ~この人~』そう ≪ セビリアの理髪師 ≫ のフィガロだった。
偶々帰路ですれ違い~ 『 コリンヌ・セロー演出の時:フィガロだったでしょ~??
あれすごーく楽しかった最高だったヮ~』と云うと『うん~あれも面白かった
けど、今回の新演出はもっと面白いよ~』と云われ内心失礼致しましたと
思ったが~『エェッ~ あれもそうだったの~?? 初日に観劇したヮ~ すごく
面白くて笑い転げた~』と嘘付けない性質から~率直に言って『しまった』
でも話は盛上がり『本当に最高だよね~』風に本人もご満足だった~ ホッ
................................................

☆他に難を云えば~ アビガィレ:パオレッタ・マロックの高音へ切替が
恐ろしい金キリ声で非情に耐え難かった~!×▼×! 只、カーテンコールで
拍手を受ける為、ご本人様は派手な挨拶をなさってられたが~
自己陶酔型~?? ■◆■

もう一人コーラスの中で目立とうと?? 聴き難い大声で叫んで居た~??
アンナ:ザッカリァの姉:ゴルダ・シュルッツ~ コーラス隊との美しい
ハーモニーの邪魔になる様な~ 聞苦しい声量に腹立ちを覚えた~Ω¶Ω

☆ヘブライの大祭司:ザッカリア:Vitalij Kowaljow は威厳ある声量 &
貫禄を伴い舞台を紡いだ~◎^●^◎ 近年の ロンドン & ウィーンに比べ
好感の持てるヴェルディ らしい ≪ ナブッコ ≫ 公演を楽しめた~♪☆♪
     。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

追憶:
演出家:Yannis Kokkos氏 の紹介~ 1944年アテネ生れの70歳~
1963年から、フランスに住み演出:舞台装置 & 衣装~ まで手がける。 
下記の他、シャトレ劇場 ≪ ヘンゼル & グレーテル ≫ も記憶に残る~*

       …………MACBETH…………
1984年10月4日 巴里:ガルニエ ≪マクベス≫
★指揮:Georges Pretre / 演出:Antoine Vitez
振付:Milko Sparemblek / 舞台装置 & 衣装:Yannis Kokkos
照明:Patrice Trottier / 演奏:Opera National de Paris
コーラス: Opera National de Paris
Macbeth:Renato Bruson / Banco:John Tomlinson
Lady Macbeth:Shirley Verrett / Macduff:Taro Ichihara

☆此の頃は舞台衣装:装置を担当~ 演出:舞台:歌手陣全て揃った
素晴らしい ≪マクベス≫ 忘れ難い公演~!!! 未だにパリジャンの
語り草~となって居る☆

※個人的にもオペラ初心者の頃、非常に素晴らしく忘れられない
大感激の作品~!★!

**************NORMA***********
1996年6月13 & 23日 巴里:バスティーユ ≪ノルマ≫
★指揮:Carlo Rizzi/ 演出:舞台装置 & 衣装:Yannis Kokkos
振付: Doushka Langhofer / 照明:Guido Levi
演奏::Opera National de Paris
コーラス:Opera National de Paris
Norma:Carol Vaness / Clotilde:Sylvie Althaparro
Adalgisa:Susanne Mentzer / Pollione:Franco Farina
Oroveso:Dimitri Kavrakos / Flavio:Paul Lyon

☆この初演公演も全てに感動~ 特に照明は美しかった~◎☆◎
演出:舞台:歌手陣全て揃う公演は近年減少気味~??
この演出が再演される事を期待しているが~ 歌手陣が揃うか~??

☆天井桟敷のカラス・ファンからブィーングのシャワーを浴びる程、
ヴァネスは素晴らしかった~ ☆♪★♪☆♪☆  古き良き時代の
巴里が懐かしい~¶Σ¶Σ¶
.................................................

2000年6月14日 巴里:バスティーユ ≪ノルマ ≫
★指揮:Bruno Campanella / 演出:舞台装置 & 衣装:Yannis Kokkos
振付: Doushka Langhofer / 照明:Guido Levi
演奏::Opera National de Paris
コーラス:Opera National de Paris
Norma:June Anderson / Oroveso:Giacomo Prestia
Adalgisa:Sonia Ganassi / Flavio:Robert Woroniecki
Pollione:Johan Botha / Clotilde:Martine Mahe

☆残念ながらこの公演の歌手陣は初演公演とは比較にならない
歌手陣だった~▼◆▲
   ……………………………………………………………..

余談:
関係者の話~ ≪ マノン レスコー ≫ @ ネトレプコ & 演出家物別れ問題の
真相や如何に~#$%& 演出自体の問題では無く、ゲネプロ前日に喧嘩した
とかで~ 完全に喧嘩別れとか~■◇◆ それまでは順調にリハーサル進行?
喧嘩した翌日『 チャオ~ 』風にアンナが劇場を後にしたとか▲■
演出自体の問題では無かった様な~?? 憶測で意見を述べては行けないと
大反省▽×◆ 失礼致しました 訂正とお詫びまで~▲■

>> 昨夜:外に張り出されたポスターを観る限り、過激な下品さは見当たらず
意外と大人しい演出の様な感じ~又々、写真の憶測での感想は控えないと。
........................................................................
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フィガロの結婚 ★ ミュンヘン *オペラフェスティヴァル~♪♪ [ミュンヘン.de]

今夜は最高~☆彡 何方かの台詞の様な、、、 [序]を更新中 @ ミュンヘン夏の
フェスティヴァル~ 流石に中身が濃い? 三晩続けて~ 素晴らしいを連発する
宵に巡り会えているが~ その中でも【今夜は最高】~(^^♪

何たって歌唱力を伴う役者揃い?? エルウィン・シュロット @ フィガロ:声も
演技も最高~ まぁ≪フィガロの結婚≫は、彼とケルビ-ノがお目当てで選んだ
演目では有るが~ それにしても楽し過ぎ~@@ 演出は極シンプルで @ 白壁の
四角い布張りホワイト・ハウス & 三方に配したエレガントな色彩:ブルーグ
リーンのドア~ 絨毯とアソートの色合いでオシャレだった~◎●☆●◎ 
20年近く前の作品の様で有るが~ あの頃の演出は品良く普通で良かった。。。

歌手陣は達者な演技派揃い~ コミカルなタッチで:我が物顔に自由に動き回り
観客を惹き付け随所で笑いを誘った~☆ 元々≪フィガロの結婚≫ はコミック
然し今迄、是ほど終始 @ 笑いが止まらなかったと云うのは~?? 記憶に薄い~**
忘却のせいだけでも無いだろう~ 未だ霞の中に突入もしてないと思う~??

