エルナニ★フルラネット&ホロストフスキー *メトロポリタン~♪♪ [NY]

≪エルナニ≫ 上演に相応しいキャスト~ ドラマティックで崇高な威厳を伴った
美声~絶妙な演技、存在感抜群の男性歌手陣が揃った 信じ難い充実感を
味わえ見応えのある公演だった~!♪!♪!  

筆頭はやはりイタリアンの大物 フェルッチョ・フルラネット:シルヴァ~舞台に
現れただけで既にシルヴァの雰囲気が感じ取れるカリスマ~ 深く響く低音~
そしてスペイン国王ドン・カルロ、 ディミトリ・ホロストフスキー:国王の
気高さを感ずる期待通りの素晴らしさ~ 更に初のエルナニ:タイトルロールの
テナー:ロベルト・デ ビアジォは、ドミンゴの若い頃の声質に似た澄んだ深みの
ある力強い高音~ ドラマティックな音域の広い美声~ 容姿:演技力共に今後が
楽しみな歌手が又増えた~♪★♪★♪ 

演目自体が男性歌手中心の展開~ この三者が揃っただけで80%満足~!! 
男性陣を虜にする紅一点~エルヴィラ:アンゲラ・ミーデ も素晴らしい声量で
美声を披露。 何処までも伸びる声:体型共に シャロン・スィートを彷彿させる
ソプラノ~ 演技にもう一頑張り欲しい~♪ ~が曲全体が三重唱~ 四重唱~
大コンチェルタート~と迫力のある聴かせ所満載の曲~ 男性陣の中、随所に
光る美声は圧巻だった~♪ 

≪アンナ・ボレナ≫ をネトレプコとダブルキャスト:エッ ホント?! 目を疑った
9月の暦にネーミング きっと ネトレプコとは違うタイプの ≪アンナ・ボレナ≫を
演じたのだろう~ ドラマティックな 悲運の王妃~のイメージは湧かないが~♪★♪

中々聴く機会に恵まれない≪エルナニ≫  一度ウィーンで聴いた スペイン国王
ドン・カルロ: レナト・ブルゾン、シルヴァ:フルラネット と云う申し分無い
大物キャストだった ♪♪ 残念ながら演出:舞台装置:衣装の豪華さ 総体的に
見ると浪費メトに叶わない。  豪華エンタメ~ と云われても他国の劇場が
追従出来ない他劇場で観られない舞台に遭遇出来るのが嬉しい~ オペラは
エンタメとして楽しんでいる~~♪♪ 

1983年イタリア人演出家:ピエールイッジ・サマリタニの演出。 サマリタニは
7~80年代、欧州で大活躍 @ パリ:ガルニエ座 ≪ウェルテル≫ ≪蝶々夫人≫
など舞台装置から衣装まで担当、センス良い色彩 & 繊細でロマンテックな演出が
懐かしく胸に蘇る。 演出の創造ポリシーも好きだった。 来年はもう30週年に
なるのか~!!!

   *****♪*****♪♪*****♪♪*****♪♪*****♪*****
2012年2月2日 NY:メトロポリタン≪エルナニ≫
★指揮:Marco Armiliato / 演出&舞台装置:Pier Luigi Samaritani
エルナニ:Roberto De Biasio / エルヴィラ:Angela Meade 
ドン・カルロ:Dimitri Hvorostovsky / シルヴァ公:Ferruccio Furlanetto

☆二夜連続の指揮 ≪エルナニ≫初日を 大物歌手と成功させた お疲れ様~!!!

☆素晴らしい衣装やサロンの内装は美術館並に伝統的な舞台装置だが、古臭さを
感じさせず近年の味気ない超モダンテクノ演出の合間に一服の清涼剤: メトは
双方が共存して観られるのが良い、 只、テクノの様に緻密な計算がされてない為
舞台装置の変換に時間が掛り~ 2回+半(着席の侭:降幕)の休憩は現代的で無い
かも知れないが~~~フゥッ~***  

https://www.youtube.com/watch?v=SQf1SUyQwaE 

 *****♪**********★**********♪**********★**********♪*****
2001年10月20日 ウィーン:シュタッツオパー ≪エルナニ≫
★指揮:フレデリック・シャスラン / 演出:グラハム・ヴィック
ドン・カルロ:レナート・ブルゾン / エルナニ:ヤネッツ・ロトリック
シルヴァ:フェルッチォ・フルラネット / エルヴィラ:イネス・サラツァー

☆ヴィックも メトの予算には叶わず~?! サマリタニに軍配~か!!!
  *****♪**********♪***********♪**********♪******

1983年10月20日 パリ:ガルニエ ≪蝶々夫人≫
★指揮:ミグエル-ゴメッツ・マルティネツ/ 演出:ピエールイッジ・サマリタニ
蝶々夫人:へレーヌ・ガレッティ / スズキ:アンナ・リガル
ピンカートン:マウリッツォ・フリュゾ二 / ゴロー:ミッシェル・カディウ

☆未だ初心者の頃~ 演出が綺麗だった想い出しかない~~~

*****☆*********☆**********☆*********☆*******
1984年4月10日 パリ:ガルニエ ≪ウェルテル≫
★指揮:ジョルジュ・プレトル / 演出:ピエールイッジ・サマリタニ
ウェルテル:アルフレッド・クラウス / アルベール:ミッシェル・フィリップ
シャルロット:ルチア・ヴァレンティ二・テラー二
シュッミット:ミッシェル・セネシャル

☆ロマンティックで素敵な演出が好きで再演をニ-ル・シコフでも聴いた ♪ ♪  
アルフレッド・クラウスは少し籠った様な声質が、好みでは無かったがパリでの
公演も多く何度か聴いた~♪  ヴァレンティニ・テラーニ~残念ながら若くして
この世を去った華の或る歌手:演技も上手く彼女のシャルロットは好きだった★  
此の演出は想像した≪ウェルテル≫其の物で、今でも懐かしく目に浮かぶ~☆♪☆
     ♪**********☆**********♪**********☆**********♪

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0