ローエングリン*K.F.フォクト★ROH:ロンドン~♪ [ロンドン.uk]

今シーズン最期のワグナー観劇 & 大鳥はROH新演出 ≪ ローエングリン ≫
拝聴の旅~[カバン] 仲良くなりつゝあるユーロ★スター[新幹線][電車][新幹線] 絶頂を極める素晴
らしい宵に乾杯~[バー][るんるん][バー][るんるん][バー] 

[ ローエングリン ] の化身と見紛う=クラウス・フロリアン・フォクト~[演劇][黒ハート]
もう何回も云い尽したが~ 神聖な澄んだボーイソプラノ風:美麗なハイトーン
白鳥に乗って天から舞い下りる幻想が描ける崇高な音質~ 残念ながら個人的
想定:騎士の登場シーンは覆されたが(苦笑)  

戦いで崩れかけた廃墟の建物が並ぶ中~ 辺り灰色に覆われ異変に驚く合唱が
終り静けさが漂う~ 眩い光が差す中央に無造作に座る [ ローエングリン ]
フォクトのご登場~[ひよこ][雷][ひよこ]

綿菓子の様な~ 霞の様に柔和で甘く優しく~ まるで子供に語り掛けるかの様に
幻の白鳥に感謝しつゝ別れを告げる~ 心が洗われる清らかさ伴う丁寧な歌唱は
逸品:唯一無二のローエングリン [キスマーク][耳][るんるん] 崇高な音色を聴く為:ロンドンへ [新幹線]  
フォクトの美声に導かれ惹かれ赴いた~Дδ 新演出の疑念も顧みず~ 如何なる
状況に遭遇しようと無視に徹する覚悟で~?? 心強く決断~(笑)

確信の優美な音質を奏でる歌唱に惹き付けられる独逸圏:テナー:フォクト & 声人
イタリア圏:テナー:デ・ビアジョ~ 胸に響くエレガントで繊細なニュアンス
伴うゆとりある自然体の発声~ 双方共に奏でる声質の美しさに惹かれる~[黒ハート] 

