レ・ユグノ*ジァコモ・メィエベ-ル★巴里バスティユ~♪ [パリ.fr]
何とか一度は聴きたいとの願望は叶った~安堵◎ 然しながら、カトリック教徒&
新教徒間の勢力争いで血生臭い悲劇 @ 悲惨な終結~ 組立式簡易:本棚的構造の
舞台。 升目のシンプルな3階建ての中で、右往左往上下と行動範囲が自由なモダン
建築。
救われたのは、このモダンな舞台装置か ? 子供のお部屋ごっこの様に全ての動きが
一目瞭然~ 白を基調にパステルカラーの色使い & 明るい照明等、悲惨な争いを
忘れさせて呉た [ シンプル・イズ・ベスト ] と常日頃の個人的信条に適合。。。
ヴァロワ王妃・マルゲリタ:リゼット・オロペザ 迫力の歌唱力~ 安定感のある音質
アリア【 素晴らしい国・トゥレヌ 】 で絶品のコロラトレを聴かせて頂いた~
17年 [ リゴレット ] で、ジルダ:ナディヌ・シエラ病欠の際、遠路遥々ご足労頂き
素晴らしい美声を、ご披露頂いた~ 感謝感激の美麗な音質を再び堪能の喜びに
浸った~
※当初:ディアナ・ダムラウの予定だったが、いつの間にか通達無く交代~? で、
今回も助け船~?? 察するに、ダムラウにあの声は出なかっただろう。。
二人目の主役ソプラノ @ ヴァレンティヌ:エルモネラ・ヤホ このご両人お目当てで
赴いたわけであるが、想定内:期待通りで満足 \(^o^)/ 只、開幕寸前:舞台脇に
報道官ご登場?『エルモネラ・ヤホ:体調不振ですが歌います。 ご了承賜り度く』
との予防線。 公演終盤ともなれば、多少疲労も致し方ない?
声に活力と伸びが無かったが、精一杯テクニックを凝らし美声を奏で熱演~
ドラマを紡いだ~ブラボー
新教徒(ユグノ)の騎士・ラウル・テナー:ヨセフ・カン~ 美声を奏でたが
カリスマ欠如の声質 & 演技力不足という感も否めない。 声質は良かったが
残念ながら華が無い為、ドラマとは程遠かった 幸いソプラノお二人の
声 & 演技共に抜群だった為、満足の公演に辿り着いた~安堵
※テナーもひと月前にキャストチェンジ:ブライヤン・ヒメル 体調不良か?
逃避か?(冗談)~ 事情は存じ上げないが @ ヨセフ・カンに交代。ドイツ圏で
ご活躍中の様で、 ベルリンで既に[ レ ユグノ:ラウル ]を演じた経験保持者~
ドレスデンでもこの先、公演予定がある様な、、、歌唱準備は万端~!
残念ながら奥方(ダムラウ)不在の ご主人、深い響きのバス:二コラ・テステ
貫禄の歌唱で存在感抜群:マルセルを演じた~
ネヴェル伯爵:フロリアン・サムペイ~ 美声であるが味が無い。通常:喜劇的
コミカルな役が多く個人的には、何となく神妙な役になじんで居ない雰囲気を
感じた。 ヴァレンティヌの夫:ネヴェル伯爵は、騎士ラウルとは恋敵である
が何か駄々こねた風で、深刻な様相を感じ取れなかった~??
