ローエングリン★バイロイト音楽祭~♪ [バイロイト.de]
霧に霞む神秘の世界 白鳥に牽かれ美麗な響きを奏でつゝ大衆の心に衝撃を
もたらす澄んだ美声 エルザの救世主 ローエングリン 演出が不可解でも
天を舞う歌唱で情景が描かれ 実在するかの様に現れる Klaus Florian Vogt
クラウス フロリアン フォクト @ ローエングリン その感動に浸る
『彼は素晴らしい今最高のローエングリンだね』 感激を語る帰仏便同乗の
仏紳士 ≪ローエングリン≫ の為だけに バイロイトへ赴いたそうな(微笑)
バイロイト迄 追っかけのエレガントなMonsieurだった〓 魅悪の演出
≪神々の黄昏≫ 振って後ろ髪惹かれず稀有な ≪ローエングリン≫ 余韻を
胸に帰仏 個人的には[是で良かった]\(^o^)/
新演出発表時から公演の度に日替りメニュ?? キャスト変更も多く加えて
コロナ禍キャンセルと云う憂目に遭遇しながらも 無事最期の年を迎えた。
誰もが認める世紀の ≪ ローエングリン ≫ に巡り会えた幸運
ブルー系で統一された自然環境重視の演出とか? 意図は良く掴めなかった
が凍て付く静寂の森林を背景に マエストロ Christian Thielemann
クリスティァン ティレマン構築する最高のメロディと共に移り行く舞台
夢現の時が流れた 余りに酷い≪ ジィグフリィド ≫ の翌日に一服の
清涼剤 ほっとする演出に感慨も一入。
初演当時から色々ハプニングも多く物議を醸した公演では有ったが 最期は
正真正銘のタイトルロールを迎え マエストロも万来の拍手を浴び千秋楽を
飾る事だろう ハプニングや コロナ禍災害に見舞われた不幸な状況も
速やかに対処 @ 流石の ティレマン 功績は半端ない
※想い起せば 当初スターティングメンバーだった ロベルト・アラニャ
リハーサル開始早々準備不足が露呈 降板となった 。 急遽代役を担い
背水の陣を救ったピョトル ベチェゼラ 好演で難を逃れた そんな
こんな曰く付き公演だった(苦笑)
~~~~~~~~LOHENGRIN~~~~~~~~
2022年8月4日 バイロイト音楽祭 ≪ ローエングリン ≫
指揮者:Christian Thielemann
演出:Yuval Sharon / 舞台装置&衣装:Rosa Loy / Neo Rauch
照明:Reinhard Traub / コーラスマスター:Eberhard Friedrich
Lohengrin:Klaus Florian Vogt
Elsa von Brabant:Camilla Nylund
Friedrich von Telramund:Martin Gantner
Ortrud:Petra Lang
Heinrich der Vogler:Georg Zeppenfeld
Der Heerrufer des Konigs:Derek Welton
1. Edler:Michael Gniffke / 2.Edler:Tansel Akzeybek
3.Edler:Raimund Nolte / 4.Edler:Jens-Erik Aasbo
マエストロ:Christian Thielemann クリスティアン ティレマン指揮
≪ローエングリン≫ は初耳であったが想定内 素晴らしかった
個人好み ≪ローエングリン≫ の筆頭は巨匠:James Levine
故ジェムス レヴァイン @ NYメト公演。 湖水に寄せるさざ波の如く
穏やかな水の音 壮麗な騎士に追従 厳かに進む白鳥 今尚 鮮明に
蘇る忘れ難き音質
ローエングリン:Klaus Florian Vogt クラウス・フロリアン・ヴォグト
誰もが称賛する現代最高峰のワーグナー・テナー 様々な公演を
聴かせて頂いたが筆頭 ≪ ローエングリン ≫ は半端ない そして続く
マイスター [ワルター] [パルジファル]オランダ人 [ エリック ]
ワルキューレ [ ジーグムンド ] ect
ワグナー以外にも涙無しに聴けない情感籠る [ フィデリオ ] 他に感情
稀薄な [プリンス @ ルサルカ ] [バッカス@アリアドネ・ナクソス]
[テートの慈悲 @ テート] 等 叙情的な作品も聴き逃せない。 是からも
機会求め色々な役柄を聴きたい 自然体の演技伴う珠玉の美声 [☆]
エルザ:Camilla Nylund カミラ ニィルンド 特筆は無いが役相応の
歌唱をご披露頂いた。 ニィルンドも 巴里:ベルリン:バイロイト等
各地で フィデリオ[レオノラ][ルサルカ]マイスター[エファ]等
演技伴う美声で存在感発揮 何時も愉しませて頂いて居る
※そう云えば2019年@バスティユ≪ルサルカ≫ 21年@バイロイト
≪マイスタージンガー≫ で二人は共演。
テルラムント:Martin Gantner マルタン ガントネー & オルトルート
Petra Lang ペトラ ラング 無難に役を熟した。 この役は その昔
タイトルロールも霞む圧巻のカップル マイヤー&シュトルックマン
以来 残念ながら未だこのカップルを凌ぐ魅惑ある歌唱に巡り会えない
ハインリッヒ:Georg Zeppenfeld ゲオルグ ゼッペンフェルド 専属??
