ワルキューレ★バイロイト 2023 ~♪ [バイロイト.de]

嵐で停電? 電気工事人:フンディングが脚立の上で懐中電灯頼りに回路を
確認中? 部品が足りず外出[走る人] 留守中 頭陀袋片手に疲労困憊で迷込んだ
ジーグムンド〓[カバン] 妊婦(誰の子??) のジーグリンデが心配そうに気遣い
ジーグムンドに水を差しだす[ビール][バー]

まぁこんな幕開けで お腹の赤ちゃんが誰? フンディングの子? 是が
今回の[リング:[指輪]]の謎だかこじ付けだか?? 聞いても何かさっぱり
理解出来ず[曇り][曇り] 説明受けても別に重要 ポイントは如何でも良い感じで
『まぁ何でも有りで良いかな?』(苦笑)

昨年も思ったが 若い演出家:失業対策かと思える程に多くの不要な?
登場人物を彼方此方に配置。 物語の説明に人材を登場させているのか?
ヴォタンとフリッカが揉めている所 周りをSP隊の様な男性諸君を配置 
水が零れるとメイドカフェ衣装の使用人が バケツと雑巾持って登場[喫茶店][バー]

もう此処迄来ると笑う他ないコメディ? ジーグムンド& フンディング
との闘いで ブリュンヒルデが ジーグムンドを天国へ導く会話中 隣室に
ヴォタンが現れ確認の為?? 待機。 フリッカも様子伺い? 傍で成行きを
見張ると云う説明的 余計な登場人物。 創造性の無い演出家? 想像
出来ない観客向け 親切に説明を施す趣旨なのであろうか?? 

漫画見過ぎの若い演出家群団が ご自分達の演出を想像出来ない観客に
丁寧に『実はこうなんですよ』風に態々関連人物を登場させてご説明?
原作遠のく舞台進行 物語を追うと言うより 舞台装置の前で演じる学芸会。
フンディングと戦うジーグムンドは 戦わずして 背後から父ヴォータンに
銃殺される〓 『何か良く分からない?』 侭に舞台は進展[走る人][目][耳]


・・・( ^ω^)・・・DIE WALKURE・・・( ^ω^)・・・

2023年7月27日 バイロイト≪ワルキューレ≫
指揮:Pietari Inkinen
演出:Valentin Schwarz  / 舞台装置:Andrea Cozzi
衣装:Andy Besuch / 脚本:Konrad Kuhn
照明:Reinhard Traub / VIDEO:Luis August Krawen
Siegmund:Klaus Florian Vogt / Hunding:Georg Zeppenfeld
Wotan:Tomasz Konieczny / Sieglinde:Elisabeth Teige
Brunnhilde:Catherine Foster / Fricka:Christa Mayer
Gerhilde:Kelly God / Ortlinde:Brit-Tone Mullertz
Waltraute:Claire Barnett-Jones / Schwertleite:Christa Mayer
Helmwige:Daniela Kohler / Grimgerde:Marie Henriette Reinhold
Siegrune:Stephanie Houtzeel / Rossweisse:Simone Schroder

美声ジーグムンド:Klaus Florian Vogt クラウス フロリアン フォクト
数少ないワグナーテナーで 益々存在感発揮\(^o^)/[るんるん]

ジーグリンデ:Elisabeth Teige エリザベス テーゲ 演技力伴う美麗な
音色 可憐なジーグリンデを演じた[手(チョキ)] 初演のLise Davidsenリゼ
ダヴィドセンより小柄でフォクトとのバランスも良く愛らしかった[黒ハート] 
妊婦姿も気にならず〓〓

フンディング:Georg Zeppenfeldゲオルグ ゼッペンフェルト バイロイト
音楽祭に欠かせないバスとして 略毎日出ずっぱり 歌い込んで居るので
申し分無く役柄を熟している 重要な脇役。

ヴォタン:Tomasz Konieczny トマス コニツェニィも今回はヴォタン
旅人と同一人物が演じた。 昨年はヴォタンのキャストが日替りだった。 
昔は J.トムリンソン:A.タイトス:F.シュトルックマン:A.ドメン等
ヴォタンは独りで3演目通して演じたが 近年は酷い演出の関係か? 
日替りキャストに変っていた。

