モイズ&ファラオン★リヨン歌劇場~♪ [リヨン.fr]

2023年初観劇はリヨン歌劇場≪モイズ&ファラオン≫ 初めて遭遇する曲
だったが マエストロ:Daniele Rustioni ダニエレ リュスティオニ指揮
大船に乗った気分 外れは無いと勇んで赴いた[走る人][走る人]

然しながら問題想定内の演出家 @ Tobias Kratzer トビア クラツェ
舞台を半分に仕切り 向かって左半分モイズ側[移民労働者]の貧民街
右半分はファラオン[大企業?の高級オフィス]ホワイトカラー&
オフィスレディが甲斐甲斐しく働いている [携帯電話]と云う訳で予想[曇り]外れず[涙]

移民労働者と高級オフィスの対比は何とか解り易かったが モイズの衣装に
苦心?? 仙人ではあるまいしと思われる アラブ風の大きなポンチョ 此処
だけ何故か原作の神がかり風 まぁ何でも有りのトビア軍団の十八番??
別に興味深く演出意図を追及する気も無く 先ずは眼下のオケピット&舞台
交互に確認しながら 一幕目を無事通過(安堵)

さて二幕目は非常に厳しい個人的状況に見舞われ悪戦苦闘(苦笑)4週間の
滞日後 @ 時差は半端ない[目][雷] 睡魔は容赦なく押寄せ マエストロに失礼
ながらも心地よい眠りと戦いながら もうろうと頭が揺れていた[眠い(睡眠)][眠い(睡眠)]
特に一幕と何の代り映えもしない舞台 & 初耳の曲は目覚ましにならず 逆に
睡眠薬だった[眠い(睡眠)][眠い(睡眠)]

そんなこんな耐え難きを耐え三幕目を迎えた頃は 睡魔も峠を越しつゝ
舞台装置も大きく変換で目も覚めた[目] トビア ならではの発想と言うべき?
舞台には大型ゴムボートが3隻並び皆で膨らませ乗込む移民群団 さながら
ボートピープル[船]移民船[船] 対岸の祖国目指し杖を振りかざすモイズ
レッツゴーで降幕[モータースポーツ]

幕に映し出されるCG映像は 追手の ファラオン軍団が満潮に遭遇
喘ぎつゝ〓泳ぎ回る海中のエリート軍団 滑稽な姿に観客も海底に
巻き込まれそうな映像[波]

片や客席通路には[船]ボートピープル軍団登場 マエストロは方向転換して
客席向いて指揮 降幕に映し出される海中状況CGと客席の二元中継の
様相となって 客席からの歌唱が披露された[るんるん]

嵐も静まり幕が上がると其処は南仏の高級リゾート地に早変りファラオン
ヴァカンス愉しむ金持ち軍団は何事もなかった様に パラソルの下ビーチ
チェアーで日光浴に勤しむエリート集団 爆笑で終演[晴れ]

いつも通り原作無視で曲に合せた勝手な創造物語 終り良ければ全て良??
目出度しで幕を下ろした。 現代オペラは何でも有り[るんるん] 観客無視 美麗な
演奏を聴きながら 夢現の時を過ごす事が最高[指でOK][手(チョキ)] と云う訳で この作品
初挑戦の為 本来2回観劇予定だったが[年金改革]のストに救われ二回目
30日を端折って帰宅したのは正解だった\(^o^)/

1月23日帰仏後 31日のゼネスト情報入手。 零下の続いた厳寒の巴里
冷蔵庫の様に冷え切って凍て付く拙宅 外出など想定外と この旅も一旦は
計画自体 中止を検討[NG] 然しチケット[チケット]交換は代替が有る場合のみの為
2枚も無駄にするには心痛み『まぁ折角なので』と一夜@一泊旅程に変更

PC予約の国鉄チケット 操作に手惑いながらも無事クリアー[為せば成る]
高齢者[手(チョキ)][為さねばならぬ]現代社会[パソコン] 仏語でPCとの取組は半端ない
日本語でさえPC用語は苦手:と言うか理解不可[涙]

   ****MOISE ET PHARAON****
2023年1月28日 リヨン歌劇場≪モイズ & ファラオン≫
指揮:Daniele Rustioni
演出:Tobias Kratzer / 舞台装置&衣装:ainer Sellmaier
照明:Bernd Purkrabek / 振付:Jeroen Verbruggen
ヴィデオ:Manuel Braun / コーラスマスタ-:Benedict Kearns
Orchestre et Chours de l’Opera de Lyon:リヨン管弦楽団&合唱団
MOISE:Michele Pertusi
PHARAON:Alex Esposito
AMENOPHIS:Ruzil Gatin / ELIEZER:Mert Sungu
OSIRIDE & 不思議な声:Edwin Crossley-Mercer
AUFIDE:Alessandro Luciano:SINAIDE:Vasilisa Berzhanskaya
ANAI:Ekaterina Bakanova:MARIE:Geraldine Chauvet
PRINCESSE ELEGYNE:Laurene Andrieu

マエストロ ダニエレ・リュステイオニ 選曲であれば初耳体験でも
問題無いと赴いたが エネルギッシュなマエストロ 壮大な曲を
ドラマティックに構成 演出に捉われず 夢現にも拘らず素晴らしい
演奏に陶酔させて頂いた[るんるん] [るんるん]
仏語に因る公演だったが 壮大なフレーズを伊語を口づさみつゝの指揮
(常に口元が動いている) 作品の理解の深さを感じさせる。

モイズ:Michele Pertusi ミケーレ ペルトゥジ バス以外は 全て名も
知らぬ初耳歌手陣オンパレード にも拘らず 豊かな歌唱力 & 美声を
堪能させて頂いた若手歌手陣にブラボー[指でOK][手(チョキ)][指でOK]

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