かと想われる程に バイロイト音楽祭では 各種演目で出ずっぱり。
昔のハンス・ゾゥトンに匹敵。
昨年の厳しい コロナ禍規制も解消され 細やかでは有るが華やかさ戻り
つゝある音楽祭 ホテルも今年の朝食は マスクチェック無し(苦笑)
とは云え宿泊客は自主的にマスク着用。 セルフサーヴィスも元に戻り
好きな物を好きなだけ選べた(笑)
≪リング≫ の様にセットで購入の観客同氏 何時しか顔見知りに朝食は
意見交換のサロンさながら 特にこの度の様な演出は皆 興味深く感想
と云いつゝ愚痴になる。 誰もが解らない成りに 其々の創造力を働かせ
個々に分析(苦笑)
マルセイユから遥々初訪の仏人ご夫妻。 長年憧れたバイロイト音楽祭
『でも もう是っきりで』と演出の失望のみならず会場の雰囲気も南仏
気質の奥様にはちょっと馴染みが薄かった様な。。その昔 ヴェローナで
パバロティのデビュ公演に遭遇されたと 大感激したお話を伺った
≪リング≫だけでローエングリンは スルーされたが 是を観れば少しは
印象も変わったかも??
数年前のオランジュで お会いしたご夫妻の様に この方も『 主人の
誕生祝いに』と趣味の合うご主人に巡り会えたご幸運 今年は往
復路共に送迎バスを手配して頂けたが 相変わらず帰路は自力で余韻に
浸りながら 煌々と輝く満月に見守られ夜道を辿った
・・・・・・・・・・・・・・・・
会場への往復は問題は無かったが想定外の問題発生。 ニュルンベルク
バイロイト間の路線一部が工事中に因る 途中下車を強要され 乗換と
云う事態に遭遇( ゚Д゚) 昨年 訪れたばかりでまさかのハプニングに
驚嘆
昨年の経験から自動販売機操作も問題なくクリアー 無事 乗車券購入。
フライト同乗の仏人女性も同じルート目指し 勝手知ったる風に同行。
然し列車のホームが見つからず 問い合わせる係員は英語解らず。
何とか行先 @バイロイトは通じたものの 先方の説明が理解不可能。
結局 通常の列車では無く 駅から外へ出て 駅前ロータリーからトラム
ウェイで10分程で下車。 乗換て寂れた車庫の様な駅から バイロイト駅
目指し出発 車内ではビール片手の若者群団が盛上がり 騒々しく
不安増長『本当にバイロイト行きか?』 終着駅ではポリスの警戒??
この日は バイロイト:スタジアムで行われる数少ない サッカーの
試合だったとか そうバイロイトは ワグナー音楽祭だけの街では
無い事も証明された(笑) 老婆も歩けばに当たる欧州の人気!!
