青髭公の城 & 人間の声 ★ オペラ・ガルニエ~♪ [パリ:ガルニエ.fr]

≪ 青髭公の城 ≫舞台装置を伴う公演は初めてだったが、物語に忠実な
モダンな演出でイメージも膨み解り易く充分愉しませて頂いた~♪
歌手陣も素晴らしく声量 & 演技共に深く惹き込まれた。。。

通常:吟遊詩人の口上で始まる所 『さぁ~ マジックを、お見せしましょう』
風に青髭公が手品師の如くタキシードに黒のマントを羽織登場~@ 足元を
ふらつかせ舞台に立ちすくむボディコンドレスの女性を宙に浮かせ~ 足元は
何も無いですょ~とでも言いたそうに浮いた足元を手で探る~!! 続いて
宙吊から降りた所で頭上も吊って無いですと証明~? 笑いを誘発:緊張を解す
目的を兼ねた余興か~ホッ!?

更に白のスカーフを首から外し~ 御覧の通り種も仕掛も有りません風な仕草で
鳩や子兎を登場させ一緒の女性を喜ばせ観客の視線を集中~ξД 舞台に関心が
向く中、気が付くと平土間一列目 @ 中央席にさり気無くライトが当たっていた
が余り気付かず野次馬感覚で観ると~ ユディットでは無いかと憶測~☆彡

そんなこんな色々なトリックで気を削がれ場面は変る~ CGで写し出される
ガルニエ座:舞台側から青髭公にラヴコール?されたユディットは『私~?』
風に辺りを見回し立上り青髭公の城へ誘導される~[黒ハート][桜][指輪] 紗幕が上り殺風景な
広々した青髭公のサロンには、アール凸調の白い大きなソファ & 戸棚が置かれ
壁にドアが描かれて居た~◆◇◆

部屋を観たいと要望する @ ユディット:左右から四角い黒の鉄枠が引戸の如く
順に現れ中には各部屋をイメージさせる:武器:宝石[指輪]:花畑[桜]~ 引出される
部屋が鉄枠だけの為、全ての部屋を拝見出来る。。最後にドレスを纏って現れる
生きた3人の死体にドレスを着せられ:宝石を付け~ 青髭公に夜を宣告された
ユディット:次第に暗く迫り来る闇へ~[三日月]

.....★...............[三日月]...............★..............[三日月]...............★...............[三日月].....

舞台奥スクリーンに浮かぶシルエット~ 現れる女性 @ 区切りなく巧妙に次の演目
≪ 人間の声 ≫ へバトンタッチ~!! 電話の呼び鈴が響く~ ELLE @ 彼女は受話器の
向うに居るLui @ 彼氏と話し始める~ お喋りは延々と続く勿論:登場人物は彼女一人
一時間のお喋りで独り舞台~フゥゥッ~* 天晴~☆彡

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

≪青髭公の城≫ & ≪ 人間の声 : ジャン・コクトー ≫ のセットメニューと言う事で
演出に関連性をもたらせ~ コクトー監督≪ 美女と野獣 ≫ 映像を引用
【青髭と野獣】をダブらせたのか? 勝手な解釈で創造~◎◆◎

^^^^^^ LE CHATEAU DE BARBE-BLEUE ^^^^^^

2015年11月27日 巴里*オペラ・ガルニエ ≪ 青髭公の城 ≫
Musique:Bela Bartok / Livret:Bela Balazs & En langue hongroise
指揮:Esa-Pekka Salonen / 演出:Krzysztof Warlikowski
Le Duc Barbe-Bleue:John Relyea / Judith:Ekaterina Gubanova

☆初めて聴いた若手バス:John Relyea ( 発音不可 ) & 既に聴き慣れた
エカテリナ・グバノヴォ:共に声量有る美声をご披露頂き二人芝居を
成功させた~** コンサート形式で聴いた時よりドラマティック性は
無かったが、モダン演出には相応かも~ΨД¶

........... LA VOIX HUMAINE.........

≪ La Voix humaine:人間の声 ≫
Musique曲:Francis Poulenc / Livret戯曲:Jean Cocteau
指揮:Esa-Pekka Salonen / 演出:Krzysztof Warlikowski
Elle:Barbara Hannigan / Lui (role muet):Claude Bardouil
舞台装置:Malgorzata Szczesniak / 振付:Claude Bardouil
衣装:Malgorzata Szczesniak / 照明:Felice Ross
ヴィデオ:Denis Gueguin / 脚本:Christian Longchamp
Orchestre de l'Opera national de Paris国立オペラ管弦楽団
Coproduction avec le Teatro Real, Madrid

最後にお腹を刺されて?? 瀕死のLui:彼氏がよたよた現れる演出に
少なからず幻滅~× 黒のコスチューム & 白いYシャツ:お腹を真っ赤に
染めて~ 特に、こんな時期に見たくない光景~×?× まぁ考えれば、
この演出の構想時には悪夢は起きて無かったが、全体から見ると
ナンセンス:何を意図したか? お腹刺された[彼]の出現は不可解~◎

~だったが良く考えると、電話の向こうで自殺した~?筈の彼氏は腹切
血で染めたお腹を見せにご登場~¿? と云う事だったのだろうか~¿?

この演目 【 La Voix Humaine】 は、その昔~15年程前¿? シャトレ劇場で
Jessye Norman で観劇した事が有る。 あの時は追及せずに 『へぇ~ 』 と
圧巻のジェシー・ノーマン を愉しませて頂いた~☆
..................................................................................

噂 & 報道の割に劇場内は、ほゞ満席~◎^●^◎ 想定外と云うか過剰報道も
有るのだろうか~?? 演目 & 現在状況から想像すればチケットは売残って
いるだろうと 30分前に赴き甘かった~ もう少し遅ければ売切れだった
可能性も否めない~? 事件前、既に予約済観客もキャンセルしてない様に
思えた。 終演後:聞かれた会話から仏人に限らず外国語が入交、観光客も
意外と多く訪れて居た様な~☆彡

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巴里ジャン & ジェンヌの生活は、ほゞ通常に戻り始めている。
街のウィンドーも:ノエル*クリスマスに衣替え~ 意表を突く機械操作
テクニックに、はしゃぐ子供達~ スマホに映像を収める親御さん達~*
此の侭、平穏無事な生活が送れるよう祈りつゝ~☆彡

そして早く戦争の空爆が終え、一般市民の生活が元に戻れる日が
来る事を切に願いつゝ~**


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