この演出 @ 派手なスーツ姿で大企業のオーナー風情のヴォタン
声質:演技共に無難な役造りで 喝采を浴びた コニツェニィ[指でOK] 
昔の様なヴォタンの貫録や威厳と云うものは必要なく 逆に現代的
演出では普通に演じる事が重要?なのだろう[普通]に美声を奏でた(笑)

ブリュンヒルデ:Catherine Foster カテリナ フォスター 前回の
≪リング≫で既に拝聴。 今回も≪ワルキューレ≫≪神々の黄昏≫で
演技:歌唱共に年季の入った ブリュンヒルデを演じた

フリッカ:Christa Mayerクリスタ マイヤー 個人的には美声から少し
外れる声質では有るが 此方も貫禄のフリッカを演じた。 まぁこの
演出では全員が其々の役を無難に熟したと言う感じ[曇り] 指揮者然り[るんるん]

果てさて此の章から 得体の知れないロン毛の執事がジーグリンデを
エスコート 生まれた子供を抱き抱え『エッあれ誰?』風にご登場[目]

役を理解して演じるとかは不要 演出家の思う侭に立ち位置把握して?
そんな風に感じ取れる演出。 誰が見ても 何方の感想伺っても 誰もが
ネガティブ回答[涙] 『もう良い~』風な意見も多く 昨年の評判で激減
目の前の2列10席近くが空席 ドアを閉めた後 係員が中央に詰める様
促して其々観易い席へ大移動 個人的には見晴らしが良くなって最適[目]

チケットに態々名前を明記の上 入場時にはパスーポート等 写真付き
身分証明書と一緒に提示と云う物々しさは変わらず。 座席手前の入口
でさえチケット再表示と云う厳重チェック。 天井桟敷から空席に移動
するバスティユとは大違い。幾らワグナーの孫娘としても この度は
苦境を感じさせるネガティブ演出にチケット売残り。 今後のカテリナ
ワグナーの立場や如何に??? 

24年の≪リング≫は 未だこの演出で有るが フィリップ ジョルダン
指揮に変るそうな?? 何れにしてもコロナ禍に因るキャンセルで一年
短縮公演は 此の魅悪演出に取って 幸いだったかもしれない。。。

26年の新リングの年はバイロイト祝祭劇場150周年とかで 全10演目
(含むRIENZ) を計画しているそうな[メモ][メモ]

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タンホイザー★バイロイト 2023 ~♪ [バイロイト.de]

チケット予約の折 どういう訳か1日スルーして居た(苦笑) 出掛け前
旅準備 @ 名前を記入して印刷完了。 日付毎に並べて『エッ?』28日が
抜けてる『この日何も無かったかな??』カレンダーを確認すると( ゚Д゚)
≪タンホイザー≫だった。

『嘘』予約入れ忘れた上 確認請求書が届いた際も気付かず[メモ] と云うか
最近何か思い込みで確認せず昔からの[ついうっかり] が頻繁になった[涙]
巴里でも開演時間の間違え 印刷したその日でも見逃して居たり確認せず
の思い込み。 思いたくないが[歳のせい? ボケ?]進行中?[涙]

そんな訳で この旅は危機一髪に遭遇[目] 売残り≪リング≫ を他所眼に
≪タンホイザー≫ 気付いた時には既に完売。 現地で当日券に挑戦と言う
初体験で長蛇の列に参加[最後の一枚]を手繰り寄せ安堵 (ホッ)

然しながら視界不良の聴くだけ席[耳]『まぁ良いか それ程 興味ある演出
でも無し もう一度観てるし』と聴くだけ席での目的K.Fフォクトの美声。
シュテファン・グルド ⇒ クラウス・フロリアン・フォクトへキャスト
変更 そんな訳でチケット争奪戦に輪を掛けた?? 

30余年で初経験の天井桟敷 11ユーロ 初挑戦 @ フォクトのタンホイザー
拝聴 2年前の舞台を想い浮かべつゝパリアッチのピエロ風衣装の
タンホイザー:ジョセフィヌベケー風黒人女性:ブリキの太鼓風小男:
超スリムなスパンコールのドレスに 身を包んだ ヴェニュス等 
キャンピングカーに乗込んだ旅芸人がCG投影される林:森を駆け巡る
映像が思い浮かぶ[曇り][目][曇り]

