オペラ・ガルニエ★バレー・クラシック~☆★ [パリ:ガルニエ.fr]

今月初、11月3日 文化の日は、ガルニエ・オペラで 新演出、新振付けのバレー
≪La Source≫を観て来た。  単調な従来の動きの繰返しに終始した、新振付が
原因と思うが、若手エトワール☆ダンサーの輝きは乏しく新鮮さに欠ける
超クラシックの無難な動き~リズミカルなテンポの曲、オケの演奏は十分だった。 
まあ、総体的には可も不可もなく~ ダンス学校の発表会的~ 公演に終った。 

今回はクリスチャン・ラクロワの衣装に興味が有った為、出掛けたが~ 帝政
ロシア風の豪華な衣装は流石ラクロワ。 然しダンサーの動きには少々負担に
見える点も否め無かった。遮る物がない一階ボックス席の舞台側突端 ダンサーの
表情はパーフェクト~☆彡 ブラボー☆★☆

この新作スポンサー:スワロフスキーのソワレとかで、ラクロワ夫妻も
コルベイユ席:中央で観賞されて居た。 衣装や帽子、髪飾りにスワロフスキーの
石が贅沢に鏤められ、時折カメラのフラッシュかと思える程ライトに反射、
眩い輝きを放ち豪華絢爛!!! 
 
オペラ座のバレーを初めて生で観た貴重な体験は、1975年7月1日。 ルーヴル
美術館の中庭で歴史的建造物を背景に ≪眠れる森の美女≫の公演を観た。
ノエラ・ポントワ、パトリス・バー他、当時の有名エトワール★ダンサーが踊る、
本物のクラシックバレーを生まれて初めて生で観る機会に恵まれた。 ルイ14世
時代増設された《クール・カレ》と呼ばれる四角い中庭で野外公演の解放感に
浸りながら~ 目を開けて観た真夏の夜の夢だった~★☆

超クラシック正統派: ルドルフ・ヌレフ、モダン・クラシックのロラン・プティ、
20世紀バレー超モダンなモーリス・ベジャール等々、様々な振付を観賞しているが、
どちらかと言うと超難度のモダン振付が好みかも~☆彡
大好きなダンサー、ジョルジュ・ドンとの出会いから~☆★☆ 

80年代に、シャンゼリゼ劇場で生涯忘れられない舞台に出遭った。 プロローグが
流れ『16歳で独り アルゼンチンから船に乗り~ ベジャールを訪ねてベルギーへ』 
静かに踊り出した ≪独り舞台≫ ソロ ≪アダ―ジェット≫ は圧巻だった。マーラーの
曲に合わせ、想像を絶する美しい流れに魅了された~★ 

ジョルジュ・ドンのカリスマと存在感 ≪ボレロ≫ のメイクと表情、肉体の動きが
一体化して醸し出す雰囲気、彼の為に創造された作品:オリジナルは超えられ無い
のだろうか?? 後に観た数多のダンサー、ジルヴィ・ギレムや二コラ・ル・リシュ
さえも~☆★ 

80~90年代 ベジャール御一行様 @ パリ公演は殆ど足を運び~ 特にジョルジュ・
ドンは、シャトレやシャンゼリゼ劇場の様な小劇場から、パレ・デ・コングレの様な
大劇場まで~ 数多くの忘れられない素晴らしい緊張と感激の舞台が今尚、
目に浮かぶ~~★☆★ 

92年12月1日 ≪白鳥の湖≫ 観劇に訪れたバステーユ:オペラ座で、開幕直前支配人が
登場、前日11月30日に人生の幕を閉じたジョルジュ・ドンのバレー界への貢献を
称えると共に、追悼の意を述べた印象的な夜は、記憶に深く刻まれている。
ジョルジュ・ドンの訃報は偉大で貴重な現役ダンサーの火が消えた瞬間だった。
あれからもう19年目を迎える~☆★ 

そう言えば~ 昨 2010年:同 11月30日、オペラ・テノール歌手:ペーター・ホフマン
永眠~♪♪ 悔やまれるのは、ホフマンのライヴは聴かず終いになってしまった事。 
後悔しない為にも聴ける時に聴いて置きたい~ 心湧きたつライヴの緊張感、
役者の生の舞台を肌で感じたい~ 追っ掛けに終焉は訪れるのだろうか~♪♪ 

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