ナブッコ Vs イズマエレ*R.デ ビアジョ ★バイエルン歌劇場~♪♪ [ミュンヘン.de]

声人に惹かれ ≪ ナブッコ ≫ を聴き度くて~ 遥々ミュンヘンへ~
素晴らしいとしか言い様の無い~ 想い通りの[イズマエレ]
繊細且つドラマティックな力強さ @ 美しい音質の響き~ ヴェルディ歌い
最高のテナー @ ロベルト デ ビアジョ~ 改めて美声に惚れ惚れ~ΣΨβ
オケの演奏家でさえも感心して~ 聴き入っているという歌手を余り
見かけない~ またも一列目脇 @ オケを一望に把握出来る席~
時々監視も怠らず~〈苦笑〉

演奏は逸品~ 流石のバイエルン音が違う~(^^♪ 歴史が違う~☆彡
隣席の独男性が 『 ブラボー マエストロ 』 と出入りの度に声掛けると
マエストロ:カリニャニも笑顔で答えていた~ 非常に雰囲気の良いオケ
音楽好きが集まり~ 演奏家の身だしなみも~ こちらは正装:巴里は
普段着~?? 緊張の差が演奏の差に表れるのか~?? 

モダンで癖の無い:ヤニス・コッコス演出は安心して観聴き出来る
声 & 音楽に陶酔出来た ≪ナブッコ≫ 照明の色彩感覚が見事 
美しい舞台を見ながら~ 逸材の美声を聴ける感動を得られること
かてて加えて生え抜き演奏家の奏でる音質~ この三拍子揃う事が
オペラ鑑賞の醍醐味であろう~(^^♪ 個人的:満足最低条件~☆彡

カーテンコールの時、隣席の若い独女学生〈ピアノ演奏家志願〉
『 テナーの声が一番好きだったけど~ 貴方は~??』と、情報収集
『私もテナーの声が一番好き~ 初めて聴いたけど素晴らしかった~』と
感激していた。。。

......................NABUCCO.................

2014年11月13,16 & 21日 ミュンヘン*バイエルンオペラ ≪ ナブッコ ≫
指揮:Paolo Carignani / 演出 & 舞台装置:衣装:Yannis Kokkos
照明:Michael Bauer / 脚本:Anne Blancard-Kokkos
コーラスM:Soren Eckhoff
Nabucco:Dalibor Jenis / Anna:Golda Schultz
Ismaele:Roberto De Biasio / Abdallo:Ulrich Res
Zaccaria:Vitalij Kowaljow / Abigaille:Paoletta Marrocu
Fenena:Anna Malavasi / Il Gran Sacerdote:Goran Juri?
演奏:バイエルン・オペラ交響楽団
コーラス:バイエルン・オペラ合唱団

☆ ≪ ナブッコ ≫ はコーラスの聴かせどころが多く~ 特に
大好きな 【 想いよ黄金の翼に乗って行け 】演奏 & 歌唱共に
圧巻だった~ あの曲が聴けた事だけでも大満足~☆◎☆

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追記 @ 16日
迫力のコーラスの中に上品な一輪の白いカラーが活けられた様に~
清楚ながら優雅で繊細なニュアンスを醸し @ 一際美しい音色を奏る
夢心地に惹き込まれる感動を再び~☆彡 演ずる心の侭が表現される
品格を伴う動きと共に発せられる響き~ フェネナに対する心遣いから
自然に出た行動が~ ヘブライ仲間の反感を買い詫びるイズマエレ
~ 演劇の役者が歌っているが如くに舞台が活きる~◎●◎ 

豊富な音の揃ったパレットを開けた様に~ 多彩な音色 & 微妙な声質は
様々なニュアンスで舞台を塗潰すかの様に~ 丁度キャンパスに広がる
ピサロの点描画の様な巧みな情景を描き出す~(^^♪

個人的好み & 色々聴いた経験の中で~ 今迄聴いた誰よりも繊細な音質
希少価値の美声に巡り逢えた~ この幸せに感謝~☆(^^♪☆彡(^^♪☆

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冬のオペラ界 @ミュンヘンもご多分に漏ず~ 体調不良に因るキャンセル??
噴出~ ジョセフ・カレジャに続き~主役 @ ナブッコ:Ambrogio Maestri
が当初13日のキャンセルだけの予定が~ 全てDalibor Jenisに代った。。

☆声は申し分ないがカリスマ欠乏~と云うか、、 立派な衣装の時はまぁ
何とか様になるが~ よれよれのコートにぼさぼさの頭髪~ エェーッと
誰だったけ~ 風に一見ナブッコを見失った。。。 幾ら頭上に雷を受けた
後とは言え~ ナブッコの威厳を保つカリスマは欲しかった。。

=衣装がホームレスっぽい上、若手でスマートな体型~ ホームレス
そのものになって居たのは残念~§Д¶Ψ
    ..............................................
追記 @ 23日 雑談
再訪前:何となく巴里オペラ座の資料を観て居て~ ハッと気付いた名前~
Dalibor Jenis 『エッ~この人~』そう ≪ セビリアの理髪師 ≫ のフィガロだった。
偶々帰路ですれ違い~ 『 コリンヌ・セロー演出の時:フィガロだったでしょ~??
あれすごーく楽しかった最高だったヮ~』と云うと『うん~あれも面白かった
けど、今回の新演出はもっと面白いよ~』と云われ内心失礼致しましたと
思ったが~『エェッ~ あれもそうだったの~?? 初日に観劇したヮ~ すごく
面白くて笑い転げた~』と嘘付けない性質から~率直に言って『しまった』
でも話は盛上がり『本当に最高だよね~』風に本人もご満足だった~ ホッ
................................................

