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コンサート*ウィーンフィル ☆ ザルツブルク音楽祭~♪♪ [ザルツブルグ]

雷雨に叩き付けられる様な~ スコールの様な激しい演奏~ 心が洗われる清々しさ~
終演と共に自らが昇天する心持~ 偉大な演奏を全身で受け止た~ ブルックナー:
交響曲9番~☆彡 平土間 @ 舞台取っ付き二列目と云う席を調達され~ 演奏家の
足元しか見えない席:舞台の上から降り注ぐ強烈な音の応酬~ ウィーンフィルの
演奏を是ほど強烈な音響で聴いた事は初めて 満身のバレムボイム氏 @ 指揮
衰えぬ体力を感ずるが~ 若くは無い呉々もご自愛賜り度いもので有る~◎●◎ 

ウィーンコーラス隊も絶叫的な迫力~ マックス・レゲール @ レクイエムを合唱~☆彡
バリトン:ソロ @ プラシド・ドミンゴ氏~ 旅の本命だった?♪(^^♪ 精力的な歌唱を
ご披露頂いた~(^^♪ 然しながら~ 選曲が違うとは云え~ マドリッドの様な艶のある
美声は残念ながら拝聴出来なかった~§ДЮ 多少潤いに欠け潤滑油を要する感は
否めず~☆彡 このひと月間 @ 大劇場や屋外コンサートが続いた事も影響した
要因かも~??  余り無理せず声を大事にして欲しいと切に願いつゝ~\\*^:^* //

……IN……MEMORIAM……LORIN……MAAZEL…
2014年7月23日  ザルツブルグ音楽祭≪オープニング・コンサート≫
☆Bariton PLACIDO DOMINGO / バリトン:プラシド・ドミンゴ

Choreinstudierung WIENER SINGVEREIN : JOHANNES PRINZ
   ウィーン合唱隊:コーラスマスター:ヨハネス・プリンツ
WIENER PHILHARMONIKER / 演奏:ウィーンフィルハーモニカー

Dirigent DANIEL BARENBOIM / 指揮:ダニエル・バレムボイム
         ...............................................................
演目
WOLFGANG AMADEUS MOZART /
Maurerische Trauermusik c-Moll KV 477/Adagio
喪の音楽~としてロリン・マァゼル追悼の為に追加プログラムされていた。

MAX REGER / Requiem op.144b nach Worten Friedrich Hebbels
fur Solostimme, Chor und Orchester, Hebbel-Requiem / Molto sostenuto

ANTON BRUCKNER / Symphonie Nr.4Es-Dur, Romantische WAB 104
Beweg, nicht zu schnell
Andate quasi Allegretto
Scherzo: Bewegt ? Trio:Nich zu schnell. Keinesfalls schleppend
Finale: Bewegt,doch nicht zu schnell

当初、今年の音楽祭プログラムとして~
OUVERTURE SPIRITUELLE / WINERE PHILHARMONIKER
DANIEL BAREMBOIM / PLACIDO DOMINGO
WIENER SINGVEREIN / WIENER PHILHARMONIKER
BRUCKNER ? DIE NEUN SYMPHONIEN
~が組まれていた。

7月13日のロリン・マァゼル氏の訃報により ウィーン・フィルと深い馴染みから
急遽 [追悼]として モーツアルトの喪の音楽:アダジョが追加され~ 演奏後:奏者 &
観客~ 全員起立で黙祷を捧げた~◆■◆ 巨匠カラヤンの追悼コンサートも丁度
訪れた7月 @ 大ホール上階から涙したのを想い出した。。。
  
……………………………………………………………………….

巴里⇒ ミュンヘン ⇒ ザルツブルクの道程が長く~ 昨年で懲りた為、今年はウィーン
経由を検討。 然し一月違いの昨年8月 ⇒ 今年7月@ ミュンヘン音楽祭に間に合った
~ホッ と言う訳で、本来ミュンヘン泊は【序】だった~◎*◎
瓢箪から駒 @ 聴きたい演目連日のミュンヘン音楽祭に間に合って~ 感謝:観劇の
連夜を過ごした~(^^♪

