地唄*坂東玉三郎★テアトル:シャトレ~*** [パリ:シャトレ.fr]

総立ちの場内:舞台に歩み寄る観客~ 惜しみない拍手~ 地唄初日は大成功を
収めた~★ 押し潰されそうな衝撃~ 洗練された崇高な芸~ 繊細さを極めた技~
華麗な表現力~ 全てが凝縮された人間国宝:坂東 玉三郎に圧倒された~!!! 
芸術の傑作を観劇出来る贅沢に感謝感激の一夜~!!☆!!

≪地唄≫ は初めての経験~!! 人間国宝の地唄:三味線 & 琴の音に併せ玉三郎の
独り舞台~ 柔軟な身のこなし気高い表現力は一挙一動 ⇒ 目が離せず全神経
集中 & 没頭~ 我を忘れ惹き込まれ魅了された~*★* 溜息の出る美しい衣装~
しなやかな手:指:歩~ 情緒豊かな物腰~ 壮麗な美の集結された感動的な
舞台だった~!!☆!! これ程洗練された芸術が存在する事が信じられない美しさに
胸打たれた~*‘@‘*

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2013年2月5,6日 シャトレ劇場 ≪地唄≫
踊り:坂東玉三郎(人間国宝) / 三味線&地唄:富山 清琴 (人間国宝)/ 琴:富山 清仁
舞台装置:前田 Go / 証明:池田 Tomoya

演目:
 ≪雪≫  透ける蛇の目傘~ 振り払う微妙な仕草に雪の気配を感じとり~
愛しい人を恋う~ 切ない女ごころが節に感じられた~**

≪葵の上≫ 源氏物語から~ 行燈の暗い光の中に立つ葵の上 
      能の様な静かな動き&衣装が美しかった~@@

≪鐘ヶ岬≫ 幕が開くと大きな釣鐘に鮮やかな桜の枝~ 会場からは一瞬拍手が
起こった~!! 静寂に戻った舞台~ 美しい踊りを通して恋する女の物語
が綴られるなか~ 見事な衣替~?!  裾&袂の仕付け糸を抜き取り~ 帯を
心持ずらせるだけで重ねの一枚を抜き取った~ まるでマジック:神業の
様な巧みな早業~ 熟練の技に会場からは嘆息が漏た~!!

。。。。。★。。。。。。☆。。。。。。★。。。。。。☆。。。。。

坂東 玉三郎の舞台はその昔~ 1986年:歌舞伎座来仏公演の折に観劇したのが
最初~ 今回は二度目~** 27年前 ≪ 孝夫 & 玉三郎 ≫ 共演で若い頃のお二人~
想像を絶する美しいコンビの舞台に息を飲んだ~!!
テアトル・モガドー【 モガドール劇場】 の一列目~ フランスの場合、一般劇場で
公演の為、歌舞伎座と違い舞台が高く~ 座席と舞台の高さに差がでる為、一列目は
見難く敬遠され売れ残りが多い~!! 

オートクチュール修業時代~ 美しい素材が大好きで美しさを分かち合った元同僚の
フィンランド人を招待~@@  歌舞伎が理解出来無くても、艶やかな美しい舞台
衣装が良く観える一列目をゲット~ 余りの美しさにうっとり目を点‘@’ にして
感激して居た~!!@!!

今宵~ 隣席の仏人マダムと会話を交わすと~ この話題で盛り上がった~!! 
彼女が『観たヮ~私も』と云った時には驚いた『エッ~!! それじゃぁ~若しかして
シャイヨー宮の公演も~??』『 えぇ勿論~!! 』 この先は止らず~ 数年前の同じ
シャトレ劇場で公演した≪鼓童≫ 70年代のピエール・カルダン劇場の
≪佐渡の鬼太鼓≫ ≪ 能楽≫ 次から次話題は尽きず~!! 
日本の伝統文化を理解し& 好む仏人マダム~ 国境を超え話が弾んだ~***