表情の良く見える舞台寄り @ バルコーン席だった事も~ 幸いしたのだろう??
何たってケルビーノが舞台からオケへ飛び降る(本来 @ 窓から飛び降りる) 所を
眼下に目撃出来る席だった~(笑)

       ****** LE *** NOZZE*** DI *** FIGARO ******

2014年7月22日 ミュンヘン≪フィガロの結婚≫
指揮:Dan Ettinger / 演出:Dieter Dorn / 脚本:Hans-Joachim Ruckhaberle
舞台装置&衣装:Jurgen Rose / 照明:Max Keller
コーラスマスター:Stellario Fagone
Il Conte di Almaviva:Gerald Finley / La Contessa di Almaviva:Veronique Gens
Cherubino:Kate Lindsey / Bartolo:Umberto Chiummo
Figaro:Erwin Schrott / Susanna:Hanna-Elisabeth Muller
Marcellina:Heike Grotzinger / Basilio:Ulrich Res
Don Curzio:Kevin Conners / Antonio:Peter Lobert
Barbarina:Elsa Benoit

☆本領発揮のエルウィン・シュロット~ 貫禄の出て来た深い響きの声量~ 演技も
益々磨きが掛り~ 今回はフィガロとして皆を良く纏めて リーダーシップ発揮~
ウィーンでもそうだったが~ 人気抜群~割れる様な拍手喝采~☆彡(^^♪

☆ケルビーノ @ ケイト・リンゼイ を是非とも聴いて観たかったが~ 声質 & 歌唱~
想像を絶する美麗な音色に感動~☆彡☆彡 今宵は首筋から背筋へ~ ゾクッと~(^^♪
スタイル良くバレリーナの様な繊細 且つ 柔軟な動き~ 素早い動作に目を奪れた 仝Д

☆彡 大好きなふんわりしたマシュマロの様な~ 掴みどころの無い柔らかい音質 &
芯はしっかり弾力のある~ こんな歌唱のケルビ-ノを初めて聴けて嬉しかった~☆♪♯
思えば ケイト・リンゼイ @ フレデリカ・フォン・シュタットを彷彿させる~
雰囲気:容姿 & 演技が個人的興味を惹くのだろう~ このタイプは大好き~☆彡
スカラ座で初めて聴いてファンになった~ フォン・シュタット然り?♪(^^♪

☆アルマヴィヴァ伯爵 & 伯爵夫人:スザンナ:フィガロの両親:バルトリ~ 全て 
歌唱力のある役者が揃い~ 超贅沢な ≪フィガロの結婚≫を満喫させて頂いた~(^^♪
この劇場の大きさは~ ライヴ歌唱を聴くには無理ない発声で聴き易く~ 歌手も
歌い易いのでは無いだろうか~?? 何は共あれ大満足 @ ダンケシェーン~☆彡☆彡

素晴らしい【序】を堪能~ 本命や如何に~◎▽◇◎

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トスカ★ バイエルン*オペラフェスティヴァル~♪♪ [ミュンヘン.de]

日替り公演~ 序に素晴らしい ≪トスカ≫ にも遭遇?? 本当に何とも言えぬお茶目で
愛らしい ≪トスカ≫ を満喫~☆彡 繰返す【最高】更新~ 新たに驚嘆の〝トスカ″ 
美声に~ 電光が走った? 美人容姿端麗は勿論~ 繊細なニュアンスを駆使した
ドラマテックな音色~ 伴う迫真の演技~◎●◎ 自然体の演技派はW・マイヤー &
A.ネトレプコを彷彿させる~ 至極の≪トスカ≫に巡り会えた至福の一夜~◎●◎

カヴァラドッシの描く絵に @ ヒステリックに焼きもちを焼く~ 豊かな感情表現?**
スカルピア殺害 @ 臨場感溢れる焦りと強かさ~ こちらも目が離せない~§ДЮ 
刑場では『ねぇ~ こう云う感じに倒れて死んだ振りするのョ~』風に壁を背に倒れる
仕草は、まるで可憐な少女の様な自然体~ つい顔がほころぶ~☆

舞台挨拶でも @ スカルピア:ルチックと手を繋ぐのを冗談で拒んだり~ 少女が其の
侭大きくなった様な~ 清楚な愛らしさを備えた上品で優雅~ 素敵な歌手~(^^♪(^^♪
益々好きになる実力派スター☆彡

演出も当り前のトラディッショナルで~ホッと一安心? 只、余り無難に終わると
刺激がないからか~?? 余計な物を配した二幕目~◇▲■ スカルピアの執務室~??
娼婦を連れ込んで @ 好色スカルピアをアピール? 是も独逸人好みなのか~???

NY.メト & スカラ座とのCoプロダクション~と言う事だが~ メトでこんなシーンは
観た事が無い~?? と記憶が薄れて~ 正直:思い出せない~§Д¶ 最近 @ 手を加えた??
かは存じ上げないが~ ドミンゴ & ミルンズで聴いた頃 ( ほゞ20年前)は~ まともで
品のある演出だったと記憶する~◎●◎ 忘却の彼方へ去り往くディテール~▽◇▲■
     .................................................................................
追記 ⇒ 訂正
NYメト・スカラ・ミュンヘンの共同と云う事で~ 演出家名も確認せず [Metropolitan]
だけで判断 @ 注意不足 『エェッ~¿? MET とちょっと違う~¿? こんな場面有った
かなぁ~¿? 』と、開幕同時にアンジェロッティが綱渡りで教会の窓から飛降りるシーン
で既にそう思ったが、勝手に早合点~ЖΣФ 違う筈~ 演出が違っていた訳で~(苦笑) !!!!

