野外コンサート ★ オランジュ @ アンティック劇場~♪ [オランジュ.fr]

南仏特有の強風:嵐の様なミストラルの中で行われた野外コンサート~Θξ♪
ソプラノ:ソニヤ・ヨンチェヴァ & テナー:サイミル・ピルグ @ 旬の二人の
繊細な美声~ 演奏が風と共に去ること無く~ 大満足の公演を堪能~\(^o^)/

豪華メニューのオランジュに軽々腰を上げた ≪ 椿姫 ≫ 前夜のプログラム~
@ サイミル・ピルグ & ソニヤ・ヨンチェヴァ @ 思い掛けない新鮮な前菜に
即:飛付いた~〓[りんご]〓 『 う~ん [キスマーク] 誠に結構なお味~??』素晴らしかった~[演劇]

またしても想定外:更新の状況に遭遇~フゥゥッ!! 自然界との戦い @ ライヴ
リスク~? 屋外公演の経験は極少では有るが~?? と云うか通常は?[雨][雷]夕立を
案じ極力避ける事が多い [雨][雷] 然し避けたくない公演は[ 楽観的に運命を信じ ]
と言う訳で:キャンセルになる[雨]は避けられたが~ まさかの強風 @ 風速10m
近い風の中で決行とは~ 新参者には些か驚き~(*0*)

背後は高さ36mの壁に守られ~ 舞台横幅103m:抜群の音響を誇るローマ遺跡
アンティック劇場、演奏 & 声が吹飛ぶ心配も無く~ 半円型の谷から涌き上がる
美麗な響き~ 然し時折:荒波が押寄せる如く[波]ザザザァ~ッ[波]
『何 ?~是 ??』[曇り]~強風に揺れる木々の騒めき=壊れたスピーカーの様な~??
奇妙な伴奏を伴いつゝ~♯♪♭~夜空を舞う音の饗宴~♪[三日月]♪ 戸外の開放感に
浸りつゝ~ 魅了される贅沢なコンサート ♪★♪

只、容赦なく吹き荒れる強風は勝手に譜をめくり~ 洗濯バサミでは間に合わず
飛ばされそうな楽譜を慌てて押さえながらの奏者~ お疲れ様でしたm(--)m
常設劇場内と異なる厳しい条件を携えた:コンサート~ 予期せぬ巡り会い~
南仏のミストラル~ 感動に浸りつゝ新たな経験を積んだ~♪[黒ハート]

オランジュ @ 歌手:指揮者:奏者 & 観客にとって:ミストラルは想定内
【別に~】風 ??『 こんなの普通だョ~!! 』と平然と聴入る隣席の仏人夫妻
ご主人は、テナーとして唄って居らした事もあるとか~☆^♪^♪

『オランジュの観客は常連が多い~!♪! ソニァが聴きたくて来たんだョ』と
態々訪れたそうな~◎●◎ フェスティヴァル開催地でヴァカンスを過ごす
仏各地からのクラシックファン~♪★[三日月]☆♪ この晩は翌日の ≪ 椿姫 ≫
観客数には遥に及ばなかったが~ 絶大な拍手は鳴り止まなかった~▼●◆

※思えば ≪ 椿姫 ≫ が特別だったとも云える程の観客動員数~!! 8~9000人
と云われる会場は満席~!!! 丘の頂上に近い場外無料席迄、満員~ΨΘΘΨ
オランジュは、ヴェローナと違い直接石段に腰かける為、座布団必携~□!■
まぁ~余程、好きでなければ此処まで訪れる観光客は少ないだろう~▼▽▼

※4年前は座布団の貸出が目立ったが、今回は余り気付かなかった~???
劇場周辺の土産物店で10€の軽い座布団が夕刻:店頭に並んで居た~[本][本]
丁度、急な[雨]に傘を販売する様に~(笑) ミストラルで冷え込みの予想された
此の晩、ヒートテック素材の軽量毛布もコンパクトに丸めて販売~\(^o^)/

