神々の黄昏★バイロイト2023 ~♪ [バイロイト.de]
昨年端折って後悔無し とは失礼だが 何れにしても演出に対しては
端折って正解だった様な気にさせられる 歌手陣は皆 頑張って
酷い演出に立向い各自の理解範囲で演技 @ 歌唱を全う:アッパレ
それにしても原作と掛離れていると想像も及ばない と云うか想像
させて頂ける物語とは程無い。その上 誰がどれか? ジィグフリ-ド&
ノルン 以外は担当者がおぼつかない 適当な演出に見えるが??
3晩連夜出演の Andreas Schager アンドレアス シャゲー 今年は
出ずっぱり まぁ≪リング≫ の ジィグフリ-ドは同一人物同じ歌手が
歌う事に違和感はないが 本来 ≪オランダ人≫のエリックが予定
されて居たが ヨセフ カレヤの降板で 急遽 パルシファルに変身(笑)
※然しながらのバイロイト アッパレ\(^o^)/ 一月前の降板で
代役決定 其れもしっかり経験積んだ歌手が代役勤める豊富な人材
昨年の≪ワルキューレ≫で舞台負傷のヴォタン Tomasz Konieczny
@トマス コニツニィの代役然り 3幕目をパーフェクトに演じた
Mikael Kupfer Radecky ミカエル クプファ ラデッキィ 流石の
バイロイト 一部で評判落して居るが土台は揺るぎない(安堵)
≪ジィグフリ-ド≫ ≪パルシファル≫ ≪神々の黄昏≫ 29,30,31日
全てアンドレアス シャゲーの独り舞台 ワグナー・テナーと
して完璧に全て歌える歌手が略不在のご時世で存在感抜群のご活躍。
バリトン歌手Falk Struckmann ファルク シュトルックマン を彷彿
させる。
※ベルリンの初演拝聴の頃から体型変らず演技力伴う歌唱で舞台を
盛上げる歌手 現代ワグナー歌手として貴重な存在。 26年@100年
際の計画に於いてバイロイトに欠かせない貴重なスター K.F.フォクト
& A.シャゲー二人は カテリナ ワグナー女史を支え音楽祭を背負って
立つ二大スター[☆][☆] 魅悪の演出を尊重しキャンセルせずに舞台を
愉しんで居るプロ精神に敬服
GOTTERDAMMERUNG
2023年7月31日
指揮:Pietari Inkinen
演出:Valentin Schwarz / 舞台装置:Andrea Cozzi
衣装:Andy Besuch / 脚本:Konrad Kuhn
照明:Reinhard Traub / VIDEO:Luis August Krawen
Siegfried:Andreas Schager
Gunther:Michael Kupfer-Radecky
Alberich:Olafur Sigurdarson / Hagen:Mika Kares
Brunnhilde:Catherine Foster
Gutrune:Aile Asszonyi / Waltraute:Christa Mayer
1. Norn:Okka von der Damerau / 2. Norn:Claire Barnett-Jones
3. Norn:Kelly God / Woglinde:Evelin Novak
Wellgunde:Stephanie Houtzeel / Floshilde:Simone Schroder
Pietari Inkinen ピエタリインキネンの指揮も無事に大役終了。来年は
Philippe Jordan フィリップ ジョルダンが≪リング≫ 指揮にノミネート
されている何故??
バイロイト常連 女性歌手陣 Catherine Foster カテリヌ フォステ-
Christa Mayer クリスタ メイエー 共に貫録の歌唱。 個人的には
若手に比べ少々音質に魅力が薄れた感も否めないが
バイロイトは昔から 有名著名歌手は比較的少なく 実力のある歌手陣
の集合体の様なイメージが強い。 そして ジョン トムリンソン や
ハンス ゾートン等常連も多かった。 ジョン トムリンソンは二度の
≪リング≫でヴォタンを務めた。 粗削りの声質では有ったが 威厳があり
存在感抜群だった。
1999年10月1日 ≪モゼ&アロン≫ ジェムス レヴァイン指揮で
ジョン トムリンソン NYメト デビュの折 インタヴュの記者が
『バイロイトで長年 活躍されて居るのに メトデビュが何故 今か?』
風な質問が有った 返答の詳細は忘却の彼方で有るが 個人的にも
『エッそうだったの?』と驚いた記憶が有る @ 余談
バイロイトのリハーサル拘束期間が3ヶ月と云う事で バイロイト
ブランドより 家族との休暇優先や 自由優先を選んだ歌手の話も
身近に伺った事が有るが 今でも3ヶ月拘束なのか? オケピット
の中 チェロの友人は一ヶ月前にバイロイトへ家族大移動して居る
彼の地を好む個人の性格や家族状況から人其々の生き方が伺える
K.F.フォクトの様に バイロイトの劇場近くで お子様達 男児5人
(だった気がするが) と広い庭で走り回るのが お気に入りの様だと
情報通の独逸人から伺った事が有るが 真相や如何に
バイロイトで知合った独女性 オペラ通でその昔 メト迄 追掛けた
ドミンゴファン と云う事でオペラ好き&声の好みが合う知人との
話は尽きず そんな状況からも 直接チケット入手可能な限り
夏が来れば バイロイトを訪れるだろう
端折って正解だった様な気にさせられる 歌手陣は皆 頑張って
酷い演出に立向い各自の理解範囲で演技 @ 歌唱を全う:アッパレ
それにしても原作と掛離れていると想像も及ばない と云うか想像
させて頂ける物語とは程無い。その上 誰がどれか? ジィグフリ-ド&
ノルン 以外は担当者がおぼつかない 適当な演出に見えるが??
3晩連夜出演の Andreas Schager アンドレアス シャゲー 今年は
出ずっぱり まぁ≪リング≫ の ジィグフリ-ドは同一人物同じ歌手が
歌う事に違和感はないが 本来 ≪オランダ人≫のエリックが予定
されて居たが ヨセフ カレヤの降板で 急遽 パルシファルに変身(笑)
※然しながらのバイロイト アッパレ\(^o^)/ 一月前の降板で
代役決定 其れもしっかり経験積んだ歌手が代役勤める豊富な人材
昨年の≪ワルキューレ≫で舞台負傷のヴォタン Tomasz Konieczny
@トマス コニツニィの代役然り 3幕目をパーフェクトに演じた
Mikael Kupfer Radecky ミカエル クプファ ラデッキィ 流石の
バイロイト 一部で評判落して居るが土台は揺るぎない(安堵)
≪ジィグフリ-ド≫ ≪パルシファル≫ ≪神々の黄昏≫ 29,30,31日
全てアンドレアス シャゲーの独り舞台 ワグナー・テナーと
して完璧に全て歌える歌手が略不在のご時世で存在感抜群のご活躍。
バリトン歌手Falk Struckmann ファルク シュトルックマン を彷彿
させる。
※ベルリンの初演拝聴の頃から体型変らず演技力伴う歌唱で舞台を
盛上げる歌手 現代ワグナー歌手として貴重な存在。 26年@100年
際の計画に於いてバイロイトに欠かせない貴重なスター K.F.フォクト
& A.シャゲー二人は カテリナ ワグナー女史を支え音楽祭を背負って
立つ二大スター[☆][☆] 魅悪の演出を尊重しキャンセルせずに舞台を
愉しんで居るプロ精神に敬服
GOTTERDAMMERUNG
2023年7月31日
指揮:Pietari Inkinen
演出:Valentin Schwarz / 舞台装置:Andrea Cozzi
衣装:Andy Besuch / 脚本:Konrad Kuhn
照明:Reinhard Traub / VIDEO:Luis August Krawen
Siegfried:Andreas Schager
Gunther:Michael Kupfer-Radecky
Alberich:Olafur Sigurdarson / Hagen:Mika Kares
Brunnhilde:Catherine Foster
Gutrune:Aile Asszonyi / Waltraute:Christa Mayer
1. Norn:Okka von der Damerau / 2. Norn:Claire Barnett-Jones
3. Norn:Kelly God / Woglinde:Evelin Novak
Wellgunde:Stephanie Houtzeel / Floshilde:Simone Schroder
Pietari Inkinen ピエタリインキネンの指揮も無事に大役終了。来年は
Philippe Jordan フィリップ ジョルダンが≪リング≫ 指揮にノミネート
されている何故??
バイロイト常連 女性歌手陣 Catherine Foster カテリヌ フォステ-
Christa Mayer クリスタ メイエー 共に貫録の歌唱。 個人的には
若手に比べ少々音質に魅力が薄れた感も否めないが
バイロイトは昔から 有名著名歌手は比較的少なく 実力のある歌手陣
の集合体の様なイメージが強い。 そして ジョン トムリンソン や
ハンス ゾートン等常連も多かった。 ジョン トムリンソンは二度の
≪リング≫でヴォタンを務めた。 粗削りの声質では有ったが 威厳があり
存在感抜群だった。
1999年10月1日 ≪モゼ&アロン≫ ジェムス レヴァイン指揮で
ジョン トムリンソン NYメト デビュの折 インタヴュの記者が
『バイロイトで長年 活躍されて居るのに メトデビュが何故 今か?』
風な質問が有った 返答の詳細は忘却の彼方で有るが 個人的にも
『エッそうだったの?』と驚いた記憶が有る @ 余談
バイロイトのリハーサル拘束期間が3ヶ月と云う事で バイロイト
ブランドより 家族との休暇優先や 自由優先を選んだ歌手の話も
身近に伺った事が有るが 今でも3ヶ月拘束なのか? オケピット
の中 チェロの友人は一ヶ月前にバイロイトへ家族大移動して居る
彼の地を好む個人の性格や家族状況から人其々の生き方が伺える
K.F.フォクトの様に バイロイトの劇場近くで お子様達 男児5人
(だった気がするが) と広い庭で走り回るのが お気に入りの様だと
情報通の独逸人から伺った事が有るが 真相や如何に
バイロイトで知合った独女性 オペラ通でその昔 メト迄 追掛けた
ドミンゴファン と云う事でオペラ好き&声の好みが合う知人との
話は尽きず そんな状況からも 直接チケット入手可能な限り
夏が来れば バイロイトを訪れるだろう
パルシファル★バイロイト 2023 ~♪ [バイロイト.de]
新演出 ≪パルシファル≫ワグナーデビュの予定で愉しみにして居た
Joseph Careja ヨセフ カレヤ 残念ながら ドクターストップで降板
代役は Andreas Schager アンドレアス シャゲー と云う事で今年の
バイロイトを背負う助っ人スター★★★
前回 ≪パルシファル≫もA.シャゲーで拝聴したが バイロイト専属歌手?
K.F.フォクトと二人でバイロイトを支えている貢献者\(^o^)/ 演出が
魅悪&不細工でも この二人が舞台に立つだけで 舞台に華が咲く存在感
抜群の二大スター★★
音楽祭開始前に体調不良で降板の Stefan Gould シュテファン グルドに
続き: Joseph Calleja ヨセフ カレヤと テナー二人降板の憂目に有ったが
幸い K.F.フォクト& A.シャゲーと云う二大ワグナーテナーが代演を引受
輝かしいキャスト変更に感謝感激
当初クンドリィもEkaterina Semenchukエカテリナ セメンチュクだった
が初回3公演降板で Elina Garanca エリナ ガランチャに変更。最終的には
後半4公演はEkaterina Gubanova エカテリナ グバノヴァ 代役となった。
エリナ ガランチャのワグナーは初めてだが 流石の歌唱力美麗な音質で
素晴らしかった 只 残念ながらの演出でワルトラウト メイエーの様な
妖艶:魅惑のクンドリィにお目に掛かれず 酷い衣装と振付[あれ程
酷い衣装デザインが出来るのか?]と個人的に色彩&デザインの魅悪さに
呆れるが 舞台装置然りその感覚は半端無かった( ゚Д゚)
~~~~~PARSIFAL~~~~~
2023年7月30日 バイロイト ≪パルシファル≫
指揮:Pablo Heras-Casado
演出:Jay Scheib / 舞台装置:Mimi Lien
衣装:Meentje Nielsen / 照明:Rainer Casper
VIDEO:Joshua Higgason / 脚本:Marlene Schleicher
コーラスマスター:Eberhard Friedrich
Amfortas:Derek Welton / Titurel:Tobias Kehrer
Parsifal:Andreas Schager / Gurnemanz:Georg Zeppenfeld
Kundry:El?na Garan?a / Klingsor:Jordan Shanahan
観ていて粗筋を忘れる程『エッ是って パルシファルよね?』と自問自答
する演出でさっぱり頭に入らず『何是?』風な半分夢現の様な錯覚に陥る
二幕目は輪を掛けて トロピカルカラー満載 南国か? パルシファルを誘惑
する花の精達の衣装もグロテスク と云いたい放題で失礼[m(_ _)m]
素晴らしい演奏と美麗な歌唱に耳だけ傾け 毎日 雨がちの涼しい
バイロイトで 南国トロピカル舞台の ビジュアルだけでも暖を凌いだ(苦笑)
※出掛け前 7月半ば過ぎ2週間近く 暑い日が続いた為 久々暑いバイロイト
と持ち物は真夏用を準備〓 然し8月に入っての予報は略連日雨模様
一日中では無く 降ったり止んだりの繰り返し 3幕目位になると 日も落ち
冷気が漂う。 そんな中で『ついうっかり』宿に戻ると 鼻水と仲良し(苦笑)
https://paridayori.exblog.jp
フェスティバル開催前 昔のウィーン劇場支配人 イアン ホーレンダー氏の
コラムを目にした[バイロイトは終るのだろうか]と警告を発した。原作と
掛離れた演出を続ければ 観客の足は遠のくだろう チケットゲットに何年も
待ち続けたファンは失望して去るだろう。
オペラ界全体、特に音楽をサポートするオリジナルの台本を無視、変更と
原作無視するオペラ界の責任者に対する警告であると共に バイロイト音楽祭
の魅力の低下を懸念している。 チケットが完売しないと言う事はヴォータン
が予言した結末は徐々に現実になる可能性があるという。
個人的にも正にその通りだと感ずる。 既に今年は≪リング≫のチケットが
売残り セット券を剥がし単券化して売り裁いている様な。 そんなこんな
色々物議を醸す 演出家群団とは言え まぁ歌手に救われれば怒りも半減と
云う事でチケット取れれば 又足を運ぶだろう?(苦笑) 指揮者&歌手陣
の質にも因るが
Joseph Careja ヨセフ カレヤ 残念ながら ドクターストップで降板
代役は Andreas Schager アンドレアス シャゲー と云う事で今年の
バイロイトを背負う助っ人スター★★★
前回 ≪パルシファル≫もA.シャゲーで拝聴したが バイロイト専属歌手?