今年も又 色々な想い出を刻んだ バイロイト音楽祭 [ もう良いかな ]
と思いつつも 又来年を期待してしまう ワグネリアンでは無いが 夏はやはり
ワグナーを聴きたい [Wagnerien] とフランスから呼称が生まれたのか
と思える程に 仏人の多かった今年のバイロイト音楽祭
前回 隣席だった顔見知りも目が合うと挨拶。 新たな隣席観客同士の会話が
進む 地方からの訪問者と情報交換等 様々その場限りで生まれるワグナー
嗜好者 『でもそれが良いのよ』 と逢ったその場限りでも事欠かない話題を
愉しむ仏人にとってバイロイト音楽祭は “ ワグナー社交界”
『また何処かで バスティユかもね』
感激から既に二週間 今尚素晴らしい声が胸に蘇る 騒々しい孫を伴い
夕暮の美しい丹沢連峰を眺めながら 雲間から射す沈みゆく印象派の
絵画?? 将又 日本画の様な趣も 雲の配置により左右対称的に異なる
自然の風景 いつもと違う趣のある雲と思ったが 18日早朝の激しく
叩きつける雨脚を聴きながら 前夜の雲の異常さを想い起した
もたらす澄んだ美声 エルザの救世主 ローエングリン 演出が不可解でも
天を舞う歌唱で情景が描かれ 実在するかの様に現れる Klaus Florian Vogt
クラウス フロリアン フォクト @ ローエングリン その感動に浸る
『彼は素晴らしい今最高のローエングリンだね』 感激を語る帰仏便同乗の
仏紳士 ≪ローエングリン≫ の為だけに バイロイトへ赴いたそうな(微笑)
バイロイト迄 追っかけのエレガントなMonsieurだった〓 魅悪の演出
≪神々の黄昏≫ 振って後ろ髪惹かれず稀有な ≪ローエングリン≫ 余韻を
胸に帰仏 個人的には[是で良かった]\(^o^)/
新演出発表時から公演の度に日替りメニュ?? キャスト変更も多く加えて
コロナ禍キャンセルと云う憂目に遭遇しながらも 無事最期の年を迎えた。
誰もが認める世紀の ≪ ローエングリン ≫ に巡り会えた幸運
ブルー系で統一された自然環境重視の演出とか? 意図は良く掴めなかった
が凍て付く静寂の森林を背景に マエストロ Christian Thielemann
クリスティァン ティレマン構築する最高のメロディと共に移り行く舞台
夢現の時が流れた 余りに酷い≪ ジィグフリィド ≫ の翌日に一服の
清涼剤 ほっとする演出に感慨も一入。
初演当時から色々ハプニングも多く物議を醸した公演では有ったが 最期は
正真正銘のタイトルロールを迎え マエストロも万来の拍手を浴び千秋楽を
飾る事だろう ハプニングや コロナ禍災害に見舞われた不幸な状況も
速やかに対処 @ 流石の ティレマン 功績は半端ない
※想い起せば 当初スターティングメンバーだった ロベルト・アラニャ
リハーサル開始早々準備不足が露呈 降板となった 。 急遽代役を担い
背水の陣を救ったピョトル ベチェゼラ 好演で難を逃れた そんな
こんな曰く付き公演だった(苦笑)
~~~~~~~~LOHENGRIN~~~~~~~~
2022年8月4日 バイロイト音楽祭 ≪ ローエングリン ≫
指揮者:Christian Thielemann
演出:Yuval Sharon / 舞台装置&衣装:Rosa Loy / Neo Rauch
照明:Reinhard Traub / コーラスマスター:Eberhard Friedrich
Lohengrin:Klaus Florian Vogt
Elsa von Brabant:Camilla Nylund
Friedrich von Telramund:Martin Gantner
Ortrud:Petra Lang
Heinrich der Vogler:Georg Zeppenfeld
Der Heerrufer des Konigs:Derek Welton
1. Edler:Michael Gniffke / 2.Edler:Tansel Akzeybek
3.Edler:Raimund Nolte / 4.Edler:Jens-Erik Aasbo
マエストロ:Christian Thielemann クリスティアン ティレマン指揮
≪ローエングリン≫ は初耳であったが想定内 素晴らしかった
個人好み ≪ローエングリン≫ の筆頭は巨匠:James Levine
故ジェムス レヴァイン @ NYメト公演。 湖水に寄せるさざ波の如く
穏やかな水の音 壮麗な騎士に追従 厳かに進む白鳥 今尚 鮮明に
蘇る忘れ難き音質
ローエングリン:Klaus Florian Vogt クラウス・フロリアン・ヴォグト
誰もが称賛する現代最高峰のワーグナー・テナー 様々な公演を
聴かせて頂いたが筆頭 ≪ ローエングリン ≫ は半端ない そして続く
マイスター [ワルター] [パルジファル]オランダ人 [ エリック ]
ワルキューレ [ ジーグムンド ] ect
ワグナー以外にも涙無しに聴けない情感籠る [ フィデリオ ] 他に感情
稀薄な [プリンス @ ルサルカ ] [バッカス@アリアドネ・ナクソス]
[テートの慈悲 @ テート] 等 叙情的な作品も聴き逃せない。 是からも
機会求め色々な役柄を聴きたい 自然体の演技伴う珠玉の美声 [☆]
エルザ:Camilla Nylund カミラ ニィルンド 特筆は無いが役相応の
歌唱をご披露頂いた。 ニィルンドも 巴里:ベルリン:バイロイト等
各地で フィデリオ[レオノラ][ルサルカ]マイスター[エファ]等
演技伴う美声で存在感発揮 何時も愉しませて頂いて居る
※そう云えば2019年@バスティユ≪ルサルカ≫ 21年@バイロイト
≪マイスタージンガー≫ で二人は共演。
テルラムント:Martin Gantner マルタン ガントネー & オルトルート
Petra Lang ペトラ ラング 無難に役を熟した。 この役は その昔
タイトルロールも霞む圧巻のカップル マイヤー&シュトルックマン
以来 残念ながら未だこのカップルを凌ぐ魅惑ある歌唱に巡り会えない
ハインリッヒ:Georg Zeppenfeld ゲオルグ ゼッペンフェルド 専属??