連日の???にもめげず~ 昼は引籠り夜な夜な劇場通い~ 2か月の工事の疲れを
癒す機会に恵まれダブルチャンスだった~@@ 街中に溢れる観光客と??傘からの
逃避~今日はザルツへ移動日~ 流石のドミンゴ氏 [晴れ]男の異名を持つほどに~
晴天に恵まれ~ コンサート @ 18H の昼下がり~ 昨年と違い猛暑は逃れ助かった
~フゥッ~ 明日の車中 & 機内で色々な思い出が脳裏に蘇る事だろう~☆彡

追記
今、昨夜の感動に浸りながら~ たった15分足らずのドミンゴ氏の歌唱 氏はいつも
最初の出だし声が滑らかで無いのを思い出した~♪ 今回は通常の開始部分程の歌唱
だった為、調子が上がらない内に終わってしまったのだろう~ トホホ~!! 
個人的に勝手な原因解明でホッ~♪(^^♪  失礼致しました~ДΨД
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ファルスタッフ @ カザ・ヴェルディ ★ ザルツブルグ音楽際~♪♪♪ [ザルツブルグ]

2013年 @ ミラノ 【 Casa Verdi =ヴェルディの館 】 紗幕に写し出される
現在の外観~ヴェルディが晩年過したとされる 《 私設 * 老人ホーム 》 と
呼ぶべきか?? !! 現役をリタイアしたオペラ歌手を始め 指揮者 & 音楽家の
暮す館 と伺うが ?? ダスティン・ホフマンの映画 ≪人生のオペラハウス≫
もこの館からイメージした作品なのだろうか *?*?*
未観劇なので判断しかねるが [曇り][曇り]

舞台が開くと其処は【 カザ:ヴェルディ 】 のサロン 車椅子のご高齢者
静かにピアノを弾く高齢の紳士 制服姿の介護ヘルパー etc 序曲が終ると
このサロンは後方に下がり 舞台が前:後に ドアで仕切られ 前方 @ 現実
サロンのソファに長々横たわり睡眠を貪る ≪ ファルスタッフ ≫ 夢 現 の
二次元同時進行 *?* 80歳のヴェルディ自身 行く末を見据えながら
人間ドラマをほのぼの描いたのだろう と想像させる演出に共感を覚える●◎○

≪ カザ * ファルスタッフ≫ のサロンで繰り広げられるドタバタ喜劇 と云う
趣向の演出 !!! 時折 ドアを開け 後方の高齢者 & ヘルパーを見せる事で
夢か誠か錯覚に陥る?? 観客然り !! センス良くオーソドックスに纏めた
【 老人の館 】 を表現 舞台装置 & ダンディな英国紳士風衣装で瀟洒なサロン
シンプルで粋なお洒落感覚  小物を移動するだけで場面が変る  流石
イタリアン演出家軍団 @ 品良く纏まり安堵~ホッ !!! !!  

上品な淑女の衣装の下には誘惑を忍ばせ 強かな三女性のユーモア溢れる奮闘
且つ 少々お転婆にエロティックさも加味して 眠りこけるファルスタッフを
誘惑 時折、カザ の高齢者が紗幕映像でご登場 舞台装置はサロンを中心に
した一場のみ 然しCG投影で舞台をより効果的に演出  楽しく退屈せず
好印象の公演だった~◎○●

本来、曲も物語も少々退屈  個人的には興味薄のヴェルディ ≪ ファルスタッフ ≫
まして好みの歌手が歌う演目でも無く~ 率先して足を運ぶ事は無かった ◆△■▼
今回も マリス・ヤンソンス指揮:コンサート ≪グスタフ・マーラー* 交響曲 第二≫
か ≪ファルスタッフ≫ か?? 最期まで迷った挙げく *♪* 何たって生誕200年際
≪ ヴェルディ ★ イヤー ≫ に敬意を表して≪ファルスタッフ≫に軍配 ♪*♪*♪*★

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2013年8月6日 ザルツブルグ音楽際 ≪ ファルスタッフ ≫
★指揮:Zubin Mehta / 演出:Damiano Michieletto / 舞台装置:Paolo Fantin
衣装:Carla Teti / 照明:Alessandro Carletti / 劇作家:Christian Arseni
コーラス・マスター:Walter Zeh / コーラス:Philharmonia Chor Wien
オーケストラ:Vienna Philharmonic
☆サ-・ジョン・ファルスタッフ:Ambrogio Maestri / ピストラ:Davide Fersini
フォード:Massimo Cavalletti / アリーチェ:Fiorenza Cedolins
ナンネッタ:Eleonora Buratto / フェントン:Javier Camarena
クィックリ夫人:Elisabeth Kulman /メグ・パージュ夫人:Stephanie Houtzeel
Dr.カユス:Luca Casalin / バルドルフォ:Gianluca Sorrentino

