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プラシド・ドミンゴ特別リサイタル★サル・ガヴォ~♪ [パリ.S.G.fr]

特別リサイタル@文字通り[特別リサイタル]に歓喜 素晴らしいを更新\(^o^)/
指揮者:オーケストラ共に若手精鋭軍団 & オペラ界巨匠のジョイントは大成功[かわいい]
ドミンゴ氏 ご自身も子供から若手音楽家育成に ご尽力されて居られる方。
双方の根底に潜む阿吽の呼吸を感じさせる感動のコンサート[るんるん]

サル・ガヴォ @ 音の宝石箱の様なコンパクトの空間に凝縮された豪華な響き
音響抜群の中で過ごした至福の時 再び遭遇する幸運に巡り会えるだろうか[目]

6月21日【Fete de la Musique音楽祭】の日を選んで プラシド・ドミンゴ氏
コンサートを企画? 実は3月2日に予定されて居た日程が コロナ禍で中止に
追込まれ 延期の日程を探る中 6月21日の[音楽祭]が相応しいと選択?!?!

日程変更で当初 サオイア・エルナンデス の予定が先約?? ≪ 運命の力 ≫
@ フィレンツェの為?? マリア・ホセ・シリに白羽の矢?!? 因って
『当初の演目から多少の差替えが有る事をご了承賜り度く』と丁寧な説明を
主催者側から通達された[カラオケ][カラオケ]

♪>♪> RECITAL EXCEPTIONNEL DE PLACIDO DOMINGO <♪<♪

2021年6月21日 サル・ガヴォ≪ プラシド・ドミンゴ 特別 リサイタル ≫
Mathieu Herzog, Direction musical指揮者
Orchestre Appassionato:アパシオナト・オーケストラ

Placido Domingo, baryton:バリトン
Maria Jose Siri, soprano:ソプラノ

演目:
Giuseppe Verdi:Luisa Miller, ouverture:ルイザ・ミレー
Umberto Giordano:
≪ Nemico della patria ≫ (Andrea Chenier):アンドレア・シェニエ
Giuseppe Verdi:
≪ Tacea la notte placida ... Di tale amor ≫ (Il trovatore):トロヴァトレ
≪ Madamigella Valery? ≫ (La Traviata):椿姫
Les Vepres siciliennes, ouverture:シリアの晩鐘
Ambroise Thomas:
≪ O vin, dissipe la tristesse ≫ (Hamlet):ハムレット
Umberto Giordano:
≪ La Mamma morta ≫ (Andrea Chenier):アンドレア・シェニエ
Fedora, ouverture:フェドラ
Giuseppe Verdi:
≪ Udiste ? ... Mira d’acerbe lacrime ≫ (Il trovatore):トロヴァトレ

Bis:
Jose Serrano
≪ Que te importa que no venga? ≫ (Los Claveles)
Pablo Sorozabal
≪ No puede ser ≫ (La tabernera del puerto)
Manuel Penella
≪ Vaya una tarde bonita ...Torero Quiero ser ≫ (El Gato Montes)
Franz Lehar
≪ Lippen schweigen ≫ (Die lustige Witwe)

指揮者:マチュ・ヘルツォク & 2015年自身の編成した 若手演奏家軍団
アパシオナト・アンサンブルは 柔軟 且 精力的な演奏 常に歌手陣に気配り
特に巨匠ドミンゴ氏へのサポートは半端なく(笑) 敬意を表した素晴らしい
コミュニケーションで最高の演奏をご披露頂いた[手(パー)][手(チョキ)]

演目はジョルダノ:ヴェルディ:イタリア・オペラのアリアとデュエットを
中心にフランス:ハムレットを挿入。 60年近く世界中の劇場で美声を奏で
観客を魅了して来たアーティストへの感謝だろう プラシド・ドミンゴ氏登場
に観客の拍手喝采は止まなかった[手(チョキ)][手(パー)]

≪アンドレア・シェニエ≫ シャルル・ジェラ-ルの威厳ある一声で背筋に
電光[雷]が走った。 今年1月21日 丁度半年前 @ 80歳の誕生日を迎えたにも
拘らず変らぬ音色の豊かさと音域の広さ 叙情的ニュアンス含む美麗な表現 
長年の経験がもたらす非の打ちどころのない見事さに敬服。
表情豊かな視線と笑顔が常に魅力を創出して観客を魅了する[目][耳]