今夜の初日に足を運んだ仏人観客に~ このマダムの様な日本文化をこよなく
愛するファンも少なく無かっただろうと想像に及ぶ~ 歴史的:由緒あるシャトレ
劇場での成功は素晴らしい~!!  1862年8月19日シャトレ帝国劇場として幕を開け~
チャイコフスキー、リヒャトル・シュトラウス、ドビュシー他、作曲家が自身の曲を
指揮~ 1900年:ウィーンフィル~ 初来仏のコンサート:グスタフ・マーラー:
指揮で~ 1910年にはトスカニーニ率いるNYメトの来仏公演~等々~歴史上の大物
芸術家がデビューを遂げている~@*@

   ~~~~¶~~~~~~~§~~~~~~~Ω~~~~~~~Ψ~~~~~~~¶~~~~

年末年始~ 歌舞伎界のご不幸が続き~ ご冥福をお祈り致します。 芸一筋に道を
究める人生半ば~ 半生でこの世を去られる事はさぞかし無念と察せられます。
戦後:生誕地~歌舞伎座の有る東銀座:築地産院で産声を上げ 【 築地&歌舞伎座 】
の文字は子供の頃から縁が深かった、 特に歌舞伎通いの母を持ちながら~ 歌舞伎
とは縁が薄く旧歌舞伎座で観劇したのは残念ながら渡仏前のたった一度~ !!
取壊し前にもう一度の願い叶わず~*

3日に無くなられた市川団十郎&海老蔵親子 ≪海老蔵襲名披露≫ 来仏公演も観劇~**
2004年10月 巴里:テアトル・シャイヨー【シャイヨー劇場】での襲名披露:
仏語で口上を披露された市川団十郎は印象深く今も目に浮かぶ~☆★ 
公演を知ったのが遅く席を選ぶ余裕も無く残りチケット~?? からのチョイス~
最前列か最後方~と云う事で被り付きを選び、結果【 残りものに福!!】を掴んだ~!! 

窓口の女性は 『 畳の奥に座ると視えない可能性が有るけど~』と後方を進めたが~
このシャイヨー劇場は階段席。 階段の上方から全体の眺めは良いかも知れないが
オペラ座:天井桟敷の様なもの、遥か遠方から観劇するより『 見えなくても良いです 』
と窓口の親切なアドヴァイスを謹んで辞退したのは正解~!!! 

ファンでは無いが一列目で海老蔵 ≪睨み≫ を観劇出来たのは最高だった~!! 
特に見事な化粧&衣装~ そして何と言ってもあの目の表情 ≪睨み≫ は圧巻~!!  
この公演二晩とも一列目で観劇出来た幸運~** オペラ座公演はチケット高額の上、
争奪戦の如く即完売~!!

シャイヨー劇場では 『 エッ~!! 此の価格で一列目~?? 』 と申し訳ない様な格安
だった為、仏人アクセサリー:デザイナーを招待~ 宝石の様な艶やかで華麗な着物の
色&モチーフの美しさに感動して居た~!! チャンスを生かしながら~?! 安価で色々
堪能出来たのは嬉しい限り~ 是からも引籠らず活性化しながら人生楽しもう~と
老体に鞭打ちつゝ旅は終らない~!!! 二日目:6日も~再び感動を求めて~~!!

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1986年6月20日 巴里:テアトル・モガド-ル≪ LE GRAND KABUKI ≫
★第一部≪鳴神≫ 
☆片岡 孝夫 : 坂東 玉三郎
 中村 Sirogoro / 中村 Sukegoro

★第二部≪かさね≫
☆片岡 孝夫 : 坂東 玉三郎
片岡 Takataro / 片岡 Matsunosuke

*巴里市庁&東京都庁:文化交流 * 松竹後援
当時のパリ市長はジャック・シラク*後の仏大統領で親日家だった。

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2004年10月15&22日 シャイヨー劇場 ≪市川海老蔵襲名披露パリ公演≫
★市川 団十郎 : 市川 海老蔵 : 尾上菊之助
 海老蔵 & 菊之助 のコンビが良かった~ 菊之助の女形は美しかった印象が~
 プログラムが見つからず~~~

オペラを活性化& 大衆向けに復活させたプラシド・ドミンゴの様に~ 歌舞伎を
大衆演劇に復活させるべく、現代の若手に頑張って日本の伝統芸能を活性化しつゝ
守って欲しい~!★!

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