シモン・ボッカネグラ ★ トリノ王立歌劇場 @ トリノ~♪♪ [トリノ.it]

新しい【 声人 】の美声を聴きに 遥々トリノまで訪れた甲斐が有った~素晴らしい
公演に今宵は眠れそうもない //♪♪// シーズン開幕公演 ≪シモン・ボッカネグラ≫ ☆♪☆♪
想像を遥かに超える~ 開幕に相応しい舞台に遭遇 @大満足~♪★♪

想い通り輝かしい【声人】だった~☆@★@☆ 美声に惹かれる侭に~ 初めて訪れた
トリノ & 古い歴史を持つ 王立歌劇場 ★^^☆ お目当ては勿論 : ガブリエル・アドルノ
@ ロベルト・デ・ビアジョ~*♪@♪* 待ちに待った久々のライヴ~ 眩い美声に
うっとり~*☆♪ 忘れ難い想い出の一頁増加~!! @!!

繊細なニュアンスを駆使した歌唱は絶品~声質の美しさ~ 広音域ドラマティックな
音色~ 自然体の演技と共に惹きつけられる~ DVDでリピート観劇済で有るが~!:!:!
ライブで聴く感動は超格別~ ついつい溜息が出る程に~*♪*♪*
隣席の伊老紳士と思わず目と目で頷いた~★@☆

30年余り年間同じ席を予約とか~!!! 『 初日にこんな良い席取れて幸運ですネ~!! 』
と云われて見れば周りに外国人は居なかった~!!! 周りの観客殆が顔見知りで~
彼方此方、ご挨拶に勤しむ老紳士~ 曰く 『 初日は社交会の様なもの~ オペラ
ファンばかりとは限らないんです~ まぁスカラ座の様な政治:経済界のお祭り
とも違う~ 』 いずれにしても地方都市の財界の社交場~?!!? 年中行事である事に
変りない雰囲気~ 平土間= 特に前方は、派手に着飾ったご婦人同半のご夫妻が
目立った~*☆*

今回 ≪シモン・ボッカネグラ≫ タイトルロールは、ザルツの ≪ ファルスタッフ≫
体格的に ≪ ファルスタッフor ドルカマラ ≫ イメージが拭えず~ 吹き出しそうで
心配だったが、立派な声量のバリトン:上手く仮面を被り≪シモン・B≫ に化けて
大成功を遂げた~◎● 総統の正装をした姿は遠目に~ ドミンゴと見紛うほどの
カリスマだった~(苦笑) 勿論声量は D氏に失礼だが、遥に上回る迫力でドラマ
ティックな歌唱を聴かせて頂いた~!♪!♪! 貫禄然り ≪シモン・B ≫ の役柄が定着
するだろう~!!!

隣に並ぶガブリエル・アドルノ*ロベルト・デ・ビアジョ~ 長身&細身 @
マエストリの半分のスマートさで娘婿と云う役相応で親子の雰囲気だった~!!♪♪!!
ヤコポ・フィエスコ:ミッシェル・ペルチュジィ:2月のウィーンで既にロベルト
デ・ビアジョと共演の仏人バス~@^^@ 衣装が良く似合い 渋い落着いた雰囲気の
フィエスコを演じ声も威厳を伴う深みのあるバスを披露~ 男性陣:三役は非常に
良かった~#$%&\ ニュージェネレーションで新鮮な役創りを楽しめ大満足~фЙ§Д¶#

アメリア:マリア・ジョゼ・シリ は、声 & 歌唱も演技も今一だったが、次回は
どうなるか~??  初日は皆、ナーバスになる事が多い~!▲!■!▼!

♪@★・・・♪@★・・・♪@★・・・♪@★・・・♪@★・・・♪@★

2013年10月9日  トリノ王立劇場 ≪ シモン・ボッカネグラ ≫
★指揮:Gianandrea Noseda / 演出 : 舞台 & 衣装:Sylvano Bussotti
照明:Andrea Anfossi / コーラス・マスター:Claudio Fenoglio
シモン・ボッカネグラ:Ambrogio Maestri / アメリア:Mria Jose Siri
ガブリエル・アドルノ:Roberto De Biasio / ヤコポ・フィエスコ:Michele Pertusi
パオロ・アルビアニ:Alberto Mastromarino / ピエトロ:Fabrizio Beggi

☆ イタリア人@ジァナンドレア・ノセダ*トリノ常任指揮者~ ゆったり流れる様に
利かせる演奏が素晴らしかった~♪♪ オケピットは深くゆったりしたスペース。。。

☆歴史に則った演出~ 舞台装置に変わるCGを駆使したクラシックな背景は、色彩 &
構図共にヴェネツィアを彷彿させる~ 小刻みに揺れる波が印象的~@ 衣装の色調も
美しかった~* 『美しいよネ~!!』舞台挨拶に並んだコーラスを観て~ 思わず隣席の
老紳士が呟いた~ 俗悪モダン嫌いとか~ 声質とか好みが共通して話が弾んだ~◎●◎
只、衣装デザインは少々古過ぎの感は否めなかったが~ ヴィンテージの再登場~!★!

