バイロイト音楽祭2021 ★ワルキューレ~♪ [バイロイト.de]
コンサート形式では有ったが 来年の新演出 ≪リング≫ の予行演習??
指揮者:Pietari Inkinen ピエタリ インキネン 率いる来年のキャストが
揃い 歌唱をご披露頂いた。 然しコンサート形式が普通で無かった事に
些か腹立たしさを覚えた(苦笑)
アクションアーティスト: Hermann Nitsch ヘルマン ニッチ??と発音か?
世界的に著名な ご高齢マルチ芸術家の様であるが 初めて伺った名前。
真っ白な壁と地面に絵の具を流しアート作品を作る作業を歌手陣の背後で
実施。 壁を伝って滴り落ちるアート作品 色彩的には素晴らしいと思うが
問題は床に撒かれるペイント。 小型のバケツから床に叩きつける様に丁度
夏の打水の様に各色を止め処なく数人で繰返す。
美しい演奏 美麗な歌唱に陶酔する中『バシャ・バシャ・バシャ・・』と
水撒く雑音が止まない 上から流れる多色の絵具は静かに滴る為
邪魔にならず眼を愉しませて呉れる。 床も撒かれた色を布でモチーフを
描く作業は問題無いが。。。
極め付けは三幕目終盤 ブリュンヒルデの周りに火を放ち燃盛る情景
この場面の曲は 〓炎に守られ静かに眠りに就くブリュンヒルデに想い
馳せる大好きなメロディ 然し此処で『バシャ・バシャ・バシャ』
と思い切り壁に赤いペンキを投げつける如く 最悪な雑音に見舞われ
残念至極
ほんの少しの雑音でも目ざとくチェックされる独逸 雑音には非常に
敏感に反応する独逸人が 良くこの煩わしい雑音に耐えられた物だと
感心させられ 休憩時間:プログラム購入の折に 耐え難い雑音を
零すと『そう云うお客様が多いです』 我一人では無かった 安堵。
※ウィーン出身の芸術家で最も重要な現代アート創作者 画家、作曲家
劇作家、舞台美術等 幅広い範囲の芸術家として活躍する 83歳の翁
来年の≪リング≫を演出するのだろうか?? と心配になりプログラムを
拝見すると演出家は違うが紹介されて居る写真は個人的には受容れ難い
グロテスクな写真が掲載されて居る。 真相や如何に来年のお愉しみ??
※22年 ≪リング≫ は Valentin Schwarz ヴァランタン・シュワルツ監督
~~~WALKURE~~~
2021年8月3日 バイロイト音楽祭≪ワルキューレ≫コンサート形式
指揮:Pietari Inkinen
Artist:Hermann Nitsch
照明:Peter Younes
Siegmund:Klaus Florian Vogt
Sieglinde:Lise Davidsen
Brunnhilde:Irene Theorin
Wotan:Tomasz Konieczny / Hunding:Dmitry Belosselskiy
Fricka & Schwertleite:Christa Mayer
Waltraute:Stephanie Houtzeel/ Gerhilde:Kelly God
Helmwige:Daniela Kohler / Ortlinde:Brit-Tone Mullertz
Siegrune:Nana Dzidziguri / Rossweisse:Simone Schroder
Grimgerde:Marie Henriette Reinhold
F.K.フォクト ≪マイスター≫ ヴァルターから2日於いてジーグムンド
まぁ素晴らしい美麗な音色を拝聴させて頂いた。ローエングリン、
エリック、パルシファル、 ワルターと ワグナーはもとより ルサルカ
フロレスタン、テイト等 聴く機会に恵まれて来た。
リゼ ダヴィドセン フォクトより長身か??と思える程に並ぶとほゞ
変らない身長に驚き。 前日のタンホイザー:エリザベトを熟し 翌日
ジーグリンデのバイタリティは半端ない。
※追記:L. ダヴィドセン ちょっと気になる名前と写真『あっ そう云えば』
風に 記憶が蘇り確認すると そう昨暮 @ バスティユの ≪ワルキューレ≫
ジークリンデ だった( ゚Д゚) あの時『あぁバイロイトで歌うのね♪』風に
情報インプット 然し近年 記憶は容赦なく去り行く忘却の彼方へ
ヴォタン:Tomasz Koniecznyトマス コニツェニィ 新リングでは
グンター グロワスボックの予定だったので拝聴出来る事を期待したが
キャスト変更だった?? 来年は是非とも聴ける事を祈りつゝ。
ブリュンヒルデ:Irene Theorin イレネ テオリン ウィーンの神々で
既に聴いて居たが 演技付き舞台より迫力無い様な感じを受けたのは
多分打水のせいだろう(苦笑) 返す返す残念な打水だった
※追記:バイロイト:サイトの報道で イレネ・テオリンが 17日の公演
体調不良でキャンセルとの事。 やはり初回:迫力無かったのは既に
兆しが有ったのかなぁ?? と勝手な憶測。 代役は C.フォスター前回の
≪ リング ≫ で美声のブリュンヒルデを聴かせて頂いた
色々ハプニングもあるが このコロナ禍@真っ只中で貴重な音楽会を
ライブ観劇させて頂けた事は誠に幸運の至り バイロイト関係者の皆様
スタッフ:演奏家:歌手陣:諸々の手配を担った事務局 警備等 全ての
方々のご尽力は 感謝の念に堪えない Dankeschon
22年 新演出 ≪ リング ≫ の無事公演を祈りつゝ 演出は兎も角 リスト
では素晴らしい歌手陣揃い 声&演奏だけでも聴きに赴きたい
再チャンスを期待して頑張らなくては。。コロナ禍の退散も節に祈りつゝ
神様&ワグナー様 来シーズンもどうぞ宜しくお願い致します
想い起せば忙しい滞在だった(笑) 毎日 先ず午後3時前後に ホテル
しゅっぱーつ @ 4時開演 1,2,3幕の間に1時間の休憩2回
上演時間約4時間半+休憩2時間+開演前の待ち時間 終演後の
カーテンコール等 計約8時間 ほゞ勤め人並み(苦笑)
高齢者の多いバイロイト音楽祭 独人のバイタリティーに脱帽
木々生い茂る雄大な自然の中 独逸人のアイドル 巨匠ワグナーの
魅惑的音楽に陶酔 素晴らしい公演を観劇して英気養う夏季休暇
健康維持の秘訣だろうか??〓 今年は中高齢者の常連風観客が多い様に
見受けられた。 観客半数の為 休憩時間は まばらで ゆったり散策
静で優雅な雰囲気が漂った。。。
指揮者:Pietari Inkinen ピエタリ インキネン 率いる来年のキャストが
揃い 歌唱をご披露頂いた。 然しコンサート形式が普通で無かった事に
些か腹立たしさを覚えた(苦笑)
アクションアーティスト: Hermann Nitsch ヘルマン ニッチ??と発音か?
世界的に著名な ご高齢マルチ芸術家の様であるが 初めて伺った名前。
真っ白な壁と地面に絵の具を流しアート作品を作る作業を歌手陣の背後で
実施。 壁を伝って滴り落ちるアート作品 色彩的には素晴らしいと思うが
問題は床に撒かれるペイント。 小型のバケツから床に叩きつける様に丁度
夏の打水の様に各色を止め処なく数人で繰返す。
美しい演奏 美麗な歌唱に陶酔する中『バシャ・バシャ・バシャ・・』と
水撒く雑音が止まない 上から流れる多色の絵具は静かに滴る為
邪魔にならず眼を愉しませて呉れる。 床も撒かれた色を布でモチーフを
描く作業は問題無いが。。。
極め付けは三幕目終盤 ブリュンヒルデの周りに火を放ち燃盛る情景
この場面の曲は 〓炎に守られ静かに眠りに就くブリュンヒルデに想い
馳せる大好きなメロディ 然し此処で『バシャ・バシャ・バシャ』
と思い切り壁に赤いペンキを投げつける如く 最悪な雑音に見舞われ
残念至極
ほんの少しの雑音でも目ざとくチェックされる独逸 雑音には非常に
敏感に反応する独逸人が 良くこの煩わしい雑音に耐えられた物だと
感心させられ 休憩時間:プログラム購入の折に 耐え難い雑音を
零すと『そう云うお客様が多いです』 我一人では無かった 安堵。
※ウィーン出身の芸術家で最も重要な現代アート創作者 画家、作曲家
劇作家、舞台美術等 幅広い範囲の芸術家として活躍する 83歳の翁
来年の≪リング≫を演出するのだろうか?? と心配になりプログラムを
拝見すると演出家は違うが紹介されて居る写真は個人的には受容れ難い
グロテスクな写真が掲載されて居る。 真相や如何に来年のお愉しみ??
※22年 ≪リング≫ は Valentin Schwarz ヴァランタン・シュワルツ監督
~~~WALKURE~~~
2021年8月3日 バイロイト音楽祭≪ワルキューレ≫コンサート形式
指揮:Pietari Inkinen
Artist:Hermann Nitsch
照明:Peter Younes
Siegmund:Klaus Florian Vogt
Sieglinde:Lise Davidsen
Brunnhilde:Irene Theorin
Wotan:Tomasz Konieczny / Hunding:Dmitry Belosselskiy
Fricka & Schwertleite:Christa Mayer
Waltraute:Stephanie Houtzeel/ Gerhilde:Kelly God
Helmwige:Daniela Kohler / Ortlinde:Brit-Tone Mullertz
Siegrune:Nana Dzidziguri / Rossweisse:Simone Schroder
Grimgerde:Marie Henriette Reinhold
F.K.フォクト ≪マイスター≫ ヴァルターから2日於いてジーグムンド
まぁ素晴らしい美麗な音色を拝聴させて頂いた。ローエングリン、
エリック、パルシファル、 ワルターと ワグナーはもとより ルサルカ
フロレスタン、テイト等 聴く機会に恵まれて来た。
リゼ ダヴィドセン フォクトより長身か??と思える程に並ぶとほゞ
変らない身長に驚き。 前日のタンホイザー:エリザベトを熟し 翌日
ジーグリンデのバイタリティは半端ない。
※追記:L. ダヴィドセン ちょっと気になる名前と写真『あっ そう云えば』
風に 記憶が蘇り確認すると そう昨暮 @ バスティユの ≪ワルキューレ≫
ジークリンデ だった( ゚Д゚) あの時『あぁバイロイトで歌うのね♪』風に
情報インプット 然し近年 記憶は容赦なく去り行く忘却の彼方へ
ヴォタン:Tomasz Koniecznyトマス コニツェニィ 新リングでは
グンター グロワスボックの予定だったので拝聴出来る事を期待したが
キャスト変更だった?? 来年は是非とも聴ける事を祈りつゝ。
ブリュンヒルデ:Irene Theorin イレネ テオリン ウィーンの神々で
既に聴いて居たが 演技付き舞台より迫力無い様な感じを受けたのは
多分打水のせいだろう(苦笑) 返す返す残念な打水だった
※追記:バイロイト:サイトの報道で イレネ・テオリンが 17日の公演
体調不良でキャンセルとの事。 やはり初回:迫力無かったのは既に
兆しが有ったのかなぁ?? と勝手な憶測。 代役は C.フォスター前回の
≪ リング ≫ で美声のブリュンヒルデを聴かせて頂いた
色々ハプニングもあるが このコロナ禍@真っ只中で貴重な音楽会を
ライブ観劇させて頂けた事は誠に幸運の至り バイロイト関係者の皆様
スタッフ:演奏家:歌手陣:諸々の手配を担った事務局 警備等 全ての
方々のご尽力は 感謝の念に堪えない Dankeschon
22年 新演出 ≪ リング ≫ の無事公演を祈りつゝ 演出は兎も角 リスト
では素晴らしい歌手陣揃い 声&演奏だけでも聴きに赴きたい
再チャンスを期待して頑張らなくては。。コロナ禍の退散も節に祈りつゝ
神様&ワグナー様 来シーズンもどうぞ宜しくお願い致します
想い起せば忙しい滞在だった(笑) 毎日 先ず午後3時前後に ホテル
しゅっぱーつ @ 4時開演 1,2,3幕の間に1時間の休憩2回
上演時間約4時間半+休憩2時間+開演前の待ち時間 終演後の
カーテンコール等 計約8時間 ほゞ勤め人並み(苦笑)
高齢者の多いバイロイト音楽祭 独人のバイタリティーに脱帽
木々生い茂る雄大な自然の中 独逸人のアイドル 巨匠ワグナーの
魅惑的音楽に陶酔 素晴らしい公演を観劇して英気養う夏季休暇
健康維持の秘訣だろうか??〓 今年は中高齢者の常連風観客が多い様に
見受けられた。 観客半数の為 休憩時間は まばらで ゆったり散策
静で優雅な雰囲気が漂った。。。
バイロイト音楽祭2021★タンホイザー~♪ [バイロイト.de]
バイロイト音楽祭で≪タンホイザー≫ を聴くのは初めて 他でも比較的聴く
機会は限られて居り ライヴを聴いたのは数える程。 音楽的には小学生の頃
から聴いて居て運動会の行進曲とかワグナーの中では 一番身近で好きな曲
然し近年の バイロイト演出 魅悪は想定内の為 期待せずして赴いた
演出:Tobia Kratzer トビア・クラツェ と知った時 『あぁこりゃだめだ 』
既にリヨン≪ウィリアムテル≫ が蘇り音楽鑑賞だけを目的とした。予想は
的中。 開幕同時 @ 前奏曲に合せ 走り出した 古びたキャンピングカーに
揺られつゝ舞台一面のCG映像で迫り来る独逸の雄大な 森林や田園風景に
一途の期待を寄せたが 個人的嗜好からは外れた
巡業役者ご一行様が キャンピングカーに同乗 パリアッチ:カニオと見紛う
ピエロ姿のタンホイザー、エロティックなスパンコールのボディタイツ着用
ヴェニュス、ジョセフィヌ・ベッケ-を意図する様な長身の黒人女性はチュ-ル
のミニドレス、水兵スタイルの小人は ブリキの太鼓のイメージ?? 総勢四氏
が辿り着いた神聖な歌合戦会場〓?