K.F.フォクトと二人でバイロイトを支えている貢献者\(^o^)/ 演出が
魅悪&不細工でも この二人が舞台に立つだけで 舞台に華が咲く存在感
抜群の二大スター★★
音楽祭開始前に体調不良で降板の Stefan Gould シュテファン グルドに
続き: Joseph Calleja ヨセフ カレヤと テナー二人降板の憂目に有ったが
幸い K.F.フォクト& A.シャゲーと云う二大ワグナーテナーが代演を引受
輝かしいキャスト変更に感謝感激
当初クンドリィもEkaterina Semenchukエカテリナ セメンチュクだった
が初回3公演降板で Elina Garanca エリナ ガランチャに変更。最終的には
後半4公演はEkaterina Gubanova エカテリナ グバノヴァ 代役となった。
エリナ ガランチャのワグナーは初めてだが 流石の歌唱力美麗な音質で
素晴らしかった 只 残念ながらの演出でワルトラウト メイエーの様な
妖艶:魅惑のクンドリィにお目に掛かれず 酷い衣装と振付[あれ程
酷い衣装デザインが出来るのか?]と個人的に色彩&デザインの魅悪さに
呆れるが 舞台装置然りその感覚は半端無かった( ゚Д゚)
~~~~~PARSIFAL~~~~~
2023年7月30日 バイロイト ≪パルシファル≫
指揮:Pablo Heras-Casado
演出:Jay Scheib / 舞台装置:Mimi Lien
衣装:Meentje Nielsen / 照明:Rainer Casper
VIDEO:Joshua Higgason / 脚本:Marlene Schleicher
コーラスマスター:Eberhard Friedrich
Amfortas:Derek Welton / Titurel:Tobias Kehrer
Parsifal:Andreas Schager / Gurnemanz:Georg Zeppenfeld
Kundry:El?na Garan?a / Klingsor:Jordan Shanahan
観ていて粗筋を忘れる程『エッ是って パルシファルよね?』と自問自答
する演出でさっぱり頭に入らず『何是?』風な半分夢現の様な錯覚に陥る
二幕目は輪を掛けて トロピカルカラー満載 南国か? パルシファルを誘惑
する花の精達の衣装もグロテスク と云いたい放題で失礼[m(_ _)m]
素晴らしい演奏と美麗な歌唱に耳だけ傾け 毎日 雨がちの涼しい
バイロイトで 南国トロピカル舞台の ビジュアルだけでも暖を凌いだ(苦笑)
※出掛け前 7月半ば過ぎ2週間近く 暑い日が続いた為 久々暑いバイロイト
と持ち物は真夏用を準備〓 然し8月に入っての予報は略連日雨模様
一日中では無く 降ったり止んだりの繰り返し 3幕目位になると 日も落ち
冷気が漂う。 そんな中で『ついうっかり』宿に戻ると 鼻水と仲良し(苦笑)
https://paridayori.exblog.jp
フェスティバル開催前 昔のウィーン劇場支配人 イアン ホーレンダー氏の
コラムを目にした[バイロイトは終るのだろうか]と警告を発した。原作と
掛離れた演出を続ければ 観客の足は遠のくだろう チケットゲットに何年も
待ち続けたファンは失望して去るだろう。
オペラ界全体、特に音楽をサポートするオリジナルの台本を無視、変更と
原作無視するオペラ界の責任者に対する警告であると共に バイロイト音楽祭
の魅力の低下を懸念している。 チケットが完売しないと言う事はヴォータン
が予言した結末は徐々に現実になる可能性があるという。
個人的にも正にその通りだと感ずる。 既に今年は≪リング≫のチケットが
売残り セット券を剥がし単券化して売り裁いている様な。 そんなこんな
色々物議を醸す 演出家群団とは言え まぁ歌手に救われれば怒りも半減と
云う事でチケット取れれば 又足を運ぶだろう?(苦笑) 指揮者&歌手陣
の質にも因るが
ジーグフリド★バイロイト 2023 ~♪ [バイロイト.de]
何だかんだ ≪リング≫ 3日目 恋に目覚める ≪ジーグフリド≫では
有るが この度は ブリュンヒルデをエスコート?するロン毛の執事登場
彼方此方でジーグフリドを遮る風な態度 ブリュンヒルデに恋している?
将又 守っているのか? 正体不明の執事(苦笑)
さて一幕は一般家庭で子供の誕生会に登場する ハートの赤い風船が
暗すぎる舞台に彩を添え?ジーグフリドがミーメに子供部屋の様な
バラックで ピストル(ノートン)の再生を嘆願中? 本来壊れたノートン
鋳物を梳かし叩き直す筈がこの演出では銃に置換えている
まぁ何でも良いけれど 部屋の中には人形ごっこの様な? 椅子に座る
ゲテモノ紛いのマリオネット風人形やら 得体の知れないおもちゃ類が
時々蹴飛ばされたり ひっくり返えされたりを観ると 演出家の潜在的
幼児性が感じ取れると 観客同士で意見交換
演出の趣旨 ≪リング≫ は指輪では無く子供に置換えたと云う
風な 良く分からない構想では有るが 其の為 頻繁に子供が現れる?
非情に下品な振付や衣装 暴力的シーンも多く常識も疑われる?
今回のリングプログラム購入せず。 独@英訳を読んでも理解は
到底無理と認識。 生の舞台を観劇してさえさっぱり理解出来ない為
解説本は不要 個人的に解る代物では無く 無理せず自然の成行き
に任せ 演奏&歌唱に没頭 音響を愉しんだ
・・・( ^ω^)・・・SIEGFRIED・・・( ^ω^)・・・
2023年7月29日 バイロイト ≪ ジーグフリド ≫
指揮:Pietari Inkinen
演出:Valentin Schwarz / 舞台装置:Andrea Cozzi
衣装:Andy Besuch / 脚本:Konrad Kuhn
照明:Reinhard Traub / VIDEO:Luis August Krawen
Siegfried:Andreas Schager / Mime:Arnold Bezuyen
Der Wanderer:Tomasz Konieczny
Alberich:Olafur Sigurdarson / Fafner:Tobias Kehrer
Erda:Okka von der Damerau
Brunnhilde:Daniela Kohler / Waldvogel:Alexandra Steiner
ピエタリ インキネンの指揮も 少しずつドラマティックにはなって
来たが 個人的には惹き込まれる程の魅力は感じられず特筆は無い。
ジーグフリード:Andreas Schager アンドレアス シャゲーは独壇場
コントロールが不在だと随所に爆声発揮 @ ベルリンデビュ当時が
過る(笑) ニュアンス伴う美しいフレーズも勿論 存在感発揮の
コメディアン
ブリュンヒルデ:Daniela Kohler ダニエラ コーレー 昨年に続き
繊細な美声をご披露頂き この演出では華奢な白のドレスでロン毛の
白馬執事にエスコートされ愛らしい少女風 ブリュンヒルデを演じた。
ワルキューレから登場する正体不明のこのロン毛執事は 実は白馬の
化身との情報も?? 神々の架空の世界@想像に任せ何でも在り??
一般常識から想像を巡らせると理解困難の演出家Valentin Schwarz
ヴァレンタン シュワルツ軍団。 舞台挨拶の折 膨大なブーイング
に晒され頭を上げられず 全員手を繋ぎ蟹歩きでご登場との情報も
そんなこんな 取敢えず3話迄クリアー 然しあの簡易ベンチ風板張り
座席で4時間を惹き付けるワグナーの曲は天晴 必死で観て
いないと理解出来ない演出に因り舞台に集中 演出の際どさも功を
奏して居るのだろうか?(苦笑)
最近は世代交代で若い観客が増えているカーテンコールで嵐の様な
拍手と足踏 こうした観客には常識物語より物語詐称の方が興味深く
新鮮味があるのだろうか? 若い独ファンは子供の頃から独音楽で
生活し聴き慣れ そして音楽祭は先祖代々のチケット枠を継いでいる
お孫さん達も多いのだろうか? 勝手な想像であるが
長時間ワグナー観客に お子様が多いのも納得
有るが この度は ブリュンヒルデをエスコート?するロン毛の執事登場
彼方此方でジーグフリドを遮る風な態度 ブリュンヒルデに恋している?
将又 守っているのか? 正体不明の執事(苦笑)
さて一幕は一般家庭で子供の誕生会に登場する ハートの赤い風船が
暗すぎる舞台に彩を添え?ジーグフリドがミーメに子供部屋の様な
バラックで ピストル(ノートン)の再生を嘆願中? 本来壊れたノートン
鋳物を梳かし叩き直す筈がこの演出では銃に置換えている
まぁ何でも良いけれど 部屋の中には人形ごっこの様な? 椅子に座る
ゲテモノ紛いのマリオネット風人形やら 得体の知れないおもちゃ類が
時々蹴飛ばされたり ひっくり返えされたりを観ると 演出家の潜在的
幼児性が感じ取れると 観客同士で意見交換
演出の趣旨 ≪リング≫ は指輪では無く子供に置換えたと云う
風な 良く分からない構想では有るが 其の為 頻繁に子供が現れる?
非情に下品な振付や衣装 暴力的シーンも多く常識も疑われる?
今回のリングプログラム購入せず。 独@英訳を読んでも理解は
到底無理と認識。 生の舞台を観劇してさえさっぱり理解出来ない為
解説本は不要 個人的に解る代物では無く 無理せず自然の成行き
に任せ 演奏&歌唱に没頭 音響を愉しんだ
・・・( ^ω^)・・・SIEGFRIED・・・( ^ω^)・・・
2023年7月29日 バイロイト ≪ ジーグフリド ≫
指揮:Pietari Inkinen
演出:Valentin Schwarz / 舞台装置:Andrea Cozzi
衣装:Andy Besuch / 脚本:Konrad Kuhn
照明:Reinhard Traub / VIDEO:Luis August Krawen
Siegfried:Andreas Schager / Mime:Arnold Bezuyen
Der Wanderer:Tomasz Konieczny
Alberich:Olafur Sigurdarson / Fafner:Tobias Kehrer
Erda:Okka von der Damerau
Brunnhilde:Daniela Kohler / Waldvogel:Alexandra Steiner
ピエタリ インキネンの指揮も 少しずつドラマティックにはなって
来たが 個人的には惹き込まれる程の魅力は感じられず特筆は無い。
ジーグフリード:Andreas Schager アンドレアス シャゲーは独壇場
コントロールが不在だと随所に爆声発揮 @ ベルリンデビュ当時が
過る(笑) ニュアンス伴う美しいフレーズも勿論 存在感発揮の
コメディアン
ブリュンヒルデ:Daniela Kohler ダニエラ コーレー 昨年に続き
繊細な美声をご披露頂き この演出では華奢な白のドレスでロン毛の
白馬執事にエスコートされ愛らしい少女風 ブリュンヒルデを演じた。
ワルキューレから登場する正体不明のこのロン毛執事は 実は白馬の
化身との情報も?? 神々の架空の世界@想像に任せ何でも在り??