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☆久々のズービン・メッタ指揮 昔は良く聴かせて頂いた 勢いある指揮で
何時も元気一杯の迫力 魔弾の射手やアイーダは軍隊行進の様なテンポが
圧巻 ♪@♪

☆ファルスタッフ@アンブロジョ・マエストリ ≪ 愛の妙薬 @ ドルカマ-ラ ≫ も
当たり役 NY @ メトのライヴ・ヴューでネトレプコとの共演で熱演~!!!
声も然る事ながら体型は両役柄ともズバリ * タイプ 演技も其れなりにOK Ψ§

☆若手、フォード@マッシモ・カヴァレッティが好演 !! 今迄も ≪シモン:B≫
パオロ、 ≪ カルメン ≫ エスカミヨ 、 ≪ ラ ボエム ≫ ショナール等  色々
聴いているが 歌唱力 & 演技と申し分の無い 安定したバリトンの座を確立
しつつある !!! ☆女性陣は粒揃い 息の合った演技で楽しませて頂いた。

でもやはり個人的には時々間延びする感は否めない ≪ オテロ ≫ 後の作品とは
想像し難い 個人的には ≪ エルナニ ≫ ≪ オテロ ≫ ≪ 運命の力 ≫ ≪ アイーダ ≫
≪ アッティラ ≫ etc   ヴェルディ * お得意の迫力あるコンチェルタートが
大好き ★♪☆♪★

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出掛け前、ドミンゴ出演情報収集の為、サイトチェックする中 ≪ファルスタッフ≫
初日の舞台写真登場 @ オーソドックスな舞台装置: ヴィジュアル点で気に入り
即決~ホッ!!! @ チケット現地調達の為、着後 早速ボックス・オフィスへ ⇒
奇遇にも≪ ファルスタッフ ≫ に遭遇 『 アッ~?? この巨人(失礼) まさか ?? 』
身長2m余り太った巨人が目の前に正真正銘 ≪ ファルスタッフ ≫ 出現 ¶θ ( ゚Д゚)

『 丁度、講演が始る所 』とかで担当者に勧誘されたが 『 独逸語解りません』
と謹んでご辞退申し上げると『 英訳が付きます 』 と云われてもそれ程の
執心無く !! ドミンゴなら兎も角▽◆ まぁ常日頃のミーハー情報収集家としては
本来興味を持ち参加を企てたかも?? 然し今回の目的は ≪ジャンヌ・ダルク≫
其の上、40℃近い猛暑 翌日の昼夜 @ ダブル観劇に向けた体力補強の為
早々に退散~ ホッ!!!

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朝7時半に自宅を出て既に10時間余りを経過 無事チケット入手で街を散策 *
昔は良かった[黒ハート] 巴里 ⇒ ザルツ間は自宅から4時間程度 !!! 然し、此処10年程
ご無沙汰の間に 巴里 ⇔ ザルツ間:AF直行便:廃止で所要時間8時間半~ウッフ!!!

それも細切れ行動を強いられ 自宅 ⇒ 空港 ⇒ フライト⇒ ミュンヘン⇒ 市内 ⇒
列車 @ ザルツ の旅程は延々8時間半 ¶Ψ¶  既にNYに到着してる頃かも(苦笑)
この所要時間を机上計算で甘く観て[目] 復路のフライト予約した為、ホテル発
午前7時半正味二泊1日の滞在 ≪ジャンヌ・ダルク≫ の如く鉄の精神を持って
赴く羽目に [モータースポーツ] !!! 然し結果は超濃厚 @ ダブル*オペラ鑑賞で大感激★♪☆♪★