かと想われる程に バイロイト音楽祭では 各種演目で出ずっぱり。
昔のハンス・ゾゥトンに匹敵。
昨年の厳しい コロナ禍規制も解消され 細やかでは有るが華やかさ戻り
つゝある音楽祭 ホテルも今年の朝食は マスクチェック無し(苦笑)
とは云え宿泊客は自主的にマスク着用。 セルフサーヴィスも元に戻り
好きな物を好きなだけ選べた(笑)
≪リング≫ の様にセットで購入の観客同氏 何時しか顔見知りに朝食は
意見交換のサロンさながら 特にこの度の様な演出は皆 興味深く感想
と云いつゝ愚痴になる。 誰もが解らない成りに 其々の創造力を働かせ
個々に分析(苦笑)
マルセイユから遥々初訪の仏人ご夫妻。 長年憧れたバイロイト音楽祭
『でも もう是っきりで』と演出の失望のみならず会場の雰囲気も南仏
気質の奥様にはちょっと馴染みが薄かった様な。。その昔 ヴェローナで
パバロティのデビュ公演に遭遇されたと 大感激したお話を伺った
≪リング≫だけでローエングリンは スルーされたが 是を観れば少しは
印象も変わったかも??
数年前のオランジュで お会いしたご夫妻の様に この方も『 主人の
誕生祝いに』と趣味の合うご主人に巡り会えたご幸運 今年は往
復路共に送迎バスを手配して頂けたが 相変わらず帰路は自力で余韻に
浸りながら 煌々と輝く満月に見守られ夜道を辿った
・・・・・・・・・・・・・・・・
会場への往復は問題は無かったが想定外の問題発生。 ニュルンベルク
バイロイト間の路線一部が工事中に因る 途中下車を強要され 乗換と
云う事態に遭遇( ゚Д゚) 昨年 訪れたばかりでまさかのハプニングに
驚嘆
昨年の経験から自動販売機操作も問題なくクリアー 無事 乗車券購入。
フライト同乗の仏人女性も同じルート目指し 勝手知ったる風に同行。
然し列車のホームが見つからず 問い合わせる係員は英語解らず。
何とか行先 @バイロイトは通じたものの 先方の説明が理解不可能。
結局 通常の列車では無く 駅から外へ出て 駅前ロータリーからトラム
ウェイで10分程で下車。 乗換て寂れた車庫の様な駅から バイロイト駅
目指し出発 車内ではビール片手の若者群団が盛上がり 騒々しく
不安増長『本当にバイロイト行きか?』 終着駅ではポリスの警戒??
この日は バイロイト:スタジアムで行われる数少ない サッカーの
試合だったとか そうバイロイトは ワグナー音楽祭だけの街では
無い事も証明された(笑) 老婆も歩けばに当たる欧州の人気!!
今年も又 色々な想い出を刻んだ バイロイト音楽祭 [ もう良いかな ]
と思いつつも 又来年を期待してしまう ワグネリアンでは無いが 夏はやはり
ワグナーを聴きたい [Wagnerien] とフランスから呼称が生まれたのか
と思える程に 仏人の多かった今年のバイロイト音楽祭
前回 隣席だった顔見知りも目が合うと挨拶。 新たな隣席観客同士の会話が
進む 地方からの訪問者と情報交換等 様々その場限りで生まれるワグナー
嗜好者 『でもそれが良いのよ』 と逢ったその場限りでも事欠かない話題を
愉しむ仏人にとってバイロイト音楽祭は “ ワグナー社交界”
『また何処かで バスティユかもね』
感激から既に二週間 今尚素晴らしい声が胸に蘇る 騒々しい孫を伴い
夕暮の美しい丹沢連峰を眺めながら 雲間から射す沈みゆく印象派の
絵画?? 将又 日本画の様な趣も 雲の配置により左右対称的に異なる
自然の風景 いつもと違う趣のある雲と思ったが 18日早朝の激しく
叩きつける雨脚を聴きながら 前夜の雲の異常さを想い起した
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