☆他に難を云えば~ アビガィレ:パオレッタ・マロックの高音へ切替が
恐ろしい金キリ声で非情に耐え難かった~!×▼×! 只、カーテンコールで
拍手を受ける為、ご本人様は派手な挨拶をなさってられたが~
自己陶酔型~?? ■◆■

もう一人コーラスの中で目立とうと?? 聴き難い大声で叫んで居た~??
アンナ:ザッカリァの姉:ゴルダ・シュルッツ~ コーラス隊との美しい
ハーモニーの邪魔になる様な~ 聞苦しい声量に腹立ちを覚えた~Ω¶Ω

☆ヘブライの大祭司:ザッカリア:Vitalij Kowaljow は威厳ある声量 &
貫禄を伴い舞台を紡いだ~◎^●^◎ 近年の ロンドン & ウィーンに比べ
好感の持てるヴェルディ らしい ≪ ナブッコ ≫ 公演を楽しめた~♪☆♪
     。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

追憶:
演出家:Yannis Kokkos氏 の紹介~ 1944年アテネ生れの70歳~
1963年から、フランスに住み演出:舞台装置 & 衣装~ まで手がける。 
下記の他、シャトレ劇場 ≪ ヘンゼル & グレーテル ≫ も記憶に残る~*

       …………MACBETH…………
1984年10月4日 巴里:ガルニエ ≪マクベス≫
★指揮:Georges Pretre / 演出:Antoine Vitez
振付:Milko Sparemblek / 舞台装置 & 衣装:Yannis Kokkos
照明:Patrice Trottier / 演奏:Opera National de Paris
コーラス: Opera National de Paris
Macbeth:Renato Bruson / Banco:John Tomlinson
Lady Macbeth:Shirley Verrett / Macduff:Taro Ichihara

☆此の頃は舞台衣装:装置を担当~ 演出:舞台:歌手陣全て揃った
素晴らしい ≪マクベス≫ 忘れ難い公演~!!! 未だにパリジャンの
語り草~となって居る☆

※個人的にもオペラ初心者の頃、非常に素晴らしく忘れられない
大感激の作品~!★!

**************NORMA***********
1996年6月13 & 23日 巴里:バスティーユ ≪ノルマ≫
★指揮:Carlo Rizzi/ 演出:舞台装置 & 衣装:Yannis Kokkos
振付: Doushka Langhofer / 照明:Guido Levi
演奏::Opera National de Paris
コーラス:Opera National de Paris
Norma:Carol Vaness / Clotilde:Sylvie Althaparro
Adalgisa:Susanne Mentzer / Pollione:Franco Farina
Oroveso:Dimitri Kavrakos / Flavio:Paul Lyon

☆この初演公演も全てに感動~ 特に照明は美しかった~◎☆◎
演出:舞台:歌手陣全て揃う公演は近年減少気味~??
この演出が再演される事を期待しているが~ 歌手陣が揃うか~??

☆天井桟敷のカラス・ファンからブィーングのシャワーを浴びる程、
ヴァネスは素晴らしかった~ ☆♪★♪☆♪☆  古き良き時代の
巴里が懐かしい~¶Σ¶Σ¶
.................................................

2000年6月14日 巴里:バスティーユ ≪ノルマ ≫
★指揮:Bruno Campanella / 演出:舞台装置 & 衣装:Yannis Kokkos
振付: Doushka Langhofer / 照明:Guido Levi
演奏::Opera National de Paris
コーラス:Opera National de Paris
Norma:June Anderson / Oroveso:Giacomo Prestia
Adalgisa:Sonia Ganassi / Flavio:Robert Woroniecki
Pollione:Johan Botha / Clotilde:Martine Mahe

☆残念ながらこの公演の歌手陣は初演公演とは比較にならない
歌手陣だった~▼◆▲
   ……………………………………………………………..

余談:
関係者の話~ ≪ マノン レスコー ≫ @ ネトレプコ & 演出家物別れ問題の
真相や如何に~#$%& 演出自体の問題では無く、ゲネプロ前日に喧嘩した
とかで~ 完全に喧嘩別れとか~■◇◆ それまでは順調にリハーサル進行?
喧嘩した翌日『 チャオ~ 』風にアンナが劇場を後にしたとか▲■
演出自体の問題では無かった様な~?? 憶測で意見を述べては行けないと
大反省▽×◆ 失礼致しました 訂正とお詫びまで~▲■

>> 昨夜:外に張り出されたポスターを観る限り、過激な下品さは見当たらず
意外と大人しい演出の様な感じ~又々、写真の憶測での感想は控えないと。
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コメント 2

nana

こんばんは。いいなぁ、気軽にミュンヘン、ミラノと飛べるんですものね。
これからもどんどん各地の様子、お知らせくださいね。
確かにパリは普段着、ドイツはそれなりによそ行きといえる服装ですよね。
ネト子ちゃんは、例によって例のごとしって感じです・・・ね。
キャンセルを何とも思っていないみたいですから・・・
世の中には代役で大きくなった歌手が多いけれど、オポライスもその口でしょうか?

by nana (2014-11-15 22:46) 

aimelopera

まぁどうでしょうネ~¿? 新たに役を頂く方はそれなりに
チャンスを活かすと言う事でしょう。

ネトレプコもどういう方か~ 真相や如何に~¿? 只、個人的には
声も役者としての舞台も素晴らしい歌手~ として大好きです。
傍で接した彼女の印象にスター気取りは一切なく~自然体で好印象~ その先は存じ上げませんが~‼‼ 
by aimelopera (2014-11-16 02:33) 

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