フィデリオ★ワルトラウト・マイヤー @ TCE~♪♪  [パリ:TCE.fr]

久々に輝かしいメゾ・ソプラノを堪能~充実感に浸った~♪☆♪ 大好きなワルトラウト・
マイヤー:レオノーラは素晴らしかった~*!*!* 5月 @ バスティーユのリサイタル
以来~ 巨大なマッティ & カウフマンの谷間で【黄金】 ?? の輝きを放っていた~★♪♪☆

貫禄のサルミネン:赤い帽子を被ったらサンタクロースになりそうな~ 北欧の翁~!!
居るだけで安心する年季の入った存在感を感じさせるバス~ 幅広い役を聴かせて
頂いた~* 近年は2010年:バスティーユのオランダ人で ダラントを好演~!!★!!
以来か~?♪? 少々歌唱力の衰えを感じたオランダ人:ジェムス・モリス& 朗々と
美声を披露するエリック:クラスウス・フロリアン・フォグト~ カリスマ欠乏を
感じる歌手陣の中~ 偉大な存在感を発揮~ 普通に終りそうな舞台をダラントが
盛上げた~ホッ~** 

ヨナス・カウフマン:フロレスタン~ 唸りを上げる様に低く消入りそうなゆっくり
したテンポで入り~激しい高音に繋げドラマティック性を表現~** 個人的には
多少堅く重い感じを受け滑らかさ~軽快さに欠ける感が有った~♪♯♪ 好きな友人は
特殊な声質と云うが~ 発声テクニックで声をコントロールするのか~?!! 少々違和感を
感ずる~@|@ 

ファルク・シュトルックマンも発声時の口のフォームで、高い裏声の様な声を出す
様に感じる事が有る。 個々の発声フォームが有るのだろう~!!  カウフマンの
フロレスタンはどちらかと云うと~ ジョン・ビッケル:タイプの歌唱&声質に似た
感じがした~* 出番が少く2幕目だけで堪能するには物足り無さも否めないが~** 

≪フィデリオ≫ をコンサート形式で聴くのは初めてだったが、前奏 & 間奏曲と序曲が
多くオケの演奏を堪能できる~♪♪  特にアダム・フィシャ-率いる オーケストラ&
力強いコーラスはバィエリッヒ・シュタッツオパー 楽団員で迫力満点~+*+*+ 
~に伴い~お目当ての:マイヤー健在で大満足の夕べを満喫~*@*@* 

このチケットだけは年間予約:アボネで完売~ 申し込みが遅かった為か~? 届いた
席は何と補助席~!! まぁ自称補助椅子好み~でもTCE(テアトル・シャンゼリゼ)は
不安定でグラグラ揺が酷かった ~が幸い2階の舞台取っ付き~ 眼下に七三に構えた
マイヤーが対面に直視出来る恩恵に預かり~ ちょっと視界をずらすと真下が
カウフマン~ 此方はそれ程ご執心では無いが~ 序でに聴けてチャンスだった~??!!

巴里での出演目が比較的多かったヨナス・カウフマン~ 仏人ファンは多く~ 帰宅の
バスは何時もと違う客層で混合った~!!*!! 熱を帯び会話も何と無く“アイドル”風~?!!
仏有閑マダム・ファンが多く~失笑~!! ファンは何処も同じ~*@*@* 
特に巴里:6~7区界隈のマダム・ファンが多かった様な~!!

テナーに限らず聴く機会に恵まれた知名度の高い歌手~他、数えきれないが本当に
好みの声に出会う事は希薄~★☆ そんな中【貴重なひと声惚れ】に出会えた事は
幸運と思うべきだろう~?!!! プラシド・ドミンゴ~ ファルク・シュトルックマン
そしてヴィットリオ・グリゴロ~** オペラの追っ掛け終焉 間近と思って居た折
期待の新人(個人趣味)との出会いで拍車が掛り再燃焼~ 引籠は当分お預けになるか?!!

         *****************************************
2012年10月30日 巴里:テアトル・シャンゼリゼ ≪フィデリオ≫
★指揮:Adam Fischer / Orchestre & Choeur =La Bayerische Staatsoper
レオノーレ/フィデリオ:Waltraud Meier / ロッコ:Matti Salminen
フロレスタン:Jonas Kaufmann / ドン・ピザッロ:Tomasz Konieczny
マルツェリナ:Hanna Elisabeth Muller

☆ドン・ピザロは声量が有り~ 歌い終ると直ぐ拍手が始った『シィーッ』っと
遮られたが~ 時にはこの『シィーッ』の方がうるさい場合も有る。。発音不可の
バリトン >> コニツェ二ィと云うのか~?? 昨年9月:ウィーン ≪アラべラ≫ で
マンドリカ:デビューと云う事だったが無難に好演。 

☆今回の≪フィデリオ≫ クラシック・ファンと云うか~ 人気歌手に興味を持つ
観客が多かった様で~ 歌い終りを待てずの拍手~ 壮大なオケ演奏の後~ 続く
流れを止め大拍手~ 指揮者も仕方なく振り向き挨拶~と云う状況で充実感を欠く
残念なコンサート~ 隣席の仏人は不服そうに愚痴をこぼし早々に立ち去った~@‘@‘
勿論 ブラボーの大嵐~ お隣のご婦人『ビスが無くて残念』と嘆いて居られた~??!!

