フィデリオ * シーズン開幕公演 ☆ スカラ座~♪♪ [ミラノ.it]

≪ フィデリオ ≫ 音楽の素晴らしさに感動~ 初から終りまで惹きつけられる
大好きな曲~☆彡 命を懸けた夫婦愛~ 絆~ アニヤ・カンプに感涙~仝ΨД
スカラ座も日替りメニュー~ 心配をよそにオリジナルメニューを満喫~ホッ(^^♪

お目当ては勿論*ファルク・シュトルックマン @ドン・ピザッロだったが~
フロレスタン=クラウス・フロリアン・フォグト澄んだ美声が何か物悲しい印象を醸し
ドラマティックで無い所が逆に 『 長年囚われの身~ 茫然と諦めの胸中 』 侘しさが
伺え非常に良かった☆

初日から日替り迄、毎日聴いて居る関係者:同じ声質好みの感想は~??
『 観客は、ヨナス・カウフマンと云う事で歓声が上がったが、声としては何聞いても
同じヨ~』 と想像通りの意見だった~!! 何れにしてもTECのコンサート形式で既に
聴いて居るが~ 別にカウフマンの唸り声に興味も魅力も感ぜず。 ドラマ性には
欠けるが無理せず伸びる:ピュア-な音質 @ フォグトの美声が遥に好い~♪(^^♪

特に今回の二幕目 @ ペーター・ホフマン(生で聴いては無いが~) を彷彿させる
雰囲気で非常に良かった?? 余りに綺麗すぎて軽々高音が出る為、衰弱した力の
なさを感じさせ~ 舞台:衣装:演技共~ 個人的イメージ ≪フィデリオ≫ らしい
公演で満足感を得られた~◎●◎

戦時中の憲兵:悪い奴風が益々板に付いたシュトルックマン~ ドン・ピザッロ:
スカルピア:イヤーゴ ~と悪役は逸品~!! 一回り太くなった独逸製:樽腹~
時代劇の悪代官とダブル~(笑)▼◆ その凄みとカリスマたるや半端では無い~!!
レオノーラ @ アニヤ・カンプの歌唱力が相応~ & 益々貫禄を付けたロッコ:
クワングシュル・ユン 三者の~ 強力な声量 & 演技で激しいドラマを展開~
少ない出番で存在感が心配だったが十分な力量発揮~フォグト:フロレスタン~ΨЮ¶

想い思いに心情を奏でる四重唱の多い ≪ フィデリオ ≫ 随所で美しく
& ドラマティックな情感あふれる心地良いハーモニーを聴かせて頂いた~◎♪●♪◎
特にマルツェリネ:モュカ・エルドマン〈と発音するのか?? Mojca Erdmann〉
役柄:雰囲気 相応の愛らしい美声を奏で:マルツェリネを好演~◎☆◎
レオノーレに恋するはにかみ~ 正体を知りやるせない思い~ 打ちひしがれる
ミニスカートの女学生:風貌~ 純粋な恋心が身につまされる~@@@

初日:オンタイムのバックステージを興味深く鑑賞したが~ 途切れ途切れの
放映で実態は掴めず~ 朗々と奏でる声質は美しいが心に響かず~ 捉われの身
レオノーレに逢えない苦悩が感じ取れない:フロレスタンが心配だった~ ψξ¶
男装して迄、必死に探し求め~ 救出を模索するレオノーレに対し少々物足りなさが
否めなかった~ が既に調子を崩してられた様な~▼■▲

舞台で生で聴いて居ると~ 長い月日:陽の当らない地下牢で~ 生気を無くした
と解釈出来るそんな雰囲気が漂っていた~◎▽● フォクトの美声はピュア過ぎて
時代劇:殿様役の様に~ ローエングリン:パルシファルが金髪の容姿からも適役
と納得させられる~☆???☆

『本調子では無いけれど今夜は歌う~』と本人に聞いた関係者談~ にも拘らず
素晴らしい美声を奏で~ 闇の中に涙を誘うフロレスタンが横たわって居た***

最終場面を観ればフォグトだけでなく、誰もが声 & 喉を痛めるだろうと理解出来る
凄まじい量の埃~ 天井を見上げライトに照らされ降り注ぐ砂埃~ 此方も口元を
抑える程に~~■◆×◆■ 問われる演出家の良識~¿?
只、時代詐称した割に全体的には纏まり~ 特に二幕目は歌手陣の素晴らしい
歌唱 & 演技でドラマを成功させた~☆♪♯※♪♭★ 感動的な公演だった~◎◎

   ************* Fidelio *************

2014年12月13日 ミラノ*スカラ座 ≪ フィデリオ ≫
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Deborah Warner
舞台装置&衣装:Chloe Obolensky / 照明:Jean Kalman
Leonore:Anja Kampe / Don Fernando:Peter Mattei
Don Pizarro:Falk Struckmann / Rocco:Kwangchul Youn
Florestan:Klaus Florian Vogt / Erster Gefangener:Oreste Cosimo
Marzelline:Mojca Erdmann / Jaquino:Florian Hoffmann
Zweiter Gefangener:Devis Longo
New Teatro alla Scala Production:新演出ミラノ:スカラ座
Teatro alla Scala Orchestra and Chorus:スカラ座合唱団 & 管弦楽団

☆ダニエル・バレンボイム:スカラ座最期の開幕指揮になるが
まぁバイタリティは凄い~ 特にシュトルックマンはエネルギッシュな
声量なので~ ドン・ピザッロの時 @ ダニエルは馬鹿力で思い切り
振り過ぎの感は否めず~ 腹立たしかった〈不平〉