ミュンヘンが娼婦を足したのでは無く@ 新演出だった~!! 教会のシーンがゼフィレリと
酷似 & クラシックで色彩も綺麗だった為~ 大幅に思い込みの勘違い~♪※♪  
生来、そそっかしい気性では有るが~ 年齢と共に拍車が掛り益々酷くなるだろう~
失礼致しました~▼◆◎

*********************TOSCA********************

2014年7月21日 ミュンヘン:バイエルン歌劇場 ≪トスカ≫
★指揮:Carlo Montanaro / 演出:Luc Bondy / 舞台装置:Richard Peduzzi
衣装:Milena Canonero / 照明:Michael Bauer / コーラスマスター:Stellario Fagone
Floria Tosca:Anja Harteros / Cesare Angelotti:Goran Juri?
Mario Cavaradossi:Marcelo Alvarez / Spoletta:Francesco Petrozzi
Baron Scarpia:Zeljko Lucic / Der Mesner:Renato Girolami
Sciarrone:Christian Rieger / Ein Gefangniswarter:Tim Kuypers

☆トスカは何処の国の演出を観ても衣装が綺麗~ 真っ赤なドレスは最高(^^♪(^^♪ ☆彡

☆マルチェロ・アルヴァレツは近年、声に潤いが欠ける様な~ 一幕目は顕著だった
巴里の ≪ ジョコンダ ≫ 辺りから~ 昨年 ≪ アイーダ ≫ の時も~?? 多少声変りが気に
なる感も否めない昨今である~@??@

☆ルチック@スカルピアも悪くないが~ こちらは、シュトルックマンの声が耳に
焼付き~?? 打破するのは中々難しい~?? 個人的にオペラ好き~ と云うより
『声好』でオペラ熱に侵されて居る為~ インプットされている声を消去するのは
至難の業~▲Ю◆Д▲

☆アンジェロッティ:ゴラン・ユリック(と発音するのだろうか~??) 声に深みが
有り~ 響きが美しかった~ 極短の出演で残念~@@@

    ....................................................................

≪トスカ≫は色々な歌手で聴かせて頂いた~ が≪トスカ≫を聴きに赴いた~と云う
よりカヴァラドッシ @ドミンゴ~を聴く為 ~で失礼ながら歌手が目的では
なかった~(^^♪ 最期の:カヴァラドッシ @ ドミンゴ を聴いてからもう10数年
余りになる~ その後は、スカルピア @ F.シュトルックマン に移行~ で出張
観劇に出向いた~☆彡

≪トスカ≫ を聴く目的の公演はほゞ皆無~?? 逆に云えば~ 両者との共演で多くの
[トスカ]に巡り会えた事は貴重だった~ ヒルデガルデ・ベーレンスは パヴァロッティ
& ドミンゴ 双方との共演を聴かせて頂いたが~ 彼女の≪トスカ≫は良かった~(^^♪

他に @ S.ヴェレッタ、D.グレーヴス、C.ヴァネス、A.トモワ・シントウ、グレギナ
ファンティニ、D.ボイート(ダイエット後で美しかった)~etc, 数多の想い出で
好きなのは、H.ベーレンス、C.ヴァネス、そして新たに @ A.ハルテロス、、、
時代と供に変り往く歌手陣次に≪トスカ≫を聴けるのはいつの日か?仝ДЮ 次回は
≪トスカ≫ A.ハルテロスで又聴きたい~☆彡

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

1984年7月7日 ヴェローナ @ アレーナ ≪ トスカ ≫
★指揮:Daniel Oren 演出:Sylvano Bussotti 舞台衣装 & 装置 Fiorenzo Giorgi
トスカ:Shirley Verrett / カヴァラドッシ:Giacomo Aragall
スカルピア:Silvano Carroli / アンジェロッティ: Alfredo Giacomotti
..............................................................

1984年12月6日 巴里:ガルニエ≪トスカ≫
★指揮:James Conlon / 演出:Jean-Claude Auvray / 舞台Jean-Paul Chambas
衣装:Franca Squarciapino
Floria Tosca:Hildegard Behrens
Mario Cavaradossi:Luciano Pavarotti
Barone Scarpia:Gabriel Bacquier / Cesare Angelotti:Jean-Louis Soumagnas
Spoletta:Michel Senechal / Il Sagrestano:Jean-Philippe Courtis

................................................................................

1991年6月27日 ウィーン:シュタツオパー≪トスカ≫
★指揮:Fabio Luisi / 演出:Margarethe Wallman / 舞台&衣装:Nicola Benois
トスカ:Hirdegard Behrens / アンジェロッティ:Gottfried Hornik
カヴァラドッシ:Placido Domingo / スカルピア:Shirrll Milnes

余談☆彡
思えば綱渡り観劇 @ 第一回目~!! この翌朝、ウィーン ⇒ ミラノ〈フライト〉
⇔ フィレンツへは列車で移動~ フィレンツェへ半日かけて~フゥッ? 本来、
巴里から同行すべきだった日本からの出張者は、既に前日到着~▽■

まぁ~この2日後、ドミンゴ:ミルンズ:リッチェレリと云う個人的豪華キャスト 
≪オテロ≫ を泣く泣く諦めただけでも~ 充分犠牲的精神を払ったと自負~ 勝手な
行動を取って解雇されずに居られたのも、昨今の様なPCと云う文明の利器存在せず
伊展示会場では、ほゞイタリア語しか通ぜず、仏語の方が英語より通じる時代
だった~ホッ~☆彡

オペラで興味を持ち始めた出鱈目な伊語 & 仏語で何とか通じさせ~ 当時、メンズ
小売り御三家とか呼ばれる中で~ 直輸入トップを確立する交渉成果が認められた
のだろう~** 芸は身を助ける~ 出鱈目でも伊語は役立った?~オペラのお蔭
グラツッェ:ジゼッペ¿?
............................................................