上下半分に分けられた舞台 上方にCG映像 下方の実像を操作する上階の
プロデューサーと二元中継設定?? もう此処迄観て 何やら意図不明に陥り
演出追わずにだけ傾けた 竪琴抱えるロマン タンホイザーの姿と乖離
した演出に希望は無かった
~~~TANNHAUSER~~~
2021年8月2日 バイロイト音楽祭 ≪タンホイザー≫
指揮:Axel Kober
演出:Tobias Kratzer
舞台装置&衣装:Rainer Sellmaier / 照明:Reinhard Trub
Video:Manuel Braun / 脚本:Konrad Kuhn
Landgraf Hermann:Gunther Groissbock
Tannhauser:Stephen Gould / Wolfram:Markus Eiche
Elisabeth:Lise Davidsen / Walther:Magnus Vigilius
Venus:Ekaterina Gubanova / Biterolf:Olafur Sigurdarson
指揮:Axel Kober アクセル コベー 無事大役を果たした 天晴
竪琴抱えるタンホイザーのイメージから 遥か遠いとは言え 迫力の声量
美声を奏でる Stephen Gould シュテフェン グルド / ヨハン・ボッタを
彷彿とさせる体型と豊かな歌唱力。 ウィーン≪神々の黄昏≫ で既に
指揮者:アクセル・コベー &ジーグフリッド:シュテファン・グルドで
拝聴させて頂いた
※ヨハン・ボッタを聴いた最期 メトライヴ中継 ≪タンホイザー≫ を
映画館で観賞。 オット・シェンクの素晴らしい演出が蘇る。
エリザヴータ:Lise Davidsen リゼ ダヴィッドセン 華麗なる美声
奏でるノルエー出身 長身のソプラノ[オペラリア受賞者]と経歴観て
納得。[オペラリア]の受賞者は半端無い競争を勝抜き受賞する。
最終コンペ出場の歌手陣に驚嘆。 単なるドミンゴ・ブランドでは無い。
声のみならず演技力も備え多彩な要素をクリアして勝ち残る。
※最終決定選 @ 一般人参加:投票の際 数回 参加した事が有るが 優秀者揃
『エッ何で落ちるの』風に 最終審査で受賞を逃す若手歌手のレベルも
半端ない。
ヘルマン:Gunther Groissbock グンター グロワスボック @ バイロイト
常連スター[マイスター] では声のみ出演で夜回りを演じた。 次シーズン
新≪リング≫ヴォータンの予定?? バス/バリトンで安定感のある歌手。
ヴェニュス:Ekaterina Gubanova エカテリナ グバノヴァ 体当り演技
と云うか あのスパンコールのボディスーツを着こなすスタイルに驚き
大型画面に映し出されるユニークな表情も抜群。 既に欧州各地で色々
聴かせて頂いて居るので 通常の印象からは想像に難く素晴らしい変身に
天晴
その他大勢と云うと失礼であるが 男性歌手陣の声は 一声で惹かれないと
皆同じ♪♪♪
そんなこんな訳の分からない馬鹿馬鹿しさを伴いながら 悲壮な最期を
向える エリザベートがキャンピングカーの中で 手首を切り自害
命を捧げる形は如何であれ結果は同じであるが血の滴る白衣を観るのは
耐え難い幕切れ 演奏&歌唱力にのみ価値を求め バイロイトへ出向く
素晴らしい公演に感謝観劇
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1984年7月10日 ガルニエ≪タンホイザー≫
指揮:Uwe Mund/ 照明:Vannio Vanni
演出:Istvan Szabo / 振付:Ivan Marko
舞台装置:Victor Vasarely / 衣装:Judith Gombar
巴里国立オペラ交響楽団 / 巴里国立オペラ合唱団
Hermann, Landgraf:Siegfried Vogel
Tannhauser:Klaus Koenig
Elisabeth:Anna Tomowa-Sintow
Venus:Eva Randova
Wolfram von Eschenbach:Lajos Miller
Walther von der Vogelweide:Robert Dume
Biterolf:Philippe Duminy
Heinrich der Schreiber:Gerard Garino
この舞台装置だけはしっかり覚えている。 蓋を取って上から眺めた
騙し箱の様な 正方形の枠だけで遠近感を出した舞台。パステル調の
色使いに救われた。
古びたトレンチコートに帽子を被りサラリーマン風 くたびれたカバンを
下げて ローマから戻った巡礼はまるで何処かの国の集団就職者の様な
舞台装置:IstvanVasarely イストヴァン ヴァザレリイ:当時画家と
伺ったが 経歴は忘却の彼方へ。 何しろ興味薄く四角い枠を観ている
だけで 途中睡魔に襲われた。
・・・・・・・・・・・・・
2011年10月6、9日 バスティユ≪タンホイザー≫
指揮:Mark Elder / 衣装:Constance Hoffman
演出:Robert Carsen / 照明:Robert Carsen et Peter Van Praet
舞台装置:Paul Steinberg / 振付:Philippe Giraudeau
巴里国立オペラ交響楽団 / 国立巴里オペラ合唱団
Hermann, Landgraf:Christof Fischesser
Tannhauser:Christopher Ventris
Elisabeth:Nina Stemme
Venus:Sophie Koch
Biterolf:Tomasz Konieczny
Wolfram von Eschenbach:Stephane Degout
クリストファ ヴェントリスが非常に良かった記憶に残る
一番後ろ 入口に近い座席の日。 休憩時間が終り着席状態で 突然
後方のドアから一人の女性が入場 『エッもう始まるから早く~』
と思って心配??は 要らなかった 演出でニナ・シュテメだった(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そう云えば ニナ・シュテメ で想い出した ベルリン・ドッチェオパーの
≪タンホイザー≫ ニナの エリザベートを初めて聴いた日。 残念ながら
資料なくその他詳細不明。 演出は暗いナイトクラブの様なガラスの箱の
中に赤いドレスの女性達が戯れ[ 娼婦街 @ 飾窓の女] 風な記憶も
・・・・・・・・・・・・・・・・・
幸い貴重な作品が浮かび上がった。ベルリンSOB @ハリー・クプファー演出
≪タンホイザー≫ ワルトラウト・メイエーの ヴェニュス 階段:梯子好きの
クプファーの演出で全体の印象は薄い。
1999年4月11日 SOB ≪タンホイザー≫
指揮:Daniel Barenboim / 衣装:Buki Shiff
演出:Harry Koupfer / 照明:Franz Peter David
舞台装置:Hans Schavernoch / 振付:Roland Giertz
脚本:Manfred Haedler
Staatskapelle交響楽団
StaatsopernChor合唱団
Hermann, Landgraf:Roberto Holl
Tannhauser:Robert Ganbill
Elisabeth:Angela Denoke
Venus:Waltraud Meier
Heinrich Der Schreiber:Andreas Schmidt
Wolfram von Eschenbach:Roman Trekel
メイエーの他 R.ガンビル / A.デノケ / A.シュミッツ / R.ホル
R.トレケル等 懐かしい名前が並ぶ SOB ワグナー全盛の頃
この日 83年のロンドン≪ オテロ ≫ で仏リリックサークルを引率した
仏人に遭遇。 ベルリンに転居と伺い野暮な質問に『勿論 メイエー‥』
と、子供の頃から両親が一日中オペラを聴いて居たと言う家庭環境。
父上は馬主と云う事でさり気無い富豪(笑) 83年ロンドン
84年バルセロナ 86年のミュンヘンが記憶に残る。 その後は直接
BOX Office へシフトして ゲット に付き [m(_ _)m]
機会は限られて居り ライヴを聴いたのは数える程。 音楽的には小学生の頃
から聴いて居て運動会の行進曲とかワグナーの中では 一番身近で好きな曲
然し近年の バイロイト演出 魅悪は想定内の為 期待せずして赴いた
演出:Tobia Kratzer トビア・クラツェ と知った時 『あぁこりゃだめだ 』
既にリヨン≪ウィリアムテル≫ が蘇り音楽鑑賞だけを目的とした。予想は
的中。 開幕同時 @ 前奏曲に合せ 走り出した 古びたキャンピングカーに
揺られつゝ舞台一面のCG映像で迫り来る独逸の雄大な 森林や田園風景に
一途の期待を寄せたが 個人的嗜好からは外れた
巡業役者ご一行様が キャンピングカーに同乗 パリアッチ:カニオと見紛う
ピエロ姿のタンホイザー、エロティックなスパンコールのボディタイツ着用
ヴェニュス、ジョセフィヌ・ベッケ-を意図する様な長身の黒人女性はチュ-ル
のミニドレス、水兵スタイルの小人は ブリキの太鼓のイメージ?? 総勢四氏
が辿り着いた神聖な歌合戦会場〓?
上下半分に分けられた舞台 上方にCG映像 下方の実像を操作する上階の
プロデューサーと二元中継設定?? もう此処迄観て 何やら意図不明に陥り
演出追わずにだけ傾けた 竪琴抱えるロマン タンホイザーの姿と乖離
した演出に希望は無かった
~~~TANNHAUSER~~~
2021年8月2日 バイロイト音楽祭 ≪タンホイザー≫
指揮:Axel Kober
演出:Tobias Kratzer
舞台装置&衣装:Rainer Sellmaier / 照明:Reinhard Trub
Video:Manuel Braun / 脚本:Konrad Kuhn
Landgraf Hermann:Gunther Groissbock
Tannhauser:Stephen Gould / Wolfram:Markus Eiche
Elisabeth:Lise Davidsen / Walther:Magnus Vigilius
Venus:Ekaterina Gubanova / Biterolf:Olafur Sigurdarson
指揮:Axel Kober アクセル コベー 無事大役を果たした 天晴
竪琴抱えるタンホイザーのイメージから 遥か遠いとは言え 迫力の声量
美声を奏でる Stephen Gould シュテフェン グルド / ヨハン・ボッタを
彷彿とさせる体型と豊かな歌唱力。 ウィーン≪神々の黄昏≫ で既に
指揮者:アクセル・コベー &ジーグフリッド:シュテファン・グルドで
拝聴させて頂いた
※ヨハン・ボッタを聴いた最期 メトライヴ中継 ≪タンホイザー≫ を
映画館で観賞。 オット・シェンクの素晴らしい演出が蘇る。
エリザヴータ:Lise Davidsen リゼ ダヴィッドセン 華麗なる美声
奏でるノルエー出身 長身のソプラノ[オペラリア受賞者]と経歴観て
納得。[オペラリア]の受賞者は半端無い競争を勝抜き受賞する。
最終コンペ出場の歌手陣に驚嘆。 単なるドミンゴ・ブランドでは無い。
声のみならず演技力も備え多彩な要素をクリアして勝ち残る。
※最終決定選 @ 一般人参加:投票の際 数回 参加した事が有るが 優秀者揃
『エッ何で落ちるの』風に 最終審査で受賞を逃す若手歌手のレベルも
半端ない。
ヘルマン:Gunther Groissbock グンター グロワスボック @ バイロイト
常連スター[マイスター] では声のみ出演で夜回りを演じた。 次シーズン
新≪リング≫ヴォータンの予定?? バス/バリトンで安定感のある歌手。
ヴェニュス:Ekaterina Gubanova エカテリナ グバノヴァ 体当り演技
と云うか あのスパンコールのボディスーツを着こなすスタイルに驚き
大型画面に映し出されるユニークな表情も抜群。 既に欧州各地で色々
聴かせて頂いて居るので 通常の印象からは想像に難く素晴らしい変身に
天晴
その他大勢と云うと失礼であるが 男性歌手陣の声は 一声で惹かれないと
皆同じ♪♪♪
そんなこんな訳の分からない馬鹿馬鹿しさを伴いながら 悲壮な最期を
向える エリザベートがキャンピングカーの中で 手首を切り自害
命を捧げる形は如何であれ結果は同じであるが血の滴る白衣を観るのは
耐え難い幕切れ 演奏&歌唱力にのみ価値を求め バイロイトへ出向く
素晴らしい公演に感謝観劇
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1984年7月10日 ガルニエ≪タンホイザー≫
指揮:Uwe Mund/ 照明:Vannio Vanni
演出:Istvan Szabo / 振付:Ivan Marko
舞台装置:Victor Vasarely / 衣装:Judith Gombar
巴里国立オペラ交響楽団 / 巴里国立オペラ合唱団
Hermann, Landgraf:Siegfried Vogel
Tannhauser:Klaus Koenig
Elisabeth:Anna Tomowa-Sintow
Venus:Eva Randova
Wolfram von Eschenbach:Lajos Miller
Walther von der Vogelweide:Robert Dume
Biterolf:Philippe Duminy
Heinrich der Schreiber:Gerard Garino
この舞台装置だけはしっかり覚えている。 蓋を取って上から眺めた
騙し箱の様な 正方形の枠だけで遠近感を出した舞台。パステル調の
色使いに救われた。
古びたトレンチコートに帽子を被りサラリーマン風 くたびれたカバンを
下げて ローマから戻った巡礼はまるで何処かの国の集団就職者の様な
舞台装置:IstvanVasarely イストヴァン ヴァザレリイ:当時画家と
伺ったが 経歴は忘却の彼方へ。 何しろ興味薄く四角い枠を観ている
だけで 途中睡魔に襲われた。
・・・・・・・・・・・・・
2011年10月6、9日 バスティユ≪タンホイザー≫
指揮:Mark Elder / 衣装:Constance Hoffman
演出:Robert Carsen / 照明:Robert Carsen et Peter Van Praet
舞台装置:Paul Steinberg / 振付:Philippe Giraudeau
巴里国立オペラ交響楽団 / 国立巴里オペラ合唱団
Hermann, Landgraf:Christof Fischesser
Tannhauser:Christopher Ventris
Elisabeth:Nina Stemme
Venus:Sophie Koch
Biterolf:Tomasz Konieczny
Wolfram von Eschenbach:Stephane Degout
クリストファ ヴェントリスが非常に良かった記憶に残る
一番後ろ 入口に近い座席の日。 休憩時間が終り着席状態で 突然
後方のドアから一人の女性が入場 『エッもう始まるから早く~』
と思って心配??は 要らなかった 演出でニナ・シュテメだった(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そう云えば ニナ・シュテメ で想い出した ベルリン・ドッチェオパーの
≪タンホイザー≫ ニナの エリザベートを初めて聴いた日。 残念ながら
資料なくその他詳細不明。 演出は暗いナイトクラブの様なガラスの箱の
中に赤いドレスの女性達が戯れ[ 娼婦街 @ 飾窓の女] 風な記憶も
・・・・・・・・・・・・・・・・・
幸い貴重な作品が浮かび上がった。ベルリンSOB @ハリー・クプファー演出
≪タンホイザー≫ ワルトラウト・メイエーの ヴェニュス 階段:梯子好きの
クプファーの演出で全体の印象は薄い。
1999年4月11日 SOB ≪タンホイザー≫
指揮:Daniel Barenboim / 衣装:Buki Shiff
演出:Harry Koupfer / 照明:Franz Peter David
舞台装置:Hans Schavernoch / 振付:Roland Giertz
脚本:Manfred Haedler
Staatskapelle交響楽団
StaatsopernChor合唱団
Hermann, Landgraf:Roberto Holl
Tannhauser:Robert Ganbill
Elisabeth:Angela Denoke
Venus:Waltraud Meier
Heinrich Der Schreiber:Andreas Schmidt
Wolfram von Eschenbach:Roman Trekel
メイエーの他 R.ガンビル / A.デノケ / A.シュミッツ / R.ホル
R.トレケル等 懐かしい名前が並ぶ SOB ワグナー全盛の頃
この日 83年のロンドン≪ オテロ ≫ で仏リリックサークルを引率した
仏人に遭遇。 ベルリンに転居と伺い野暮な質問に『勿論 メイエー‥』
と、子供の頃から両親が一日中オペラを聴いて居たと言う家庭環境。
父上は馬主と云う事でさり気無い富豪(笑) 83年ロンドン
84年バルセロナ 86年のミュンヘンが記憶に残る。 その後は直接
BOX Office へシフトして ゲット に付き [m(_ _)m]
バイロイト音楽祭2021 ★マイスタージンガー~♪ [バイロイト.de]
今夜も最高\(^o^)/ を更新 是がお目当てで コロナ禍も厭わずバイロイト
詣でを即決。 幸い超優先予約で望みの席を確保 有難き幸せ\(^o^)/
本来昨20年が最終公演の予定だった[マイスター] コロナ禍キャンセルで延期
素晴らしい豪華版:指揮:演出:歌手陣全て完璧。 近年のバイロイトにしては
超珍しい真面な演出 丁度一週間前の今頃@三幕目の喜びに浸って居た頃
初回17年公演に比べ不要部分を除き手直し ワグナーとコジマを意識し過ぎた
ガーデンティータイム風 芝生場面等 余禄が省かれスッキリ\(^o^)/
前奏曲に合わせた前座も 何かバタバタ調であったが この点も大幅に変化が
観られた。 初回公演後 多少手直しを繰返して居るのだろう。 フォクトの
息子さん 4年も経てば成長して様変り父親譲りの金髪&青い目のイケメン
当初はワグナーVsザックス 〓 コジマVsエファと こじつけの拘りが些か
鼻に着いた感も否めなかったが 今年はその点を全て排除。 エファに
Camilla Nylund:カミラ・ニィルンド コジマに似つかぬ風貌。無理せず
普通の若い令嬢風で 声も演技も若々しく活き活き活発なエファを演じた
カミラもバイロイト常連スター 美麗な音質で優雅に奏でた
ザックスのMichael Volle ミカエル・フォルも同様 ワグナーを意識 ??
した束縛?? から解放され のびのび自然体でザックスを演じ 情緒豊かな
歌唱も良かった。
ベック・メッサー:予定歌手が初日から休演の為 Bo Skovhus
ボー・スコヴスに白羽の矢 ピンチヒッターを務めた半端無いボーの
ベック・メッサー 何時呼ばれても即舞台に立てる様 スタンバイ OK
天晴の代役
ヴァルター:Klaus Florian Vogt クラウス・フロリアン・フォクト
軽快に神々しい音色を奏でる 素晴らしい肺活量の持主 ゆったり伸びる
美声 ワルターはフォクトか アンドレアス・シャゲーで聴きたい迫力の
美声奏でる歌唱力
※シャゲーは未聴ではあるが想定内 素晴らしいだろうと確信できる!!!
