リゴレット vs ベレニス ★ TEC vs ガルニエ~♪ [パリ:TCE.fr]

暫しのご無沙汰 ≪ ジゼッペ・ヴェルディ ≫ に心浮立たせ満足の至り \(^o^)/
コンサート形式で、指揮者はじめ、ほゞ初耳[耳]歌手陣ながら公演を堪能させて
頂いた~[るんるん]

お目当ては久々の:サイミル・ピルグ:マントヴァ公・デュカ ~ 益々磨きの掛る
素晴らしい迫力の美声に惚れ惚れ~ 好色デュカを如才ない演技で好演~[黒ハート]
深み伴い滑らかに伸びる高音域:洗練された弾む音質:安定感のある歌唱力は逸品
16年ベルリン DOB ≪ 椿姫 ≫ 以来だが、想定を遥に超す魅惑の響きに魅了された☆彡

タイトルロール・リゴレット:サイモン・キンリィサイドは、ライヴ初耳[耳] 
ラジオで聴く限り興味を惹く声では無く [ リゴレット ] はイメージでは無かった。 
会場は万来の拍手に沸いたが、個人的にはカリスマに欠ける物足りない音質だった▼

コンサート形式とは云え多少の演技を交えた公演で、俗悪演出を見せられるより
音楽に集中出来て大満足。。 指揮者:グスタヴォ・ギメノ & 演奏家が素晴らし
かった[るんるん] 若手指揮者が多勢の現代音楽業界、洗練された構成で素晴らしい演奏を
聴かせて頂けた~[バー][演劇][バー]

ジルダ:エカテリーナ・シウリナ、バスティユ ≪ カプレティ・モンテッキィ ≫以来
何年振りか?? 美声を聴かせて頂いた~[キスマーク] 男性陣も総体的に良かった~♪

はてさて又もや奇遇に遭遇:一幕中盤 @ 突然対面から強烈なスポットライトを
浴びた瞬間『エェッ』驚く間もなく頭上から、モンテロネ侯爵の強烈な声量に
圧し潰された ЖЖ 定席:バルコン通路側席で気侭にリラックス状態で聴いて
居た所:突然ジェットバス並み激しい[雨]シャワーを浴びた様な [ カルロ・チニ ]
バスの厳かな響き。。。 

