カラヤン★ライヴの想い出♪♪♪ [ザルツブルグ]

記憶とはこんな不確かなものか~? と言うか、思い込み~ と言うか年と共に
忘却の彼方へ ≪カラヤンの追悼コンサート≫ を想い出しながら~ ザルツに
着いた翌日 ≪ 仮面舞踏会 ≫ の前日、1989年7月30日と記憶して居たが、古い
資料を紐解いて不確かな記憶が判明… 

ザルツ @ 7月28日 ≪ テートの慈悲 ≫ 29日 ≪ チェネレントラ ≫
30日 ≪ ガラ・コンサート ≫ 31日 ≪ 仮面舞踏会 ≫ と滞在した事が解った、
若しかしたら28日だったかも知れない~♪♪

何しろあの日はプログラムも何も無く、チケットも入場整理券で控えは無い。 
記憶にあるのは、中央階段の上階から舞台の演奏を見下し ≪ エロイカ ≫ に
涙した事と、舞台に近い中央席にカラヤン夫人とお嬢様が肩を寄せ合い、
悲しげに演奏を聴いてらした後ろ姿が、印象に深く残って居るだけ~♪♪

★ カラヤンを初めて聴いたのはパリ @ サル・プレイエル
≪ ベルリンフィル: コンサート≫ 
  初日1985年4月28日:モーツアルト & シュトラウス
  2日目4月30日:ブラームス:交響曲3番 & 2番。

翌年1986年7月30日にザルツブルグでオペラ ≪カルメン≫ を聴いた。 
ホセ・カレラス、ホセ・ヴァンダム、フィアマ・イゾ・ダミコ~ 残念ながら
カルメン適役のアニエス・バルツァは、公演前にカラヤンとのトラブルで降板。

亡くなる前 1988年10月5日 パリ:シャンゼリゼ劇場で再び聴いた
≪ベルリンフィル:コンサート≫
アーノルド・シェーンべルグ / ブラームス:交響曲1番
カラヤンのコンサートとオペラ:ライヴで聴けた貴重な想い出~♪♪ 

他の指揮者よりテンポが速く、カール・ベームの演奏と比べても、カラヤンは
カセット1本で収録、ベームは2本(正味約1本半)の違い。 テンポの違いを
感じたのは、コンサートよりオペラだった。 ザルツ ≪ カルメン ≫ で~
カレラスの歌い出しに違和感を感じた。  ちょっと急かされて居る感じ~ と
言うのもこの前年、1985年1月10日:ミラノ スカラ座で、クラウディオ・アバド
指揮の≪カルメン≫を既に聴いて居た。

         ♪~♪~♪~♪~♪~♪

アバド指揮、ホセ・カレラス、アニエス・バルツァ、ルッジェロ・ライモンディ
の最高キャスト~◎ 此のアバドとカラヤンの指揮に差が有った為、カレラスの
歌い出しが気になったが直ぐカラヤンのペースに引込まれた~ 他の指揮者と
テンポの差が顕著に表れる指揮者だった~♪♪♪  

★☆★ 1985年1月10日:ミラノ・スカラ座 ≪カルメン≫
☆指揮:クラウディオ・アバド / 演出:ピエロ・ファッジィオ二
カルメン:アニエス・バルツァ / ドン・ジョゼ:ホセ・カレラス
エスカミーヨ: ルッジェロ・ライモンディ:

この ≪ カルメン ≫ は生涯最高、全てが揃ったパーフェクトの舞台だった。  
20数年後~ 多くの舞台を観て~聴いて来て、改めてあの素晴らしい感激が蘇る。 
取分け当り役の、バルツァのカルメン&ライモンディのエスカミヨはピカイチ~★ 
声、演技、容姿、カリスマ、粋さ~がずば抜けたお二人だった~ ♪♪♪

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