~~~~DIE MEISTERSINGER VON NURNBERG~~~~
2021年8月1日 バイロイト音楽祭 ≪マイスタージンガー≫
指揮:Philippe Jordan/ 衣装:Klaus Bruns
演出:Barrie Kosky/ 舞台装置:Rebecca Ringst
脚本:Ulrich Lenz / Video:Regine Freise
照明:Franck Evin / コーラスマスター:Eberhard Friedrich
Hans Sachs:Michael Volle / Kunz Vogelgesang:Tansel Akzeybek
Veit Pogner:Georg Zeppenfeld
Sixtus Beckmesser:Bo Skovhus / David:Daniel Behle
Walther:Klaus Florian Vogt
Eva:Camilla Nylund / Magdalene:Christa Mayer
Nachtwachter:Gunther Groissbock/ Balthasar Zorn:Martin Homrich
Fritz Kothner:Werner Van Mechelen / Hans Schwarz:Andreas Horl
Ulrich Eisslinger:Christopher Kaplan/Augustin Moser:Ric Furman
Hermann Ortel:Raimund Nolte / Hans Foltz:Timo Riihonen
マエストロ:フィリップ・ジョルダン ワグナーの惚れ込みが感じ取れる
非常に丁寧に情感伴うドラマティックな表現力 多彩な情景の多い楽曲
演奏だけで物語が読取れる。 前日 勢い良く振切った ≪オランダ人≫ に
比べ 繊細で円やかな 愉しいメロディーが心癒す
このコロナ禍期に半端ない衛生管理を徹底させ 素晴らしい音楽祭開催
実現させた関係者の方々の ご尽力に感謝観劇
会場の入場に関しての衛生管理は半端なく厳しい 先ず入場前に
[登録]レジスター必須。 テントを張った レジスターセンターで欧州
ワクチンパスポート& PCR陰性証明証を身分証明書(パスポート)
添付で提示。 克明に確認後 日付と演目名を刷り込んだブレスレットを
担当者に付けて頂く。 此の腕輪が通行手形??
開演15分前の入場の際には各列:1~3/4~6/7~9/10~12・・と非常に
細かく区切られパネルに表示された入口から ブレスレット&チケット
提示で入場許可。 非常に細かい規制を設けて実施され 今年は座席間隔
一人置きと云う事で 入場総数は通常の半分 混雑も無く15分間で完了。
流石の独逸 合理的で的確な対処に天晴
個人的には入場の際『こんな書類一々チェックするの時間掛かるだろう』と
素人頭で下準備。 透明のプラスティック/ファイル・ケースにPCR検査陰性
証明/ワクチンパスポート/チケット&身分証明書(旅券)を即座に提示出来る
様に準備はして居た。 入り口でごった返す 仏バスティユの経験から(笑)
この度はチケット購入段階で既に個人情報入力 チケットにインプット。
※然し入場の際には通行手形:ブレスレットで必要なくなった 透明プラ袋に
セッティングした各種必要書類はレジスターセンターで役に立った。
実は友人からの smsで助かったPCR陰性証明。 離陸二日前 既に独入り
しているチェロ奏者の友人に書類の確認。 彼女の返信で危機一髪助かった
※ワクチンパスポートばかりに気を取られPCR陰性証明証をうっかり忘れて
居た事に気付かせて呉れた。 翌朝直ぐに検査所へ 同日夕刻PCR検査結果が
英&仏語の2通届いて居た 仏のデジタル普及は半端ない Merci Beaucoup
4演目の観劇だったが 毎日受付へ赴き証明ブレスレットの発行を申請。
車で来る観客に便利な様に?? 駐車場の脇に設置されて居た。ホテルの
リムジンバス利用の場合は 遥か彼方に降ろされた場所から 緩やかな
坂を上り ひと運動~ふぅぅ 幸い今年は気温が低めで夕刻には夕立も
しばしば 涼しくて助かった
23時閉幕で帰路を急ぐ観客。 数年前の独各地のテロ事件発生以来
タクシーの敷地内入車は認められず 徒歩か駐車場&タクシー
乗場へ。 然し乗場迄も大分ある為 毎晩 健脚に任せ 徒歩で帰路を
辿った。 初日の[失敗は成功の基 ] 道に迷わず救われた(安堵)
詣でを即決。 幸い超優先予約で望みの席を確保 有難き幸せ\(^o^)/
本来昨20年が最終公演の予定だった[マイスター] コロナ禍キャンセルで延期
素晴らしい豪華版:指揮:演出:歌手陣全て完璧。 近年のバイロイトにしては
超珍しい真面な演出 丁度一週間前の今頃@三幕目の喜びに浸って居た頃
初回17年公演に比べ不要部分を除き手直し ワグナーとコジマを意識し過ぎた
ガーデンティータイム風 芝生場面等 余禄が省かれスッキリ\(^o^)/
前奏曲に合わせた前座も 何かバタバタ調であったが この点も大幅に変化が
観られた。 初回公演後 多少手直しを繰返して居るのだろう。 フォクトの
息子さん 4年も経てば成長して様変り父親譲りの金髪&青い目のイケメン
当初はワグナーVsザックス 〓 コジマVsエファと こじつけの拘りが些か
鼻に着いた感も否めなかったが 今年はその点を全て排除。 エファに
Camilla Nylund:カミラ・ニィルンド コジマに似つかぬ風貌。無理せず
普通の若い令嬢風で 声も演技も若々しく活き活き活発なエファを演じた
カミラもバイロイト常連スター 美麗な音質で優雅に奏でた
ザックスのMichael Volle ミカエル・フォルも同様 ワグナーを意識 ??
した束縛?? から解放され のびのび自然体でザックスを演じ 情緒豊かな
歌唱も良かった。
ベック・メッサー:予定歌手が初日から休演の為 Bo Skovhus
ボー・スコヴスに白羽の矢 ピンチヒッターを務めた半端無いボーの
ベック・メッサー 何時呼ばれても即舞台に立てる様 スタンバイ OK
天晴の代役
ヴァルター:Klaus Florian Vogt クラウス・フロリアン・フォクト
軽快に神々しい音色を奏でる 素晴らしい肺活量の持主 ゆったり伸びる
美声 ワルターはフォクトか アンドレアス・シャゲーで聴きたい迫力の
美声奏でる歌唱力
※シャゲーは未聴ではあるが想定内 素晴らしいだろうと確信できる!!!
~~~~DIE MEISTERSINGER VON NURNBERG~~~~
2021年8月1日 バイロイト音楽祭 ≪マイスタージンガー≫
指揮:Philippe Jordan/ 衣装:Klaus Bruns
演出:Barrie Kosky/ 舞台装置:Rebecca Ringst
脚本:Ulrich Lenz / Video:Regine Freise
照明:Franck Evin / コーラスマスター:Eberhard Friedrich
Hans Sachs:Michael Volle / Kunz Vogelgesang:Tansel Akzeybek
Veit Pogner:Georg Zeppenfeld
Sixtus Beckmesser:Bo Skovhus / David:Daniel Behle
Walther:Klaus Florian Vogt
Eva:Camilla Nylund / Magdalene:Christa Mayer
Nachtwachter:Gunther Groissbock/ Balthasar Zorn:Martin Homrich
Fritz Kothner:Werner Van Mechelen / Hans Schwarz:Andreas Horl
Ulrich Eisslinger:Christopher Kaplan/Augustin Moser:Ric Furman
Hermann Ortel:Raimund Nolte / Hans Foltz:Timo Riihonen
マエストロ:フィリップ・ジョルダン ワグナーの惚れ込みが感じ取れる
非常に丁寧に情感伴うドラマティックな表現力 多彩な情景の多い楽曲
演奏だけで物語が読取れる。 前日 勢い良く振切った ≪オランダ人≫ に
比べ 繊細で円やかな 愉しいメロディーが心癒す
このコロナ禍期に半端ない衛生管理を徹底させ 素晴らしい音楽祭開催
実現させた関係者の方々の ご尽力に感謝観劇
会場の入場に関しての衛生管理は半端なく厳しい 先ず入場前に
[登録]レジスター必須。 テントを張った レジスターセンターで欧州
ワクチンパスポート& PCR陰性証明証を身分証明書(パスポート)
添付で提示。 克明に確認後 日付と演目名を刷り込んだブレスレットを
担当者に付けて頂く。 此の腕輪が通行手形??
開演15分前の入場の際には各列:1~3/4~6/7~9/10~12・・と非常に
細かく区切られパネルに表示された入口から ブレスレット&チケット
提示で入場許可。 非常に細かい規制を設けて実施され 今年は座席間隔
一人置きと云う事で 入場総数は通常の半分 混雑も無く15分間で完了。
流石の独逸 合理的で的確な対処に天晴
個人的には入場の際『こんな書類一々チェックするの時間掛かるだろう』と
素人頭で下準備。 透明のプラスティック/ファイル・ケースにPCR検査陰性
証明/ワクチンパスポート/チケット&身分証明書(旅券)を即座に提示出来る
様に準備はして居た。 入り口でごった返す 仏バスティユの経験から(笑)
この度はチケット購入段階で既に個人情報入力 チケットにインプット。
※然し入場の際には通行手形:ブレスレットで必要なくなった 透明プラ袋に
セッティングした各種必要書類はレジスターセンターで役に立った。
実は友人からの smsで助かったPCR陰性証明。 離陸二日前 既に独入り
しているチェロ奏者の友人に書類の確認。 彼女の返信で危機一髪助かった
※ワクチンパスポートばかりに気を取られPCR陰性証明証をうっかり忘れて
居た事に気付かせて呉れた。 翌朝直ぐに検査所へ 同日夕刻PCR検査結果が
英&仏語の2通届いて居た 仏のデジタル普及は半端ない Merci Beaucoup
4演目の観劇だったが 毎日受付へ赴き証明ブレスレットの発行を申請。
車で来る観客に便利な様に?? 駐車場の脇に設置されて居た。ホテルの
リムジンバス利用の場合は 遥か彼方に降ろされた場所から 緩やかな
坂を上り ひと運動~ふぅぅ 幸い今年は気温が低めで夕刻には夕立も
しばしば 涼しくて助かった
23時閉幕で帰路を急ぐ観客。 数年前の独各地のテロ事件発生以来
タクシーの敷地内入車は認められず 徒歩か駐車場&タクシー
乗場へ。 然し乗場迄も大分ある為 毎晩 健脚に任せ 徒歩で帰路を
辿った。 初日の[失敗は成功の基 ] 道に迷わず救われた(安堵)
バイロイト音楽祭2021★オランダ人~♪ [バイロイト.de]
夏が来れば思い出す遥かな丘 遠い空 夏が来ると想い出すバイロイト
緑深い木立の奥 小高い丘の上を眺めつゝ歩を進めるとワグナー祝祭劇場
『年取ったら毎年こんなのんびりした所でオペラ聴けると良いなぁ~』
1991年初訪の折に感じた 思えば今年 丁度30周年を迎えた。。。
神様&ワグナー様 有難う@感謝観劇\(^o^)/ 昨夏 中止から僅か一年振り
この地に戻れるとは想像に難く幸運に遭遇出来た事は夢の様 ^0^
バイロイトで聴くオランダ人 @ 30年振りで 先ず新作 ≪オランダ人≫ を
初日に選び期待を込め颯爽と。 タイトル表示に[彷徨える]が消え単独
≪オランダ人≫ のみ『最近は省略か』と深く考えず赴いた音楽祭会場
※訂正:プログラムを見直すと≪彷徨えるオランダ人≫ になって居た。
プリントアウトのは省略されて Hollander の為 思い込み[m(_ _)m]
≪オランダ人≫ を拝聴 唯のオランダ人だった。 素晴らしい歌手陣揃い
音響装置抜群の祝祭劇場に轟く半端ないボリューム:演奏&歌唱 久々ライブ
音楽会を堪能。 今回 ≪オランダ人≫ Oksana Lynivオクサナ・リニフ指揮
6月に巴里で拝聴した 若手女性指揮者。 迫力のバイタリティで二時間半を
振切った @ 天晴
バイロイト初の女性指揮者 バイロイトのオケは姿見えず 女性男性の意識
なく聴けるのが良い。 エネルギッシュで男女を感じさせない。 近年何かに
つけて[女性]を強調する傾向にあるが 余り拘らず自然体で男女差関係無い
手腕のプロが重要。
※とは言えやはり演奏家社会もまだまだ封建的な雰囲気も否めない様で
関係者に伺うと 欧州各地のオケから選抜の逸腕奏者揃の中で 一筋縄では
行かなかった様な『彼女大変だったみたい 良く頑張ってわ』との情報も。
さて演出は ≪オランダ人≫ の曲で芝居を愉む風な 失望想定内の
ロシア人演出家Dimitori Tchrniakov ディミトリ・チェルニアコフ
既に彼の演出は何回か見せて頂き覚悟の上だったが。 アィディアソースは
相も変わらず現代TVドラマの様な単純な物語の脚本。 然し演出ロシア人
と云う事でウクライナ指揮者にして見れば 同郷気分に救われた?? とか
また勝手な想像
幕が開き前奏が始まると 何を意図した前座か訳の分からない劇が始まった。
意図を詮索する無駄な時間を省いて目を瞑り演奏に集中 脳裏に浮かぶ貴重な
作品が走馬灯の様に駆け巡る。 ≪彷徨えるオランダ人≫ 過去の記憶は逸品
ばかり目を開けたくない情景
前奏が終り物語が始まると 其処は波止場のバーカウンター居酒屋だった
何もない背景を観ると多分 海なのだろうと想像 と云う事で波止場の
居酒屋中心に物語が繰り広げられる? お人好し風なゼンタの父親:ダラントと
酒場で遭遇した マフィアのボス 風貌のオランダ人 ゼンタを愛する若者
エリックは 波止場にたむろする若集?? 幽霊船は存在せず
オランダ人率いるマフィア軍団Vs若手のドタバタ喧噪が繰返される。 頻繁に
登場する主人公並?? と錯覚起こす折畳パイプ椅子 時に腰掛け 時には
折りたたんで喧嘩の武器として振りかざし色々な形で舞台を賑わす重要な
小道具 オランダ人と手打ちしたダラント夫妻は自宅のディナーに
オランダ人を招待:舞台設定は何時も同じ ディミトリに取って憧れの光景かと
想像される舞台装置 @ 担当もご本人。 馬鹿々々しくさえ思えるブルジョワ
家庭の団欒風景〓
不良少女と見紛うゼンタの容姿 真面目なエリックに諭され 腹立てて切れる
風な 感情とか純真な少女のデリカシィとかは皆無。 意図不明の演出に何を
観せたいのか?? 個人的には白け鳥が飛んでいた? 悲しき≪オランダ人≫
救われたのは迫力の美声揃いの歌手陣。 然しながら勿論この演出で繊細さ
なるものは存在せず 求める方が野暮と云う事か?