1993年10月2 & 6日 NY:メトロポリタン≪トスカ≫
★指揮:Julius Rudel / 演出& 舞台:Franco Zeffirelli
衣装:Peter J.Hall / 照明:Gil Wechsler
トスカ:Maria Guleghina / アンジェロッティ:Herbert Perry
カヴァラドッシ:Placido Domingo / スカルピア:Sherrilll Milnes

1994 年5月27 & 30日 巴里:バスティーユ ≪トスカ≫
★指揮:Spiros Argiris / 演出: Werner Schroeter /照明:Andre Diot
舞台&衣装:Alberte Barsacq
Floria Tosca:Carol Vaness / Barone Scarpia:Jean-Philippe Lafont
Mario Cavaradossi:Placido Domingo
Cesare Angelotti:Philippe Fourcade / Spoletta:Ivan Matiakh
Il Sagrestano:Michel Trempont / Sciarrone:Brian Bannatyne-Scott

1995年11月16 & 18日 巴里:バスティーユ ≪トスカ≫
★指揮:Seiji Ozawa / 演出: Werner Schroeter / 舞台&衣装:Alberte Barsacq
照明:Andre Diot
Floria Tosca:Galina Gorchakova
Mario Cavaradossi:Placido Domingo / Spoletta:Georges Gautier
Barone Scarpia:Franz Grundheber / Sciarrone:Till Fechner
Cesare Angelotti:Romuald Tesarowicz / Il Sagrestano:Andrew Shore

1996年11月5日 ベルリン:シュタツオパー≪トスカ≫
★指揮:Bertrand de Billy / 演出:Carl Riha / 舞台 & 衣装:Walfgang Bellach
トスカ:Francesca Patane / カヴァラドッシ:Johan Botha
スカルピア:Bernd Weikl / アンジェロッティ:Anfreas Kohn
スポレッタ:Andreas Schmids

1998年2月5 & 8日 ベルリン:シュタツオパー ≪トスカ≫
★指揮:Niksa Bareza /演出:Carl Risch / 舞台 & 衣装:Walfgang Bellach
トスカ:Anna Tomowa-Sintow / カヴァラドッシ:Frencisco Araiza
スカルピア:Falk Struckmann / アンジェロッティ:Hanno Muller-Brachmann

2000年11月25日 ベルリン:シュタツオパー≪トスカ≫
★指揮:Dietfried Bernet /演出:Carl Risch / 舞台 & 衣装:Walfgang Bellach
トスカ:Norma Fantini / カヴァラドッシ:Johan Both
スカルピア:Falk Struckmann / アンジェロッティ:Hanno Muller-Brachmann

2002年12月15日 ベルリン:シュタツオパー≪トスカ≫
★指揮:Simon Young /演出:Carl Risch / 舞台 & 衣装:Walfgang Bellach
トスカ:Norma Fantini / アンジェロッティ:Alexander Vinogradov
スカルピア:Falk Struckmann / カヴァラドッシ:Johan Both

2003年9月08, 11, 13, 16日   巴里:バスティーユ ≪ トスカ ≫
★指揮:Marcello Viotti / 演出:Werner Schroeter / 舞台&衣装:Alberte Barsacq
照明:Andre Diot
Floria Tosca:Fiorenza Cedolins / Mario Cavaradossi:Marcello Giordani
Barone Scarpia:Falk Struckmann / Cesare Angelotti:Michael Druiett
Il Sagrestano:Michel Trempont / Spoletta:Christian Jean
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ルクレツィア・ボルジア★ バイエルン国立歌劇場~♪♪ [ミュンヘン.de]

天高く 何処までも果てしなく伸びる~ 雲雀のさえずりの様な超高音域に驚き~ 流石
貫禄のエディタ・グルべロヴァ~ 衰えぬ素晴らしい美声をご披露頂いた~ 天晴☆彡
5月のキャンセルから如何なものかと~ 然し怪我の心配ご無用~ 美声は別物~♪☆? 
歌い出し少々難が有った様な~ ご自分の声域で多少アレンジされている様な歌唱も
否めなかったが、それにしてもドニゼッティの素晴らしい高音を聴かせて頂いた☆彡

ほゞ毎日 @ 余りに良いDVD & CDを観 & 聴き過ぎか~ 演出も歌手陣も『別に~』
風でグルべロヴァ以外は~ 其れほどの感激もなく終わったが~▽◇▲ 
初めて生で聴いた演目~!! 声人に惹かれて興味を持ち~ 大好きになった曲~
丁度序に恵まれて聴く機会を得られたことに感謝~♪(^^♪

【LUCREZIA BORGIA】の文字が横並びに大きく電光で浮かび上がった舞台~
幕は開いたまゝ三々五々に黒いスーツ姿の少年達が登場~ 其々の位置にスタンバイ
時々グループの殴り合いから始まる~ 現代風に筋を変えた意図不明演出~▽×◆
ジェナロが【BORGIA】のBを壊し叩きつけた後の修理に集まる修理工集団~
コミック仕立かと思えば~ 終盤は仮装軍団の様な~ 独逸お得意の散漫に終始~*@*

センスも案の定の独逸趣味~?? 如何してこう血の気が好きか=?? 白いYシャツの
胸に真っ赤に血を塗りたくり~ 遠目の席でも眼鏡を外すほどに血を観るのが
大嫌い~X^x^X 昨夏@バイロイト:血塗られた [リング]でうんざりだったが~X▲X

歌唱も声量保持者~ 勿論:美声ではあるが単に歌っていると云う感じ~§Д仝 
まぁ~あの演出でドラマティックな演技力を求めるのは筋違いかも~@??@ 
然し指揮 & 演奏は流石のバイエルン~ 素晴らしい曲を聴かせて頂けて感激~☆彡

      *****LUCREZIA ***** BORGIA******

2014年07月20日 ミュンヘン*バイエルン国立歌劇場 ≪ルクレツィア ボルジア≫
★指揮:Paolo Arrivabeni / Regie演出:Christof Loy / 舞台装置:Henrik Ahr
衣装:Barbara Drosihn / 照明:Joachim Klein / 振付:Thomas Wilhelm
脚本:Andrea Schonhofer /コーラスマスター:Stellario Fagone
Don Alfonso:John Relyea / Jeppo Liverotto:Joshua Stewart
Donna Lucrezia Borgia:Edita Gruberova / Gubetta:Goran Juri?
Gennaro:Pavol Breslik / Maffio Orsini:Silvia Tro Santafe
Don Apostolo Gazella:Christian Rieger / Rustighello:Dean Power
Ascanio Petrucci:Andrea Borghini / Astolfo:Tareq Nazmi

