カルメン*デ・ビアジォ★マッシモ劇場~♪♪ [パレルモ.it]

昔のシチリア大国:中世の古都パレルモ~[波][波] 真っ青に澄み渡る大空に
そびえ立つ威厳ある壮大な*マッシモ劇場~ 幻想的 & 優雅な場内に華麗に
響く優美な調べ色彩豊かな広音域で繊細さ極める唯一無二の美声テナー:
ロベルト・デ・ビアジォ 奏でるピュア―な音質に魅了され~ 至福に浸り
@ 二日宵 ~フゥゥッ!♪!

巴里:オペラ・ガルニエ:ウィーン・シュタツオパー & パレルモ・マッシモ
劇場と、欧州三大劇場と云われる由緒ある歌劇場:高額の修復工事に躊躇した
関係者の後押しをしたのが、映画俳優でシチリア出身:アル・パチーノだった
そうな~[手(チョキ)][手(チョキ)]

歴史的館で数多の感激を一度にあじわった貴重な経験~[晴れ] 三本指 [手(チョキ)] の由緒ある
劇場は、荘厳な外装から想像及ばぬ ロマンティックな甘い香り漂わせる場内~
歴史の重みを感じる~ 贅沢な佇まいのサロンで豪華な音響に浸る気分は最高 [指輪]
三晩連夜 @ 拝聴 ≪ カルメン ≫ 苦笑 〓 [喫煙] [曇り]

主要キャスト:ダブルの為、聴き比べも目的だった~▼●▲ 想定外の中日
@ 2日、ドン・ジョゼ:Roberto Aronicaのキャンセルで急遽決まった代役
Arturo Chacon-Cruz:初耳テナー拝聴の為、聴くだけ席で~と赴いた先は
天井桟敷に近い舞台取っ付きオケピット & 広い舞台を眼下に収める最高席
@ 4階ボックス @ 25e \(~o*)/ 窓口の助言聞かず正解~ホッ!!

流石イタリア:音響は格別~ オケピットの広さ:舞台は巴里:ガルニエ &
ウィーンの倍?? 比較にならないゆったりしたスペース:音に対する贅沢さが
感じ取れる~◎●◎ ゴッドファーザー & ヴィスコンティの映画等で名を
馳せて来た奥深いシチリア & マッシモ劇場の歴史にどっぷり浸りつゝ [映画][カメラ]

出掛ける意欲を削がれたU-tube演出情報~ 計画は進行せず最後迄考え中[考えてる顔]
だったが近年:テナー音質の魅力なさにうんざり~ 絶対振れなかった [ 声人 ]
聴いて良かった~ホッ\(^o^)/ ☆彡 久々の舞台 @ ドン・ジョゼ:ロベルト・
デ・ビアジョ @ 想定内を遥に逸脱v魅惑の歌唱に感動 [黒ハート] 美しく強鞭且つ
甘いソフトな品格を醸す繊細な声質、二大テナー若かりし頃に聴いた美声が
脳裏を過り個人的:勝手な査定~ドミンゴ + カレラス = デ・ビアジォ[演劇][ビール][演劇]

此の旅は勿論、我が [ 声人 ] が目的だったが、日替り歌手陣で連日公演と
聞けば折角の現地帯在:ホテル引籠りはナンセンス~ ▼◇ 毎晩、通ったが
同じテナーで是程の大きな違いが如実に現れる声質に想定外と云うか~些か
驚きだった/Σ(・□・;)

