西部の娘 *初公演 ★ バスティーユ @ 巴里~♪♪♪ [パリ.fr]

思い掛けず懐かしのメロディーに浸った ≪ 西部の娘 ≫ ★♪☆
プラシド・ドミンゴ @ ディック・ジョンソンで封印して以来、彼是20年余り
もう聴く機会は無いだろうと思って居たが~Ω¶ЮΨ 地元 @ 巴里オペラ座で
初公演 & 好きな物語:曲で腰を上げた~!★! 非常にユニーク & 奇抜な
アイディアの愉快な演出~ 今迄とまるで違う演目を観て居る様に~楽しませて
頂いた~♪♪

原作をデフォルメせず、レトロから現代に置換えた21世紀版 ≪西部の娘≫!@!@!
西部から時代は移り=NY証券街の地下へ~ ミンニが経営するバーには西部?
出身のならず者?が集い、お酒とカードに興じている~!! サングラス+ハット&
皮のロングコート @ 黒装束の一見:マフィア or ヤクザ~ ギャング風情~? !!!

四角く繰抜いた天窓からは青空にそびえる、NY摩天楼のビル群が映し出され~!!!
望郷の歌に合わせて故郷回想シーン @ 自然豊かな田園風景に映像が変り~
郷愁を募る~* 赤い皮コート & 同色帽~ ピストルを上空へ打ち鳴らし( ビクッ!!)
物々しく派手に“ミンニ”ご登場~\\★//  まるでハリウッドのギャング映画を観る
様な~ まぁ時代が違うだけで現代に置き換えられても違和感は全く無い~!♪@♪!

キャンピングカー @ ミンニの館 ★ オペラ・ピンクのワンルーム~ どう云う訳か
庭の左右にディズニーアニメ風 [ バンビ] の置物が笑いを誘発~ \\*0*// ~が、
ユーモアを解さない~? 方々からブーイングが飛んだ~◎▲□◎ 奇抜なオペラ・
ピンクの館にも随所にコミカルな笑いが散りばめられ、非常に面白かった~★◎☆
そう云えば~ミンニの館 Θ キャンピングカー [ 所在地証明 ] の為 ?? 態々サッカー
応援旗程の大きさの [ 星条旗 ] が冗談ぽく、館の脇に立てられて居た〈苦笑〉◎▽

極めつけは終盤~ 舞台狭しと積み上げられたポンコツ車:使用済スタントカー?
と思われる~ 壊れた山積みの車の中で繰り広げられる~ ディック・ジョンソンの
制裁~$%&#  最期のアリア 【 自由の身になって遠くへ行ったとミンニに伝えて 】
歌い終え縛り首の綱を掛けられた所で~ 遠くからミンニの叫びの歌唱が~ と
同時にポンコツ車の山が両脇に控えっ~ と意表を突くシチュエーション @ 水戸黄門
では無く “ ミンニ ” ド派手な再登場に爆笑~\\*!☆!*//

中央階段の頂点に現れた Ж ライオンのパラマウントマーク Ж コピー映像に拍手
& ライオンが首を振る動作も頻繁に繰返され~ オスカー賞の女優並 @ 豪華な
ドレスを纏ったミンニが優雅に階段を下り~ ディックと抱擁~!!@!! もう笑いが
止らず≪西部の娘≫ ⇒ ≪ 都会の娘 ≫ 物語へ~!!! 降幕と共にブラボー & ブー
の嵐が乱飛んだ初日~!!! 勿論~ブラボー派のエンタメ好きミーハ-δζηξψ

*****LA******FANCIULLA******DEL******WEST*****

2014年2月1日 巴里:バスティーユ ≪ 西部の娘 ≫
★指揮:Carlo Rizzi /演出:Nikolaus Lehnhoff / 舞台装置:Raimund Bauer
衣装:Andrea Schmidt-Futterer / 照明:Duane Schuler / 振付:Denni Sayers
ヴィデオ:Jonas Gerberding / コーラスマスター:Patrick Marie Aubert
Orchestre et Choeur de l’Opéra national de Paris

★Minnieミンニ:Nina Stemme/ Jack Ranceジャック・ランス:Claudio Sgura
Dick Johnsonディック・ジョンソン:Marco Berti / Nickニック:Roman Sadnik
Ashbyアシュビィ:Andrea Mastroni / José Castroホセ カストロ:Matteo Peirone
Sonoraソノ-ラ:André Heyboer / Joeジョー:Rodolphe Briand
Sidシッド:Roberto Accurso / Belloべロ:Igor Gnidii / Harryハリィ:Eric Huchet
Trinトリン:Emanuele Giannino / Un baritono:Daejin Bang
Happyハッピィ:Enrico Marabelli / Larkensラ-ケンス:Wenwei Zhang
Wowkleウォゥクル:Anna Pennisi / Un Postiglione郵便配達:Olivier Berg
Billy Jackrabbitビリィ ジャクラビット:Ugo Rabec
Jake Wallace ジェイク・ウォラス:Alexandre Duhamel
PRODUCTION DU NEDERLANDSE OPERA, AMSTERDAM
アムステルダム:ネーデルランド・オペラ @ プロダクション
* ブラボー @ オランダ演出家軍団~★!☆!★