☆紅一点マフィオ・オルシニのシルヴィア・トロ・サンタフェが良かった~!
テナーは一本調子では有るが声質も良く高音域を奏でていた~ホッ♪ 
アルフォンソ:ジョン・レイヤ〈と発音するのか??〉コミカルな演技が笑いを
誘った~◎●◎

☆実話を基にした @ ヴィクトル・ユーゴの原作:本来~ 陰気な雰囲気を想像させる
物語であるが~ ドニゼッティの曲は非常に明るく~ テンポ良く曲に弾き込まれ~
楽し過ぎ~(^^♪(^^♪ どれも直ぐ惹き込まれてしまう~ドニゼッティの曲は凄い?☆彡

頻繁にDVD ⇔ CD 同じもの画像 & 画像無を聴いて居るが~ この舞台を同じ歌手陣で
再演して欲しいと切に願う程~ 好きな演出~ 夏休みは実家の大画面で @ DVD漬けに
なるだろう~\\*◎^●^◎*//

追記 @@@
意味不明演出とクレーム言いながらも想い出し分析すると~ 黒のスーツスタイル @
男子迷門大学の制服~? ルクレッツィアはボルジア大学の理事長~? アルフォンソが
学長か校長か~ 風な~ 事件を起こした学生は退学処分~?? だったのか~??
最終場面~ 物語では6人が死んで行く所 @ 学校の椅子に後ろ向きに座らされて居た
と言う事は~?? 随所で簡易机と椅子が小道具として持ち運びされて居た?
個人的 @ 勝手な分析でこじつけ~?? 演出意図を推測 ⇒ 何と無く解った様な
安堵感~ホッ** 学園ドラマ~風を演出~☆彡

         …………………………………………

美空ひばり世代として~ 何かグルべロヴァの貫禄が重複して見えて来る~☆彡☆彡
本物を持った大物のカリスマと云うか~ 神がかった大羅が宿って居るのだろうか~??
美空ひばりの生の舞台は観た事は無いが~ 偉大な存在感:双方に通ずるものを感じる
総立ちの観客~ 爆音の拍手 & ブラボーの嵐~ 遭遇する事の希な宵で有った~♪(^^♪

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余談
帰宅して早速 ≪ルクレツィア・ボルジア≫ CDを聴いているが~ ルクレツィアと
ジェナロの歌唱は会話して居る様なニュアンスで聴こえる~◎●★●◎  
オペラとして本来当り前であるが先日の舞台では残念ながら会話して居る様には
聴こえず 『 只、歌って居る~』 としか思えなかった~▼◆
改めて歌詞を充分解釈し情感籠めて歌うと~ まるで違う演目を聴いて居る様な錯覚を
覚える~*  聴いてるだけでドラマが観える テオドシィゥ & デ・ビアジォ @ コンビ
始め~ 全スタッフが素晴らしい NAXOS:CDに再感激~◎●♪●◎

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胡桃割り人形★バイエルン~☆★☆ [ミュンヘン.de]

久々超厳寒の日本で冬将軍との戦いに敗れ~ダウン?!! 引籠りを強いられる
ノエル& 新年を迎えるトホホの羽目に~@!@!@ 10月からの出張観劇に因る
遊び過ぎの疲労も否めず~ ゆっくり休養に勤しむ日々~‘‘@‘‘ 帰国前の訪問地~ 
白銀に覆われたミュンヘン≪胡桃割り人形≫が脳裏を霞めつゝ~ 遥か昔の記憶を
辿り想い出に浸る >>>>> 2013年の幕開けとなった~!*!

欧州のクリスマスはクラシック・バレー ≪胡桃割り人形≫ 公演が通例~!! 
初めての観劇は1981年12月 に初めて訪れたウィーン・シュタツオパーだった
気がする~*@*@ 交通手段を未だ列車に頼る時代~ 巴里⇒ウィーン旅程:
17時間~ ワゴンリー:個室寝台で旅立った~!☆!

『トンネルを抜けると其処は雪国だった~!!!』 ≪雪国≫冒頭を彷彿させる様な
ミュンヘンを境に車窓の眺めは 《魔弾の射手》 魔物が住むと伝説の残る雄大な
ドイツの森~ 誰も踏み込めない深雪 & 樹氷に覆れた神秘的な雪国に変貌~!!*!*!! 
二度と味わう事は無いだろうと思える情景~ 貴重な素晴らしい列車の旅を胸に
刻んだ~***

ロマンティック街道を走り抜ける列車~?!! 凍てつく幻想的な美しい風景~ 時折
彼方に浮び上る古城と思われる尖った屋根~ ノイシュヴァンシュタイン城か~??!!
~ 想いを馳せつゝ個室で車内サーヴィスの温いカフェを味わいながら~ 寛ぐ車窓
からの雪景色を満喫~ 至福の時を過ごした懐かしい想い出~!ДШЮ¶! 当時の欧州
ワゴンリーは例え夫婦:姉弟でも男女同室は許されず同行の弟とティータイムを
共にしたあと~ 其々の部屋で長旅に拘らず退屈もせず~ 自然の中を突き進む列車の
旅を楽しんだ~ *^0^*/=*^Ω^*/

当時は列車の旅が多く、気軽に車窓を楽しみながら暇潰し出来る編物を持ち歩き~ 
この日も午後3時:ウィーン到着時には両袖を編み終えていた~ が余りの長時間の
為か~?? 後日、長過ぎた袖丈に苦笑~!! 贅沢に過ごした列車の旅~ ゆったり時の
流れに身を委ねた古き良き時代、想い出を紐解きながら~脳裏に蘇る青春の日々~!!! 

時間に追われる現代~ 例え列車の旅でさえTGV & € ★ (ユーロスター) 等~ 超特急
時代~ 車中ではPC & 携帯のキィーを叩く情緒ない音が味気なく耳障りに聞こえる~ 
益々せわしなく過ぎる日々~ 寿命を縮めて行くのだろうか~??!!