意外と長いフレーズの間、眩しいスポットライトに見舞われつゝ『傍で聴くと是程
強烈なのね~』関心と壮絶な驚きを交えつゝ耐えた~ふぅぅっ[涙] 

~~~~~~RIGOLETTO~~~~~~

2018年10月3日 TCE:シャンゼリゼ劇場≪リゴレット≫
指揮:Gustavo Gimeno direction
Orchestre Philharmonique du Luxembourg:ルクセンブルグ交響楽団
Philharmonia Chor Wien:ウィーンフィルコーラス団
ジルダ:Ekaterina Siurina / ジォヴァンナ:Alexandra Scholik
リゴレット:Sir Simon Keenlyside / モンテロネ侯爵:Carlo Cigni
マンドヴァ公デュカ:Saimir Pirgu / スパラフチルStanislav Trofimov
マッダレーナ:Alisa Kolosova / セプラノ侯爵:Kiril Chobanov
ボルサ:Pietro Picone Matteo / マルロ:Andrea Borghini Marullo

☆[トリスタン~] に現を抜かす開幕以来:すっかり忘れて居たTCEプログラム。 
何気にサイトアクセス:開けてびっくり『エッ? 今夜?』風に危機一髪で発見
デュカ @ サイミル・ピルグ ≪リゴレット≫ は誰でも良い~ が、ピルグだけは
絶対に聴き逃せない~ と急遽観劇にシフトで馳せ参じた結果は~\(^o^)/  
幸運の神様に感謝感激~◎★◎ 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

余談:
ヴェルディは、どの曲も徹頭徹尾ほゞ暗唱 ♪ ?♪~自然に体が弾んで拍子
とってしまう為、人迷惑にならないよう抑えるのが大変 ( 苦笑 ) 取分け
軽快な ≪リゴレット≫ は初心者の頃:80年代初期:ヘッドホン付けて
ウォクマン聴きながら掃除していた~[耳] 

日本出張の折は通勤時間が長かった為、車内ではウォークマン聴きながら
試験勉強の如くテキストに目を通す程、熱心だった (微笑) 学生時代にこれ位
熱心に勉強していたら、他の人生を歩んで居たかも~[カバン][携帯電話][本]

当時、未だ幼少の甥に『叔母ちゃん、それなぁに』と興味津々~ ヘッドホンを
[耳]に充てると大声に驚いた。『大きくなったら、オペラ歌手になってね』と云うと
『やだ、ドミンゴさんみたいに叔母ちゃんに追っ掛けられるから』と、追掛けの
意味が未だ分からず後ろから襲われる[追っ掛け]と思っていた様な~[走る人][走る人] (笑)

そんなこんなで、90年代から勤めた会社では、年間6/8回と云うイタリア出張
適当なイタリア語で何とか取引に漕ぎ着け~ 外国製品:直輸入の道筋を敷いた。
色々な経験(芸)に身を助けられながら ?

・・・・・[三日月]・・・・・☆・・・・・[晴れ]・・・・・

前日 2日、現代作曲家 Michael Jarrell ワールド・プルミエール:世界初公演
≪ベレニス≫ に恐る恐る挑戦~[考えてる顔] 25年前に何も知らずに挑戦 & 圧倒された
≪ヴォツェック≫ の経験を想い出し 『何だか知らないけれど:挑戦してみよう』
と態々年間予約で勇んで赴いたが。。正直:個人好みの曲では無かった。。

10年近く前、シャトレ劇場で ≪フライ≫ を観劇した際は原作:物語が分り
易く:50年代のアメリカン:コメディタッチで衣装や舞台装置が楽しく
初耳でも違和感なく愉しめた。 そんなサプライズも期待した~~[曇り] 

当時:指揮:プラシド・ドミンゴ氏と云う事で、仏ファンは [入待] とか
氏の到着を待って、写真撮って観劇せず帰宅したと伺った。米国人演出家の
構想が非常に面白かった為、姉と何回もリピートさせて頂いた~[目][耳]

ある晩:公演後『メロディーが頭に入り難い』と語ってられたドミンゴ氏
その晩はTCEでロラン・ヴィラゾンのコンサートだった様で『家族は皆TCE に
行っちゃったよ』と嘆いていらした[涙]

そんなこんな、雑談しか思い浮かばない世界初公演 ≪ ベレニス ≫
個人的には、ご高尚で溶け込めなかったと云うのが本音[涙] 悪しからず[m(_ _)m]

>>>>>>>Berenice<<<<<<

2018年10月2日  オペラ:ガルニエ座 ≪ ベレニス ≫
指揮:Philippe Jordan/ 舞台装置:Christian Schmidt
演出:Claus Guth / 衣装:Christian Schmidt&Linda Redlin
照明:Fabrice Kebour /ヴィデオ:rocafilm /脚本:Konrad Kuhn
コーラスマスター:Alessandro Di Stefano
テイト皇帝:Bo Skovhus /アンティオチュ:Ivan Ludlow
ベレニス:Barbara Hannigan/ ポラン:Alastair Miles
アルザス:Julien Behr/ ヘニチェ:Rina Schenfeld

☆ローマ皇帝 : ティトと恋人:ユダヤ:ヘロデ王の娘:ベレニスとの熱愛物語。 
二人の愛は成就せず、ベレニスは去り行く[カバン] モーツアルト ≪ティトの慈悲≫
前の話:ティトの悲哀~とでもいうべきか~?

☆指揮者としてのドミンゴ氏と違い、あらゆるジャンルの曲を熟すマエストロ
フィリップ・ジョルダン故、メロディー:旋律の無い曲を構成する事に何の
抵抗も無かったと思うが~[目][耳]

☆演出がクラウス・グースと云う事で期待しなかったが、もう少し分り易い
演出であれば、音楽が無調的:器楽形式音楽でも、何とか素人にも愉しめたと
思う~? 個人的感想~§Ψ

☆そんな訳でも無いが、舞台装置が無くても愉しめる ≪リゴレット≫ で[耳]
お耳([キスマーク])直し~~ ジゼッペに感動の宵を頂いた [黒ハート] グラツィエ・ミル 

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訃報:10月6日
ソプラノ:モンセラ・カヴァリエ女史 85歳で生涯の幕を閉じられたとの
訃報が届いた。 シャルル・アズナブール氏 95歳に続き活躍された偉大な
音楽家が生涯に幕を下ろされる~ 同時代を生きて来た人間として寂しい
限りである。 バルセロナの病院にご入院中だったとか~
 【 謹んでご冥福をお祈りいたします 】

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