まぁ無事に一日目経過に安堵。 盛大な拍手と足踏みは 近年 バイロイトの
十八番 出口近く早々に退散させて頂いた。 今年は客席が コロナ禍
対策で一人置き両脇が開いて居て非常にリラックス\(^o^)/
~~~~~DER FLIEGENDE HOLLANDER~~~~
2021年7月31日 バイロイト音楽祭≪彷徨えるオランダ人≫
指揮:Oksana Lyniv
演出&舞台装置:Dmitri Tcherniakov/ 衣装:Elena Zaytseva
照明:Gleb Filshtinsky / 脚本:Tatiana Werestchagina
Daland:Georg Zeppenfeld / Erik:Eric Cutler
Senta:Asmik Grigorian / Mary:Marina Prudenskaya
Der Hollander:John Lundgren / Der Steuermann:Attilio Glaser
指揮者:Oksana Lyniv オクサナ・リニフ女史 ウクライナの42歳。
バイエルン国立歌劇場や グラーツ歌劇場の首席指揮者等経験して居る
優秀な逸材。 音楽家の家系で祖父・父に続く三代目の指揮者。
巴里公演では チャイコフスキーの情感籠る演奏が印象的だった。
今後も機会あれば聴きたい指揮者
ゼンタ:Asmik Grigorian アスミナ・グリゴリアン 昨年@ウィーンの
情緒豊かな感慨深い≪蝶々さん≫と同人物とは思えない変身:演技力
抜群の彼女も6月バスティユのコンサートで繊細な美声を拝聴させて
頂いた。この度も素晴らしい迫力のゼンタを披露 ブラボ-
ダラント:Georg Zeppenfeld ゲオルグ・ゼッペンフェルド バイロイト
出ずっぱりで多彩な役を熟して居られる。 昔のハンス・ゾタンの様な
名脇役。 声質:歌唱は特に印象には残らないが 存在感は確保。
オランダ人:John Lundgren ジョン・ルンドグレン 迫力の声量で威厳
あるオランダ人:貫録のボスを演じた。 残念ながら幽霊船の船長と同一
人物?? とは想像し難い(笑)17年の ≪ リング ≫ 日替りヴォータンで
≪ワルキューレ≫ の日に拝聴した印象が残る。
[オランダ人]は 声人:ファルク・シュトルックマン で 20回余り聴いた後
ほゞ封印。 バイロイトでも聴く気になれば 聴く機会も有ったが 演出が
魅悪になり始た頃 進んで赴く気になれず 91年のバーンド・ヴァイクル
以来 此方も封印していた。 ≪彷徨えるオランダ人≫ あの素晴らしい演出が
脳裏に焼付いて居て 演出と歌手を選んでいた。
とは言え そんな事していると 此の先益々 [狭き門] になる為 音楽だけでもと
一念発起で挑戦した ≪オランダ人≫ 舞台を観ると耳が留守になりそうな
演出の為 なるべく 眼鏡外したり 眼を閉じたり 最期 マリに猟銃で撃たれる
ゼンタ 〓 恐ろしい 暴力的な演出は物語詐称では無く 全然別物:演出家の
悪趣味 @ 自己満足に過ぎない。 全体を通して芸術art とは云い難い
美的センス:美学も持ち合わせ無い。 個人的に辛うじて良かったのは
バスティユの カラフルな おとぎの国の様な ≪ 雪娘 ≫ のみ。。。
追記:
1991年8月6日 バイロイト音楽祭 ≪ 彷徨えるオランダ人 ≫
指揮:Giuseppe Sinopoli / 照明:Gero Zimmermann
演出:Dieter Dorn / 舞台装置&衣装:Jurgen Rose
Daland:Hans Sotin / Erik:Reiner Goldberg
Hollander:Bernd Weikl / Senta:Sabine Hass
……………
車窓からの田園風景 郷愁に浸りながら『また来てしまった』と歓喜
空港からタクシー? or列車?? 迷ったが 午後5時着陸@晴天に恵まれ
列車を即決。 列車は10年余りのご無沙汰で些か不安も有ったが思いの外
閑散として人気無しに安堵。
空港からニュルンベルク駅迄の地下鉄もがら空き 来るのかと思う程に
無人 幸い親切な独青年に必要事項を確認。 丁度ニュルンベルクから列車に
乗る方で降車駅:列車時刻等:切符の買い方:ホーム迄ご教授頂き感謝
感謝で無事乗車 昔と違って今は全て自動販売機が行届いて居るが我々
高齢者には少し不安も付きまとう
コロナ期 人出を割け1Klassを購入 ほゞ利用客が居ない為か こじんまり
した括りの中にたった二人:ホッ\(^o^)/ 駅からはタクシーで定宿へ
ベンチに腰掛ける巨匠:リヒャトル・ワグナー 銅像の建つホテル到着に
感慨は一入。 然し到着20時とは言え ホテルのロビーも閑散として無人
静寂が漂っていた。
朝食でひと悶着 @ マスクの種類が問題。 仏サージカルマスク+自作で二枚
使用 然し『ノー』を突き付けられ独逸製?? 特別仕様のマスクを2枚5ユーロ
セットを押売りされた(笑)『音楽祭会場』も全てこのマスク着用と念を
押され会場で悶着起きる前に事前情報 此処で注意されたのは幸運(笑)
ホテル内:朝食のレストラン全て半端ない衛生管理。 略 音楽祭の観客の
多いこのホテル 感染対策も兼ねて居るのだろうと 感心しながら全ての
方面で徹底:衛生管理の政府対策にも感心させられた。
※この朝食が凄い 通常バイキング形式だが 今回のバイキング形式は
既にハム:サーモン:チーズ等 様々な食材が小皿にきちんと取分けられて
ラップで包れて居る 気の遠くなる様な準備:片付けに想い及ぶ 感謝。
此方も 番町皿屋敷並みに 開いた皿一枚ずつ重ねて『ごめんなさいね』と
悪く無いのに つい出てしまう性分。。。(苦笑)
※食べてる最中 ちょっと思い出して『アッそうだ~』とマスク無で
歩くと直ぐ若いイケメンから『マスク』と指摘が飛ぶ『失礼致しました』
何かマスク だけでも 見張られて居る様な気分(爆笑) 衛生管理上か
今年はサーヴィス従業員も多くアルバイトの様な若者が食器の片付けに
頻繁に見回って居た。
バイロイトは音楽祭で年間生計を立てていると言っても過言では無い
小さな街。 近年:大型ホテルが立ち並ぶ街の中心街 然しそれも一角に
集中。 91年初訪の折は高級ホテルと云われる老舗もエレ無しが普通
ホテル探しの第一条件がエレ付きで 二番目が会場から出来るだけ近距離。
帰宅時のタクシー争奪戦も半端ない状況だった事情から徒歩圏を選択(笑)
当時はタクシーの数も少なかった。
流石に是等の問題は解消され劇場から少し遠目のホテルは送迎バスを手配。
然し今年は観客が半減 宿泊客も極少の為 往きは良い良い帰りは
自力と言う訳で 往きは小型リムジンで帰宅時はタクシーで自力帰宅。
まぁ例年と違い観客が半減の為 タクシー待ちも問題無いだろうと思い
つつ終演後は例年通り徒歩で
勝手知ったる風に健脚に任せ歩き始めた~が 4年振りともなれば『エッ』
曲り角を間違え延々辿り着かず 日は落ち薄暗く解り難い風景に。幸い
親切な女性が道案内。 自転車を押しながら独逸語で色々話しかけられ
ながら無事着:安堵。 独語まるでと云うのに英語解らずか勝手に
独語で話掛けられて 適当に頷いて言葉無くとも意思は通づる旅人
色々アバンチュールに遭遇しながらも第一日目 無事終了で30周年記念
バイロイト ≪オランダ人≫ を堪能 彷徨える≪オランダ人≫は
亡霊となって彷徨って居るのだろうか
緑深い木立の奥 小高い丘の上を眺めつゝ歩を進めるとワグナー祝祭劇場
『年取ったら毎年こんなのんびりした所でオペラ聴けると良いなぁ~』
1991年初訪の折に感じた 思えば今年 丁度30周年を迎えた。。。
神様&ワグナー様 有難う@感謝観劇\(^o^)/ 昨夏 中止から僅か一年振り
この地に戻れるとは想像に難く幸運に遭遇出来た事は夢の様 ^0^
バイロイトで聴くオランダ人 @ 30年振りで 先ず新作 ≪オランダ人≫ を
初日に選び期待を込め颯爽と。 タイトル表示に[彷徨える]が消え単独
≪オランダ人≫ のみ『最近は省略か』と深く考えず赴いた音楽祭会場
※訂正:プログラムを見直すと≪彷徨えるオランダ人≫ になって居た。
プリントアウトのは省略されて Hollander の為 思い込み[m(_ _)m]
≪オランダ人≫ を拝聴 唯のオランダ人だった。 素晴らしい歌手陣揃い
音響装置抜群の祝祭劇場に轟く半端ないボリューム:演奏&歌唱 久々ライブ
音楽会を堪能。 今回 ≪オランダ人≫ Oksana Lynivオクサナ・リニフ指揮
6月に巴里で拝聴した 若手女性指揮者。 迫力のバイタリティで二時間半を
振切った @ 天晴
バイロイト初の女性指揮者 バイロイトのオケは姿見えず 女性男性の意識
なく聴けるのが良い。 エネルギッシュで男女を感じさせない。 近年何かに
つけて[女性]を強調する傾向にあるが 余り拘らず自然体で男女差関係無い
手腕のプロが重要。
※とは言えやはり演奏家社会もまだまだ封建的な雰囲気も否めない様で
関係者に伺うと 欧州各地のオケから選抜の逸腕奏者揃の中で 一筋縄では
行かなかった様な『彼女大変だったみたい 良く頑張ってわ』との情報も。
さて演出は ≪オランダ人≫ の曲で芝居を愉む風な 失望想定内の
ロシア人演出家Dimitori Tchrniakov ディミトリ・チェルニアコフ
既に彼の演出は何回か見せて頂き覚悟の上だったが。 アィディアソースは
相も変わらず現代TVドラマの様な単純な物語の脚本。 然し演出ロシア人
と云う事でウクライナ指揮者にして見れば 同郷気分に救われた?? とか
また勝手な想像
幕が開き前奏が始まると 何を意図した前座か訳の分からない劇が始まった。
意図を詮索する無駄な時間を省いて目を瞑り演奏に集中 脳裏に浮かぶ貴重な
作品が走馬灯の様に駆け巡る。 ≪彷徨えるオランダ人≫ 過去の記憶は逸品
ばかり目を開けたくない情景
前奏が終り物語が始まると 其処は波止場のバーカウンター居酒屋だった
何もない背景を観ると多分 海なのだろうと想像 と云う事で波止場の
居酒屋中心に物語が繰り広げられる? お人好し風なゼンタの父親:ダラントと
酒場で遭遇した マフィアのボス 風貌のオランダ人 ゼンタを愛する若者
エリックは 波止場にたむろする若集?? 幽霊船は存在せず
オランダ人率いるマフィア軍団Vs若手のドタバタ喧噪が繰返される。 頻繁に
登場する主人公並?? と錯覚起こす折畳パイプ椅子 時に腰掛け 時には
折りたたんで喧嘩の武器として振りかざし色々な形で舞台を賑わす重要な
小道具 オランダ人と手打ちしたダラント夫妻は自宅のディナーに
オランダ人を招待:舞台設定は何時も同じ ディミトリに取って憧れの光景かと
想像される舞台装置 @ 担当もご本人。 馬鹿々々しくさえ思えるブルジョワ
家庭の団欒風景〓
不良少女と見紛うゼンタの容姿 真面目なエリックに諭され 腹立てて切れる
風な 感情とか純真な少女のデリカシィとかは皆無。 意図不明の演出に何を
観せたいのか?? 個人的には白け鳥が飛んでいた? 悲しき≪オランダ人≫
救われたのは迫力の美声揃いの歌手陣。 然しながら勿論この演出で繊細さ
なるものは存在せず 求める方が野暮と云う事か?
まぁ無事に一日目経過に安堵。 盛大な拍手と足踏みは 近年 バイロイトの
十八番 出口近く早々に退散させて頂いた。 今年は客席が コロナ禍
対策で一人置き両脇が開いて居て非常にリラックス\(^o^)/
~~~~~DER FLIEGENDE HOLLANDER~~~~
2021年7月31日 バイロイト音楽祭≪彷徨えるオランダ人≫
指揮:Oksana Lyniv
演出&舞台装置:Dmitri Tcherniakov/ 衣装:Elena Zaytseva
照明:Gleb Filshtinsky / 脚本:Tatiana Werestchagina
Daland:Georg Zeppenfeld / Erik:Eric Cutler
Senta:Asmik Grigorian / Mary:Marina Prudenskaya
Der Hollander:John Lundgren / Der Steuermann:Attilio Glaser
指揮者:Oksana Lyniv オクサナ・リニフ女史 ウクライナの42歳。
バイエルン国立歌劇場や グラーツ歌劇場の首席指揮者等経験して居る
優秀な逸材。 音楽家の家系で祖父・父に続く三代目の指揮者。
巴里公演では チャイコフスキーの情感籠る演奏が印象的だった。
今後も機会あれば聴きたい指揮者
ゼンタ:Asmik Grigorian アスミナ・グリゴリアン 昨年@ウィーンの
情緒豊かな感慨深い≪蝶々さん≫と同人物とは思えない変身:演技力
抜群の彼女も6月バスティユのコンサートで繊細な美声を拝聴させて
頂いた。この度も素晴らしい迫力のゼンタを披露 ブラボ-
ダラント:Georg Zeppenfeld ゲオルグ・ゼッペンフェルド バイロイト
出ずっぱりで多彩な役を熟して居られる。 昔のハンス・ゾタンの様な
名脇役。 声質:歌唱は特に印象には残らないが 存在感は確保。
オランダ人:John Lundgren ジョン・ルンドグレン 迫力の声量で威厳
あるオランダ人:貫録のボスを演じた。 残念ながら幽霊船の船長と同一
人物?? とは想像し難い(笑)17年の ≪ リング ≫ 日替りヴォータンで
≪ワルキューレ≫ の日に拝聴した印象が残る。
[オランダ人]は 声人:ファルク・シュトルックマン で 20回余り聴いた後
ほゞ封印。 バイロイトでも聴く気になれば 聴く機会も有ったが 演出が
魅悪になり始た頃 進んで赴く気になれず 91年のバーンド・ヴァイクル
以来 此方も封印していた。 ≪彷徨えるオランダ人≫ あの素晴らしい演出が
脳裏に焼付いて居て 演出と歌手を選んでいた。
とは言え そんな事していると 此の先益々 [狭き門] になる為 音楽だけでもと
一念発起で挑戦した ≪オランダ人≫ 舞台を観ると耳が留守になりそうな
演出の為 なるべく 眼鏡外したり 眼を閉じたり 最期 マリに猟銃で撃たれる
ゼンタ 〓 恐ろしい 暴力的な演出は物語詐称では無く 全然別物:演出家の
悪趣味 @ 自己満足に過ぎない。 全体を通して芸術art とは云い難い
美的センス:美学も持ち合わせ無い。 個人的に辛うじて良かったのは
バスティユの カラフルな おとぎの国の様な ≪ 雪娘 ≫ のみ。。。
追記:
1991年8月6日 バイロイト音楽祭 ≪ 彷徨えるオランダ人 ≫
指揮:Giuseppe Sinopoli / 照明:Gero Zimmermann
演出:Dieter Dorn / 舞台装置&衣装:Jurgen Rose
Daland:Hans Sotin / Erik:Reiner Goldberg
Hollander:Bernd Weikl / Senta:Sabine Hass
……………
車窓からの田園風景 郷愁に浸りながら『また来てしまった』と歓喜
空港からタクシー? or列車?? 迷ったが 午後5時着陸@晴天に恵まれ
列車を即決。 列車は10年余りのご無沙汰で些か不安も有ったが思いの外
閑散として人気無しに安堵。
空港からニュルンベルク駅迄の地下鉄もがら空き 来るのかと思う程に
無人 幸い親切な独青年に必要事項を確認。 丁度ニュルンベルクから列車に
乗る方で降車駅:列車時刻等:切符の買い方:ホーム迄ご教授頂き感謝
感謝で無事乗車 昔と違って今は全て自動販売機が行届いて居るが我々
高齢者には少し不安も付きまとう
コロナ期 人出を割け1Klassを購入 ほゞ利用客が居ない為か こじんまり
した括りの中にたった二人:ホッ\(^o^)/ 駅からはタクシーで定宿へ
ベンチに腰掛ける巨匠:リヒャトル・ワグナー 銅像の建つホテル到着に
感慨は一入。 然し到着20時とは言え ホテルのロビーも閑散として無人
静寂が漂っていた。
朝食でひと悶着 @ マスクの種類が問題。 仏サージカルマスク+自作で二枚
使用 然し『ノー』を突き付けられ独逸製?? 特別仕様のマスクを2枚5ユーロ
セットを押売りされた(笑)『音楽祭会場』も全てこのマスク着用と念を
押され会場で悶着起きる前に事前情報 此処で注意されたのは幸運(笑)
ホテル内:朝食のレストラン全て半端ない衛生管理。 略 音楽祭の観客の
多いこのホテル 感染対策も兼ねて居るのだろうと 感心しながら全ての
方面で徹底:衛生管理の政府対策にも感心させられた。
※この朝食が凄い 通常バイキング形式だが 今回のバイキング形式は
既にハム:サーモン:チーズ等 様々な食材が小皿にきちんと取分けられて
ラップで包れて居る 気の遠くなる様な準備:片付けに想い及ぶ 感謝。
此方も 番町皿屋敷並みに 開いた皿一枚ずつ重ねて『ごめんなさいね』と
悪く無いのに つい出てしまう性分。。。(苦笑)
※食べてる最中 ちょっと思い出して『アッそうだ~』とマスク無で
歩くと直ぐ若いイケメンから『マスク』と指摘が飛ぶ『失礼致しました』
何かマスク だけでも 見張られて居る様な気分(爆笑) 衛生管理上か
今年はサーヴィス従業員も多くアルバイトの様な若者が食器の片付けに
頻繁に見回って居た。
バイロイトは音楽祭で年間生計を立てていると言っても過言では無い
小さな街。 近年:大型ホテルが立ち並ぶ街の中心街 然しそれも一角に
集中。 91年初訪の折は高級ホテルと云われる老舗もエレ無しが普通
ホテル探しの第一条件がエレ付きで 二番目が会場から出来るだけ近距離。
帰宅時のタクシー争奪戦も半端ない状況だった事情から徒歩圏を選択(笑)
当時はタクシーの数も少なかった。
流石に是等の問題は解消され劇場から少し遠目のホテルは送迎バスを手配。
然し今年は観客が半減 宿泊客も極少の為 往きは良い良い帰りは
自力と言う訳で 往きは小型リムジンで帰宅時はタクシーで自力帰宅。
まぁ例年と違い観客が半減の為 タクシー待ちも問題無いだろうと思い
つつ終演後は例年通り徒歩で
勝手知ったる風に健脚に任せ歩き始めた~が 4年振りともなれば『エッ』
曲り角を間違え延々辿り着かず 日は落ち薄暗く解り難い風景に。幸い
親切な女性が道案内。 自転車を押しながら独逸語で色々話しかけられ
ながら無事着:安堵。 独語まるでと云うのに英語解らずか勝手に
独語で話掛けられて 適当に頷いて言葉無くとも意思は通づる旅人
色々アバンチュールに遭遇しながらも第一日目 無事終了で30周年記念
バイロイト ≪オランダ人≫ を堪能 彷徨える≪オランダ人≫は
亡霊となって彷徨って居るのだろうか
バイロイト音楽祭@コロナキャンセル [バイロイト.de]
時は止まりコロナは続く★ 外出禁止令発動から更に二週間の延長が決まり
時が止まった様に静寂が漂う巴里:ラジオ〓から流れるクラシックに浸り
ながら日々が過ぎる昼下がり エイプリルフールの前日 31日にまるで嘘の
様な情報が飛込んで目を覚まされたΣ(・□・)
とは言えある程度想定内でも有ったが【バイロイト音楽祭2020年中止】
詳細は数週間後に各自宛てご連絡と 今年は全公演購入済だった
新演出 ≪リング≫ もこわごわ愉しみにして居たが残念至極
今年の歌手陣は半端ない演技伴う容姿端麗ワグナーテナーに恵まれた高級日替り
メニューを期待していた。 ワルキューレ:クラウス・フロリアン・フォクト
翌日のローエングリン:アンドレアス・シャゲー 次に又 マイスター:フォクト
再度 ジーグフリッド:シャゲーと文字通りの日替りを愉しめる筈だった
コロナに因る攻撃は容赦なくクラシック界を襲う 欧州の劇場は軒並み閉鎖を
余儀なくされている バイロイト音楽祭は7月末開幕なので未だ時間が有る
と余裕だったが そう云えば今年は ≪リング≫ 新演出 4演目ともなると
舞台装置&リハーサル期間が長期の為、きっと4月から準備に入る予定だったの
だろう。
リハーサルに入る前:カテリナ・ワグナー女史が結論を出し音楽祭の中止と
新演出 ≪リング≫ 2022年に延期を発表 今年の世界同時:コロナ感染は
先の未透視が立たないだけでなく 非常に危険をはらんでいるウイルスで有る
事も侮れない そんな訳で2021年も十二分に用心して?? ≪リング≫ 4演目は
焦らず確固たる状況を見極めて?? と言う訳で賢明な2年の延期決定かΔΨΦ
21年:予定演目は [タンホイザー] [ローエングリン] [マイスタージンガー]
新演出 [オランダ人] が加わり:是は21年の予定通り?? 他に [ワルキューレ]
コンサート形式か??
