神々の黄昏 ★ メトロポリタン~2晩目~♪♪ [NY]

≪神々の黄昏≫ 当初は聴く予定無く一晩で帰る筈が事のなり行きで~ 頻繁に
飛んで来るメト 【 誘惑メール 】 U-tub で部分的に歌手の歌う場面だけは観て~ 
何か又すごい事やってる風に捉えて居たが~ まさか観るとは思わなかった~★

演出家軍団は既にバスティーユで ≪ファウストの劫罰≫ を観て好きだったが~
今回は或る意味、軍団の力み過ぎ~?? CGテクノを駆使し~PCで緻密に計算
された舞台装置の動き~演出家軍団の自己満足~か~?!! 時代と共に~ モダンと
云う名のテクノロジーに支配されて行くのだろうか~?? 観客は~!!!

聴く気が無く聴いた訳では有るが~ 新たな歌手との出逢いを期待し~ 流石メト
声量豊富な歌手陣揃い~♪♪ 然し特筆は此の人以外に考えられない、マイヤーの
ワルトラウト~ 変らぬ美貌と美声を伴う演技力は抜群の存在感を発揮~
圧巻だった~♪★♪

ベーレンス,デボラ・ポラスキー,リンダ・ワトソン等で聴き慣れたブリュンヒルデ
戦士のイメージから遠かった、チャーミングで愛らしい デボラ・ボイト嬢~♪♪ 
新生ブリュンヒルデ~と捉えるべきか~ 大好きな歌手では有るが~~♪★♪ 

ジ―グフリ-ド、ハ―ゲン、グンター共々上級レベルの歌手では有ったが 何しろ
三分の二はテクノ装置に占領された舞台~ ドラマを演ずる歌手の動きは制約され
演技力発揮など~無理な要求だったのでは~~?! 観客ばかりで無く~ 歌手も
テクノ装置に支配された舞台の様に感じたが~~!! 

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≪神々の黄昏≫は何時も端折る事が多い。  バイロイトの様に一週間の滞在で
全て聴ける場合は良いが~ 殆どが飛び石で長期滞在を強いられる事が多い為
≪神々~≫ に失礼してしまう~♪★♪

そんな中でもベルリンSOB:クップファ―演出は楽しく何回も通った。 特に姿を
消した筈のヴォ―タン:シュトルックマンが、グンターを演ずるのは愉しかった。
クップファ―はヒューマニズムを感じさせる演出~ ドラマテックな声、機知に
富んだ演技派の歌手陣揃い~ 見応えが有り一番好きな ≪リング≫ だった~~♪♪

ウィーンは、ドミンゴの ≪ワルキューレ≫ 初演から聴いて演出は好きだったが
≪神々~≫は無念にも端折った~~♪♪  ひと月に3往復もしていたら、仕事、
体力&財政に支障を来し、今日に辿り着く迄に、キリギリスになって居た
だろう~*

96年 の≪ワルキューレ≫ ドミンゴとの共演:シュトルックマンの美声に惚れ込み
バリトンに浮気する羽目に~トホホ!! 此の時の配役は今思うと最高に近い~
ドミンゴ、マイヤー、パップ、ポラスキィ、シュトルックマン~燃え上がる炎:
飛び散る火の粉~ 最終場面が大好きだった演出は、お蔵入りとか~¿?
もう二度と観られないのだろうか~♪★♪☆♪★♪ 

と云う訳でNYメト:テクノ≪ゴッテダメラング≫を 聴いたが心に残るのは~?★?

   ★~~~♪~~~★~~~♪~~~★~~~♪~~~★

2012年1月31日 NY:メトロポリタン≪神々の黄昏≫
★指揮:ファビオ・ルイジ / 演出:ロベール・ルパージュ
ブリュンヒルデ:デボラ・ボイト / ジ―グフリード:シュテファン:グルド
ハ―ゲン:ハンス-ペーター・コ二ング / ワルトラウト:ワルトラウト・マイヤー

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1999年6月13日 ベルリン:シュタッツオパー≪神々の黄昏≫
★指揮:ダニエル・バレンボイム / 演出:ハリー・クップファ―
ハーゲン:ジョン・トムリンソン / ブリュンヒルデ:デボラ・ポラスキー
ジィグフリード:ジィグフリード・イェルサレム
グンター:アンドレアス・シュミッツ

