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ドン・カルロ*ダニエレ・リュスティオニ★リヨンオペラ~♪ [リヨン.fr]

壮大且つ優美な心地良い素晴らしさ 仏版 ≪ドン・カルロ≫独創性の高い演奏
構成で最高のドラマを創出~ 天晴:ダニエレ・リュスティオニ \(^[るんるん]^)/  
仏版とは言え:ジゼッペ・ヴェルディ作曲 @ フレンチ風味のバスティーユと
異なり~ 伝統的:イタリアン風味満載 ≪ドン・カルロス≫ 仏語の台詞と思え
ない程に曲と台詞が一体化~ 久々伊オペラの醍醐味を満喫~\(^o^)/ 
ドラマティックで大胆な演奏に感謝観劇~(^^♪

身体全体で表現する個性的な:リュスティオニ~ 指揮の音楽センスに脱帽~[演劇]
聴く度、感動は増長~ 天才:巨匠:リスト上位突入~[るんるん] 微妙なニュアンスで
フィリッポIIの憂鬱 & 叙情的でメランコリックなドンカルロの哀愁を惹き出し
膨れ上がるイメージを拡散 & 奇抜な効果:弾ける音質~ リズムに乗って跳び
跳ねる自然体~〓[走る人] 奏者を操ると云う因り、ご自分の中に描かれた音を奏でる
如く奏者と一体化:類稀な存在~ 巡り逢えただけで幸せに浸れる好感度~[黒ハート]

ミケーレ・ペルチュジィ & ロベルト・スカンディゥィジ:以外は、名前も初耳
歌手陣に拘らず~ 総体的レベルの揃った歌手陣。 独りよがりの人寄せパンダ風
知名度だけの歌手不在が幸い~? ? 全体が優美に纏まった歌唱~ 特筆はコーラス
哀愁帯びる開幕:フォンテンブローから~ 時にパワフルに~ 美麗に感傷的
ハーモニーで物語を紡いだ~[バー][演劇][バー]

~~~ [モータースポーツ]~~~DON CARLOS~~~[モータースポーツ]~~~

2018年3月24日     リヨン歌劇場 ≪ ドン カルロ ≫
指揮:Daniele Rustioni / 舞台装置:Alban Ho Van
演出:Christophe Honore / 衣装: Pascaline Chavanne
照明:Dominique Bruguiere / 振付:Ashley Wright
コーラスマスター:Denis Comtet
Orchestre, Ch?urs et Studio de l'Opera de Lyon
Philippe II, roi d'Espagne:Michele Pertusi
Don Carlos, infant d'Espagne:Sergey Romanovsky
Rodrigue, marquis de Posa:Stephane Degout
Le Grand Inquisiteur:Roberto Scandiuzzi
Un Moine:Patrick Bolleire
Elisabeth de Valois:Sally Matthews
La Princesse Eboli:Eve-Maud Hubeaux
Thibault, page d'Elisabeth:Jeanne Mendoche

☆非常に繊細で申分の無い演奏だったが、何故か深く酔いしれる気分に欠け
物足りなさを覚えた。 個人的には、演出が原因と分析~XX

☆前半:2時間半 休憩 後半2時間~と云う2幕区切りだったが、細切れ舞台??
一場毎に舞台装置変更の為、幕が降り~ その都度5~10分:場内待機~ふぅぅ !!
失礼では有るが、重要とは思えない殺風景なミニマリスト~ξЮΨ

☆まぁ時間の無駄としか思えない代物だった~▼△▼ 重要性を欠く舞台装置の為、
一々時間を取られ:細切れ演奏になり気分を削がれ~ 充実した観劇に至らなかった
点が心残りだった~[涙]

☆然し問題は細切れだけが原因では無い様な~¿ ? たった数分の降幕TIME、観客の
一斉:咳払い開始~ 賑やか過ぎて余韻に浸る気分等、到底無理。 毎回同じ繰返しに
誰もがうんざり¿¿『 ça commence~ ほら始まった 』と、お隣の仏紳士はうんざり
気味に呟いていらしたが、本当に酷過ぎた~▽Д◆ξ×Σ

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彷徨えるオランダ人@大野和士& F.シュトルックマン ☆ リヨン歌劇場 ~♪♪ [リヨン.fr]

オランダ人が霞むほどのダラント @ ファルク・シュトルックマン~ 想像通りの
新レパートリーは大成功~ 圧巻だった?♪(^^♪ 久々のファルク・シュトルックマン
益々磨きの掛った巧みな演技力を伴う美声 一声発しただけで 深くデリケートな
ニュアンスの響き チェロの様な弾む歌唱力 唯一無二のダラントに惚れ惚れ
再認識させられた と云うか新たに味のある役柄を堪能させて頂き大満足~☆彡★

素晴らしい公演に恵まれ感謝観劇の一夜を満喫~◎●◎ 指揮:大野和士 & ファルク・
シュトルックマンの名前だけ頼り?? 知名度歌手陣皆無 然し其処には一人でも