猛暑の中、昼間の市内観光等 至難の業 [あせあせ(飛び散る汗)] 1時間歩くともぅ[あせあせ(飛び散る汗)] too much !!!
5回目のザルツともなると 名所巡りも興味薄。 86年訪問の折、ザルツを5回も
再訪するとは思いも因らず 同行の姉と二人でロマンティック気分で 観光に
勤しんだ!!♪♪ [バス]≪ サウンド・オブ・ミュージック ≫ ツアーに参加  美しい
景色を満喫  マリアの家[家]も車窓から眺めた のどかなドライブだった~***

あの頃は興味本位でドイツ国境:廃坑の岩塩も訪問したが 白いトレパンの
様なユニフォームを着せられ 狭い坑道をトロッコで運ばれ 付いた先で
皮敷を充て地下へ滑り降り~ 岩塩発掘跡 の塩湖を見学したり 狭い
エレベーターに押込まれ [ 何故かアウシュビッツへ送られる状況を一人密かに
思い浮かべ ] 出口へ フゥッ!!! 閉所恐怖症に取って二度と来る事は無い
と心に誓った ▽◆ 若かりし頃の経験~ 今思えば貴重な想い出の一頁に
君臨 Ψ◎¶○§◎Σ◎

其れにしても80歳近いヴェルディが ≪ ファルスタッフ ≫ 作曲 72歳のドミンゴが
30代に負けない声量 この先の計画情報も飛んで来る中 好きな道を究める事が、
どれ程のパワーを発揮するか…☆@♪ 素晴らしい人生を送る方々を目の当りに
活きる 此方も頑張らなければ と拍車が掛かり とんでもない経験を重ねつゝも
幸せな人生に恵まれ感謝の日々 !!♪!!♪!!

・・・☆@♪・・・★@♪・・・☆@♪・・・★@♪・・・

追憶: 1982年12月14日 巴里 @ ガルニエオペラ座 ≪ ファルスタッフ ≫
★指揮:Seiji Ozawa / 演出:Georges Wilson / 舞台 & 衣装:Hubert Monloup
ファルスタッフ:Juan Pons / フェントン:Paolo Barbacini
フォード:Walton Gronroos / カユス医師:Michel Senechal
アリーチェ:Patricia Wells / ナンネッタ:Christine Barbaux
メグ・パージュ:Brenda Boozer / クィックリィ:Nucci Condo
バルドルフォ:Renmy Corazza / ピストラ:Constantin Dumitru

☆オペラ ⇒ 初心者の頃、≪ファルスタッフ≫ が何か 曲も物語も知らず
【小沢征爾】の名前に釣られて足を運んだのだろう▼◇▲ 然し好きには
なれないオペラだった。 この体験が後々興味薄リストの上位を占める事に!!

☆今、プログラムを見直して驚嘆 !! ファン・ポンスが、タイトルロールだった
とは >> 当初、バスを歌って居て 同郷のモンセラ・カバリエに
『 貴方の声はバリトン 』と云われ バス活動を休んで声の調整後、無名の
バリトンで再出発~▼◇◎ 丁度、1980年12月7日 @ スカラ座:開幕
≪ファルスタッフ≫ で前代未聞の大成功を収めた 二年後の公演だった何て
当時は知る由も無かった~ ¶θΩΨΣ

*****♪********♪********♪********♪********♪*****

1982年12月22日 ウィーン @ フォルックスオパー≪ウィンザーの陽気な女房達≫
★指揮:Rudolf Bibl / 演出:Gerhard Klingenberg
ファルスタッフ:Artue Korn / カユス:Hans Kraemmer
フルート:Robert Granzer / フルート夫人:Granciela de Gyldenfeld
ライヒ:Rudolf Weiss / ライヒ夫人:Diane Elias / シュぺリッヒ:Peter Baillie
アンナ・ライヒの娘:Gertrud Ottenthal / フェントン:John Dickie

☆Otto Nicolai 作曲 & William Sharkerspeares 原作 @ 原作が同じ為、
物語の本筋は変らないが 台本に因って多々内容が異なる。。 然し、
いずれにしても理解未熟のヴェルディ ≪ファルスタッフ≫ から 一週間後
同じ主人公≪ ファルスタッフ ≫ に遭遇 @@ 後に ≪ ファルスタッフ ≫
と聞くと『 もぅ良い何回も聴いたし[耳] 』 風に興味は殆ど消え失せた !!
『 素晴らしいオペラ 』 『 すっごく楽しいじゃないですか 』 と云われても
Non Mercie 好みは万別 中々食指は延びないのが本音*!!☆!!*