・・・★・・CONCERT LYRIQUE・・★・・・

2016年8月5日 アンティック劇場≪リリカル・コンサート≫
★指揮:Paul Daniel
ソプラノ:Sonya Yoncheva / soprano
テナー:Saimir Pirgu / tenor
プログラム:一部
BERLIOZ :Le Corsaire / Ouverture:前奏曲
GOUNOD:Romeo et Juliette/Air de Romeo "Ah! leve-toi soleil"
MASSENET:Herodiade/Air de Salome : "Il est doux, il est bon"
Werther:Prelude/Air de Werther : "Pourquoi me reveiller ?"
Le Cid:Air de Chimene : "Pleurez mes yeux"
Manon:Air de des Grieux : "Je suis seul ah fuyez, douce image"
Duo Manon-des Grieux : "Toi, vous... oui c'est moi"
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Seconde partie:二部
VERDI:La Forza del destino / Ouverture:前奏曲
Macbeth:Air de Macduff : "O figli...ah, la paterna mano"
PUCCINI:La Rondine:Air de Magda : "Ch'il bel sogno di Doretta"
CILEA:L'Arlesiana:Air de Federico : "E'la solita storia del pastore"
PUCCINI:Suor Angelica/Intermezzo
Tosca:Vessi d’arte
La Boheme:Air de Rodolfo : "Che gelida manina"
Air de Mimi : "Si, mi chiamano Mimi" (extrait a l'ecoute)
Duo Mimi-Rodolfo : "O soave fanciulla"
Orchestre National Bordeaux-Aquitaine

☆『やはり声が飛ばされているか?』と心持気になった一幕目 @ ピルグ
然し二幕目:イタリア物は抒情的な音色を醸し~ 水を得た魚の様に
素晴らしかった~(^^♪

☆テクニック駆使の壮麗な歌唱をご披露頂いたヨンチェヴァ~(^^♪
スリムな体型から叫ぶ事無く~ 優雅な音質を奏でた~ξ♪Ψ

☆広い舞台 & 広大な客席を前に、二人の歌唱は自然体で穏やかに~
品格ある魅惑的な美声を奏で聴衆を魅了した~♪[黒ハート]

☆指揮者:ポール・ダニエルの采配も功を奏した?? 嵐に負けず勢力的に
頑張って頂いた:ボルドー-アキテンヌ国立交響楽団~!◎!

☆晴天の日は焼付く太陽で熱せられる石段席:火傷回避の為:座布団携帯
然し今回の様にミストラル吹き荒れる時は、温度差が激しく深夜は冷え込む
との情報を事前に入手(微笑) 『コート着用+毛布掛け~』と伺って万全な
寒さ対策で臨んだ~[カバン][カバン]

座布団敷いて & 大判ショールに包り自然と闘いつゝ観劇~フゥゥッ!!
雨さえ降らなければ決行と云う厳しい条件に立向う舞台関係者 & 観客
相互の強い意志はミストラルをものともせず ?? 愉しい宵に耽り感激 &
安堵~ホッ☆彡

~~~~~>>>>>~~~~~<<<<<~~~~~

そう云えば~ 吹き飛ばされそうな南仏の強風 @ ミストラルの威力~!!
10数年余り前の夏 @ マルセイユ出張の折、既に経験済だった~ξΩδ
午前中:高台から眺める:澄んだ青空 & 清々しい紺碧の海に惚れ惚れ
美しい景観に目を奪われた~Ю¶

午後:吹き荒れるミストラルに真っ白く泡立ち荒れ狂う~[波][波]
変り果てた凄まじい港~ 白の紗を掛けた様な印象派:モネの風景画を
目にする様な初体験 @ 衝撃を受けた光景が鮮明に蘇る~(*o*)

あの旅は [ ル・コルビジェ ] 建築:マルセイユ集合住宅を宿として
提供された部屋【 ユニテ・ダビタシオン 】に宿泊~[家]
ル・コルビジェ:匠な技巧を駆使したデザイン・ディテールに囲まれ、
50年代に思いを馳せた~[家][家] 個人的:誕生と同年に産声を上げ( 着手 )
⇒ 5年後に完成と云う偶然も感慨深かった~[ビール][ビール]

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