※劇場から確認が来る前に既にホテルからは予約キャンセルの通知着信
連携が素晴らしいと言うか バイロイト音楽祭と共に活きる街
さて巴里:バスティーユ の≪リング ≫ もコロナの波に飲まれ単品公演開始
≪ラインの黄金 ≫ が外出禁止令中の4月開幕だった為 キャンセル発表 5月の
≪ワルキューレ≫ から開幕予定 ≪ラインの黄金≫ スルー リング 11,12月の
フェスティヴァルは4公演 無事:揃踏みになる筈の様だが運命はコロナが握る??
いずれにしてもお気の毒に今年は全ての劇場がキャンセルの不遇を被って
いる 我々観客もそろそろストレスを感じ始めて居るが
劇場は何処も払戻に奔走中:ご愁傷様です。 それにしても便利な世の中に
なった事は幸い:カードで引落 & カードへ振込:この手続きを各国に住む観客
相手に業務遂行出来る素晴らしい文明の利器 只、バイロイトは未だ現金振込
の為、其の侭2021年に振替と云うのは了解
地球をリセットさせる様な現状:コロナの威力:この後の新世界は如何なものか
外出禁止令で強制在宅を強いられている仏人の引籠り生活が今後:国民にどの様な
影響を及ぼすか? 世間がどの様に変わるか? ゆっくり自己を分析して良い方向を
見出せれば良いが◎[×]△■
・・・・・・・・・・・・・・・
クラシックファンは此の引籠りの間に次シーズンの演目を吟味中か??
日々届く各劇場からの誘惑 只、こんな状況では予定を立てるのも不安
本当にコロナは姿を消すのか(ΘoΘ) 将又居座り続けるのか? 資金繰りの
厳しいオペラ座 & TEC等、頻繁にアボネ:年間予約のお誘い¶Ψ¶
早くお金欲しいのだろう
先週は本来劇場で観劇する予定であった≪ロベルト デヴルウ≫ をTCE &
MET のご厚意でネット配信。 あの素晴らしい感動をもう一度~PC画面で
ディテールを拝見:拝聴させて頂いた〓 劇場で聴けなかった事は残念
無念
ROBERTO DEVEREUX
2016年4月NY*MET ≪ ロベルト デヴルゥ ≫ 録画
指揮:Maurizio Benini / 演出 & 舞台装置:Sir David McVicar
衣装:Moritz Junge / 照明:Paule Constable / 振付:Leah Hausman
Elisabetta:Sondra Radvanovsky
Sara:Elina Garanca
Roberto Devereux:Matthew Polenzani
Duke of Nottingham:Mariusz Kwiecien
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今はLa Belle au bois dormant (ラ ベル オゥボワ ドルマン:眠れる森の美女)
成らぬ la belle voix dormant (ラ ベル ヴォワ ドルマン:眠れる美声) 状態と
勝手にこじつけて居る 歌手陣はお勉強に集中余念ないだろう
時が止まった様に静寂が漂う巴里:ラジオ〓から流れるクラシックに浸り
ながら日々が過ぎる昼下がり エイプリルフールの前日 31日にまるで嘘の
様な情報が飛込んで目を覚まされたΣ(・□・)
とは言えある程度想定内でも有ったが【バイロイト音楽祭2020年中止】
詳細は数週間後に各自宛てご連絡と 今年は全公演購入済だった
新演出 ≪リング≫ もこわごわ愉しみにして居たが残念至極
今年の歌手陣は半端ない演技伴う容姿端麗ワグナーテナーに恵まれた高級日替り
メニューを期待していた。 ワルキューレ:クラウス・フロリアン・フォクト
翌日のローエングリン:アンドレアス・シャゲー 次に又 マイスター:フォクト
再度 ジーグフリッド:シャゲーと文字通りの日替りを愉しめる筈だった
コロナに因る攻撃は容赦なくクラシック界を襲う 欧州の劇場は軒並み閉鎖を
余儀なくされている バイロイト音楽祭は7月末開幕なので未だ時間が有る
と余裕だったが そう云えば今年は ≪リング≫ 新演出 4演目ともなると
舞台装置&リハーサル期間が長期の為、きっと4月から準備に入る予定だったの
だろう。
リハーサルに入る前:カテリナ・ワグナー女史が結論を出し音楽祭の中止と
新演出 ≪リング≫ 2022年に延期を発表 今年の世界同時:コロナ感染は
先の未透視が立たないだけでなく 非常に危険をはらんでいるウイルスで有る
事も侮れない そんな訳で2021年も十二分に用心して?? ≪リング≫ 4演目は
焦らず確固たる状況を見極めて?? と言う訳で賢明な2年の延期決定かΔΨΦ
21年:予定演目は [タンホイザー] [ローエングリン] [マイスタージンガー]
新演出 [オランダ人] が加わり:是は21年の予定通り?? 他に [ワルキューレ]
コンサート形式か??
※劇場から確認が来る前に既にホテルからは予約キャンセルの通知着信
連携が素晴らしいと言うか バイロイト音楽祭と共に活きる街
さて巴里:バスティーユ の≪リング ≫ もコロナの波に飲まれ単品公演開始
≪ラインの黄金 ≫ が外出禁止令中の4月開幕だった為 キャンセル発表 5月の
≪ワルキューレ≫ から開幕予定 ≪ラインの黄金≫ スルー リング 11,12月の
フェスティヴァルは4公演 無事:揃踏みになる筈の様だが運命はコロナが握る??
いずれにしてもお気の毒に今年は全ての劇場がキャンセルの不遇を被って
いる 我々観客もそろそろストレスを感じ始めて居るが
劇場は何処も払戻に奔走中:ご愁傷様です。 それにしても便利な世の中に
なった事は幸い:カードで引落 & カードへ振込:この手続きを各国に住む観客
相手に業務遂行出来る素晴らしい文明の利器 只、バイロイトは未だ現金振込
の為、其の侭2021年に振替と云うのは了解
地球をリセットさせる様な現状:コロナの威力:この後の新世界は如何なものか
外出禁止令で強制在宅を強いられている仏人の引籠り生活が今後:国民にどの様な
影響を及ぼすか? 世間がどの様に変わるか? ゆっくり自己を分析して良い方向を
見出せれば良いが◎[×]△■
・・・・・・・・・・・・・・・
クラシックファンは此の引籠りの間に次シーズンの演目を吟味中か??
日々届く各劇場からの誘惑 只、こんな状況では予定を立てるのも不安
本当にコロナは姿を消すのか(ΘoΘ) 将又居座り続けるのか? 資金繰りの
厳しいオペラ座 & TEC等、頻繁にアボネ:年間予約のお誘い¶Ψ¶
早くお金欲しいのだろう
先週は本来劇場で観劇する予定であった≪ロベルト デヴルウ≫ をTCE &
MET のご厚意でネット配信。 あの素晴らしい感動をもう一度~PC画面で
ディテールを拝見:拝聴させて頂いた〓 劇場で聴けなかった事は残念
無念
ROBERTO DEVEREUX
2016年4月NY*MET ≪ ロベルト デヴルゥ ≫ 録画
指揮:Maurizio Benini / 演出 & 舞台装置:Sir David McVicar
衣装:Moritz Junge / 照明:Paule Constable / 振付:Leah Hausman
Elisabetta:Sondra Radvanovsky
Sara:Elina Garanca
Roberto Devereux:Matthew Polenzani
Duke of Nottingham:Mariusz Kwiecien
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今はLa Belle au bois dormant (ラ ベル オゥボワ ドルマン:眠れる森の美女)
成らぬ la belle voix dormant (ラ ベル ヴォワ ドルマン:眠れる美声) 状態と
勝手にこじつけて居る 歌手陣はお勉強に集中余念ないだろう
パルシファル★バイロイト音楽祭~(^^♪ [バイロイト.de]
音楽祭:滞在日程の最終日 ≪ パルシファル ≫ は、宇宙規模の宗教平和共存:
趣旨か~?? と連想させる演出テーマ ?? カトリック:イスラム:ユダヤ etc
『 色々戦いも有ったけれど、お互いの宗教を宇宙規模で平和に共存させよう』
的:メッセージなのか~?? ?? 宗教色の強い演出だった~ΩЮΨ
一幕 @ 二場への間奏曲で紗幕に放映される宇宙の映像~宝石を散りばめた
様に星降る映像が美しく:プラネタリューム:満天の世界へ吸い込まれる如く
期待を大きく膨ませた~
果てさて~ 昨秋に比べ 心持ふくよかに変身の:アンドレアス・シャゲー:
若々しさ & 精悍さが多少消失 @ ≪ パルシファル ≫ ?? 演出のせいか~??
然し声は変らず伸び伸び高らかな高音を奏でるテナー:高性能音響装置のせいか
爆声はクリアーに響かず、少し控えめな歌唱の方が美麗な音質を醸し素晴らし
かった~ 演技伴う歌唱力:ニュアンスは抜群:豊富な舞台経験を感じ
させる逸材~◎^●^◎
イエス・キリストVsアムフォルタス~ 自己を傷つけさせ聖血を流し聖者は
聖杯を飲乾す~ 十字架に掛けられたイエス・キリスト像其の侭の残酷な姿
[ アムフォルタス ] ライアン・マッキニィ:力強い低音の響き発するバリトン
声質:歌唱 & 演技力も素晴らしい:容姿端麗の若手~v 白の夜着で弱々
しく:本来出番の無い二幕も出没する~?? 一幕からは想像し難く、 瀕死の
グラール城主には見えない演出であった~(笑)
クンドリィ:エレナ・パンクラトファ:美声で素晴らしい歌唱力~ 三幕は
体型も準じてイスラムの衣装が似合い過ぎ ( 苦笑 ) クリングゾール城は
繊細なアラブモティフのモザイクが美しい館:イスラム戦士~?? ハーレム
浴場には、淫乱なオリエンタル風衣装を纏った花の乙女達:アラブ社会へ足を
踏み入れた?? パルシファル:乙女達の誘惑で、ご丁寧に [ ひと風呂浴びて ]
風~ リアルな入浴シーンも~??
迷彩服に身を固め:銃を構え辺りを警戒しつゝ現れる:パルシファル、まるで
IS戦士かと思わせる完璧な戦闘武装~〓 現在のテロ社会に鑑みると挑発的で
リアルな演出に好感持てず~ΨΛΘΛΨ
三幕はシリアの戦地??で爆撃を受け破壊されたイスラムモスクのドーム~??を
連想させる様な廃墟~ イスラム教徒の太った叔母さん風:クンドリーの演技は
お見事 (微笑) 負傷して歩行難:車椅子に頼るユダヤ帽のグルネマンツ~
十字を構えた剣を担ぎ:黒布で顔を覆い黒装束~?:イスラム兵士の井出達で
現れたパルシファル~フゥゥッ!! 戦争映像嫌いで、TVを持たない個人的には
嘆かわしい舞台を見せられ~ 美麗な曲だけが彼方を彷徨った~
毎日の様に報道されるシリア爆撃:ニュースの映像に現れる様な姿を、美しい
オペラの曲に乗せ 神聖な舞台に登場させる不快な無神経は理解に苦しむ~×
特に移民テロに脅かされる昨今:独仏始め厳重警戒を余儀なくされる欧州に
於いて~??
平和なバイロイト音楽祭の舞台~ 最期に宗教のユニバーサル:尊重を唱えても
美しい曲に美的感覚欠如の演出は如何なものか~?? ▼◇△◆ 因みに、今年の
開場近辺の警戒は厳重だった。 会場へのメインルートは閉鎖され~ 車の玄関
横付は禁止された~ まぁ~ なだらかな丘の上に建つ会場を眺めながら
歩を進め~ 辿り着くのも風情が有るが~
ホテルからのシャトルバスも遠回りで駐車場へ~ 小型バスは庭園の脇に停車:
開演16時 @ 暑い昼下り15時~ 正装で徒歩を強いられる状況は時に厳しいが
達者な独人~ 杖を頼りのご高齢者も一歩一歩ゆっくり思いを込めて会場へ~▽◆
休憩時間に外へ出ると再入場の際:必ずチケットを再提示 & 席へ戻る時はバー
コードチェックで再確認 うっかり何処に仕舞ったか忘れた、独人ご夫妻は
入口で 入場券が見つかる迄、足止の憂目に~ 奥様は必至で探していらした~
フゥゥッ!! お気の毒に~
>->->->-> Parsifal <-<-<-<-<
2017年8月5日 バイロイト音楽祭 ≪ パルシファル ≫
指揮:Marek Janowski / 舞台装置:Gisbert Jakel
演出:Uwe Eric Laufenberg / 衣装:Jessica Karge
照明:Reinhard Traub / 脚本:Richard Lorber
映像:Gerard Naziri / コンサートマスター:Eberhard Friedrich
Amfortas:Ryan McKinny / Titurel:Karl-Heinz Lehner
Parsifal:Andreas Schager / Gurnemanz:Georg Zeppenfeld
Kundry:Elena Pankratova / Klingsor:Derek Welton
☆本来の指揮:Hartmut Haenchen氏体調不良に因り急遽代役:老体に鞭打って??