物語を紡げる大スターの存在 素晴らしい公演は想定内 & 確信して赴いた~**
懸念の演出もオリジナルに忠実な舞台構成 CGを駆使 想像を掻き立てる見事な
照明に我を忘れ無心で魅入った◎^●^◎

目の前に迫る大きな船の舳先 囲まれた砂山に打ち寄せる様に投影される荒波
まるでオケピットに溢れる様な潮の流れ 船酔いさえ感ずる激しさ 前奏曲と共に
荒狂う海を彷徨う幽霊船に乗船しているかの様な錯覚を覚えつゝ陶酔^^^^

船員のコーラスと共に下ろされた【錨[船]~】ではなく梯子 この高さは半端では無い
天井桟敷の高所から舞台へ 命綱携帯で降りる歌手陣 ☆彡  お年を召し始めた
ダラント @ シュトルックマンには お気の毒と思える程の急傾斜を昇 & 降 @@
然しオランダ人に遭遇した:ゼンタパパ @ シュトルックマン オランダ人の金銭誘惑に
嬉々とする姿 & 表情は潜在性コメディアンを披露 ★(^^♪☆
あの驚きのベルリン @ マイスター*斬新なハンス・ザックスを思い起こさせた §Д§Д 

久々の再会に胸躍らせ 素晴らしい宵に浸った ◎●◎ 役者並み演技に伴う繊細な
美声を聴ける歌手は希少 贅沢 @ 安易に巡り逢える事のない貴重な[ 時 ]を
刻んだ !@! タイトル・ロール @ オランダ人を聴いて来たファルクのゼンタ・パパ
まるで違う演目を聴く様な 主役が変わった様な~ 不思議な様相を醸す公演に
恵まれた ♪☆♪

    ~~LE~[船]~VAISSEAU~[船]~FANTOME~~

2014年10月22日   フランス * リヨン ≪ 彷徨えるオランダ人 ≫
★指揮:Kazushi Ono / 演出:Alex Olle / La Fura dels Baus / 衣装:Josep Abril
舞台装置:Alfons Flores / 照明:Urs Schonebaum / Video:Franc Aleu
Le Hollandais : Simon Neal / Le Timonier : Luc Robert
Daland :Falk Struckmann / Erik:Tomislav Muzek
Senta : Magdalena Anna Hofmann / Mary :Eve-Maud Hubeaux
コーラスマスター:Chef des Ch?urs : Philip White
演奏&コーラス:Orchestre et Choeurs de l'Opera de Lyon

☆海の泡と消え逝くゼンタ & オランダ人 ラストシーンは純粋に湧き上るイメージ
本来の物語 @ こうあるべき風なロマンを感じさせ 感慨深かった☆彡

☆冒頭から幽霊の様に影の薄いオランダ人 演出家の意図が感じ取れた ☆彡
舞台に積み上げられた砂に足を取られ 歌手陣には重労働を強いられただろうと
思い及ぶ~@@  駆け回るコーラス隊 舞い上がる砂塵を被りそうな 平土間
一列目 [ トホホ ] 状態も否めない ▲▽

☆デフォルメされてないオペラ公演に巡り逢えるのは 近年稀である ***
深いオケピットから勢いよく湧き上がる迫力ある演奏~ 精魂込める大野氏の指揮
姿が想像される ♪(^^♪ オケ & コーラス共に充実した演奏 & 歌唱をご披露頂いた
リヨンオペラ交響楽団 ●◎●
http://www.opera-lyon.com/spectacle/opera/le-vaisseau-fantome

………………………………………………

絹織物とポール・ボキューズしか存じ上げない不勉強者 @ 初訪問のリヨン 
オペラに惹かれて 正確には歌手 & 美声に惹かれれば~ 例え火の中 水の中に
近い心境で跳んで行く ★ 待ち遠しかった一月のご無沙汰 じっと我慢の子 ([涙])
で秦野の里【嵐と共に】引籠り耐えた3週間 フゥゥッ ▽×■×▽×◆ 
日本の10月帰国は何十年振り ?? 是ほど台風が多いとは想定外だった ▲▽◇

さて果て スカラ座 ≪ 影の無い女 ≫ 以来 フゥ 長かった ΣΨβ 
歌ってない訳では無かったが ハンブルグ ≪リング≫の演出に反旗を翻し (苦笑) 
どうしても観たくない演出は意地でも見ない風な意固地 ▲■▽
その間、新声人出現 etc etc... 様々多忙な日々であった~[晴れ] (^^♪ ☆彡

演出 & 歌手の表現力*歌唱力で何倍もの違いを生ずる公演 理解出来る
劇場支配人 & 観客に当たれば大成功。。。 然しながら近年の劇場主は胸算用
優先 歌手の資質の理解は二の次である様な感も否めず 関係者との雑談で
話は何時も嘆きに変る トホホ***

歌手陣も年齢と共に音域カバーを強いられる ?? 然し持っている声質が変る
事は無く演技力を伴うドラマティック歌唱であれば~ 役柄が変っても新たな魅力を
提供して呉れる ♭◎^●^◎♪ ドミンゴがバリトンパートの役を歌う様に (^^♪
テナーの頃は何時も主役と勘違いする程のカリスマ @ ≪ シモン・ボッカネグラ ≫
ガブリエルを歌っている頃は シモン・ボッカネグラが霞んだ様に !!