★@♪・・・★@♪・・・☆@♪・・・★@♪・・・★@♪
追憶:
1992年9月29日 メトロポリタン @ NY ≪ファルスタッフ≫
★指揮:James Levine / 演出:Franco Zeffirelli ⇒ 舞台装置 & 衣装
照明:Gil Wechsler / コーラス・マスター:Raymond Hughes
☆サ-・ジョン・ファルスタッフ:Paul Plishka / ピストラ:James Courtney
 アリーチェ・フォード夫人:Mirella Freni / フォード:Bruno Pola
ナンネッタ:Barbara Bonney / フェントン:Frank Lopardo
クィックリ夫人:Marilyn Horne / Dr.カユス:Piero de Palma
メグ・パージュ夫人:Susan Graham / バルドルフォ:Anthony laciura

まさか 初観劇から10年後に観て居たとは忘却の彼方 @??@ 何となく
うろ覚えの記憶が漂い 資料を探り当てた ホッ!! 演出 & 舞台:衣装
ゼッフィレリだった何て>> バブル当時のメト ゼフィレリの作品が多く
[ 浪費演出] と云われたが 何時も素晴らしい舞台 豪華絢爛の演出にも
魅了され 恵まれた良き時代に感謝~**

☆歌手も女性陣は、蒼々たるメンバーが名を連ねているのに驚き ★♪★
80年代末から90年代は 年に2~3回、滞在日程も1週間位で良く通った[飛行機]
フゥッ !!昔【一週間に十日来い 】と云う歌謡曲が有ったが 6日間で
7観劇出来るメト !! マチネ&イヴニング 土曜は昼夜二回 当時:昼@
パヴァロッティ≪リゴレット≫ 夜@ドミンゴ ≪ サムソン & ダリラ ≫ と
贅沢な至福の時を過ごした想い出も[曇り]★@♪

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ジャンヌ・ダルク @ ザルツブルグ ★ フェスティヴァル~♪♪♪ [ザルツブルグ]

素晴らしい生命力と気力で回復され~ 元気なお姿に御目通り & 美声をご披露
頂いたプラシド・ドミンゴ氏の復帰に感謝感激~!♪\\♪! 強烈に心に刻まれ~
二度と聴けない様な偉大な公演に遭遇~と云う幸せを又また更新~♪★♪
良いのかなぁ~ こんな幸せを感じられる老後を満喫していて~@\@\
驚異的な速さで健康回復を遂げられたドミンゴ氏の元気の素をお裾分け頂いた
二泊3日(正味2日)の駆け足旅行~ フゥッ~!:!:!

肺塞栓からたった四週間足らず~ 3~4週間の要休養と、ドクターストップが
掛った状況の中~ 最期まで不安と隣り合せの日々だった~▽●◆△ 其の上、
初めて聴く曲@コンサート形式 ≪ ジョヴァンナ・ダルコ伊=仏 ジャンヌ・ダルク ≫
幾ら ジゥゼッぺ・ヴェルディ作曲と云われても~ 物語の内容を考えると多少の
不安と期待を胸に赴いたが~ 流石 マエストロ:ドミンゴ氏 & 巨匠【 ヴェルディ 】
壮絶な迫力で2時間15分が 『 アッ !!! 』 と過ぎ去った~!♪!♪!

穏やかに奏でるプロローグ 『 エェッ~? 是ってヴェルディ~¿? 』 風に何とも
云えない小鳥のさえずりや木の葉のそよぐ爽やかさ~目の前に広がる のどかな
ノルマンディーの田園風景~ ジャンヌ がひとり羊と戯れる~ そんなイメージの
湧く序曲から入る~まるで “ ヴェルディ ” らしからぬ曲~ パストラルの雰囲気で
聴き入り~ 次第に強烈なヴェルディのドラマに引込まれて行った~♪@\@♪

登場人物 @ ジャンヌ・ダルク & その父:ジアコモ + フランス王:カルロ7世~
この三人の主役が織りなす歴史ドラマ~ しかも舞台の無いコンサート形式と
云う声と曲だけで想像を巡らす状況に於いて指揮者 & ドラマティック歌唱の
大物歌手~ 迫力のオケ & コーラス隊 音響抜群のフェスティヴァルホール~
全てが揃い感動的大成功の公演を導いたのだろう~!!★!!★!!

