マクベス:ネトレプコ Vs ドミンゴ ★ SOBベルリン~♪ [ベルリン.de]

オペラ界の長老:プラシド・ドミンゴ氏 & 美声誇る:アンナ・ネトレプコ:豪華な
マクベス夫妻[黒ハート] 巡り逢う事の希少なチャンス:黄金カップルを拝聴:素晴らしい
饗宴に魅了され感謝感激 [るんるん][目][耳] 豊富な好演に恵まれた今シーズン:イタリアン
演目の鳳を飾った ≪マクベス≫ 贅沢三昧の公演に感無量 \(^o^)/ 

タイトルロール @ プラシド・ドミンゴ ¶その妻:アンナ・ネトレプコ¶バンクォ:
クワンシュグル・ユン¶マクドフ:ファビオ・サルトリetc 情感移入の歌唱力伴う
演技力 & 美麗な音質を備えた実力派:揃い踏:最高の歌手陣に恵まれた [バー][演劇][バー]

爆音好きのダニエル・バレンボイム指揮 & ベルリン:独逸人観客 [るんるん] 然しながら
新装SOBは、シラー劇場と違い万全の音響装置を備え、オケピットの深い谷間から
噴出す如き壮麗な響き:奏者は精力的な演奏に励み、ソリスト& コーラス軍団も
迫力の歌唱披露 ★☆★ 

前奏が終り舞台を覆って居た黒布幕が中央から割け ひらりと左右に落ち文字通り
[ 幕が切って落とされた ] ドラマ開幕 [本] 焼け野原になった戦場に横たわる兵士達
遠く:バックスクリーンに映し出されるCG画像 モクモクと黒煙が上り時折火を
噴くのは空爆か ?? 殊勲賞は奇才の演出家:ハリー・クファー

※意表を衝く [ 幕が切って落とされる] 演出 ≪ フィデリオ ≫ で既に施策済では
在るが 本来はSOB新装後のシーズン開演予定だった ≪フィデリオ≫ 工事遅延
に因り2016年:シラー劇場での初演となった [涙]

洗練された構想 & 具現化:シンプル・モダン、お得意の上下作動に因る舞台装置
上下二場面を合理的に変換:背後には広大なスクリーンが控え CG画像に因る
映像センスは抜群:透ける格子戸のみで軽量化された舞台装置は:傾斜撮り画像が
物語を紡ぐ時代背景を写し出す[映画][カメラ] 

物語の展開と完璧にドッキングする豊富な画像:プロ集団の技満載 & ハイテクを
駆使した装置 & 振付 芸術作品の展覧会を拝見しているかの様だった[目][耳][目]

赤と白:木目の場内は美しく:モダン・クラシックで洒落た内装 上品な雰囲気を
醸し、座席も非常に観易い間取りで音響も抜群:素晴らしい劇場に変身 [耳] 
長らくシラー劇場で辛抱した甲斐ありの画期的な姿に変貌 ΘΨΘ 初観劇を優雅に
愉しませて頂いた[目]

>>>>> MAVBETH <<<<<

2018年6月24日& 7月2日 ベルリンシュタアツオパー ≪ マクベス ≫
指揮:Daniel Barenboim / 舞台装置:Hans Schavernoch
演出:Harry Kupfer / 衣装:Yan Tax / 照明:Olaf Freese
ヴィデオ:Thomas Reimer/ 脚本:Detlef Giese
演出助手:Derek Gimpel / 振付助手:Helga Schiele
コーラスマスター:Martin Wright
Macbeth:Placido Domingo / Banquo:Kwangchul Youn
Lady Macbeth:Anna Netrebko / Kammerfrau:Evelin Novak
Macduff:Fabio Sartori / Malcolm:Florian Hoffmann
Murderer, appearance:Jan Martinik / Diener:Tomas Vogel
Erscheinungen:Raphael Kuster, Niels Domdey

☆この旅、第一目的は歌姫:アンナ・ネトレプコ [あの美声をもう一度[るんるん]]
願うは、ドミンゴ氏との共演で [黒ハート] 音質が調和し美しいハーモニーを醸す
デユエットは最高だった ΘΨΘ シラー劇場で聴いた [トロヴァトレ]以来
待ち続けた供宴:今春巴里 ≪ 椿姫 ≫ で振られて~[涙] 何が何でも聴きたい
と祈り続けた (微笑)