欧州内とは言え フライト乗り継ぎ遥々赴いた パレルモ @ シチリア島 [飛行機][飛行機]
昔からフライト:乗継は苦手:聞いただけでギブアップ~[NG] [NG] 何しろ面倒な
事は謹んで自粛~ その割には良く飛び回って居ると云われるが [ 直行便 ]
だけOKと云う臆病者~( 苦笑 ) 然し [ どうしても]と云う欲望が人間を進化
させるのだろうか~?? と悟りつゝ冒険に挑む [ 古希予備軍 ] [車(RV)][飛行機][船]

~~~~~[曇り]~~~~~[喫煙]~~~ CARMEN ~~~[喫煙] ~~~~~[曇り]~~~~~

2016年12月1,2,3日 パレルモ*マッシモ劇場 ≪ カルメン ≫
★指揮:Alejo Perez / 舞台装置:Alfons Flores
演出:Calixto Bieito / 衣装:Merce Paloma
照明:Alberto Rodriguez Vega / Ripresa da Joan Anton Rechi Luci
Maestro del Coro: コーラスマスターPiero Monti
Maestro Coro di voci bianche:子供コーラスマスターSalvatore Punturo
Orchestra, Coro e Coro di voci bianche del Teatro Massimo
テアトロ・マッシモ*オーケストラ & コーラス:
Don Jose:Roberto De Biasio / Arturo Chacon-Cruz ( 2日)
Carme:Justina Gringyte / Varduhi Abrahamyan( 2日 )
Escamillo:Zoltan Nagy / Marko Mimica ( 2日)
Micaela:Shelley Jackson / Maria Katzarava ( 2日)
Frasquita:Marina Bucciarelli / Mercede:Annunziata Vestri
Le Dancaire:Nicolo Ceriani / Le Remendado Cristiano Olivieri
Morales:Vittorio Albamonte / Zuniga:Mariano Buccino
Lillas Pastia: Piero Arcidiacono

☆ドラマティックな情感籠る若い指揮者:Alejo Perez:情景が浮かぶ
感性豊なニュアンスを伴い非常に良かった~(^^♪ オケ被り付:舞台脇
ボックス @ 奏者の奏でる楽器を其々確認しながら音に酔いつゝ~(^^♪
改めて豊富なヴァリエーションの音色で構成された ≪カルメン≫ の曲に
魅了された~(^^♪

☆取分け [ フラメンコを踊る如く ] 奏でる:カスタネット&タンブリン
単独演奏の技巧は圧巻だった~[手(チョキ)][演劇][手(チョキ)] 胸元にレースの嵌め込みを施した
黒のドレス姿、あのパワーが何処から生まれるか??と驚嘆Ψ 静かな
雰囲気の女性~ 中高年の熟練の技と察せられる~δΛδ

☆U-tube の演出抜粋を観て予備知識~?? 下品な映像に演出の興味は
薄れ舞台端:1日は旅の疲れも考慮 @ 聴くだけ席~ 舞台三分の一しか
見えない格安席を敢えて選んで大正解~◎^●^◎ オケと歌唱に集中 !!!!

☆若手歌手陣:歌唱力:声量:音質等、申し分ない粒ぞろい~ 爆声で
がなる独りよがりも無く指揮者の指導に沿った?? 情緒あるハーモニーを
奏で音楽的には素晴らしかった~♪★♪

☆ドン・ジョゼ:ロベルト・デ・ビアジォ と日替りの R.アロ二カ降板で
10日前急遽代役:アルトロ・チャコン・クリュツェ ( と発音か? ) :最近、
ドミンゴとの共演も多く好評を聞いたので期待したが、声質が粗く~
歌唱力も ロベルトとは [ パリ⇔パレルモ ] 程の差が有った~ΨΘΨ

☆カルメン:二人 & ミカエラ:二人~ 体当り演技を伴う歌唱力~
非常に素晴らしかった~[手(チョキ)][演劇][手(チョキ)]

☆エスカミヨ:二人の内、マルコ・ミミカ:は既にDOBで5月に聴き
期待したが、高レベルでは有るが特別では無かった~◆ 今回は巴里で
深い響きのバス:ロベルト・タリアヴィニの美声が未だ耳に残る[耳][耳]
二人目のバスも無難な歌唱~(^^♪
...。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

☆演出は現代に置換えたジプシー軍団~!! 冗談過ぎる程にくだらない
ひっちゃかめっちゃか~フゥゥッ!! 白いスーツに赤の ネクタイ& 帽子
姿の紳士登場『 エェッ~?? ケンタッキーおじさん ?? 何故此処に~?? 』
手品をご披露頂き:バイバイと場を後にする~ホッ!!

☆~とする間も無く上半身裸:短パン姿の兵隊が独り足元は軍靴[くつ]
猟銃を抱えマラソンに挑む~?? 整列する兵士の周りを舞台何周も些か
うっとうしい、観客もご本人も疲労感に襲われ~?? ばたん・キュー▼
~フゥゥッ!! 終了~ホッ!!

☆昔、仏街角に有った:四方ガラス張り公衆電話で通話中のカルメンご登場
『 知らないワ~ 若しかしたら明日~? でも今日はダメ[NG]~ それは確か~!』