一般常識から想像を巡らせると理解困難の演出家Valentin Schwarz
ヴァレンタン シュワルツ軍団。 舞台挨拶の折 膨大なブーイング
に晒され頭を上げられず 全員手を繋ぎ蟹歩きでご登場との情報も
そんなこんな 取敢えず3話迄クリアー 然しあの簡易ベンチ風板張り
座席で4時間を惹き付けるワグナーの曲は天晴 必死で観て
いないと理解出来ない演出に因り舞台に集中 演出の際どさも功を
奏して居るのだろうか?(苦笑)
最近は世代交代で若い観客が増えているカーテンコールで嵐の様な
拍手と足踏 こうした観客には常識物語より物語詐称の方が興味深く
新鮮味があるのだろうか? 若い独ファンは子供の頃から独音楽で
生活し聴き慣れ そして音楽祭は先祖代々のチケット枠を継いでいる
お孫さん達も多いのだろうか? 勝手な想像であるが
長時間ワグナー観客に お子様が多いのも納得
タンホイザー★バイロイト 2023 ~♪ [バイロイト.de]
チケット予約の折 どういう訳か1日スルーして居た(苦笑) 出掛け前
旅準備 @ 名前を記入して印刷完了。 日付毎に並べて『エッ?』28日が
抜けてる『この日何も無かったかな??』カレンダーを確認すると( ゚Д゚)
≪タンホイザー≫だった。
『嘘』予約入れ忘れた上 確認請求書が届いた際も気付かず と云うか
最近何か思い込みで確認せず昔からの[ついうっかり] が頻繁になった
巴里でも開演時間の間違え 印刷したその日でも見逃して居たり確認せず
の思い込み。 思いたくないが[歳のせい? ボケ?]進行中?
そんな訳で この旅は危機一髪に遭遇 売残り≪リング≫ を他所眼に
≪タンホイザー≫ 気付いた時には既に完売。 現地で当日券に挑戦と言う
初体験で長蛇の列に参加[最後の一枚]を手繰り寄せ安堵 (ホッ)
然しながら視界不良の聴くだけ席『まぁ良いか それ程 興味ある演出
でも無し もう一度観てるし』と聴くだけ席での目的K.Fフォクトの美声。
シュテファン・グルド ⇒ クラウス・フロリアン・フォクトへキャスト
変更 そんな訳でチケット争奪戦に輪を掛けた??
30余年で初経験の天井桟敷 11ユーロ 初挑戦 @ フォクトのタンホイザー
拝聴 2年前の舞台を想い浮かべつゝパリアッチのピエロ風衣装の
タンホイザー:ジョセフィヌベケー風黒人女性:ブリキの太鼓風小男:
超スリムなスパンコールのドレスに 身を包んだ ヴェニュス等
キャンピングカーに乗込んだ旅芸人がCG投影される林:森を駆け巡る
映像が思い浮かぶ
前奏曲を聴きながら鮮明に蘇るイメージを辿りつゝ素晴らしい音響で
美声を拝聴出来た 声に集中する事がこれ程充実するものか
美しい天井を眺めながら繊細なフォクトの美声に陶酔
~~~~~TANNHAUSER~~~~~
2023年7月28日 バイロイト≪タンホイザー≫
指揮:Nathalie Stutzmann
演出:Tobias Kratzer / 舞台装置&衣装:Rainer Sellmaier
照明:Reinhard Traub / VIDEO: Manuel Braun
脚本:Konrad Kuhn / コーラスマスター:Eberhard Friedrich
Landgraf Hermann:Gunther Groissbock
Tannhauser:Klaus Florian Vogt
Elisabeth:Elisabeth Teige / Reinmar von Zweter:Jens-Erik Aasbo
Venus:Ekaterina Gubanova / Biterolf:Olafur Sigurdarson
Wolfram von Eschenbach:Markus Eiche
Walther:Siyabonga Maqungo / Heinrich:Jorge Rodriguez-Norton
今年は女性指揮者Nathalie Stutzmann ナタリー・シュトゥツマンに交替
≪オランダ人≫ 指揮のウクライナ女性 Oksana Lyniv オクサナ リニフ
デビュー後 女性指揮者採用の増えているバイロイト 非常に精力的な
指揮で公演を成功させた。 休憩時間にご両親に遭遇 にっこり挨拶された
が此方は何方か存じ上げず(苦笑) 娘さんの為 ご愛敬だったのか?
何処迄も伸びる高音 K.F.フォクトのタンホイザーは素晴らしかった
J.ボッタやS.グルドの豊かな声質とは違った 繊細な響き奏でる美麗な
音色 あの演出であれば舞台姿観ずとも声に陶酔
エリザベッタ Elisabeth Teige エリザベス テーゲ 前回のR.ダヴィドソン
降板で≪ワルキューレ≫ ジーグリンデと掛持ちしたが疲れ知らずの好演
その他は 前回と同じキャストで構成され ヘルマン:Gunther Groissbock
ヴェニュス:Elisabeth Gubanova 共に安定した歌唱で成功を収めた
4階迄の階段を上り下り体力消耗と思われるが 盛装のご年配方も
多く見受けられ 例え天井桟敷とは云え 流石のバイロイト TPOの
消えた巴里とは違い気が引き締まる〓
年に一度 @ 一週間 大好きなワグナー漬けで贅沢な時を過ごす
此の人生に悔いなしと云った所か(笑) 聴くだけで有れば家で
録音を聴いても変り無い様に思えるが 例え聴くだけでも
生の醍醐味は半端ない あの狭い天井の低いスペースが
満席と云う新たな発見と驚きそして忘れ難い感激 ( ゚Д゚)
旅準備 @ 名前を記入して印刷完了。 日付毎に並べて『エッ?』28日が
抜けてる『この日何も無かったかな??』カレンダーを確認すると( ゚Д゚)
≪タンホイザー≫だった。
『嘘』予約入れ忘れた上 確認請求書が届いた際も気付かず と云うか
最近何か思い込みで確認せず昔からの[ついうっかり] が頻繁になった
巴里でも開演時間の間違え 印刷したその日でも見逃して居たり確認せず
の思い込み。 思いたくないが[歳のせい? ボケ?]進行中?
そんな訳で この旅は危機一髪に遭遇 売残り≪リング≫ を他所眼に
≪タンホイザー≫ 気付いた時には既に完売。 現地で当日券に挑戦と言う
初体験で長蛇の列に参加[最後の一枚]を手繰り寄せ安堵 (ホッ)
然しながら視界不良の聴くだけ席『まぁ良いか それ程 興味ある演出
でも無し もう一度観てるし』と聴くだけ席での目的K.Fフォクトの美声。
シュテファン・グルド ⇒ クラウス・フロリアン・フォクトへキャスト
変更 そんな訳でチケット争奪戦に輪を掛けた??
30余年で初経験の天井桟敷 11ユーロ 初挑戦 @ フォクトのタンホイザー
拝聴 2年前の舞台を想い浮かべつゝパリアッチのピエロ風衣装の
タンホイザー:ジョセフィヌベケー風黒人女性:ブリキの太鼓風小男:
超スリムなスパンコールのドレスに 身を包んだ ヴェニュス等
キャンピングカーに乗込んだ旅芸人がCG投影される林:森を駆け巡る
映像が思い浮かぶ
前奏曲を聴きながら鮮明に蘇るイメージを辿りつゝ素晴らしい音響で
美声を拝聴出来た 声に集中する事がこれ程充実するものか
美しい天井を眺めながら繊細なフォクトの美声に陶酔
~~~~~TANNHAUSER~~~~~
2023年7月28日 バイロイト≪タンホイザー≫
指揮:Nathalie Stutzmann
演出:Tobias Kratzer / 舞台装置&衣装:Rainer Sellmaier
照明:Reinhard Traub / VIDEO: Manuel Braun
脚本:Konrad Kuhn / コーラスマスター:Eberhard Friedrich
Landgraf Hermann:Gunther Groissbock
Tannhauser:Klaus Florian Vogt
Elisabeth:Elisabeth Teige / Reinmar von Zweter:Jens-Erik Aasbo
Venus:Ekaterina Gubanova / Biterolf:Olafur Sigurdarson
Wolfram von Eschenbach:Markus Eiche
Walther:Siyabonga Maqungo / Heinrich:Jorge Rodriguez-Norton
今年は女性指揮者Nathalie Stutzmann ナタリー・シュトゥツマンに交替
≪オランダ人≫ 指揮のウクライナ女性 Oksana Lyniv オクサナ リニフ
デビュー後 女性指揮者採用の増えているバイロイト 非常に精力的な
指揮で公演を成功させた。 休憩時間にご両親に遭遇 にっこり挨拶された
が此方は何方か存じ上げず(苦笑) 娘さんの為 ご愛敬だったのか?
何処迄も伸びる高音 K.F.フォクトのタンホイザーは素晴らしかった
J.ボッタやS.グルドの豊かな声質とは違った 繊細な響き奏でる美麗な
音色 あの演出であれば舞台姿観ずとも声に陶酔
エリザベッタ Elisabeth Teige エリザベス テーゲ 前回のR.ダヴィドソン
降板で≪ワルキューレ≫ ジーグリンデと掛持ちしたが疲れ知らずの好演
その他は 前回と同じキャストで構成され ヘルマン:Gunther Groissbock
ヴェニュス:Elisabeth Gubanova 共に安定した歌唱で成功を収めた
4階迄の階段を上り下り体力消耗と思われるが 盛装のご年配方も
多く見受けられ 例え天井桟敷とは云え 流石のバイロイト TPOの
消えた巴里とは違い気が引き締まる〓
年に一度 @ 一週間 大好きなワグナー漬けで贅沢な時を過ごす
此の人生に悔いなしと云った所か(笑) 聴くだけで有れば家で
録音を聴いても変り無い様に思えるが 例え聴くだけでも
生の醍醐味は半端ない あの狭い天井の低いスペースが
満席と云う新たな発見と驚きそして忘れ難い感激 ( ゚Д゚)
ワルキューレ★バイロイト 2023 ~♪ [バイロイト.de]
嵐で停電? 電気工事人:フンディングが脚立の上で懐中電灯頼りに回路を
確認中? 部品が足りず外出 留守中 頭陀袋片手に疲労困憊で迷込んだ
ジーグムンド〓 妊婦(誰の子??) のジーグリンデが心配そうに気遣い
ジーグムンドに水を差しだす
まぁこんな幕開けで お腹の赤ちゃんが誰? フンディングの子? 是が
今回の[リング:]の謎だかこじ付けだか?? 聞いても何かさっぱり
理解出来ず 説明受けても別に重要 ポイントは如何でも良い感じで
『まぁ何でも有りで良いかな?』(苦笑)
昨年も思ったが 若い演出家:失業対策かと思える程に多くの不要な?
登場人物を彼方此方に配置。 物語の説明に人材を登場させているのか?
ヴォタンとフリッカが揉めている所 周りをSP隊の様な男性諸君を配置
水が零れるとメイドカフェ衣装の使用人が バケツと雑巾持って登場
もう此処迄来ると笑う他ないコメディ? ジーグムンド& フンディング
との闘いで ブリュンヒルデが ジーグムンドを天国へ導く会話中 隣室に
ヴォタンが現れ確認の為?? 待機。 フリッカも様子伺い? 傍で成行きを
見張ると云う説明的 余計な登場人物。 創造性の無い演出家? 想像
出来ない観客向け 親切に説明を施す趣旨なのであろうか??
漫画見過ぎの若い演出家群団が ご自分達の演出を想像出来ない観客に
丁寧に『実はこうなんですよ』風に態々関連人物を登場させてご説明?
原作遠のく舞台進行 物語を追うと言うより 舞台装置の前で演じる学芸会。
フンディングと戦うジーグムンドは 戦わずして 背後から父ヴォータンに
銃殺される〓 『何か良く分からない?』 侭に舞台は進展
・・・( ^ω^)・・・DIE WALKURE・・・( ^ω^)・・・
2023年7月27日 バイロイト≪ワルキューレ≫
指揮:Pietari Inkinen
演出:Valentin Schwarz / 舞台装置:Andrea Cozzi
衣装:Andy Besuch / 脚本:Konrad Kuhn
照明:Reinhard Traub / VIDEO:Luis August Krawen
Siegmund:Klaus Florian Vogt / Hunding:Georg Zeppenfeld
Wotan:Tomasz Konieczny / Sieglinde:Elisabeth Teige
Brunnhilde:Catherine Foster / Fricka:Christa Mayer
Gerhilde:Kelly God / Ortlinde:Brit-Tone Mullertz
Waltraute:Claire Barnett-Jones / Schwertleite:Christa Mayer
Helmwige:Daniela Kohler / Grimgerde:Marie Henriette Reinhold
Siegrune:Stephanie Houtzeel / Rossweisse:Simone Schroder
美声ジーグムンド:Klaus Florian Vogt クラウス フロリアン フォクト
数少ないワグナーテナーで 益々存在感発揮\(^o^)/
ジーグリンデ:Elisabeth Teige エリザベス テーゲ 演技力伴う美麗な
音色 可憐なジーグリンデを演じた 初演のLise Davidsenリゼ
ダヴィドセンより小柄でフォクトとのバランスも良く愛らしかった
妊婦姿も気にならず〓〓
フンディング:Georg Zeppenfeldゲオルグ ゼッペンフェルト バイロイト
音楽祭に欠かせないバスとして 略毎日出ずっぱり 歌い込んで居るので
申し分無く役柄を熟している 重要な脇役。
ヴォタン:Tomasz Konieczny トマス コニツェニィも今回はヴォタン
旅人と同一人物が演じた。 昨年はヴォタンのキャストが日替りだった。
昔は J.トムリンソン:A.タイトス:F.シュトルックマン:A.ドメン等
ヴォタンは独りで3演目通して演じたが 近年は酷い演出の関係か?