娘・ジャンヌ・ダルクへの不信感から 募る父親の苦悩~ ジャンヌの父親:
ジアコモ @プラシド・ドミンゴ 病み上りを感じさせない声量~ 信じ難い溢れる
感情描写は演ずる程に 胸に手を充てる仕草が痛々しく~ 悪魔に傾倒したと
思い込み、心痛める父親の嘆き 表現豊かでドラマティック性を帯びた音質から
ひしと感じ取れる心情~:\:/: まるで舞台を観ている様に描かれる筋を追った 
哀愁帯びる父娘の別離~ 間も無く届くジャンヌの訃報~ 打ちひしがれ悲しみに
暮れる父の姿が瞼に残る~%%%

羊飼の娘から~ 国の為に戦う決意を固める勇ましい ジャンヌ・ダルクへ~
益々輝きを伴う豊かな声量のアンナ・ネトレプコ~ 柔軟性を帯びる繊細な
フレーズはドラマティックさがより強調される~♪♪  戦いに向う壮絶な歌唱
愛情豊かに父との別れ~ そして天に召されていく厳かな音質を奏るアリア~
余りの素晴らしさに背筋を電光が走り抜けた~!!! 今一番と感じさせる
素晴らしい歌唱力で抜群の存在感を誇る~アンナ・ネトレプコ~ !♪★♪!

主役: 三人目:カルロ7世:フランチェスコ・メリ~ 元気一杯に強烈な
歌唱を披露少々頑張り過ぎの粗さも感じられたが~ 先輩諸氏の影響も
有ってか~ 指揮者の指導か?音域広くドラマティックな表現も見受けられた~!! 
ドミンゴ & デ ビアジオ 系の声質美声で声量も有り~ 演ずる役も幅広く33歳と
云う若さから今後が期待されるが、残念ながら未だ、カリスマに欠ける ¿?
【 華が無い】~ 演技が上手くなれば自然と身に付くのだろうか~¿?

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2013年8月6日 ザルツブルグ フェスティヴァル ≪ ジョヴァンナ・ダルコ ≫
★指揮:Paolo Carignani / オーケストラ:Münchner Rundfunkorchester
コーラスマスター:Walter Zeh / コーラス:Philharmonia Chor Wien
ジョヴァンナ・ダルコ:Anna Netrebko / カルロVII.世:Francesco Meli
ジアコモ:Plácido Domingo / デリル:Johannes Dunz
タルボ・英国軍指揮官:Roberto Tagliavini
  
   *****@********@********@********@*****
35℃を越す猛暑のザルツブルグ~ フゥッ~!!! 余りの暑さにお手上げ~ と云うか
此処で、2泊以上滞在したら~ また得意の引籠りに徹しただろう~¿?!!!
然しながらドミンゴ氏のお元気な美声と迫力も熱気を帯び~ 汗だくの大感激に
浸った~!!!! ファンサーヴィスも欠かさず~ カーテンコールも率先され精力的に
改めて脱帽~★☆★ 呉々もご自愛頂き度いと祈りつゝ・・・*@*@*

コンサート会場は初めて訪れた86年7月 ≪ 魔笛 ≫を聴いた会場~ 裏山の
岩壁を背景に前に造られた三段のアーチ~ タミーノ& パミ-ナが試練に立ち
向かい突き進む毎、順にアーチに明りが灯されて行く大好きな演出~ 懐かしい
感傷に浸りつゝ~ ΩΨΩΩΨΩ

ジャンヌ・ダルクが天に召される最期のアリア~ 金の衣装でこのアーチを背景に
一人中央に立つジャンヌ:ネトレプコ~ 堂々とした姿に後光がさす様な神々しさを
感じさせ~ 抜群の存在感~**  自然体で演ずる彼女の人間性 & 美声に
惚れ惚れ~ 美貌も併せ大好きなソプラノ~♪♪♪

    。。^。。^。。^。。^。。^。。^。。^。。^。。

夏のフェスティヴァル “ イヴェント ” とは言え~ カラヤン創設の音楽際は大衆向け
野外劇場のフェスティヴァルとは趣旨が異なり~ 音楽好き富裕層を目的とした
ザルツは優雅な社交場でも有る~** ファッションもその昔は、派手なオート
クチュールが溢れ~90年代末から2000年始め頃は、ミニマリストの流行で
大半が黒~ 個性も面白みも無く~華やかかりしザルツは終焉を迎えたか~と
ファッション好きは意気消沈~▽◆△■▼