ウルグアイ出身 ソプラノ:マリア・ホセ・シリは温かみのある音質で力強い
美声を発揮 豊かな高音域は圧巻。 演技伴わぬコンサートに拘らず
ヴィオレッタの心痛をドラマティックに表現 父ジェルモンに切実な悲痛を
訴える説得力ある 二重唱に自ずと舞台背景が浮かんだ[曇り][目][曇り]

≪アンドレア・シェニエ≫ マッダレ-ナのアリアも 初回聴いた頃に比べ
洗練され磨かれた彼女の魅力的な声に驚きと益々の活躍に期待は膨らむ[るんるん]

※≪アンドレア・シェニエ≫ @ウィーンで ヨハン・ボッタとの共演
代役だった彼女の マッダレーナを初めて聴いた晩。 帰り道偶然にも
ドミンゴ氏と遭遇。 

※『エッもう終わったの?? 何時に始まったの?? どうだった?』と氏に
矢継ぎ早に訊ねられ感想を述べた経験を想い出す(苦笑) 以前記述したが
あれから既に6年余り 昨秋 @ フィレンツェ ≪ ナブッコ ≫ 氏との共演で
堂々とした演技&歌唱は天晴だった[モータースポーツ]

ビスはサルスエラから デュエット & アリアを披露。
如何なる舞台 & コンサートでも常に情熱を注ぎ変わらぬ美声を発揮する
ドミンゴ氏 今宵 ≪LaVeuve joyeuse:巴里の未亡人≫にロマスグレーの
粋な紳士が優しくダンスのエスコート 感動的なデュエットで終演 

隅々まで気配りに徹する世紀の大スターに 総立の観客から惜しみない拍手と
嵐の様なブラボーに沸いた[手(チョキ)][演劇][手(チョキ)] 美声を聴く度 終の見えないドミンゴ氏の
キャリア終了の疑問は益々遠のく。 ご自身も想い及ばない事だろうと察する
桁外れの声量優雅な美声に誰もが 奇跡と感ずるのでは無いかと想える程に[黒ハート]

何時までも舞台に立ってほしいと願う世界の追っ掛けファン 会場はさながら
同窓会の様相(笑) 特に今回の様な狭い会場では『あぁぁ~』とマスク
着用でも 年輪を重ねても目の輝きでお互いを確認 ウィーンから英国から
独逸から[飛行機][車(セダン)]  暫し再会の喜びに浸る[目] お互いの観賞状況を報告しつゝ
次回の偶然に期待を込めて『チャオ[手(パー)]

素晴らしい宵に浸りながら やや欠けた満月 夜空を見上げながら足取り軽く
家路を目指した[家] 本来バスで20分足らずの深夜の道程 然し音楽祭で
不安定のバス運行時間 気軽に歩き出し辿り着いた 中間点@アンヴァリッド

周辺は多くの若者が三々五々解散時で賑やかだった。 23時門限解除の初日 
音楽祭で今迄のストレス発散 自由を謳歌したのだろう♪[るんるん]

・・・( ^ω^)・・・( ^ω^)・・・( ^ω^)・・・

果てさてこの 6月21日 [音楽祭] ほゞ30年前 『夏至の白夜を一晩中 音楽と
共に楽しもう』とミテラン政権の文化相 ジャック・ラングが制定[メモ] 
その後 世界各地に波及 当時は誰もが街に繰出し勝手に音楽会を開けると
言う事で ちょっとした広場にはバッフル設置して大爆音でガンガン[演劇] [るんるん]
大声で歌い演奏している若者グループ:愉しむと言うより寧ろ騒音 深夜の
迷惑行為に業を煮やす住民も多かった。

取引先の仏人デザイナーも『去年は一晩中眠れなかったので 今年はパリ
近郊の静かなホテルを予約して 安眠出来た』とか 個人的に対策した方も。

余裕のある方は良いが 早朝出勤の方や 余裕のない方は我慢するしかない?
と被害届?? 苦情も増加?? 近年はやっと 12時には静かな眠りに付ける状況に
規制され音量も基準が制定されたのか静かな夜が戻り安堵[眠い(睡眠)][眠い(睡眠)]

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リサイタル*マリナ レベッカ★サル・ガヴォ~♪ [パリ.S.G.fr]

感動の宵を再び[三日月] 歌姫:マリナ レベッカの輝かしい叙情的な美声に夢現[るんるん]
サル・ガヴォと云う伝統的な劇場で 荘厳なハープを背に ピアノの調べにのせて
音色豊かに奏でる華麗な響き 魔術師の様にイタリアンとロシアを巧みに駆使した
ニュアンスで表現した美麗な逸品 流石の歌姫レベッカに魅了された[るんるん]

