再演 ＊ 蝶々さん＊Ｄ.リュスティオニ ☆ 巴里 @ バスティーユ～(^^♪

厳かな光の芸術如き舞台を背景に幻想的な演奏を奏でる≪蝶々さん≫
夢現に観劇～☆彡 寝静まった人気の無い午前3時：中秋の名月 &
スーパームーン：三日三晩 @ バルコーニで独り鑑賞～○
そんな余韻が残る舞台に陶酔 & 夢心地～ もうろうと睡魔漂う中で聴く
妖艶な ≪蝶々さん≫ 公演は格別だった～☆彡

『エェ～ 蝶々さんて、こんなに ラ ボエーム風に聴こえるメロディを含んで
いたのかなぁ～』風な演奏、、、通常の伊指揮者のイタリアン調：プッチーニ
とは異なる音響を奏でた若手、伊指揮者：ダニエル・リュスティオニの指揮は
独自のテンポを醸し～ 非常にソフトな演出にマッチして素晴らしかった♪(^^♪

テクニック駆使の繊細な歌唱力保持～ エルモネラ・ヤホ & 澄んだ美声で朗々と
聴かせる：ピエロ・プレッティ～ 共々、息張る所なくソフトで感性高い調和の
取れたハーモニーをご披露頂いた一幕終盤：蝶々さん & ピンカートン の甘く
柔和なデユエットは美麗だった～◎◎

感動的なドラマが生まれる演出では無い、現代的アートの幻想的な舞台を背に
静寂な振付に追従する調べ：静かに奏でる音質 & 何処までも伸びる澄んだ美声
新たなスタイルの≪蝶々さん≫創造～ 煌々と輝き且つ神秘的な：豪華な月夜の晩
浴びる様に酔いしれた後、口元で解ける爽やかなムースのデザートを味わう～
デリケートでオシャレ：そんな贅沢な気分に浸った～moon★

今シーズン開幕演目 ≪ 蝶々さん ≫ ロブ・ウィルソン演出再演で、ほゞ変り映え
無し～と想定内で出掛けた［ 蝶々さん ］▽▲ 開幕から前半を担ったキャスト
≪ トスカ ≫ で爆声検証済 @オクサナ・ディカ [ Oksana Dyka ] だった為、謹んで
遠慮させて頂き後半迄待って、タイトルロール：蝶々さん@ エルモネラ・ヤホ
[ Ermonela Jaho ] を選択、他のキャスト変更は無いと思うが歌手陣チームワーク
の取れた音質で、新たな表現の世界に巡り会えた公演を堪能させて頂け感激～！！

・*・.・*・.・*・MADAMA・*・ BUTTERFLY・*・.・*・.・*・

2015年9月30日 巴里：バスティーユ ≪ 蝶々さん ≫
★指揮：Daniele Rustioni / 演出：Robert Wilson
舞台装置：Robert Wilson / 衣装：Frida Parmeggiani
照明：Heinrich Brunke & Robert Wilson
振付：Suzushi Hanayagi / 脚本：Holm Keller
コーラスマスター：Jose Luis Basso
Orchestre et Choeurs de l’Opera national de Paris

Cio-cio-san：Ermonela Jaho / Suzuki：Annalisa Stroppa
F. B. Pinkerton：Piero Pretti / Sharpless：Gabriele Viviani
Goro：Nicola Pamio / Kate Pinkerton：Joanna Jakubas
Il Principe Yamadori：Tomasz Kumiega
Lo Zio Bonzo：Mikhail Kolelishvili
Yakuside：Slawomir Szychowiak
Il Commissario Imperiale：Lucio Prete
L'Ufficiale del registro：Daejin Bang
La madre di Cio-Cio San：Marina Haller
La Zia：Anne-Sophie Ducret / La Cugina：So-Hee Lee