ウェルテル*P. ベチェザラ & E.ガランチャ★ バスティーユ~♪ [パリ.fr]

ふぅぅぅぅっ~ 参りました[m(_ _)m]:冬将軍にまさかの完敗~[雪][雪][雪]
暖冬のお正月に気を良くして滞日延長したのが災いか~? と日本の急な冷え込みに
悔んだ矢先、巴里から零下情報着信『エェッ??』 『幾ら温度上げても室内が20℃
以上に上がらず~ 震えてま~す ▼*△』とのメールに安堵~ホッ◎

何が幸いするか解らない~ と云いながらも夏は自然冷房:冬は更なる冷房完備
日本家屋:夏は良い良い:冬は怖い~ЮΨ 季節滞在者として、暖房設備云々等、
言える立場に無い居候~[涙][涙] 着ぐるみ状態でストーブから離れられず、乾燥で
患った気管支炎携帯で帰仏する羽目に~トホホ◇

留守中:凍て付いた我家:巴里も冷蔵庫状態~ と踏んだり蹴ったり~ △¶◇δ
百数十年前の石造:点火しても直ぐに暖まらず~ 2日掛りでやっと辿り着た20℃*
然しながら管理人 & 隣人曰く『 良い時に帰って来たわね~!』『 昨日迄は死に
そうに寒かったのよ~!』 と朗報を頂いた(苦笑) 厳寒の我家で気管支炎は悪化の
一途を辿り引籠り◇◆◇ と言う訳で外出不可:じっと我慢の一月だった~[涙][涙]

何としても行かなくては~!風に一念発起させた初観劇:年間予約でスタンバイ
≪ ウェルテル ≫ のチケットが後押し~ 然し咳込と時差の睡魔と云う悪条件 ⇒
心配な状況を抱えつゝ赴いた~‘@‘~が流石長年の訓練 (苦笑) 開幕と同時に
咳は忘却の彼方へ雲隠れ~ホッ(^。^) 只、自然現象は容赦なく襲う~ 気持ち
良過ぎて如何にも対処不可の受難:睡魔~[曇り][曇り] 何とか耐えつゝ~(微笑)
...............................................

夢現に~ ロマンティックな旋律と情景に吸い込まれ~ 遥むかしの思い出
≪ 若きウェルテルの悩み ≫を読書した若い頃に浸っていた~ ΨД¶
ウェルテル:ピォトル・ベチェザラ & シャルロット:エリナ・ガランチャ
想像を超える理想のカップル:想定外の感動に感謝~☆彡★

≪ ファウスト ≫ に続く仏演目:益々流暢で美麗な仏語をご披露頂いた
ピォトル・ベチェザラ:何気ない自然体の演技に感涙:情緒豊かに音域広く
奏でる美声は切なく~ 因りドラマティックな雰囲気を醸した~(^^♪

シャルロット:エリナ・ガランチャ:多彩な音色を駆使:豊富なニュアンスを
伴う表情:仕草:立居振舞~ 自然な表現のすべてが:禁断の恋心を胸の奥
深く忍ばせ~ 気丈な気高さを感じさせる見事な演技だった~★◎^●^◎//

演出:ブノワ ジャコーと云う洗練された仏映画監督 ≪ 椿姫 ≫ の演出でも
手腕をご披露頂いて居る演出家軍団~!! 実はこの作品:初演は2010年
然し2009年に退屈な旧演出の≪ ウェルテル ≫ を、ロラン・ヴィラゾンで
聴き『 えぇ~ッ 又・ウェルテル? 』風にうんざり~で避けた。。

その上 ≪ ウェルテル・コンビ ≫ としてその後、彼方此方で公演を繰り広げた
Jカウフマン & S.コッシュ:ドミンゴの日程序にメトの予約入れたが:興味薄に
陥りキャンセルに至った~▼

そんなこんなで、この演出は素晴らしく仏人好みと評判は伺って居たが、やっと
理解出来る仲間に潜込んだ~◎●◎ 1984年 @ ガルニエで初めて聴いた大好きな:
ジャンルイ・サマリタニの≪ ウェルテル ≫ あのイメージを崩す事無い公演に
巡り会えた~ ☆彡 歌手陣:然り~\(^o^)/

消え入りそうな存在のウェルテル & 時代背景から~ 叶わぬ恋心をひた隠す
シャルロット~ 純粋無垢な若い二人の悲哀:凄まじい悲劇の結末~ 鳴り止まぬ
万雷の拍手で好演を称た~ブラボー☆彡