サン・ブリス伯爵:ポール・ガイ :威厳ある美声に容姿伴い品格のある旧教徒
厳しい表情で、ヴァレンティヌの父親を演じた。 お気の毒にユグノに改宗して
ラウルと永遠の契りを結ぶ娘 & ラウル、マルセルの三人が旧教徒に銃殺される
残虐な最期。 射殺された一人が娘だった事を知り愕然として身を崩す
サンジェルマン教会の鐘や、プレ・オ・クレ広場等、サンジェルマン界隈
身近な散歩道を舞台に繰り広げられた物語に、個人的関心を惹かれた。。
実話では無い? にしても旧教徒と新教徒との宗教間での血生臭い争いが存在
したのだろうと想像に及ぶ。。。勉強不足で歴史は疎い~
※物語は、サン・バルテルミーの大虐殺として仏歴史上最大の宗教戦争:
1572年5月24日 聖バルテルミー祝日の惨劇を基に、台本が書かれた様な。
新教徒プロテスタントを改革派として [ ユグノ ]と呼んで居たという~
仏人に訊ねても知らない方が多く、資料を読むだけでも残虐な出来事を
知る気分になれず~
・・¶・・・LES HUGUENOTS ・・・¶・・
2018年10月20日 巴里バスティユ ≪ レ ユグノ ≫
Opera en cinq actes オペラ5幕
作曲 : Giacomo Meyerbeer / ジァコモ・メィエベ-ル
脚本 : Eugene Scribe / Emile Deschamps
指揮 : Michele Mariotti/ 衣装s: Tanja Hofmann
演出 : Andreas Kriegenburg/ 舞台装置 : Harald B. Thor
照明 : Andreas Gruter / 振付 : Zenta Haerter
コーラスマスター : Jose Luis Basso
Marguerite de Valois:Lisette Oropesa
Raoul de Nangis : Yosep Kang / Urbain : Karine Deshayes
Valentine : Ermonela Jaho / Le Comte de Saint-Bris : Paul Gay
Marcel : Nicolas Teste /Tavannes, premier moine :Cyrille Dubois
Cosse, un etudiant catholique : Francois Rougier
Le Comte de Nevers : Florian Sempey
指揮者は特筆する程でも無かった。。。仏語の台詞の為か、主役数人を除く歌手陣に
仏人が多く、メゾ:カリヌ・デシャイエ、テナー:シリル・デュボワ等、歌唱力の
ある歌手が脇をしっかり固めた~
ジァコモ・メィエベール の作品は上演機会が極小で、中々お目に掛かれない為
この度は聴き逃したくなかった~ 音楽的には再聴したかったが、何せ
血生臭い最期に気が重く、リヨンの演出に続き~ 血の気に弱い気性から断念Φ
過去に聴いた作品では、1980年代:オペラ初心者の頃、巴里ガルニエ座で上演の
≪ 悪魔のロベール≫ 次いで1998年 @ ウィーン ≪ 預言者 ≫ 演出は賛否両論
ではあったが最高に愉しかった~ 三作品の中で個人的には ≪ 預言者 ≫
が曲的に好みかも~~
※ワグナー並み長時間作品であるが、ドラマティックに構成された曲 & 脚本に
惹きこまれる為か、時間の長さは感じられない~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~~~~~ ROBERT LE DIABLE ~~~~~
1985年 オペラ・ガルニエ ≪ 悪魔のロベール ≫
指揮:Thomas Fulton
演出:Petrika Ionesco /振付:Andre Prokovsky
舞台装置:Petrika Ionesco/ 衣装:Florica Malureanu
Orchestre et Choeurs d’Opera National de Paris巴里国立交響楽団&合唱団
Robert:Rockwell Blake / Raimbaut:Walter Donati
Bertram:Samuel Ramey /Un Pretre:Philippe Desert
Isabelle:June Anderson / Alice:Michele Lagrange
Alberti:Jean-Philippe Marliere / Un Heraut:Michel Philippe
新教徒間の勢力争いで血生臭い悲劇 @ 悲惨な終結~ 組立式簡易:本棚的構造の
舞台。 升目のシンプルな3階建ての中で、右往左往上下と行動範囲が自由なモダン
建築。
救われたのは、このモダンな舞台装置か ? 子供のお部屋ごっこの様に全ての動きが
一目瞭然~ 白を基調にパステルカラーの色使い & 明るい照明等、悲惨な争いを
忘れさせて呉た [ シンプル・イズ・ベスト ] と常日頃の個人的信条に適合。。。
ヴァロワ王妃・マルゲリタ:リゼット・オロペザ 迫力の歌唱力~ 安定感のある音質
アリア【 素晴らしい国・トゥレヌ 】 で絶品のコロラトレを聴かせて頂いた~
17年 [ リゴレット ] で、ジルダ:ナディヌ・シエラ病欠の際、遠路遥々ご足労頂き
素晴らしい美声を、ご披露頂いた~ 感謝感激の美麗な音質を再び堪能の喜びに
浸った~
※当初:ディアナ・ダムラウの予定だったが、いつの間にか通達無く交代~? で、
今回も助け船~?? 察するに、ダムラウにあの声は出なかっただろう。。
二人目の主役ソプラノ @ ヴァレンティヌ:エルモネラ・ヤホ このご両人お目当てで
赴いたわけであるが、想定内:期待通りで満足 \(^o^)/ 只、開幕寸前:舞台脇に
報道官ご登場?『エルモネラ・ヤホ:体調不振ですが歌います。 ご了承賜り度く』
との予防線。 公演終盤ともなれば、多少疲労も致し方ない?
声に活力と伸びが無かったが、精一杯テクニックを凝らし美声を奏で熱演~
ドラマを紡いだ~ブラボー
新教徒(ユグノ)の騎士・ラウル・テナー:ヨセフ・カン~ 美声を奏でたが
カリスマ欠如の声質 & 演技力不足という感も否めない。 声質は良かったが
残念ながら華が無い為、ドラマとは程遠かった 幸いソプラノお二人の
声 & 演技共に抜群だった為、満足の公演に辿り着いた~安堵
※テナーもひと月前にキャストチェンジ:ブライヤン・ヒメル 体調不良か?