前奏曲を聴きながら鮮明に蘇るイメージを辿りつゝ素晴らしい音響で
美声を拝聴出来た[耳] 声に集中する事がこれ程充実するものか[耳][耳]
美しい天井を眺めながら繊細なフォクトの美声に陶酔[るんるん]

~~~[耳]~~TANNHAUSER~~[耳]~~~

2023年7月28日 バイロイト≪タンホイザー≫
指揮:Nathalie Stutzmann
演出:Tobias Kratzer / 舞台装置&衣装:Rainer Sellmaier
照明:Reinhard Traub / VIDEO: Manuel Braun
脚本:Konrad Kuhn / コーラスマスター:Eberhard Friedrich
Landgraf Hermann:Gunther Groissbock
Tannhauser:Klaus Florian Vogt
Elisabeth:Elisabeth Teige / Reinmar von Zweter:Jens-Erik Aasbo
Venus:Ekaterina Gubanova / Biterolf:Olafur Sigurdarson
Wolfram von Eschenbach:Markus Eiche
Walther:Siyabonga Maqungo / Heinrich:Jorge Rodriguez-Norton

今年は女性指揮者Nathalie Stutzmann ナタリー・シュトゥツマンに交替
≪オランダ人≫ 指揮のウクライナ女性 Oksana Lyniv オクサナ リニフ
デビュー後 女性指揮者採用の増えているバイロイト 非常に精力的な
指揮で公演を成功させた。 休憩時間にご両親に遭遇 にっこり挨拶された
が此方は何方か存じ上げず(苦笑) 娘さんの為 ご愛敬だったのか?

何処迄も伸びる高音 K.F.フォクトのタンホイザーは素晴らしかった[指でOK]
J.ボッタやS.グルドの豊かな声質とは違った 繊細な響き奏でる美麗な
音色 あの演出であれば舞台姿観ずとも声に陶酔[るんるん]

エリザベッタ Elisabeth Teige エリザベス テーゲ 前回のR.ダヴィドソン
降板で≪ワルキューレ≫ ジーグリンデと掛持ちしたが疲れ知らずの好演[手(チョキ)]

その他は 前回と同じキャストで構成され ヘルマン:Gunther Groissbock
ヴェニュス:Elisabeth Gubanova 共に安定した歌唱で成功を収めた

4階迄の階段を上り下り体力消耗と思われるが 盛装のご年配方も
多く見受けられ 例え天井桟敷とは云え 流石のバイロイト TPOの
消えた巴里とは違い気が引き締まる〓 

年に一度 @ 一週間 大好きなワグナー漬けで贅沢な時を過ごす
此の人生に悔いなし[黒ハート]と云った所か(笑) 聴くだけで有れば家で
録音を聴いても変り無い様に思えるが 例え聴くだけでも[耳]
生の醍醐味は半端ない[演劇][るんるん][演劇] あの狭い天井の低いスペースが
満席と云う新たな発見と驚きそして忘れ難い感激 ( ゚Д゚) 


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ジーグフリド★バイロイト 2023 ~♪ [バイロイト.de]

何だかんだ ≪リング≫ 3日目 恋に目覚める ≪ジーグフリド≫では
有るが この度は ブリュンヒルデをエスコート?するロン毛の執事登場
彼方此方でジーグフリドを遮る風な態度 ブリュンヒルデに恋している?
将又 守っているのか? 正体不明の執事(苦笑)

さて一幕は一般家庭で子供の誕生会に登場する ハート[黒ハート]の赤い風船が
暗すぎる舞台に彩を添え?[ひらめき]ジーグフリドがミーメに子供部屋の様な
バラックで ピストル(ノートン)の再生を嘆願中? 本来壊れたノートン
鋳物を梳かし叩き直す筈がこの演出では銃に置換えている[涙]

まぁ何でも良いけれど 部屋の中には人形ごっこの様な? 椅子に座る
ゲテモノ紛いのマリオネット風人形やら 得体の知れないおもちゃ類が
時々蹴飛ばされたり ひっくり返えされたりを観ると 演出家の潜在的
幼児性が感じ取れると 観客同士で意見交換[メモ]

演出の趣旨 ≪リング[指輪]≫ は指輪では無く子供に置換えたと云う
風な 良く分からない構想では有るが 其の為 頻繁に子供が現れる?
非情に下品な振付や衣装 暴力的シーンも多く常識も疑われる? 

今回のリング[本]プログラム購入せず。 独@英訳を読んでも理解は
到底無理と認識。 生の舞台を観劇してさえさっぱり理解出来ない為
解説本は不要 個人的に解る代物では無く[本] 無理せず自然の成行き
に任せ 演奏&歌唱に没頭 音響を愉しんだ[耳][るんるん][耳]

