ウィーン★ニューイヤーコンサート~♪♪ [その他]

1月1日に聴いた今年の ≪ニューイヤーコンサート≫  ウィーンへの初回オペラ
旅行を思い出しながら再放送を楽しんだ~♪♪   1985年1月1日パリを離陸した
ウィーン往きエア・フランス機内ではシャンパンが振舞われ~流石シャンパンの
お国柄~ 粋なサーヴィスと感心しながら~ 上空から見下ろすオーストリアは既に
一面の銀世界~機体は深雪のウィーンに着陸~★☆★

宿に付いてすぐに向かった先は~ シュタッツオパーの当日チケット購入の列へ。
1月1日は祝日の為、ボックスオフィスは休み。 殆どが立見席目的の行列の中、
新参者がインフォメーションを求めて列に新入~ 1日の夜はプラシド・ドミンゴ
指揮に因る ≪蝙蝠≫ バルコーニ・サイド席を入手して喜び急ぐ宿への道すがら~
帽子を深く被りコートに身を包んだ恰幅の良い紳士とすれ違い~ ハッと振向くと
それは紛れもなく《プラシド・ドミンゴ》だった。 

新春のオペラ初め~ 初めての ≪蝙蝠≫ 冷めやらぬ感激、余韻に浸りながら~
凍てつく足元に気使い慣れない道を滑らぬ様~ゆっくり宿への帰路を辿る~
背後から抜き去る4人の人影~ ドミンゴ夫妻と二人の付き人だった。 この日の
余りの偶然に何か深い因縁さえ感じた忘れられない一日を思い出す~★☆★

       ♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪

ニューイヤーコンサートだけは未だライブ経験がない。 1985年の1月1日@ 旅の
お目当ては ≪蝙蝠≫ では無く、ドミンゴ初演の≪ローエングリン≫ ワグナーとは
こう歌うもの~ ドイツ語の発音云々等、未だワグネリアンとか言う言葉すら知らぬ頃
先入観の無い素人が単に ≪ローエングリン≫ をドミンゴの美声で聴く為に訪れた。 
そして思い通りの美声に酔いしれた感激の旅だった~♪♪

縁遠いニューイヤー:コンサート~ 先ず第一関門はチケット入手が至難の業~!! 
正規の代理店でも1枚10万円と言う価格に食指は伸びない~ そして大好きな
日本のお正月、リラックスして家族一緒にTV中継で楽しむのが最高 と思っている~♪♪ 
その昔、未だコタツ生活の頃、おこたの中でミカンを食べながら~ 余りの気持ち
良さに時折、睡魔と戦いながら~♪♪

最近は地デジとやらの大画面で迫り来る迫力の演奏に加え、TV中継でしか観られ
ない特権~?!! バレーが最高~♪☆ 今年はシェーンブルグを舞台に大好きなクリムトの
絵を観賞しつつ~ しなやかで優しく美しい振付に魅了された~♪☆♪

でも或る日、ドミンゴが振る機会が有れば、その時は一生に一度~?? の貴重な
経験として出掛けるかも知れないけれど~ そんな日が訪れるのだろうか~??♪♪

♪~☆~♪~☆~♪~☆~♪~☆~♪~☆~♪

楽友協会ホールへは何度か足を運んだ。 中でもリカルド・ムティ指揮の
≪ボレロ≫ は素晴らしかった。 ズービン・メッタは元気で力に任せ勢い良く~ 
でも~いつも気軽に聴きに行く為、プログラムを購入した事は無い~♪♪

某日曜の朝、飛込みでチケット売場へ 窓口で提示された残りのチケットは
舞台の上、オケの脇、客席方向を向いた席に 『恥ずかしいから他が無いか?』
訊ねると 『誰も貴女を見て無いから大丈夫!!』 と云われ恐る恐るオケの脇の
舞台上で鑑賞~♪ 観られていないとは云え気軽に聴く気分では無く、終始緊張
して聴き入った~♪♪

今年のウィーン少年合唱団が歌った上階脇席で、ジョン・エリオット・ガドナー
指揮のコンサートを聴いた事もあるが~ 舞台の真上の席で何も見えない。 
美しいシャンデリアを正面に見つめながら~ 下から突き上げて来る振動を体に
受け留めつつ楽しんだ~♪♪ いつもオペラ中心の旅行、コンサートは暇を見つけ
予約せずに行き当たりばったり~ 席を購入出来るだけでも幸せと思うべきなの
だろうか~ ウィーンフィルを生で聴けると言う事は~?!! 

今年も又、沢山のライブ音楽を楽しめるよう祈りつつ~♪★♪★♪

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1985年1月1日 ウィーン:シュタッツオパー ≪蝙蝠≫
★指揮:プラシド・ドミンゴ / 演出:オット・シェンク
 アイゼンシュタイン:べルント・ヴェイクル / アルフレッド:トマス・モザ-
 ロザリンデ:バルバラ・ダニエルス / オルロフスキ-侯爵:クリスタ・ルドヴィグ

1985年1月5日 ウィーン:シュタッツオパー ≪蝙蝠≫ 
★指揮:ヤノス・クルカ / 演出:オット・シェンク
ロザリンデ:グンデュラ・ヤノヴィッツ / アイゼンシュタイン:ヘインツ・ゼドニック
オルロフスキ-侯爵:ブリジット・ファスビンダ-/ アデーレ:エディタ・グルべロヴァ

☆当時の有名歌手勢揃いのウィーンの≪蝙蝠≫は、ニューイヤーコンサートより
中身は豪華だったかも~~ 何れにしてもシュタッツオパーのオケはウィーンフィル、
そしてヨハン・シュトラウスの名曲を堪能出来る爆笑喜劇~♪♪♪  

美声を伴う巧妙な演技で心から楽しんだ二晩~ 女性陣の中では若手、
グルべロヴァの茶目っけたっぷりで愛らしい姿と初々しい声が、印象に残る~ 
男装のルドヴィッグ & ファスビンダ―は、ダンディな役柄を粋にこなしていた~♪★♪★♪

二晩聴いたが配役はがらっと変り、ヤノヴィッツ、ダニエルス、ルドヴィック、
ファスビンダ-、グルベロヴァ~と実力派の女性陣揃いで、満足の行く素晴らしい
キャスト~ ニューイヤーに相応しい贅沢な舞台だった~♪☆♪☆♪ 

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欧州、特にドイツ語圏~ ミュンヘン、ウィーン等、蝙蝠は年の瀬の公演が恒例~
80年代、カルロス・クライバ-が毎年:大晦日にミュンヘンで指揮して居たのを
思い出す。 そう云えば此の時以来 ≪蝙蝠≫ を聴く機会に恵まれて居ない~♪♪ 

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