ユジェヌ・オネギン ★ メト・ライヴ @ 映画館~♪@★ [その他]

まぁ お見事~ 並はずれた稀に見る大成功 @ Triomphale と云う言葉が相応しい~
誰もが感動を得た4時間~ 華々しい公演~☆!!!☆ 主題:ユジェヌ・オネーギン が
霞んだ~¿?!! 筆頭功労者は紛れも無く @ アンナ・ネトレプコ~★♪♪☆ 舞台を
編んだ:タチアナ 対するオネーギン @ マリウス・クィエシェン~ 二人のスター★
が揃い~ 因り崇高な舞台を実現させた~!*!*!

レンスキィ @ ピォトル・べチャーラ & オルガ @ オクサナ・フォルコヴァ~ 其々
役者が脇を固め物語を盛上げた~$%&# 舞台は18世紀末のサン・ぺテルスブルグ
近郊の田舎。。時代背景をしっかり尊重したクラシックな演出~ 簡素で渋く落ち
着いたシンプルな舞台&ノーブルな色彩感覚は~ ロシアの田舎を感じさせる雰囲気が
醸しだされて居た~!!

終盤~ タチアナ & オネギンは、凍て付くサン-ペテルスブルグ * 細雪のチラつく
郊外で再会 @ 激しい情熱を秘めた二人の愛*心情を語る~* 80年12月に訪れた @
当時のレニングラード( 旧ソ連時代の名称) 風景を彷彿させ~ 惹き込まれる様な
錯覚に陥った~!! 目にした 零下10℃近い氷付く風景は想像し難い情景~ 午後3時~
辺りは既に薄暗く人気もなく~ 共産圏当時のソヴィエト~ 懐かしさが脳裏を過り
感慨無量に浸った。。。

素朴で内気な読書に耽る物静かな少女~ 然し内に秘める情熱と気丈な性格~
少女から洗練された眩い皇帝夫人へ成長~ 華麗な貴婦人を巧みに演ずる女優~
歌唱を伴う自然体の役造:美貌とプロ精神を備えた演技派歌手 アンナ・ネトレプコ @!!★
観る度~ 聴く度にステップアップを感じる~ ワルトラウト・マイヤー以来 @ 個人
好みの逸材~★♪☆

≪愛の妙薬 @ 連隊長≫ 気になるバリトン @ マリウス~ ROH ≪ドン・カルロ≫
ロドリゴでも存在感をアピール~!! 艶の有るまろやかな声質~ 田舎出身の粗野で
横柄なオネギンを上手く演じた。。。 ロシア & 東欧系 ⇒ 指揮者 & 歌手:全て揃い
本物のチャイコフスキーを奏で~ 堪能させて頂いた~@♪♪♪@

女性演出家:デボラ・ワーナー女史の演出は、繊細な女性心理を良く理解して
上手く描き構築していると感心させられる。 舞台& 衣装供に上品且つ 優雅な
夜会を演出~ЮΣ¶ΩΨ

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2013年10月5日 NY:メトライブ @ 巴里 ≪ユジェヌ・オネギン≫
★指揮:Valery Gergiev / 演出:Deborah Warner
ユジェヌ・オネギン:Mariusz Kwiecien / レンスキィ:Piotr Beczala
タチアナ:Anna Netrebko/ オルガ:Oksana Volkova

☆決闘場面 @ 少々垂目に鼻眼鏡~ 態と先に撃たれたと感じられる~ 安堵の
安らかな表情が伺えた*お人好しのレンスキィ @ ピヨトル~ 急ぎ駆寄り倒れる
レンスキィを抱起すオネギン @ マリウス~ 親友を撃った虚しい後悔の念を抱く~
対照的な二人の運命に思い及ぶ~◎▼■▼◎

☆長い年月を経ても尚、過去を引摺るオネギンに安らぎは無い~?? 華やかな
宴会の場、一人グラスを飲み干しつゝ~落着きを失いタチアナを探し廻る粗野な
オネギン~§фЙ 過去何回か見た演目では有るが~ 苦悩を耐えるオネギンの
些細な心情を汲み取れる表情は始めて~♪@ ♪ 演出家の感性だろうか~@*@

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流石 @ メトロポリタンに脱帽~** 2013/14 シーズンカレンダーが発表された
時から『 絶対に素晴らしい 』 と予想、現地で聴きたい:観たい演目だった~★♪☆♪★
然し シーズン開幕からの予定+7 & 8月 ≪ヴェルディ & ワグナー生誕200年際 ≫
~ とやらに現を抜かした後~ 想うに任せ ⇒ Kiki の様に自由自在に飛んで居たら~
本当のキリギリスになり兼ね無いだろう~!! 他に予定が入り[ 箒 ] がブレーキを
掛けて呉たのか~ ?  思う様に飛べず救われた [ 懐 ] ~ ホッ~(安堵) !!! @ !!!

