マクベス*初日★シャンゼリゼ劇場~♪♪ [パリ:TCE.fr]

大成功:ジゼッペ・ヴェルディ≪マクベス≫初日 @ シャンゼリゼ劇場~☆彡
久しぶりにイタリアン・オペラを満喫~@@@ ダニエル・ガッティ指揮~
ベートベン・チクルスより水を得た魚~◎●◎ 演出 & 歌手陣全て
イタリアン & フランスとラテン系が勢揃い~!! ガルニエで聴いて以来の
ヴェルディらしい ≪ マクベス ≫ を聴かせて頂けた~(^^♪

マクベス:ロベルト・フロンタリの声質はマクベスを奏で~ ブルゾン以来、
正真正銘のマクベスを感じさせる音色~ 非常に良かった~☆彡 少々残念
だったのは、マクベス夫人:スザンナ・ブランキニ ≪ アッティラ ≫ DVDで、
オダベラを聴いて想定内では有った。 高音に移る時、息張る様な~ 叫びが
気になって居たが、もう7年前の録画、少しは変って居るかと思った。
が、ほゞ変わりなく、それでも最後に頑張って美声を奏でた~ホッ◎

驚きは、マクドフ @ 仏テナー:ジャン・フランソワ・ボラス 非常に
美しい声質~ 爆音でがなる事も無く、最後まで安定した声量で丁寧な歌唱
しっとり聴かせ~ 繊細なニュアンスを伴う美声~ 情感籠る演技も感じ取れ
将来が楽しみな素晴らしい新人テナーに遭遇~@ 

帰宅バスで隣合併せた仏婦人~ プログラム:購入されていらしたので、
図々しく『失礼ですが~ ジャン・フランソワ~ って仏人ですよね~??』
『そう~素晴らしかったわね~! メトで、カウフマンの代役を務めた
そうよ』と、嬉しそうに嬉々として応対して下さり~ 情報入手~
フゥッ~δζ

最近は極力、プログラム入手を控えて居る~▲◇ 何しろ荷物整理を
家族から催促される昨今、増やしている場合では無い事情も~トホホ!!
忍んで~ お伺い、然し思わぬ会話に発展のきっかけを掴む事も~δЮ
バスの降り口で、お会いした仏老紳士に声掛けられ~『エッ~??』
『この間、グリゴロの帰りに逢ったよね~!』 帰宅バス:何時の間にか
顔見知りの感想会~??

.....(^^♪..........(^^♪..........(^^♪..........(^^♪.....

ベルリンのは、ドミンゴの歌う ≪ マクベス ≫ を聴かせて頂いた~**
演技力抜群:喘ぎ~ 苦悩~ ドラマティックな役造りは逸品、、、、、
ダニエル・バレンボイム指揮 :ヴェルディは独逸版と云うか自己満足型~*
歌手陣は東欧 & ロシア、情感云々~は無く、独逸のコーラスは、個人的
イメージのイタリアンには程遠い。 演出は、色使い構図等、モダン芸術
@ エンタメとして楽しませて頂けた ≪ マクベス ≫だった~*

...................MACBETH...................

2015年5月4 & 16日   巴里:シャンゼリゼ劇場 ≪ マクベス ≫
★指揮:Daniele Gatti / 演出 & 遠近図法装置:Mario Martone
衣装:Ursula Patzak / 振付:Raffaella Giordano / 照明:Pasquale Mari
Orchestre National de France:仏国営管弦楽団
Chour de Radio France:ラジオフランスコーラス:Stephane Petitjean
Macbeth:Roberto Frontali / Lady Macbeth:Susanna Branchini
Macduff:Jean-Francois Borras / Banquo:Andrea Mastroni
Malcolm:Jeremy Duffau / Lady Macbeth侍女:Sophie Pondjiclis

☆オケピット真上の席を頂、ダニエル・ガッティを監視~(苦笑)
慣れた手付き & 歌詞も一緒に口ずさみつゝ、余裕の指揮に終始~
『エェッ お休み~??』と、時に何もせず~ 目配せで阿吽か~?
まぁ~ 納得の指揮 : 演奏を奏でて頂き無事終了~δζη