・・・( ^ω^)・・・SIEGFRIED・・・( ^ω^)・・・

2023年7月29日 バイロイト ≪ ジーグフリド ≫
指揮:Pietari Inkinen
演出:Valentin Schwarz  / 舞台装置:Andrea Cozzi
衣装:Andy Besuch / 脚本:Konrad Kuhn
照明:Reinhard Traub / VIDEO:Luis August Krawen
Siegfried:Andreas Schager / Mime:Arnold Bezuyen
Der Wanderer:Tomasz Konieczny
Alberich:Olafur Sigurdarson / Fafner:Tobias Kehrer
Erda:Okka von der Damerau
Brunnhilde:Daniela Kohler / Waldvogel:Alexandra Steiner

ピエタリ インキネンの指揮も 少しずつドラマティックにはなって
来たが 個人的には惹き込まれる程の魅力は感じられず特筆は無い。

ジーグフリード:Andreas Schager アンドレアス シャゲーは独壇場
コントロールが不在だと随所に爆声発揮 @ ベルリンデビュ当時が
過る(笑) ニュアンス伴う美しいフレーズも勿論 存在感発揮の
コメディアン

ブリュンヒルデ:Daniela Kohler ダニエラ コーレー 昨年に続き
繊細な美声をご披露頂き この演出では華奢な白のドレスでロン毛の
白馬執事にエスコートされ愛らしい少女風 ブリュンヒルデを演じた。

ワルキューレから登場する正体不明のこのロン毛執事は 実は白馬の
化身との情報も?? 神々の架空の世界@想像に任せ何でも在り??
一般常識から想像を巡らせると理解困難の演出家Valentin Schwarz
ヴァレンタン シュワルツ軍団。 舞台挨拶の折 膨大なブーイング
に晒され頭を上げられず 全員手を繋ぎ蟹歩きでご登場との情報も[メモ]

そんなこんな 取敢えず3話迄クリアー 然しあの簡易ベンチ風板張り
座席で4時間を惹き付けるワグナーの曲は天晴[モータースポーツ][るんるん][モータースポーツ] 必死で観て
いないと理解出来ない演出に因り舞台に集中[目] 演出の際どさも功を
奏して居るのだろうか?(苦笑) 

最近は世代交代で若い観客が増えているカーテンコールで嵐の様な
拍手と足踏 こうした観客には常識物語より物語詐称の方が興味深く
新鮮味があるのだろうか? 若い独ファンは子供の頃から独音楽で
生活し聴き慣れ そして音楽祭は先祖代々のチケット枠を継いでいる 
お孫さん達も多いのだろうか? 勝手な想像であるが[曇り][曇り]
長時間ワグナー観客に お子様が多いのも納得[るんるん]
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パルシファル★バイロイト 2023 ~♪ [バイロイト.de]

新演出 ≪パルシファル≫ワグナーデビュの予定で愉しみにして居た
Joseph Careja ヨセフ カレヤ 残念ながら ドクターストップで降板[涙]
代役は Andreas Schager アンドレアス シャゲー と云う事で今年の
バイロイトを背負う助っ人スター★★★

前回 ≪パルシファル≫もA.シャゲーで拝聴したが バイロイト専属歌手?
K.F.フォクトと二人でバイロイトを支えている貢献者\(^o^)/ 演出が
魅悪&不細工でも この二人が舞台に立つだけで 舞台に華が咲く存在感
抜群の二大スター★★ 

音楽祭開始前に体調不良で降板の Stefan Gould シュテファン グルドに
続き: Joseph Calleja ヨセフ カレヤと テナー二人降板の憂目に有ったが
幸い K.F.フォクト& A.シャゲーと云う二大ワグナーテナーが代演を引受
輝かしいキャスト変更に感謝感激[黒ハート] 

当初クンドリィもEkaterina Semenchukエカテリナ セメンチュクだった
が初回3公演降板で Elina Garanca エリナ ガランチャに変更。最終的には
後半4公演はEkaterina Gubanova エカテリナ グバノヴァ 代役となった。

エリナ ガランチャのワグナーは初めてだが 流石の歌唱力美麗な音質で
素晴らしかった[手(チョキ)] 只 残念ながらの演出でワルトラウト メイエーの様な
妖艶:魅惑のクンドリィにお目に掛かれず[涙] 酷い衣装と振付[あれ程
酷い衣装デザインが出来るのか?]と個人的に色彩&デザインの魅悪さに
呆れるが[曇り] 舞台装置然りその感覚は半端無かった( ゚Д゚) 

