音楽好き★リカルド・シャイー♪♪♪ [パリ:SPL.fr]

一音一音が体に降り注ぎ浸透して行く様な 陶酔感を味わった ≪ベートーベン:第九≫  
10月31日 サルプレイエルで聴いた、リカルド・シャイー指揮の ≪ベートーベン:
交響曲第9番≫ CDを聴きながらあの冷めやらぬ感動に、キィーを叩いている~♪♪♪

ベートーベン・交響曲:全曲セット券:最終日はステージ・バック席がコーラス隊に
占領され如何言う訳か平土間一列目:中央。 指揮者の直ぐ足元 @ 余りに近過ぎて
何も見えない~と言う トホホのハンディを背負って~ 

然し是が逆に、音が降り注ぐ感触を味わえた喜びに変った。 左右音色の違う
ヴァイオリンの音が其々一音一音独立して静かに流れ、全体のハーモニーが頭上で
一体化する。 其々の楽器の音がまるで手に取る様に単独で迫りくる緊張感。 こんな
現象 ?? 初めて味わった。 災い転じて福~とは言い過ぎかも知れないけど♪♪

一部が終えた休憩時間に少し舞台から離れた席を物色~前日迄は空きが目立った
ホールも≪第九≫ と言うだけで場内満席 !!! 仕方なしに一列目の席に着いて~  
降りかかる音に陶酔した70分、至福の時を過ごせた~♪♪!

10月22日と29日の週末、二週末に掛けて演奏された、ベートーベン交響曲全曲。 
素晴らしいの一言。リカルド・シャイー指揮に因るドイツ・Leipzig 敏腕 室内楽団
の演奏。 兵揃いの様な楽団名とは裏腹な、繊細で温かみのある シャイ-の指揮。 
前日の≪交響曲6番:パストラル≫ は正に田園の中に居る様な夢心地~
小鳥のさえずり風になびく木々の爽やかな葉の音が聴こえる様な演奏に、のどかな
昼下りのひと時だった。

29日の交響曲3番:≪エロイカ≫ この曲聴く度に思い出す ≪カラヤン追悼コンサート≫ 
1989年7月:ザルツブルグ夏のフェスティヴァルで、カラヤン指揮の≪仮面舞踏会≫を
聴く予定だったが、7月16日に永眠。 

89年7月某日 散歩に出掛けた昼近く、ザルツのフェスティヴァルホールの前に人垣が、
何事か~? 傍に居合せた日本女性が『カラヤンの追悼コンサート~宜しければ天井
桟敷の券が~』 勿論飛びついた私に『招待席なので~』と無料でお譲り頂き、
感謝感激~~ コンサートホール、正面中央階段を最上階の席へ…

コンサート最後を飾る ≪エロイカ≫ ウィーンフィルに因る主無き演奏に溢れ出る涙
涙の洪水。 この日の光景は今も鮮明に心に焼付き ≪エロイカ≫ を聴く度に目に浮かぶ 
≪カラヤン追悼≫ を想い出しながらステージ・バックで シャィの指揮に吸い込まれた

23日は ≪のだめ≫ で一躍有名になった ≪ べト七 ≫ こと交響曲7番~ ≪ のだめ ≫ から
急に身近に感じる昨今、 親しみの ≪交響曲7番 :べト七≫  そして私はステージ・
バック ≪ のだめ ≫ 席で~

ベートーベン交響曲:全曲を通しで聴くと言うのは、ワグナーのリングを通しで
聴くのと同じくらい、達成感と言うか~ 満足感が、単発で聴くのとは格段の差。
機会と時間が有ったら又、経験したい貴重な経験~♪♪♪ 

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2011年10月 22、23、29、30、31日  パリ:サル・プレイエル
リカルド・シャィー指揮:Gewandhausochester Leipzig / 
ベートーヴェン・交響曲:全集
10月22日 ベートーベン:交響曲2番 / 交響曲5番≪運命≫
10月23日 ベートーベン:交響曲1番 / 交響曲7番
10月29日 ベートーベン:交響曲8番 / 交響曲3番≪エロイカ≫
10月30日 ベートーベン:交響曲4番 / 交響曲6番≪パストラル:田園≫
10月31日 ベートーベン:交響曲9番 ≪歓喜の賛歌≫

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★☆★ サル・プレイエルのステージ・バックは、お気に入り。 
音を体に感じながら、指揮者の表情、演奏家全てを眼下に陶酔出来る。 
でも≪アポネ・年間予約≫ を早く申し込まないと、ゲットが難しい~!! 
とは言え他の劇場のカレンダーも待たないと、気が付くと同日のダブル
ブッキング~ なんて事も~~♪♪♪


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