ヴェルディ:リゴレット★スカラ座~♪♪♪ [ミラノ.it]

パワフルでエネルギッシュな~ マントヴァ公に魅了された~ スカラ座 ≪リゴレット≫
11月6日:初日~ 先日のマラガのコンサートに比べれば~ 少々固まって居た感も
否めない~♪!!!♪ どんな歌手も初日は相当緊張すると伺ったが~ 舞台慣れした
ヴィットリオ・グリゴロも~ やはりスカラ座のヴェルディ ≪リゴレット≫ ともなれば
緊張も半端では無いかも~★@★@★

今宵はオペラファン~ ヴェルディ・ファン & ヴィットリオ・ファン~?!!! 満足な
夕べに酔いしれたメロマンが集い音楽好きの幸せな空気が漂っていた~** 完璧に
時代を再現した様な見事な演出:舞台装置:衣装~ 素晴らしいとしか表現出来ない
美しさ~♪★♪ スカラ座の演出は芸術的センスを極め~ レトロな美的感覚は最高~
舞台&衣装は素材も色彩感覚も豪華~ 流石>>スカラ座~ ミラノ迄出向く価値のある
総合芸術に遭遇出来る喜びが~ 更なる興味を掻き立てる~!!*!! 

特筆はジルダ:エレナ・モシュック~ 感情の籠ったドラマテックな美声の素晴らしい
歌唱&演技に心打たれ~ 幕を追う度に引込まれて行った~♪@♪
リゴレット:ジョルジュ・ガニツェも良かったが~ ダブルキャスト:シュテファン・
ポップと組んでいる ゼリコ・リュシック~ 巴里で聴いた時の印象が強く~ 声により
ドラマ性を感じた記憶が残る~ 今年聴いたリゴレット3人の中では個人的に一番
[ リゴレット] の哀愁を感じさせた気がした:Zeljiko Lucic *** 

元気溌剌のヴィットリオ・グリゴロ:マントヴァ公~ まるでスパイダーマンか
バットマンの様な鮮やかな身のこなし~*** リゴレットの館に忍び込む時~
肩に掛けた外套をなびかせ暗闇を矢の如く走り過ぎた~ 一瞬『アッ~!! 』と云う間に
階下に降りて忍び込んだ早業⇒ 幾らエネルギッシュと捉えて居ても~ マンドヴァ公
としては少々元気良過ぎ~?!  最速すぎかな~(苦笑)*@*@* 

千秋楽迄にはもう少し、深みを増して安定した落着きの有る声 & 動作が期待できる
だろう~!!! 本当は諸事情に因り最終日17日が希望だった~ が今回も苦難の挑戦の末、
入手出来たのは、初日6日をゲット~ホッ!! 其の後は全公演チケット0 の侭~
公演日直前迄~リターンは 出無いのだろう***  

取れただけでも幸運と感謝すべき~ 素晴らしい公演に陶酔~!!★♪♪★!! 一幕一場は
本当におとぎの国~ 夢の様な美しい舞台で感激だった~*@*@ 『やっぱり来て
良かった~!!☆!! 』こうした貴重な歴史美術館:博物館に展示されそうな~ 舞台装置:
衣装の演出が何時迄も継続され~ 公演される事を祈りつゝ~!!! 今回は二階の
ボックス席 @ 一列目~ 舞台被り付きでは無かったが~ 全体を通しての動き& 離れた
位置からの声を堪能出来た~♪***♪

お隣は、ミュンヘンからの大オペラファン~?!! ヴィットリオのファンでは無かった
が少々難しそうな~ 玄人オペラファンの独紳士 に『どうしてミラノまで~?? 』~と
面接風に質問され『現代のオペラ公演でこれ程素晴らしい舞台演出を観られるのは
ミラノくらい~ 特にエジォ・フリジェリオの舞台装置は見事、残念ながらグロテスク
な現代演出:モダンと云われても興味半減~』 と率直に申し上げると。。『同じく
実は私もそうです』 と今回は歌手陣も然る事ながら、舞台演出ファンも多勢だった
様だ~!!*!! 

初日の為、舞台挨拶に立たれた演出家:デフロ&フリジェリオ両氏~ 可愛い息子?!
孫~?? の様にヴィットリオの頭を撫で抱擁して居た~ЮΨ 舞台関係者に可愛がられ
舞台稽古でも評判良いのだろうと察する~!! 心持ヴィットリオへの拍手は何時も程
伸びなかった~!! 初日の観客を察してか?!~ヴィットリオも何時もの様に、派手に
はしゃいだ挨拶は無く~静かに終えた~!!!!! 

ヴェネゼラ出身の若手指揮者:グスタヴォ・デュダメルもよかった~!!! 舞台挨拶時、
指揮者が揃った所でひと声『ブーイング』が出たが~誰に対して~?? 若し指揮者に
対してで有れば~イタリアは意外と外国人差別意識が強いので~ 嫌みだろう~か~??

残念ながら来シーズン~ ヴィットリオ不在で再訪はお預けかも~!! でもスカラ座~
伊オペラファンでもう 『 ヴィットリオ・グリゴロって誰~? 』 と云うイタリア人も
居ないだろう~!!! 今春のロンドンROH ≪トラヴィアータ≫ でキャンセルの時~ 
隣席のご婦人方が伊人だったので 『 Sig グリゴロ~キャンセルで残念ですネ~!! 』と
話すと 『エェッ~? 誰~? 知らないゎ~!!』 との返事~??!!! 此方が驚いた~@`@`@

ご婦人方はスカラ座:アボネ(年間チケット購入) のオペラファン~にも拘らずだった。
其の上『最近のスカラ座は面白くないゎ~』と嘆いて居たが~なんと贅沢な~***
でもきっと ≪ボエム≫ & ≪リゴレット≫ で、グリゴロの存在に気付いた筈~@`@`@ 

久々のスカラ座~ 今年は3回も訪れる機会に恵まれ、満足行く歌手の公演を観劇出来
幸せだった~♪♪ スカラ座は同じ演目を立て続けに、一日置き位に公演するが大掛な
舞台装置の関係も有るのだろう~ 最近は一幕毎に休憩する舞台装置が少なくなって
いるが~ 古いスカラ座の演出は休憩を取らないと無理な装置~?!! 歌手は日替り
配役に気を付けないと大事に至る~***

スカラ座が日替り配役を明確に表記する様になったのは、つい最近ネット導入から 
昔は年間公演プログラムに日替り歌手の名の明記は無く、出演者情報と日程だけ
だった。 出演者に名前を連ねてもキャンセルした後の情報は得られない~!! 
ネットの発達に因り便利な世の中になって安堵~!!! 大事に至った経緯は又機会が
有れば~!!!
    。。。♪。。。。。。。。♪。。。。。。♪。。。。。。♪。。。

2012年11月6日 ミラノ:スカラ座 ≪リゴレット≫
★指揮:Gustavo Dudamel /
演出:Gilbert Deflo / 舞台装置:Ezio Frigerio / 衣装Franca Squarciapino
マントヴァ公:Vittorio Grigolo / ジィオヴァンナ:Anna Victorova
ジルダ:Elena Mosuc / マッダレーナ:Ketevan Kemoklidze
リゴレット:George Gagnidze / スパラフチル:Alexander Tsymbalyuk

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