2001年8月1日 バイロイト・フェスティヴァル≪神々の黄昏≫
★指揮:アダム・フィシャー / 演出:ユーゲン・フリム
ジィグフリード:ウォルフガング・シュミッツ
ハ―ゲン:ジョン・トムリンソン / ブリュンヒルデ:ルアンナ・デヴォル
☆此の時、ハ―ゲン:トムリンソンの演技は壮絶だった~★

2002年 4月 22日 ベルリン:シュタッツオパー:フェスタッグ≪神々の黄昏≫
★指揮:ダニエル・バレンボイム / 演出:ハリー・クップファ― 
ハーゲン:ジョン・トムリンソン / ジィグフリ-ド:クリスチャン・フランツ
グンター:アンドレアス・シュミッツ / ブリュンヒルデ:デボラ・ポラスキー
ワルトラウト:ワルトラウト-マイヤー

2004年7月3日 バルセロナ:リセウ≪神々の黄昏≫
★指揮:ベルトラン・ド・ビリィ / 演出:ハリー・クップファー
グンター:ファルク・シュトルックマン / ハ―ゲン:マッティ・サルミネン
ブリュンヒルデ:デボラ・ポラスキー /
☆ベルリン:シュタッツオパーの引越し公演、シュトルックマンのグンターは
コミカルでユニークな演技~ 金持ち~世間知らずのグンターがハーゲンに
上手く騙され~ 利用される感じが良く出ているので面白い~~★

2006年7月31日 バイロイト・フェスティヴァル≪神々の黄昏≫
★指揮:クリスチャン・ティーレマン / 演出:タンクレッド・ドルスト
ジィグフリ-ド:シュテファン・グルド / ハ―ゲン:ハンス-ペーター・コ二ング
ブリュンヒルデ:リンダ・ワトソン / ワルトラウト:ミホコ・フジムラ
☆此の時のキャストが今回と同じ~ ジィグフリード & ハ―ゲン だった~!!

2010年8月1日 バイロイト・フェスティヴァル≪神々の黄昏≫
★指揮:クリスチャン・ティーレマン / 演出:タンクレッド・ドルスト
ジィグフリ-ド:ランス・リアン / ハ―ゲン:エリック・ハルファソン
ブリュンヒルデ:リンダ・ワトソン / ワルトラウト:クリスタ・マイヤー

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メトのリングは何時も単発と云うか 88年2月:オペラ観劇の初渡米:初ワグナー
≪ジ―グフリッド≫で、ペーター・ホフマンのキャンセル~ と云う不運に巡り合い
縁遠くなった。後に友人から、ホフマンは、この公演を全てキャンセルだったと
知らされたが~ チケット購入の時にはしっかり配役にノミネートされていた。

ヴォ―タン:マッキンタイアー、ブリュンヒルデ:ベーレンス、ホフマンの
ジィグフリード~ 最高のキャストの筈だったが~? 勿論、ヴォ―タン、
ブリュンヒルデは素晴らしかった~ 然し猿の惑星か~?? と思われるジ―グ
フリード(失礼)にがっかり、ハーフタイムはスリーピング~~♪*♪

以来、メトに印象が悪い訳でも無いが ≪ワルキューレ≫ ドミンゴのジ―グムンドを
聴いたのは、メト来日公演での一回のみ~それも NHK で~~♪ 

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1988年2月16日 NY:メトロポリタン≪ジィグフリード≫
★指揮:ジェームス・レヴァイン / 演出:オット・シェンク
  ブリュンヒルデ:ヒルデガルデ・ベーレンス
 ジィグフリード:ウォルフガング・ヌーマン
  ヴォ―タン:ドナルド・マッキンタイァー

  ★~~~♪~~~★~~~♪~~~★~~~♪~~~★

此の時を逃し~ ウィーン≪ローエングリン≫ のチケットを逃し~ 終に聴く機会に
恵まれなかった ペーター・ホフマン~ 然し二兎追わずに済んだ運命に 感謝すべき
~と思うべきなのか~ 縁が無かったのだろう~~★♪★ 

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