2000年以降:巴里では意外と定期的に再演される演目~ 声質 & 役相応:個人
好みの聴きたい歌手陣に恵まれず~久々に赴いた ≪ ウェルテル ≫ 長らく辛抱の
甲斐あり~!! 納得の舞台に遭遇:感謝観劇の2016年開幕~ホッΨД¶

>>>>>>>> WERTHER <<<<<<<

2016年2月1& 4日 巴里:バスティーユ ≪ ウェルテル ≫
★指揮:Giacomo Sagripanti / 演出:Benoit Jacquot / 照明:Andre Diot
舞台装置:Charles Edwards /衣装:Christian Gasc
Werther:Piotr Beczala / Albert:Stephane Degout
Charlotte:El?na Garan?a / Sophie:Elena Tsallagova
La Bailli(シャルロット& ソフィー姉妹の父): Paul Gay
Orchestre de l’Opera national de Paris:パリ国立オペラ交響楽団
Choeur d’enfants de l’Opera national de Paris:パリ国立オペラ子供合唱団
Production originale du Royal Opera House, Covent Garden, Londres
注:オリジナルプロダクション:2004年ロイヤルオペラハウス
舞台装置:衣装:照明担当:Charles Edwards

☆大きな動きでドラマティックに演じる役では無い演出:夢 & 浪漫を抱き
不器用でぎこちない~ 朴訥なウェルテルを演じるピォトル~ 長身スリムな
容姿は誠実な詩人の純粋さを感じさせ好演~☆彡

☆陰湿な暗い重苦しい空気が流れる部屋~ ウェルテルからの手紙に動揺しつゝ
ただならぬ心情のシャルロット~[黒ハート]  手に取る様に伺えるデリケートな起伏
時折窓辺の優しい光を浴びながら~ 遠く目を馳せ佇む情景は印象派の絵画を
彷彿させる美麗なシーンだった~**

    ...............★.............☆彡.............★. ..........   
追記:
2月4日 ≪ ウェルテル ≫ 最終公演日~▼ 『絶対に聴かなきゃ~!』と最後の
足掻き~窓口の列に参加を決め[雨にも負けず “風邪”にも“睡魔”にも負けず]
絶対確保を誓いルンルン気分で早めに赴いた~◎ 然し通常の入り口は封鎖
『 エェッ~どこから入るの? 』

テロ対策:セキュリティの為、ボックスオフィスの状況に至るまで、想定外の
厳重チェック~? 安全確保優先:不便になった等、愚痴ってはいけない(苦笑)
そして係員に宣告された(笑) 現金:50€と身分証明書の提示『 エェッ~??』
知らぬ間に15€の便乗値上~?? 『 まぁ~30 / 35€ は格安だったわね~!』と
納得の年金受給者軍団~(微笑) テロ対策の人件費:観光客減の事情も理解!!

兎にも角にも、そんなこんなで無事平土間前列ゲット~ホッ。。。 最終公演
ピォトル.B & エリナ.G:歌手陣も拍車が掛り、1日より遥に力の籠った迫力の
歌唱をご披露頂いた~ ☆彡 3幕:ウエルテル壮大なアリア & 続くデュエット
舞台を愛しむかのような熱唱:調和の取れた音色の美麗な響きに感涙~[涙][涙]
大成功を収め感動の幕を閉じた~[モータースポーツ][モータースポーツ]

..........♯..........♭..........(^^♪...........♭..........♯......

余談:
然し此処に辿り着く迄の紆余曲折?劇的な試練(?)が~ 感慨を深めたか~?!
一幕終了後:舞台装置変換時:凄まじい破壊音と怒号『 エッ?何か落ちた?
倒れた?? 』風な騒音~ 内心『怪我人が出ないと良いが~』と祈った。。。

二幕:開幕前:マイク片手の支配人登場『 やっぱり~ 』と誰もが顔を見合せ
[ 30分延長の通達 & 謝罪]拝聴。 隣席同士で井戸端会議如き論争開始
『 帰りが遅くなる~ 』とか言いながらも『会話に夢中』結局1時間延長で無事
好演終了を迎えた~[黒ハート] 不意のハプニングにも負けず耐えた歌手陣:奏者:観客
大満足の最終好演は素晴らしかった~[三日月]

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