多彩な公演に恵まれ満足のシーズン終了を間地かに迎える~ホッ(安堵)

~~~[演劇]~~~ LOHENGRIN~~~[演劇]~~~

2018年6月13日   ROH:コヴェントガーデン≪ローエングリン≫
指揮:Andris Nelsons
演出:David Alden / 舞台装置:Paul Steinberg
衣装:Gideon Davey / 照明:Adam Silverman
ヴィデオ:Tal Rosner / 動き:振付:Maxine Braham
コーラスマスター:Peter Manning
Lohengrin:Klaus Florian Vogt / Heinrich I:Georg Zeppenfeld
Elsa von Brabant:Jennifer Davis / Ortrud:Christine Goerke
Herald:Kostas Smoriginas / First Noble of Brabant:Konu Kim
Friedrich von Telramund:Thomas J. Mayer
Second Noble of Brabant:Thomas Atkins
Third Noble of Brabant:Gyula Nagy
Fourth Noble of Brabant:Simon Shibambu

☆アンドリス・ネルソン指揮も素晴らしかった。 前奏曲は念入りに神聖な
静寂を伴い~ 多少単調さも否めないが美しかった。 その後は徐々に高揚
ドラマティックな構成で良かったが、感動には至らなかった~?!!?

☆エルザは早々降板を発表した[クリスティナ・オポレ] ネルソン夫人に変って
アイルランドの若手:ジェニファー・デヴィス~透明感が漂う音質は幻想的で
清楚なエルザを感じさせた~!! フォクトの声と相応の神秘性を伴うハイソプラノ
相互相俟って相乗効果抜群~ 描かれる神秘的な未知の世界~ 夢物語の要素を
因り感じさせた~◎*●^◎//

※4月8日 @ 文化会館:コンサートで聴いた [ エルザ ] を彷彿させた~[耳][キスマーク]
Regine Hangler:レジーヌ・ハングレーの様な澄んだ穏やかな美声 ◎^●^◎

※失礼だが個人的には [ オポレ⇒ エルザ降板 ] は想定内と云うか、彼女の
声質 & 歌唱:演技の雰囲気等々からキャスト発表を観た時から想像に難く~
当初から[ 本当に歌うの~?? ] との疑問を抱き:ミスキャストと思って居たが
幸運にも体調不良?? で降板メール着信に有頂天 \(^o^)/

※代役 @ デヴィスが誰か?? 等、問題では無かった、只々 [オポレ] 降板で
救われた。 果たして予想通り吉報に思惑命中:素晴らしい[ エルザ ] に
遭遇 @ 瓢箪から駒~☆彡[ウマ]

※[ ローエングリン ] は何回も聴いたが、是程の主役カップルは覚えがない[曇り]
歌手を選ぶ対象が何時も[ オルトルート & テルラムント ] だった為、個人的な
過失で自業自得~?? 残念ながら[ ローエングリン & エルザ ] が霞んで居た (笑)

☆テルラムント:トマス J.メイェー & オルトルート:クリスティーヌ・ゲォルケ
双方共に無難に役を熟し歌唱力も十分~!! いずれにしても、この二人の役は既に
ずば抜けた歌唱 & 演技力:カップルを聴いているので、それ以外は及第レベルと
云う他無い~¶

☆ハインリッヒ一世 [王冠] ゲオルグ・ゼッペンフェルド 声質:演技共に適役。 
二幕 @ 教会前で事後裁判の様な設定の証言台が置かれ、テルラムントが証言
台?に立って自己主張~?? [ 得体の知れない魔力に負けた~ 正当な戦いでは
無かった~] 風な場面で、急におろおろする王[王冠] が滑稽だった(笑)

☆伝令:ヘラルド:コスタス・スモリジナス:傷痍軍人風な衣装で、左半身は
肩から腕:脚までギブスで固め、負傷の足を引き摺る如く歩行:バリトンバス
音質は威厳があり~ 演技 & 声共に:テルラムントより存在感抜群~[手(チョキ)][手(チョキ)] 

※思い起こせば既に遥古、サンタフェのエスカミヨを熱演した若手だった~
あの演出でも、プレスリーの様な奇抜なエスカミヨを演じ愉しかったが、益々
貫録充分に成長を遂げていらした~[手(チョキ)][手(チョキ)][手(チョキ)]

★『まぁこんな物だろう~』程度の演出、良くも悪くもない時代詐称:物語
舞台装置 & 衣装から想定すると1945~50年代~戦後を設定か~?? 場面毎に
何か他からのアイディアソースに影響を受けた感じも否めなかった~?? 

★二幕:純白のウエディング姿のエルザ Vs胸 & 袖に黒のレースをあしらった
深紅の強烈なサテンドレス:オルトルートとの対峙は【白鳥の湖】風想定~?? 

★此処でテルラムンドの証言台に立つ様相は、昨夏のバイロイト[マイスターS ]
ワグナーを証言台に惹きだす様な場面とダブル~

★ローエングリン & エルザの寝室では、ローエングリンがシーツを床に広げ~
二人でシャンパン:[バー]:何となく英国のピクニック~?? 風景が思い浮ぶ(微笑)

★三幕は黒澤明 [ 乱 ] 戦国兵士の衣装を想像させる多勢の戦士:上から赤と黒
白鳥をモチーフにした白~ と云う色合いの垂幕、武将の軍勢のぼり旗を彷彿~[モータースポーツ]
片や白鳥のモチーフでは有るが、何となく卍の代り?? ナチの旗のイメージも
否めなかった~??

今迄観た色々な舞台を思い浮かべながら~ 勝手に想像を描きながら~ と
云う訳で、演出は背景のおまけ的な脇役に徹し、フォグトの美声を十二分に
堪能させて頂けただけで大満足~[ひよこ]

※実は、このチケット:4月8日のコンサートを聴いて、興奮冷めやらぬ侭
[ そう云えば~] [ 絶対聴かなきゃ~] 風にROH新演出の公演を想い出し
即サイトを開けてチェック:然し時遅かりし~ 既に数日前に販売開始で
目ぼしい安価席は、ほゞ完売~トホホ[涙]  

ROHは劇場が狭い為、チケット高額 [ 別に予定がある人生では無し ]とは
云え一応ダブルブッキングを回避すべく:個人的予定表チェック後、安価席
優先で検索 [ オォォォ~危機一髪 ] 残って居る一番見易い手頃な席に有り
付けた13日 ~ホッ(安堵) 想定外の良い席に恵まれた~\(^o^)/

ひと声奏でるだけで~ 凛々しい姿の [ ローエングリン ] が瞼に浮かぶ~
金髪 & 長身の容姿も完璧~!! そして☆スター気取りのない人間味漂う謙虚
な姿が役創りにも感じ取れ自然体が素晴らしい~[晴れ][三日月][雨]

・・・・・・・・・・・・・・・・
追記:
果てさて?? この機に及んで [ ひと迷惑~] と云うか何故今迄伸ばしたか?
バイロイト新演出 ≪ローエングリン≫ ロベルト・アラニャ降板劇~ 個人的
には想定内だったが。。エルザ:クリスティナ・オポレ @ ROH 同様:
双方の歌唱力に歌える要素を感じて居なかった。。。

特に、アラニャは昨年7月:丁度一年前 ≪カルメン≫ ドン・ホセを聴いて
益々確信した。 巴里:バスティユの音響装置の舞台でも青息吐息で絞出し
表情と音質で、どんなに盛大な拍手:ブラボーでも『観光客受』風にしか
感じられなかった。 

ティレマンも既に分かって居ただろう~し、代役はしっかりスタンバイ
出来ている事だろう。 今月末:新演出:初演を迎えるに当り余りに無責任
な決断だったのでは無いか~??

※ローエングリン:Piotr Beczala:既に数年前、ネトレプコとドレスデン
ゼンパーオパー で共演を果して居る。声質も良いし声量もある。
ティーレマンの構想の中には、差替えは想定内だっただろう~☆彡

現代の中堅テナーは『ドミンゴの様に~』風に、彼の経歴を安易に真似出来る
と思う様だが、ドミンゴ氏の磨き抜かれた努力の声帯:声質:声量は格別~[目]
20代に各国の著名な劇場で歌った [ ライヴ/アリア集 ] 海賊版の様なCDを聴く
限り、その迫力 & 美麗さは随一:誰にも真似出来ない生来:備え持った土台が
違うと云わざるを得ない素晴らしさ~[るんるん] 唯一無二 @ 天性 & 天声~[キスマーク][耳]

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