日替りキャストに変っていた。
この演出 @ 派手なスーツ姿で大企業のオーナー風情のヴォタン
声質:演技共に無難な役造りで 喝采を浴びた コニツェニィ
昔の様なヴォタンの貫録や威厳と云うものは必要なく 逆に現代的
演出では普通に演じる事が重要?なのだろう[普通]に美声を奏でた(笑)
ブリュンヒルデ:Catherine Foster カテリナ フォスター 前回の
≪リング≫で既に拝聴。 今回も≪ワルキューレ≫≪神々の黄昏≫で
演技:歌唱共に年季の入った ブリュンヒルデを演じた
フリッカ:Christa Mayerクリスタ マイヤー 個人的には美声から少し
外れる声質では有るが 此方も貫禄のフリッカを演じた。 まぁこの
演出では全員が其々の役を無難に熟したと言う感じ 指揮者然り
果てさて此の章から 得体の知れないロン毛の執事がジーグリンデを
エスコート 生まれた子供を抱き抱え『エッあれ誰?』風にご登場
役を理解して演じるとかは不要 演出家の思う侭に立ち位置把握して?
そんな風に感じ取れる演出。 誰が見ても 何方の感想伺っても 誰もが
ネガティブ回答 『もう良い~』風な意見も多く 昨年の評判で激減
目の前の2列10席近くが空席 ドアを閉めた後 係員が中央に詰める様
促して其々観易い席へ大移動 個人的には見晴らしが良くなって最適
チケットに態々名前を明記の上 入場時にはパスーポート等 写真付き
身分証明書と一緒に提示と云う物々しさは変わらず。 座席手前の入口
でさえチケット再表示と云う厳重チェック。 天井桟敷から空席に移動
するバスティユとは大違い。幾らワグナーの孫娘としても この度は
苦境を感じさせるネガティブ演出にチケット売残り。 今後のカテリナ
ワグナーの立場や如何に???
24年の≪リング≫は 未だこの演出で有るが フィリップ ジョルダン
指揮に変るそうな?? 何れにしてもコロナ禍に因るキャンセルで一年
短縮公演は 此の魅悪演出に取って 幸いだったかもしれない。。。
26年の新リングの年はバイロイト祝祭劇場150周年とかで 全10演目
(含むRIENZ) を計画しているそうな
確認中? 部品が足りず外出 留守中 頭陀袋片手に疲労困憊で迷込んだ
ジーグムンド〓 妊婦(誰の子??) のジーグリンデが心配そうに気遣い
ジーグムンドに水を差しだす
まぁこんな幕開けで お腹の赤ちゃんが誰? フンディングの子? 是が
今回の[リング:]の謎だかこじ付けだか?? 聞いても何かさっぱり
理解出来ず 説明受けても別に重要 ポイントは如何でも良い感じで
『まぁ何でも有りで良いかな?』(苦笑)
昨年も思ったが 若い演出家:失業対策かと思える程に多くの不要な?
登場人物を彼方此方に配置。 物語の説明に人材を登場させているのか?
ヴォタンとフリッカが揉めている所 周りをSP隊の様な男性諸君を配置
水が零れるとメイドカフェ衣装の使用人が バケツと雑巾持って登場
もう此処迄来ると笑う他ないコメディ? ジーグムンド& フンディング
との闘いで ブリュンヒルデが ジーグムンドを天国へ導く会話中 隣室に
ヴォタンが現れ確認の為?? 待機。 フリッカも様子伺い? 傍で成行きを
見張ると云う説明的 余計な登場人物。 創造性の無い演出家? 想像
出来ない観客向け 親切に説明を施す趣旨なのであろうか??
漫画見過ぎの若い演出家群団が ご自分達の演出を想像出来ない観客に
丁寧に『実はこうなんですよ』風に態々関連人物を登場させてご説明?
原作遠のく舞台進行 物語を追うと言うより 舞台装置の前で演じる学芸会。
フンディングと戦うジーグムンドは 戦わずして 背後から父ヴォータンに
銃殺される〓 『何か良く分からない?』 侭に舞台は進展
・・・( ^ω^)・・・DIE WALKURE・・・( ^ω^)・・・
2023年7月27日 バイロイト≪ワルキューレ≫
指揮:Pietari Inkinen
演出:Valentin Schwarz / 舞台装置:Andrea Cozzi
衣装:Andy Besuch / 脚本:Konrad Kuhn
照明:Reinhard Traub / VIDEO:Luis August Krawen
Siegmund:Klaus Florian Vogt / Hunding:Georg Zeppenfeld
Wotan:Tomasz Konieczny / Sieglinde:Elisabeth Teige
Brunnhilde:Catherine Foster / Fricka:Christa Mayer
Gerhilde:Kelly God / Ortlinde:Brit-Tone Mullertz
Waltraute:Claire Barnett-Jones / Schwertleite:Christa Mayer
Helmwige:Daniela Kohler / Grimgerde:Marie Henriette Reinhold
Siegrune:Stephanie Houtzeel / Rossweisse:Simone Schroder
美声ジーグムンド:Klaus Florian Vogt クラウス フロリアン フォクト
数少ないワグナーテナーで 益々存在感発揮\(^o^)/
ジーグリンデ:Elisabeth Teige エリザベス テーゲ 演技力伴う美麗な
音色 可憐なジーグリンデを演じた 初演のLise Davidsenリゼ
ダヴィドセンより小柄でフォクトとのバランスも良く愛らしかった
妊婦姿も気にならず〓〓
フンディング:Georg Zeppenfeldゲオルグ ゼッペンフェルト バイロイト
音楽祭に欠かせないバスとして 略毎日出ずっぱり 歌い込んで居るので
申し分無く役柄を熟している 重要な脇役。
ヴォタン:Tomasz Konieczny トマス コニツェニィも今回はヴォタン
旅人と同一人物が演じた。 昨年はヴォタンのキャストが日替りだった。
昔は J.トムリンソン:A.タイトス:F.シュトルックマン:A.ドメン等
ヴォタンは独りで3演目通して演じたが 近年は酷い演出の関係か?
日替りキャストに変っていた。
この演出 @ 派手なスーツ姿で大企業のオーナー風情のヴォタン
声質:演技共に無難な役造りで 喝采を浴びた コニツェニィ
昔の様なヴォタンの貫録や威厳と云うものは必要なく 逆に現代的
演出では普通に演じる事が重要?なのだろう[普通]に美声を奏でた(笑)
ブリュンヒルデ:Catherine Foster カテリナ フォスター 前回の
≪リング≫で既に拝聴。 今回も≪ワルキューレ≫≪神々の黄昏≫で
演技:歌唱共に年季の入った ブリュンヒルデを演じた
フリッカ:Christa Mayerクリスタ マイヤー 個人的には美声から少し
外れる声質では有るが 此方も貫禄のフリッカを演じた。 まぁこの
演出では全員が其々の役を無難に熟したと言う感じ 指揮者然り
果てさて此の章から 得体の知れないロン毛の執事がジーグリンデを
エスコート 生まれた子供を抱き抱え『エッあれ誰?』風にご登場
役を理解して演じるとかは不要 演出家の思う侭に立ち位置把握して?
そんな風に感じ取れる演出。 誰が見ても 何方の感想伺っても 誰もが
ネガティブ回答 『もう良い~』風な意見も多く 昨年の評判で激減
目の前の2列10席近くが空席 ドアを閉めた後 係員が中央に詰める様
促して其々観易い席へ大移動 個人的には見晴らしが良くなって最適
チケットに態々名前を明記の上 入場時にはパスーポート等 写真付き
身分証明書と一緒に提示と云う物々しさは変わらず。 座席手前の入口
でさえチケット再表示と云う厳重チェック。 天井桟敷から空席に移動
するバスティユとは大違い。幾らワグナーの孫娘としても この度は
苦境を感じさせるネガティブ演出にチケット売残り。 今後のカテリナ
ワグナーの立場や如何に???
24年の≪リング≫は 未だこの演出で有るが フィリップ ジョルダン
指揮に変るそうな?? 何れにしてもコロナ禍に因るキャンセルで一年
短縮公演は 此の魅悪演出に取って 幸いだったかもしれない。。。
26年の新リングの年はバイロイト祝祭劇場150周年とかで 全10演目
(含むRIENZ) を計画しているそうな
ラインの黄金★バイロイト 2023 ~♪ [バイロイト.de]
夏はやっぱりワグナー聴かなきゃ風な 衝動に駆られ もうそろそろ
バイロイト詣で終了しようかな? と思いつゝ チケット確認メールを
着信すると何となく来てしまう(苦笑) 残念ながら昔の様な感動感激は
薄れつゝあるが木陰で夏の納涼大会の様な風物詩〓 木立の中で聴く
大好きな雰囲気についつい足が向いてしまい 今年もまた馳せ参じた\(^o^)/
初日からブラボーの嵐で幕を下ろした≪ラインの黄金≫ 終演20時半と
云っても日没 21時の夏時間 カーテンコールは延々と止まず〓
個人的にはお先に失礼と 足元の明るい内 散歩がてら徒歩で帰路に就いた
今年から正面玄関の前に大型バスが何台も待機 何事かと不安げに
情報収集(苦笑)
お客様待ちでたむろして居た運転手さんが『何処のホテル?』ホテル
名を告げると『あれだよ』とホテル名が読取れた。 今迄は駐車場迄
行く内に帰路半分程辿り着く道筋 余韻に浸りながら徒歩でと乗車せず
歩行速度も年齢の割に益々早くなり まるで強歩のごぼう抜き(笑)
歩行速度の関係もあるが 余韻に浸る程の感激も無く『そう云えば~』
二年目ともなれば 酷かった演出:舞台装置も大分真面に修正されて
昨年ほど魅悪では無かった印象を受けた?? と云うか? 見慣れた??
歌手陣は昨年同様 団栗の背比べ 皆様素晴らしい美声をご披露頂き
全員でブラボー&足踏みの観客応援団 最近の傾向
・・・・・…DAS RHEINGOLD…・・・・・
2023年7月26日 バイロイト≪ラインの黄金≫
指揮:Pietari Inkinen
演出:Valentin Schwarz / 舞台装置:Andrea Cozzi
衣装:Andy Besuch / 脚本:Konrad Kuhn
照明:Reinhard Traub / VIDEO:Luis August Krawen
Wotan:Tomasz Konieczny / Donner:Raimund Nolte
Fricka:Christa Mayer / Froh:Attilio Glaser
Loge:Daniel Kirch / Freia:Hailey Clark
Erda:Okka von der Damerau
Alberich:Olafur Sigurdarson / Fafner:Tobias Kehrer
Mime:Arnold Bezuyen / Fasolt:Jens-Erik Aasbo
昨年コロナ感染でキャンセルだった Pietari Inkinen ピエタリ インキネン
今年は元気な指揮で幕を開けたが 個人的には普通だった。 何が如何と云う
訳では無く無難に振ってると言う感じで ドラマが生まれない単調さもあり
少々退屈気味の感も否めない[m(_ _)m]
出演者も美声軍団で特に若手はいつも通りコンクール並 美声を競った
衣装がコンテンポラリーの為 歌手の見分けがつかず 声質歌唱スタイルも
全て似通った男性軍。 美声をご披露して頂けるだけで愉しいコンサート
拝聴の様な。 年長さんヴォタン Tomasz Koniecznyトマス コニツェニィ
昨年は初日から椅子破壊と云う不運に遭遇されたが 今年は小道具掛りが
しっかりチェック??(苦笑) 問題起きず安堵:ホッ 此処かしこ全面
的に厳重チェックを兼ね且 少しずつアレンジしたのだろう全ては覚えて
居ないが まぁ煩雑さは軽減されていた様な。。。。
何れにしてもボックスオフィス:座席係もデータチェックして下さった
かの様に 昨年は右端:今年は左端と云う事で昨年観えなかった半分を確認
出来て風景が変った事も 変化が有った様に感じられるのだろうか(苦笑)
個人的には真中から観る事は絶対に無いだろう? バイロイト祝祭劇場は
通路が無い為 入場は右か左から 半円上の中央に着くのは至難の業。
昔 折角だから良い席をと 中央に近い席で 姉と一緒に懲りた経験が・・
ちょっと遅れて入場すると途中の方々全員に ご起立願う羽目に トホホ
欧米人は気にせず平気で毎回同じ方が遅れて来たりするが日本人の心情
他人を立たせる事は人迷惑と思ってしまい 近年は邪魔にならない端を選択
そんなこんな今年もバイロイトフェスティバル開幕 悪趣味≪リング≫
今年は≪リング≫のチケットが初めて売れ残ったそうな この実態を
しっかり分析して何が原因か? 次回の演出に生かして欲しい
二週間前まで バイロイトも灼熱の欧州に漏れず 30℃を記録して居たが
フェスティヴァル開始から 雨に祟られ気温も低く 活気無い音楽祭の幕開
バイロイト詣で終了しようかな? と思いつゝ チケット確認メールを
着信すると何となく来てしまう(苦笑) 残念ながら昔の様な感動感激は
薄れつゝあるが木陰で夏の納涼大会の様な風物詩〓 木立の中で聴く
大好きな雰囲気についつい足が向いてしまい 今年もまた馳せ参じた\(^o^)/
初日からブラボーの嵐で幕を下ろした≪ラインの黄金≫ 終演20時半と
云っても日没 21時の夏時間 カーテンコールは延々と止まず〓
個人的にはお先に失礼と 足元の明るい内 散歩がてら徒歩で帰路に就いた
今年から正面玄関の前に大型バスが何台も待機 何事かと不安げに
情報収集(苦笑)
お客様待ちでたむろして居た運転手さんが『何処のホテル?』ホテル
名を告げると『あれだよ』とホテル名が読取れた。 今迄は駐車場迄
行く内に帰路半分程辿り着く道筋 余韻に浸りながら徒歩でと乗車せず
歩行速度も年齢の割に益々早くなり まるで強歩のごぼう抜き(笑)
歩行速度の関係もあるが 余韻に浸る程の感激も無く『そう云えば~』
二年目ともなれば 酷かった演出:舞台装置も大分真面に修正されて
昨年ほど魅悪では無かった印象を受けた?? と云うか? 見慣れた??