  ~~~[バー]~~PARSIFAL~~[バー]~~~

2023年7月30日 バイロイト ≪パルシファル≫
指揮:Pablo Heras-Casado
演出:Jay Scheib / 舞台装置:Mimi Lien
衣装:Meentje Nielsen / 照明:Rainer Casper
VIDEO:Joshua Higgason / 脚本:Marlene Schleicher
コーラスマスター:Eberhard Friedrich
Amfortas:Derek Welton / Titurel:Tobias Kehrer
Parsifal:Andreas Schager / Gurnemanz:Georg Zeppenfeld
Kundry:El?na Garan?a / Klingsor:Jordan Shanahan

観ていて粗筋を忘れる程『エッ是って パルシファルよね?』と自問自答
する演出でさっぱり頭に入らず『何是?』風な半分夢現の様な錯覚に陥る
二幕目は輪を掛けて トロピカルカラー満載 南国か? パルシファルを誘惑
する花の精達の衣装もグロテスク と云いたい放題で失礼[m(_ _)m] 
素晴らしい演奏と美麗な歌唱に[耳]耳だけ傾け [雨] 毎日 雨がちの涼しい
バイロイトで 南国トロピカル舞台の ビジュアルだけでも暖を凌いだ(苦笑)

※出掛け前 7月半ば過ぎ2週間近く 暑い日が続いた為 久々暑いバイロイト
と持ち物は真夏用を準備〓 然し8月に入っての予報は略連日雨模様[雨]
一日中では無く 降ったり止んだりの繰り返し 3幕目位になると 日も落ち
冷気が漂う。 そんな中で『ついうっかり』宿に戻ると 鼻水と仲良し(苦笑)

https://paridayori.exblog.jp

フェスティバル開催前 昔のウィーン劇場支配人 イアン ホーレンダー氏の
コラムを目にした[バイロイトは終るのだろうか]と警告を発した。原作と
掛離れた演出を続ければ 観客の足は遠のくだろう チケットゲットに何年も
待ち続けたファンは失望して去るだろう。

オペラ界全体、特に音楽をサポートするオリジナルの台本を無視、変更と
原作無視するオペラ界の責任者に対する警告であると共に バイロイト音楽祭
の魅力の低下を懸念している。 チケットが完売しないと言う事はヴォータン
が予言した結末は徐々に現実になる可能性があるという。

個人的にも正にその通りだと感ずる。 既に今年は≪リング≫のチケットが
売残り セット券を剥がし単券化して売り裁いている様な。 そんなこんな
色々物議を醸す 演出家群団とは言え まぁ歌手に救われれば怒りも半減と
云う事でチケット取れれば 又足を運ぶだろう?(苦笑) 指揮者&歌手陣
の質にも因るが [るんるん]

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神々の黄昏★バイロイト2023 ~♪ [バイロイト.de]

昨年端折って後悔無し[手(パー)] とは失礼だが 何れにしても演出に対しては
端折って正解だった様な気にさせられる[手(パー)][手(チョキ)] 歌手陣は皆 頑張って
酷い演出に立向い各自の理解範囲で演技 @ 歌唱を全う:アッパレ[モータースポーツ]

それにしても原作と掛離れていると想像も及ばない[涙] と云うか想像
させて頂ける物語とは程無い。その上 誰がどれか? ジィグフリ-ド&
ノルン 以外は担当者がおぼつかない[涙] 適当な演出[家]に見えるが??