≪ リング ≫ の合間に、ご登場頂いた:マレク・ヤノフスキィ氏:実力派揃いの
奏者:既に念入りなリハを重ね、不意の指揮者変更でも動じない体制は完璧~!!
☆アムフォルタス:ライヤン・マッキニィ :オペラリア:コンクール @ ミラノで
入賞~ スカラ座の受賞者コンサートで、ドミンゴ指揮に因る ≪オランダ人≫ を
歌っている~ 深い響きの美声の持主。 多少、ニュアンスに欠ける感もあるが、
既に各国での経験豊富~ 個人的:ライブは初めて~今後ワグナーで益々の
活躍が愉しみな若手~
追記:
バイロイト楽団等、存在しない祝祭劇場の奏者は欧州各地のオーケストラから
生え抜きが集合 その中の一人:チェロ奏者:巴里オペラ座からの参加~
若い独女性:巴里からの参加は二人とか~??
ティレマンのお膝元:ドレスデンから参加の奏者が多く~ その他:独逸各地
から選ばれた奏者の多い中、独逸人とは言え、巴里オペラ座からの参加は相当
優秀なのだろう~(^^♪
≪リング ≫ ラインの黄金:ワルキューレ:ジーグフリド @ 3演目で演奏
その上、フェスティバルオーケストラ参加中に、想像を絶する室内演奏までも
熟した~ ワグナー博物館 [ ヴァンフリィド ] で マーラー、ハルトマン、
シェーンブルグ:演奏会に参加~フゥゥッ!!
実はこの女性:巴里バスティーユで観劇後:バス停で出逢い:何度か顔を
合わせ、お喋りが弾み、バイロイト音楽祭参加を伺った~^^ その時、
現地での再会を約束~ 休憩時間に無事遭遇出来~安堵 [\(^o^)/]
一歳半のお嬢さんを持つ母親でもある素晴らしい女性奏者☆彡
多くの新鮮な出会いに恵まれた @ 今年のバイロイト音楽祭~ 有意義な
日程に大満足 幸せな日々を送れた事に感謝感激~
趣旨か~?? と連想させる演出テーマ ?? カトリック:イスラム:ユダヤ etc
『 色々戦いも有ったけれど、お互いの宗教を宇宙規模で平和に共存させよう』
的:メッセージなのか~?? ?? 宗教色の強い演出だった~ΩЮΨ
一幕 @ 二場への間奏曲で紗幕に放映される宇宙の映像~宝石を散りばめた
様に星降る映像が美しく:プラネタリューム:満天の世界へ吸い込まれる如く
期待を大きく膨ませた~
果てさて~ 昨秋に比べ 心持ふくよかに変身の:アンドレアス・シャゲー:
若々しさ & 精悍さが多少消失 @ ≪ パルシファル ≫ ?? 演出のせいか~??
然し声は変らず伸び伸び高らかな高音を奏でるテナー:高性能音響装置のせいか
爆声はクリアーに響かず、少し控えめな歌唱の方が美麗な音質を醸し素晴らし
かった~ 演技伴う歌唱力:ニュアンスは抜群:豊富な舞台経験を感じ
させる逸材~◎^●^◎
イエス・キリストVsアムフォルタス~ 自己を傷つけさせ聖血を流し聖者は
聖杯を飲乾す~ 十字架に掛けられたイエス・キリスト像其の侭の残酷な姿
[ アムフォルタス ] ライアン・マッキニィ:力強い低音の響き発するバリトン
声質:歌唱 & 演技力も素晴らしい:容姿端麗の若手~v 白の夜着で弱々
しく:本来出番の無い二幕も出没する~?? 一幕からは想像し難く、 瀕死の
グラール城主には見えない演出であった~(笑)
クンドリィ:エレナ・パンクラトファ:美声で素晴らしい歌唱力~ 三幕は
体型も準じてイスラムの衣装が似合い過ぎ ( 苦笑 ) クリングゾール城は
繊細なアラブモティフのモザイクが美しい館:イスラム戦士~?? ハーレム
浴場には、淫乱なオリエンタル風衣装を纏った花の乙女達:アラブ社会へ足を
踏み入れた?? パルシファル:乙女達の誘惑で、ご丁寧に [ ひと風呂浴びて ]
風~ リアルな入浴シーンも~??
迷彩服に身を固め:銃を構え辺りを警戒しつゝ現れる:パルシファル、まるで
IS戦士かと思わせる完璧な戦闘武装~〓 現在のテロ社会に鑑みると挑発的で
リアルな演出に好感持てず~ΨΛΘΛΨ
三幕はシリアの戦地??で爆撃を受け破壊されたイスラムモスクのドーム~??を
連想させる様な廃墟~ イスラム教徒の太った叔母さん風:クンドリーの演技は
お見事 (微笑) 負傷して歩行難:車椅子に頼るユダヤ帽のグルネマンツ~
十字を構えた剣を担ぎ:黒布で顔を覆い黒装束~?:イスラム兵士の井出達で
現れたパルシファル~フゥゥッ!! 戦争映像嫌いで、TVを持たない個人的には
嘆かわしい舞台を見せられ~ 美麗な曲だけが彼方を彷徨った~
毎日の様に報道されるシリア爆撃:ニュースの映像に現れる様な姿を、美しい
オペラの曲に乗せ 神聖な舞台に登場させる不快な無神経は理解に苦しむ~×
特に移民テロに脅かされる昨今:独仏始め厳重警戒を余儀なくされる欧州に
於いて~??
平和なバイロイト音楽祭の舞台~ 最期に宗教のユニバーサル:尊重を唱えても
美しい曲に美的感覚欠如の演出は如何なものか~?? ▼◇△◆ 因みに、今年の
開場近辺の警戒は厳重だった。 会場へのメインルートは閉鎖され~ 車の玄関
横付は禁止された~ まぁ~ なだらかな丘の上に建つ会場を眺めながら
歩を進め~ 辿り着くのも風情が有るが~
ホテルからのシャトルバスも遠回りで駐車場へ~ 小型バスは庭園の脇に停車:
開演16時 @ 暑い昼下り15時~ 正装で徒歩を強いられる状況は時に厳しいが
達者な独人~ 杖を頼りのご高齢者も一歩一歩ゆっくり思いを込めて会場へ~▽◆
休憩時間に外へ出ると再入場の際:必ずチケットを再提示 & 席へ戻る時はバー
コードチェックで再確認 うっかり何処に仕舞ったか忘れた、独人ご夫妻は
入口で 入場券が見つかる迄、足止の憂目に~ 奥様は必至で探していらした~
フゥゥッ!! お気の毒に~
>->->->-> Parsifal <-<-<-<-<
2017年8月5日 バイロイト音楽祭 ≪ パルシファル ≫
指揮:Marek Janowski / 舞台装置:Gisbert Jakel
演出:Uwe Eric Laufenberg / 衣装:Jessica Karge
照明:Reinhard Traub / 脚本:Richard Lorber
映像:Gerard Naziri / コンサートマスター:Eberhard Friedrich
Amfortas:Ryan McKinny / Titurel:Karl-Heinz Lehner
Parsifal:Andreas Schager / Gurnemanz:Georg Zeppenfeld
Kundry:Elena Pankratova / Klingsor:Derek Welton
☆本来の指揮:Hartmut Haenchen氏体調不良に因り急遽代役:老体に鞭打って??
≪ リング ≫ の合間に、ご登場頂いた:マレク・ヤノフスキィ氏:実力派揃いの
奏者:既に念入りなリハを重ね、不意の指揮者変更でも動じない体制は完璧~!!
☆アムフォルタス:ライヤン・マッキニィ :オペラリア:コンクール @ ミラノで
入賞~ スカラ座の受賞者コンサートで、ドミンゴ指揮に因る ≪オランダ人≫ を
歌っている~ 深い響きの美声の持主。 多少、ニュアンスに欠ける感もあるが、
既に各国での経験豊富~ 個人的:ライブは初めて~今後ワグナーで益々の
活躍が愉しみな若手~
追記:
バイロイト楽団等、存在しない祝祭劇場の奏者は欧州各地のオーケストラから
生え抜きが集合 その中の一人:チェロ奏者:巴里オペラ座からの参加~
若い独女性:巴里からの参加は二人とか~??
ティレマンのお膝元:ドレスデンから参加の奏者が多く~ その他:独逸各地
から選ばれた奏者の多い中、独逸人とは言え、巴里オペラ座からの参加は相当
優秀なのだろう~(^^♪
≪リング ≫ ラインの黄金:ワルキューレ:ジーグフリド @ 3演目で演奏
その上、フェスティバルオーケストラ参加中に、想像を絶する室内演奏までも
熟した~ ワグナー博物館 [ ヴァンフリィド ] で マーラー、ハルトマン、
シェーンブルグ:演奏会に参加~フゥゥッ!!
実はこの女性:巴里バスティーユで観劇後:バス停で出逢い:何度か顔を
合わせ、お喋りが弾み、バイロイト音楽祭参加を伺った~^^ その時、
現地での再会を約束~ 休憩時間に無事遭遇出来~安堵 [\(^o^)/]
一歳半のお嬢さんを持つ母親でもある素晴らしい女性奏者☆彡
多くの新鮮な出会いに恵まれた @ 今年のバイロイト音楽祭~ 有意義な
日程に大満足 幸せな日々を送れた事に感謝感激~
神々の黄昏★バイロイト音楽祭~(^^♪ [バイロイト.de]
久々 ≪神々の黄昏≫ 観劇:音楽を聴きに出掛けた~(^^♪ 真っ赤なペンキの
入ったバケツ片手に、ご登場の3人の [ ノルン ] 大きな刷毛で壁に血 ( ペンキ ) を
塗り手繰り眼を覆う血生臭い演出 @ 脳裏に刻まれた記憶:うんざりの2013年~▼×◆
覚悟で出掛けたが、現れたノルンは着ぐるみに衣装替え~?? 舞台は修正され安堵~◎
血生臭さは改良されたが、全編通して縮小されたヴィデオ映像は、最期の足掻きか??
NY.証券取引所の前を包む様に覆った垂幕に、煩雑な鬱陶しい映像が絶えず~ この
場面は13年の方が良かった~?? 今回の修正は改悪~▽◆ 前回は、最後にドル札が
乱れ飛んだ映像で終わったが~
まぁ~最期まで嫌みを放った残念な演出家:フランク・カストルフ & 仲間達~??
≪ リング ≫ 最終公演の初回だった為か?? 演出家軍団が挨拶にご登場~ 勿論、激しい
『 ブーイング 』 で歓迎¿¿された~ にも拘らず [ 余裕 ] で舞台挨拶にまるで
ブーイングに抗議するかの如く自身たっぷりの態度で~?? 観客をあざ笑うかの様に
長々立ち尽し、失礼では有るが個人的には [ ふてぶてしく ] 感じた~
来シーズンは ≪ ワルキューレ ≫ のみ、単独上演とか~?? プラシド・ドミンゴ氏
指揮との事。 昔からのドミンゴ・ファンと云う独女性から情報提供頂き~ 興奮
気味に語って居たが『 昔、メトでサインに並んだ時、バイロイトから来ました
~と云ったら氏が [ エッ~?!! バイロイト~?!!? 話を聞きたい~ ] と非常に興味深く
会話が進み~ 秘書に [ 未だ後が続いてますから ] と促されて居たワ~~(^^♪
祝祭劇場は、残念ながら指揮者の姿が見えないオケピット:プラシドが振っても
観えないわ~』 と苦笑。 『 今は以前の様に追っ駆けて無いけど、来シーズン
TV観るのが愉しみ~!!』 と嬉しそうだった~ 序にバイロイトの色々な情報を
聴かせて頂き、毎日彼女と笑談するのが愉しみだった~((´∀`))
こんな出会いも、好きな:ワグナー:プラシド・ドミンゴ:オペラ~ 趣向が合うと
初対面でも~ 昔からの知人の様に次から次へ:尽きぬ話題~ΩЮΨ そして奇遇にも
1991年に泊ったホテルの話題へ~ フゥゥッ~ 世界は狭い~?
≪ 神々~ ≫ に申し訳ないが、感想は希薄:感激の無い公演だった~▽◆
只、演奏と歌唱は流石のバイロイト~\(^o^)/
********Gotterdammerung********
2017年8月3日 バイロイト音楽祭 ≪ 神々の黄昏 ≫
指揮:Marek Janowski / 舞台装置:Aleksandar Deni?
演出:Frank Castorf / 衣装:Adriana Braga Peretzki
照明:Rainer Casper / ヴィデオ:Andreas Deinert & Jens Crull
コーラスマスター: Eberhard Friedrich
ジークフリート:Stefan Vinke /グンター:Markus Eiche
アルベリヒ:Albert Dohmen /ハーゲン:Stephen Milling
ブリュンヒルデ:Catherine Foster / グルトルーネ:Allison Oakes
ヴァルトラウテ:Marina Prudenskaya /ノルン1:Wiebke Lehmkuhl
ノルン2: Stephanie Houtzee /ノルン3:Christiane Kohl
入ったバケツ片手に、ご登場の3人の [ ノルン ] 大きな刷毛で壁に血 ( ペンキ ) を
塗り手繰り眼を覆う血生臭い演出 @ 脳裏に刻まれた記憶:うんざりの2013年~▼×◆
覚悟で出掛けたが、現れたノルンは着ぐるみに衣装替え~?? 舞台は修正され安堵~◎
血生臭さは改良されたが、全編通して縮小されたヴィデオ映像は、最期の足掻きか??
NY.証券取引所の前を包む様に覆った垂幕に、煩雑な鬱陶しい映像が絶えず~ この
場面は13年の方が良かった~?? 今回の修正は改悪~▽◆ 前回は、最後にドル札が
乱れ飛んだ映像で終わったが~
まぁ~最期まで嫌みを放った残念な演出家:フランク・カストルフ & 仲間達~??
≪ リング ≫ 最終公演の初回だった為か?? 演出家軍団が挨拶にご登場~ 勿論、激しい
『 ブーイング 』 で歓迎¿¿された~ にも拘らず [ 余裕 ] で舞台挨拶にまるで
ブーイングに抗議するかの如く自身たっぷりの態度で~?? 観客をあざ笑うかの様に
長々立ち尽し、失礼では有るが個人的には [ ふてぶてしく ] 感じた~
来シーズンは ≪ ワルキューレ ≫ のみ、単独上演とか~?? プラシド・ドミンゴ氏
指揮との事。 昔からのドミンゴ・ファンと云う独女性から情報提供頂き~ 興奮
気味に語って居たが『 昔、メトでサインに並んだ時、バイロイトから来ました
~と云ったら氏が [ エッ~?!! バイロイト~?!!? 話を聞きたい~ ] と非常に興味深く
会話が進み~ 秘書に [ 未だ後が続いてますから ] と促されて居たワ~~(^^♪
祝祭劇場は、残念ながら指揮者の姿が見えないオケピット:プラシドが振っても
観えないわ~』 と苦笑。 『 今は以前の様に追っ駆けて無いけど、来シーズン
TV観るのが愉しみ~!!』 と嬉しそうだった~ 序にバイロイトの色々な情報を
聴かせて頂き、毎日彼女と笑談するのが愉しみだった~((´∀`))
こんな出会いも、好きな:ワグナー:プラシド・ドミンゴ:オペラ~ 趣向が合うと
初対面でも~ 昔からの知人の様に次から次へ:尽きぬ話題~ΩЮΨ そして奇遇にも
1991年に泊ったホテルの話題へ~ フゥゥッ~ 世界は狭い~?