……………………………………….
余談
何だかんだ個人的に色々振り回された一週間~フゥッ~ ミラノ出発前日11日
PCチェックイン終了 & プリント・アウト @ 5分後:緊急??メール着信
『エッ~?? 嘘~』狐に抓まれた様なお知らせ~▽×◆

[ 明日の搭乗予定フライト:キャンセル]??? 驚きより 『 何是~冗談~??』
としか思えず~ 幸いこう云う時:効用を発するAF顧客回線へ @ 待たずに
状況確認 及び 情報取得『 ミラノ管制塔のスト 』寝耳に水の返答~
ミラノの社会情勢まで知る由も無く~ 個人的予定変更に奔走~フゥッ※

と言う訳で13日の早朝フライトで一路ミラノへ @ 無事着~ホッ~ΨДΨ
今更ながら~ こんな事も有るんだ風に受止め~ 同時発生した携帯問題も
出発が一日延びたお蔭でクリアー 【 災い転じて福~?!!?】と云うべきか〈苦笑〉

スカラ座:平土間一列目 @ ファルク歌う真正面:邪魔無しで集中して聴ける
幸運にも恵まれ~ 素晴らしい宵を満喫~☆☆彡 不運にめげず【振返れば~】
運も向いて呉れるのかな~??と~感謝感激~!!!!
レオノーラ & フロレスタンの様に最期まで諦めず~ 幸せを掴む物語と自身を
勝手に重ねた~〈笑〉!◎^●^◎!

**************************************
スカラ座 @ 開幕シーズンは、ドミンゴ ≪ オテロ≫ 初日観劇以来~
あの晩は、スカラ座リニューアル:オープンも兼ねて華やかだった~♪♪
演出:舞台:衣装が豪華だった事に加え~ リカルド・ムティ:
プラシド・ドミンゴ:バルバラ・フリトリ~と我々の時代の知名度
スター性カリスマ保持者が揃い~ 昨今の コンテンポラリ @ 味気ない
演出とは違い~ 初日に相応しい雰囲気を醸して居た~!◎^●^◎!

其の後、スカラ座:オープ二ングに興味は薄れ~ 特に演出:歌手陣に
惹かれる公演も無く~ ラジオ中継も聴か無くなった~@@@
が、今年は既に追っ掛け18年となる~ ファルク・シュトルックマン
スカラ座:開幕公演~ 見過ごせず現地へ跳んだ≪フィデリオ≫~☆※★
と云うか~ドン・ピザッロでは有るが~(苦笑) 何回聴かせて頂いたか~??

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

1997年4月27日 ベルリン:シュタッツオパー≪フィデリオ≫
★指揮:Sebastian Weigle / 演出:Stephane Brauschweig
レオノーラ:Inga Nielsen / ロッコ:Rone Pape
フロレスタン:Sergej Larin / ドン・ピザロ:Falk Struckmann
マルツェリナ:Gabriele Fontana / ジャッキノ:Andreas Schmidt

1997年12月12日 ベルリン:シュタッツオパー≪フィデリオ≫
★指揮:Sebastian weigle / 演出:Stephane Braunschweig
レオノーラ:Gabriele Maria Ronge / ロッコ:Rene Pape
フロレスタン:Reiner Goldbeg / ドン・ピザロ:Falk Struckmann
マルツェリナ:Carola Hohn / ジャッキノ:Par Lindskog

1999年6月30日 ベルリン*シュタツオパー ≪ フィデリオ ≫
★指揮:Sebastian Weigle / 演出:Stephane Braunschweig
舞台装置:Stephane Braunschweig & Giorgio Barberio Corsetti
衣装:Bettina Walter / コーラスマスター:Ernst Stoy
Leonore:Inga Nielsen / Don Fernando:Hanno Muller-Bracmann
Don Pizarro:Falk Struckmann / Rocco:Rone Pape
Florestan:Johan Botha / Erster Gefangener:Bernd Riedel
Marzelline:Carola Hohn / Jaquino:Stephan Rugamer
Zweiter Gefangener:Devis Longo

2000年10月21日  NY :メトロポリタン ≪フィデリオ≫
★指揮:James Levine/ 演出:Jurgen Flimm
レオノーラ:Karita Mattila / ロッコ:Rene Pape
フロレスタン:Ben Happner / ドン・ピザロ:Falk Struckmann

2000年11月17日 ウィーン*シュタツオパー ≪ フィデリオ ≫
★指揮:Leopold Hager / 演出:Otto Schenk /衣装:Leo Bei
舞台装置:GuntherSchneider-Siemssen / 照明:Ernest Dunshirn
Leonore:Gabriele maria Ronge / Don Fernando:Geert Smits
Don Pizarro:Falk Struckmann / Rocco:Franz-Josef Selig
Florestan:Gosta Winbergh / Erster Gefangener:Bernd Riedel
Marzelline:Ildiko Raimondi / Jaquino:Herwig Pecoraro
Zweiter Gefangener:Friedrich Springer

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1985年6月29日 ウィーン*シュタツオパー≪フィデリオ≫
★指揮:Uwe Mund / 演出:Otto Schenk / 衣装:Leo Bei
舞台装置:Gunther Schneidr-Siemssen
Florestan:Gerd Brenneis / Jacquino:Helmut Wildhaber
Leonore:Gwyneth Jones / Marzelline:Edith Mathis
Don Pizarro:Peter Wimberger / Don Fernando:Hans Helm

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