3晩連夜出演の Andreas Schager アンドレアス シャゲー 今年は
出ずっぱり まぁ≪リング≫ の ジィグフリ-ドは同一人物同じ歌手が
歌う事に違和感はないが[るんるん] 本来 ≪オランダ人≫のエリックが予定
されて居たが ヨセフ カレヤの降板で 急遽 パルシファルに変身(笑)

※然しながらのバイロイト アッパレ\(^o^)/ 一月前の降板で
代役決定 其れもしっかり経験積んだ歌手が代役勤める豊富な人材
昨年の≪ワルキューレ≫で舞台負傷のヴォタン Tomasz Konieczny
@トマス コニツニィの代役然り 3幕目をパーフェクトに演じた   
Mikael Kupfer Radecky ミカエル クプファ ラデッキィ 流石の
バイロイト 一部で評判落して居るが土台は揺るぎない(安堵)

≪ジィグフリ-ド≫ ≪パルシファル≫ ≪神々の黄昏≫ 29,30,31日
全てアンドレアス シャゲーの独り舞台[走る人][走る人] ワグナー・テナーと
して完璧に全て歌える歌手が略不在のご時世で存在感抜群のご活躍。
バリトン歌手Falk Struckmann ファルク シュトルックマン を彷彿
させる。

※ベルリンの初演拝聴の頃から体型変らず演技力伴う歌唱で舞台を
盛上げる歌手 現代ワグナー歌手として貴重な存在。 26年@100年
際の計画に於いてバイロイトに欠かせない貴重なスター K.F.フォクト
& A.シャゲー二人は カテリナ ワグナー女史を支え音楽祭を背負って
立つ二大スター[☆][☆] 魅悪の演出を尊重しキャンセルせずに舞台を
愉しんで居るプロ精神に敬服[モータースポーツ]

GOTTERDAMMERUNG

2023年7月31日
指揮:Pietari Inkinen
演出:Valentin Schwarz  / 舞台装置:Andrea Cozzi
衣装:Andy Besuch / 脚本:Konrad Kuhn
照明:Reinhard Traub / VIDEO:Luis August Krawen
Siegfried:Andreas Schager
Gunther:Michael Kupfer-Radecky
Alberich:Olafur Sigurdarson / Hagen:Mika Kares
Brunnhilde:Catherine Foster
Gutrune:Aile Asszonyi / Waltraute:Christa Mayer
1. Norn:Okka von der Damerau / 2. Norn:Claire Barnett-Jones
3. Norn:Kelly God / Woglinde:Evelin Novak
Wellgunde:Stephanie Houtzeel / Floshilde:Simone Schroder

Pietari Inkinen ピエタリインキネンの指揮も無事に大役終了。来年は
Philippe Jordan フィリップ ジョルダンが≪リング≫ 指揮にノミネート
されている何故??

バイロイト常連 女性歌手陣 Catherine Foster カテリヌ フォステ-
Christa Mayer クリスタ メイエー 共に貫録の歌唱。 個人的には
若手に比べ少々音質に魅力が薄れた感も否めないが[耳]

バイロイトは昔から 有名著名歌手は比較的少なく 実力のある歌手陣
の集合体の様なイメージが強い。 そして ジョン トムリンソン や
ハンス ゾートン等常連も多かった。 ジョン トムリンソンは二度の
≪リング≫でヴォタンを務めた。 粗削りの声質では有ったが 威厳があり
存在感抜群だった。

1999年10月1日 ≪モゼ&アロン≫ ジェムス レヴァイン指揮で
ジョン トムリンソン NYメト デビュの折 インタヴュの記者が
『バイロイトで長年 活躍されて居るのに メトデビュが何故 今か?』
風な質問が有った 返答の詳細は忘却の彼方で有るが 個人的にも
『エッそうだったの?』と驚いた記憶が有る @ 余談[メモ]

バイロイトのリハーサル拘束期間が3ヶ月と云う事で バイロイト
ブランドより 家族との休暇優先や 自由優先を選んだ歌手の話も
身近に伺った事が有るが 今でも3ヶ月拘束なのか? オケピット
の中 チェロの友人は一ヶ月前にバイロイトへ家族大移動して居る
彼の地を好む個人の性格や家族状況から人其々の生き方が伺える

K.F.フォクトの様に バイロイトの劇場近くで お子様達 男児5人
(だった気がするが) と広い庭で走り回るのが お気に入りの様だと
情報通の独逸人から伺った事が有るが 真相や如何に[メモ]

バイロイトで知合った独女性 オペラ通でその昔 メト迄 追掛けた
ドミンゴファン と云う事でオペラ好き&声の好みが合う知人との
話は尽きず[メモ] そんな状況からも 直接チケット入手可能な限り[チケット]
夏が来れば バイロイトを訪れるだろう[るんるん][黒ハート][るんるん]

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