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2010年9月26日&10月11日 パリ:バスティユ≪エフゲニ・オネギン≫
★指揮:Vasily Petrenko / 演出:Willy Decker
 Tatiana:Olga Guryakova / Olga:Alisa Kolosova
 Eugène Onéguine:Ludovic Tézier / Lenski:Joseph Kaiser
 Madame Larina:Nadine Denize
 
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余談 @
☆司会進行が板に付いた:Deborah Voigt女史 & 何時も感心させられる裏方さんの
仕事ぶり、圧倒させられる大変な作業~ 舞台装置:転換作業を短時間で強いられる
小幕間~ 終盤 @ サン・ぺテルスブルグのシーンでは雪(紙&白い粉)を撒き散らし、
画面に白煙が舞い上がる~ でも映画なので舞台と違い~煙が飛んで来る訳では
無い~が何故か急に観客は咽た様で~¿? 多勢の咳ばらい開始~ 仏人てこんなに
デリケートだった~¿? と云うか~ 余りに想定外で可笑しかった~(爆笑)**

☆メトライヴ~ 当初は我々初期高齢者層から後期ご高齢者層までが多かった
客層に変化を来している昨今~///\\\  中高年高齢者層は変り無く~ 増えたのは
若いカップル& 子供同半~ ◎● オペラ座でも増え続ける子供観客~!♪♪! 今回は
顕著に感じた~** 終了時間 @ 23時にも係わらず^^^ 7月14日 @ 巴里祭
≪クラシック・コンサート≫ 然り子供のクラシック & オペラファン育成~¿? を
心掛ける若い親御さんが目立つ欧米~オペラ観客~ @♪@♪@♪
マナーも共に学び~ 静かに且つ真剣に観劇している~\\\♪///

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追記 @
2013年10月6日 巴里 @ バスティーユ≪ルチア・デ・ランメルムール≫
★ 変更:Enrico Ashton :George Petean / Raimondo Bidebent :Carlo Cigni
最終公演を迎えた ≪ランメルムールのルチア ≫ @ チオフィ & グリゴロ * コンビ
素晴らしい終焉~!!!  初日は如何なる事か~¿?と~意気消沈~トホホ状態に
見舞われ心配したが~ 最期は何とか全てクリアー @ 無事終了~ホッ~!!!
只~ エドガルドの音程、当初から多少下げて居た感は否めなかったが~♯♭♪

今日は3回の中で一番良かった様である、キャストチェンジが影響しているのか~¿?
何れにしても、テジィエ & ヴィットリオ 両氏は残念ながら~ ベルカントの音域には
及ばない感が有る~!! 本日のエンリコ・アシュトン @ ジョルジュ・ペテアンの
声質はまろやかで深みを伴う伸びやかな美声~ エドガルドとの二重唱は
ゆったり落ち着いたリードで~ 美しいハーモニーを奏でた~♪*♪

演出 @ ヴィットリオにぴったり~ 打って付の演出だった気はする~ ご本人も
思う存分走回り~ 伸び伸び出来たのでは無いか~ と想像に及ぶ~!!   
リハーサルと云う因りスポーツジムに通う感じで体を鍛えたのだろう~ 二の腕の
筋肉が初日よりマッチョになっていた。 ターザン並~ 綱渡り~ でも無いが綱に
ぶら下り降りて来たり~ 水を得た魚の様に泳ぎ (走り) 回る~ 忙しないナチュラルな
性格そのものが露出~ЮΣ¶

声量は有るが高音セーブで多少美声パートが損われる感も否めない~ テジィエとは
双方共に意気張り過ぎで噛合わず~ 美しいハーモニーが生れなかった~▲□▼
大きい劇場公演では、声量優先は止むを得ないのか~¿? もう少し発声に余裕が
出れば安定した美声が聴けるだろう~@ 音域広い美声を奏でる歌手で無いと
ドニゼッティは非常に難しい~$%& と思うが。。。

演出には相等アイディアを提供して居るのでは~¿? と苦笑する様なエンタメ
場面が多く~ショー:ステージに慣れたアイディアは現代的で楽しませて呉る~!!
当初からチオフィの演技にも~ 悲劇的なドラマティックさ因り、コミカルさが感じ
取られたが~ 意図不明なグロテスク:独逸風とは違い~ 最終的にエンタメ
公演を楽しめた事は救われる~!!!
まぁそんなこんなで~ 最終日も満足の公演を聴かせて頂けた~ホッ!☆!
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       ☆ ♪@♪ ◎▼■▼◎ ♪@ ♪ ☆
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