☆CG:遠近図法を駆使した演出、装置はミニマリスト~と云うか
ほゞ何も無く~ CG映写の紗幕:ミラー:額縁:椅子~ そして
遥々ご登場の馬二頭~ ガロップ訓練受けた乗馬~ 王様の白馬は
コスチュームも品格があった~** 振付 & 照明も功を奏し~
シンプル好きのパリジャンを喜ばせた~◎^●^◎//

☆グロテスク & キッチュ独逸演出家軍団と異なり、歴史 & 物語
曲をしっかり理解し、モダン技巧を駆使:創造的:演出を構築~
個人的には、イタリア軍団に軍配~ 天晴~☆ 仏観客の趣味に
一致、安心して通えるTCE:劇場の大きさも丁度良く爆音張上げず
生声が聴けるメリットに喜びも~◎*◎*◎

..................................................

[雨][雨][雨]~ どうしようか~?? 最後まで二の足踏んだ~▲▼
チケット無いし行かなくても~ 迷った挙句:支度済だった為、
一応赴いた~δЮΨ 窓口で何時もの様に『何か安い席、残ってる?』
幾つか提示され迷いつゝ『ちょっと考えさせて~』『マダム、あと5分で
開演だヨ~』ハッと我に返り、そう云えば 劇場着 @ 19時20分~
開演@19時30~~ 他人の邪魔にならず取急ぎ着席出来る端を頂いた。。

是が、まさかの~ 願っても無いオケ頭上とは~ 感謝観劇~☆彡
舞台の見通し良好 & 目線延長上にはサブタイトルが丁度良く直接、
目に飛込んで【来るものは拒まず】(笑) 通常、真面目に字幕スパーを
追うタイプでは無いが~@

本来、最終日のチケット予約済なので、もう一度聴ける~ 其れ迄に
ブランキニ嬢、何とか少しでも上達して呉れる事を祈りつゝ~▽◇◎
生で聴ける時、何回もリピートしたい~ [雨]でも引籠らず行って
良かった~ホッ@♪@

何たって ≪ヴェルディ≫ 大好きな曲、オペラに凝り始めた当初
≪アイーダ≫≪エルナニ≫≪オテロ≫≪仮面舞踏会≫≪シモン・B≫
≪トロヴァトーレ≫≪トラヴィアータ≫≪マクベス≫≪リゴレット≫
≪ルイザ・ミレー≫≪運命の力≫ドミンゴの歌うカセットを 一挙購入

ウォークマン& ラジカセ @ オート :リヴァースで、テープが擦り
切れる迄、聴いた~(^^♪(^^♪ 幼児体験の様に初期に身に付いた
音は何時までも心と耳に残るのだろうか~?? つい調子取る程に
心浮立つ~(笑) 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

追記:
何時も独逸圏の演出の酷さを嘆いているが、きっと独逸人には好み
なのだろう~と勝手に思い込んで居た。 某日、ウィーンで公演後、
夕食の招待に同席した、ミュンヘン在のオペラファン:独逸女性に、
伺った。。。

『年間セット券で、相当数のオペラを観劇なさるのでしょ??』
『うぅ~ん~ !! 演出の酷さに耐え切れず、バレーとコンサートだけよ』
エッ~?意外な返事に驚き@ 独逸人は皆、あの酷さに無関心かと
思って居たが現実は違った~◎◇▲●

因みに、メルケル首相が『 酷い演出 @ バイロイトは、もう行きません』
と、TVインタヴューで語ったそうな、数多の仏人から得た情報。。。
生憎、TV不在:生活更新中に付、情報収集は友人 & 劇場でお会いする
隣人から~**

安堵に胸を撫で下ろした~ホッ!! 今迄、独逸人のセンスの悪さ
~と、批判的に理解していたが、本質は独逸人も他国民と同様~@@
只、ラテン系の様に、面と向かって主張する事をし無い国民性なの
だろうと、是また勝手に分析~δζη  と言う訳で失礼致しました~▼

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