想い通じた??様に、二度の [ 拝聴 ] 機会に恵まれ、まるで喉の奥に鈴が忍ぶ
かの様に繊細なニュアンス帯びるシフォンの透明感:奏でるアンナの艶のある
滑らかな喉越しの響き想像絶する天下逸品の余韻に酔いしれた ★[三日月][晴れ][曇り]

☆衰え知らずの大御所:プラシド・ドミンゴ氏、テナーを凌ぐ伸びのある
高音 & 広音域による自在の声質:威厳の低音:安定した歌唱、鍛え抜かれた
教鞭且つ美麗な音質に驚嘆Σ(・□・)[るんるん] 

☆ドミンゴ氏にとって申し分ない共演者:ネトレプコのみならず、初代
オペラリア受賞者=バス:クワングシュル・ユン & パバロッティ並豊かな
声量テナー:ファビオ・サルトリ 実力派:トップ歌手揃いの
配役~!!! また々最高を更新の宵にどっぷり浸る [るんるん][黒ハート][目][耳]

☆バンクォ-:クワングシュル・ユン:SOB不動の存在感を漂わせる鍛錬の
バス、深みのある渋い響き威厳を放ちバンクォの暗く悲愴な運命を感じさせる。 
息子に将来を託し別れを告げる場面は涙腺が緩む [涙]

※1997年@SOB マイスタージンガーで時を報せる夜警を演じた時、初めて
聴いたベルリンでの活躍。 滑稽な役柄でご登場、オペラリアのユンと知って
驚いたが それからベルリン:ウィーン:巴里:バイロイト等で目覚しい活躍
& 拝聴する機会に恵まれて居る。 2010年 @ バイロイト・リングの休憩時間
偶然遭遇した奥様と束の間の会話を愉しんだ記憶も [曇り]

☆マクドフ:ファビオ・サルトリ 2009年SOB ≪シモン・ボッカネグラ≫で
拝聴した頃は、愛嬌のある姿:親しみやすさからオペラ友達と[ ちび狸 ] とか
呼んで居た(失礼) 何しろ抜群の声量は、パバロッティを彷彿させる。 現在は
体型までもが:パバロッティ並に変身 (笑) 驚きの歌唱をご披露頂いた[キスマーク]

https://www.youtube.com/watch?v=hMqSwnsD5Gk

・・・・・・・・・・・・・・

やっと[チケット]ゲットした24日:喜び勇んでSOBへ⇒ 余りの素晴らしさ余韻が[耳]
付き [ たった一度で聴き納めは無理 ] と判断 [考えてる顔] 考え抜いた挙句?? [チケット] 検索
『エェェッ ウソォ』では無かった お待ちして居りました風に願ってもない
希の席が目の前に出現 \(^o^)/

取敢えず:ホテル[家]:空路[飛行機]も同時検索。 空路は前回の早割の倍以上の中で
最安価 @ 早朝で旅立を決意(早朝は大の苦手) ホテルは徒歩圏の東から西へ
遠距離では有るが [バス] バス路線も既に経験済み (地下鉄 & タクシー嫌い)

まぁ雑多個人的条件のクリアー確認後、チケット入手~ホッ(安堵) 旅行社並の
繁雑も『聴きたさ:観たさ』一心で [ 成せば成る ] 最終公演日 @ 7月2日
再聴成功 [るんるん] 感動の一夜を再体験 [カバン] 今シーズンの鳳は、近年の経験の中で
最高に素晴らしかった [黒ハート]

残念ながら宝くじは当った事無いがオペラ公演は [ドミンゴさんが呼んで居る ?? ]
と思える程に時折:幸運に遭遇 35年のファンシップに神様からの贈り物 [プレゼント] (笑)
今公演、一般向発売前から年間予約 & 特別会員??予約云々で最終日まで完売と云う
憂目に有った [涙] 然し時折検索 @ Webサイトで出戻り席が [ 私を呼んで居る ]
風に現われた !! 迷わず即:ゲット[チケット] 有難う[ 神様 ] 感謝観劇~[るんるん][目][耳]