       ~~~♪~~~~~♪~~~~~♪~~~~~♪~~~
1985年6月29日 ウィーン:シュタッツオパー≪フィデリオ≫
★指揮:Uwe Mund 演出:Otto Schenk
レオノーラ:Gwyneth Jones / ロッコ:Kurt Rydl
フロレスタン:Gerd Brenneis / ドン・ピザロ:Peter Winberger
マルツェリナ:Edith Mathis / ジャッキノ:Helmut Wildhaber

☆此の頃、ジョンズが好きで、彼女の名前を見付けると劇場に足を運んだ~未だ
オペラ初歩の頃《薔薇の騎士》 《トーランドット》他~《エレクトラ》は圧巻~!!
美貌&演技力を備え貫禄抜群~ 存在感~品格の有る素敵な歌手~♪☆*
シャトレ劇場で ≪ ヘンゼルとグレーテル ≫ のお母さんを聴いたのが最期~ この時
魔法使いをグラハム・クラークが好演~ 非常に楽しい公演でリピート>>>

1992年5月23日 ウィーン:シュタッツオパー≪フィデリオ≫
★指揮:Leopold Hager / 演出:Otto Schenk
レオノーラ:Hildegard Behrens / ロッコ:Kurt Rydl
フロレスタン:Michael Pobst / ドン・ピザロ:Monte Pederson
マルツェリナ:Ulrile Sonntag / ジャッキーノ:David Kuebler

☆当時~ジョンズ & べレンスは~ 大好きな歌手~!!
歌唱&演技力抜群で役になり切り~ 体当りの演技が魅力だった~♪☆*
特に≪サロメ≫ は最高~!!!! モンテ・ぺデルソン:バリトンは、随分早死にだった。

1997年4月27日 ベルリン:シュタッツオパー≪フィデリオ≫
★指揮:Sebastian Weigle / 演出:Stephane Brauschweig
レオノーラ:Inga Nielsen / ロッコ:Rone Pape
フロレスタン:Sergej Larin / ドン・ピザロ:Falk Struckmann
マルツェリナ:Gabriele Fontana / ジャッキノ:Andreas Schmidt

☆シュトルックマンのドン・ピザロが好きで~ 良くベルリンへ通った~!!
シャトレ劇場とコラボ演出で シャトレ劇場でも観たが~ 資料紛失~
ベルリンの引っ越し公演なので、配役は略変らず~ ロッコのロネ・パップと
良いコンビだった~!!

1997年12月12日 ベルリン:シュタッツオパー≪フィデリオ≫
★指揮:Sebastian weigle / 演出:Stephane Braunschweig
レオノーラ:Gabriele Maria Ronge / ロッコ:Rene Pape
フロレスタン:Reiner Goldbeg / ドン・ピザロ:Falk Struckmann
マルツェリナ:Carola Hohn / ジャッキノ:Par Lindskog

1999年6月30日 ベルリン:シュタッツオパー≪フィデリオ≫
★指揮:Sebastian Weigle / 演出:Stephane Braunschweig
レオノーラ:Inga Nielsen / ロッコ:Rone Pape
フロレスタン:Johan Botha / ドン・ピザロ:Falk Struckmann
マルツェリ-ナ:Carola Hohe / ジャッキノ:Sthephan Rugamer

☆四角いマスの中に一人ずつ囚人が入る演出~ ボッタがゆとりの美声を披露
然し何となく~ 升風呂に浸かるお相撲さんが~ 気持ち良く歌って居る風で
囚人の悲痛さを感じられなかった~苦笑~!!

2000年10月21日  NY :メトロポリタン ≪フィデリオ≫
★指揮:James Levine/ 演出:Jurgen Flimm
レオノーラ:Karita Mattila / ロッコ:Rene Pape
フロレスタン:Ben Happner / ドン・ピザロ:Falk Struckmann

☆ドン・ピザロがマフィアの親分の様な、ストライプのダブルスーツに葉巻を
銜えアタッシュケースを開けると札束が詰まって居た。 首振り人形の様な
ロッコ~ 迷彩服で独房を上り降りするレオノーラ~* フィデリオをコミック
仕立てにしたフリムの演出は『 ベートーヴェンに失礼~!!』 と憤慨した某歌手
夫人~ 暴走する演出家が増長~!! 

2000年11月17日 ウィーン@シュタッツオパー≪フィデリオ≫
★指揮:Leopold Hager / 演出:Otto Schenk
レオノーラ:Gabriele Maria Ronge / ロッコ:Franz-Josef Selig
フロレスタン:Gosta Winbergh / ドン・ピザロ:Falk Struckmann
マルツェリ-ナ:Ildiko Raimondi / ジャッキノ:Herwig Pecoraro

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2010年9月  巴里:バスティーユ≪オランダ人≫
★指揮:Peter Schneider / 演出:Willy Decker
ダラント:Matti Salminen / エリック:Klaus Florian Vogt
オランダ人:James Morris / ゼンタ:Adrianne Pieczonka

☆幸いマッティが居て呉た~と言う感じの配役~** 

☆この演出はシュトルックマンで初演を聴いた好きな演出~ ゼンタ:デボラ・
ボイト:声量抜群の美声~ 主役二人が好演~ このイメージを崩すのは中々
難しく~ 超える歌手に巡り逢う事の無い~ 完璧なスターティングメンバーだった。

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