歌手陣は昨年同様 団栗の背比べ 皆様素晴らしい美声をご披露頂き
全員でブラボー&足踏みの観客応援団 最近の傾向
・・・・・…DAS RHEINGOLD…・・・・・
2023年7月26日 バイロイト≪ラインの黄金≫
指揮:Pietari Inkinen
演出:Valentin Schwarz / 舞台装置:Andrea Cozzi
衣装:Andy Besuch / 脚本:Konrad Kuhn
照明:Reinhard Traub / VIDEO:Luis August Krawen
Wotan:Tomasz Konieczny / Donner:Raimund Nolte
Fricka:Christa Mayer / Froh:Attilio Glaser
Loge:Daniel Kirch / Freia:Hailey Clark
Erda:Okka von der Damerau
Alberich:Olafur Sigurdarson / Fafner:Tobias Kehrer
Mime:Arnold Bezuyen / Fasolt:Jens-Erik Aasbo
昨年コロナ感染でキャンセルだった Pietari Inkinen ピエタリ インキネン
今年は元気な指揮で幕を開けたが 個人的には普通だった。 何が如何と云う
訳では無く無難に振ってると言う感じで ドラマが生まれない単調さもあり
少々退屈気味の感も否めない[m(_ _)m]
出演者も美声軍団で特に若手はいつも通りコンクール並 美声を競った
衣装がコンテンポラリーの為 歌手の見分けがつかず 声質歌唱スタイルも
全て似通った男性軍。 美声をご披露して頂けるだけで愉しいコンサート
拝聴の様な。 年長さんヴォタン Tomasz Koniecznyトマス コニツェニィ
昨年は初日から椅子破壊と云う不運に遭遇されたが 今年は小道具掛りが
しっかりチェック??(苦笑) 問題起きず安堵:ホッ 此処かしこ全面
的に厳重チェックを兼ね且 少しずつアレンジしたのだろう全ては覚えて
居ないが まぁ煩雑さは軽減されていた様な。。。。
何れにしてもボックスオフィス:座席係もデータチェックして下さった
かの様に 昨年は右端:今年は左端と云う事で昨年観えなかった半分を確認
出来て風景が変った事も 変化が有った様に感じられるのだろうか(苦笑)
個人的には真中から観る事は絶対に無いだろう? バイロイト祝祭劇場は
通路が無い為 入場は右か左から 半円上の中央に着くのは至難の業。
昔 折角だから良い席をと 中央に近い席で 姉と一緒に懲りた経験が・・
ちょっと遅れて入場すると途中の方々全員に ご起立願う羽目に トホホ
欧米人は気にせず平気で毎回同じ方が遅れて来たりするが日本人の心情
他人を立たせる事は人迷惑と思ってしまい 近年は邪魔にならない端を選択
そんなこんな今年もバイロイトフェスティバル開幕 悪趣味≪リング≫
今年は≪リング≫のチケットが初めて売れ残ったそうな この実態を
しっかり分析して何が原因か? 次回の演出に生かして欲しい
二週間前まで バイロイトも灼熱の欧州に漏れず 30℃を記録して居たが
フェスティヴァル開始から 雨に祟られ気温も低く 活気無い音楽祭の幕開
ローエングリン★バイロイト音楽祭~♪ [バイロイト.de]
霧に霞む神秘の世界 白鳥に牽かれ美麗な響きを奏でつゝ大衆の心に衝撃を
もたらす澄んだ美声 エルザの救世主 ローエングリン 演出が不可解でも
天を舞う歌唱で情景が描かれ 実在するかの様に現れる Klaus Florian Vogt
クラウス フロリアン フォクト @ ローエングリン その感動に浸る
『彼は素晴らしい今最高のローエングリンだね』 感激を語る帰仏便同乗の
仏紳士 ≪ローエングリン≫ の為だけに バイロイトへ赴いたそうな(微笑)
バイロイト迄 追っかけのエレガントなMonsieurだった〓 魅悪の演出
≪神々の黄昏≫ 振って後ろ髪惹かれず稀有な ≪ローエングリン≫ 余韻を
胸に帰仏 個人的には[是で良かった]\(^o^)/
新演出発表時から公演の度に日替りメニュ?? キャスト変更も多く加えて
コロナ禍キャンセルと云う憂目に遭遇しながらも 無事最期の年を迎えた。
誰もが認める世紀の ≪ ローエングリン ≫ に巡り会えた幸運
ブルー系で統一された自然環境重視の演出とか? 意図は良く掴めなかった
が凍て付く静寂の森林を背景に マエストロ Christian Thielemann
クリスティァン ティレマン構築する最高のメロディと共に移り行く舞台
夢現の時が流れた 余りに酷い≪ ジィグフリィド ≫ の翌日に一服の
清涼剤 ほっとする演出に感慨も一入。
初演当時から色々ハプニングも多く物議を醸した公演では有ったが 最期は
正真正銘のタイトルロールを迎え マエストロも万来の拍手を浴び千秋楽を
飾る事だろう ハプニングや コロナ禍災害に見舞われた不幸な状況も
速やかに対処 @ 流石の ティレマン 功績は半端ない
※想い起せば 当初スターティングメンバーだった ロベルト・アラニャ
リハーサル開始早々準備不足が露呈 降板となった 。 急遽代役を担い
背水の陣を救ったピョトル ベチェゼラ 好演で難を逃れた そんな
こんな曰く付き公演だった(苦笑)
~~~~~~~~LOHENGRIN~~~~~~~~
2022年8月4日 バイロイト音楽祭 ≪ ローエングリン ≫
指揮者:Christian Thielemann
演出:Yuval Sharon / 舞台装置&衣装:Rosa Loy / Neo Rauch
照明:Reinhard Traub / コーラスマスター:Eberhard Friedrich
Lohengrin:Klaus Florian Vogt
Elsa von Brabant:Camilla Nylund
Friedrich von Telramund:Martin Gantner
Ortrud:Petra Lang
Heinrich der Vogler:Georg Zeppenfeld
Der Heerrufer des Konigs:Derek Welton
1. Edler:Michael Gniffke / 2.Edler:Tansel Akzeybek
3.Edler:Raimund Nolte / 4.Edler:Jens-Erik Aasbo
マエストロ:Christian Thielemann クリスティアン ティレマン指揮
≪ローエングリン≫ は初耳であったが想定内 素晴らしかった
個人好み ≪ローエングリン≫ の筆頭は巨匠:James Levine
故ジェムス レヴァイン @ NYメト公演。 湖水に寄せるさざ波の如く
穏やかな水の音 壮麗な騎士に追従 厳かに進む白鳥 今尚 鮮明に
蘇る忘れ難き音質
ローエングリン:Klaus Florian Vogt クラウス・フロリアン・ヴォグト
誰もが称賛する現代最高峰のワーグナー・テナー 様々な公演を
聴かせて頂いたが筆頭 ≪ ローエングリン ≫ は半端ない そして続く
マイスター [ワルター] [パルジファル]オランダ人 [ エリック ]
ワルキューレ [ ジーグムンド ] ect
ワグナー以外にも涙無しに聴けない情感籠る [ フィデリオ ] 他に感情
稀薄な [プリンス @ ルサルカ ] [バッカス@アリアドネ・ナクソス]
[テートの慈悲 @ テート] 等 叙情的な作品も聴き逃せない。 是からも
機会求め色々な役柄を聴きたい 自然体の演技伴う珠玉の美声 [☆]
エルザ:Camilla Nylund カミラ ニィルンド 特筆は無いが役相応の
歌唱をご披露頂いた。 ニィルンドも 巴里:ベルリン:バイロイト等
各地で フィデリオ[レオノラ][ルサルカ]マイスター[エファ]等
演技伴う美声で存在感発揮 何時も愉しませて頂いて居る
※そう云えば2019年@バスティユ≪ルサルカ≫ 21年@バイロイト
≪マイスタージンガー≫ で二人は共演。
テルラムント:Martin Gantner マルタン ガントネー & オルトルート
Petra Lang ペトラ ラング 無難に役を熟した。 この役は その昔
タイトルロールも霞む圧巻のカップル マイヤー&シュトルックマン
以来 残念ながら未だこのカップルを凌ぐ魅惑ある歌唱に巡り会えない
ハインリッヒ:Georg Zeppenfeld ゲオルグ ゼッペンフェルド 専属??
かと想われる程に バイロイト音楽祭では 各種演目で出ずっぱり。
昔のハンス・ゾゥトンに匹敵。
昨年の厳しい コロナ禍規制も解消され 細やかでは有るが華やかさ戻り
つゝある音楽祭 ホテルも今年の朝食は マスクチェック無し(苦笑)
とは云え宿泊客は自主的にマスク着用。 セルフサーヴィスも元に戻り
好きな物を好きなだけ選べた(笑)
≪リング≫ の様にセットで購入の観客同氏 何時しか顔見知りに朝食は
意見交換のサロンさながら 特にこの度の様な演出は皆 興味深く感想
と云いつゝ愚痴になる。 誰もが解らない成りに 其々の創造力を働かせ
個々に分析(苦笑)
マルセイユから遥々初訪の仏人ご夫妻。 長年憧れたバイロイト音楽祭
『でも もう是っきりで』と演出の失望のみならず会場の雰囲気も南仏
気質の奥様にはちょっと馴染みが薄かった様な。。その昔 ヴェローナで
パバロティのデビュ公演に遭遇されたと 大感激したお話を伺った
≪リング≫だけでローエングリンは スルーされたが 是を観れば少しは
印象も変わったかも??
数年前のオランジュで お会いしたご夫妻の様に この方も『 主人の
誕生祝いに』と趣味の合うご主人に巡り会えたご幸運 今年は往
復路共に送迎バスを手配して頂けたが 相変わらず帰路は自力で余韻に
浸りながら 煌々と輝く満月に見守られ夜道を辿った
・・・・・・・・・・・・・・・・
会場への往復は問題は無かったが想定外の問題発生。 ニュルンベルク
バイロイト間の路線一部が工事中に因る 途中下車を強要され 乗換と
云う事態に遭遇( ゚Д゚) 昨年 訪れたばかりでまさかのハプニングに
驚嘆
昨年の経験から自動販売機操作も問題なくクリアー 無事 乗車券購入。
フライト同乗の仏人女性も同じルート目指し 勝手知ったる風に同行。
然し列車のホームが見つからず 問い合わせる係員は英語解らず。
何とか行先 @バイロイトは通じたものの 先方の説明が理解不可能。
結局 通常の列車では無く 駅から外へ出て 駅前ロータリーからトラム
ウェイで10分程で下車。 乗換て寂れた車庫の様な駅から バイロイト駅
目指し出発 車内ではビール片手の若者群団が盛上がり 騒々しく
不安増長『本当にバイロイト行きか?』 終着駅ではポリスの警戒??
この日は バイロイト:スタジアムで行われる数少ない サッカーの
試合だったとか そうバイロイトは ワグナー音楽祭だけの街では
無い事も証明された(笑) 老婆も歩けばに当たる欧州の人気!!
