ファルスタッフ @ カザ・ヴェルディ ★ ザルツブルグ音楽際~♪♪♪ [ザルツブルグ]

2013年 @ ミラノ 【 Casa Verdi =ヴェルディの館 】 紗幕に写し出される
現在の外観~ヴェルディが晩年過したとされる 《 私設 * 老人ホーム 》 と
呼ぶべきか?? !! 現役をリタイアしたオペラ歌手を始め 指揮者 & 音楽家の
暮す館 と伺うが ?? ダスティン・ホフマンの映画 ≪人生のオペラハウス≫
もこの館からイメージした作品なのだろうか *?*?*
未観劇なので判断しかねるが [曇り][曇り]

舞台が開くと其処は【 カザ:ヴェルディ 】 のサロン 車椅子のご高齢者
静かにピアノを弾く高齢の紳士 制服姿の介護ヘルパー etc 序曲が終ると
このサロンは後方に下がり 舞台が前:後に ドアで仕切られ 前方 @ 現実
サロンのソファに長々横たわり睡眠を貪る ≪ ファルスタッフ ≫ 夢 現 の
二次元同時進行 *?* 80歳のヴェルディ自身 行く末を見据えながら
人間ドラマをほのぼの描いたのだろう と想像させる演出に共感を覚える●◎○

≪ カザ * ファルスタッフ≫ のサロンで繰り広げられるドタバタ喜劇 と云う
趣向の演出 !!! 時折 ドアを開け 後方の高齢者 & ヘルパーを見せる事で
夢か誠か錯覚に陥る?? 観客然り !! センス良くオーソドックスに纏めた
【 老人の館 】 を表現 舞台装置 & ダンディな英国紳士風衣装で瀟洒なサロン
シンプルで粋なお洒落感覚  小物を移動するだけで場面が変る  流石
イタリアン演出家軍団 @ 品良く纏まり安堵~ホッ !!! !!  

上品な淑女の衣装の下には誘惑を忍ばせ 強かな三女性のユーモア溢れる奮闘
且つ 少々お転婆にエロティックさも加味して 眠りこけるファルスタッフを
誘惑 時折、カザ の高齢者が紗幕映像でご登場 舞台装置はサロンを中心に
した一場のみ 然しCG投影で舞台をより効果的に演出  楽しく退屈せず
好印象の公演だった~◎○●

本来、曲も物語も少々退屈  個人的には興味薄のヴェルディ ≪ ファルスタッフ ≫
まして好みの歌手が歌う演目でも無く~ 率先して足を運ぶ事は無かった ◆△■▼
今回も マリス・ヤンソンス指揮:コンサート ≪グスタフ・マーラー* 交響曲 第二≫
か ≪ファルスタッフ≫ か?? 最期まで迷った挙げく *♪* 何たって生誕200年際
≪ ヴェルディ ★ イヤー ≫ に敬意を表して≪ファルスタッフ≫に軍配 ♪*♪*♪*★

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2013年8月6日 ザルツブルグ音楽際 ≪ ファルスタッフ ≫
★指揮:Zubin Mehta / 演出:Damiano Michieletto / 舞台装置:Paolo Fantin
衣装:Carla Teti / 照明:Alessandro Carletti / 劇作家:Christian Arseni
コーラス・マスター:Walter Zeh / コーラス:Philharmonia Chor Wien
オーケストラ:Vienna Philharmonic
☆サ-・ジョン・ファルスタッフ:Ambrogio Maestri / ピストラ:Davide Fersini
フォード:Massimo Cavalletti / アリーチェ:Fiorenza Cedolins
ナンネッタ:Eleonora Buratto / フェントン:Javier Camarena
クィックリ夫人:Elisabeth Kulman /メグ・パージュ夫人:Stephanie Houtzeel
Dr.カユス:Luca Casalin / バルドルフォ:Gianluca Sorrentino

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☆久々のズービン・メッタ指揮 昔は良く聴かせて頂いた 勢いある指揮で
何時も元気一杯の迫力 魔弾の射手やアイーダは軍隊行進の様なテンポが
圧巻 ♪@♪

☆ファルスタッフ@アンブロジョ・マエストリ ≪ 愛の妙薬 @ ドルカマ-ラ ≫ も
当たり役 NY @ メトのライヴ・ヴューでネトレプコとの共演で熱演~!!!
声も然る事ながら体型は両役柄ともズバリ * タイプ 演技も其れなりにOK Ψ§