≪ 神々~ ≫ に申し訳ないが、感想は希薄:感激の無い公演だった~▽◆
只、演奏と歌唱は流石のバイロイト~\(^o^)/
********Gotterdammerung********
2017年8月3日 バイロイト音楽祭 ≪ 神々の黄昏 ≫
指揮:Marek Janowski / 舞台装置:Aleksandar Deni?
演出:Frank Castorf / 衣装:Adriana Braga Peretzki
照明:Rainer Casper / ヴィデオ:Andreas Deinert & Jens Crull
コーラスマスター: Eberhard Friedrich
ジークフリート:Stefan Vinke /グンター:Markus Eiche
アルベリヒ:Albert Dohmen /ハーゲン:Stephen Milling
ブリュンヒルデ:Catherine Foster / グルトルーネ:Allison Oakes
ヴァルトラウテ:Marina Prudenskaya /ノルン1:Wiebke Lehmkuhl
ノルン2: Stephanie Houtzee /ノルン3:Christiane Kohl
トリスタン & イゾルデ★バイロイト音楽祭~(^^♪ [バイロイト.de]
揺れる船の中~ 静かに細波立つ様に優しく~ 時に激しく繊細な音質を奏でる
演奏に浸りながら~ 神秘的で美麗な曲に陶酔~ 夢現に時は流れ優美な時が
厳かに過ぎた前奏曲~ 久々 @ クリスチャン・チーレマン指揮で聴く
オペラ公演~ 瞑想にふける如くを瞑り音にを傾けた~
迷路パズルの様に組み立てられた階段を、ゲームの様に昇り降り=出入口を
探しつゝ動きまわる登場人物 4人 トリスタン & イゾルデ / クルヴェナル &
ブランゲーネ の行動に目 を奪われ~ 時におろそかになりがちな歌唱に
全神経集中させ~を傾け拝聴~ 些か理解に苦しむモダン演出~ フゥゥッ
逞しい想像力を養うべきか ?? 然し途中で眼鏡を外し画面と云うか、舞台を
追うのを止め演奏:歌唱集中に切替た~!! 何しろ演出理解を試みると聴覚に
支障を来す凡人としては二兎を追わず~音に集中で成功~(微笑) 必死に理解
する程、重要な演出では無いと受け止めた~¶δ¶
ここ10年来:バイロイトには理解不可能が素晴らしいと思わせる様な:自己
陶酔型 ? 演出家が増長傾向~?? まぁバイロイトに限らずでは有るが~益々
勝手な創造で曲と乖離した画面を愉しむ風な傾向 [ バイロイト音楽祭 ]物語の
解釈は其々個人主義~??『良い様に解釈して』風に常識を覆して満足の演出家??
胸躍らせ態々現地まで赴く観客には酷な現実~ チケット販売に支障を来し
入手し易い状況は喜ぶべきであるが~?? \(~o~)/
オペラの時代背景を現代に置換えると、観客には想像し難い物語も多く演出家の
創造に委ねられる訳で、カテリナ・ワグナ―女史のご高尚な想像を、ご披露頂か
なくても、我々は単純な解り易い原作に浸り感動させて頂けば充分で~ 歌手陣と
チーレマンの指揮が素晴らしければ 大満足で有る~\(^o^)/
と言う訳で、演奏 & 歌唱が満足とは云え~ 此の演出で感動は希薄だった~
トリスタン:シュテファン・グルド @ 美声で素晴らしい歌唱力の本物:ヘルデン
テナー 残念ながら演技云々の演出では無かったが~ 第三幕:唯一感動を
受けたのは瀕死の状態で、イゾルデへの思慕を力強く高らかにご披露頂いた場面
瀕死のトリスタンを囲む部下:暗い紗幕の中から独り抜出すトリスタン~生死
彷徨う霊の如く~?? イゾルデの幻覚を抱きつゝ朦朧と生立ちを語る長大な
アリア~ イゾルデへの強烈な愛は幻想的な淡い蝋燭の火の如く~△の宙吊に
イゾルデの姿が幾つも上空を舞う~トリスタンのイゾルデへの愛を表現感傷に
浸った~ この場面、幽体分離状態を演出したのでは無いか~?? 勝手な
個人的解釈~・/ /・
マルケ王:ロネ・パップ:存在感抜群の年季入りマルケ王:深く渋い声の響き
毛皮の衿付:厚手ウールのロングコート @ 長身の為、その長さは、ご婦人方の
ロングドレス並、テンガロンハットの下、汗が流れる猛暑の中 お気の毒さま
そんなストレスからでも無いだろうが~(苦笑) メルロにナイフを渡し後ろ
からトリスタンに重傷を負わせ、イゾルデの手を引いて引上げる~???
重傷を負い瀕死の状態で死んだ様に横たわるトリスタン『エェッ~ ?どうなる
三幕目~?? 如何なる展開か~?? 』創造を働かせる興味無く休憩時間を過ごし:
三幕へ~フゥゥッ!! 救いの神:巨匠:クリスチャン・チーレマン指揮:繊細
極める音色豊かな素晴らしい演奏に陶酔~
クルヴェナル:イアン・ぺテルソン 音域広く情感籠るニュアンスを感じさせる
歌唱、個人的には好みの声質~(^^♪ ラインの黄金:ヴォータンは爆音好き?
からブーイングが出たが~ クルヴェナルはブラボーの嵐を得た~ホッ
イゾルデ:ぺトラ・ラング @ 及第点のイゾルデを演じた~ あの演出で注文
付ける術も無く、多少難は有ったが美声をご披露頂いた~~
※いずれにしても有終の美を飾った:イゾルデ:ワルトラウト・マイヤーを
[ バイロイト ] で聴いた経験から誰が演じても個人的には無理がある
ブランゲ-ネ:クリスタ・マイヤー:美麗な声質:ドラマティックな歌唱共に
イゾルデ:ぺトラ・ラングを遥に超える素晴らしさだった~
~~~~~~ Tristan und Isolde ~~~~~~
2017年8月2日 バイロイト音楽祭 ≪トリスタン & イゾルデ ≫
指揮:Christian Thielemann /衣装 / Thomas Kaiser
演出:Katharina Wagner / 照明:Reinhard Traub
脚本:Daniel Weber & Reinhard Traub
舞台演出:Frank Philipp Schlosmann & Matthias Lippert
コンサートマスター:Eberhard Friedrich
トリスタン:Stephen Gould / マルケ王:Rene Pape
イゾルデ:Petra Lang / クルヴェナル:Iain Paterson
ブランゲーネ:Christa Mayer / メロート:Raimund Nolte
牧人 & 船乗りの声:Tansel Akzeybek / 舵手:Kay Stiefermann
演奏に浸りながら~ 神秘的で美麗な曲に陶酔~ 夢現に時は流れ優美な時が
厳かに過ぎた前奏曲~ 久々 @ クリスチャン・チーレマン指揮で聴く
オペラ公演~ 瞑想にふける如くを瞑り音にを傾けた~
迷路パズルの様に組み立てられた階段を、ゲームの様に昇り降り=出入口を
探しつゝ動きまわる登場人物 4人 トリスタン & イゾルデ / クルヴェナル &
ブランゲーネ の行動に目 を奪われ~ 時におろそかになりがちな歌唱に
全神経集中させ~を傾け拝聴~ 些か理解に苦しむモダン演出~ フゥゥッ
逞しい想像力を養うべきか ?? 然し途中で眼鏡を外し画面と云うか、舞台を
追うのを止め演奏:歌唱集中に切替た~!! 何しろ演出理解を試みると聴覚に
支障を来す凡人としては二兎を追わず~音に集中で成功~(微笑) 必死に理解
する程、重要な演出では無いと受け止めた~¶δ¶
ここ10年来:バイロイトには理解不可能が素晴らしいと思わせる様な:自己
陶酔型 ? 演出家が増長傾向~?? まぁバイロイトに限らずでは有るが~益々
勝手な創造で曲と乖離した画面を愉しむ風な傾向 [ バイロイト音楽祭 ]物語の
解釈は其々個人主義~??『良い様に解釈して』風に常識を覆して満足の演出家??
胸躍らせ態々現地まで赴く観客には酷な現実~ チケット販売に支障を来し
入手し易い状況は喜ぶべきであるが~?? \(~o~)/
オペラの時代背景を現代に置換えると、観客には想像し難い物語も多く演出家の
創造に委ねられる訳で、カテリナ・ワグナ―女史のご高尚な想像を、ご披露頂か
なくても、我々は単純な解り易い原作に浸り感動させて頂けば充分で~ 歌手陣と
チーレマンの指揮が素晴らしければ 大満足で有る~\(^o^)/
と言う訳で、演奏 & 歌唱が満足とは云え~ 此の演出で感動は希薄だった~
トリスタン:シュテファン・グルド @ 美声で素晴らしい歌唱力の本物:ヘルデン
テナー 残念ながら演技云々の演出では無かったが~ 第三幕:唯一感動を
受けたのは瀕死の状態で、イゾルデへの思慕を力強く高らかにご披露頂いた場面
瀕死のトリスタンを囲む部下:暗い紗幕の中から独り抜出すトリスタン~生死
彷徨う霊の如く~?? イゾルデの幻覚を抱きつゝ朦朧と生立ちを語る長大な
アリア~ イゾルデへの強烈な愛は幻想的な淡い蝋燭の火の如く~△の宙吊に
イゾルデの姿が幾つも上空を舞う~トリスタンのイゾルデへの愛を表現感傷に
浸った~ この場面、幽体分離状態を演出したのでは無いか~?? 勝手な
個人的解釈~・/ /・
マルケ王:ロネ・パップ:存在感抜群の年季入りマルケ王:深く渋い声の響き
毛皮の衿付:厚手ウールのロングコート @ 長身の為、その長さは、ご婦人方の
ロングドレス並、テンガロンハットの下、汗が流れる猛暑の中 お気の毒さま
そんなストレスからでも無いだろうが~(苦笑) メルロにナイフを渡し後ろ
からトリスタンに重傷を負わせ、イゾルデの手を引いて引上げる~???
重傷を負い瀕死の状態で死んだ様に横たわるトリスタン『エェッ~ ?どうなる
三幕目~?? 如何なる展開か~?? 』創造を働かせる興味無く休憩時間を過ごし:
三幕へ~フゥゥッ!! 救いの神:巨匠:クリスチャン・チーレマン指揮:繊細
極める音色豊かな素晴らしい演奏に陶酔~
クルヴェナル:イアン・ぺテルソン 音域広く情感籠るニュアンスを感じさせる
歌唱、個人的には好みの声質~(^^♪ ラインの黄金:ヴォータンは爆音好き?
からブーイングが出たが~ クルヴェナルはブラボーの嵐を得た~ホッ
イゾルデ:ぺトラ・ラング @ 及第点のイゾルデを演じた~ あの演出で注文
付ける術も無く、多少難は有ったが美声をご披露頂いた~~
※いずれにしても有終の美を飾った:イゾルデ:ワルトラウト・マイヤーを
[ バイロイト ] で聴いた経験から誰が演じても個人的には無理がある
ブランゲ-ネ:クリスタ・マイヤー:美麗な声質:ドラマティックな歌唱共に
イゾルデ:ぺトラ・ラングを遥に超える素晴らしさだった~
~~~~~~ Tristan und Isolde ~~~~~~
2017年8月2日 バイロイト音楽祭 ≪トリスタン & イゾルデ ≫
指揮:Christian Thielemann /衣装 / Thomas Kaiser
演出:Katharina Wagner / 照明:Reinhard Traub
脚本:Daniel Weber & Reinhard Traub
舞台演出:Frank Philipp Schlosmann & Matthias Lippert
コンサートマスター:Eberhard Friedrich
トリスタン:Stephen Gould / マルケ王:Rene Pape
イゾルデ:Petra Lang / クルヴェナル:Iain Paterson
ブランゲーネ:Christa Mayer / メロート:Raimund Nolte
牧人 & 船乗りの声:Tansel Akzeybek / 舵手:Kay Stiefermann
ジーグフリード★バイロイト音楽祭~(^^♪ [バイロイト.de]
ひっちゃかめっちゃかの ≪ ジーグフリド ≫ 13年のランス・ライアンから
此の旅は、シュテファン・フィンケ に変り無鉄砲な ≪ ジーグフリド ≫ を
ユニークに好演~ΩЮΨ 声質は潤いのある美声では無く頑張って叫んでる
風な所も有ったが、長丁場:出ずっぱりでパワーを要する難しい役柄~ 最期
まで充分な力量発揮~ 行動範囲の広い演出にも拘らず精力的に役を熟した~
通常、森の中で熊と遊ぶ程の生命力に溢れた自然体のジーグフリドが、共産圏
首脳の顔が並ぶ崖に囲まれた狭いキャンピングカー生活を強いられる~フゥッ!!?!!?
2013年の初回は、準備時間が無かったせいか~? 今公演は修正済~? 二つに
折れたノートン鋼を焼直し~ 立派なノートンに仕上げた~ホッ!!
前回は取敢えず鋼を叩く音だけで[ カラシニコフ ] で間に合せた~?? が、
ノートンでは無い為、試し切りの場面で、カラシニコフの試し打ち~??
射撃音と共に銃口から火を噴いたあの時の驚き、衝撃音に弱く椅子からずり
落ちそうになった状況を忘れられず、今回は予防線張って先に耳を抑えた
が、ノートンを振回すだけで音出ず~ 事なきを得た~ホッ!!!
各場面:修正され殺伐とした東ベルリンのメトロ駅:広場に[POST] の
看板が掛けられ、郵便局に変り~?? ベルリンの壁崩壊から20年余り経って
小奇麗に整備された街同様、舞台装置もモダンに変身と言う事か~? (苦笑)
ワニの出没する池の畔で着替えに勤しむ若い娼婦嬢~ 落ち目マフィアの
ボス:さすらい人の待つ席へ~貫録の娼婦 [ エルダ ] が色っぽく登場
スーツをだらしなく着崩し太っ腹の酔いどれを演じた:ヴォルフガング・
コッホ ( 13年) に比べ、普通のマフィアボス風で、演技 & 歌唱力に乏しい
トマス J マイヤー:恐れを知らぬ英雄:ジーグフリドとの対決では戦う前に
既に存在感負け~
枯葉の中から姿を現す:ブリュンヒルデ~ 然し女性に対する驚きや情感は
薄く~ 二幕で既に小鳥に好意を寄せていた:ジーグフリード~ 落着かない
態度でソワソワ浮気心が見え隠れ~ 情緒豊かな美しい曲に夢や
希望を持合せない~?? ロマン感情と乖離でコミカル仕立~?? 演出家の
構想に個人的には~ブーイング
余談:このワニの数が観客の話題に~@??@ 毎年、観劇されてる方が
『今日は何匹居たかしら~??』と疑問を呈し『 エェッ?? 増えるんですか?? 』
そう云われれば、初年度は『 何であそこにワニが出現?? 』風、疑問で一匹
だった気がするが~ 今年:最終公演は、6匹位ご登場?の様だった~ 毎年
増えて来たそうな~?? 何の為:目的は不明~ 子ワニも居て、年々家族が
増えたと言う事か~?? ジーグフリードが口に傘を詰込んだリ~羽衣装の鳥の
声を呑み込んだリ(笑)~ 喜劇調にしたかったのか~??
でも興味深く気にしていらっしゃる方~??もいらして話題提供され~ 初対面
ながら一緒に笑えると云うのも~ ワグナーファンと云う同じ趣味の観客が
集まる @ バイロイトならではの雰囲気~ 話が弾み愉しませて頂いた~♪♪
~~~~~Siegfried~~~~~
2017年8月2日 バイロイト音楽祭 ≪ ジークフリード ≫
指揮:Marek Janowski / 舞台装置:Aleksandar Deni?
演出:Frank Castorf / 衣装:Adriana Braga Peretzki
照明:Rainer Casper / ヴィデオ映像:Andreas Deinert&Jens Crul
Technische Einrichtung 2013-2014 / Karl-Heinz Matitschka
ジークフリート:Stefan Vinke / ミーメ:Andreas Conrad
さすらい人:Thomas J. Mayer /エルダ:Nadine Weissmann
ブリュンヒルデ:Catherine Foster / アルベリヒ:Albert Domen
ファフナー:Karl-Heinz Lehner /鳥の声:Ana Durlovski
此の旅は、シュテファン・フィンケ に変り無鉄砲な ≪ ジーグフリド ≫ を
ユニークに好演~ΩЮΨ 声質は潤いのある美声では無く頑張って叫んでる
風な所も有ったが、長丁場:出ずっぱりでパワーを要する難しい役柄~ 最期
まで充分な力量発揮~ 行動範囲の広い演出にも拘らず精力的に役を熟した~
通常、森の中で熊と遊ぶ程の生命力に溢れた自然体のジーグフリドが、共産圏
首脳の顔が並ぶ崖に囲まれた狭いキャンピングカー生活を強いられる~フゥッ!!?!!?