逃避か?(冗談)~ 事情は存じ上げないが @ ヨセフ・カンに交代。ドイツ圏で
ご活躍中の様で、 ベルリンで既に[ レ ユグノ:ラウル ]を演じた経験保持者~
ドレスデンでもこの先、公演予定がある様な、、、歌唱準備は万端~!
残念ながら奥方(ダムラウ)不在の ご主人、深い響きのバス:二コラ・テステ
貫禄の歌唱で存在感抜群:マルセルを演じた~
ネヴェル伯爵:フロリアン・サムペイ~ 美声であるが味が無い。通常:喜劇的
コミカルな役が多く個人的には、何となく神妙な役になじんで居ない雰囲気を
感じた。 ヴァレンティヌの夫:ネヴェル伯爵は、騎士ラウルとは恋敵である
が何か駄々こねた風で、深刻な様相を感じ取れなかった~??
サン・ブリス伯爵:ポール・ガイ :威厳ある美声に容姿伴い品格のある旧教徒
厳しい表情で、ヴァレンティヌの父親を演じた。 お気の毒にユグノに改宗して
ラウルと永遠の契りを結ぶ娘 & ラウル、マルセルの三人が旧教徒に銃殺される
残虐な最期。 射殺された一人が娘だった事を知り愕然として身を崩す
サンジェルマン教会の鐘や、プレ・オ・クレ広場等、サンジェルマン界隈
身近な散歩道を舞台に繰り広げられた物語に、個人的関心を惹かれた。。
実話では無い? にしても旧教徒と新教徒との宗教間での血生臭い争いが存在
したのだろうと想像に及ぶ。。。勉強不足で歴史は疎い~
※物語は、サン・バルテルミーの大虐殺として仏歴史上最大の宗教戦争:
1572年5月24日 聖バルテルミー祝日の惨劇を基に、台本が書かれた様な。
新教徒プロテスタントを改革派として [ ユグノ ]と呼んで居たという~
仏人に訊ねても知らない方が多く、資料を読むだけでも残虐な出来事を
知る気分になれず~
・・¶・・・LES HUGUENOTS ・・・¶・・
2018年10月20日 巴里バスティユ ≪ レ ユグノ ≫
Opera en cinq actes オペラ5幕
作曲 : Giacomo Meyerbeer / ジァコモ・メィエベ-ル
脚本 : Eugene Scribe / Emile Deschamps
指揮 : Michele Mariotti/ 衣装s: Tanja Hofmann
演出 : Andreas Kriegenburg/ 舞台装置 : Harald B. Thor
照明 : Andreas Gruter / 振付 : Zenta Haerter
コーラスマスター : Jose Luis Basso
Marguerite de Valois:Lisette Oropesa
Raoul de Nangis : Yosep Kang / Urbain : Karine Deshayes
Valentine : Ermonela Jaho / Le Comte de Saint-Bris : Paul Gay
Marcel : Nicolas Teste /Tavannes, premier moine :Cyrille Dubois
Cosse, un etudiant catholique : Francois Rougier
Le Comte de Nevers : Florian Sempey
指揮者は特筆する程でも無かった。。。仏語の台詞の為か、主役数人を除く歌手陣に
仏人が多く、メゾ:カリヌ・デシャイエ、テナー:シリル・デュボワ等、歌唱力の
ある歌手が脇をしっかり固めた~
ジァコモ・メィエベール の作品は上演機会が極小で、中々お目に掛かれない為
この度は聴き逃したくなかった~ 音楽的には再聴したかったが、何せ
血生臭い最期に気が重く、リヨンの演出に続き~ 血の気に弱い気性から断念Φ
過去に聴いた作品では、1980年代:オペラ初心者の頃、巴里ガルニエ座で上演の
≪ 悪魔のロベール≫ 次いで1998年 @ ウィーン ≪ 預言者 ≫ 演出は賛否両論
ではあったが最高に愉しかった~ 三作品の中で個人的には ≪ 預言者 ≫
が曲的に好みかも~~
※ワグナー並み長時間作品であるが、ドラマティックに構成された曲 & 脚本に
惹きこまれる為か、時間の長さは感じられない~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
~~~~~ ROBERT LE DIABLE ~~~~~
1985年 オペラ・ガルニエ ≪ 悪魔のロベール ≫
指揮:Thomas Fulton
演出:Petrika Ionesco /振付:Andre Prokovsky
舞台装置:Petrika Ionesco/ 衣装:Florica Malureanu
Orchestre et Choeurs d’Opera National de Paris巴里国立交響楽団&合唱団
Robert:Rockwell Blake / Raimbaut:Walter Donati
Bertram:Samuel Ramey /Un Pretre:Philippe Desert
Isabelle:June Anderson / Alice:Michele Lagrange
Alberti:Jean-Philippe Marliere / Un Heraut:Michel Philippe
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