マリナの人懐こい笑顔とジェスチャーが観客を惹き付け絶大な拍手喝采に包まれた

2021年6月14日 サル・ガヴォ≪コンサート≫
ソプラノ:Marina Rebeka:Soprano
ピアノ:Mathieu Pordoy :Piano

*GISEPPE VERDI(1813-1901):In solitaria stanza Brindisi
*FRANCESCO PAOLO TOSTI:Vorrei Visione
*OTTORINO RESPIGHI:Notte / Pioggis / Nebbie / Notturno
*CESAR CUI : Carskoselnaja Stayuja / Kosnulas ja cvetka
*PIOTR ILITCH TCHIKOVSKI : Slazhi o chom v teni vetvej
/ Zabyt tak skoro / Den li tcharit
*SER RACHMANINOFF : Op.38 n°1 In the night in my garden
Op.38 n°3 Margaritki / Op.34 n°13 Dissonans
Op.14 n°7 Ne ver mne,drug!

***BIS***
Giacomo Puccini (1858-1924)
Madama Butterfly, ≪ Un bel di, vedremo ≫
Giuseppe Verdi (1813-1901) Ernani, ≪ Ernani, involami ≫
Alfredo Catalani (1854-1893) /La Wally, ≪ Ebben! Ne andro lontana ≫
Giuseppe Verdi (1813-1901) / I vespri siciliani, ≪ Merce, dilette amiche ≫

ピアノの伴奏も素晴らしかったが 観客に取ってなじみの薄い選曲だった??
のだろうか? 誰もが拍手を躊躇?? と云うか何処で〓すれば良いのか??
風に ちらほら拍手が始まり マリナが姿勢を正すと盛大な拍手が湧く(笑)

ビスのイタリアンはポピュラー中のポピュラーで 曲が終わると同時に場内
総立で嵐の様な拍手喝采[手(パー)][手(チョキ)][手(チョキ)] 益々好きになるマリナ・レベッカ 本当に
素晴らしかった[黒ハート]

サル・ガヴォはこじんまりした室内音楽向け劇場で楽器:ピアノ:チェロ:
ヴィオロン & 声楽等のリサイタルやコンサート向けに1905年に建設された
そうな。 座席は1020席で 抜群の音響に驚嘆( ゚Д゚)

個人的には 1990年代と記憶するが フジコ・ヘミング のピアノ 
2015年10月 ショパンコンクールで優勝した チョ・ソンジンのピアノ
そしてこの度のマリナ・レベッカのリサイタル と圧巻のコンサートに
恵まれた[手(チョキ)][手(パー)][手(チョキ)]

※然し個人的に音楽以外にもなじみが深い。 劇場は二階から上の為 
がらんとした一階スペースは時折 有名ブランドの 顧客バーゲン会場に
駆出される事も(笑) そんな訳で80年代は HERMES の掘出し物を探しに
訪れた事も。

※近年は食器:ベルナルドォが 定期的に在庫整理を開催『もう増やさない』
と心に誓いつゝも誘惑[mail to]に心浮立つ『まぁ観るだけ』が ついつい在庫を
増やしている(苦笑) 80年代から仏 Bernardaud.とハンガリー Herend
双方共 描かれる宝石の様なハンドペイントの美しい絵柄に惹かれ 大ファン 

※Herendはオペラでウィーンを訪れる度に ヨセフ・ホフマンのグラスに
魅せられた ロブマイヤー店で遭遇。 [ 割れ物注意 ]と云いながら恐る恐る
遥々巴里へご足労願っている[喫茶店] 眺めるのが好きで 一度位しか使って無い
物も大半。 一度使ってものの見事に半分に割った物も[涙][涙]
残骸を捨てきれず 後生大事に保存してある(苦笑)

割れたら終りと云いながらも[鈴木五郎]氏[川瀬忍]氏の作品には
マリナ レベッカの美声の様な 叙情的イメージを感じさせ繊細を極めた
作品に魅了される日々… 特に川瀬忍氏の青磁の美しさは半端ない[黒ハート]

今週から戸外に於ける マスク着用義務から解放されたが 意外と未だ
皆着用している市民が多い様で 個人的にはマスク派 未だ全面的に
信用出来ないのが現実。 オペラ座や シャンゼリゼ劇場等 大型劇場は
ワクチン接種証明書(バーコード) 又はCPR検査陰性証明書の提示を義務
付けられている[メモ] 用心するに越したことはない 

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