☆若手、フォード@マッシモ・カヴァレッティが好演 !! 今迄も ≪シモン:B≫
パオロ、 ≪ カルメン ≫ エスカミヨ 、 ≪ ラ ボエム ≫ ショナール等  色々
聴いているが 歌唱力 & 演技と申し分の無い 安定したバリトンの座を確立
しつつある !!! ☆女性陣は粒揃い 息の合った演技で楽しませて頂いた。

でもやはり個人的には時々間延びする感は否めない ≪ オテロ ≫ 後の作品とは
想像し難い 個人的には ≪ エルナニ ≫ ≪ オテロ ≫ ≪ 運命の力 ≫ ≪ アイーダ ≫
≪ アッティラ ≫ etc   ヴェルディ * お得意の迫力あるコンチェルタートが
大好き ★♪☆♪★

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出掛け前、ドミンゴ出演情報収集の為、サイトチェックする中 ≪ファルスタッフ≫
初日の舞台写真登場 @ オーソドックスな舞台装置: ヴィジュアル点で気に入り
即決~ホッ!!! @ チケット現地調達の為、着後 早速ボックス・オフィスへ ⇒
奇遇にも≪ ファルスタッフ ≫ に遭遇 『 アッ~?? この巨人(失礼) まさか ?? 』
身長2m余り太った巨人が目の前に正真正銘 ≪ ファルスタッフ ≫ 出現 ¶θ ( ゚Д゚)

『 丁度、講演が始る所 』とかで担当者に勧誘されたが 『 独逸語解りません』
と謹んでご辞退申し上げると『 英訳が付きます 』 と云われてもそれ程の
執心無く !! ドミンゴなら兎も角▽◆ まぁ常日頃のミーハー情報収集家としては
本来興味を持ち参加を企てたかも?? 然し今回の目的は ≪ジャンヌ・ダルク≫
其の上、40℃近い猛暑 翌日の昼夜 @ ダブル観劇に向けた体力補強の為
早々に退散~ ホッ!!!

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朝7時半に自宅を出て既に10時間余りを経過 無事チケット入手で街を散策 *
昔は良かった[黒ハート] 巴里 ⇒ ザルツ間は自宅から4時間程度 !!! 然し、此処10年程
ご無沙汰の間に 巴里 ⇔ ザルツ間:AF直行便:廃止で所要時間8時間半~ウッフ!!!

それも細切れ行動を強いられ 自宅 ⇒ 空港 ⇒ フライト⇒ ミュンヘン⇒ 市内 ⇒
列車 @ ザルツ の旅程は延々8時間半 ¶Ψ¶  既にNYに到着してる頃かも(苦笑)
この所要時間を机上計算で甘く観て[目] 復路のフライト予約した為、ホテル発
午前7時半正味二泊1日の滞在 ≪ジャンヌ・ダルク≫ の如く鉄の精神を持って
赴く羽目に [モータースポーツ] !!! 然し結果は超濃厚 @ ダブル*オペラ鑑賞で大感激★♪☆♪★

猛暑の中、昼間の市内観光等 至難の業 [あせあせ(飛び散る汗)] 1時間歩くともぅ[あせあせ(飛び散る汗)] too much !!!
5回目のザルツともなると 名所巡りも興味薄。 86年訪問の折、ザルツを5回も
再訪するとは思いも因らず 同行の姉と二人でロマンティック気分で 観光に
勤しんだ!!♪♪ [バス]≪ サウンド・オブ・ミュージック ≫ ツアーに参加  美しい
景色を満喫  マリアの家[家]も車窓から眺めた のどかなドライブだった~***

あの頃は興味本位でドイツ国境:廃坑の岩塩も訪問したが 白いトレパンの
様なユニフォームを着せられ 狭い坑道をトロッコで運ばれ 付いた先で
皮敷を充て地下へ滑り降り~ 岩塩発掘跡 の塩湖を見学したり 狭い
エレベーターに押込まれ [ 何故かアウシュビッツへ送られる状況を一人密かに
思い浮かべ ] 出口へ フゥッ!!! 閉所恐怖症に取って二度と来る事は無い
と心に誓った ▽◆ 若かりし頃の経験~ 今思えば貴重な想い出の一頁に
君臨 Ψ◎¶○§◎Σ◎

其れにしても80歳近いヴェルディが ≪ ファルスタッフ ≫ 作曲 72歳のドミンゴが
30代に負けない声量 この先の計画情報も飛んで来る中 好きな道を究める事が、
どれ程のパワーを発揮するか…☆@♪ 素晴らしい人生を送る方々を目の当りに
活きる 此方も頑張らなければ と拍車が掛かり とんでもない経験を重ねつゝも
幸せな人生に恵まれ感謝の日々 !!♪!!♪!!