二回共、ロイヤル席並:二階の正面 @一列目と云う視界 & 音響抜群席 [いす][いす] 
近年、若い方がどんどん大きく育ち、ドイツは特に横に広い方も多く、なるべく
被り付の前方視界良好を選ぶが、今回は選ぶ余裕なくあてがいぶちでは有ったが、
逆に良い経験させて頂いた \(^o^)/ 新たな発見~[目][耳][バー]

・・・*・・・*・・・*・・・

追記:
そう云えば 興奮状態から暫し時を経て 先日の巴里 [トロヴァトレ ] 再演で
エカテリナ・セメンチュクが、ヴァレンシアで演じた:マクベス夫人が蘇った。
声質と演技の深さ おどろおどろしい:マクベス夫人 [目][耳] 野心 & 邪悪な
罪深いドラマを感じさせる重量感の在る歌唱は、今回のネトレプコとは異なった。 

演出もあるだろう、現代的:モダン感覚の有閑マダム風 @ マクベス夫人そして
年の差婚(風に見えるドミンゴ氏風貌:失礼)の旦那マクベス、預言を正当化すべく
マクベスをけし掛けて 風で、罪深いドロドロさを感じさせなかった。 正気を
失って白い寝着で夢遊病者の様に茫然と彷徨う姿は [ 夢遊病の娘 ] 風、可憐だった

シャルリ・ヴェレッタ & エカテリナ・セメンチュク:メゾの低音質に伴う凄みを
効かせた壮絶な [マクベス夫人] ? 旦那が王になる狂喜に満ちた野望:暗殺後の
手の血痕を洗う恍惚のアリア:頭に[王冠]冠付けた演出だと不気味さを感じさせるが、
時代詐称のモダンアート的:クプファーの演出、軽快なテンポ伴う振付で人間
臭いドラマに欠けた感もあるのだろう か?? 

ネトレプコの良く伸びる美麗なコロラトーレ声質の歌唱を聴かせて頂き大満足
だったが、綺麗に纏まり過ぎた感も否めない ??? 来シーズンは、メゾ:
セメンチュクで再演の為、再観劇に挑戦してみたい [目][耳] 何しろ [ マクベス ] は
他の演目より聴かせ処が多く、ドミンゴ氏の声を堪能出来るのが嬉しい \(^o^)/

そう云えば(口癖)、マクベス:ドミンゴ氏も、15年 ベルリン & ヴァレンシア
では、胸を掻きむしる様な喘ぐ仕草で、息苦しい苦悩を表現してシラー劇場では
息遣いも演技か本当か一瞬:ドキッとさせられる迫真の演技だったが、今回は
自然体。 マクベス & 夫人双方共、クプファー演出に因る表現だったのだろ
との解釈に至る [曇り][雨][曇り]

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nana

私は7月2日に行きました。お目にかかれるかな、と期待しておりましたが、最初にゲットした天井桟敷の1列目でいいや、と思っていたので、というより、直前にサイト見るとチケットは出ていることになっているものの、もう買われた後のこと数回で、最初のチケ以外は入手できませんでした。
ドミ様、素晴らしかったです!最後になるにつれて、どんどんお声が立派になっていき、感動しました。70代後半、さぞや律した毎日を送ってられるのでしょうね。まだまだ歌っていただきたいです。
by nana (2018-07-09 21:15) 

aimelopera

エェェッ~!! あのお席だったのですか? 出戻り購入されたかな~と見学序に平土間とか一階とか見回りましたが、お見受けせず~お逢い出来なくて残念でした。 お蔭様で危機一髪:24日の聴くだけ席入手出来た事、本当に感謝して居ります。 有難うございました。

3階の脇:一列目は悪く無いですね。 実は、あの数日前に友人が他界、傷心のベルリン在のお嬢様を、オペラ初体験にお誘いしたのです。 今後の為、休憩時間に試して見ました。 高所恐怖症には、階段がちょっと~でしたが(苦笑)

ドミンゴ氏の声は信じられませんでしたネ~ 本当にキャストが揃うと、お互いが内心ライバル~か??と思える程に頑張って呉れる様ですね\(^o^)/

本当に有難うございました。 次回は何処かでお目に掛れる事を、祈ってます。

猛暑予報が出ておりますが、どうぞご自愛下さいませ。

by aimelopera (2018-07-10 01:42) 

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