・・・・・*・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・*・・・・・・

クリスマス・イブ~ パーティーが行われているシュタールバウム家の大広間~ 
レトロ感覚の衣装を纏った訪問客~ 巧みな演出でタイムスリップに惹きこまれて
行く観客~☆@☆ クリスマスシーズンに相応しい雰囲気の舞台公演を堪能~!!☆!! 
昨年暮のミュンヘン:ジョン・ヌマイァー振付≪胡桃割り人形≫ 多少デフォルメ
された物語~ 演出は素晴らしかった~!★! 

ドロッセルマイヤー老人から【胡桃割り人形】をプレゼントされたシュタルバウム家
の少女マリー 皆の寝静まった深夜12時~ 広間の片隅に置かれた【胡桃割り人形に
逢いに階下へ降りる~ 夢に現れたバレーマスターに導かれ~ 幻想の世界へ踊り出す 
時折夢中になり我を忘れ~ マスターに嗜められながら~ 一歩一歩~踊りの輪の中へ
入って行 く~マリー!! 

ヌマイァーの振付は王子様をバレーマスターに置き替え~ 少女クララはダンスの
世界へ一歩を踏み出すマリー バレーマスターに差し出されるトウシューズを履き
マスターの手解きで歩き始め踊り出す~ プティパの稽古場をイメージさせる雰囲気
先輩ダンサーに目を見張る少女 バレーマスターと可憐な少女の繊細な心理描写 :
ニュアンスを上手く表現した振付~!!*!!

少女マリー役にぴったりな容姿と表現力を伴った~ ウクライナ出身:カテリナ・
マルコフスカヤ:小柄な体型と童顔~ 可憐な少女が夢の中でダンサーになって踊る
振付にぴったりの雰囲気を漂わせ、表情豊かに愛らしいお茶目なマリーを熱演~☆★☆ 