2013年の初回は、準備時間が無かったせいか~? 今公演は修正済~? 二つに
折れたノートン鋼を焼直し~ 立派なノートンに仕上げた~ホッ!!
前回は取敢えず鋼を叩く音だけで[ カラシニコフ ] で間に合せた~?? が、
ノートンでは無い為、試し切りの場面で、カラシニコフの試し打ち~??
射撃音と共に銃口から火を噴いたあの時の驚き、衝撃音に弱く椅子からずり
落ちそうになった状況を忘れられず、今回は予防線張って先に耳を抑えた
が、ノートンを振回すだけで音出ず~ 事なきを得た~ホッ!!!
各場面:修正され殺伐とした東ベルリンのメトロ駅:広場に[POST] の
看板が掛けられ、郵便局に変り~?? ベルリンの壁崩壊から20年余り経って
小奇麗に整備された街同様、舞台装置もモダンに変身と言う事か~? (苦笑)
ワニの出没する池の畔で着替えに勤しむ若い娼婦嬢~ 落ち目マフィアの
ボス:さすらい人の待つ席へ~貫録の娼婦 [ エルダ ] が色っぽく登場
スーツをだらしなく着崩し太っ腹の酔いどれを演じた:ヴォルフガング・
コッホ ( 13年) に比べ、普通のマフィアボス風で、演技 & 歌唱力に乏しい
トマス J マイヤー:恐れを知らぬ英雄:ジーグフリドとの対決では戦う前に
既に存在感負け~
枯葉の中から姿を現す:ブリュンヒルデ~ 然し女性に対する驚きや情感は
薄く~ 二幕で既に小鳥に好意を寄せていた:ジーグフリード~ 落着かない
態度でソワソワ浮気心が見え隠れ~ 情緒豊かな美しい曲に夢や
希望を持合せない~?? ロマン感情と乖離でコミカル仕立~?? 演出家の
構想に個人的には~ブーイング
余談:このワニの数が観客の話題に~@??@ 毎年、観劇されてる方が
『今日は何匹居たかしら~??』と疑問を呈し『 エェッ?? 増えるんですか?? 』
そう云われれば、初年度は『 何であそこにワニが出現?? 』風、疑問で一匹
だった気がするが~ 今年:最終公演は、6匹位ご登場?の様だった~ 毎年
増えて来たそうな~?? 何の為:目的は不明~ 子ワニも居て、年々家族が
増えたと言う事か~?? ジーグフリードが口に傘を詰込んだリ~羽衣装の鳥の
声を呑み込んだリ(笑)~ 喜劇調にしたかったのか~??
でも興味深く気にしていらっしゃる方~??もいらして話題提供され~ 初対面
ながら一緒に笑えると云うのも~ ワグナーファンと云う同じ趣味の観客が
集まる @ バイロイトならではの雰囲気~ 話が弾み愉しませて頂いた~♪♪
~~~~~Siegfried~~~~~
2017年8月2日 バイロイト音楽祭 ≪ ジークフリード ≫
指揮:Marek Janowski / 舞台装置:Aleksandar Deni?
演出:Frank Castorf / 衣装:Adriana Braga Peretzki
照明:Rainer Casper / ヴィデオ映像:Andreas Deinert&Jens Crul
Technische Einrichtung 2013-2014 / Karl-Heinz Matitschka
ジークフリート:Stefan Vinke / ミーメ:Andreas Conrad
さすらい人:Thomas J. Mayer /エルダ:Nadine Weissmann
ブリュンヒルデ:Catherine Foster / アルベリヒ:Albert Domen
ファフナー:Karl-Heinz Lehner /鳥の声:Ana Durlovski
マイスタージンガー★バイロイト音楽祭~(^^♪ [バイロイト.de]
バイロイト音楽祭に相応しい演出~?? ヴィラ・ヴァンフリィドで寛ぐワグナー
の生涯に関わる人物 & 友人達を披露しながら~ 背景 [ ニュールンベルグ ]
歌合戦と裁判を引合に登場人物をダブらせ~?! 本題 [ 芸術 & 職人技の継承 ]を
唱えるワグナーVsザックス~ 知的な~?? 構想の演出に興味を覚えた~〓
多少バタバタ感は否めず~ 素晴らしい:フィリップ・ジョルダンの指揮に充分
陶酔出来なかったのは心残りであるが~ 前奏曲にのってヴァンフリィド
ワグナー邸のサロンでは、ワグナー始め、妻コジマ & 義父:フランツ・リスト
〓ポグナー、ワグナー崇拝者のユダヤ人指揮者ヘルマン・レヴィ〓ベックメッサー
の面々が、優雅なティータイムに興ずる~
慌ただしく現れる子供達:全てワグナー衣装(&ベレー)を身に着けたプチワグナー
中の独り一番小さい子は、KF.フォグトの4人息子の末っ子だったそうな(余談)
第三幕:1946年 @ ニュールンベルグ裁判:ワグナー〓ザックスが独り法廷に
立ち独逸芸術 & 職人技継承の重要性を唱える最後のアリア ~ 奥からオケ奏者の
演奏 & コーラス隊が現れ指揮する:ワグナーVザックス~(^^♪ 芸術の勝利を
祝い盛大なフィナーレを迎え~ 幕を閉じた~
ワグナーをザックスとダブらせた人物像、地名:ニュールンベルグで裁判と
ダブらせた~?? 法廷に立ち [ マイスター ]の価値を訴える~ 歴史を結び付けた
意味深い演出~?? ではあるが 第三幕:一場 [ ザックスのモノローグ ] と
[ 愛の洗礼] 五重唱:大好きなメロディに満足感を得られなかった~
演奏:歌手陣共に素晴らしかったが、感激する程には至らなかった~ΘΨΘ
総体的に及第点以上の歌手陣では有ったが主役:ザックス & エファの二人??
残念ながら個人的には満足とは言い難い歌唱~?? 失礼~
ワグナー & コジマが実際に登場したかの様な錯覚を覚える風貌は完璧?ΘΨΘ
演出家がヴィジュアル観点:イメージ優先で歌手を選んだのでは無いか~??
と思わせる程:容姿はパーフェクト~!!
ワグナー〓ザックス:ミヒャエル・フォル & コジマ 〓 エファ:アンヌ・
シュワヌウィリアムス、ほゞ完璧な人物像に化けた~(笑) 然し、歌唱は別
と言う事で感動は薄かった~!! ~ ~!!
……Die Meistersinger von Nurnberg………
2017年7月31日 バイロイト音楽祭≪ニュールンベルグの歌合戦≫
指揮:Philippe Jordan / 舞台装置:Rebecca Ringst
演出:Barrie Kosky / 衣装:Klaus Bruns / 照明:Franck Evin
コーラスマスター:Eberhard Friedrich / 脚本:Ulrich Lenz
Hans Sachs:Michael Volle / Pogner : Gunther Groissbock
Vogelgesang:Tansel Akzeybek / Nachtigal,:Armin Kolarczyk
Sixtus Beckmesser:Johannes Martin Kranzle
Backer:Daniel Schmutzhard / Zinngieser:Paul Kaufmann
Walther von Stolzing:Klaus Florian Vogt / David:Daniel Behle
Eva:Anne Schwanewilms / Wurzkramer:Christopher Kaplan
Schneider:Stefan Heibach / Seifensieder:Raimund Nolte
Kupferschmied:Timo Riihonen / Magdalene:Wiebke Lehmkuhl
☆指揮:フィリップ・ジョルダン~ 昨年の巴里では、5公演中4公演:忘れ
難き感動の≪マイスター≫ を拝聴させて頂いた 今回の音楽祭:第一
目的は我らが:ジョルダン~ だった~
☆自然に恵まれたバイロイト @ 祝祭劇場~ 繊細な音質を惹き出し~魅惑的
演奏に魅了された~
☆ワグナーVザックス:ミヒャエル・フォル、声は悪く無いが一本調子の
歌唱に興味薄、まぁ以前より少しは改良されて居たが、シュトルックマンの
声が離れない個人的問題も含め:好みでは無い。 演技的には品格の無さが
かえって良かった様に思える~◎▽◆
☆コジマVエファ:アンヌ・シュワネウィリムスは肖像画そっくりさん~◎
然し歌唱にエファの若さは無く~ コジマの年齢に併せたのか~?? 音質も
美声とは程遠く、一応声は出ていたが艶のない声に意気消沈~トホホ
☆ワルター:クラウス・フロリアン・フォグト~ 綿菓子の様にふわっとした
柔和で美麗な歌唱は素晴しく特に高音域は最高に美しかったが、今回は多少
声に潤い欠如が感じられた~ ワグナー衣装を一番ダンディに着こなし
コミカルに活き活き~ワルターを演じた~ 競演の息子も後押しか~(笑)
☆ヘルマン・レヴィVベックメッサー:お気の毒な役柄を演じた:ヨハン・
マルタン・クランツル:容姿 & 演技に加え声も良かった~ホッ ・v・
☆ダヴィッド:ダニエル・ベール :初耳テナーだが素晴らしかった~
声質も綺麗で声域も広く滑らかで豊かな音質を醸した~天晴 演技も
卒なく熟し好感度~~ΘΨΘ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
音楽祭最中に飛込んだショッキングなニュース @ 我らがマエストロ
フィリップ・ジョルダン @ ウィーンオペラ座:音楽監督就任は
仏ファンを落胆させた~トホホ
2019 / 20シーズンで巴里を離れ 2020 / 21 から拠点をウィーンに移し、
ウィーン:オペラ座 & ウィーン:シンフォニー首席指揮者を兼任。
双方共:演奏家レベルでは最高、巴里より魅力的だろう~☆彡
巴里オペラ座のレベル向上と、人気を高めた功績に感謝~♪(^^♪
2019年には、NY:メトで ≪ リング ≫ の噂も~???
現在の若手筆頭格の指揮者:今後益々のご活躍を祈りつゝ~
の生涯に関わる人物 & 友人達を披露しながら~ 背景 [ ニュールンベルグ ]
歌合戦と裁判を引合に登場人物をダブらせ~?! 本題 [ 芸術 & 職人技の継承 ]を
唱えるワグナーVsザックス~ 知的な~?? 構想の演出に興味を覚えた~〓
多少バタバタ感は否めず~ 素晴らしい:フィリップ・ジョルダンの指揮に充分
陶酔出来なかったのは心残りであるが~ 前奏曲にのってヴァンフリィド
ワグナー邸のサロンでは、ワグナー始め、妻コジマ & 義父:フランツ・リスト
〓ポグナー、ワグナー崇拝者のユダヤ人指揮者ヘルマン・レヴィ〓ベックメッサー
の面々が、優雅なティータイムに興ずる~
慌ただしく現れる子供達:全てワグナー衣装(&ベレー)を身に着けたプチワグナー
中の独り一番小さい子は、KF.フォグトの4人息子の末っ子だったそうな(余談)
第三幕:1946年 @ ニュールンベルグ裁判:ワグナー〓ザックスが独り法廷に
立ち独逸芸術 & 職人技継承の重要性を唱える最後のアリア ~ 奥からオケ奏者の
演奏 & コーラス隊が現れ指揮する:ワグナーVザックス~(^^♪ 芸術の勝利を
祝い盛大なフィナーレを迎え~ 幕を閉じた~
ワグナーをザックスとダブらせた人物像、地名:ニュールンベルグで裁判と
ダブらせた~?? 法廷に立ち [ マイスター ]の価値を訴える~ 歴史を結び付けた
意味深い演出~?? ではあるが 第三幕:一場 [ ザックスのモノローグ ] と
[ 愛の洗礼] 五重唱:大好きなメロディに満足感を得られなかった~
演奏:歌手陣共に素晴らしかったが、感激する程には至らなかった~ΘΨΘ
総体的に及第点以上の歌手陣では有ったが主役:ザックス & エファの二人??
残念ながら個人的には満足とは言い難い歌唱~?? 失礼~
ワグナー & コジマが実際に登場したかの様な錯覚を覚える風貌は完璧?ΘΨΘ
演出家がヴィジュアル観点:イメージ優先で歌手を選んだのでは無いか~??
と思わせる程:容姿はパーフェクト~!!
ワグナー〓ザックス:ミヒャエル・フォル & コジマ 〓 エファ:アンヌ・
シュワヌウィリアムス、ほゞ完璧な人物像に化けた~(笑) 然し、歌唱は別
と言う事で感動は薄かった~!! ~ ~!!
……Die Meistersinger von Nurnberg………
2017年7月31日 バイロイト音楽祭≪ニュールンベルグの歌合戦≫
指揮:Philippe Jordan / 舞台装置:Rebecca Ringst
演出:Barrie Kosky / 衣装:Klaus Bruns / 照明:Franck Evin
コーラスマスター:Eberhard Friedrich / 脚本:Ulrich Lenz
Hans Sachs:Michael Volle / Pogner : Gunther Groissbock
Vogelgesang:Tansel Akzeybek / Nachtigal,:Armin Kolarczyk
Sixtus Beckmesser:Johannes Martin Kranzle
Backer:Daniel Schmutzhard / Zinngieser:Paul Kaufmann
Walther von Stolzing:Klaus Florian Vogt / David:Daniel Behle
Eva:Anne Schwanewilms / Wurzkramer:Christopher Kaplan
Schneider:Stefan Heibach / Seifensieder:Raimund Nolte
Kupferschmied:Timo Riihonen / Magdalene:Wiebke Lehmkuhl
☆指揮:フィリップ・ジョルダン~ 昨年の巴里では、5公演中4公演:忘れ
難き感動の≪マイスター≫ を拝聴させて頂いた 今回の音楽祭:第一
目的は我らが:ジョルダン~ だった~
☆自然に恵まれたバイロイト @ 祝祭劇場~ 繊細な音質を惹き出し~魅惑的
演奏に魅了された~
☆ワグナーVザックス:ミヒャエル・フォル、声は悪く無いが一本調子の
歌唱に興味薄、まぁ以前より少しは改良されて居たが、シュトルックマンの
声が離れない個人的問題も含め:好みでは無い。 演技的には品格の無さが
かえって良かった様に思える~◎▽◆
☆コジマVエファ:アンヌ・シュワネウィリムスは肖像画そっくりさん~◎
然し歌唱にエファの若さは無く~ コジマの年齢に併せたのか~?? 音質も
美声とは程遠く、一応声は出ていたが艶のない声に意気消沈~トホホ
☆ワルター:クラウス・フロリアン・フォグト~ 綿菓子の様にふわっとした
柔和で美麗な歌唱は素晴しく特に高音域は最高に美しかったが、今回は多少
声に潤い欠如が感じられた~ ワグナー衣装を一番ダンディに着こなし
コミカルに活き活き~ワルターを演じた~ 競演の息子も後押しか~(笑)
☆ヘルマン・レヴィVベックメッサー:お気の毒な役柄を演じた:ヨハン・
マルタン・クランツル:容姿 & 演技に加え声も良かった~ホッ ・v・
☆ダヴィッド:ダニエル・ベール :初耳テナーだが素晴らしかった~
声質も綺麗で声域も広く滑らかで豊かな音質を醸した~天晴 演技も
卒なく熟し好感度~~ΘΨΘ
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音楽祭最中に飛込んだショッキングなニュース @ 我らがマエストロ
フィリップ・ジョルダン @ ウィーンオペラ座:音楽監督就任は
仏ファンを落胆させた~トホホ
2019 / 20シーズンで巴里を離れ 2020 / 21 から拠点をウィーンに移し、
ウィーン:オペラ座 & ウィーン:シンフォニー首席指揮者を兼任。
双方共:演奏家レベルでは最高、巴里より魅力的だろう~☆彡
巴里オペラ座のレベル向上と、人気を高めた功績に感謝~♪(^^♪
2019年には、NY:メトで ≪ リング ≫ の噂も~???
現在の若手筆頭格の指揮者:今後益々のご活躍を祈りつゝ~