☆当初、難を云えば [ ファルスタッフ ] がタイトルロール @ シモンと云うのも如何な
ものか と云いつゝ出掛けたが不安は消え失せ~ 正真正銘 ≪シモン≫ に出逢い~ ??@!!
8月 @ ザルツでお目に掛った~?? 強烈な ≪ファルスタッフ≫ のイメージは物の見事に
吹っ飛んだ~!! 外見の印象が消え去るほどに ~▼!◆!▼

☆結果的に~ 色々聴きました観ました若手テナー* やっと想い焦がれる~好みの
【 声人 】が聴けて~ 今宵は幸せ絶頂~^.^.^//☆&★!!!☆&!!@@◎●◎&%$#

     *****♪********◆********♪********▲********♪*****

追記◆お悔み◆
幸せの絶頂から一夜明けて~ 演出家:パトリス・シェロー監督の訃報が舞込み非情に
ショックを受けている。 バイロイトの≪ リング ≫ で ファンになり~ 1992年6月5日:
シャトレ劇場 ≪ヴォゼック≫ 演出 @ 初公演初日~ 曲と演出に衝撃を受け大ファンに!!!
挨拶に登場したシェロー氏~ 黒のスーツに白のY-シャツ姿 & はにかむ表情が今も
くっきり瞼に浮かぶ~!!

コンパクトに構成された積木の様な角材を移動するだけ~ 極シンプルでカラフルな
色彩と共に大好きな演出だった~** フランツ・グルンデベール & ワルトラウト・
マイヤーで~ 初めて聴いた≪ヴォゼック≫ に圧倒され~ 以後、何回聴いた事か~??

2001年2月某日、ベルリン⇒ 巴里のフライトに同乗~ ベルリン映画祭授賞式の翌朝
『 金熊賞受賞はこの人だよ~』 冗談風に語る脇で微笑む気さくな方。。。。。
或る日、昼食に訪れた≪ ビストロ ≫ の入り口で、 ヘルメットを抱えて入って来た氏と
偶然~鉢合わせ 『 何処かでお目に掛った方~? 』 風に何時も逢って居る様な雰囲気を
持つ~ 気取らないお人柄が懐かしい~◎●◎

今夏、EXフェスティヴァル ≪エレクトラ≫ の演出で大成功を収められた。まさか癌で
闘病されて居たとは噂にも出なかった~$%&# 余りの若さ~ 思いも及ばない創造を
生む貴重な演出家を失い残念で堪らない [涙] 観光気分に成れず~ ショックで引き籠り。

>> 心よりご冥福をお祈り致します. 天国でペーター・ホフマンと再会 を祈りつゝ<<

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

追記 @ 10月29日
1997年6月15&17日 ベルリン・シュタァツオパー≪ヴォゼック≫
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Patrice Chereau/ 舞台装置:Richerd Peduzzi
衣装:Moidel Bickel / 照明:Dominique Bruguiere
☆ヴォゼック:Falk Struckmann / ナロ:Peter Manzel
マリー:Waltraud Meier/ ドクター:Gunter Von Kannen
ホットマン:Graham Clark / 太鼓楽隊長:Mark Baker
同僚1:Siegfried Vogel / 同僚2:Roman Trekel

1998年5月9&11日 巴里 @ シャトレ劇場 ≪ Wozzeck ≫
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Patrice Chereau/ 舞台装置:Richerd Peduzzi
衣装:Moidel Bickel / 照明:Dominique Bruguiere
☆ヴォゼック:Falk Struckmann / ナロ:Peter Manzel
マリー:Waltraud Meier/ ドクター:Gunter Von Kannen
ホットマン:Graham Clark / 太鼓楽隊長:Reiner Goldberg
同僚1:Kwangchul Youn / 同僚2:Roman Trekel

ベルリンSOB :引越公演 @ 巴里:シャトレ劇場 ≪ヴォゼック≫
【独仏共同プロダクション】マイヤー & シュトルックマンの共演で聴いた。
丁度、この来仏公演10日程前に≪オルトルート & テルラムンド≫ @ ウィーン
[ローエングリン] を聴いた直後だった。大好きな迫力の公演 ≪ヴォゼック≫ と共に
生涯忘れられないだろう~★☆♯♭♪☆♯♭★☆

1999年9月2日 ベルリン・シュタァツオパー≪ヴォゼック≫
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Patrice Chereau/ 舞台装置:Richerd Peduzzi
衣装:Moidel Bickel / 照明:Dominique Bruguiere
☆ヴォゼック:Falk Struckmann / ナロ:Peter Manzel
マリー:Waltraud Meier/ ドクター:Gunter Von Kannen
ホットマン:Graham Clark / 太鼓楽隊長:Reiner Goldberg
同僚1:Roman Trekel / 同僚2:Siegfried Vogel

☆此の頃、SOBは殆ど平土間一列目が多かった~!! ヴォゼック & マリー 二人が
舞台の淵に腰掛け放心状態の様な瞳で~ 遠く彼方を見つめる神秘的な~ 演技とは
想像し難い二人の表情に惹き込まれ~ 強烈な印象が胸に焼き付いている~♪☆♯♭
両人の共演は声 & 役になり切る自然体の演技 @ 力量 & 存在感共に最高のコンビ
だった~‘@‘@‘@‘

       ★☆☆& ♪☆♯♭@ @ ★☆♯♭♪☆♯♭★☆

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0