ダンサーのレベルも高く~ 素晴らしい≪胡桃割り人形≫ クリスマスの贈り物を
満喫した夕べ 観客も夢心地でおもちゃ箱をひっくり返したように~ 次々現れる
ダンサーを鑑賞~ 拍手は鳴り止まず大成功で幕を閉じた~☆=☆

~~~~~★~~~~~~~~☆~~~~~~~~★~~~~~~~~☆~~~~~~~~★~~~~~

2012年12月13日 ミュンヘン:バイエルンオペラ ≪くるみ割り人形≫ 
DER NUSSKNACKER
作曲:MusikPeter I. Tschaikowsky
振付&演出:Inszenierung und Choreographie / John Neumeier
舞台装置&衣装:Bühnenbild und Kostüme / Jürgen Rose
指揮:Musikalische Leitung / Valery Ovsianikov

マリー:Marie, ihre Tochter :Katherina Markowskaja
バレーマスター&ドロッセルマイヤー:Ballettmeister & Drosselmeier:Cyril Pierre
シュタルバウム:Konsul Stahlbaum:Vittorio Alberton
シュタルバウム夫人:Frau Konsul Stahlbaum:Zuzana Zahradníková.
ルイズ:Louise, ihre Schwester, eine Ballerina:Lucia Lacarra
フリッツ:Fritz, ihr Bruder, ein Kadett:Karen Azatyan
グンター:Günther, Anführer der Kadetten:Marlon Dino
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この晩、バルコーン 舞台寄りの脇席~ 直ぐ隣に中継カメラが導入されていた。
クリスマスの晩~ TV放映されたのだろうか~??!!! 

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リゴレット・プルミエ ★ ヨセフ・カレヤ@バイエルン~♪♪ [ミュンヘン.de]

二夜連続で贅沢なオペラ三昧:バイエルン~ 新演出≪リゴレット≫ 予想はしていたが
残念ながら外れ無かった~*@*@* 然し前日と比べ是程の違いを感じるとは想定外 
新演出 ≪リゴレット≫ 一言で感想を述べるなら~ コンサート形式風を楽しんだ~!!☆!!
超シンプルな舞台装置&衣装は歌手の邪魔にはならず~ 度迫力の声量保持:歌手陣
集結でパワー全開のアリア集~?? に救われ不幸中の最幸運をもたらせた~??!*!*!

コンクールor コンサートでも聴く様な~ 其々が思う存分声を振り絞り声量たっぷりの
アリアを披露~*☆* アリア毎に拍手は止まず~ 隣席の独夫人は溜息交じりに聴き
入り~ 歌い終わるのを待ち切れず~いの一番に拍手~!!! 演技を伴わない~ リリック
オペラは多少興味薄の事も有り~ 渾身の美声に陶酔しながらも~ 夢うつつで聴き
入った~** 幸いバルコーン脇3列目の視界50%~ 聴くだけ席の様な状況~ 背伸び
して観る程の舞台&衣装では無い演出~ 声と音楽を十二分に満喫させて頂いた~!!

幕が開くと~ 舞台一杯に塀の様な広い大きな階段~ 横並びに22~3人 & 縦5~6段
総計120人余りのコーラス隊が生成系スーツの衣装~ 白の目隠し仮面を付けて~
失業対策かと思われる程の多勢~ サッカー:サポーター席の様な階段席を占領して
歌って居た~@@ マントヴァ公も同じユニフォームの様な衣装&仮面を付けての登場
声を聴く迄~誰がマントヴァ公か判明せず~??  仮面を付けた侭で歌ったか~??~
姿の記憶は忘却の彼方へ~ それ程印象が薄かった~(苦笑)!! 

独逸人演出家は階段好きなのだろうか~?? クップファもSOB ≪ローエングリン≫
≪タンホイザー≫ 等で、コーラス隊をバック階段に並べる演出が多かったが~ 経費
節減対策でも無いだろう~** 経費を考慮すれば奇妙奇てれつな演出等出ない筈~?!
歌手陣も感情籠めて演技する演出では無い為、寧ろ歌唱に専念~ 声を聴くには最高の
コンディションに恵まれた観客~!!☆!! 

カジュアルな普段着風衣装のジルダ&リゴレット~ 演ずる事も無く、其々競う様に歌い
まるでコンサートか歌合戦に参席して居る様だった~*@* 歌手陣は自己陶酔的に美声
披露~!*!☆!*! 衣装を付けたコンサートと思えば不満も解消~!! 舞台の動きは一切
無視でアリアを堪能~ 夢心地で聴き入った新演出~!!! 

初日だった為、舞台挨拶に現れた演出関係者には溢れるブーイングのシャワー~ 然し
其れを視越しているかの様な演出家陣の様相~** 階段を真中で切り離し左右前後に
移動させるだけの舞台装置~ 後方には時折風になびく~ドレープたっぷりの透ける白い
ボイル地カーテンが柔らかな動きを添えて居た。 歌手陣に迷惑掛けず且つ声をたっぷり
堪能出来グロテスクな俗悪演出よりましだった~*XX* 前夜の≪ラ ボエーム≫ を
遥かに凌ぐ足踏みを伴った盛大な拍手&ブラボーは地鳴の如く鳴り響き~ 大成功の
≪リゴレット≫ プルミエを満喫~*@*@*

*****♪******♭******♯******♪******♭******♯*****
2012年12月15日  ミュンヘン・≪リゴレット≫
★指揮:Marco Armiliato / 演出:Árpád Schilling
Il Duca di Mantova:Joseph Calleja / Rigoletto:Franco Vassallo
Gilda:Patricia Petibon / Maddalena + Giovanna:Nadia Krasteva
Sparafucile + Monterone:Dimitry Ivashchenko
Il Conte di Ceprano:Christian Rieger

☆コンサート風な雰囲気の中~ 益々存在感確立のマントヴァ公:ヨセフ・カレヤ~
更に是を上回る圧巻のリゴレット:フランコ・ヴァサロ~ 細身にも拘らず抜群の美声を
奏でた ジルダ:パトリシア・ペティボン~ 其々壮絶な歌唱力を披露した公演~**

☆演技を伴い感動を与えたドラマティックな≪ラ ボエーム≫ VS迫力の声量を楽しむ
オペラリリック ≪リゴレット≫ 其々の違いが顕著に表れた二つのオペラ公演~ 二晩
続きで観賞出来たのは貴重な経験~!! 双方共に一流歌手陣が結集~ 流石:ミュンヘン
バイエルンに感服~!! 有意義なオペラ観劇だった~*@*@*

***♪*******Ω*******Ψ*******★*******Ψ*******Ω*******♪***

今年≪リゴレット≫も様々な演出~ 歌手陣で聴く機会に恵まれた~*★* 総体的には
シンプルで無難な巴里のジェローム・サヴァリ演出が良かった~ リゴレット:ルシック &
ジルダ:マチェーゼ~ マントヴァ公:べツェラ~** 近年中々お目に掛れない貴重な
存在の~ミラノ:スカラ座:古式ゆかしきアンティック演出~?!!! 勿論ヴィットリオの
マントヴァ公は最高だった~!☆! ロンドンの演出は少々支離滅裂だったが~*@*@*

*******************************
余談~
そう云えば、スカラ座 ≪リゴレット≫ は昨年発表された配役から大幅修正だった。
本来、リゴレット:ルシック& ジルダ:マチェーゼ~ ヴィットリオと三役揃い踏みを
期待したが~ 当初の配役から大幅変更~心残りの感は否めない~* 声&演技
総体的に高水準の歌手が揃うと完成度&感激度が何倍にもなる~*** 

個人的勝手な想像~ マチェーゼは10月末のセヴィリア ≪タイス≫ にドミンゴから
白羽の矢を立てられ引抜かれたか~?? 新演出or新作舞台稽古は通常4週間~一月
拘束と伺う~??!!  結果11月のスカラ座:ジルダをキャンセル~? トホホ~!! とは言え
素晴らしい≪タイス≫ を聴けたが~**

リゴレットのルシックもオープニング ≪ローエングリン≫ の伝令~リハーサルの
日程に支障を来し出演数を縮小~??~と~まぁ勝手な憶測では有るが~??!!

