プラシド・ドミンゴ★シラノ・ド・べルジュラック~♪♪ [ヴァレンシア.es]

ヴァレンシアから戻って一週間 ≪タイス≫ とヴァレンシアの余韻が残る日々~
スペイン @ ヴァレンシア~ 初めて訪れたのは 2007年:プラシド・ドミンゴ
≪シラノ・ド・べルジュラック≫ を聴く為だった~~♪☆♪

ドミンゴの ≪シラノ・d・B≫ 2006年にロンドンで初めて聴いた~と云うか
≪シラノ・d・B≫ 自体も初めての経験~CD:DVDを聴く気も観る気も無く~ 今回の
≪タイス≫ の様に先入観:予備知識~ 皆無で出掛けた。 ドミンゴの仏語は何時も聞き
易く~ 台詞が多い為、感情移入の心情表現が心に響く感動的なドラマだった~~!!★!!

『見てご覧~此の鼻を~』と~奇形の鼻を持つシラノ~ 愛する人へ心の内を打ち明け
られない切ない気持ち~ ひしひしと伝わって心揺さぶられる台詞が散乱して居る~
涙無しに聴く事が出来ない演目~♪☆ ロンドンでの ≪シラノ~≫ 公演最終日だった事も
重なり~ 非常に感慨深かった~♪**♪ 

体調が優れずキャンセルが続いた時期~ 何時舞台を引くかと心配だった頃~** 
あの感激をもう一度 ≪ドミンゴのシラノ~≫ を如何しても聴きたくて~チケット入手
困難のヴァレンシアへ ★ 聴くだけでも良い~と電話で交渉して抑えた15€ 4階席の脇の
一列目:何とか聴けただけでも不幸中の幸い~ 再度:感動の舞台に遭遇出来て~
ホッ~♯♭♯♭

あの頃の不安を他所に今は【 不死鳥 】の如く素晴らしい飛躍を続け~ 衰えぬ美声が聴け
ファンとしては嬉しい限りである~♪ ≪シラノ・ド・べルジュラック≫ 物語は知って
いるが~ オペラとしては初めて聴く題名~ 曲も知らずに出掛けた ロンドン:
コヴェント・ガーデン ≪シラノ~≫ 長年ドミンゴを聴いて~観て来たファンとして~
若い頃のオテロの感動と同様~涙無しに聴けない役だった~**
その ≪シラノ・d・B≫ を追ってヴァレンシアへ♪♪ 個人的心情としては
≪シラノ≫誕生の故郷~ フランスで聴きたかった~~♪♪

そして2009年:待ちに待った シラノ誕生の地≫ フランス:巴里での上演~!!*!!
演出は80年代パリ:ガルニエ ≪悪魔のロベール≫ 等、活躍していたペトリカ・
イオネスコ~** 1996年:バスティーユ ≪オテロ≫で既にドミンゴとコンビを組んだ
≪シラノ・ド・べルジュラック≫で久々に名前を見て 『エッ~あの~イオネスコ~?!』
とインタヴューを聴きながら期待した通り、時代と物語を忠実に再現した
≪シラノ・ド・べルジュラック≫ 演出&舞台に感激~★♪☆

願い叶った巴里の演出:イオネスコ&ドミンゴ:最強コンビは大成功を収め~ 最終
公演日:舞台へ登場したお孫さんを腕に抱き~鳴り止まぬ総立ちの観客の拍手に目が
潤んだ ドミンゴの表情が忘れられない~ 仏文学者をも劇場へ惹き寄せた
≪シラノ・ド・べルジュラック≫ だった~♪**♪

ドミンゴの挑戦する新たな演目に惹かれ未だ尚、感激を更新しつつある事は幸せ~♪♪ 
年齢を重ねる事は~若い時と比べるのでは無く~ 其れ迄に積んだ経験の集大成を
どれだけ発揮出来るかが重要だろう~♪★ フィジカル的に声質:声量:容姿等、
勿論、全てが変って行くのは自然の成行き~★♪☆ 

然し其処に見出せる素晴らしい魅力~ 努力を続け~輝きを発揮し続けるプラシド・
ドミンゴ~ 歴史に残る業績に挑戦し続ける姿は、大きな刺激を与えられる~♪☆♪ 
ファンとして舞台に立つ限り応援したい~♪♪★♪♪~
時々は若手に浮気もするけれど~~*** 

   *****♪**********♪**********♪**********♪**********♪**********♪*****

来月5月マドリで再演が有る~ 残念ながら今回はパス~** 演出:配役はパリ:
シャトレ劇場と殆ど変らず~ 指揮者&ロクサンヌ~が変更~♪ 

     ・・・@・・・・・・@・・・・・・・@・・・・・・・@・・・
2006年5月27日 ロンドン:コヴェント・ガーデン ≪シラノ・ド・べルジュラック≫
★指揮:Maek Elder / 演出:Francesca Zambello
シラノ:Placido Domingo / ラゲノー:Carmelo Corrado Caruso
ロクサンヌ:Sandra Randvanovsky / クリスチアン:Raymond Very