今年も又 色々な想い出を刻んだ バイロイト音楽祭 [ もう良いかな ]
と思いつつも 又来年を期待してしまう ワグネリアンでは無いが 夏はやはり
ワグナーを聴きたい [Wagnerien] とフランスから呼称が生まれたのか
と思える程に 仏人の多かった今年のバイロイト音楽祭
前回 隣席だった顔見知りも目が合うと挨拶。 新たな隣席観客同士の会話が
進む 地方からの訪問者と情報交換等 様々その場限りで生まれるワグナー
嗜好者 『でもそれが良いのよ』 と逢ったその場限りでも事欠かない話題を
愉しむ仏人にとってバイロイト音楽祭は “ ワグナー社交界”
『また何処かで バスティユかもね』
感激から既に二週間 今尚素晴らしい声が胸に蘇る 騒々しい孫を伴い
夕暮の美しい丹沢連峰を眺めながら 雲間から射す沈みゆく印象派の
絵画?? 将又 日本画の様な趣も 雲の配置により左右対称的に異なる
自然の風景 いつもと違う趣のある雲と思ったが 18日早朝の激しく
叩きつける雨脚を聴きながら 前夜の雲の異常さを想い起した
もたらす澄んだ美声 エルザの救世主 ローエングリン 演出が不可解でも
天を舞う歌唱で情景が描かれ 実在するかの様に現れる Klaus Florian Vogt
クラウス フロリアン フォクト @ ローエングリン その感動に浸る
『彼は素晴らしい今最高のローエングリンだね』 感激を語る帰仏便同乗の
仏紳士 ≪ローエングリン≫ の為だけに バイロイトへ赴いたそうな(微笑)
バイロイト迄 追っかけのエレガントなMonsieurだった〓 魅悪の演出
≪神々の黄昏≫ 振って後ろ髪惹かれず稀有な ≪ローエングリン≫ 余韻を
胸に帰仏 個人的には[是で良かった]\(^o^)/
新演出発表時から公演の度に日替りメニュ?? キャスト変更も多く加えて
コロナ禍キャンセルと云う憂目に遭遇しながらも 無事最期の年を迎えた。
誰もが認める世紀の ≪ ローエングリン ≫ に巡り会えた幸運
ブルー系で統一された自然環境重視の演出とか? 意図は良く掴めなかった
が凍て付く静寂の森林を背景に マエストロ Christian Thielemann
クリスティァン ティレマン構築する最高のメロディと共に移り行く舞台
夢現の時が流れた 余りに酷い≪ ジィグフリィド ≫ の翌日に一服の
清涼剤 ほっとする演出に感慨も一入。
初演当時から色々ハプニングも多く物議を醸した公演では有ったが 最期は
正真正銘のタイトルロールを迎え マエストロも万来の拍手を浴び千秋楽を
飾る事だろう ハプニングや コロナ禍災害に見舞われた不幸な状況も
速やかに対処 @ 流石の ティレマン 功績は半端ない
※想い起せば 当初スターティングメンバーだった ロベルト・アラニャ
リハーサル開始早々準備不足が露呈 降板となった 。 急遽代役を担い
背水の陣を救ったピョトル ベチェゼラ 好演で難を逃れた そんな
こんな曰く付き公演だった(苦笑)
~~~~~~~~LOHENGRIN~~~~~~~~
2022年8月4日 バイロイト音楽祭 ≪ ローエングリン ≫
指揮者:Christian Thielemann
演出:Yuval Sharon / 舞台装置&衣装:Rosa Loy / Neo Rauch
照明:Reinhard Traub / コーラスマスター:Eberhard Friedrich
Lohengrin:Klaus Florian Vogt
Elsa von Brabant:Camilla Nylund
Friedrich von Telramund:Martin Gantner
Ortrud:Petra Lang
Heinrich der Vogler:Georg Zeppenfeld
Der Heerrufer des Konigs:Derek Welton
1. Edler:Michael Gniffke / 2.Edler:Tansel Akzeybek
3.Edler:Raimund Nolte / 4.Edler:Jens-Erik Aasbo
マエストロ:Christian Thielemann クリスティアン ティレマン指揮
≪ローエングリン≫ は初耳であったが想定内 素晴らしかった
個人好み ≪ローエングリン≫ の筆頭は巨匠:James Levine
故ジェムス レヴァイン @ NYメト公演。 湖水に寄せるさざ波の如く
穏やかな水の音 壮麗な騎士に追従 厳かに進む白鳥 今尚 鮮明に
蘇る忘れ難き音質
ローエングリン:Klaus Florian Vogt クラウス・フロリアン・ヴォグト
誰もが称賛する現代最高峰のワーグナー・テナー 様々な公演を
聴かせて頂いたが筆頭 ≪ ローエングリン ≫ は半端ない そして続く
マイスター [ワルター] [パルジファル]オランダ人 [ エリック ]
ワルキューレ [ ジーグムンド ] ect
ワグナー以外にも涙無しに聴けない情感籠る [ フィデリオ ] 他に感情
稀薄な [プリンス @ ルサルカ ] [バッカス@アリアドネ・ナクソス]
[テートの慈悲 @ テート] 等 叙情的な作品も聴き逃せない。 是からも
機会求め色々な役柄を聴きたい 自然体の演技伴う珠玉の美声 [☆]
エルザ:Camilla Nylund カミラ ニィルンド 特筆は無いが役相応の
歌唱をご披露頂いた。 ニィルンドも 巴里:ベルリン:バイロイト等
各地で フィデリオ[レオノラ][ルサルカ]マイスター[エファ]等
演技伴う美声で存在感発揮 何時も愉しませて頂いて居る
※そう云えば2019年@バスティユ≪ルサルカ≫ 21年@バイロイト
≪マイスタージンガー≫ で二人は共演。
テルラムント:Martin Gantner マルタン ガントネー & オルトルート
Petra Lang ペトラ ラング 無難に役を熟した。 この役は その昔
タイトルロールも霞む圧巻のカップル マイヤー&シュトルックマン
以来 残念ながら未だこのカップルを凌ぐ魅惑ある歌唱に巡り会えない
ハインリッヒ:Georg Zeppenfeld ゲオルグ ゼッペンフェルド 専属??
かと想われる程に バイロイト音楽祭では 各種演目で出ずっぱり。
昔のハンス・ゾゥトンに匹敵。
昨年の厳しい コロナ禍規制も解消され 細やかでは有るが華やかさ戻り
つゝある音楽祭 ホテルも今年の朝食は マスクチェック無し(苦笑)
とは云え宿泊客は自主的にマスク着用。 セルフサーヴィスも元に戻り
好きな物を好きなだけ選べた(笑)
≪リング≫ の様にセットで購入の観客同氏 何時しか顔見知りに朝食は
意見交換のサロンさながら 特にこの度の様な演出は皆 興味深く感想
と云いつゝ愚痴になる。 誰もが解らない成りに 其々の創造力を働かせ
個々に分析(苦笑)
マルセイユから遥々初訪の仏人ご夫妻。 長年憧れたバイロイト音楽祭
『でも もう是っきりで』と演出の失望のみならず会場の雰囲気も南仏
気質の奥様にはちょっと馴染みが薄かった様な。。その昔 ヴェローナで
パバロティのデビュ公演に遭遇されたと 大感激したお話を伺った
≪リング≫だけでローエングリンは スルーされたが 是を観れば少しは
印象も変わったかも??
数年前のオランジュで お会いしたご夫妻の様に この方も『 主人の
誕生祝いに』と趣味の合うご主人に巡り会えたご幸運 今年は往
復路共に送迎バスを手配して頂けたが 相変わらず帰路は自力で余韻に
浸りながら 煌々と輝く満月に見守られ夜道を辿った
・・・・・・・・・・・・・・・・
会場への往復は問題は無かったが想定外の問題発生。 ニュルンベルク
バイロイト間の路線一部が工事中に因る 途中下車を強要され 乗換と
云う事態に遭遇( ゚Д゚) 昨年 訪れたばかりでまさかのハプニングに
驚嘆
昨年の経験から自動販売機操作も問題なくクリアー 無事 乗車券購入。
フライト同乗の仏人女性も同じルート目指し 勝手知ったる風に同行。
然し列車のホームが見つからず 問い合わせる係員は英語解らず。
何とか行先 @バイロイトは通じたものの 先方の説明が理解不可能。
結局 通常の列車では無く 駅から外へ出て 駅前ロータリーからトラム
ウェイで10分程で下車。 乗換て寂れた車庫の様な駅から バイロイト駅
目指し出発 車内ではビール片手の若者群団が盛上がり 騒々しく
不安増長『本当にバイロイト行きか?』 終着駅ではポリスの警戒??
この日は バイロイト:スタジアムで行われる数少ない サッカーの
試合だったとか そうバイロイトは ワグナー音楽祭だけの街では
無い事も証明された(笑) 老婆も歩けばに当たる欧州の人気!!
今年も又 色々な想い出を刻んだ バイロイト音楽祭 [ もう良いかな ]
と思いつつも 又来年を期待してしまう ワグネリアンでは無いが 夏はやはり
ワグナーを聴きたい [Wagnerien] とフランスから呼称が生まれたのか
と思える程に 仏人の多かった今年のバイロイト音楽祭
前回 隣席だった顔見知りも目が合うと挨拶。 新たな隣席観客同士の会話が
進む 地方からの訪問者と情報交換等 様々その場限りで生まれるワグナー
嗜好者 『でもそれが良いのよ』 と逢ったその場限りでも事欠かない話題を
愉しむ仏人にとってバイロイト音楽祭は “ ワグナー社交界”
『また何処かで バスティユかもね』
感激から既に二週間 今尚素晴らしい声が胸に蘇る 騒々しい孫を伴い
夕暮の美しい丹沢連峰を眺めながら 雲間から射す沈みゆく印象派の
絵画?? 将又 日本画の様な趣も 雲の配置により左右対称的に異なる
自然の風景 いつもと違う趣のある雲と思ったが 18日早朝の激しく
叩きつける雨脚を聴きながら 前夜の雲の異常さを想い起した
ジィグフリィド★バイロイト音楽祭~♪ [バイロイト.de]
今年の ≪ リング ≫ は音響重視の公演となった様な 初日&二日目を
鑑賞した後 もう誰もが演出無視を徹底? 物語の詐称でも何でもなく単に
舞台装置の前で 歌手陣が美声をご披露頂くと言う 背後の造作には無関心。
時折 派手に椅子でも壊れれば 驚きハッと眠気から覚めるご老人も 其々
演出家同様 客席に身を置いて好きな様に時間を過ごす 是も一種の
贅沢だろう。。。 従来の登場人物の他に メイドカフェの制服姿で女性が
ティタイム:サーヴィスをアレンジ。 銀食器のポットからお茶を注いで
メインキャストに差し出す~粋な計らいとでも云うので有ろうか(苦笑)
ロン毛:刺青:派手なロックンローラースタイルの ジィグフリドは
カップラーメンの様なパックの蓋を開け お箸でラーメンだか
スパゲティだか 何しろ麺を食べながらの演技 時々こぼし乍ら ミーメに
投げ付けながらと云った 食べ物を粗末に扱う舞台は情けない
舞台装置に使われるディテールに何か日本の[漫画オタク]を匂わせる
演出家群団?? 何故か大きなハートの風船[HAPPY BIRTHDAY]
最近流行の子供の誕生日を祝うグッズセットの様なものまで 幼稚傾向
若い演出家群団のご愛敬@
そんなこんな パンク容貌の男女が舞台を駆け巡り ピストル振回しつつ
時折 子供の団体も出演者リスト? 何故の疑問は解けない侭に 演出構想を
読む気にもならない。 まぁ一見して理解出来なければ『あぁそうなんだ!!』
とプログラムを読んだ所で理解不可能だろう。
昨年の≪オランダ人≫は幾ら酷くても単なる詐称で筋書きが出来て居た。
然し≪リング≫ は 神々の世界と云う架空世界が割込んで 制御不能な
若者が斬新的なアイディアを駆使して居る様に見せて頑張っても水の泡
※想えば80年代のファッション業界が 斬新的な変身を遂げる際 従来の
洋服と云う形を壊し変形させたデザインオンパレードで着られない服が
ショーを賑わした。 奇抜なアイディアでジャーナリスト:評論家の興味を
そそり宣伝に利用して 名前を売ったデザイナーが軒並み誕生〓〓
そんな経験が蘇る 奇抜で不可解な≪リング≫ 個人的に余韻を残しつゝ
後ろ髪も惹かれず ≪神々の黄昏≫を端折って帰仏の途に就く お疲れ様[m(_ _)m]
~~~~~~~~ SIEGFRIED ~~~~~~~~
2022年8月1日 バイロイト音楽祭 ≪ジィグフリィド≫
指揮:Cornelius Meister
演出:Valentin Schwarz
舞台装置:Andrea Cozzi/衣装:Andy Besuch
脚本:Konrad Kuhn / 照明:Reinhard Traub
Siegfried:Andreas Schager
Mime:Arnold Bezuyen
Der Wanderer:Tomasz Konieczny
Alberich:Olafur Sigurdarson
Fafner:Wilhelm Schwinghammer
Erda:Okka von der Damerau
Brunnhilde:Daniela Kohler
Waldvogel:Alexandra Steiner
流石のバイロイト 無名とは云え素晴らしい歌手陣は逸品揃い。 初耳歌手
オンパレード その声質:声量:優美な歌唱はうっとり聴かせる
数年前の単なる爆音張上げる 力任せで耳をつんざく音響はほゞ消え 情感
籠るニュアンスを駆使した歌唱力は 一歩前進。 この度の様な演技不要の
演出でも 奏でる歌唱でドラマを紡いだ。。。
是は指揮者の存在が多大だろう。 開幕前の指揮者交代に白羽の矢 若手
マエストロ:Cornelius Meister コルネリゥス メイスターの感性が演出を
凌いだと言っても過言では無いだろう。 同年代の若い指揮者にはきっと
演出家からの直接構想が説明され指揮者なりに理解した表現で奏でた演奏。
舞台にマッチして 不可解な舞台を忘れさせる様な 演奏形態。天晴!!