・・・☆@♪・・・★@♪・・・☆@♪・・・★@♪・・・

追憶: 1982年12月14日 巴里 @ ガルニエオペラ座 ≪ ファルスタッフ ≫
★指揮:Seiji Ozawa / 演出:Georges Wilson / 舞台 & 衣装:Hubert Monloup
ファルスタッフ:Juan Pons / フェントン:Paolo Barbacini
フォード:Walton Gronroos / カユス医師:Michel Senechal
アリーチェ:Patricia Wells / ナンネッタ:Christine Barbaux
メグ・パージュ:Brenda Boozer / クィックリィ:Nucci Condo
バルドルフォ:Renmy Corazza / ピストラ:Constantin Dumitru

☆オペラ ⇒ 初心者の頃、≪ファルスタッフ≫ が何か 曲も物語も知らず
【小沢征爾】の名前に釣られて足を運んだのだろう▼◇▲ 然し好きには
なれないオペラだった。 この体験が後々興味薄リストの上位を占める事に!!

☆今、プログラムを見直して驚嘆 !! ファン・ポンスが、タイトルロールだった
とは >> 当初、バスを歌って居て 同郷のモンセラ・カバリエに
『 貴方の声はバリトン 』と云われ バス活動を休んで声の調整後、無名の
バリトンで再出発~▼◇◎ 丁度、1980年12月7日 @ スカラ座:開幕
≪ファルスタッフ≫ で前代未聞の大成功を収めた 二年後の公演だった何て
当時は知る由も無かった~ ¶θΩΨΣ

*****♪********♪********♪********♪********♪*****

1982年12月22日 ウィーン @ フォルックスオパー≪ウィンザーの陽気な女房達≫
★指揮:Rudolf Bibl / 演出:Gerhard Klingenberg
ファルスタッフ:Artue Korn / カユス:Hans Kraemmer
フルート:Robert Granzer / フルート夫人:Granciela de Gyldenfeld
ライヒ:Rudolf Weiss / ライヒ夫人:Diane Elias / シュぺリッヒ:Peter Baillie
アンナ・ライヒの娘:Gertrud Ottenthal / フェントン:John Dickie

☆Otto Nicolai 作曲 & William Sharkerspeares 原作 @ 原作が同じ為、
物語の本筋は変らないが 台本に因って多々内容が異なる。。 然し、
いずれにしても理解未熟のヴェルディ ≪ファルスタッフ≫ から 一週間後
同じ主人公≪ ファルスタッフ ≫ に遭遇 @@ 後に ≪ ファルスタッフ ≫
と聞くと『 もぅ良い何回も聴いたし[耳] 』 風に興味は殆ど消え失せた !!
『 素晴らしいオペラ 』 『 すっごく楽しいじゃないですか 』 と云われても
Non Mercie 好みは万別 中々食指は延びないのが本音*!!☆!!*

★@♪・・・★@♪・・・☆@♪・・・★@♪・・・★@♪
追憶:
1992年9月29日 メトロポリタン @ NY ≪ファルスタッフ≫
★指揮:James Levine / 演出:Franco Zeffirelli ⇒ 舞台装置 & 衣装
照明:Gil Wechsler / コーラス・マスター:Raymond Hughes
☆サ-・ジョン・ファルスタッフ:Paul Plishka / ピストラ:James Courtney
 アリーチェ・フォード夫人:Mirella Freni / フォード:Bruno Pola
ナンネッタ:Barbara Bonney / フェントン:Frank Lopardo
クィックリ夫人:Marilyn Horne / Dr.カユス:Piero de Palma
メグ・パージュ夫人:Susan Graham / バルドルフォ:Anthony laciura

まさか 初観劇から10年後に観て居たとは忘却の彼方 @??@ 何となく
うろ覚えの記憶が漂い 資料を探り当てた ホッ!! 演出 & 舞台:衣装
ゼッフィレリだった何て>> バブル当時のメト ゼフィレリの作品が多く
[ 浪費演出] と云われたが 何時も素晴らしい舞台 豪華絢爛の演出にも
魅了され 恵まれた良き時代に感謝~**

☆歌手も女性陣は、蒼々たるメンバーが名を連ねているのに驚き ★♪★
80年代末から90年代は 年に2~3回、滞在日程も1週間位で良く通った[飛行機]
フゥッ !!昔【一週間に十日来い 】と云う歌謡曲が有ったが 6日間で
7観劇出来るメト !! マチネ&イヴニング 土曜は昼夜二回 当時:昼@
パヴァロッティ≪リゴレット≫ 夜@ドミンゴ ≪ サムソン & ダリラ ≫ と
贅沢な至福の時を過ごした想い出も[曇り]★@♪

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