ファルク & マイヤー @ テルラムンド & オルトル-トがロ-エングリンの存在感を
遥彼方へ消し去った様に~(苦笑) 観る側 & 聴くに是ほど大きな影響を及ぼす~
オペラ歌手の資質は希少 & 偉大である~ と思う個人的見解~@@@
特にファルク で聴いた @ オランダ人は脳裏に焼付き 残念ながら
昨晩のサイモン・ニール の声は既に思い出せない (失礼)▽◆

余談:
24日はオランダ人のSimon Neal:サイモン・ニ-ルが喉を痛めキャンセル
バイロイトのオランダ人 @ Samuel Youn:サムエル・ユンが代役を務めたとか *
22日に聴いた時、迫力が無く ファルクの声と比較出来無い~ と感じたのは既に
調子を崩して居たのだろうか ¿? 然しあの砂塵舞う舞台で喉を痛めるのも無理は
無いと察する お気の毒さまです。。。

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追記  Le Vaisseau fantôme  シュトルックマン観劇資料を紐解くと
2000年6月26,29日、7月5,8,11 & 15日 バスティーユ≪彷徨えるオランダ人≫
★指揮:James Conlon / 演出:Willy Decker / 照明:Hans Toelstede
舞台装置&衣装:Wolfgang Gussmann / 演奏: Opéra National de Paris
コーラス: Opéra National de Paris
Daland:Jan-Hendrik Rootering / Erik:Thomas Moser,Heikki Siukola
Senta:Deborah Voigt / Mary:Anne-Marie Owens / Pilat:Kurt Streit
Der Holländer (Le Hollandais):Falk Struckmann,

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Der Fliegende Hollander
2001年4月8,15日 ベルリン*シュタッツオパー≪彷徨えるオランダ人≫
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Harry Kupfer / 衣装:Buki Shiff
舞台装置:Hans Schavernoch / 照明:FranzPeter David
脚本:Ralf Waldschmidt / コーラス:Eberhard Friedrich
Daland:Roberto Holl
Senta:Anne Schwanewilms / Mary:Uta Priew
Erik:Jorma Silvasti / Le Pilote:Gunnar Gudbjornsson
Der Holländer:Falk Struckmann

☆SOB FESTTAGで毎年1演目づゝ:ワグナーを仕上げて居る頃
8日 @ 初日 15日に再訪 此の頃は毎週末出掛ける元気が有ったが

☆クップファ-の演出は嫌み無いが ローエングリン[ エルザの夢 ]に続き是も又、
[ ゼンタの亡想 ¿? ]風な と云うか本質的に物語自体 @ ゼンタの亡想劇では
有るがオランダ人の画を入れた額を終始抱えて 舞台を彷徨って居た ☆

☆クラシックで落ち着いた良い演出だった * 只、ジョン万次郎か ¿? 風に
長髪を後ろに束ね~ 然し皮ジャンでオートバイを飛ばし川に転落した暴走族風情
でも有り 漂流して辿り着いた岩の上でのた打ち回る様に歌う オランダ人 @
シュトルックマン激しい動きに青息吐息~ 非常にお疲れ様の演出だった ξψξ  
相当ハードな演出に良く挑戦されたと感心させられた☆

2002年3月24日 ベルリン*シュタッツオパー≪彷徨えるオランダ人≫
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Harry Kupfer / 衣装:Buki Shiff
舞台装置:Hans Schavernoch/ 照明:FranzPeter David
脚本:Ralf Waldschmidt/ コーラス:Eberhard Friedrich
Daland:Roberto Holl
Senta:Anne Schwanewilms / Mary:Uta Priew
Erik:Stuart Skelton / Le Pilote:Stephan Rugmer
Der Holländer:Falk Struckmann

2004年10月1日 ウィーン*シュタツオパー≪彷徨えるオランダ人≫
★指揮:Ulf Schirmer / 演出 & 舞台衣装装置:Christine Mielitz
脚本:Eva Walch / コーラスマスター:Ernst Dunshirm
Daland:Walter Fink
Senta:Nina Stemme / Mary:Daniela Denschlag
Erik:Stuart Skelton / Le Pilote:Cosmin Ifrim
Der Holländer:Falk Struckmann

☆ミエリツの名前を聞くと 『エッまた 』風に デフォルメ演出家として
余り好きでは無いが ヴォルックス・オパー≪ マイスタージンガ―≫
の頃から@ ウィーンSOVで、シュトルックマンとの組合せが多く ≪オテロ≫
≪パルシファル≫ 等、演出嫌いが原因で~ シュトルックマンの舞台観劇が
激減 トホホ☆  そんなこんなで~ 聴く機会が削がれて残念では有ったが
ドミンゴ @ バリトンへの興味が移り 個人好みの若手テナーも見付り目出度し
目出度しで安堵~ホッ!!

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