そんなこんなで序でに考えたストーリーとしては~ 未だ諦めきれない ?? バルセロナ
≪ホフマン物語≫ 当初、ナタリーDが3役こなす筈~ 絶対無理と思った予感的中~!!!
1役に変更で2人増加。。。 予算の乏しいスペイン~ヴィットリオと交渉~か?? 早々
チケット入手済みの観客は大損害~トホホ状態に~??!! 何て~勝手な推理~***
***@********@********@********@********@********@***

各劇場:歌手陣共に色々お家事情が有るのだろう~ 通常契約は2~3年前と伺うが~
最近は変更が多過ぎ~(苦笑) 歌手自身の意思より劇場他、諸事情で優先順位が変更
する場合も有るのだろう~?!!! 年間予定プログラム~ 知らない内に名前が消失(苦笑)&
変更も少なくない。 顧客サーヴィスの行き届いて居るのはROH~ 変更時点にメールで
お知らせが届くのは嬉しい限り。。。

独断と偏見で勝手な予想しながら~ 来年の当り籤:幸運を夢見ている~!♪★♪! 
                 
*****♪******♭******♯******♪******♭******♯*****



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ラ ボエーム* マルティネス & グリゴロ ★バイエルン ~♪♪ [ミュンヘン.de]

魅惑の美声を堪能した晩~ 喜怒哀楽の青春ドラマが繰り広げられる楽しいオペラ~
繊細な感情移入でドラマティックな舞台を盛上げた~ 演技派歌手の共演は想像を
遥かに超える感動を与えた~*!!* 今年3度目 ヴィットリオ・グリゴロ : ロドルフォ
& 初めて聴いたアナ・マリア・マルチネスのミミ~ 一列目:被り付きで二人の表情に
陶酔~ 早々と豪華なクリスマス・プレゼントを頂いた様な ≪ラ ボエーム≫ を
満喫~*♪*♪*

1800年代末の巴里:カルチェラタン界隈の写真を参考に、極シンプルなオット・
シェンクの演出は殺風景な屋根裏部屋の雰囲気が上手く表現され~ 街角&カフェ~
人の動きも良く研究され~ ノスタルジックな哀愁帯びる舞台装置&衣装~演出:指揮
・演奏&歌手陣共に今年最高の ≪ラ ボエーム≫ を観劇&感激した~≫*^0^*≪

70年代初め 巴里の屋根裏部屋から~ お針子修行の幕を開けた我が身に取って~
非常に懐かしく親しみを感ずる演目&演出~!!@!!  胸の奥底に眠って居た過ぎ去りし
日々の想い出~日記を紐解き~ アルバムをめくる様なレトロな雰囲気が蘇る~*@*  
そんな思いに浸りながら しみじみ聴いた感性豊かな広音域の歌唱力を伴う~ドラマ
ティックな美声に惚れ惚れ~!! 声質が合う二人~ 中々巡り逢う事の無い共演
キャストに大満足~充実感を味わった~!!★!!   

  ********************************************
2012年12月14日  ミュンヘン・≪ラ ボエーム≫
★指揮: Paolo Carignani / 演出:Otto Schenk
Mimi:Ana Maria Martinez / Musetta:Laura Tatulescu
Rodolfo:Vittorio Grigolo / Marcello:Levente Molnár
Schaunard:Simone Del Savio / Colline:Goran Jurić
Parpignol:Joshua Stewart / Benoît:Alfred Kuhn
AlcindoroT:areq Nazmi / Ein Zöllner:Tim Kuypers

☆存在感の薄いミミ~そのものを感じさせる~ 派手さの無いマルティネス~ 然し
見事な歌唱力を伴う自然体の演技~ 舞台で自然な息使い役になり切れる役者~
中々居ない貴重な存在~♪!!♪ 青春物の普通の話に関らず~ いつもミミの最期の
言葉は泣かされる~ 歌手にも因るが~??!!!

☆ヴィットリオのロドルフォも益々板に付いた~!! 驚く迫力の美声にオペラハウスの
音響がこれ程違うのか~ と一瞬思わせる超音波~?!♪?!♪?! 見事な声量は高揚し
続け最期迄デリケートなニュアンスを保ちつゝ舞台を納めた~!! 最終公演と云う
安堵感と歌い込みが功を奏したのか、声の張り艶はスカラ座で聴いた二公演の比では
無かった~!! 満足感に満ちた表情を呈して居たが本当に素晴らしかった~*@*@
全体的に歌唱&演技共に高レベルの歌手陣が揃い~ 何倍もの満足感を味わえた
感動の舞台~!★☆★! 一点豪華主義は面白みに欠けるが~ 高レベル歌手が
揃うと~何処までも舞い上がる~!!!

☆そしてバイエルン:オケは、一音一音独立して奏でる音が全体のハーモニーを
構築する感性が圧巻~ 一列目と云う事で時にはオケ奏者も楽しみ~ 素晴らしい
演奏に浸りつゝ~** 指揮者の舞台挨拶の時、オケ団員もヴィットリオの影響を
受け爆笑しながら~ オケピットで万歳スタイルを披露~*@* 楽団員も一緒に
気軽に乗れるエンタメとして自然に~!!

☆勿論~ 我らがヴィットリオは何時もの様に~ 両手を挙げ万歳スタイルで飛び出し
挨拶~ 何時もの様に膝間付きネクタイを解き~ 心臓を取出す仕草で~ 心からの
喜びを表した~*@*@* ブラボーと惜しみない大拍手~ 天井桟敷からは~ 若い
グルーピーの黄色い声援が場内に響き渡り観客の笑いを誘った~!!! 日々違う客層が
訪れる~?!  バイエルン・オペラ座~ 根底には其々好きな様にエンタメを楽しむ事が
第一の目的だろう~@@ かしこまって あゝ~こう~ 講釈付けて聴くオペラ鑑賞は
消えつゝある様な~!@!@!

☆直ぐ背後の独逸人:マダムが~ 席に着いた時から此方に何やら云いたそうに~
理解不可能の独逸語~ 笑顔で誤魔化した。 拍手も一段落~ 帰り際 『 ねぇ~
覚えてない~?? ミラノで隣に座っていたでしょ?? 』 『 あゝっ~!! そう云えば~』
世界は狭い~ 特に欧州で日本人の仮面を付けて居ると先方には直ぐ解るが~
我々は欧州人の顔など覚えて居ない~!! スカラ座:一列目で双眼鏡を離さず観劇
ミュンヘンのVG追っ掛けマダム~ 次回は何処でお目に掛る事やら~(微笑)~??!!!

。。。♯。。。。。♪。。。。。★。。。。。♭。。。。。♯。。。。。

思い起こせば、今年一月のリサイタルで初めて出逢い ≪ひと声惚れ≫ で是程の
熱病に侵されるとは思いも因らず~ 紆余曲折?!~ドタキャンと云う不遇にもめげず
然し思いも因らぬ ≪セルヴァンテスのプログラム≫ が飛入りしたり~ 久々感動の
個人好みに出会え~ 情感溢れるイタリアン・テナーを味えた充実の一年は~あっと
云う間に終ってしまった~!!! 

来年に向けて一段と実るだろうと期待の矢先~ 数々のキャンセル情報に~ ガックリ
意気消沈~トホホ~状態~!!! 然しながら少々マンネリ化が進む好みの歌手陣:演目
リストに新風を吹き込み~ 活性化を図れる美声に巡り合え感激もひとしお~!!! 
2013年に期待を膨らませ~ 出張観劇は何処へ~?*!!!*? そしてヴィットリオの
美声も一段と磨きが掛かる事を期待しつゝ~!!!

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補足~
ミュンヘン出掛け前~ 世界の天気予報は零下18℃ 『ウソッ~!! 』 では無かった~!!
機内では乗務員が 『 昨日は零下18℃だったわ~』と証明。 着陸時:零下10℃
辺り一面雪化粧~ エェッ~こんな厳寒の中で歌って居るの~?? どうぞ風邪など
召しませぬ様に~ と祈りつゝ~!☆!

白銀の中~ クリスマス・マーケットが立ち並び、活気溢れるミュンヘンの街~**
冷え切った部屋で暖を取る為~ ロドルフォの書き損じの紙をストーブで燃やしつゝ
手をすり合わせ体を温め~ そんなイメージぴったりの背景~ 観客も一緒に冷気を
感じた~!!  灼熱のオランジュ 『 何故真夏に 【 ラ ボエーム 】 ~?? 』 あの時も
そう思った~が、厳寒のミュンヘンで聴く≪ラ ボエーム≫ は印象深かった~***

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