☆コーラス並のバック:ソロが是だけ居ると、中々人材を揃えるのが大変なのか~?
巴里オペラ座 @ 初公演と云う事は~? 仏人ファンが少ないのか~ ?
個人的には~ 若々しいドミンゴ @ ディック・ジョンソンで素晴らしい公演を各国で
聴かせて頂いた~ 想い出深い公演~ !!

☆時代を超えて≪ 西部の娘 ≫ Vs ≪ 都会の娘 ≫ ドミンゴで聴いた公演とはまるで
違うオペラ鑑賞に失望も無く~ 余りに掛け離れ比べる術も無く安堵~ホッ!!! 声も
現代版、しっとりとか情感とか~ 関係無く力任せに爆音を奏でる若手を堪能~!^・^!
ミンニ @ ニ-ナ・シュテムは~ 美声過ぎに感ずる出だしだったが、紅一点男性陣に
負けず劣らずの声量で存在感発揮~ 役を印象付けた~ ★♪♪☆

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1910年 @ NY:メト初演から~ 100年余りを経て終に巴里:オペラ座レパートリーに
加わった プッチーニ @ ≪西部の娘≫ 情緒溢れる曲が懐かしかった~!!!
個人的にも最期の観劇から既に23年のご無沙汰~ 感慨深い演目~♪♪♪ 然し時代は
変り~ メト @ デルモナコ の完璧なウエスタン ≪ 西部の娘 ≫ から都会へ~上手く
変身~ デフォルメせずに新鮮な演出を楽しませて頂き感謝~!!!

先月のシャトレ @ 試金石に続き~ 爆笑公演を楽しませて頂き~ 増える皺に目を
瞑り多分リピートするだろう~!!!

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再観劇 ≪ La Fanciulla del WEST ≫ Vs ≪ La Fanciulla del WALL STREET ≫
10日は放映の中継カメラが入って~ 映画館でも十分観客は楽しめただろう~!!!

歌手陣は演技も板に付き歌唱も馴染んで~ 初日よりリラックスして居た様に伺える。
プッチーニの中では好きな曲~ 中々上演機会に恵まれないので~ 時間の許す限り
聴きたい演目~!♪★♪!  特にディックがミンニを手解きするノスタルジックなダンスの
メロディーが随所に流れ~ つい鼻歌が出るほどに~#$%&

残念ながら、ディック・ジョンソン:最期のアリア~ バルセロナではドミンゴのビスが
聴けた程、情感籠る感激のアリアを聴いているので、比較にはならないが~◎○◎

若手テナーとしてはしっかりした歌唱で聴かせて呉た~が演出の問題だろうか~?
全く余韻無く~ ランスが畳みかける様な演技~ 物足りなさは否めない~Ω§ΨΣ
本来、此のアリアで一瞬感慨に耽り哀愁が漂う場面~ 陶酔の観客から拍手が起る
然し~ 現代版は余韻などに浸っている場合では無い~? 株の暴落に歯止めを
掛ける様なスピード感で~(苦笑)

今年に入って巴里:オペラ座~ 食指の動く演目&歌手陣 @ 皆無だったので~
楽しませて頂けて嬉しい~!! バスティ-ユまでの道程は心浮き立つ~***

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と云う訳で、何回聴いても楽しい公演 @ 3回目の今日25日は、平土間一列目~!!
指揮者を中心に観劇~? 伊人指揮者:カルロ・リッズィ はもう~ イタリアン気質
其の侭で 乗り乗り@ サッカーのサポーターの様に体を乗出し~ 略、一緒に歌い
ながら指揮棒を振って居た~♪@♪

テナーの爆音は変らず、バリトンも朗々と奏で~ ニ-ナ:ミンニが時折:金切り声を
挙げて居たのが残念~!!! 9回目の公演ともなると、そろそろ疲労も否めない~!! 
無理に出す高音が金切り声に変る~▼◇▲ でもまぁ~ 良く頑張りアッパレ~!★!

舞台挨拶は巴里に珍しく、舞台と客席が一体となり~ 初日に惹き吊った顔立ちも
今は皆、笑顔ではしゃいでいる。。。 NYに遅れる事 @ 100年余りでは有るが~
若者向けには大成功と言えるだろう~ΣФЖξΨ


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