☆フランチェスカ・ザンべロは大好きな女性演出家~ 90年代から欧米で活躍。
ロンドン ≪スペードの女王≫ 一幕目雪景色の背景~広げた傘の行列が印象に残る。
巴里・バスティーユ ≪ウイリアムテル≫ 木型を繰り抜いた森が爽やかに曲にマッチ~!!
オペラに限らず~ ウィーンではミュージカル ≪ レベッカ ≫ が最高だった~!★!
再演される事が有れば又~ 観に行きたい~!!★!! 他にも多くの演出を観た~ 何時も
洗練された繊細な感性のモダン:レトロ~?! ~ ロマンティックで色彩も美しい~☆★☆

2007年2月15&18日 ヴァレンシア≪シラノ・ド・べルジュラック≫
★指揮:Patrick Fournillier / 演出:Michal Znaniecki
 シラノ:Placido Domingo / クリスチャン:Arturo Chacon-Cruz
ロクサンヌ:Sandra Radvanosky / ラゲノォ:Carmelo Corrado Caruso

☆恋文を代筆したシラノが代読する場面~ ヴァレンシアのシンボル~ 青い空に映える
爽やかなオレンジの木の下~♪☆♪ メルヘン調~ カラフルな衣装~とは裏腹に、
ロクサンヌと親友クリスチアンの恋の成就を願いながらも~切ないシラノの恋心が
潜む~ 花びらの舞う庭で、ロクサンヌに見守られながら静かに生涯を閉じて行くシラノ
~ 印象的な素晴らしい演出だった~♪★*★♪

2009年5月19,22,25,28&31日 パリ:シャトレ≪シラノ・ド・べルジュラック≫
★指揮:Patrick Fourillier / 演出:Petrika Ionesco
シラノ:Placido Domingo / ラゲノー:Laurent Alvaro
ロクサンヌ:Nathalie Manfino / クリスチアン:Samir Pirgu

☆フランス人指揮者:パトリック・フゥ二リエ は今回のヴァレンシア ≪タイス≫も
指揮~ 繊細で感動的な音質を奏~ 心に響く情緒ある演奏を惹き出す~~♪★♪ 

☆此の演出 ⇒ ロス&マドリ~と活躍中~ 時間が有れば聴きに行きたかった~
残念無念~!!! 現在、スペインの社会事情は労組のスト&デモに脅かされ、マドリの
公演もスト対象危機に晒されて居る~との情報も有るが~** 何とかスト回避して
欲しいと祈る~*** 丁度、ヴァレンシア離陸日にスペインのゲネスト:全フライト
欠航~ 最終便のみ運行で深夜~辛うじて仏に着陸~フゥッ~!!

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2008年7月2,5,8&11日 パリ:シャトレ劇場≪THE FLY≫
★指揮:Placido Domingo / 演出:David Cronenberg
Seth Brundle:Daniel Okulitch / Veronica Quaife:Ruxandra Donose
Stathis Borans:David Curry / Tawny:Lina Tetruashvill
Marky:Jay Hunter Morris ≪≪ 今シーズンのメト≪リング≫で活躍中~!!

☆2008年 ≪フライ≫ を指揮:映画監督に因る演出も興味深かった~!! 50年代の
アメリカをイメージした舞台装置&衣装:歌手陣もアメリカン・ムービー調~!♪! 
右左に置かれた新型機械:発明者自身が中に入りハエとなる~ 勿論映画は観た事
ないし興味も無かった~♪♪ 面白い公演だった~** 只、曲がその場限りで去り
行く綺麗だったが掴みどころの無いメロディーが記憶に残らなかったのは残念~♪♪

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新作は2011年に聴いた ≪イル ポスティーノ≫ 素晴らしかった~ 来シーズン
マドリッド再演は是非~又聴きに行きたい。 是も映画は観て居ない~が、
公演前に行われた演目の紹介に出席して色々詳細を伺った~★ 本来、作曲家
自身が出席して紹介の予定だったがこの数ヶ月前に急死された~*★*

☆≪イル・ポステーノ≫ ロンドン ≪トラヴィアータ≫ 代役:チャ-ルス・カストロノヴォ
~で記載済*来シーズン:マドリ:ドミンゴ&カストロノヴォ共演~☆

ドミンゴが居なければ腰を上げないだろう是等の作品~ 其々個人的評価基準は
様々だろう~ 名声に因る盲目的な評価はしない~ 然しファンの贔屓目無しに
全て素晴らしかった~♪  今回の ≪タイス≫ 然り~♪**♪ 本来~年齢と共に忘れる
方が早いと云うか新しい事を覚える能力低下⇒ 突入者には想像を絶する~★*♪♯  

初めて聴く≪タイス≫ しっかりサブタトルを観ながら筋を追ったが~ 仏語の台詞
其の侭表示された電光表示:一言一句:間違え無かった~♪☆ プロとして
当り前の事かも知れないが~ 『 休むと錆てしまう… 』 をモットーに邁進する
ドミンゴに宿る~ 役者魂を尊敬する~~♪♪♪♪♪



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