まぁ現代設定でも情景と台詞にかい離は無いが~(苦笑)

☆二場:本来酒場シーン:煙草密輸隊はポンコツ車に乗ってご登場~@
ケンタッキーおじさん [ 密輸隊長だった事が判明 ] と子供 [ 誰の~?? ]
二人でモミの木にノエルの飾付~〓 公演が丁度12月だからか~???
来春 @ 3月:巴里公演はどう変わるのか~?? ( 同演出~トホホ )
ケンタッキーおじさん風 & 子供は、ピエロの様な中継ぎか~◆[スペード]

☆二幕:現代の象徴:移民大移動風な雰囲気を否めず~ 5台のポンコツに
乗車のジプシー:幹部クラス~** 車を押してくるジプシー軍団:良く
ここまで酷いバーゲン売れ残り在庫を集めて来たと思える衣装満載~$$
場末の居酒屋で客挑発 [ お姉ちゃん ] 風:スパンコールの派手な色彩の
ポディコン~ もう此処まで来ると下品とかでは無くコミック~(爆笑) !!

☆一番 [ 素晴らしかった ] 三幕 @ 闘牛士:行進場面~ [ブタ] 闘牛士は
居らず:応援の見物人の大はしゃぎがあたかも闘牛士が行進して居る様な
錯覚を起す振付~ 一番面白く最高~ 駄作が是で救われた風な~?◎?

☆非常に馬鹿馬鹿しい面白さで乗り切った現代風 ≪ カルメン ≫ ◎●◎
カルメン=ジプシーの要素を含んだ物語を現代に置換え~ 現代社会背景を
想像すると、厳しい移民の現実も連想させる~[涙]
...。。。。。。。。。。。。。

☆[ 孟母三遷 ]では無いが~ 3晩:席を変え色々探索~ 初回は舞台脇の
ボックスで聴くだけ~ 2日目 @ 舞台取っ付き天井桟敷~ 此処は意外と
穴場~?? 舞台全体を隈なく把握出来るだけでなく:オケピットも眼下~!!
ボックス:オフィス嬢に『 良くない 』とアドヴァイスされたが、個人的
目的からは正解だった~◎★

☆3日目は初回の対面:舞台から心持離れたボックス:舞台 & オケピット
双方の視界良好~♪♪ 良く観え [目] その上:舞台の高さの為、声が直接届く
完璧な席~ 最終日は最高だった~\(^o^)/

☆この日 [ ロベルト:チーム ] 公演最終日~ 崇高さ極める ロベルトの
洗練された優美な音質に場内は静まり返り~[耳][目][耳] 個人的には背筋に
電光が走った~[雷][雷][雷] 由緒ある歴史の館で輝かしい美声を拝聴~ 早々と
クリスマス・プレゼントを頂いた様な幸せに感謝~ [プレゼント][プレゼント]
素敵なパレルモ~ 是非:再訪したい マッシモ劇場~[黒ハート]
...............................................................

40年振りのシシリア島 @ パレルモ~ 前回の訪問地は:カタニアで、
ほゞ逆方向だった~[波] タオルミナから海岸線を3日掛けてドライブ後
マカロニ・ウエスタンの舞台となった:ヴィラロンガ @ 当時、まるで
[ ゴーストタウン ]を横断~ アグリジェントを友人兄弟と訪問~[家][波]
懐かしい思い出が蘇る~ エトナ火山が未だ赤々と火を噴いて居た~▲

パレルモは初めてであるが街は新旧に別れ~ 歴史建造物の残るマッシモ
劇場界隈は、極細:路地 & 昔の侭の街並み~ 興味深いが一歩先は用心??
偶然:見つけた可愛い絵の描かれた [ マイクロバス ] 始発停留所??
『 このバスって~?? 』先を訊かない内に『 只で乗れるんだよ~!! 』と
運転手さん達に誘導され『 何処廻るか知らないけれど、此処に戻るん
でしょ 』と半信半疑ながら乗車~(石橋叩きつゝ~??)

地図で道を確認して居ると、隣席の親切な現地人が色々教えて呉れた。
大型観光バスの通れない極細:坂道をくねくね辿る~ 窓が開いて居れば
両側の壁が触れそうな細道 [ コーザ・ノストラ ] マフィアの子飼いが
ひっそり暮らして居たのかなぁ~と、想い馳せ乍ら:独りでは絶対に
歩かない町並みを巡り~ 同時に歴史建造物の位置も確認~ 途中停車の
マッシモ劇場前で親切な人達に別れを告げ下車~ grazie arrivederci~!!

町のあちこちに死んだ様に横たわる犬:是程、無防備にお休み頂ける程
のんびりした街なのだろう~[犬][犬]  豊富な種類のお洒落な犬に驚嘆~!!
旧地は歩行者天国が多い為、様々な犬の散歩に目を奪われた~[犬][犬]
...................................................................

シチリア島と文字通り:海に囲まれた [島 ] 小高い丘に毛の生えた程の
高さの岩山にも囲まれ 海と山が一望に見渡せる美しい風景~◎^●^◎
海軍埠頭を始め~ 入江には所狭しと:並ぶヨット & 小舟~[船]
自家用車 [車(RV)] 並に、自家用船 [船] 所有者が多いのだろう~[車(RV)][船]

多くの感激 & 観劇に浸った3日間~ 2016年 [ 締め括りの旅 ] として
最高だった~\(^o^)/ アリタリア航空の新しい:シックでお洒落な
[ ユニフォーム ] デザイン:素材:色:カット共に素敵だった~☆彡★
AFとは比較にならない対応に気分は爽快:次回も巴里⇔ミラノは
アリタリア便を選びたい~[手(チョキ)]

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