然し今回は色彩豊かにお洒落な観客が増え~ 興味深く楽しいフェスティヴァルに
戻りつゝ有る様な気配を感じ~楽しかった~~$◎%●&◎$●%◎&

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カラヤン★ライヴの想い出♪♪♪ [ザルツブルグ]

記憶とはこんな不確かなものか~? と言うか、思い込み~ と言うか年と共に
忘却の彼方へ ≪カラヤンの追悼コンサート≫ を想い出しながら~ ザルツに
着いた翌日 ≪ 仮面舞踏会 ≫ の前日、1989年7月30日と記憶して居たが、古い
資料を紐解いて不確かな記憶が判明… 

ザルツ @ 7月28日 ≪ テートの慈悲 ≫ 29日 ≪ チェネレントラ ≫
30日 ≪ ガラ・コンサート ≫ 31日 ≪ 仮面舞踏会 ≫ と滞在した事が解った、
若しかしたら28日だったかも知れない~♪♪

何しろあの日はプログラムも何も無く、チケットも入場整理券で控えは無い。 
記憶にあるのは、中央階段の上階から舞台の演奏を見下し ≪ エロイカ ≫ に
涙した事と、舞台に近い中央席にカラヤン夫人とお嬢様が肩を寄せ合い、
悲しげに演奏を聴いてらした後ろ姿が、印象に深く残って居るだけ~♪♪

★ カラヤンを初めて聴いたのはパリ @ サル・プレイエル
≪ ベルリンフィル: コンサート≫ 
  初日1985年4月28日:モーツアルト & シュトラウス
  2日目4月30日:ブラームス:交響曲3番 & 2番。

翌年1986年7月30日にザルツブルグでオペラ ≪カルメン≫ を聴いた。 
ホセ・カレラス、ホセ・ヴァンダム、フィアマ・イゾ・ダミコ~ 残念ながら
カルメン適役のアニエス・バルツァは、公演前にカラヤンとのトラブルで降板。

亡くなる前 1988年10月5日 パリ:シャンゼリゼ劇場で再び聴いた
≪ベルリンフィル:コンサート≫
アーノルド・シェーンべルグ / ブラームス:交響曲1番
カラヤンのコンサートとオペラ:ライヴで聴けた貴重な想い出~♪♪ 

他の指揮者よりテンポが速く、カール・ベームの演奏と比べても、カラヤンは
カセット1本で収録、ベームは2本(正味約1本半)の違い。 テンポの違いを
感じたのは、コンサートよりオペラだった。 ザルツ ≪ カルメン ≫ で~
カレラスの歌い出しに違和感を感じた。  ちょっと急かされて居る感じ~ と
言うのもこの前年、1985年1月10日:ミラノ スカラ座で、クラウディオ・アバド
指揮の≪カルメン≫を既に聴いて居た。

         ♪~♪~♪~♪~♪~♪

アバド指揮、ホセ・カレラス、アニエス・バルツァ、ルッジェロ・ライモンディ
の最高キャスト~◎ 此のアバドとカラヤンの指揮に差が有った為、カレラスの
歌い出しが気になったが直ぐカラヤンのペースに引込まれた~ 他の指揮者と
テンポの差が顕著に表れる指揮者だった~♪♪♪  

★☆★ 1985年1月10日:ミラノ・スカラ座 ≪カルメン≫
☆指揮:クラウディオ・アバド / 演出:ピエロ・ファッジィオ二
カルメン:アニエス・バルツァ / ドン・ジョゼ:ホセ・カレラス
エスカミーヨ: ルッジェロ・ライモンディ:

この ≪ カルメン ≫ は生涯最高、全てが揃ったパーフェクトの舞台だった。  
20数年後~ 多くの舞台を観て~聴いて来て、改めてあの素晴らしい感激が蘇る。 
取分け当り役の、バルツァのカルメン&ライモンディのエスカミヨはピカイチ~★ 
声、演技、容姿、カリスマ、粋さ~がずば抜けたお二人だった~ ♪♪♪

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