ジィグフリド:Andreas Schager アンドレアス シャゲー このコミック風
演出に体当りで演じた独り舞台。馬鹿馬鹿しく思える演出にも拘らず場を
盛上げた流石のコメディアン 周りに語り掛ける様に演技伴う説得力の有る
歌唱は素晴らしかった。 終盤 ブリュンヒルデとの ロマン溢れる二重唱
美麗なメロディーに乾杯
ブリュンヒルデ:Daniela Kohler ダニエラ コォレー 初耳歌手だったが
音質の良い美声 粗野な ジィグフリドに対し 黒子?? 風男性にエスコート
され 白のロングドレスで優雅に振舞った。 タキシードのシックな黒子
では有るが 麻原彰晃を想い浮かばせる髪型 & 髭に何か違和感を感じた(苦笑)
※原作外登場人物があちこちらに配置され失業対策か?と思われる程に
無用の長物に想えた 其の為 曲を聴き物語を読んで来ただけの観客
には 不可思議な物語を増長。
旅人:Tomasz Konieczny トマス コニェツニィ 此の章ではヴォタン
の貫録をほゞ失った旅人では有るが それにしても影が薄くスーツ姿で
ナイトクラブ?? のサロンで寛ぐ普通の[企業オーナー]風で威厳没落
※当初ノミネートされていたヴォタン:Gunther Groissbockグンター
グロワスボックの名前が消えた事情が気になり 野次馬としては情報が
欲しかった 関係者の話では 単に女性支配人 Katharina Wagner??
カタリナ ワグナー女史との意見不一致だった様な??
※日本の漫画的感性を思わせる演出:舞台装置 (個人的にそう観える)
休憩時の会話で『後ろの席の若者は凄く喜んでいた』と我々には理解
出来ない演出でも受容れに年代差が生じている様な? 因みに関係者に
『日本へ行った事ある??』の質問に『あぁ カタリナに付き添って二週間
程行って来た』との返答。
カタリナは若い演出家の構想と舞台装置を理解して居たのだろう?
(勝手な想像) 創造は重要であり世代交代も良いが 無理して不可解な
現代版に結び付ける必要が有るのだろうか
鑑賞した後 もう誰もが演出無視を徹底? 物語の詐称でも何でもなく単に
舞台装置の前で 歌手陣が美声をご披露頂くと言う 背後の造作には無関心。
時折 派手に椅子でも壊れれば 驚きハッと眠気から覚めるご老人も 其々
演出家同様 客席に身を置いて好きな様に時間を過ごす 是も一種の
贅沢だろう。。。 従来の登場人物の他に メイドカフェの制服姿で女性が
ティタイム:サーヴィスをアレンジ。 銀食器のポットからお茶を注いで
メインキャストに差し出す~粋な計らいとでも云うので有ろうか(苦笑)
ロン毛:刺青:派手なロックンローラースタイルの ジィグフリドは
カップラーメンの様なパックの蓋を開け お箸でラーメンだか
スパゲティだか 何しろ麺を食べながらの演技 時々こぼし乍ら ミーメに
投げ付けながらと云った 食べ物を粗末に扱う舞台は情けない
舞台装置に使われるディテールに何か日本の[漫画オタク]を匂わせる
演出家群団?? 何故か大きなハートの風船[HAPPY BIRTHDAY]
最近流行の子供の誕生日を祝うグッズセットの様なものまで 幼稚傾向
若い演出家群団のご愛敬@
そんなこんな パンク容貌の男女が舞台を駆け巡り ピストル振回しつつ
時折 子供の団体も出演者リスト? 何故の疑問は解けない侭に 演出構想を
読む気にもならない。 まぁ一見して理解出来なければ『あぁそうなんだ!!』
とプログラムを読んだ所で理解不可能だろう。
昨年の≪オランダ人≫は幾ら酷くても単なる詐称で筋書きが出来て居た。
然し≪リング≫ は 神々の世界と云う架空世界が割込んで 制御不能な
若者が斬新的なアイディアを駆使して居る様に見せて頑張っても水の泡
※想えば80年代のファッション業界が 斬新的な変身を遂げる際 従来の
洋服と云う形を壊し変形させたデザインオンパレードで着られない服が
ショーを賑わした。 奇抜なアイディアでジャーナリスト:評論家の興味を
そそり宣伝に利用して 名前を売ったデザイナーが軒並み誕生〓〓
そんな経験が蘇る 奇抜で不可解な≪リング≫ 個人的に余韻を残しつゝ
後ろ髪も惹かれず ≪神々の黄昏≫を端折って帰仏の途に就く お疲れ様[m(_ _)m]
~~~~~~~~ SIEGFRIED ~~~~~~~~
2022年8月1日 バイロイト音楽祭 ≪ジィグフリィド≫
指揮:Cornelius Meister
演出:Valentin Schwarz
舞台装置:Andrea Cozzi/衣装:Andy Besuch
脚本:Konrad Kuhn / 照明:Reinhard Traub
Siegfried:Andreas Schager
Mime:Arnold Bezuyen
Der Wanderer:Tomasz Konieczny
Alberich:Olafur Sigurdarson
Fafner:Wilhelm Schwinghammer
Erda:Okka von der Damerau
Brunnhilde:Daniela Kohler
Waldvogel:Alexandra Steiner
流石のバイロイト 無名とは云え素晴らしい歌手陣は逸品揃い。 初耳歌手
オンパレード その声質:声量:優美な歌唱はうっとり聴かせる
数年前の単なる爆音張上げる 力任せで耳をつんざく音響はほゞ消え 情感
籠るニュアンスを駆使した歌唱力は 一歩前進。 この度の様な演技不要の
演出でも 奏でる歌唱でドラマを紡いだ。。。
是は指揮者の存在が多大だろう。 開幕前の指揮者交代に白羽の矢 若手
マエストロ:Cornelius Meister コルネリゥス メイスターの感性が演出を
凌いだと言っても過言では無いだろう。 同年代の若い指揮者にはきっと
演出家からの直接構想が説明され指揮者なりに理解した表現で奏でた演奏。
舞台にマッチして 不可解な舞台を忘れさせる様な 演奏形態。天晴!!
ジィグフリド:Andreas Schager アンドレアス シャゲー このコミック風
演出に体当りで演じた独り舞台。馬鹿馬鹿しく思える演出にも拘らず場を
盛上げた流石のコメディアン 周りに語り掛ける様に演技伴う説得力の有る
歌唱は素晴らしかった。 終盤 ブリュンヒルデとの ロマン溢れる二重唱
美麗なメロディーに乾杯
ブリュンヒルデ:Daniela Kohler ダニエラ コォレー 初耳歌手だったが
音質の良い美声 粗野な ジィグフリドに対し 黒子?? 風男性にエスコート
され 白のロングドレスで優雅に振舞った。 タキシードのシックな黒子
では有るが 麻原彰晃を想い浮かばせる髪型 & 髭に何か違和感を感じた(苦笑)
※原作外登場人物があちこちらに配置され失業対策か?と思われる程に
無用の長物に想えた 其の為 曲を聴き物語を読んで来ただけの観客
には 不可思議な物語を増長。
旅人:Tomasz Konieczny トマス コニェツニィ 此の章ではヴォタン
の貫録をほゞ失った旅人では有るが それにしても影が薄くスーツ姿で
ナイトクラブ?? のサロンで寛ぐ普通の[企業オーナー]風で威厳没落
※当初ノミネートされていたヴォタン:Gunther Groissbockグンター
グロワスボックの名前が消えた事情が気になり 野次馬としては情報が
欲しかった 関係者の話では 単に女性支配人 Katharina Wagner??
カタリナ ワグナー女史との意見不一致だった様な??
※日本の漫画的感性を思わせる演出:舞台装置 (個人的にそう観える)
休憩時の会話で『後ろの席の若者は凄く喜んでいた』と我々には理解
出来ない演出でも受容れに年代差が生じている様な? 因みに関係者に
『日本へ行った事ある??』の質問に『あぁ カタリナに付き添って二週間
程行って来た』との返答。
カタリナは若い演出家の構想と舞台装置を理解して居たのだろう?
(勝手な想像) 創造は重要であり世代交代も良いが 無理して不可解な
現代版に結び付ける必要が有るのだろうか
ワルキューレ★バイロイト音楽祭~♪ [バイロイト.de]
久々納得の[ジィグムンド]を拝聴させて頂いた Klaus Florian Vogt
クラウス・フロリアン・フォクト 輝かしいデビュ 素晴らしかった[☆]
澄んだ美声で軽々高音域を奏でる美麗な音質 情感籠る歌唱
魅悪の演出&舞台装置の中で しっかりドラマを紡いだ。 金髪&長身
スカイブルーのデニムシャツ & チノパンでラフな着こなしのフォクト
遠目にペーター・ホフマンを彷彿とさせた。
パルシファル:ワルター:ローエングリン:ジーグムンド・デビュと
バイロイトに 於けるワグナーテナーの確固たる 存在感を築いた。
穏やかで謙虚な自然体のフォクトの評判はパーフェクト。 誰からも
賛辞しか聞かれない
酷評オンパレードの演出でも爽やかに演じる人間性 素晴らしい大スター
★★★ 彼の声を聴くだけでも価値ある≪リング≫二日目だった
※ホテルの朝食客の情報を得ている 顔見知りの独デザイナーバイロイト
住人曰く『悪評の感想しか聞かないのに貴女だけ良かったって?? 何故?』
との問『フォクトだけ良かったから 素晴らしかったわ 彼の妹も勿論』と。。
妹ジィグリンデ:Lise Davidsen リズ ダヴィッドセンも酷い演出に堂々と
受けて立ったと言う逞しさを感じさせた。 体型からも感じ取れる逞しさ
長身のフォクトを超す長身( ゚Д゚) 二人並ぶと彼女の方が大きく見える程
美声の歌唱力はオペラリアお墨付きで 安心して拝聴出来た。 既に昨年の
≪タンホイザー≫ ≪ワルキューレ≫の経験から想定内だった
※妊婦姿で1幕登場に『役の上で?? 将又 実際に??』と疑惑が飛んだが
役柄だった事が判明。 然し余りに酷い設定に驚嘆( ゚Д゚)
その上 子供に銃を持たせたり 休憩時間の意見交換で 既に観客の
ブーイングは絶えなかった(苦笑)
~~~~~~DIE WRKYRE~~~~~~
2022年8月1日 バイロイト音楽祭 ≪ワルキューレ≫
指揮:Cornelius Meister
演出:Valentin Schwarz
舞台装置:Andrea Cozzi/衣装:Andy Besuch
脚本:Konrad Kuhn / 照明:Reinhard Traub
Siegmund:Klaus Florian Vogt
Sieglinde:Lise Davidsen
Wotan:Tomasz Konieczny / Mikael Kupfer Radecky (3幕)
Hunding:Georg Zeppenfeld
Brunnhilde:Irene Theorin / Rossweisse:Katie Stevenson
Fricka / Schwertleite:Christa Mayer
Gerhilde:Kelly God / Grimgerde/Marie Henriette Reinhold
Ortlinde:Brit-Tone Mullertz / Waltraute:Stephanie Muther
Siegrune / Stephanie Houtzeel / Helmwige:Daniela Kohler
新演出@初回となれば 時にハプニングは止む負えないとは云え 障害に
遭遇した歌手に取っては想定外の災難に直面 @ 2幕目 フリッカの小言を
聞くヴォタン モダンな背もたれの付いた椅子に腰掛けた途端 椅子が破壊
ヴォタンは勢い良く椅子と共に背後に投出された
このアクシデントに因る負傷の為 3幕目降板のTomasz Konieczny トマス
コニエツニィに変り Mikael Kupfer Radecky ミカエル クプファ ラデッキィ
が 無事代役を収め 大事に至らず 公演終了(安堵)
※緊急事態に良く代役が揃う物と感心したが 未だ猛威を振るうコロナ禍の
状況の中 感染降板:隔離と云う非常事態を想定 十二分の準備が施されて
いるとの関係者情報 流石のバイロイト@スタンバイOK
演出は若いオーストリア人 Valentin Schwarz ヴァランタン シュワルツ
多くの賞を獲得されている様では有るが 衣装はコスプレ?? 日本のメイド
カフェだか? の制服。漫画の影響?? ワルキューレは エクサントリックな
色彩の超アヴァンギャルドなスーツ 煌くジルコン&スパンコールの刺繍や
ブレードでシャネルタイプ。 着せられている歌手陣も開き直って派手な
演技に徹していた。
此処は整形外科の設定?? 派手な衣装のワルキューレ嬢達 然し鼻や頭に
包帯巻き付けて整形手術の客と云う 整形して売春:ナイトクラブで働く
女性の設定か?? 女性を徹底的に馬鹿にした様な下品な構想??
隣席の仏紳士は ジグリンデが 妊婦である事に納得行かず気になった様な
『ジィグムンドに会う前から妊婦と云う設定は不可解』(苦笑)まぁ当然
非常に矛盾した設定で 本来 ジィグムンドの子供がジィグフリッドで有る
訳で ジィグムンドに会う前 既に妊婦と云う事は フンディングの子供??
