アンナ・ボレナ★アンナ・ネトレプコ~♪♪ [NY]

壮麗な ≪アンナ・ボレナ≫ アンナ・ネトレプコ~ 素晴らしかった~♪★♪
初めて聴いたオペラ~ パリでの上演も無く出張観劇するほど聴きたい歌手も無く、
聴く機会に恵まれなかった。 今迄 聴いた ネトレプコの美声に深みと迫力が加わり
更なる艶と輝きを放ち~ ドラマティックなアンナ・ボレナを見事に成功させた~♪♪

ロンドンタワーの牢獄に幽閉された寂しさ~ 苦悩~ 気丈な王妃の最期を演じる役柄 
狂気を帯びる演技に悲しみや切なさ~と云う 心痛の繊細な部分が多少欠け、最期迄
気丈に振る舞い神々しく熱唱する姿に~ ヘンリ8世と云う非情な人間性を持つ
英国王の王妃、あれ程の気丈さを持合せていたに違いないと思わせた~~★♪★

女官で王の寵愛を受け、後に王妃となるジョヴァンナ・セイムール:エカテリナ・
グバノヴァ声量の有る若手歌手~ 無難に役をこなして居たが、迫真のネトレプコ
との差は否めない 、もう少し高レベルなカリスマ性が欲しかった気もする~~♪  
ヘンリー8世のバリトンも存在感を欠く声&演技で、王妃に見劣り、男性陣の中では
元恋人:リカッルドの テナー:シュテファン・コステロが非常に良かった~***

何れにしても声、美貌、貫禄抜群~ メトで人気絶頂~ カリスマ性を備え、舞台に
現れただけで拍手が起こる雰囲気を持つ ネトレプコ~ メディア人気だけでなく
実力を備えた本物を感じさせる希少な存在~~!!!
 
  *****♪**********♪**********♪**********♪*****
2012年2月1日 NY:メトロポリタン ≪アンナ・ボレナ≫
★指揮:Marco Armiliato / 演出:David McVicar
 アンナ・ボレナ:Anna Netrebko / ヘンリ8世:Ildar Abdrazakov
 ジョヴァンナ:Ekaterina Gubanova / リッカルド:Stephen Costello

☆英国人スタッフに因る演出は、時代背景を考慮し映像を見る様な~ 扉や柱と云う
部分的なセットだけで、歌手の演技を邪魔せず観客のイメージを膨らませられる、
ごくシンプルな舞台~ ヘンリ8世の石の様な心の冷たさ~ 残忍さを感じ取れ、逆に
衣装の素晴らしさが悲運の王妃を対照的に際立たせた~~♪★♪☆♪★♪

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2007年暮NY:メト≪ロメオ&ジュリエット≫を聴いた頃のネトレプコ、若い少女の
ひたむきな恋を想わせる、柔らかに伸びる美声、愛らしく可憐なジュリエットを
好演ロランド・ヴィラゾンに続く、ロベルト・アラニャのキャンセルで、急遽
代役の ロメオ:ヨセフ・カイザーは大好きな声質で正に棚ボタだった~♪♪  
美声、演技、容姿共に美男美女が繰拡げるドラマは、儚い悲劇のロマンを目の当り
にする様な現実と夢の狭間で酔いしれた~♪★♪ 特にメトの舞台装置、衣装も
素晴らしく、好きな演出~ 歌手の心を知る ドミンゴの指揮も良かった~*☆*

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2007年12月8日 NY:メトロポリタン≪ロメオ & ジュリエット≫
★指揮:プラシド・ドミンゴ / 演出:ギィ・ヨーシュテン
 ジュリエット:アンナ・ネトレプコ / ロメオ:ヨセフ・カイザー
 シュテファノ:イザベル・レオナルド / 神父:ロベルト・ロイド
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≪アンナ・ボレナ≫ 同じドニゼッティの作品とは思えない:悲・喜劇の差を
見せ付けられる ≪愛の妙薬≫ 活発でちょっぴりオキャンなアディナ を好演した
パリ:バスティーユ~♪☆♪ 

ひと昔前の田舎風景~ 藁を積み上げた素朴なセットにスクーターを走らせたり 
若者が繰広げる明るいドラマを演出。 古いトラックを改造したドゥルカマラの
移動店舗、良い加減な惚れ薬に気を良くした ネモリーノ ~ 村に暮す若者達の
恋物語風な雰囲気の中、楽しく自然体で好演したネトレプコ が懐かしい~ 
スタイル満点の素晴らしい脚線美~ 50年代調のオシャレな衣装が爽やかだった~♪♪  
どんな役にも体当りの演技に役者魂を感じさせる~ 是からも機会有れば聴きたい
魅力ある歌手~~~♪♪

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2009年10月15日 パリ:バスティユ≪愛の妙薬≫
★指揮:パオロ・アリヴァベニ / 演出:ロラン・ぺリィ
  アンネッタ:アンナ・ネトレプコ / ネモリノ:チャ-ルス・カストロノヴォ
  ドゥルカマラ:パオロ・ガヴァネリ / ベルコーレ:ジョルジュ・ぺトゥ
☆忘れて居たが、この時既にチャ-ルス・カストロノヴォ を聴いて居た~ 
新人で名前も覚えなかったが非常に通る 澄んだ声が印象に残る~~♪  
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2010年3月28日 ベルリンフィル ≪ネトレプコ・リーダアーベン≫
★ソプラノ:アンナ・ネトレプコ / ピアニスト:ダニエル・バレンボイム。
売出しと同時に売切れになったチケット~ 会場の外ではチケットを求める人が
後を絶た無かった。 ネトレプコたった一人の ≪ リーダアーベン ≫ で~ と思った
が伴奏が大物ピアニスト:バレンボイム ともなれば、ベルリンフィル大会場を
溢れる程に動員出来る~実力を伴う人気の程が伺えた~~♪♪ 
勿論コンサートは素晴らしく大成功を収めた~♪☆♪

然し残念ながら会場に着くと~ まさかのプログラム売切れに唖然~エッ~ウソッ~!!

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