バレー*かぐや姫VS鼓童&雅楽★オペラ・ガルニエ~♪♪  [パリ:ガルニエ.fr]

今シーズンの巴里:日本の伝統文化紹介に余念の無い演目が目白押し~?!! 公演も時
同じくテアトル・シャトレ & オペラ・ガルニエ~ バレー ≪かぐや姫≫ 等々~*★*★

勿論物語の構想は日本の昔話 『 竹取物語:かぐや姫 』 を基に作曲された~ 和 & 洋
折衷パーカッション:アンサンブルのコラボ構成された曲に 振付された現代バレー!!  
想像し難い絶妙なハーモニーを醸しだす曲を創造したものだと、驚かされる 強烈な
インパクト打ちのめされる様な画期的な音楽~‘@’ 宇宙に広がる不変の日本文化を
幻想 & 魅惑的な美で表現~ 巧妙で鮮烈な音楽を差挟み構成された振付~
デリケートなインスピレーションを湧かせ観客を魅了する~***

魂を揺さぶられる様な鼓童の響き~ 静に奏でる雅楽~ 何も無い闇夜に射す月光~
シンプルを極めた舞台装置~ 殆どヌードに観える衣装の≪かぐや姫≫を中心に~
白と黒の衣装に分かれた若者が激しくぶつかる~ まるでロメオ&ジュリエット:
ウエストサイド・ストーリーの様に~ 白い衣装は鼓童~ 黒い衣装は西洋太鼓~ が
其々バックで奏で双方の駆け引きが繰り広げられる様な~** 
鼓童 & 西洋パーカッションの壮絶な駄合戦はダンスに一層の迫力を添えた~!!

物語の趣旨を辿ると 白は宇宙:月からの迎え人~ 黒は其れを阻止する地球の人々~ 
そんな風にも感じ取れた~~Σ§ΩΘ

注:振付師の配役では >> 都会人 & 村人<< になって居るが~ あの時代の物語
 として 個人的な解釈で~ 宇宙人:月の使者 対 地球人:村人の方がイメージ的に
 似合う気がした~▼◎◆◎▲

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2013年2月8日 オペラ・ガルニエ ≪かぐや姫≫ 新演出の巴里:
初演は2010年6月11日
★指揮者:Michael De Roo / 音楽:石井真木 = 作曲 / 振付:Jirí Kylián
 舞台装置 : Michael Simon / 照明:Ferial Simon / 衣装:Joke Visser
 演奏: 鼓童奏者 & 雅楽 /  パーカッション:アンサンブル = 客演
 ダンス: パリ・オペラ座~ バレエ

☆かぐや姫:Agnes Letestu
美しかった~!! 静・動・寂~ 殆ど動きを感じさせない~ スローモーションを
観る様なゆったりした静かで優雅な動き~ 相当の体力を要するだろうと察する~!!! 
ダンサーに取って素早い動きで飛び跳ねるのも大変だろう~ 然しゆっくりした
動きは相当筋肉を鍛える必要があるだろうと想像に及ぶ~!@!

衣装は人魚姫の様なオールインワン:オフホワイトのボディタイツ~ 時折
スパンコールやラメが光を放つのみ~ 体全体の動きが其の侭に表現される~
研ぎ澄まされ洗練された肉体の美を感じさせる振付~!★!

☆舞台被り付き~ 丁度:太鼓の側で突き上げる振動を心地良く~ 受止めた~**
心揺さぶる演奏を繰り広げるその響き~ 月光に照らされ散る可憐な花びらの様に
優しく又、時に衝撃的な激しさを駆り立て~ 幻想的な 【 かぐや姫 】 の外見と
内面を表現して居るかの様な~ 鼓童の呼吸が聴こえる様に 胸に浸透する~*@*@*

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≪鼓童≫ 魂が揺さ振られる迫力に唖然とさせられ~ 厳かな響き振動を全身で受止め
緊張感を伴い連打を凝視~!!  最近では2009 年頃だった記憶だが~ シャトレ劇場で
公演を聴く機会に恵まれた~¶Ψ 大太鼓に向き合う小さな肉体が振り絞る力~ まるで
極限へ戦いを挑む挑戦者の様な凄まじい衝撃を受けた~*▼*▼*  
躍動する鼓動 & 熱気溢れる鮮烈で斬新的な舞台に遭遇~* お腹の奥底まで届く
振動を感じつゝ聴いた貴重な体験~**

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余談~
シャトレ劇場の公演時、休憩時間に偶々関係者の方にお会いし伺った話~ 欧州の
異動で大太鼓を運ぶのが苦労の種~と語って居られたが~ 巨大な太鼓~ 面積も
然る事ながら重量も計り知れない~!! お疲れ様、素晴らしい感動を有難う~!!*!!

是からも日本の伝統芸術を世界に披露すべく活躍を祈りつゝ応援したい~*

70年代:ピエール・カルダン劇場 ≪佐渡鬼太鼓≫ 初めて観た佐渡の伝統芸能に
驚き~感動した青春時代が微かに蘇る~!!

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