3幕初めには既に出産して ノートンの代りに赤ん坊を抱えて立ち去る。
何しろ[ノートン]が 〓ピストルと云う事も物議を醸したのは当然。
現代社会に於ける暴力的設定は 如何な物か誰もが憤慨していた
一夜目≪ラインの黄金≫で子供がピストルを手にする設定も批判的で
此の侭 許されるものか 社会道徳からの問題を如何に対処するか??
独逸語新聞は解読困難の上 翌朝:朝食後レセプションを訪れると新聞は
既に完売だった
クラウス・フロリアン・フォクト 輝かしいデビュ 素晴らしかった[☆]
澄んだ美声で軽々高音域を奏でる美麗な音質 情感籠る歌唱
魅悪の演出&舞台装置の中で しっかりドラマを紡いだ。 金髪&長身
スカイブルーのデニムシャツ & チノパンでラフな着こなしのフォクト
遠目にペーター・ホフマンを彷彿とさせた。
パルシファル:ワルター:ローエングリン:ジーグムンド・デビュと
バイロイトに 於けるワグナーテナーの確固たる 存在感を築いた。
穏やかで謙虚な自然体のフォクトの評判はパーフェクト。 誰からも
賛辞しか聞かれない
酷評オンパレードの演出でも爽やかに演じる人間性 素晴らしい大スター
★★★ 彼の声を聴くだけでも価値ある≪リング≫二日目だった
※ホテルの朝食客の情報を得ている 顔見知りの独デザイナーバイロイト
住人曰く『悪評の感想しか聞かないのに貴女だけ良かったって?? 何故?』
との問『フォクトだけ良かったから 素晴らしかったわ 彼の妹も勿論』と。。
妹ジィグリンデ:Lise Davidsen リズ ダヴィッドセンも酷い演出に堂々と
受けて立ったと言う逞しさを感じさせた。 体型からも感じ取れる逞しさ
長身のフォクトを超す長身( ゚Д゚) 二人並ぶと彼女の方が大きく見える程
美声の歌唱力はオペラリアお墨付きで 安心して拝聴出来た。 既に昨年の
≪タンホイザー≫ ≪ワルキューレ≫の経験から想定内だった
※妊婦姿で1幕登場に『役の上で?? 将又 実際に??』と疑惑が飛んだが
役柄だった事が判明。 然し余りに酷い設定に驚嘆( ゚Д゚)
その上 子供に銃を持たせたり 休憩時間の意見交換で 既に観客の
ブーイングは絶えなかった(苦笑)
~~~~~~DIE WRKYRE~~~~~~
2022年8月1日 バイロイト音楽祭 ≪ワルキューレ≫
指揮:Cornelius Meister
演出:Valentin Schwarz
舞台装置:Andrea Cozzi/衣装:Andy Besuch
脚本:Konrad Kuhn / 照明:Reinhard Traub
Siegmund:Klaus Florian Vogt
Sieglinde:Lise Davidsen
Wotan:Tomasz Konieczny / Mikael Kupfer Radecky (3幕)
Hunding:Georg Zeppenfeld
Brunnhilde:Irene Theorin / Rossweisse:Katie Stevenson
Fricka / Schwertleite:Christa Mayer
Gerhilde:Kelly God / Grimgerde/Marie Henriette Reinhold
Ortlinde:Brit-Tone Mullertz / Waltraute:Stephanie Muther
Siegrune / Stephanie Houtzeel / Helmwige:Daniela Kohler
新演出@初回となれば 時にハプニングは止む負えないとは云え 障害に
遭遇した歌手に取っては想定外の災難に直面 @ 2幕目 フリッカの小言を
聞くヴォタン モダンな背もたれの付いた椅子に腰掛けた途端 椅子が破壊
ヴォタンは勢い良く椅子と共に背後に投出された
このアクシデントに因る負傷の為 3幕目降板のTomasz Konieczny トマス
コニエツニィに変り Mikael Kupfer Radecky ミカエル クプファ ラデッキィ
が 無事代役を収め 大事に至らず 公演終了(安堵)
※緊急事態に良く代役が揃う物と感心したが 未だ猛威を振るうコロナ禍の
状況の中 感染降板:隔離と云う非常事態を想定 十二分の準備が施されて
いるとの関係者情報 流石のバイロイト@スタンバイOK
演出は若いオーストリア人 Valentin Schwarz ヴァランタン シュワルツ
多くの賞を獲得されている様では有るが 衣装はコスプレ?? 日本のメイド
カフェだか? の制服。漫画の影響?? ワルキューレは エクサントリックな
色彩の超アヴァンギャルドなスーツ 煌くジルコン&スパンコールの刺繍や
ブレードでシャネルタイプ。 着せられている歌手陣も開き直って派手な
演技に徹していた。
此処は整形外科の設定?? 派手な衣装のワルキューレ嬢達 然し鼻や頭に
包帯巻き付けて整形手術の客と云う 整形して売春:ナイトクラブで働く
女性の設定か?? 女性を徹底的に馬鹿にした様な下品な構想??
隣席の仏紳士は ジグリンデが 妊婦である事に納得行かず気になった様な
『ジィグムンドに会う前から妊婦と云う設定は不可解』(苦笑)まぁ当然
非常に矛盾した設定で 本来 ジィグムンドの子供がジィグフリッドで有る
訳で ジィグムンドに会う前 既に妊婦と云う事は フンディングの子供??
3幕初めには既に出産して ノートンの代りに赤ん坊を抱えて立ち去る。
何しろ[ノートン]が 〓ピストルと云う事も物議を醸したのは当然。
現代社会に於ける暴力的設定は 如何な物か誰もが憤慨していた
一夜目≪ラインの黄金≫で子供がピストルを手にする設定も批判的で
此の侭 許されるものか 社会道徳からの問題を如何に対処するか??
独逸語新聞は解読困難の上 翌朝:朝食後レセプションを訪れると新聞は
既に完売だった
ラインの黄金 ★ バイロイト音楽祭~♪ [バイロイト.de]
≪ラインの黄金≫ 指輪 第一夜 歌唱力抜群 & 美声の若手歌手陣に因る
輝かしい幕開け 降幕同時に嵐の様なブラボー 素晴らしい歌手陣に誰もが
感激 反面 激しく抵抗する様な 凄まじいブーイング 此方は演出に
対してだろう 個人的にも納得
カーテンコールで歌手陣:登場人物 個々に惜しみない拍手とブラボーが
繰返された〓〓 些か素気無さはあるにしても 何れにしても意味不明
理解困難な演出に対し 感情表現:叙情的雰囲気等 演技:振付等 不要??
声質も響きの良い美声揃いでは有るが 似通ったトーンで テナー:バス
バリトンの差も無く 今流行りのバリ・テナー並みに『まぁ出せる高音
低音を適当に織交ぜて』風な 気持ちの良い歌唱を聴かせて頂いた(笑)
共通の趣味:嗜好を持つ世界中の老若男女が ワグナーに 吸寄せられ
この日の為に 盛装して一堂に会す ワグナー詣でと云う儀式(苦笑)
想えば 贅沢極まりない 人生の伴侶の様な趣味に幸な時を謳歌
再訪出来た バイロイト音楽祭 2020年からコロナ禍により二年延長
≪ ニュルンベルクの指輪 ≫ 新演出開幕。 昨年に続きまさか今年も
取れるとは嬉しい想定外のバイロイト 涼しい木立の中 見上げる丘を
目指し 夏は寛ぎ気分で ワグナーを拝聴したい
そんな気持ちが通じたのだろうか 呼んで頂いて【有難うワグナー様】然し
未だにコロナ禍が続く中 あちらこちら影響を及ぼす 感染の波が半端ない
先ずは≪RING≫ を振る予定だった指揮者:Pietari Inkinenピエタリ・
インキネンが新型コロナに感染 重篤な冠状動脈疾患 発症と云う事で無情な
降板を余儀なくされた
代役はCornelius Meister コルネリウス メイスター お気の毒なピエタリ
インキネンは昨年 コンサート形式 ≪ワルキューレ≫で バイロイト音楽祭
デビューを飾ったが 残念ながらの本番 キャンセルとなってしまった
※そう云えば 昨年 ≪ワルキューレ≫ でペンキアートを手掛けられた
パーフォーマンス芸術の翁 Hermann Nitschヘルマン・ニッチ氏が他界
されたそうな 謹んでお悔み申し上げます 合掌。 舞台挨拶では車椅子で
ご登場 仙人の様な白髭で 大分お年を召されて居た様に見受けられた。
そして当初:ノミネートされていたヴォタンGunther Groissbock グンター
グロワスボックの名前も何時の間にか消え 代役となった:John Lundgren
ジョン ルングレンも降板 日替りヴォータンとなった。
多種多様 未だ脅威を振るうコロナ禍ウイルス 明日は何が起きるか各自が
気を引き締めて生きねばならない時代。
~~~~~~~ DAS RHEINGOLD~~~~~~~
2022年7月31日 バイロイト音楽祭≪ラインの黄金≫
指揮:Cornelius Meister
演出:Valentin Schwarz
舞台装置:Andrea Cozzi/衣装:Andy Besuch
脚本:Konrad Kuhn / 照明:Reinhard Traub
Wotan:Egils Silins/ Donner:Raimund Nolte
Froh:Attilio Glaser /Loge:Daniel Kirch
Fricka:Christa Mayer/ Freia:Elisabeth Teige
Erda:Okka von der Damerau /Floshilde:Katie Stevenson
Alberich:Olafur Sigurdarson / Mime:Arnold Bezuyen
Fasolt:Jens-Erik Aasbo/ Fafner:Wilhelm Schwinghammer
Woglinde:Lea-ann Dunbar/ Wellgunde:Stephanie Houtzee
輝かしい幕開け 降幕同時に嵐の様なブラボー 素晴らしい歌手陣に誰もが
感激 反面 激しく抵抗する様な 凄まじいブーイング 此方は演出に
対してだろう 個人的にも納得
カーテンコールで歌手陣:登場人物 個々に惜しみない拍手とブラボーが
繰返された〓〓 些か素気無さはあるにしても 何れにしても意味不明
理解困難な演出に対し 感情表現:叙情的雰囲気等 演技:振付等 不要??
声質も響きの良い美声揃いでは有るが 似通ったトーンで テナー:バス
バリトンの差も無く 今流行りのバリ・テナー並みに『まぁ出せる高音
低音を適当に織交ぜて』風な 気持ちの良い歌唱を聴かせて頂いた(笑)
共通の趣味:嗜好を持つ世界中の老若男女が ワグナーに 吸寄せられ
この日の為に 盛装して一堂に会す ワグナー詣でと云う儀式(苦笑)
想えば 贅沢極まりない 人生の伴侶の様な趣味に幸な時を謳歌
再訪出来た バイロイト音楽祭 2020年からコロナ禍により二年延長
≪ ニュルンベルクの指輪 ≫ 新演出開幕。 昨年に続きまさか今年も
取れるとは嬉しい想定外のバイロイト 涼しい木立の中 見上げる丘を
目指し 夏は寛ぎ気分で ワグナーを拝聴したい
そんな気持ちが通じたのだろうか 呼んで頂いて【有難うワグナー様】然し
未だにコロナ禍が続く中 あちらこちら影響を及ぼす 感染の波が半端ない
先ずは≪RING≫ を振る予定だった指揮者:Pietari Inkinenピエタリ・
インキネンが新型コロナに感染 重篤な冠状動脈疾患 発症と云う事で無情な
降板を余儀なくされた
代役はCornelius Meister コルネリウス メイスター お気の毒なピエタリ
インキネンは昨年 コンサート形式 ≪ワルキューレ≫で バイロイト音楽祭
デビューを飾ったが 残念ながらの本番 キャンセルとなってしまった
※そう云えば 昨年 ≪ワルキューレ≫ でペンキアートを手掛けられた
パーフォーマンス芸術の翁 Hermann Nitschヘルマン・ニッチ氏が他界
されたそうな 謹んでお悔み申し上げます 合掌。 舞台挨拶では車椅子で
ご登場 仙人の様な白髭で 大分お年を召されて居た様に見受けられた。
そして当初:ノミネートされていたヴォタンGunther Groissbock グンター
グロワスボックの名前も何時の間にか消え 代役となった:John Lundgren
ジョン ルングレンも降板 日替りヴォータンとなった。
多種多様 未だ脅威を振るうコロナ禍ウイルス 明日は何が起きるか各自が
気を引き締めて生きねばならない時代。
~~~~~~~ DAS RHEINGOLD~~~~~~~
2022年7月31日 バイロイト音楽祭≪ラインの黄金≫
指揮:Cornelius Meister
演出:Valentin Schwarz
舞台装置:Andrea Cozzi/衣装:Andy Besuch
脚本:Konrad Kuhn / 照明:Reinhard Traub
Wotan:Egils Silins/ Donner:Raimund Nolte
Froh:Attilio Glaser /Loge:Daniel Kirch
Fricka:Christa Mayer/ Freia:Elisabeth Teige
Erda:Okka von der Damerau /Floshilde:Katie Stevenson
Alberich:Olafur Sigurdarson / Mime:Arnold Bezuyen
Fasolt:Jens-Erik Aasbo/ Fafner:Wilhelm Schwinghammer
Woglinde:Lea-ann Dunbar/ Wellgunde:Stephanie Houtzee